JP4078230B2 - モータの製造方法、およびモータ - Google Patents

モータの製造方法、およびモータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータケースの内部に複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたモータの製造方法、およびモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータは、モータケースと、このモータケース内で複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたステータと、このステータの内側に配置されたロータとを有している。複数枚のステータコアは、胴部にコイルが巻回されたコイルボビンを軸線方向における両側から挟むように配置され、この状態で、ステータコアに形成されている極歯は、コイルボビンの内周面において周方向に並んだ状態にある。
【0003】
このようなステッピングモータにおいて、モータの角度精度やノイズ特性を高めるには、磁気回路を構成する各ステータコアのラジアル方向における位置精度を高める必要がある。
【0004】
このため、従来は、ステータコア、およびモータケースを各々高い寸法精度で製造することにより、モータケース内に各ステータコアを配置した状態でステータコアのラジアル方向における位置が揃うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ステッピングモータに対しては、モータの角度精度やノイズ特性をさらに向上することが要求されている一方、ステータコア、およびモータケースの寸法ばらつきを完全になくすことは不可能である。このため、ステータコア、およびモータケースの寸法精度だけでステータコアのラジアル方向における位置精度を高める方法では、モータ特性をこれ以上、向上するのは困難であるという問題点がある。とりわけ、ステッピングモータを小型化、薄型化した場合には、ステータコア、およびモータケースの寸法精度だけでステータコアのラジアル方向における位置精度を高めることは極めて困難である。
【0006】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、モータケース内で各ステータコアの位置を合わせることにより、モータ特性のさらなる向上を図ることのできるモータの製造方法、およびモータを提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、モータケースと、該モータケース内で複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたステータと、該ステータの内側に配置されたロータとを有し、前記複数枚のステータコアは、胴部にコイルが巻回されたコイルボビンを軸線方向における両側から挟むように配置されているモータの製造方法において、前記モータケースの側面に、前記複数枚のステータコアの各々においてラジアル方向に鍔状に張り出す各コア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とを形成しておき、前記モータケース内に前記ステータを配置した後、前記第1の開口部および前記第2の開口部で前記複数枚のステータコアの各々の前記コア外周端部をラジアル方向に両側から同時に押圧して前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整することを特徴とする。
【0008】
従来であれば、モータケース内でステータを配置した後、ステータコアの位置を合わせることができなかったのに対して、本発明では、モータケースの側面に対して複数枚のステータコアの各々のコア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とを形成しておき、モータケース内にステータを配置した後、第1の開口部および第2の開口部から複数枚のステータコアのコア外周端部をラジアル方向に両側から押圧してステータコアの位置を調整するため、各ステータコアの位置を高い精度で確実に調整することができる。従って、モータ特性のさらなる向上を図ることができる。また、モータケースの側面部に第1の開口部および第2の開口部を形成した分、モータケースの肉厚に相当する分、モータの径を小さくできるという利点がある。
【0011】
このように構成した場合には、前記第1の開口部および前記第2の開口部の各々で前記複数のステータコアの各コア外周端部を同時に押圧可能な第1の押圧板および第2の押圧板を備えた位置調整具によって、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整することが好ましい。
【0012】
本発明において、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整した後、前記複数のステータコアと前記モータケースとを固定することが好ましい。このように構成すると、複数枚のステータコアを高い位置精度に保持できるので、モータの信頼性が向上する。
【0013】
本発明において、前記複数枚のステータコアを前記モータケースに固定するにあたっては、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整した後、前記第1の開口部および前記第2の開口部の内周縁部分で前記複数枚のステータコアと前記モータケースとを溶接することが好ましい。
【0014】
また、本発明では、モータケースと、該モータケース内で複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたステータと、該ステータの内側に配置されたロータとを有し、前記複数枚のステータコアは、胴部にコイルが巻回されたコイルボビンを軸線方向における両側から挟むように配置されているモータにおいて、前記モータケースの側面には、前記複数枚のステータコアの各々においてラジアル方向に鍔状に張り出す各コア外周端部をラジアル方向に両側から同時に押圧して前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整するために、各コア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とが形成されており、前記第1の開口部および前記第2の開口部の内周縁部分で前記複数枚のステータコアと前記モータケースとが溶接されていることを特徴とする。
【0015】
このように構成したモータでは、モータケース内でステータコアの位置を調整した後、ステータコアとモータケースとを溶接できる。それ故、ステータコアを高い精度で位置合わせした状態を維持できるので、モータの信頼性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明を適用したステッピングモータ、およびその製造方法を説明する。
【0017】
(ステッピングモータ)
図1(A)、(B)、(C)および(D)は、本例のステッピングモータを示す正面図、左側面図、右側面図および底面図である。図2は、図1のステッピングモータの内部構造を示す半断面図である。
【0018】
これらの図に示すように、ステッピングモータ1は、モータケース2と、このモータケース2内に配置されたステータ3と、ステータ3の内側に配置されたロータ4とを有している。ロータ4は、回転軸41と、回転軸41の基端側に取り付けられた永久磁石42を備えている。
【0019】
モータケース2は、上下方向(軸線方向)に連結された上ケース23および下ケース24から構成されている。上ケース23は、上面231にコの字形状のフレーム232が取り付けられ、このフレーム232には、回転軸41の先端を回転可能に支持するスラストベアリング233が取り付けられている。下ケース24には、下面241に円環状のキャップ部242が形成され、このキャップ部242には、ロータ4の永久磁石42が通る内孔の円形開口243が形成されている。円形開口243は、ステッピングモータ1を組み立てる際、モータケース2内にロータ4を回転軸41の先端側から通すときの入口になっており、円形開口243には、回転軸41の基端側を回転可能に支持するスライドベアリング244が嵌るようになっている。スライドベアリング244は、キャップ部241に被せられた金属製のカップ状カバー245の底部で切り起こされた板ばね246によって回転軸41に向けて押圧される。
【0020】
ステータ3は、胴部にコイルが巻回された第1のボビン31および第2のボビン32と、第1のボビン31を上下から挟むように配置された第1のステータコア51および第2のステータコア52と、第2のボビン32を上下に挟むように配置された第3のステータコア53よび第4のステータコア54とを備えている。第1および第2のボビン31、32は、各ステータコア51、52、53、54で挟まれた状態で、モータケース2内において、軸線方向に重ねて配置されている。
【0021】
このようにしてモータケース2内にステータ3が配置された状態で、第1ないし第4のステータコア51、52、53、54にそれぞれ形成された複数の極歯55は、第1および第2のボビン31、32を軸線方向に貫通するロータ挿通穴の内周面に沿って周方向に並んだ状態にある。
【0022】
なお、第1のボビン31および第2のボビン32の半径方向外側には基板33が取り付けられており、この基板33に各ボビン31、32のコイル巻線の端末が接続されるようになっている。
【0023】
ここで、第1ないし第4のステータコア51、52、53、54の外径寸法は、第1および第2のボビン31、32の外径寸法に比べると大きいため、ステータ3において、第1ないし第4のステータコア51、52、53、54のラジアル方向における外周端部が最も外周側に位置している。
【0024】
このように構成したステッピングモータ1において、本形態では、モータケース2の側面には、ラジアル方向で相対向する部分が切り欠かれて第1の開口部21と第2の開口部22とが形成されている。このため、モータケース2は、底面からみると小判形状をしている。従って、ステッピングモータ1の外径寸法は、モータケース2の側面を切り欠いた分、薄型化されている。
【0025】
また、第1の開口部21および第2の開口部22からは、第1および第2のボビン31、32のラジアル方向で対向する部分、およびステータコア51、52、53、54においてラジアル方向で対向する部分の外周端部が露出している。本形態では、後述するように、第1の開口部21および第2の開口部22からステータコア51、52、53、54の外周端部が露出している構造を利用して、ステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を揃える。また、図1(B)、(C)にP1〜P3で示すように、モータケース2と、ステータコア51、52、53、54とを第1および第2の開口部21、22の内周縁部分で溶接し、固着する。
【0026】
(ステッピングモータの製造方法の概略説明)
図3(A)ないし(D)は、図1に示すステッピングモータ1の組み立て手順を示す説明図である。
【0027】
図3(A)に示すように、図1に示すステッピングモータ1を組み立てるにあたっては、第1および第2のステータコア51、52の間に挟んだ第1のボビン31と、第3および第4のステータコア53、54の間に挟んだ第2のボビン32とを重ねてステータ3を構成する。
【0028】
次に、図3(B)および(C)に示すように、ステータ3を上ケース23および下ケース24で上下から挟んでモータケース2を組み立てる。モータケース2の側面における対向する部分には、第1および第2の開口部21、22が形成されており、第1および第2の開口部21、22からは、ステータ3の一部が露出した状態となっているので、詳しくは後述する位置調整工程を行い、ステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を揃えてから、ステータコア51、52、53、54をモータケース2に溶接固定する。
【0029】
次に、図3(D)において、モータケース2にロータ4を下ケース24のキャップ部241の側から挿入し、回転軸41の先端を上ケース22のフレーム232に取り付けたスラストベアリング233で支持し、回転軸41の基端を下ケース24のキャップ部241に取り付けたスライドベアリング244で支持する。スライドベアリング244をキャップ部241にカップ状カバー245を嵌めて下ケース2に固定し、図1に示すステッピングモータ1が完成する。
【0030】
(ステータコア51〜54の位置合わせ)
図4(A)ないし(C)は、ステッピングモータ1のステータコア51、52、53、54の位置調整に用いる位置調整治具の説明図である。図5は、図4の位置調整治具を用いてモータケース2内のステータコア51、52、53、54の位置を揃える様子を拡大して示す説明図である。
【0031】
本形態では、図3(C)に示すように、モータケース2内にステータ3を配置した後、図4に示す位置調整治具6を用いて、ステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を揃える。
【0032】
このような調整に用いる位置調整治具6は、図4(A)に示すように、本体部分61と、本体部分61の上面に直立するセンタピン62と、センタピン62の両側に平行に配置された一対の第1および第2の押圧板63、64とを有している。
【0033】
第1および第2の押圧板63、64は、モータケース2の第1および第2の開口部21、22よりもやや小さめに形成されている。また、第1および第2の押圧板63、64は各々、腕部分65、66の一方の端部65a、66aに回転可能に取り付けられている。ここで、腕部分65、66は各々、長手方向における中心部分が本体部分61に対してピン68、69で止められており、これらのピン69、69を中心に回転可能である。また、腕部分65、66の他方の端部65b、66bの側は、外側に広がるようにコイルばね67によって付勢されている。このため、第1および第2の押圧板63、64は、それぞれ内側に付勢された状態にある。この状態において、第1および第2の押圧板63、64の間隔は、ステータコア51、52、53、54の外周端部を両側から押圧可能な寸法になっている。
【0034】
腕部分65、66の他方の端部65b、66bは、本体部分61からプッシュボタン状に突き出ている。このため、腕部分65、66における端部65b、66bを押すと、図4(B)に示すように、コイルばね67が圧縮されるとともに、腕部分65、66がピン68、69を中心に回転し、第1および第2の押圧板63、64の間隔が広がる。
【0035】
このように構成した位置調整治具6を用いてステータコア51、52、53、54の位置合わせを行うには、図4(B)に示すように、腕部分65、66の他方の端部65b、66bを押して、第1および第2の押圧板63、64の間隔を広げ、この状態の位置調整治具6に対して、図3(C)に示すようにステータ3を収納したモータケース2を下ケース24の側からセンタピン62を通して本体部分61の上面にセットし、しかる後に、腕部分65、66の他方の端部65b、66bを解放する。その結果、図4(C)に示すように、コイルばね67によって、腕部分65、66がピン69、69を中心に回転し、第1および第2の押圧板63、64の間隔が狭まる。
【0036】
それにより、モータケース2内では、センタピン62によって、ステータコア51、52、53、54およびコイルボビン31、32の中心が合わせられ、かつ、この状態で、図5に示すように、コイルばね67の付勢力によって、第1および第2の押圧板63、64は、第1および第2の開口部21、22で露出しているステータコア51、52、53、54の外周端部を両側から同時に押圧して、ステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を同時に揃える。
【0037】
しかる後には、例えば、図1(B)、(C)にP1〜P3で示すように、モータケース2と、ステータコア51、52、53、54とを第1および第2の開口部21、22の内周縁部分で溶接し、固着する。
【0038】
(本形態の効果)
このように本形態ステッピングモータ1、およびその製造方法では、モータケース2の側面に対してステータコア51、52、53、54の各々のコア外周端部を露出させる第1および第2の開口部21、22を形成しておき、モータケース2内にステータ3を配置した後、第1および第2の開口部21、22からステータコア51、52、53、54のコア外周端部をラジアル方向に同時に押圧してステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を揃える。このため、各ステータコア51、52、53、54の位置を高い精度で確実、かつ、容易に揃えることができる。従って、ステッピングモータ1のディテントトルクの減少、角度精度の向上およびノイズ低減などといった諸特性を向上することができる。また、モータケース2の側面部に第1および第2の開口部21、22を形成した分、モータケース2の肉厚に相当する分、モータの径を小さくできるという利点がある。
【0039】
しかも、本形態では、モータケース2の側面の相対向する部分に2つの開口部21、22を形成したので、ステータコア51、52、53、54のコア外周端部を両側から押圧してステータコア51、52、53、54のラジアル方向における位置を揃えることができる。それ故、ステータコア51、52、53、54の位置をより高い精度に確実に、かつ、容易に揃えることができる。
【0040】
また、ステータコア51、52、53、54の位置を揃えるにあたって、第1および第2の開口部21、22の各々でステータコア51、52、53、54の各外周端部を同時に押さえる第1および第2の押圧板63、64を備えた位置調整具6を用いたので、ステータコア51、52、53、54の位置を確実に、かつ、容易に揃えることができる。
【0041】
しかも本形態では、モータケース2内でステータコア51、52、53、54の位置合わせを行った後、ステータコア51、52、53、54とモータケース2とを第1および第2の開口部21、22の開口縁で溶接できるので、ステータコア51、52、53、54を高い精度で位置合わせした状態を維持できる。それ故、ステッピングモータ2の信頼性が向上する。
【0042】
(その他の実施の形態)
上記の例では、各ステータコア51、52、53、54の位置を揃えているが、ステッピングモータ1の特性によっては、各ステータコアの位置をずらしてステッピングモータを組み立てることが必要な場合がある。そのような場合には、位置調整治具6の第1および第2の押圧板63、64を各ステータコアをずらして位置決めする形状に変更することにより、各ステータコア51、52、53、54を意識的にずらして位置決めすることができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、モータケースの側面に対して複数枚のステータコアの各々のコア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とを形成しておき、モータケース内にステータを配置した後、第1の開口部および第2の開口部から複数枚のステータコアのコア外周端部をラジアル方向に両側から押圧してステータコアのラジアル方向における位置を揃えるため、各ステータコアの位置を確実に揃えることができる。従って、モータ特性のさらなる向上を図ることができる。また、モータケースの側面部に開口部を形成した分、モータケースの肉厚に相当する分、モータの径を小さくできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)ないし(D)はそれぞれ、本発明を適用したステッピングモータの正面図、左側面図、右側面図および底面図である。
【図2】図1のステッピングモータの内部構造を示す半断面図である。
【図3】(A)ないし(D)はそれぞれ、図1に示すステッピングモータの組み立て手順を示す説明図である。
【図4】(A)ないし(C)はそれぞれ、図1のステッピングモータにおけるステータコアの位置合わせに用いる位置調整治具の説明図である。
【図5】図4の位置調整治具を用いて位置合わせされるモータケース内のステータコアを示す拡大説明図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ
2 モータケース
3 ステータ
4 ロータ
6 位置調整治具
21 第1の開口部
22 第2の開口部
23 上ケース
24 下ケース
31 第1のボビン
32 第2のボビン
41 回転軸
51 第1のステータコア
52 第2のステータコア
53 第3のステータコア
54 第4のステータコア
62 センタピン
63 第1の押圧板
64 第2の押圧板
65、66 腕部分
67 コイルばね

Claims (5)

  1. モータケースと、該モータケース内で複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたステータと、該ステータの内側に配置されたロータとを有し、前記複数枚のステータコアは、胴部にコイルが巻回されたコイルボビンを軸線方向における両側から挟むように配置されているモータの製造方法において、
    前記モータケースの側面に、前記複数枚のステータコアの各々においてラジアル方向に鍔状に張り出す各コア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とを形成しておき、
    前記モータケース内に前記ステータを配置した後、前記第1の開口部および前記第2の開口部で前記複数枚のステータコアの各々の前記コア外周端部をラジアル方向に両側から同時に押圧して前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整することを特徴とするモータの製造方法。
  2. 請求項1において、前記第1の開口部および前記第2の開口部の各々で前記複数のステータコアの各コア外周端部を同時に押圧可能な第1の押圧板および第2の押圧板を備えた位置調整具によって、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整することを特徴とするモータの製造方法。
  3. 請求項1または2において、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整した後、前記複数枚のステータコアと前記モータケースとを固定することを特徴とするモータの製造方法。
  4. 請求項3において、前記複数枚のステータコアを前記モータケースに固定するにあたっては、前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整した後、前記第1の開口部および前記第2の開口部の内周縁部分で前記複数枚のステータコアと前記モータケースとを溶接することを特徴とするモータの製造方法。
  5. モータケースと、該モータケース内で複数枚のステータコアが軸線方向に重ねて配置されたステータと、該ステータの内側に配置されたロータとを有し、複数枚の前記ステータコアは、胴部にコイルが巻回されたコイルボビンを軸線方向における両側から挟むように配置されているモータにおいて、
    前記モータケースの側面には、前記複数枚のステータコアの各々においてラジアル方向に鍔状に張り出す各コア外周端部をラジアル方向に両側から同時に押圧して前記複数枚のステータコアのラジアル方向における位置を調整するために、各コア外周端部をラジアル方向における相対向する部分で露出させる第1の開口部と第2の開口部とが形成されており、
    前記第1の開口部および前記第2の開口部の内周縁部分で前記複数枚のステータコアと前記モータケースとが溶接されていることを特徴とするモータ。
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