JP3867557B2 - モータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータに関し、特に直流ブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の装置として特開2000−217283号公報に記載されているものがある。このモータの固定子はm個のティース部と各ティース部を半径方向外側で一体的に連結する円環状のコアバック部を有する板状部材を、ティース数mより小さいn個に分割した板状部材をコアバック部の周方向に沿ってコアバック全周分並べて積層して形成される。積層されたティース部には、ティース部を励磁するためのコイルが巻き回されて固定子が構成される。
【0003】
このモータの固定子では、製造工程において隣接するティース部の限られた空間内で機械によりコイルを巻き回すためコイルの巻きに乱れが生じる。その結果、巻かれたコイルの厚みが増加し、コイルの厚みのためにモータを薄く構成することは困難であった。コイルの厚みを減らす方法として、ティース部に直接コイルを巻き回す代わりに、ボビンを使用する手段がある。つまり、固定子とは別体の円筒状のボビンにコイルを整列巻きして、ティース部をボビン内周に挿通する状態で嵌合するものである。しかし、従来の固定子のティース部では、嵌合したボビンがティース部から脱落しないようにティース部に止め具を取り付ける等固定方法が煩雑であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
組み付け性の良い薄型のモータを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した技術的課題を解決するために講じた第1の技術的手段は請求項1に示すように、略円柱状の回転子と、該回転子外周面と所定間隔を保ちつつ回転子側へ突設された複数のティース部と前記ティース部を連結するコアバック部が一体的に形成された固定子と、前記ティース部に配設されたコイルとを備え、前記固定子は前記回転子の径方向に複数個に分割されたモータにおいて、前記コイルは円筒状のボビンに整列巻きされた角線であり、前記固定子は複数通りの互いに異なる形状の金属の板状部材を前記回転子の軸方向に積層することで形成され、前記ボビンは前記ティース部に嵌合した後、前記板状部材を互いに前記回転子の軸方向に垂直な平面内で移動させたことを特徴とするモータを構成したことである。
【0006】
上記の構成によれば、固定子のティース部へのコイルの配設方法として、円筒状のボビンに予め角線コイルを整列巻きして、ティース部がボビンを挿通する状態で、ボビンをティース部に嵌合して配設できる。角線コイルをボビンに整列巻きすることにより、固定子のティース部を磁化するボビンの線積率が上げられるため、コイル巻き数を減らさずにボビンの径方向の大きさを縮小できる。この径方向に縮小されたボビンを嵌合することによって固定子、ひいてはモータ全体の回転子軸方向のサイズ即ち厚さが縮小され、薄型のモータを構成することができる。また、複数通りの異なる形状の板状部材を回転子の軸に垂直な平面内において互いに移動することによって固定子のティース部の外周寸法、即ち幅を変化させることができる。ティース部の幅を小さくした時にボビンを嵌め、ティース部の幅を大きくすることでボビンをティース部に固定することができる。そのため、無理な力を加えることなくボビンをティース部に嵌合することができ、ボビンをティース部に嵌合時に、ボビン破損を防止できる。
【0007】
より好ましくは請求項2に示すように、前記固定子の複数の前記ティース部は互いに平行に延在し、前記板状部材は前記ティース部の延在方向に垂直な方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載のモータを構成したことである。
【0008】
上記の構成によれば、複数のティース部は互いに平行であるため、全てのティース部に対してボビンの嵌め方向が一致する。よってボビンのティース部への組み付け性は良いものになる。
【0009】
さらに好ましくは請求項3に示すように、前記板状部材において前記ティース部は板状であり、前記ティース部の延在方向に垂直な方向の長さは互いに異なることを特徴とする、請求項2に記載のモータを構成したことである。
【0010】
上記の構成によれば、磁気回路が長くなる長いティース部は幅を大きく、磁気回路が短くなる短いティース部は幅を小さくすることができ、ティース部間の磁気抵抗の大きさを揃えることで、異なる長さのティース部が発生する磁界の強さを揃えることができ、磁界の強さのばらつきに起因するモータのコギングトルクを小さくすることができる。
【0011】
さらに、請求項4に示すように、前記固定子は前記回転子の径方向に2分割され、互いの前記固定子の接合面は平面で構成されることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか1項に記載のモータとするとよい。
【0012】
上記の構成によれば、2分割された固定子間の接合が安定し、固定子の内周に並ぶ複数のティース部がなす円筒状の空間の真円度が向上する。これにより、モータの回転及びモータのトルクを安定させることができる。
【0013】
さらに、請求項5に示すように、前記板状部材には回転子の径方向に平行な長孔が設けられ、前記回転子の軸方向に略平行な棒状部材がモータの回転軸方向に前記長孔を挿通し、前記板状部材は互いに長孔の長手方向に沿って移動することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のモータとするとよい。
【0014】
上記の構成によれば、長孔と棒状部材により板状部材間の移動方向が規制されるため、正確且つ容易に板状部材を相対移動させることが可能になる。
【0015】
さらに、請求項6に示すように、前記板状部材は2種類の形状の2組からなり、2種類の前記形状は互いに反転形状であることを特徴とする請求項1乃至4に記載のモータとするとよい。
【0016】
上記の構成によれば、2種類の互いに異なる形状の板状部材を、1種類の板状部材を製造し、半分を引っくり返し、残り半分と組み合わせるだけで用意できるため、板状部材の製造工程を簡単化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態であるモータの構成を添付した図1乃至4に基づいて以下に説明する。
【0018】
図1及び2に示すように、本発明の実施形態である直流ブラシレスモータは主に、モータ出力軸13に同軸的に配設された略円筒状の磁性体(鉄製)の回転子1と、回転子1の外周面外側に所定隙間を保ちつつ取り囲むように配置された磁性体(鉄製)の固定子2と、固定子2を励磁するコイルである角線3が整列巻きされた非磁性体(樹脂製)のボビン4から構成される。さらに、図1に示すように上記モータは回転子1及び固定子2の下方側に非磁性体の(アルミ製)のモータカバー5を、回転子の下方側に鉄製の回転子支持軸6を備える。
【0019】
回転子1は、略円筒形状の鉄製の中実部材である回転子本体14と、上底部に図1上下方向に延びるモータ出力軸13を備える。回転子本体14の外周部には円筒状の永久磁石15が嵌合されている。下底部には円環状のベアリング16が嵌合され、ベアリング16の内周部には支持軸6が嵌合されている。支持軸6はモータカバー5を厚さ方向に形成された貫通孔21に圧入嵌合されている。以上の構成により回転子1はベアリング16を介して、支持軸6及びモータカバー5に回転可能に支持されている。
【0020】
回転子1の外周外側には、図1及び2に示すように固定子2の4個のティース部17と2個のティース部18が所定隙間を取って取り囲むように配置されている。固定子2はさらにティース部17とティース部18を図1及び2の左右方向外側で連結するコアバック部20を有する。
【0021】
上記の6個のティース部17、18の外周には、同じ端部外周にフランジを有した略円筒形状の6個のボビン4がそれぞれ嵌合されている。ボビン4のフランジ間の外周面には断面形状が正方形である角線3が整列巻きされている。角線3を整列巻きしたボビン4は、通常の円断面のコイルを巻いた場合に比較して線積率が高く、巻き数の割に巻きまわしたコイルの厚みが抑えられているため、ボビン4は径方向のサイズが比較的小さく構成されている。
【0022】
図2は図1で記述した直流ブラシレスモータからロータ11、ボビン4、モータカバー5、支持軸6を除いた状態を示している。この図2の固定子2は図3に示す回転子1の径に平行な平面38で2分割され、分割されたそれぞれの部分は、鋼板を打抜き成形品である板状部材24、34を交互に積層して構成される。
【0023】
図3に示すように板状部材24は板状部材34の略反転形状であり、異なるのは長孔7の有無である。(このため、図3以下では同じ部位が反転しているだけの場合は同じ呼び出し番号を付与している。)
板状部材34は、ティース部25、26、27及びティース部25、26、27を一体的に連結するコアバック部12A4を備えている。ティース部25、26及び27の先端部は回転子1の外周面所定隙間を取りつつ、これに沿う形状をなしている。ティース部25の先端部内側にはストッパ部32、ティース部26の先端部にはストッパ部33が一体的に形成されているさらにコアバック部12A4には打抜き成形による円孔28、29及び30が形成されている。
【0024】
板状部材24は、打抜き成形により上述の板状部材34を成形後、板状部材34を引っくり返し、円孔29部分に打抜き成形により長孔7を形成する工程を経て成形される。長孔7は幅が円孔29の径より若干大きくなるように形成されている。
【0025】
上述の図2に示す固定子2の2分割されたうちの一方を形成する板状部材24、34の平面図と斜視図を図4(a)、(b)に示す。図4(a)では板状部材24が板状部材34の上に重なった状態を示す。この板状部材24、34の積層が繰り返されて図4(b)に示すように固定子2の2分割されたうちの一方及び他方は形成されている。この状態で板状部材24の長孔7と板状部材34の円孔29は重なる位置になるように形成されている。図4(a)、(b)に示すように円孔29は長孔7の一端側(図4では下端)に位置している。複数枚の板状部材34の円孔29は積層した全ての板状部材24、34を上下方向に貫通しており、図4(a)、(b)に示すように円孔29には挿通ピン8(棒状部材)が嵌挿されている。挿通ピン8の外径は円孔29の内径と略同じだが、長孔7の幅はこの2つの径より若干大きいため、板状部材24と板状部材34は互いに長孔の長手方向にずらすことができる。
【0026】
板状部材24と板状部材34を互いにずらす際に用いる治具の構成を図5に基づいて以下に述べる。ガイド治具9及び固定治具10は直方体状の図示しない作業台上に固定された治具である。ガイド治具9の幅(図5の上下方向の長さ)は板状部材24の奥行き(図5の上下方向の長さ)よりやや大きめ、高さ(図5紙面垂直方向の長さ)は上述の積層した板状部材24、34の高さ以上である。固定治具10は図5に示すように円柱状で、外形は回転子1の外形よりやや小さく、高さ(図5紙面垂直方向の長さ)はガイド治具9と略同じである。一方、スライド治具11は上述した作業台上を移動するガイド治具9、固定治具10と略同じ高さの5角柱であり、図5に示すように板状部材24と当接する部分の形状に特徴を備える。即ち、スライド治具11の上記当接部は図4、5で示す板状部材34のティース部27の先端部外側に形成されたチャンファ部31に平行な面12を有している。
【0027】
面12のチャンファ部31への押圧力とガイド治具9からの反力により板状部材24の間に交互に積層された板状部材34全ての位置は上下方向について(図5紙面垂直方向)に容易且つ正確に揃うように決定される。
【0028】
次に本発明の実施の形態である直流ブラシレスモータの固定子2のティース部17,18の、ボビン4が嵌合される際の作用を添付した図5乃至7に基づいて以下に説明する。
【0029】
図6は、図4の積層した板状部材24,34の形成するティース部17,18の外寸とボビン4の径の対比、及びティース部17,18へのボビン4嵌合の前後の状態を示している。図4、6に示した積層状態において、ティース部17の幅である22(図6)及びティース部18の幅である23(図6)よりボビン4の内径は若干大きく設定されているため、ボビン4は図6の矢印の示す方向への容易に嵌合される。この時、ボビン4はティース部17,18に圧入嵌合されないため、ボビン4が破損することは無い。
【0030】
ボビン4をティース部17,18に嵌合後、ガイド治具9、固定治具10間に積層した板状部材24,34を図5に示すように配置する(但し、図5には嵌合されたボビン4は描かれていない)。この時、上記板状部材間12Aに積層されている板状部材34のティース部27の先端部内側は固定治具10からの抗力が働いており、板状部材34のコアバック部12A4にはガイド治具9からの抗力が働くため、板状部材34は図示しない作業台に対して制止されている。スライド治具11を図5の矢印の方向に移動させ、板状部材24のチャンファ部31を押圧すると、板状部材24は板状部材34の間を摺動しつつ図5上方向へ移動し、積層された板状部材24、34は図7に示す状態になる。
【0031】
図7の斜視図に示すように、板状部材24のストッパ部32、ストッパ部33の先端部は隣接する板状部材34のストッパ部33、ストッパ部32の先端部にそれぞれ接している。従って、ティース部17,18、ストッパ部32、33は連結され、この連結したティース部及びストッパ部によりボビン4は抜け落ちないように固定される。
【0032】
さらに、図6に示すようにボビン4が固定子2に嵌合された時、ボビン4は角線3が整列巻きされていることによりボビン4の径方向の大きさが抑えられているため、固定子2及びボビン4全体に厚み(図6紙面垂直方向の寸法)を抑えることができる。このため、モータの厚みを抑えることが可能になる。
【0033】
また、上述のようにティース部17,18、ストッパ部32、33が連結されることで、固定子2のティース部17,18間の隙間はゼロになっている。従って、上述のティース部17,18の構成により、ティース間の隙間に起因するモータのコギングトルクが抑制される。
【0034】
ところで、本実施形態の直流ブラシレスモータは、図7に示すように、6個のティース部17,18をそれぞれ回転子1の径方向に放射状に配設せず、ある1つの径方向に平行に延びるようにティース部17,18を配設している。このティース部の配置では必然的にティース部17はティース部18より長くなる。これらのティース部を角線3の巻き数が同じボビン4を共通に使用して励磁した場合、ティース部の長さの違いから生じる磁気抵抗の差からティース部17と隣接するティース部18の発生する磁界の強さにばらつきが生じる。この磁界の強さのばらつきもまたモータのコギングトルクを発生させる原因となる。
【0035】
ボビン4を全てのティース部に共通して使用できる利点を残しつつ、上述のモータのコギングトルクを抑えるために、本実施形態の直流ブラシレスモータでは図7に示すように、ティース部17,18の幅22、23及び、板状部材24,34のティース部25と27、及び26の幅35及び36を以下のように設定している。即ち、長いティース部17は単位長さ当たりの磁気抵抗を抑えるため幅22を大きく、それに伴いティース部25、27の幅35を大きく設定されている。一方、短いティース部18は幅23を小さく、それに伴いティース部26の幅36は小さく設定されている。このティース部幅の調整により、本実施形態の直流ブラシレスモータのコギングトルクは効果的に抑制されている。
【0036】
また、上述したティース部の平行な配置に伴い、本実施形態の直流ブラシレスモータでは図2に示すように、固定子2のコアバック部20は回転子1の周面外側全周に円環状に配設されず、回転子1の径方向における一方向両端側(図2の左右方向外側)にのみ配設されている。このコアバック部20の配置により、前記一方向両端側以外の径方向外寸(例えば図2の上下方向の長さ、即ち奥行き)を小さくすることができる。
【0037】
この形状のコアバック部20には、例えば図8に示すように外寸の小さい側(図2の奥行き方向両端側)に減速ギヤ40及びその出力軸41を近接して配置することができる。従って、上述のように薄型直方体形状のモータの外寸の小さい側に減速歯車機構を近接して配設することでアクチュエータ全体を薄型化するだけでなく小型化することも可能になる。
【0038】
また、図2及び7に示すように、2組の積層した板状部材24、34の当接面は所定幅37を有する平面39により当接する。板状部材24、34が幅37の平面39で接合されることで、固定子2の当接したティース部17同士間の磁気回路が容易且つ確実に接続される。更に、2分割された固定子2を接合した時の寸法精度が向上し、回転子が嵌合される空間の真円度が向上する。その結果、本実施形態の直流ブラシレスモータでは回転速度及びトルクを安定させることができる。
【0039】
また、本実施形態の固定子2では2種類の板状部材24、34から構成されているが、図3に示すように板状部材24と板状部材34とは長孔7の有無のみ異なるだけで、板状部材24と板状部材34は互いに略反転形状である。このため、板状部材24、板状部材34それぞれ専用の打抜き成形用の金型は不要となり、板状部材24成形用の金型と長孔7用のパンチのみで製造が可能である。
【0040】
【発明の効果】
本発明により、コギングトルクの小さな組み付け性の良い薄型のモータを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である直流ブラシレスモータの断面を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態である直流ブラシレスモータの固定子2の斜視図である。
【図3】直流ブラシレスモータの固定子2を構成する金属の板状部材の斜視図である。
【図4】積層された板状部材の上視図と斜視図である。
【図5】積層された板状部材と、これを移動させる治具の概略を示す上視図である。
【図6】直流ブラシレスモータのボビン4と固定子2を構成する積層された金属の板状部材の外寸と嵌合の概略を示す上視図である。
【図7】積層された板状部材の上視図と斜視図である。
【図8】直流ブラシレスモータと減速ギヤの配置例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転子
2 固定子
3 角線
4 ボビン
7 長孔
8 挿通ピン(棒状部材)
17 ティース部
18 ティース部
24 板状部材
34 板状部材

Claims (6)

  1. 略円柱状の回転子と、
    該回転子外周面と所定間隔を保ちつつ回転子側へ突設された複数のティース部と前記ティース部を連結するコアバック部が一体的に形成された固定子と、
    前記ティース部に配設されたコイルとを備え、前記固定子は前記回転子の周方向に複数個に分割されたモータにおいて、
    前記コイルは円筒状のボビンに整列巻きされた角線であり、前記固定子は複数通りの互いに異なる形状の金属の板状部材を前記回転子の軸方向に積層することで形成され、前記ボビンは前記ティース部に嵌合した後、前記板状部材を互いに前記回転子の軸方向に垂直な平面内で移動させたことを特徴とするモータ。
  2. 前記固定子の複数の前記ティース部は互いに平行に延在し、前記板状部材は前記ティース部の延在方向に垂直な方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記板状部材において前記ティース部は板状であり、前記ティース部の延在方向に垂直な方向の長さは互いに異なることを特徴とする、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記固定子は前記回転子の径方向に2分割され、互いの前記固定子の接合面は平面で構成されることを特徴とする、請求項1又は2のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記板状部材には回転子の径方向に平行な長孔が設けられ、前記回転子の軸方向に略平行な棒状部材がモータの回転軸方向に前記長孔を挿通し、前記板状部材は互いに長孔の長手方向に沿って移動することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記固定子は2種類の形状の前記板状部材からなり、前記2種類の形状は互いに反転形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ。
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