JP4072857B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザから出射される光を光記録媒体に対して照射し、光記録媒体の情報記録面に情報を記録および/または書込まれた情報を再生する光ピックアップ装置に関する。
近年、情報記録の分野においては、光学情報記録方式に関する技術の進展に著しいものがある。この光学情報記録方式は、非接触で記録/再生が行えること、また再生専用型、追記型、書換え可能型などそれぞれのメモリ形態に対応できること等、数々の利点を有するので、安価な大容量メディアを実現し得るものとして、産業用から民生用まで幅広い用途が考えられている。
光学情報記録方式における最近の技術開発動向としては、コンパクトディスク(略称CD)、デジタルバーサタイルディスク(略称DVD)などの既に業界標準となった12cm径の光記録媒体において、単位面積あたりの情報記録容量を増加させる方向(高密度化)、倍速記録などの情報書込み速度を高める方向(高転送レート)、モバイル用途における携帯利便性追求の観点から情報記録容量を減らすことなく光記録媒体および情報記録再生装置の大きさを小さくする方向の3つが指向され、研究および開発が行われている。
これらの方向性のうち、高密度化とモバイル用途とを指向する製品を対象として考える場合、研究・開発課題として、振動などとともに発熱の問題が挙げられる。たとえばBlu−ray Disk(略称BD)に代表される青色半導体レーザ等の短波長光源は、従来汎用されている赤外および赤色半導体レーザに比べて消費電力が大きい。また、赤外および赤色半導体レーザ等の従来光源を用いる光ピックアップ装置であっても、転送レートを高くした場合、光源の発振出力が高くなるので、消費電力が大きくなる。このように、光源である半導体レーザの消費電力が大きくなると、半導体レーザ本体および駆動用回路からの発熱量が増加するので、同じ出力を得るために必要とされるレーザの駆動電流値が上昇し、このことによって半導体レーザ本体の寿命が短くなるという問題がある。
また、光学的には、周囲の環境温度が上昇することに起因して、半導体レーザの発振波長が段階的に長波長側にシフトするモードホップと呼ばれる現象が起こる。このモードホップが起こると、光ピックアップ装置を構成するレンズなどの光学部品における色収差のために焦点位置が段階的に変わるので、記録動作中に焦点位置が変動し、光ビームスポットが充分に集光されていない状態で記録が行われるという問題がある。したがって、半導体レーザの長寿命化および記録/再生特性安定化のためには、半導体レーザを駆動させることによる熱的な悪影響を防止することが求められる。
従来技術では、半導体レーザを駆動させることによる熱的な悪影響を防止するために、光ピックアップ装置に冷却装置を設けることを提案する。
たとえば、光ビームの波長を一定に保つように、トラックオフセットに応じて半導体レーザを冷却するように作動する冷却装置を設けるもの(特許文献1参照)、レーザ素子部に放熱フィンを有するペルチェ素子を密着させ、放熱フィンの冷却用に冷却ファンを設けるもの(特許文献2)などが、提案されている。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示される技術には、以下のような問題がある。モバイル用途を目的とした装置では、電力の供給源として二次電池が用いられるので、動作時間を長くするためには、装置部品の各部における消費電力をできる限り抑える必要がある。すなわち、モバイル装置では、商用電源にて動作する据置型の家電製品のように、本来の動作に必要な電力以外に、冷却のために別途電力消費を行うことを抑制しなければならないという制約がある。しかしながら、特許文献1および特許文献2に開示される装置をモバイル装置として用いる場合、冷却装置に対する電力供給源も二次電池に依存するように構成されるので、その動作時間が短くなり、利便性が著しく劣るという問題がある。
このような問題を解決する従来技術に、半導体レーザから出射されるレーザビームの一部を太陽電池ユニットで受光して発電し、発電した電力を偏光面回転ユニットに供給して動作させるものがある(特許文献3参照)。
図13は、従来技術の光ピックアップ装置1の構成を示す図である。従来技術の光ピックアップ装置1では、半導体レーザ2から出射されたレーザビームが、偏光面回転ユニット3、回折格子4を通り、ハーフミラー5で半分が反射されてコリメートレンズ6へ導かれ、コリメートレンズ6で平行光にされ、偏光選択ユニット7を通り対物レンズ8で光記録媒体9に集光され、さらに光記録媒体9で反射された戻り光が、逆の経路でハーフミラー5に達し、ハーフミラー5で半分が透過されて光検出器10によって信号検出される。
偏光面回転ユニット3は、液晶と透明電極付ガラス基板とによって構成され、液晶の分子配向を変化させることによって、半導体レーザ2から出射される光の偏光方向を変えるものである。従来技術の光ピックアップ装置1においては、偏光面回転ユニット3が、次のようにして駆動される。半導体レーザ2から出射される光の半分をハーフミラー5で透過させ、透過させた光を太陽電池ユニット11で受光し発電する。太陽電池ユニット11で発電された電力が、液晶駆動回路12へ供給され、液晶駆動回路12によって、偏光面回転ユニット3を駆動させる。このように、光ピックアップ装置1では、偏光面回転ユニット3を駆動させるための電源を別途設ける必要がない。
しかしながら、特許文献3に開示される構成の光ピックアップ装置1では、半導体レーザ2から出射される光のうち、情報の記録/再生に用いる有効光束径内の光を用いるので、偏光面回転ユニット3を駆動させることに起因して光利用効率が低するという問題がある。したがって、半導体レーザから出射される光のうち、有効光束径内の光の半分を用いて太陽電池ユニットで発電される電力を、半導体レーザを冷却する冷却装置の駆動に用いると、高速または高密度で情報の記録/再生を行うことができないという問題がある。また、高速または高密度記録/再生と、冷却装置の駆動とを両立させるには、半導体レーザから出射される光量の増大、すなわち半導体レーザを高出力にしなければならないので、半導体レーザを冷却するために半導体レーザの発熱量が増大するという問題を生じる。
特開平5−182229号公報 特開2002−184166号公報 特開平10−11788号公報
本発明の目的は、別途電源を必要とすることなく、また光利用効率を低下させることなく半導体レーザの冷却が可能な光ピックアップ装置を提供することである。
本発明は、光を出射する半導体レーザと、半導体レーザから出射された光を平行光束化するコリメートレンズと、光を分岐する光分岐素子と、光記録媒体の情報記録面に光を集束する対物レンズと、光記録媒体で反射された光を受光する受光素子とを備え、半導体レーザから出射された光を、コリメートレンズ、光分岐素子および対物レンズを介して光記録媒体に照射し、光記録媒体による反射光を受光素子で受光して情報を記録および/または再生する光ピックアップ装置において、
半導体レーザとコリメートレンズとの間の光路上に、予め定められる形状の開口部を有し、光が照射されることによって起電力を発生する光起電力素子が設けられ、
半導体レーザに備わる活性層が光を出射する端面で延びる方向に対して同一平面内で平行な方向を横(H)方向とし、横方向と前記平面とに垂直な方向を縦(V)方向とし、
半導体レーザから出射される光束の中心強度を1とし、光束の光軸に対して垂直な仮想平面内で横方向および縦方向のそれぞれにおいて光強度が1/e(eは自然対数の底)になる点と半導体レーザとを結んで形成される横方向の放射角度をθおよび縦方向の放射角度をθとし、
半導体レーザと光起電力素子の受光面との距離をdとするとき、
光起電力素子は、
光起電力素子の横寸法Sと縦寸法Sとが、下記式を満足するように形成され
半導体レーザを冷却する冷却手段をさらに含み、
冷却手段は、
光起電力素子が発生する起電力によって駆動されることを特徴とする光ピックアップ装置である。
≧d・tanθ
≧d・tanθ
また本発明は、半導体レーザから出射される光束の形状を整形するビーム整形素子をさらに含み、
半導体レーザと光起電力素子の受光面との距離をdとし、
半導体レーザとコリメートレンズの主面との光路長をLとし、
コリメートレンズの主面における有効光束径をΦeffとし、
ビーム整形素子による光束形状の整形比(=横(H)方向/縦(V)方向)をmとするとき、
光起電力素子が有する開口部の横方向の寸法aと縦方向の寸法bとが、下記式を満足することを特徴とする。
d・tanθ>a≧(d/L)・Φeff/m
d・tanθ>b≧(d/L)・Φeff
また本発明は、冷却手段が、ファンと、ファンを駆動するファンモータとを含むことを特徴する。
また本発明は、冷却手段が、ペルチェ素子を含むことを特徴する。
また本発明は、光起電力素子の受光面が、テクスチャ構造を有するように形成されることを特徴とする。
本発明によれば、光ピックアップ装置には、半導体レーザ光源とコリメートレンズとの間の光路上に、予め定められる形状の開口部を有する光起電力素子が設けられ、光起電力素子が発生する起電力によって、半導体レーザを冷却する冷却手段が駆動される。このように、半導体レーザから出射される光を受光して光起電力素子が発電する電力を、冷却手段の駆動に利用することができるので、別途電源を必要とすることなく半導体レーザを冷却することが可能になる。また予め定められる開口部の形状を、半導体レーザから出射される光の有効光束が通過することのできる形状としておくことによって、情報の記録/再生に用いる光の利用効率低下を防止することができる。
た光起電力素子の外形寸法を、好適な大きさに設定することによって、半導体レーザから出射される光の有効光束を除く残余の光のうち、充分な光量を光起電力素子による発電に利用することが可能になる。
また本発明によれば、光起電力素子が有する開口部の寸法が好適範囲に設定されるので、半導体レーザから出射される光のうち、記録/再生に用いられる有効光束にロスを生じるすることなく、有効光束を除く残余の不要光のみを用いて光起電力素子で起電力を発生させ、該電力を利用して半導体レーザの冷却を行うことができる。
また本発明によれば、冷却手段は、ファンおよびファンモータを含んで構成、またはペルチェ素子を含んで構成されるので、簡単な構成で半導体レーザの冷却を実現することができる。特に、冷却手段としてペルチェ素子を用いることによって、装置を小型化することができる。
また本発明によれば、光起電力素子の受光面がテクスチャ構造を有するように形成されるので、光起電力素子に対する光の取込効率が向上し、光起電力素子からのフレネル反射光を抑えることが可能になる。
図1は、本発明の実施の一形態である光ピックアップ装置20の構成を簡略化して示す図である。光ピックアップ装置20は、光を出射する半導体レーザ21と、半導体レーザ21から出射された光を平行光束化するコリメートレンズ22と、半導体レーザ21とコリメートレンズ22との間の光路上に設けられ、予め定められる形状の開口部36を有し、光が照射されることによって起電力を発生する光起電力素子23と、光を分岐する光分岐素子24と、立上ミラー25と、2枚組の対物レンズ26a,26b(総称する場合は対物レンズ26と呼ぶ)と、スポットレンズ27と、円柱レンズ28と、光検出器29と、半導体レーザ21を冷却する冷却手段30とを含む構成である。
光ピックアップ装置20は、光記録媒体31に対して情報を記録および/または光記録媒体31から情報を再生することに用いられる。なお、本発明の光ピックアップ装置は、2枚組の対物レンズ26に代えて単レンズを用いる構成、また、光分岐素子24と対物レンズ26との間に、光記録媒体31を異なる種類に変更した際に生じる球面収差を補正することを目的とした球面収差補償素子を配置する構成などの変形が許される。
図2は、半導体レーザ21の概略構成を示す斜視図である。半導体レーザ21は、少なくともp型半導体41と、n型半導体42と、p型半導体41とn型半導体42との接合層である活性層43とを含んで構成される。
半導体レーザ21は、活性層43においてレーザ光を発振し、出射端面44から出射する。半導体レーザ21から出射される光束45は、その光強度分布に方向性を有し、活性層43が出射端面44で延びる方向に対して同一平面内で平行な方向を横(H)方向とし、横方向と前記平面とに垂直な方向を縦(V)方向とするとき、縦方向の光強度分布が横方向の光強度分布よりも広いという特徴を有する。
半導体レーザ21から出射される光束45の中心強度を1とし、光束45の光軸46に対して垂直な仮想平面内で横方向において光強度が1/e(eは自然対数の底)になる点47a,47bと、半導体レーザ21、より厳密には半導体レーザ21の発光点とを結んで形成される横方向の放射角度をθとする。同様に、光束45の光軸46に対して垂直な仮想平面内で縦方向において光強度が1/eになる点48a,48bと、半導体レーザ21の発光点とを結んで形成される縦方向の放射角度をθとする。
図1に戻って、この半導体レーザ21は、ステム32に装着され、キャップ33で覆われる。キャップ33には、半導体レーザ21から出射される光の通過部分に光通過孔が形成され、該光通過孔は、透明ガラスからなるカバーガラス34で封止される。
コリメートレンズ22は、コリメートレンズホルダ35によって保持される。コリメートレンズホルダ35は、略円筒形状の部材であり、その中空部分が、半導体レーザ21から出射される光のうち、有効光束の光路として利用される。コリメートレンズ22は、コリメートレンズホルダ35の中空部分に装着保持される。
図3は、光起電力素子における起電力発生の概要を例示する斜視図である。光を受光して起電力を発生する光起電力素子23には、公知のものを利用することができるけれども、たとえば図3に示すシリコン(Si)等の半導体を基材としたp−n型半導体からなる素子47(以後、p−n型半導体素子47と呼ぶ)を例示する。
図3を用いて、光起電力素子であるp−n型半導体素子47における起電力発生の概要を説明する。p−n型半導体素子47は、p型半導体48と、n型半導体49と、p型半導体48とn型半導体49との接合層であるp−n接合部50と、p型半導体48に接して設けられるp側電極51と、n型半導体49に接して設けられるn側電極52とを含んで構成される。
p−n型半導体素子47に光53が入射すると、p−n接合部50付近を中心に、正孔54および電子55が発生し、発生した正孔54がp側電極51方向へ、電子55がn側電極52方向へ向かうことによって起電力が発生する。したがって、p側電極51とn側電極52とを、たとえば導体56で接続すれば、起電流が矢符57方向へ流れる。
なお、光起電力素子23の基材は、Si系の半導体に限定されるものではなく、たとえばゲルマニウム(Ge)などに代表される他の半導体であっても良い。また、半導体レーザの発振波長での光電変換効率を高めることを目的とし、ガリウム−ヒ素(GaAs)系に代表される化合物半導体または二酸化チタン(TiO)などの薄膜材料を用いたものであっても良い。
図4は、光起電力素子23であるp−n型半導体素子47の受光面の形状を例示する斜視図である。光起電力素子23がp−n型半導体素子47で構成される場合、p−n型半導体素子47の受光面が、テクスチャ構造58を有するように形成されることが望ましい。光起電力素子23の受光面に対して特に加工が施されない場合、起電力素子23の表面に照射された光が、フレネル反射光として半導体レーザ21の方向へ戻るという現象が生じる。この半導体レーザ21方向への戻り光は、半導体レーザ21からの出射光と干渉するので、半導体レーザ21によるレーザ光出射を不安定化する要因となる。しかしながら、光起電力素子23の表面を微細な凹凸から成るテクスチャ構造58とすることによって、フレネル反射を防止し、半導体レーザ21方向への戻り光を著しく減少させ、半導体レーザからの出射光との干渉を抑えることができる。戻り光と出射光との可干渉性を効果的に防ぐには、テクスチャ構造が周期性を持たず、また凹凸のピッチが数μm以下で形成されることが望ましい。また、テクスチャ構造とすることによって、光の取込効率を向上することができる。
なお、戻り光と出射光との可干渉性を防ぐことを目的とし、戻り光を減少させるためには、光起電力素子23を光軸に対して傾けることも有効である。したがって、光起電力素子23の受光面をテクスチャ構造にするとともに、光起電力素子23を光軸に対して傾斜させることによって、フレネル反射光をさらに抑えることが可能である。
図5は光起電力素子23の形状および配置を横(H)方向が紙面の前後方向になるようにして見た図であり、図6は光起電力素子23の形状および配置を縦(V)方向が紙面の前後になるようにして見た図である。
光起電力素子23は、前述のように半導体レーザ21とコリメートレンズ22との間の光路上に、半導体レーザ21から出射される光束45の光軸46に対して垂直になるように設けられる。より具体的に本実施の形態では、コリメートレンズホルダ35の半導体レーザ21を臨む側の面に光起電力素子23が装着される。光起電力素子23は、受光面23aにテクスチャ構造を有し、光軸46に対して垂直な平面形状が矩形の板状に形成される。光起電力素子23には、さらに光軸46に対して垂直な平面の中央付近に矩形の開口部36が形成される。
光起電力素子23の平面形状における外形の横(H)方向における大きさである横寸法Sおよび縦(V)方向における大きさである縦寸法Sならびに開口部36の横方向の寸法aおよび縦方向の寸法bは、半導体レーザ21から出射される光の利用効率を勘案して定められる。
本発明の光ピックアップ装置20では、半導体レーザ21から出射される光の一部を、光起電力素子23で光電変換することによって起電力を得る。この光電変換に用いられる光としては、コリメートレンズ22に入射する光のうち、コリメートレンズ22の主面22aにおける有効光束径Φeffよりも外側に照射される光を用いる。
一般的に、光ピックアップ装置では、半導体レーザから出射される光束のうち、比較的強度分布の変化が平坦な中心部付近の光を、対物レンズに結合して光記録媒体に対する記録/再生に利用しており、この記録/再生に利用する光束を有効光束と呼び、コリメートレンズ22の主面22aでの有効光束の直径を有効光束径Φeffと呼ぶ。
したがって、光起電力素子23およびそれに形成される開口部36の寸法は、コリメートレンズ22の主面における有効光束径Φeffよりも外側の光を無駄なく用いることができるとともに、情報の記録/再生に用いる光、すなわち有効光束を遮ってロスすることのないように設定されなければならない。
半導体レーザ21と光起電力素子23の受光面23aとの距離をdとすると、光起電力素子23の受光面23aにおける光強度が1/e以上を有する光束の寸法は、横方向がd・tanθであり、縦方向がd・tanθである。なお、光束の放射角度が小さいので、tanα≒2tan(α/2)が成立つものとする。
光起電力素子23が、効率的に発電し冷却手段30を駆動させるに充分な起電力を得るためには、光強度が1/e以上を有する光束を捕捉する必要があるので、その横寸法Sおよび縦寸法Sは、次の式(1)および式(2)を満足する大きさに形成されることが望ましい。
≧d・tanθ …(1)
≧d・tanθ …(2)
次に、半導体レーザ21とコリメートレンズ22の主面22aとの光路長をLとすると、光起電力素子23の受光面23a位置における有効光束径は、コリメートレンズ22の主面22aにおける有効光束径Φeffの(d/L)倍であり、(d/L)・Φeffで与えられる。
光起電力素子23が、有効光束を遮ることがないように、光起電力素子23に形成される開口部36の横寸法aおよび縦寸法bは、いずれも光起電力素子23の受光面23a位置における有効光束径(d/L)・Φeff以上の大きさでなければならない。さらに、光起電力素子23が起電力を得るためには、光強度1/e以上の光束のうち、有効光束を除く幾分かの光束が光起電力素子23の受光面23aに照射される必要があるので、開口部36の横寸法aおよび縦寸法bは、それぞれd・tanθ未満、d・tanθ未満でなければならない。したがって、開口部36の横寸法aおよび縦寸法bは、次の式(3)および式(4)を満足する大きさに形成されることが望ましい。
d・tanθ>a≧(d/L)・Φeff …(3)
d・tanθ>b≧(d/L)・Φeff …(4)
なお、光起電力素子23の外形寸法である横寸法Sと縦寸法Sとは、大きいと半導体レーザ21から出射される光束45を捕捉する上で有利なので、特に上限は限定されることはない。しかしながら、光起電力素子23を大きくすることによって、部品コストが高くなるとともに、装置の小型化を阻害することになるので、これらを勘案した上で寸法の上限が設定されることが好ましい。
なお、本実施の形態の開口部36は、横方向の寸法aと縦方向の寸法bとが等しい正方形に形成されるけれども、これに限定されることなく、直径がa(=b)の円形に形成されるものであっても良い。
再び図1に戻って、冷却手段30は、ファン37とファン37を回転させるファンモータ38とを含んで構成される。前述の光起電力素子23が受光して発電した起電力が、光起電力素子23とファンモータ38とを接続する回路59a,59bを介してファンモータ38に供給され、ファンモータ38がファン37を回転させ、ファン37の回転によって惹起される空気の流れを、半導体レーザ21へ送ることによって、半導体レーザ21が冷却される。
このように、半導体レーザ21から出射される光を受光して光起電力素子23が発電する電力を、冷却手段30の駆動に利用することができるので、冷却手段30を動作させる電源を別途必要とすることなく半導体レーザ21を冷却することができる。また光起電力素子23の外形寸法および光起電力素子23に形成される開口部36の寸法を、半導体レーザ21から出射される光の有効光束を遮ることなく通過させるとともに、有効光束を除く光強度が1/e以上の光をもれなく受光できるように定めることによって、情報の記録/再生に用いる光の利用効率低下を防止し、充分な光量を光起電力素子23による発電に利用することが可能になる。
本実施の形態の光起電力素子23から生じる起電力を用いて冷却手段30であるファンモータ38とファン37とを駆動させる具体例を、たとえばDVDピックアップ装置において8倍速程度の倍速記録を行う場合について以下に例示する。
DVDピックアップ装置で倍速記録を行う際の赤色半導体レーザの発振出力を200mWとし、コリメートレンズでの結合効率、すなわち有効光束径内の出力割合が約30%とすると、光起電力素子に照射される光出力は、残余の70%である約140mWとなる。発振波長における光起電力素子の光電変換効率が0.5A/Wとすると、約70mAの起電流を用いてファンモータを駆動することが可能である。このように、たとえば負荷抵抗が100Ω以上、定格電圧が7V以下のファンモータを、半導体レーザが記録動作を行っている間中、連続駆動させることが可能である。
さらに、半導体レーザ21の装着部の近傍に冷却用のヒートシンクを設けるように構成しても良く、ヒートシンクに対して、ファン37の回転による空気の流れを送ることによって、一層高い冷却効果を得ることができる。
コリメートレンズ22を通過した有効光束が導かれる光分岐素子24は、たとえばビームスプリッタなどによって実現される。立上ミラー25は、反射鏡であり、光分岐素子24から導かれた光の光路をほぼ90度折曲げて対物レンズ26へ導く。2枚組の対物レンズ26は、集光レンズであり、立上ミラー25で導かれた光を、光記録媒体31の情報記録面に集束する。
スポットレンズ27は、光記録媒体31で反射され、再び対物レンズ26を透過し、立上ミラー25で反射され、さらに光分岐素子24で反射された光を集束させるレンズである。円柱レンズ28は、スポットレンズ27で集束されて入射する光に非点収差を与えるレンズである。信号検出用受光素子29は、同一平面上で多分割された受光部39を有し、光記録媒体31で反射され円柱レンズ28を経て入射される光を検出して電気信号に変換する。
以下光ピックアップ装置20の動作について簡単に説明する。半導体レーザ21から出射された光のうち、有効光束が光起電力素子23の開口部36を通過してコリメートレンズ22へ入射する。コリメートレンズ22によって平行光束化された光は、光分岐素子24へ入射する。光分岐素子24を透過した光は、立上ミラー25で光路を曲げられて対物レンズ26へ導かれ、対物レンズ26によって光記録媒体31の情報記録面に集光されて照射される。
光記録媒体31で反射された反射光は、入射光と逆の光路を辿り、光分岐素子24で反射され、スポットレンズ27で集光された後、円柱レンズ28を通り、信号検出用受光素子29に照射され、信号検出用受光素子29によって、情報再生信号(RF信号)、フォーカシングおよびトラッキングサーボ信号が検出される。
この信号検出動作の間、光起電力素子23には、半導体レーザ21から出射される光のうち、光起電力素子23の開口部36を通過した光束の残余の光束が照射されて起電力が発生する。この起電力が、回路59a,59bを介して冷却手段30に供給され、冷却手段30が駆動することによって、半導体レーザ21が冷却される。
図7は、本発明の実施の第2形態である光ピックアップ装置60の構成を簡略化して示す図である。本実施の形態の光ピックアップ装置60は、実施の第1形態の光ピックアップ装置20に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
光ピックアップ装置60において注目すべきは、コリメートレンズ22と光分岐素子24との間の光路上に、光束の形状を整形するビーム整形素子61が設けられ、ビーム整形素子61が設けられることに応じて光起電力素子62の開口部63の形状が実施の第1形態と異なるように形成されることである。ビーム整形素子61には、たとえば整形プリズムまたはホログラム型のビーム整形素子などが用いられる。
本実施形態の光ピックアップ装置60のように、コリメートレンズ22と光分岐素子24との間にビーム整形素子61が設けられる場合、コリメートレンズ22の主面22aにおける有効光束径Φeffに含まれる光のすべてが、光記録媒体31に対する情報の記録/再生に利用されるのではない。ビーム整形素子61による整形比をm(水平方向の光束径/垂直方向の光束径:m≧1と仮定)とすると、コリメートレンズ22を出射する段階における有効光束の形状は、水平方向の光束径が垂直方向の光束径に対して1/m倍の楕円形状となる。すなわち、コリメートレンズ22の主面22aにおける縦方向の有効光束径が実施の第1形態と同様にΦeffとすると、コリメートレンズ22の主面22aにおける横方向の有効光束径がΦeff/mとなる。
光起電力素子62の開口部63を通過してコリメートレンズ22の主面22aに達し、コリメートレンズ22を出射する横方向および縦方向の有効光束径が前述の大きさになるように、光起電力素子62の開口部63の形状が定められる。
図8は光起電力素子62の形状および配置を横(H)方向が紙面の前後方向になるようにして見た図であり、図9は光起電力素子62の形状および配置を縦(V)方向が紙面の前後になるようにして見た図である。
光起電力素子62の受光面62a位置における有効光束径は、コリメートレンズ22の主面22aにおける有効光束径に対して(d/L)倍になるので、横方向が{(d/L)・Φeff/m}で与えられ、縦方向が{(d/L)・Φeff}で与えられる。
光起電力素子62の開口部63は、有効光束を遮ることがないように、横寸法aが横方向の有効光束径:{(d/L)・Φeff/m}以上、縦寸法bが縦方向の有効光束径:{(d/L)・Φeff}以上でなければならない。さらに、実施の第1形態と同様に、光起電力素子62が起電力を得るためには、光強度1/e以上の光束のうち、有効光束を除く幾分かの光束が光起電力素子62の受光面62aに照射される必要があるので、開口部63の横寸法aおよび縦寸法bは、それぞれd・tanθ未満、d・tanθ未満でなければならない。したがって、開口部63の横寸法aおよび縦寸法bは、次の式(5)および式(6)を満足する大きさに形成されることが望ましい。
d・tanθ>a≧(d/L)・Φeff/m …(5)
d・tanθ>b≧(d/L)・Φeff …(6)
なお、ビーム整形素子61を備えない場合、整形比mを1とすれば良いので、式(5)および式(6)の関係式は、実施の第1形態の関係式(3),(4)をも包含するものである。
本実施の形態では、光起電力素子62の開口部63の形状を、横寸法a、縦寸法bの長方形に形成するけれども、これに限定されることなく、有効光束径を含む形状であれば良く、たとえば短径a、長径bの楕円形状としても良い。開口部63を楕円形状にした場合、有効光束径より外側の光を、光起電力素子62による発電に一層効果的に利用することが可能になる。また実施の第1および第2形態において、光起電力素子23,62は、コリメートレンズホルダ35に接した状態で設けられるけれども、両者は互いに分離した状態で設けられても良い。
図10は、本発明の実施の第3形態である光ピックアップ装置70の構成を簡略化して示す図である。本実施の形態の光ピックアップ装置70は、実施の第1形態の光ピックアップ装置20に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の光ピックアップ装置70は、光分岐素子24を半導体レーザ21とコリメートレンズ22との間に配置し、光起電力素子23を光分岐素子24に接して装着する構成であり、また光分岐素子24と円柱レンズ28との間におけるスポットレンズが省かれる構成であることを特徴とする。このような構成とすることによって、光軸方向に光学系サイズを縮小することが可能になるので、光ピックアップ装置70を小型化することができる。
図11は本発明の実施の第4形態である光ピックアップ装置80の構成を簡略化して示す図であり、図12は図11に示す光ピックアップ装置80に備わる冷却手段81の構成を示す拡大図である。本実施の形態の光ピックアップ装置80は、実施の第3形態の光ピックアップ装置70に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態の光ピックアップ装置80において注目すべきは、冷却手段81が、ペルチェ素子82とヒートシンク83とを含んで構成されることである。
ペルチェ素子82は、たとえばビスマス−テルル(Bi−Te)など熱電材を基材としたn型半導体84とp型半導体85とを、銅またはアルミニウム製の電極86で直列接続し、これらを一対の第1および第2保持部材87a,87bで挟持する構成である。ペルチェ素子82は、第1保持部材87aが、半導体レーザ21が装着されるサブマウント90に接するように、また第2保持部材87bがヒートシンク83に接するようにして設けられる。したがって、ヒートシンク83、ペルチェ素子82、サブマウント90およびサブマウント90に装着される半導体レーザ21が一体の部材を構成し、この一体化した部材のヒートシンク83部分がステム32上に固設される。
ペルチェ素子82は、直列接続されたn型半導体84に電源の+極88を接続し、p型半導体85に電源の−極89を接続し、直流電流を流すことによって、第1保持部材87a側から第2保持部材87b側へ、すなわち図12中に示す矢符91,92の方向に熱が運ばれるペルチェ効果を利用する素子である。前述のように半導体レーザ21が装着されるサブマウント90を、ペルチェ素子82の第1保持部材87a側に装着することによって、ペルチェ素子82が、熱源である半導体レーザ21から吸熱し、第2保持部材87b側へと熱を移動させる。さらに第2保持部材87bから取出した熱を、ヒートシンク83で放熱することによって、半導体レーザ21から発生する熱を一層効果的に吸収し、半導体レーザ21を冷却することが可能になる。
なお、光起電力素子23による起電力を分配し、一部の起電力をヒートシンク83の冷却に用いる構成としても良く、このように構成することによって、一層高い冷却効果を得ることができる。
本実施の形態の光起電力素子23から生じる起電力を用いて冷却手段81であるペルチェ素子82を駆動させる具体例を、たとえばBDで記録を行う場合について以下に例示する。
BDで記録を行う際の青色半導体レーザの発振出力を60mWとし、コリメートレンズでの結合効率が約30%とすると、光起電力素子に照射される光出力は、残余の70%である約42mWとなる。発振波長における光起電力素子の光電変換効率が0.3A/Wとすると、約13mAの起電流を用いてペルチェ素子を駆動することが可能である。このように、たとえば負荷抵抗が500Ω以上、定格電圧が6V以下のペルチェ素子を、半導体レーザが記録動作を行っている間中、連続駆動させることが可能である。
本発明の実施の一形態である光ピックアップ装置20の構成を簡略化して示す図である。 半導体レーザ21の概略構成を示す斜視図である。 光起電力素子23における起電力発生の概要を例示する斜視図である。 光起電力素子23であるp−n型半導体素子47の受光面の形状を例示する斜視図である。 光起電力素子23の形状および配置を横(H)方向が紙面の前後方向になるようにして見た図である。 光起電力素子23の形状および配置を縦(V)方向が紙面の前後になるようにして見た図である。 本発明の実施の第2形態である光ピックアップ装置60の構成を簡略化して示す図である。 光起電力素子62の形状および配置を横(H)方向が紙面の前後方向になるようにして見た図である。 光起電力素子62の形状および配置を縦(V)方向が紙面の前後になるようにして見た図である。 本発明の実施の第3形態である光ピックアップ装置70の構成を簡略化して示す図である。 本発明の実施の第4形態である光ピックアップ装置80の構成を簡略化して示す図である。 図11に示す光ピックアップ装置80に備わる冷却手段81の構成を示す拡大図である。 従来技術の光ピックアップ装置1の構成を示す図である。
符号の説明
20,60,70,80 光ピックアップ装置
21 半導体レーザ
22 コリメートレンズ
23,62 光起電力素子
24 光分岐素子
25 立上ミラー
26 対物レンズ
27 スポットレンズ
28 円柱レンズ
29 光検出器
30,81 冷却手段
31 光記録媒体
36,63 開口部
37 ファン
38 ファンモータ
82 ペルチェ素子
83 ヒートシンク

Claims (5)

  1. 光を出射する半導体レーザと、半導体レーザから出射された光を平行光束化するコリメートレンズと、光を分岐する光分岐素子と、光記録媒体の情報記録面に光を集束する対物レンズと、光記録媒体で反射された光を受光する受光素子とを備え、半導体レーザから出射された光を、コリメートレンズ、光分岐素子および対物レンズを介して光記録媒体に照射し、光記録媒体による反射光を受光素子で受光して情報を記録および/または再生する光ピックアップ装置において、
    半導体レーザとコリメートレンズとの間の光路上に、予め定められる形状の開口部を有し、光が照射されることによって起電力を発生する光起電力素子が設けられ、
    半導体レーザに備わる活性層が光を出射する端面で延びる方向に対して同一平面内で平行な方向を横(H)方向とし、横方向と前記平面とに垂直な方向を縦(V)方向とし、
    半導体レーザから出射される光束の中心強度を1とし、光束の光軸に対して垂直な仮想平面内で横方向および縦方向のそれぞれにおいて光強度が1/e(eは自然対数の底)になる点と半導体レーザとを結んで形成される横方向の放射角度をθおよび縦方向の放射角度をθとし、
    半導体レーザと光起電力素子の受光面との距離をdとするとき、
    光起電力素子は、
    光起電力素子の横寸法Sと縦寸法Sとが、下記式を満足するように形成され
    半導体レーザを冷却する冷却手段をさらに含み、
    冷却手段は、
    光起電力素子が発生する起電力によって駆動されることを特徴とする光ピックアップ装置。
    ≧d・tanθ
    ≧d・tanθ
  2. 半導体レーザから出射される光束の形状を整形するビーム整形素子をさらに含み、
    半導体レーザと光起電力素子の受光面との距離をdとし、
    半導体レーザとコリメートレンズの主面との光路長をLとし、
    コリメートレンズの主面における有効光束径をΦeffとし、
    ビーム整形素子による光束形状の整形比(=横(H)方向/縦(V)方向)をmとするとき、
    光起電力素子が有する開口部の横方向の寸法aと縦方向の寸法bとが、下記式を満足することを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
    d・tanθ >a≧(d/L)・Φeff/m
    d・tanθ >b≧(d/L)・Φeff
  3. 冷却手段は、
    ファンと、ファンを駆動するファンモータとを含むことを特徴する請求項記載の光ピックアップ装置。
  4. 冷却手段は、
    ペルチェ素子を含むことを特徴する請求項記載の光ピックアップ装置。
  5. 光起電力素子の受光面は、
    テクスチャ構造を有するように形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
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