JP4070984B2 - 超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法 - Google Patents
超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4070984B2 JP4070984B2 JP2001360095A JP2001360095A JP4070984B2 JP 4070984 B2 JP4070984 B2 JP 4070984B2 JP 2001360095 A JP2001360095 A JP 2001360095A JP 2001360095 A JP2001360095 A JP 2001360095A JP 4070984 B2 JP4070984 B2 JP 4070984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- hand piece
- frequency
- value
- transducer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320068—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B2017/00477—Coupling
- A61B2017/00482—Coupling with a code
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B2017/00681—Aspects not otherwise provided for
- A61B2017/00725—Calibration or performance testing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320068—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
- A61B2017/320069—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic for ablating tissue
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320068—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
- A61B2017/320071—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with articulating means for working tip
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320068—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
- A61B2017/320089—Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic node location
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/08—Accessories or related features not otherwise provided for
- A61B2090/0807—Indication means
- A61B2090/0809—Indication of cracks or breakages
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B90/00—Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
- A61B90/08—Accessories or related features not otherwise provided for
- A61B2090/0807—Indication means
- A61B2090/0811—Indication means for the position of a particular part of an instrument with respect to the rest of the instrument, e.g. position of the anvil of a stapling instrument
- A61B2090/0812—Indication means for the position of a particular part of an instrument with respect to the rest of the instrument, e.g. position of the anvil of a stapling instrument indicating loosening or shifting of parts of an instrument, signaling maladjustment of parts
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
本発明は本発明と同一の発明の名称を有していて本明細書に参考文献として含まれる2000年10月20日に出願されている米国仮特許出願第60/242,169号に関連し、これに基づく優先権を主張する。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に超音波外科用システムに関し、特に、超音波システム内のブレードの存在および/またはタイプを判定するためにインピーダンス特性を用いるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気的な外科用メスおよびレーザーが組織および血管を焼灼することにより軟質組織の切開および止血を同時に行なうという2種類の機能を実行するための外科装置として使用できることが知られている。しかしながら、このような装置は凝固状態を形成するために極めて高い温度を使用するために気化および発煙ならびにはねかえりを生じる。さらに、このような装置を使用することにより、比較的広い熱的な組織損傷の領域を形成する場合が多い。
【0003】
超音波駆動機構による高速で振動する外科ブレードによる組織の切断および焼灼も良く知られている。このような超音波切断装置に付随する問題の一例は無調整または無減衰状態の振動および熱、およびこれらによる材料疲労である。動作空間の環境内において、ブレードを冷却するための熱交換器によるシステムの冷却処理を含むことによる上記加熱の問題を制御する試みがこれまで行なわれてきた。例えば、既知のシステムの一例において、超音波切断および組織フラグメント化システムは循環水ジャケットおよび切断部位の灌注および吸引のための手段を備えた冷却システムを必要とする。別の既知のシステムは切断ブレードへの低温流体の供給が必要である。
【0004】
トランスデューサ内に発生する熱を制限するための手段として当該トランスデューサに供給する電流を制限することが知られている。しかしながら、このことにより患者の最も効果的な治療を必要とする時にブレードに不十分な出力を供給することが起こり得る。本特許出願の譲受人に譲渡されていて本明細書に参考文献として含まれるThomasに発行されている米国特許第5,026,387号はブレードに供給する駆動エネルギーを制御することにより冷却剤を使用することなく超音波外科切断および止血システムにおける発熱を調整するためのシステムを開示している。この特許によるシステムにおいて、特定の電圧、電流および例えば1秒当たり55,500サイクルの振動数の電気的信号を生成する超音波発生装置が備えられている。この発生装置はケーブルを介してハンド・ピースに接続されており、このハンド・ピースが圧電セラミック素子を収容して超音波トランスデューサを形成している。ハンド・ピース上のスイッチまたは別のケーブルにより発生装置に接続されているフット・スイッチに応じて、この発生装置の信号がトランスデューサに供給されていて、その素子における長手方向の振動が生じる。一定の構造体がこのトランスデューサを外科ブレードに接続しており、これにより、外科ブレードが発生装置からの信号のトランスデューサへの供給時に超音波振動数で振動する。さらに、上記の構造体は所定の振動数で共振するように構成されているので、トランスデューサにより開始される動作が増幅できる。
【0005】
トランスデューサに供給される信号はブレードの負荷状態(組織に対する接触または後退)についての継続的または周期的に感知情報に応じて適宜トランスデューサに出力を供給するように制御される。この結果、装置は低出力のアイドリング状態から、外科用メスの組織への接触の有無に自動的に応じて選択可能な高出力の切断処理状態に到達する。第3の高出力凝固モードはブレードが組織に接触していない時のアイドリング出力レベルへの自動復帰を伴って手動により選択可能である。この超音波出力はブレードに継続的に供給されないので、周囲の発熱を減少しながら、必要に応じて切開および焼灼のために組織に十分なエネルギーを供給できる。
【0006】
上記Thomas特許におけるコントロール・システムはアナログ型である。位相ロック・ループ(電圧制御型オシレータ、周波数分割器、電源スイッチ、整合ネットワークおよび位相検出器を含む)がハンド・ピースに供給される振動数を安定化する。ハンド・ピースに供給される振動数、電流および電圧等のパラメータはブレード上の負荷により変化するので、マイクロプロセッサがこれらをサンプリングすることにより出力量を制御する。
【0007】
上記Thomas特許において記載されているような典型的な超音波外科システム内の発生装置における出力対負荷曲線は2個の部分を有している。第1の部分は負荷の増加に従って出力が増加する定常的な電流供給を示している正の勾配を有している。第2の部分は負荷の増加に従って出力が減少する定常的なまたは飽和状態の出力電圧を示している負の勾配を有している。第1の部分に対応して調整される電流は各電子部品の設計により固定され、第2の部分の電圧は設計における最大出力電圧により制限される。このようなシステムの出力における出力対負荷の特性は種々のハンド・ピース・トランスデューサおよび超音波ブレードに対して最適化できないために上記の構成は柔軟性に欠ける。外科装置用の従来のアナログ型超音波出力システムの特性は部品の許容度および動作温度変化による発生装置の電子部品における可変性により影響を受ける。特に、温度変化は振動数ロジック範囲、駆動信号レベル、およびその他のシステム性能測定値を含む重要なシステム・パラメータにおいて多様な変化を生じる。
【0008】
効率的な様式で超音波外科システムを動作するために、始動時においてハンド・ピース・トランスデューサに供給される信号振動数を一定範囲において掃引することにより共振振動数を位置決めする。この位置が見つかると、発生装置の位相ロック・ループがその共振振動数に対してロックされ、電圧位相角度に対してトランスデューサ電流を継続してモニターして、その共振振動数でトランスデューサを駆動することにより当該装置を共振状態に維持する。このようなシステムにおける重要な機能はトランスデューサを負荷の存在下に共振する状態に維持することおよび共振振動数を変化する温度変化である。しかしながら、これら従来の超音波駆動システムは適応振動数制御に対して柔軟性がほとんどまたは全く無い。このような柔軟性は不所望な共振を識別するシステム能力において重要である。特に、これらのシステムは一方向における共振に応じて探索できるのみである、すなわち、振動数の増減を伴い、これらの探索パターンが固定されている。このシステムは(i)無関係の共振モードを飛び越えること、またはどの共振を飛び越えるかまたはロックするか等の任意の発見的決定(heuristic decisions)を行なうことができず、(ii)適当な振動数の係止が行なわれている時のみにおいて出力供給を確実に行なうことができない。
【0009】
さらに、従来技術の超音波発生装置システムは当該システムにおいて適応制御アルゴリズムの使用および決定動作を可能にする振幅制御においても柔軟性がほとんど無い。例えば、これらの固定されたシステムはブレード上の負荷および/または電圧位相角度に対する電流に基づいて例えば電流または振動数等の出力駆動要素に関する発見的決定を行なう能力に欠けている。このことはトランスデューサの有効寿命を延ばしてブレードに対する安全な動作条件を確定する一定の効率的な性能に対応する最適なトランスデューサ駆動信号レベルを設定するためのシステム能力も制限する。さらに、このような振幅および振動数に関する制御の欠如により、トランスデューサ/ブレード・システムについての診断検査および全体的なトラブルシューティングの支援を行なうシステム能力が低下する。
【0010】
これまで行なわれてきたいくつかの制約された診断検査は、ブレードを動かしシステムを共振またはその他の振動モードにするためにトランスデューサに電気的な信号を送る過程を含む。次に、システムがいずれかひとつのモードになったときにトランスデューサに供給される電気的な信号を測定して、ブレードの応答が求められる。本明細書に参考文献として含まれる2000年10月20日に出願されている米国特許出願第09/693,621号に記載された超音波システムは、出力駆動振動数を掃引し、超音波トランスデューサおよびブレードの振動数応答をモニターし、この応答からパラメータを抽出し、およびこれらのパラメータをシステムの診断に用いる能力を有する。この振動数掃引・応答測定モードは、従来技術の超音波システムにはない高い分解能、精度および反復可能性を伴って出力駆動振動数をステップ状に変化させることができるようなディジタル符号によって達成される。
【0011】
ハンド・ピースおよびブレードのような超音波発生装置の構成要素に関する情報が高いレベルであることにより、フォールトトレランス(fault tolerance)のレベルをより高く設定することが可能となる。このように「厳しい(tight)」トレランス(すなわち、厳格な基準)を設定できないと、システムが不良であることを宣言するためのインピーダンスのレベルをハンド・ピース/ブレードの組み合わせに関する最も高い可能なインピーダンスの値に設定しなければならない。この場合、そのようなインピーダンスの値は250Ωを超過することがあり、一方空気中で試験片に接触した状態に保たれたハンド・ピースのインピーダンスの公称値は約25Ωであることが知られている。そのようなインピーダンスの値の大きな差は、起こり得る任意の故障が検出できる前に大惨事になるに違いないので、問題のあるものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
発生装置を最良に動作させるためには、ハンド・ピースおよびブレードが、個別におよび組み合わされて正しく動作しなければならない。さもないと、超音波システムの性能が低下し、システムの故障を突きとめるために修理のための調査(troubleshooting)が必要となる。一方、効率が低い状態で動作を続けること、および良好なブレードおよびハンド・ピースを廃棄することは、時間の浪費であり不経済である。診断システムを効率のよいものにするためには、受容されるレベルの失敗および間違い警報に対処できるものでなければならない。従来技術の超音波システムでは、この基準を考慮に入れてそのフォールトトレランスを設定しなければならなかった。フォールトトレランスの基準がより厳格になるほど、診断がより正確になる。その結果、超音波システムに関連する手術室(OR)での修理のための調査という課題に費やされる時間が低減される。したがって、故障検出のための閾値を、超音波場システムの正常の動作範囲に比較してかなり厳格に保つことが重要である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、超音波外科システムの発生装置に連結されたハンド・ピースにブレードが連結されているか否かを判定するための方法である。ブレードがハンド・ピースに連結されている場合、ハンド・ピースに取り付けられたブレードのタイプが判定され、その情報が故障検出の閾値を調節するために用いられて、試験パラメータが調節され、発生装置全体の動作が調節される。これは、ハンド・ピースに連結されたブレードのタイプを判定するためにインピーダンス特性を用いることにより達成される。本発明では、ハンド・ピースは第1の振動数で共振するように設計されている。ハンド・ピースとブレードの組み合わせは第2の振動数で共振することが知られている。本発明によれば、ハンド・ピースに何も取り付けられていないかブレードが取り付けられているかを判定するために、共振でのインピーダンスの大きさを求める検査が実行される。ハンド・ピースに何も取り付けられていない(すなわち、ブレードが取り付けられていない)場合には、共振でのインピーダンスの大きさは第1のインピーダンスの範囲内にある。一方、ブレードが連結されている場合には、インピーダンスの大きさは第2のインピーダンスの範囲内にある。
【0014】
本発明の実施形態の一例では、ブレードのタイプがハンド・ピースとブレードの組み合わせの位相余有(phase margin)を測定することにより決定される。非共振の振動数(最大のインピーダンスとなる振動数)と共振の振動数(最小のインピーダンスとなる振動数)との差が位相余有であり、単位はHzである。何も取り付けられていないハンド・ピース、試験片が取り付けられたハンド・ピース、およびブレードが取り付けられたハンド・ピースの位相余有は、各々、600Hz,200Hz,および180Hzである。本発明によれば、共振時のインピーダンスに対する3つの閾値が設定されて、最適な条件の下で動作しているブレードがハンド・ピースに取り付けられているか否かが判定される。
【0015】
非常に厳格な診断試験を提供することにより、本発明はハンド・ピースとブレードの組み合わせの故障を判定する能力を改善する。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による方法を実施するためのシステムを示している図である。ケーブル26内の一式のワイヤにより、電気的エネルギー、すなわち、駆動電流がコンソール10からハンド・ピース30に送られ、このハンド・ピース30において、電気的エネルギーが外科メス用のブレード32のような外科装置に長手方向に沿う超音波振動動作を与える。このブレード32は組織の同時的な切開および焼灼処理のために使用できる。ハンド・ピース30に対する超音波電流の供給は当該ハンド・ピース30上に配置されているスイッチ34の制御下に行なうことができ、このスイッチ34はケーブル26内のワイヤを介してコンソール10の中の発生装置に接続している。さらに、この発生装置10はフット・スイッチ40により制御可能であり、このフット・スイッチ40は別のケーブル50を介してコンソール10に接続している。従って、使用時において、外科医は、自分の指でハンド・ピース上のスイッチ34を操作するか自分の足でフット・スイッチ40を操作して、ハンド・ピースに対して超音波電気信号を供給することによりブレードを一定の超音波振動数で長手方向に沿って振動させることができる。
【0017】
発生装置のコンソール10は液晶表示装置12を備えており、この表示装置12は最大切断出力率または切断出力に付随する数値的出力レベル等の種々の手段において選択される切断出力レベルを指示するために使用できる。この液晶表示装置12はシステムにおける別のパラメータを表示するために使用することもできる。出力スイッチ11を使用して装置を始動する。ウォーミング・アップ状態において、「待機(stasndby)」ライト13が点灯する。動作準備が完了すると、「準備完了(ready)」インジケータ14が点灯して、待機ライトが消える。装置が最大出力を供給する場合には、MAXボタン15が押される。それよりも少ない出力が望まれる場合には、MINボタン17が作動される。さらに、MINボタンが作動されているときの出力レベルがボタン16により設定される。
【0018】
出力がスイッチ34またはスイッチ40のいずれかの操作により超音波ハンド・ピースに供給される場合に、この組立体は外科用メスまたはブレードを約55.5kHzで長手方向に沿って振動させ、この長手方向の移動量は使用者により調節可能に選択される駆動出力(電流)の量に比例して変化する。比較的高い切断出力が供給される場合に、ブレードはその超音波振動速度において約40μm乃至100μmの範囲内で長手方向に移動するように設計されている。このようにブレードの超音波振動によりブレードが組織に接触する際に熱が発生する。すなわち、ブレードが組織内において加速することにより移動するブレードの機械的なエネルギーが極めて狭い局在化した領域内で熱エネルギーに変換される。この局在化した熱が狭い領域の凝固を形成し、これにより直径が1mmよりも小さい血管における出血を減少または除去できる。このブレードの切断効率および止血の程度は供給される駆動出力のレベル、外科医の切断速度、組織の性質および血管分布により変化する。
【0019】
図2においてさらに詳細に示すように、超音波ハンド・ピース30は電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換してトランスデューサの各端部において長手方向に沿う振動動作を生じるための圧電変換トランスデューサ36を収容している。トランスデューサ36はそのスタック(堆積体)に沿う特定の点に配置されている動作ゼロ点(motion null point)を有する積み重ね状のセラミック圧電素子の形態である。このトランスデューサ・スタックは2個のシリンダ31とシリンダ33との間に取り付けられている。さらに、シリンダ35がシリンダ33に取り付けられており、当該シリンダ35は別の動作ゼロ点37においてハウジング内に取り付けられている。さらに、ホーン38はその一端側において動作ゼロ点37に取り付けられていて、その他側端においてカップラー39に取り付けられている。ブレード32はこのカップラー39に固定されている。この結果、ブレード32はトランスデューサ36による一定の超音波振動数で長手方向に沿って振動する。トランスデューサの各幹部は当該トランスデューサの共振振動数において一定の最大電流により駆動する場合に不動の節部を構成するスタックの部分を伴って最大の動作を行なう。しかしながら、この最大動作を行なう電流は各ハンド・ピースにより変化し、システムが使用できるハンド・ピースの不揮発性メモリに記憶された値である。
【0020】
ハンド・ピースの各部品はその組み合わせ体が同一共振振動数で振動するように設計されている。特に、最終的なこれらの各要素の長さが1/2波長になるように各要素が同調される。長手方向に沿う前後方向の動作は音響学的取付ホーン38のブレード32に近い方の直径が減少するに従って増幅される。従って、ホーン38およびブレード/カップラーはブレードの動作を増幅して音響システムにおける残りの部分に対して同調した共振振動を行なうような形状および寸法を有し、これにより、ブレード32に近接している音響学的取付ホーン38の端部において最大の前後動作が生じる。トランスデューサ・スタックにおける動作がホーン38により増幅されて約20μm乃至25μmまで移動する。さらに、カップラー39における動作がブレード32により増幅されて約40μm乃至100μmまでブレードが移動する。
【0021】
ハンド・ピースの中のトランスデューサを駆動するための超音波電気信号を形成するシステムを図3および図4に示す。この駆動システムは柔軟であり、所望の振動数および出力レベル設定値において駆動信号を形成できる。システム内のDSP60またはマイクロプロセッサを使用して適当な出力パラメータおよび振動周波数をモニターして最小または最大動作モードのいずれかにおいて供給される適当な出力レベルを生じる。DSP60またはマクロプロセッサはさらにトランスデューサ/ブレードのようなシステム中の構成部品について診断検査を行なうために使用するコンピュータ・プログラムも記憶している。
【0022】
例えば、DSPまたはマイクロプロセッサ60に記憶されている位相補正アルゴリズム等のプログラムの制御下において、始動中の振動数を特定値、例えば50kHzに設定できる。このことは共振に接近していることを示すインピーダンスにおける変化を検出するまで特定速度で掃引することにより行なうことができる。その後、掃引速度を減少してシステムが共振振動数、例えば55kHzをオーバーシュートしないようにする。この掃引速度は、例えば50サイクルの増加分における振動数変化を得ることにより達成できる。比較的遅い速度が望まれる場合は、プログラムにおいて、例えば25サイクルにその増加分を減少することができ、両方の場合が測定したインピーダンスの大きさおよび位相に基づいて適応できる。もちろん、上記増加分の大きさを増加することによりさらに大きな速度が達成できる。さらに、上記の掃引速度は振動数の増加分の更新速度を変化することにより変更できる。
【0023】
例えば、51kHzにおいて所望されない共振モードが存在することがわかっている場合に、上記プログラムは、例えば50kHzから振動数を下げて掃引して共振を見つけるようにすることができる。さらに、上記システムは50kHzから振動数を上げて掃引して所望されない共振が存在している51kHzを飛び越えて掃引することができる。いずれの場合においても、このシステムは高度の柔軟性を有している。
【0024】
動作時において、使用者は外科装置において使用する特定の出力レベルを設定する。この処理はコンソールのフロント・パネル上の出力レベルスイッチ16により行なわれる。このスイッチはDSP60に供給される信号150を発生する。その後、DSP60はコンソールのフロント・パネルの表示装置12に対して配線152(図4)上に信号を送ることにより所定の出力レベルを表示する。
【0025】
実際に外科ブレードを振動させるために、使用者はフット・スイッチ40またはハンド・ピース・スイッチ34を作動する。この作動により図3における配線154上に信号が送られる。この信号は出力をプッシュプル増幅器78からトランスデューサ36に供給するために有効である。DSPまたはマイクロプロセッサ60がハンド・ピースのトランスデューサの共振振動数をロックして出力がハンド・ピースのトランスデューサに継続的に供給されるようになると、オーディオ・ドライブ信号が配線156上に送られる。このことによりシステム内の音響指示手段が音を発生して、使用者に対して出力がハンド・ピースに供給されて外科用メスが動作状態になっていることを通知する。
【0026】
図5及び図6は超音波トランスデューサを数学的にモデル化するための並列等価電気回路である。トランスデューサのシャント・キャパシタンスC0 は寄生回路素子であり、シャント・キャパシタンスを流れる電流はブレードの動作に寄与しない。C0 の効果を最小にするために、超音波発生装置内で並列同調インダクタ(LS )が用いられている。C0 の容量性リアクタンスはLS の誘導性リアクタンスによって相殺される。C0 およびLS に作用する電流が結果として共振振動数での高いインピーダンス、およびLS の高いQに由来する最小の損失をもたらす。共振振動数、C0 および同調インダクタの変化が、システムを同調状態からわずかに外す。同調した回路の負荷の等価インピーダンスは、超音波トランスデューサの運動する構成要素に限定される。電圧フィードバック・キャパシタ(図示せず)は、増幅器の出力(図示せず)に存在し、C0 の一部として取り扱われて、LS の値の計算に含まれる。
【0027】
シャント・キャパシタンスC0 は、圧電セラミック素子の積層体の性質、圧電セラミック素子の積層体を形成するディスクの厚み、およびトランスデューサ全体の構造に影響を及ぼされる。C0 の典型的な値は、2.9nFから9nFまでである。CS はトランスデューサの運動性キャパシタンス、すなわち、トランスデューサの運動する構成要素のキャパシタンスであり、圧電セラミック素子の性質、ディスクの形状、およびディスクの金属被覆された部分の面積によって主として決定される。CS の典型的な値は、6pFから30pFまでである。LS はトランスデューサの運動性インダクタンス、すなわち、トランスデューサの運動する構成要素のインダクタンスであり、ブレードおよびトランスデューサの質量によって主に決定される。LS の典型的な値は0.5Hから1.5Hまでである。
【0028】
RS はトランスデューサの等価負荷/損失抵抗である。共振のQはRS の最小値によって限定され、RS の最小値はトランスデューサの固有損失によって決定される。機械的な負荷が大きいほど、RS の値も大きい。無負荷でのRS の典型的な値は10Ωから50Ωであり、大きい負荷でのRS の値は800Ω以上に達することもある。
【0029】
図5および図6は、本発明の方法の好ましい実施形態を示すフロー・チャートである。ブレードがハンド・ピースに連結されていない状態および図3および図4に示したDSPまたはマイクロプロセッサ60に記憶されたプログラムによって制御されて、本発明の方法は、ステップ500に示すように超音波発生装置を用いてハンド・ピースに電力を供給することにより実施される。ステップ510に示すように振動数の掃引が目標の振動数の範囲内で実施されて、インピーダンスが最小になる振動数が求められる。ステップ520に示すように、各々の振動数の掃引における最小のインピーダンスが得られた共振振動数が記録され記憶される。好ましい実施形態では、3種類の振動数の掃引が行なわれ、インピーダンスが最小になる3つの共振振動数が記録されて記憶され(すなわち、3つの最小のインピーダンスおよび最小の位相)、振動数の掃引は目標の範囲である50kHzから56kHzまでの範囲内で行なわれる。
【0030】
ステップ530に示すように、検査が実施されて、共振振動数(fr )が50kHzから52kHzまでの範囲内にあるか否か、RS が125Ωより大きいか否か、および位相余有(PM)の大きさが250Hzより大きいか否かを判定するための検査が行なわれる。判定の条件が成立する場合には、ステップ535に示すように、LCD12に「ハンド・ピースが壊れています(Broken Hand Piece)」というメッセージが表示されて、試験が終了する。
【0031】
ステップ530の判定の条件が不成立の場合には、システムに試験片が連結されているか否かを判定するための試験が実行される。ステップ540に示すように、特に、この試験は、(i)位相余有(PM)の大きさが150Hzから250Hzまでであるか、および(ii)共振振動数でのRS が35Ωより大きいか、を確かめる。これらの判定の条件が成立する場合には、ステップ545に示すようにLCD12に「試験片を伴うハンド・ピースが壊れています(Broken Hand Piece with a Test Tip)」というメッセージが表示される。
【0032】
ステップ540の条件が不成立の場合には、ステップ550に示すように、PMの大きさが150Hzより小さいか否かを判定するための試験が実行される。この判定の条件が成立する場合には、ステップ555に示すように、LCD12に「スタッドが壊れてもしくは緩んでいます(A Broken/Loose Stud)」というメッセージが表示される。
【0033】
次に、ステップ560に示すように、ブレードがハンド・ピースに連結され、超音波発生装置を用いてハンド・ピースに電力が供給される。ステップ570に示されているように、3つの振動数の掃引が50kHzから56kHzまでである目標の範囲内で実行されて、インピーダンスが最小になる共振振動数が求められる。ステップ580に示されているように、インピーダンスが最小になる3つの共振振動数(すなわち、3つの最小のインピーダンスと3つの最小の位相)が記録され記憶される。
【0034】
ステップ590では、3つの共振振動数fr が52kHzから54kHzまでであるか否かを判定するための試験が実行される。この判定の条件が成立する場合には、ステップ595に示されているように、LCD12に「ブレードが壊れています(Broken Blade)」というメッセージが表示されて、試験が終了する。注意するべきことは、この条件はステップ530で実行された試験によっても検出されるということである。
【0035】
ステップ590の判定の条件が成立しない場合には、ステップ600に示すように、fr が54kHzより大きいか否か、およびRS が300Ωより大きいか否かを判定するための試験がさらに実行される。この判定の条件が成立する場合には、ステップ605に示すように、LCD12に「ブレード無しで試験を繰り返して下さい(Repeat Test With No Blade)」というメッセージが表示される。次に、ブレードが取り外されて(ステップ610)、ハンド・ピースが不良か否かが判定されるステップ530に戻る。ステップ600の判定の条件が成立する場合、すなわちfr が54kHzより小さく、RS が300Ωより小さい場合には、ステップ620に示すようにLCD12に「ブレードは良好です(Good Blade)」というメッセージが表示されて、試験が終了する。
【0036】
ハンド・ピースにブレードを連結した状態での試験の間、54kHzの振動数が用いられて、高温のもとでハンド・ピースおよびブレードがこの値を下回らないことが確かめられる。注意すべきことは、300Ωというインピーダンスの値は、200Ωから300Ωまでの範囲内のインピーダンスを有する複数のブレードを区別するために用いられるということである。さらに、位相余有(PM)の値が測定されて記憶され、この位相余有は(ステップ540で判定されたように)150Hzより小さくなければならないことが知られている。
【0037】
さらに、ハンド・ピースとブレードの組み合わせがよごれていると、インピーダンスの値が予測される値よりも高くなることがある。したがって、試験片の場合には、使用者は最初に組み合わせを洗浄し、次に診断手順を再開する前に試験片を取り付け直すように指示される。これは、試験の開始もしくはステップ610と共に実施される。
【0038】
インピーダンスの測定値およびインピーダンスの位相余有(すなわち、共振(例えば、最小のインピーダンス)と非共振(例えば、最大のインピーダンス)との間の振動数の差)の測定値を得るために、図5および図6に示すDSP60およびその他の回路要素が用いられる。特に、プッシュ−プル増幅器78は超音波信号を出力変換器86に送出し、出力変換器86は超音波信号をケーブル26のライン85を介してハンド・ピース内の圧電トランスデューサ36に送出する。ライン85の電流および電圧は、電流センス回路88および電圧センス回路92によって検出される。電流センス信号および電圧センス信号は、各々、平均電流回路120および平均電圧回路122に送られ、平均電流回路120および平均電圧回路122は、各々、電流センス信号および電圧センス信号を平均する。平均電圧信号はアナログ・デジタル変換器(ADC)126によってデジタル符号に変換され、このデジタル符号がDSP60に入力される。同様に、平均電流信号はアナログ・デジタル変換器(ADC)124によってデジタル符号に変換され、このデジタル符号がDSP60に入力される。DSP60では、継続しているバイアスに基づいて電圧対電流の比が計算されて、振動数が変化したときの現在のインピーダンスの値が求められる。共振に近づいたときインピーダンスが大きく変化する。
【0039】
電流センス回路88および電圧センス回路92からの信号は、対応するゼロ・クロス検出器100およびゼロ・クロス検出器102にも供給される。これらの検出器は、対応する信号の値が零となったときにパルスを発生する。検出器100からのパルスは位相検出論理回路104に供給され、この位相検出論理回路104にはそのパルス信号によって開始されるカウンタが含まれている。検出器102からのパルスも同様に位相検出論理回路104に供給され、このパルス信号によってカウンタが停止される。その結果、カウンタによって計数されたカウントはライン104にデジタル符号として出力され、このデジタル符号が電流と電圧との位相差を表すことになる。この位相差の大きさは、共振を表してもいる。これらの信号は、発生装置の振動数を共振にロック・オンさせる位相ロック・ループ(PLL)の一部として用いられ、例えば、位相のデータをDSP60内の位相の設定点と比較して、プッシュ−プル増幅器78を駆動する直接デジタル合成(DDS)回路128に供給される振動数信号を生成する。
【0040】
さらに、インピーダンスおよび位相の値は、上述したようにブレードがゆるんでいるか否かを検出するために診断のための位相の操作にも用いられる。その場合、DSPは共振への位相のロックを達成することを目標とするのではなく、ブレードが堅固に取り付けられているか否かを判定するために特定の振動数でハンド・ピースを作動させてインピーダンスと位相を測定する。
【0041】
本発明の方法によれば、ブレードに関連した故障を検出する速度が高められる。これにより、外科医が手術室内で超音波システムに関連する故障処理の課題に費やす時間を低減することができる。
【0042】
以上において、本発明を詳細に図示および説明したが、これらは例示を目的としていることが明らかに理解でき、(本発明を)制限するためのものではないと考えるべきである。本発明の範囲および趣旨は本明細書において記載する特許請求の範囲およびその実施態様における用語のみにより限定される。
【0043】
本発明の実施態様は以下の通りである。
(1)駆動信号を供給する過程が、前記ハンド・ピースに前記ブレードを取り付けない状態で、予め決められた目標の振動数の範囲内で超音波信号を前記ハンド・ピースに供給する過程を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
(2)前記予め決められた目標の振動数の範囲が、50kHzから56kHzまでであることを特徴とする実施態様(1)に記載の方法。
(3)前記予め決められた振動数の範囲内での前記複数回の振動数の掃引が、50kHzから56kHzまでの範囲で実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
(4)3回の振動数の掃引が実行されることを特徴とする実施態様(3)に記載の方法。
(5)前記判定する過程が、前記共振振動数が50kHzより大きくかつ52kHzより小さいか否か、前記位相余有が250Hzより大きいか否か、および前記最小のインピーダンスの値が35Ωより大きいか否かのうちの少なくともひとつを判定する過程を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【0044】
(6)前記ハンド・ピースの前記共振振動数の値、前記位相余有の値および前記最小のインピーダンスの値のうちの少なくともひとつが、受容される限界内にあるとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(5)に記載の方法。
(7)前記メッセージを表示する過程が、前記液晶表示装置に「不良なハンド・ピース(Bad Hand Piece)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(6)に記載の方法。
(8)前記ハンド・ピースに試験片が連結されているか否かを判定する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(5)に記載の方法。
(9)前記試験片が連結されているか否かを判定する過程が、前記最小のインピーダンスが35Ωより大きいか否か、および前記位相余有が150Hzより大きくかつ250Hzより小さいか否かを判定する過程を有することを特徴とする実施態様(8)に記載の方法。
(10)前記ハンド・ピースの前記最小のインピーダンスおよび前記位相余有が受容される限界内にあるとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
【0045】
(11)前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程が、「試験片を伴うハンド・ピースが壊れています(Broken Hand Piece with a Test Tip)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(10)に記載の方法。
(12)前記位相余有が150Hzより小さいか否かを判定する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(13)前記位相余有が150Hzより小さいとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(14)前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程が、「スタッドが壊れてもしくは緩んでいます(Broken/Loose Stud)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(13)に記載の方法。
(15)前記共振振動数が、52kHzより大きくかつ54kHzより小さいか否かを判定する過程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【0046】
(16)前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせの前記共振振動数が前記受容される限界内にあるとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(17)前記メッセージを表示する過程が、「ブレードが壊れています(Broken Blade)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(16)に記載の方法。
(18)前記共振振動数が54kHzより大きいか否か、および前記最小のインピーダンスが300Ωより大きいか否かを判定する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(19)前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせの前記共振振動数および前記最小のインピーダンスが、各々、54kHzおよび300Ωより小さいとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程をさらに有することを特徴とする実施態様(9)に記載の方法。
(20)前記メッセージを表示する過程が、「ブレードは良好です(Good Blade)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(19)に記載の方法。
(21)前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせの前記共振振動数および前記最小のインピーダンスが、各々、54kHzおよび300Ωより大きいとき、前記発生装置の前記液晶表示装置にメッセージを表示する過程と、前記ブレードを取り外す過程と、前記ハンド・ピースに試験片が連結されているか否かを判定する過程に戻る過程とをさらに有することを特徴とする実施態様(18)に記載の方法。
(22)前記メッセージを表示する過程が、「ブレード無しで試験を繰り返して下さい(Repeat Test With No Blade)」というメッセージを表示する過程を有することを特徴とする実施態様(21)に記載の方法。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ブレードに関連した故障を検出する速度が高められる効果がある。本発明によれば、外科医が手術室内で超音波システムに関連する故障処理の課題に費やす時間を低減することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための超音波外科切断および止血システム用のコンソール、およびハンド・ピースおよびフット・スイッチの斜視図である。
【図2】図1のシステムの超音波外科用メスのハンド・ピースにおける概略的切断図である。
【図3】図4と共に本発明の方法の好ましい実施形態を実施するための超音波発生装置を示すブロック図である。
【図4】図3と共に本発明の方法の好ましい実施形態を実施するための超音波発生装置を示すブロック図である。
【図5】図6と共に本発明の方法の好ましい実施形態を示すフロー・チャートである。
【図6】図5と共に本発明の方法の好ましい実施形態を示すフロー・チャートである。
【符号の説明】
10 コンソール
11 出力スイッチ
12 表示装置
13 待機ライト
14 準備完了インジケータ
15 MAXボタン
16 ボタン
17 MINボタン
18 手による駆動ボタン
19 テストボタン
26 ケーブル
30 ハンド・ピース
31 シリンダ
32 ブレード
33 シリンダ
34 スイッチ
35 シリンダ
36 トランスデューサ
37 動作ゼロ点
38 ホーン
39 カップラー
40 フット・スイッチ
50 ケーブル
60 DSP
Claims (1)
- 超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法であって、
前記フレードが取り付けられていないハンド・ピースに超音波発生装置を用いて駆動信号を供給する過程と、
予め決められた振動数の範囲内で複数回の振動数の掃引を行なう過程と、
前記予め決められた振動数の範囲内で前記ハンド・ピースが最小のインピーダンスの値を有するときに前記ハンド・ピースの共振振動数の値および位相余有の値を記憶する過程と、
前記共振振動数の値、前記位相余有の値および前記最小のインピーダンスの値のうちの少なくともひとつが、受容される限界内にあるか否かを判定する過程と、
前記ハンド・ピースの前記共振振動数の値、前記位相余有の値および前記最小のインピーダンスの値が受容される限界内にあるとき、前記ブレードを前記ハンド・ピースに連結して、前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせに前記予め決められた振動数の範囲内の前記駆動信号を供給して振動数の掃引を行なう過程と、
前記予め決められた振動数の範囲内で前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせ最小のインピーダンスの値を有するときに前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせの共振振動数の値および位相余有の値を記憶する過程と、
前記ハンド・ピースと前記ブレードの組み合わせの前記共振振動数の値および前記最小のインピーダンスの値が受容される限界内にあるとき、前記発生装置の液晶表示装置にメッセージを表示する過程とを有することを特徴とする超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US242169 | 1988-09-08 | ||
US24216900P | 2000-10-20 | 2000-10-20 | |
US866911 | 2001-05-29 | ||
US09/866,911 US6662127B2 (en) | 2000-10-20 | 2001-05-29 | Method for detecting presence of a blade in an ultrasonic system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002200095A JP2002200095A (ja) | 2002-07-16 |
JP4070984B2 true JP4070984B2 (ja) | 2008-04-02 |
Family
ID=26934887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001360095A Expired - Lifetime JP4070984B2 (ja) | 2000-10-20 | 2001-10-22 | 超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6662127B2 (ja) |
EP (1) | EP1199042B1 (ja) |
JP (1) | JP4070984B2 (ja) |
AU (1) | AU784295B2 (ja) |
CA (1) | CA2359140C (ja) |
DE (1) | DE60136045D1 (ja) |
Families Citing this family (222)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7707920B2 (en) * | 2003-12-31 | 2010-05-04 | Sd3, Llc | Table saws with safety systems |
US6678621B2 (en) * | 2000-10-20 | 2004-01-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Output displacement control using phase margin in an ultrasonic surgical hand piece |
US11229472B2 (en) | 2001-06-12 | 2022-01-25 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with multiple magnetic position sensors |
US8182501B2 (en) | 2004-02-27 | 2012-05-22 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical shears and method for sealing a blood vessel using same |
CN101502441B (zh) * | 2004-09-14 | 2010-10-13 | 奥林巴斯株式会社 | 超声波处置器具和超声波处置器具用探针 |
US7846155B2 (en) | 2004-10-08 | 2010-12-07 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Handle assembly having hand activation for use with an ultrasonic surgical instrument |
US20070191713A1 (en) | 2005-10-14 | 2007-08-16 | Eichmann Stephen E | Ultrasonic device for cutting and coagulating |
US7621930B2 (en) | 2006-01-20 | 2009-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasound medical instrument having a medical ultrasonic blade |
US20080234709A1 (en) | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Houser Kevin L | Ultrasonic surgical instrument and cartilage and bone shaping blades therefor |
US8057498B2 (en) | 2007-11-30 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument blades |
US8911460B2 (en) | 2007-03-22 | 2014-12-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US8226675B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-07-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8142461B2 (en) | 2007-03-22 | 2012-03-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8808319B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-08-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8348967B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-01-08 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US8257377B2 (en) | 2007-07-27 | 2012-09-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Multiple end effectors ultrasonic surgical instruments |
US8523889B2 (en) | 2007-07-27 | 2013-09-03 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic end effectors with increased active length |
US8882791B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-11-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
US9044261B2 (en) | 2007-07-31 | 2015-06-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Temperature controlled ultrasonic surgical instruments |
US8512365B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-08-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments |
US8252012B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-08-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with modulator |
US8430898B2 (en) | 2007-07-31 | 2013-04-30 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
USD594983S1 (en) | 2007-10-05 | 2009-06-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Handle assembly for surgical instrument |
JP2010540186A (ja) | 2007-10-05 | 2010-12-24 | エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッド | 人間工学的外科用器具 |
US7901423B2 (en) | 2007-11-30 | 2011-03-08 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Folded ultrasonic end effectors with increased active length |
US10010339B2 (en) | 2007-11-30 | 2018-07-03 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blades |
US8663262B2 (en) | 2007-12-03 | 2014-03-04 | Covidien Ag | Battery assembly for battery-powered surgical instruments |
US8338726B2 (en) | 2009-08-26 | 2012-12-25 | Covidien Ag | Two-stage switch for cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device |
US8061014B2 (en) | 2007-12-03 | 2011-11-22 | Covidien Ag | Method of assembling a cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device |
US9017355B2 (en) | 2007-12-03 | 2015-04-28 | Covidien Ag | Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device |
US8435257B2 (en) | 2007-12-03 | 2013-05-07 | Covidien Ag | Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device and method |
US8419758B2 (en) | 2007-12-03 | 2013-04-16 | Covidien Ag | Cordless hand-held ultrasonic cautery cutting device |
US9314261B2 (en) | 2007-12-03 | 2016-04-19 | Covidien Ag | Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device |
US9107690B2 (en) | 2007-12-03 | 2015-08-18 | Covidien Ag | Battery-powered hand-held ultrasonic surgical cautery cutting device |
ES2651687T3 (es) | 2008-03-31 | 2018-01-29 | Applied Medical Resources Corporation | Sistema electroquirúrgico con un módulo de memoria |
US7983865B2 (en) * | 2008-04-15 | 2011-07-19 | Olympus Medical Systems Corp. | Power supply apparatus for operation and resonant frequency searching method |
US8058771B2 (en) | 2008-08-06 | 2011-11-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic device for cutting and coagulating with stepped output |
US9089360B2 (en) | 2008-08-06 | 2015-07-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
US9700339B2 (en) | 2009-05-20 | 2017-07-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Coupling arrangements and methods for attaching tools to ultrasonic surgical instruments |
US8344596B2 (en) | 2009-06-24 | 2013-01-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Transducer arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US8663220B2 (en) | 2009-07-15 | 2014-03-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments |
IN2012DN00339A (ja) | 2009-07-15 | 2015-08-21 | Ethicon Endo Surgery Inc | |
US8461744B2 (en) | 2009-07-15 | 2013-06-11 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotating transducer mount for ultrasonic surgical instruments |
US9017326B2 (en) | 2009-07-15 | 2015-04-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Impedance monitoring apparatus, system, and method for ultrasonic surgical instruments |
US9168054B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-10-27 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
USRE47996E1 (en) | 2009-10-09 | 2020-05-19 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US10441345B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-10-15 | Ethicon Llc | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US11090104B2 (en) | 2009-10-09 | 2021-08-17 | Cilag Gmbh International | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US10172669B2 (en) | 2009-10-09 | 2019-01-08 | Ethicon Llc | Surgical instrument comprising an energy trigger lockout |
US9060776B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-06-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical generator for ultrasonic and electrosurgical devices |
US8486096B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-07-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Dual purpose surgical instrument for cutting and coagulating tissue |
US8323302B2 (en) | 2010-02-11 | 2012-12-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods of using ultrasonically powered surgical instruments with rotatable cutting implements |
US8382782B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-02-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with partially rotating blade and fixed pad arrangement |
US8579928B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-11-12 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Outer sheath and blade arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US8419759B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-04-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instrument with comb-like tissue trimming device |
US9259234B2 (en) | 2010-02-11 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with rotatable blade and hollow sheath arrangements |
US8531064B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-09-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonically powered surgical instruments with rotating cutting implement |
US8961547B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with moving cutting implement |
US8469981B2 (en) | 2010-02-11 | 2013-06-25 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable cutting implement arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US8951272B2 (en) | 2010-02-11 | 2015-02-10 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Seal arrangements for ultrasonically powered surgical instruments |
US8834518B2 (en) | 2010-04-12 | 2014-09-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical cutting and sealing instruments with cam-actuated jaws |
GB2480498A (en) | 2010-05-21 | 2011-11-23 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device comprising RF circuitry |
US8795327B2 (en) | 2010-07-22 | 2014-08-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical instrument with separate closure and cutting members |
US9192431B2 (en) | 2010-07-23 | 2015-11-24 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Electrosurgical cutting and sealing instrument |
US8888809B2 (en) | 2010-10-01 | 2014-11-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with jaw member |
US8979890B2 (en) | 2010-10-01 | 2015-03-17 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with jaw member |
JP6143362B2 (ja) | 2010-10-01 | 2017-06-07 | アプライド メディカル リソーシーズ コーポレイション | ジョー及び/又は電極、及び電気手術用増幅器を持つ電気手術器具 |
US8968293B2 (en) | 2011-04-12 | 2015-03-03 | Covidien Lp | Systems and methods for calibrating power measurements in an electrosurgical generator |
US9259265B2 (en) | 2011-07-22 | 2016-02-16 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments for tensioning tissue |
USD700699S1 (en) | 2011-08-23 | 2014-03-04 | Covidien Ag | Handle for portable surgical device |
US9044243B2 (en) | 2011-08-30 | 2015-06-02 | Ethcon Endo-Surgery, Inc. | Surgical cutting and fastening device with descendible second trigger arrangement |
USD687549S1 (en) | 2011-10-24 | 2013-08-06 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument |
JP6234932B2 (ja) | 2011-10-24 | 2017-11-22 | エシコン・エンド−サージェリィ・インコーポレイテッドEthicon Endo−Surgery,Inc. | 医療用器具 |
EP2811932B1 (en) | 2012-02-10 | 2019-06-26 | Ethicon LLC | Robotically controlled surgical instrument |
US9439668B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-09-13 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Switch arrangements for ultrasonic surgical instruments |
US9237921B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Devices and techniques for cutting and coagulating tissue |
US9226766B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Serial communication protocol for medical device |
US9241731B2 (en) | 2012-04-09 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Rotatable electrical connection for ultrasonic surgical instruments |
US9724118B2 (en) | 2012-04-09 | 2017-08-08 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Techniques for cutting and coagulating tissue for ultrasonic surgical instruments |
US20140005705A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instruments with articulating shafts |
US9283045B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-03-15 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with fluid management system |
US9198714B2 (en) | 2012-06-29 | 2015-12-01 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Haptic feedback devices for surgical robot |
US9820768B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-11-21 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments with control mechanisms |
US9408622B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-08-09 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
US9226767B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-01-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Closed feedback control for electrosurgical device |
US20140005702A1 (en) | 2012-06-29 | 2014-01-02 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned transducers |
US9351754B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Ultrasonic surgical instruments with distally positioned jaw assemblies |
US9393037B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-07-19 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Surgical instruments with articulating shafts |
US9326788B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-05-03 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Lockout mechanism for use with robotic electrosurgical device |
IN2015DN02432A (ja) | 2012-09-28 | 2015-09-04 | Ethicon Endo Surgery Inc | |
US9095367B2 (en) | 2012-10-22 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Flexible harmonic waveguides/blades for surgical instruments |
US10201365B2 (en) | 2012-10-22 | 2019-02-12 | Ethicon Llc | Surgeon feedback sensing and display methods |
US20140135804A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-15 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic and electrosurgical devices |
US10226273B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-03-12 | Ethicon Llc | Mechanical fasteners for use with surgical energy devices |
US9241728B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-01-26 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical instrument with multiple clamping mechanisms |
US9814514B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-11-14 | Ethicon Llc | Electrosurgical (RF) medical instruments for cutting and coagulating tissue |
US9265926B2 (en) | 2013-11-08 | 2016-02-23 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Electrosurgical devices |
GB2521228A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
GB2521229A (en) | 2013-12-16 | 2015-06-17 | Ethicon Endo Surgery Inc | Medical device |
US9795436B2 (en) | 2014-01-07 | 2017-10-24 | Ethicon Llc | Harvesting energy from a surgical generator |
US9554854B2 (en) | 2014-03-18 | 2017-01-31 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Detecting short circuits in electrosurgical medical devices |
US10463421B2 (en) | 2014-03-27 | 2019-11-05 | Ethicon Llc | Two stage trigger, clamp and cut bipolar vessel sealer |
US10092310B2 (en) | 2014-03-27 | 2018-10-09 | Ethicon Llc | Electrosurgical devices |
US10524852B1 (en) | 2014-03-28 | 2020-01-07 | Ethicon Llc | Distal sealing end effector with spacers |
US9737355B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-08-22 | Ethicon Llc | Controlling impedance rise in electrosurgical medical devices |
US9913680B2 (en) | 2014-04-15 | 2018-03-13 | Ethicon Llc | Software algorithms for electrosurgical instruments |
US9757186B2 (en) | 2014-04-17 | 2017-09-12 | Ethicon Llc | Device status feedback for bipolar tissue spacer |
KR102537276B1 (ko) | 2014-05-16 | 2023-05-26 | 어플라이드 메디컬 리소시스 코포레이션 | 전기수술용 시스템 |
WO2015184446A2 (en) | 2014-05-30 | 2015-12-03 | Applied Medical Resources Corporation | Electrosurgical seal and dissection systems |
US9700333B2 (en) | 2014-06-30 | 2017-07-11 | Ethicon Llc | Surgical instrument with variable tissue compression |
US10285724B2 (en) | 2014-07-31 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Actuation mechanisms and load adjustment assemblies for surgical instruments |
US9877776B2 (en) | 2014-08-25 | 2018-01-30 | Ethicon Llc | Simultaneous I-beam and spring driven cam jaw closure mechanism |
US10194976B2 (en) | 2014-08-25 | 2019-02-05 | Ethicon Llc | Lockout disabling mechanism |
US10194972B2 (en) * | 2014-08-26 | 2019-02-05 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
US10639092B2 (en) | 2014-12-08 | 2020-05-05 | Ethicon Llc | Electrode configurations for surgical instruments |
US10159524B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-12-25 | Ethicon Llc | High power battery powered RF amplifier topology |
US9848937B2 (en) | 2014-12-22 | 2017-12-26 | Ethicon Llc | End effector with detectable configurations |
US10092348B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-10-09 | Ethicon Llc | RF tissue sealer, shear grip, trigger lock mechanism and energy activation |
US10111699B2 (en) | 2014-12-22 | 2018-10-30 | Ethicon Llc | RF tissue sealer, shear grip, trigger lock mechanism and energy activation |
CA3195821A1 (en) | 2014-12-23 | 2016-06-30 | Applied Medical Resources Corporation | Bipolar electrosurgical sealer and divider |
USD748259S1 (en) | 2014-12-29 | 2016-01-26 | Applied Medical Resources Corporation | Electrosurgical instrument |
US10245095B2 (en) | 2015-02-06 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with rotation and articulation mechanisms |
US10342602B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-07-09 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
US10321950B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-06-18 | Ethicon Llc | Managing tissue treatment |
US10595929B2 (en) | 2015-03-24 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Surgical instruments with firing system overload protection mechanisms |
US10314638B2 (en) | 2015-04-07 | 2019-06-11 | Ethicon Llc | Articulating radio frequency (RF) tissue seal with articulating state sensing |
US10117702B2 (en) | 2015-04-10 | 2018-11-06 | Ethicon Llc | Surgical generator systems and related methods |
US10130410B2 (en) | 2015-04-17 | 2018-11-20 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument including a cutting member decouplable from a cutting member trigger |
US9872725B2 (en) | 2015-04-29 | 2018-01-23 | Ethicon Llc | RF tissue sealer with mode selection |
US10034684B2 (en) | 2015-06-15 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Apparatus and method for dissecting and coagulating tissue |
US10610253B2 (en) * | 2015-06-15 | 2020-04-07 | Covidien Lp | Ultrasonic surgical device and method for detection of attachment of ultrasonic probe |
US11020140B2 (en) | 2015-06-17 | 2021-06-01 | Cilag Gmbh International | Ultrasonic surgical blade for use with ultrasonic surgical instruments |
US10342568B2 (en) | 2015-06-23 | 2019-07-09 | Covidien Lp | Ultrasonic surgical device and method for detection of attachment of ultrasonic probe |
US11129669B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue type |
US11141213B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-10-12 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with user adaptable techniques |
US10357303B2 (en) | 2015-06-30 | 2019-07-23 | Ethicon Llc | Translatable outer tube for sealing using shielded lap chole dissector |
US10898256B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-01-26 | Ethicon Llc | Surgical system with user adaptable techniques based on tissue impedance |
US11051873B2 (en) | 2015-06-30 | 2021-07-06 | Cilag Gmbh International | Surgical system with user adaptable techniques employing multiple energy modalities based on tissue parameters |
US10034704B2 (en) | 2015-06-30 | 2018-07-31 | Ethicon Llc | Surgical instrument with user adaptable algorithms |
US10154852B2 (en) | 2015-07-01 | 2018-12-18 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved cutting and coagulation features |
US10751108B2 (en) | 2015-09-30 | 2020-08-25 | Ethicon Llc | Protection techniques for generator for digitally generating electrosurgical and ultrasonic electrical signal waveforms |
US10959771B2 (en) | 2015-10-16 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Suction and irrigation sealing grasper |
US10595930B2 (en) | 2015-10-16 | 2020-03-24 | Ethicon Llc | Electrode wiping surgical device |
US10179022B2 (en) | 2015-12-30 | 2019-01-15 | Ethicon Llc | Jaw position impedance limiter for electrosurgical instrument |
US10959806B2 (en) | 2015-12-30 | 2021-03-30 | Ethicon Llc | Energized medical device with reusable handle |
US10575892B2 (en) | 2015-12-31 | 2020-03-03 | Ethicon Llc | Adapter for electrical surgical instruments |
US10716615B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-07-21 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with curved end effectors having asymmetric engagement between jaw and blade |
US11229471B2 (en) | 2016-01-15 | 2022-01-25 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on tissue characterization |
US11129670B2 (en) | 2016-01-15 | 2021-09-28 | Cilag Gmbh International | Modular battery powered handheld surgical instrument with selective application of energy based on button displacement, intensity, or local tissue characterization |
US10537351B2 (en) | 2016-01-15 | 2020-01-21 | Ethicon Llc | Modular battery powered handheld surgical instrument with variable motor control limits |
US10555769B2 (en) | 2016-02-22 | 2020-02-11 | Ethicon Llc | Flexible circuits for electrosurgical instrument |
US10856934B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-12-08 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting and tissue engaging members |
US10485607B2 (en) | 2016-04-29 | 2019-11-26 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal closure for electrosurgical instruments |
US10702329B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-07-07 | Ethicon Llc | Jaw structure with distal post for electrosurgical instruments |
US10987156B2 (en) | 2016-04-29 | 2021-04-27 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with electrically conductive gap setting member and electrically insulative tissue engaging members |
US10646269B2 (en) | 2016-04-29 | 2020-05-12 | Ethicon Llc | Non-linear jaw gap for electrosurgical instruments |
US10456193B2 (en) | 2016-05-03 | 2019-10-29 | Ethicon Llc | Medical device with a bilateral jaw configuration for nerve stimulation |
US10368898B2 (en) | 2016-05-05 | 2019-08-06 | Covidien Lp | Ultrasonic surgical instrument |
US10245064B2 (en) | 2016-07-12 | 2019-04-02 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instrument with piezoelectric central lumen transducer |
US10893883B2 (en) | 2016-07-13 | 2021-01-19 | Ethicon Llc | Ultrasonic assembly for use with ultrasonic surgical instruments |
US10842522B2 (en) | 2016-07-15 | 2020-11-24 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical instruments having offset blades |
US10376305B2 (en) | 2016-08-05 | 2019-08-13 | Ethicon Llc | Methods and systems for advanced harmonic energy |
US10285723B2 (en) | 2016-08-09 | 2019-05-14 | Ethicon Llc | Ultrasonic surgical blade with improved heel portion |
USD847990S1 (en) | 2016-08-16 | 2019-05-07 | Ethicon Llc | Surgical instrument |
US10952759B2 (en) | 2016-08-25 | 2021-03-23 | Ethicon Llc | Tissue loading of a surgical instrument |
US10779847B2 (en) | 2016-08-25 | 2020-09-22 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer to waveguide joining |
US10751117B2 (en) | 2016-09-23 | 2020-08-25 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with fluid diverter |
US20180120148A1 (en) * | 2016-11-02 | 2018-05-03 | Branson Ultrasonics Corporation | Method And Apparatus For Detection Of Broken Piezo Material Of An Ultrasonic Transducer Of An Ultrasonic Stack |
US10603064B2 (en) | 2016-11-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Ultrasonic transducer |
US11266430B2 (en) | 2016-11-29 | 2022-03-08 | Cilag Gmbh International | End effector control and calibration |
JP6798731B2 (ja) * | 2016-12-06 | 2020-12-09 | 大連理工大学 | 超音波カッターの検出方法 |
US11033325B2 (en) | 2017-02-16 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with telescoping suction port and debris cleaner |
US10799284B2 (en) | 2017-03-15 | 2020-10-13 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with textured jaws |
US11497546B2 (en) | 2017-03-31 | 2022-11-15 | Cilag Gmbh International | Area ratios of patterned coatings on RF electrodes to reduce sticking |
WO2018201027A1 (en) | 2017-04-28 | 2018-11-01 | Stryker Corporation | System and method for indicating mapping of console-based surgical systems |
US10571435B2 (en) | 2017-06-08 | 2020-02-25 | Covidien Lp | Systems and methods for digital control of ultrasonic devices |
US10603117B2 (en) | 2017-06-28 | 2020-03-31 | Ethicon Llc | Articulation state detection mechanisms |
US10820920B2 (en) | 2017-07-05 | 2020-11-03 | Ethicon Llc | Reusable ultrasonic medical devices and methods of their use |
US11484358B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-01 | Cilag Gmbh International | Flexible electrosurgical instrument |
US11490951B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-11-08 | Cilag Gmbh International | Saline contact with electrodes |
US11033323B2 (en) | 2017-09-29 | 2021-06-15 | Cilag Gmbh International | Systems and methods for managing fluid and suction in electrosurgical systems |
US11246617B2 (en) | 2018-01-29 | 2022-02-15 | Covidien Lp | Compact ultrasonic transducer and ultrasonic surgical instrument including the same |
US11246621B2 (en) | 2018-01-29 | 2022-02-15 | Covidien Lp | Ultrasonic transducers and ultrasonic surgical instruments including the same |
US11259832B2 (en) | 2018-01-29 | 2022-03-01 | Covidien Lp | Ultrasonic horn for an ultrasonic surgical instrument, ultrasonic surgical instrument including the same, and method of manufacturing an ultrasonic horn |
US11229449B2 (en) | 2018-02-05 | 2022-01-25 | Covidien Lp | Ultrasonic horn, ultrasonic transducer assembly, and ultrasonic surgical instrument including the same |
US10582944B2 (en) | 2018-02-23 | 2020-03-10 | Covidien Lp | Ultrasonic surgical instrument with torque assist feature |
WO2020051369A1 (en) | 2018-09-05 | 2020-03-12 | Applied Medical Resources Corporation | Electrosurgical generator control system |
EP3880099A1 (en) | 2018-11-16 | 2021-09-22 | Applied Medical Resources Corporation | Electrosurgical system |
EP3698734A1 (en) * | 2019-02-21 | 2020-08-26 | Orthofix S.R.L. | System and method for driving an ultrasonic device |
CN110141308B (zh) * | 2019-05-10 | 2021-08-27 | 天津大学 | 一种具有增强止血能力的超声刀 |
US11478268B2 (en) | 2019-08-16 | 2022-10-25 | Covidien Lp | Jaw members for surgical instruments and surgical instruments incorporating the same |
US12023065B2 (en) | 2019-09-03 | 2024-07-02 | Covidien Lp | Bi-stable spring-latch connector for ultrasonic surgical instruments |
US11666357B2 (en) | 2019-09-16 | 2023-06-06 | Covidien Lp | Enclosure for electronics of a surgical instrument |
US11696776B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-07-11 | Cilag Gmbh International | Articulatable surgical instrument |
US11974801B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-07 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument with flexible wiring assemblies |
US11986201B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-05-21 | Cilag Gmbh International | Method for operating a surgical instrument |
US11786294B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-17 | Cilag Gmbh International | Control program for modular combination energy device |
US12082808B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a control system responsive to software configurations |
US11812957B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-11-14 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a signal interference resolution system |
US11779329B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a flex circuit including a sensor system |
US11950797B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-09 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with higher distal bias relative to proximal bias |
US11786291B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-17 | Cilag Gmbh International | Deflectable support of RF energy electrode with respect to opposing ultrasonic blade |
US11937866B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-03-26 | Cilag Gmbh International | Method for an electrosurgical procedure |
US20210196361A1 (en) | 2019-12-30 | 2021-07-01 | Ethicon Llc | Electrosurgical instrument with monopolar and bipolar energy capabilities |
US11944366B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-04-02 | Cilag Gmbh International | Asymmetric segmented ultrasonic support pad for cooperative engagement with a movable RF electrode |
US11684412B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-06-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument with rotatable and articulatable surgical end effector |
US12114912B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-10-15 | Cilag Gmbh International | Non-biased deflectable electrode to minimize contact between ultrasonic blade and electrode |
US12053224B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-06 | Cilag Gmbh International | Variation in electrode parameters and deflectable electrode to modify energy density and tissue interaction |
US12076006B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-09-03 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an orientation detection system |
US11660089B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-05-30 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a sensing system |
US11452525B2 (en) | 2019-12-30 | 2022-09-27 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising an adjustment system |
US11937863B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-03-26 | Cilag Gmbh International | Deflectable electrode with variable compression bias along the length of the deflectable electrode |
US11911063B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-02-27 | Cilag Gmbh International | Techniques for detecting ultrasonic blade to electrode contact and reducing power to ultrasonic blade |
US12023086B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-07-02 | Cilag Gmbh International | Electrosurgical instrument for delivering blended energy modalities to tissue |
US11779387B2 (en) | 2019-12-30 | 2023-10-10 | Cilag Gmbh International | Clamp arm jaw to minimize tissue sticking and improve tissue control |
US12064109B2 (en) | 2019-12-30 | 2024-08-20 | Cilag Gmbh International | Surgical instrument comprising a feedback control circuit |
US12004769B2 (en) | 2020-05-20 | 2024-06-11 | Covidien Lp | Ultrasonic transducer assembly for an ultrasonic surgical instrument |
US20220117623A1 (en) | 2020-10-15 | 2022-04-21 | Covidien Lp | Ultrasonic surgical instrument |
US11717312B2 (en) | 2021-10-01 | 2023-08-08 | Covidien Lp | Surgical system including blade visualization markings |
US11957342B2 (en) | 2021-11-01 | 2024-04-16 | Cilag Gmbh International | Devices, systems, and methods for detecting tissue and foreign objects during a surgical operation |
CN116687518B (zh) * | 2022-10-28 | 2024-05-28 | 江西远赛医疗科技有限公司 | 一种谐振频率跟踪方法及装置、电子设备和存储介质 |
CN118252576B (zh) * | 2024-05-30 | 2024-09-24 | 安速康医疗(苏州)有限公司 | 超声手术刀的刀头安装检测方法及超声手术刀 |
Family Cites Families (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2917691A (en) | 1956-07-10 | 1959-12-15 | Aeroprojects Inc | Automatic power and frequency control for electromechanical devices |
US5001649A (en) | 1987-04-06 | 1991-03-19 | Alcon Laboratories, Inc. | Linear power control for ultrasonic probe with tuned reactance |
JP2598474B2 (ja) | 1987-12-09 | 1997-04-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 超音波吸引装置 |
US4965532A (en) * | 1988-06-17 | 1990-10-23 | Olympus Optical Co., Ltd. | Circuit for driving ultrasonic transducer |
JPH071130Y2 (ja) * | 1988-10-25 | 1995-01-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 超音波処置装置 |
US5180363A (en) | 1989-04-27 | 1993-01-19 | Sumitomo Bakelite Company Company Limited | Operation device |
US5151085A (en) * | 1989-04-28 | 1992-09-29 | Olympus Optical Co., Ltd. | Apparatus for generating ultrasonic oscillation |
DE69019289T2 (de) * | 1989-10-27 | 1996-02-01 | Storz Instr Co | Verfahren zum Antreiben eines Ultraschallwandlers. |
US5026387A (en) * | 1990-03-12 | 1991-06-25 | Ultracision Inc. | Method and apparatus for ultrasonic surgical cutting and hemostatis |
US5112300A (en) | 1990-04-03 | 1992-05-12 | Alcon Surgical, Inc. | Method and apparatus for controlling ultrasonic fragmentation of body tissue |
US5447509A (en) | 1991-01-11 | 1995-09-05 | Baxter International Inc. | Ultrasound catheter system having modulated output with feedback control |
US5400267A (en) | 1992-12-08 | 1995-03-21 | Hemostatix Corporation | Local in-device memory feature for electrically powered medical equipment |
US5449370A (en) | 1993-05-12 | 1995-09-12 | Ethicon, Inc. | Blunt tipped ultrasonic trocar |
US5431664A (en) * | 1994-04-28 | 1995-07-11 | Alcon Laboratories, Inc. | Method of tuning ultrasonic devices |
US5707369A (en) | 1995-04-24 | 1998-01-13 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Temperature feedback monitor for hemostatic surgical instrument |
US5630420A (en) | 1995-09-29 | 1997-05-20 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Ultrasonic instrument for surgical applications |
US5746756A (en) | 1996-06-03 | 1998-05-05 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Internal ultrasonic tip amplifier |
US6017354A (en) | 1996-08-15 | 2000-01-25 | Stryker Corporation | Integrated system for powered surgical tools |
US5968007A (en) | 1997-05-01 | 1999-10-19 | Sonics & Materials, Inc. | Power-limit control for ultrasonic surgical instrument |
JPH119609A (ja) * | 1997-06-26 | 1999-01-19 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波手術装置 |
US5938677A (en) * | 1997-10-15 | 1999-08-17 | Alcon Laboratories, Inc. | Control system for a phacoemulsification handpiece |
JP4384271B2 (ja) | 1997-11-14 | 2009-12-16 | オリンパス株式会社 | 超音波手術装置 |
US6402769B1 (en) * | 1998-06-29 | 2002-06-11 | Alcon Universal Ltd. | Torsional ultrasound handpiece |
JP4308952B2 (ja) | 1998-12-14 | 2009-08-05 | 株式会社東芝 | 超音波治療装置 |
US6027515A (en) * | 1999-03-02 | 2000-02-22 | Sound Surgical Technologies Llc | Pulsed ultrasonic device and method |
US20020002380A1 (en) * | 2000-06-30 | 2002-01-03 | Bishop Gregory D. | Ultrasonic clamp and coagulation apparatus with tissue support surface |
-
2001
- 2001-05-29 US US09/866,911 patent/US6662127B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-17 CA CA2359140A patent/CA2359140C/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-19 DE DE60136045T patent/DE60136045D1/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-19 EP EP01308874A patent/EP1199042B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-10-19 AU AU81510/01A patent/AU784295B2/en not_active Ceased
- 2001-10-22 JP JP2001360095A patent/JP4070984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002200095A (ja) | 2002-07-16 |
CA2359140A1 (en) | 2002-04-20 |
EP1199042A2 (en) | 2002-04-24 |
AU8151001A (en) | 2002-06-20 |
CA2359140C (en) | 2010-03-16 |
EP1199042B1 (en) | 2008-10-08 |
EP1199042A3 (en) | 2002-08-21 |
AU784295B2 (en) | 2006-03-02 |
DE60136045D1 (de) | 2008-11-20 |
US6662127B2 (en) | 2003-12-09 |
US20020049552A1 (en) | 2002-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4070984B2 (ja) | 超音波外科システムにブレードがあることを検出するための方法 | |
JP4180264B2 (ja) | ゼロ負荷状態における超音波システムの始動性能を改善するための方法 | |
JP4070975B2 (ja) | 超音波外科ハンド・ピース内の位相マージンによる出力変位制御 | |
JP4176344B2 (ja) | 超音波ハンド・ピースのトランスデューサの温度を求めるための方法 | |
JP4318890B2 (ja) | 超音波ハンド・ピース/ブレードにおける横モード振動を検出するための方法 | |
US6633234B2 (en) | Method for detecting blade breakage using rate and/or impedance information | |
JP4156231B2 (ja) | 超音波ハンド・ピースにおける横振動を検出するための方法 | |
JP4128353B2 (ja) | 負荷をかけた状態およびひび割れ状態の超音波的に同調されているブレードを識別するための方法 | |
JP4070985B2 (ja) | 超音波手術システムに接続したハンドピース内の緩い刃を検知する方法 | |
CA2359400C (en) | Method for detecting transverse vibrations in an ultrasonic hand piece | |
EP1208803B1 (en) | Method for calculating transducer capacitance to determine transducer temperature | |
JP4059336B2 (ja) | ブレードの破損検出方法 | |
JP4166458B2 (ja) | 始動時におけるブレード共振振動数の捕捉性を改善するために超音波システムを駆動するための方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041014 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071218 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4070984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |