JP4069522B2 - 映像信号処理装置、カラービデオカメラ及び映像信号の処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置、カラービデオカメラ及び映像信号の処理方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号の高輝度部分をレベル圧縮する映像信号処理装置とそれを搭載するカラービデオカメラ及び映像信号の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
NTSC(National Television System Committee)やPAL(Phase Alternation by Line)などの標準テレビジョン方式の映像信号規格では、輝度信号の信号レベルの黒レベルと最大白レベルが決まっており、最大白レベルより明るい部分を表示することができない。そのため、ビデオカメラでは、高輝度部分を映像信号内に収めるために輝度圧縮している。すなわち、上記映像信号規格における白レベルを100%とすると、上記最大白レベルは105〜110%となっているので、例えば撮影素子から得られた95〜200%の輝度信号レベルの撮像信号を95%〜110%の輝度信号レベル内に収まるようにレベル圧縮することが行われている。
【0003】
ここで、図5は、白黒の映像信号を扱うビデオカメラ100の構成例を示す。
【0004】
この図5に示したビデオカメラ100は、被写体からの撮像光が撮像レンズ101を介して入射されるCCDイメージセンサ102を備える。上記CCDイメージセンサ102は、上記撮像光により結像される被写体像を撮像して電気信号に変換する。このCCDイメージセンサ102で得られる電気信号すなわち撮像信号は、輪郭強調回路103にて水平及び垂直方向の輪郭強調が行われ、さらに、輝度圧縮回路104にて輝度圧縮される。
【0005】
そして、上記輝度圧縮回路104の出力信号は、ガンマ補正回路105にてガンマ補正と呼ばれる非線形補正が施され、さらにホワイトクリップ回路106にて映像信号規格よりも輝度信号レベルが高い信号が出ないようにするためのホワイトクリップが施され、当該ビデオカメラ100の出力映像信号とされる。
【0006】
ここで、上記輝度圧縮回路104における圧縮前の輝度信号をY、圧縮後の輝度信号をY’とし、信号レベル(ニーポイント)Kp以上の輝度信号Yを圧縮率(ニースロープ)Ksで圧縮するとした場合、上記輝度圧縮回路104での輝度圧縮は以下の式で示される。
【0007】
Y≦Kpの時 Y'=Y
Y>Kpの時 Y'=Ks×(Y−Kp)+Kp
例えば、上記映像信号規格における100%の白レベルを1とした場合において、200%(=2)までの輝度信号レベルを持った上記圧縮前の輝度信号Yを110%(=1.1)の輝度信号レベルに抑え、上記ニーポイントKpの信号レベルを95%(=0.95)にしたとすると、上記ニースロープKsは、
Ks=(1.1−0.95)/(2−0.95)
となり、
Y≦0.95の時 Y’=Y
Y>0.95の時 Y’={(1.1−0.95)/(2−0.95)}×(Y−0.95)+0.95
として示される。このような輝度圧縮は図6のように表すことができる。なお、映像信号規格における白レベルを1とした場合において、この図6の横軸は、撮像レンズ101の開口量を示し、縦軸は映像信号規格における白レベルを100%(=1)とした輝度信号レベルを示している。この図6では、入力信号すなわち圧縮前の輝度信号Yの信号レベルを破線にて表し、また、出力信号すなわち圧縮後の輝度信号Y’の信号レベルを実線にて表している。
【0008】
以下、上述したような輝度圧縮の方式を第1の方式と呼ぶことにする。
【0009】
図5には白黒の信号を扱うビデオカメラ100の構成例を挙げたが、カラー映像信号を扱うカラービデオカメラの構成例としては、例えば図7に示すような構成が知られている。
【0010】
この図7に示したカラービデオカメラ110の構成と図5に示したビデオカメラ100の構成との相違点は、被写体像を結像する撮像光を3原色である赤,緑,青の各色成分に分けるための色分解プリズム112が撮像レンズ111の後に置かれ、それぞれの色成分に分離された各被写体像を撮像するためのCCDイメージセンサ113R,113G,113Bと、上記CCDイメージセンサ113R,113G,113Bによる各色成分の撮像信号として得られる赤色信号R,緑色信号G及び青色信号Bについて、ホワイトバランスを取るためのホワイトバランス回路114と、輪郭強調や輝度圧縮などを3チャンネルで行う輪郭強調回路115R,115G,115B、輝度圧縮回路116R,16G,116B、ガンマ補正回路117R,117G,117B及びホワイトクリップ回路118R,118G,118Bが用意されている点と、3原色信号R,G,BからNTSCやPAL等のカラー映像信号に変換するためのエンコーダ119とが付加されている点である。
【0011】
すなわち、この図7に示すカラービデオカメラ110では、撮像レンズ111を介して入射された被写体等からの撮像光は、色分解プリズム112によって赤と緑と青の3原色の光に分解される。各色成分の光は、それぞれ対応して配置されたCCDイメージセンサ113R,113G,113Bに入射され、これらCCDイメージセンサ113R,113G,113Bによってそれぞれ各色成分の光に対応する撮像信号すなわち3原色信号R,G,Bに変換される。
【0012】
これらCCDイメージセンサ113R,113G,113Bからの3原色信号R,G,Bは、無彩色の被写体の撮像時に各信号レベルが互いに等しくなるようにホワイトバランス回路114にて各信号レベルが調整されることでホワイトバランスが取られ、さらに、それぞれ対応する輪郭強調回路115R,115G,115Bに送られ、それぞれ輪郭強調が行われる。これら輪郭強調回路115R,115G,115Bからの各出力信号は、それぞれ対応する輝度圧縮回路116R,116G,116Bに送られ、各々輝度圧縮される。
【0013】
そして、上記輝度圧縮回路116R,116G,116Bの各出力信号は、それぞれ対応するガンマ補正回路117R,117G,117Bにてガンマ補正され、さらに対応するホワイトクリップ回路118R,118G,118Bにてホワイトクリップされ、エンコーダ119に送られる。このエンコーダ119は、上記3原色信号R,G,BからNTSCやPAL等の標準テレビジョン方式に準拠したカラー映像信号を生成し、このカラー映像信号が当該カラービデオカメラ110の出力映像信号とされる。
【0014】
この図7に示したカラービデオカメラ110における輝度圧縮は、3原色信号R,G,Bをそれぞれ独立に上述した第1の方式により行われている。以下、このように3原色信号R,G,Bをそれぞれ独立に上記第1の方式により輝度圧縮する方式を第2の方式と呼ぶことにする。
【0015】
この第2の方式の輝度圧縮は以下の式で示される。
【0016】
R≦Kpの時 R'=R
R>Kpの時 R'=Ks(R−Kp)+Kp
G≦Kpの時 G'=G
G>Kpの時 G'=Ks(G−Kp)+Kp
B≦Kpの時 B'=B
B>Kpの時 B'=Ks(B−Kp)+Kp
ここで、彩度は、以下の式で定義されるものとする。
【0017】
彩度=((R−Y)2+(B−Y)2)1/2/Y
(ただし、Y=0.3R+0.59G+0.11B)
この第2の方式の輝度圧縮では、例えば色の付いた被写体の場合に、図8に実線にて示すように、3原色信号R,G,Bの比率が変わってしまうので、高輝度部分の色相や彩度が元の信号から大きく変わってしまう。
【0018】
そこで、3原色信号R,G,Bをそれぞれ独立した輝度圧縮回路にて圧縮するのではなく、上記3原色信号R,G,Bから輝度信号Yを生成し、それを元に輝度圧縮を行うようにしたカラー映像信号のレベル圧縮方法が提案されている。
【0019】
このカラー映像信号のレベル圧縮方法では、例えば図9に示すような構成の輝度圧縮回路150を用いて3原色信号R,G,Bの輝度圧縮を行う。
【0020】
この図9に示す輝度圧縮回路150において、入力端子151R,151G,151Bに入力される3原色信号R,G,Bは、それぞれ対応して設けられた掛け算器156R,156G,156Bに送られるとともに、Yマトリクス回路152に送られる。
【0021】
上記Yマトリクス回路152は、供給された3原色信号R,G,Bから
Y=0.3R+0.59G+0.11B
なる演算により輝度信号Yを生成する。このYマトリクス回路152にて生成された輝度信号Yは、高輝度圧縮回路154に送られる。
【0022】
上記高輝度圧縮回路154では、端子153から供給される前記KpとKsを示す係数を用いて、上記輝度信号Yに対して前記第1の方式により高輝度部分の圧縮を行う。
【0023】
次に、上記高輝度圧縮回路154の出力信号である輝度信号Y’は、割り算器155に送られる。この割り算器155では、上記高輝度圧縮回路154からの輝度信号Y’を上記Yマトリクス回路152からの圧縮前の輝度信号Yで割り算することにより係数kを求める。
【0024】
上記割り算器155にて求めた係数kは、上記3原色信号R,G,Bが供給されている掛け算器156R,156G,156Bに送られる。これら掛け算器156R,156G,156Bでは、それぞれ供給されている3原色信号R,G,Bに上記係数kを掛けることにより彩度と色相を保つ輝度圧縮を行い、3原色信号R’,G’,B’を出力する。
【0025】
図10には、この輝度圧縮回路150に入った信号の一例を示してある。なお、図10の横軸はビデオカメラの撮像レンズに通常備えられているレンズ絞りの開口量を示し、また、縦軸は信号レベルを示している。
【0026】
ここで、このように3原色信号R,G,Bから生成された輝度信号Yを元に輝度圧縮を行う方式を以下第3の方式と呼ぶことにする。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した第3の方式では、輝度信号Yは3原色信号R,G,Bの加重平均であるため、3原色信号R,G,Bのうちの最も信号レベルの大きい信号は輝度信号Yより大きい。そのため、色の濃いすなわち彩度が高い絵柄の場合、単色ではホワイトクリップレベルを越えても輝度Yがニーポイント以下のことがあり、この部分では、ホワイトクリップ回路118R,118G,118Bの出力として得られる3原色信号R* ,G* ,B* とともに彩度の変化状態を図11に実線にて示してあるように、彩度が急激に低下する。結果的に、この部分では輝度圧縮回路が動作せず、上述の第1の方式よりもダイナミックレンジが狭くなってしまう。
【0028】
そこで、本発明の目的は、輝度圧縮回路を確実に動作させ、彩度が保存され広いダイナミックレンジを確保できるようにした映像信号処理装置、カラービデオカメラ及び映像信号の処理方法を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は、カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備える映像信号処理装置であって、上記輝度圧縮回路は、カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出手段と、上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮手段と、上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算手段と、上記第1の割り算手段により算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算手段と、上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出手段と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算手段と、上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算手段により算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮手段とを備えることを特徴とする。
【0030】
また、本発明は、撮像光に応じた3色信号を生成する撮像手段と、カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備えるカラービデオカメラであって、上記輝度圧縮回路は、カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出手段と、上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮手段と、上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算手段と、上記第1の割り算手段により算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算手段と、上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出手段と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算手段と、上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算手段により算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮手段とを備え、上記彩度圧縮手段により輝度と色相を保つ彩度圧縮処理が施された3色信号にて表されるカラー映像信号を生成することを特徴とする。
【0031】
さらに、本発明は、カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備える映像信号処理装置における映像信号の処理方法であって、カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出ステップと、上記第1の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮ステップと、上記高輝度圧縮ステップでレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算ステップと、上記第1の割り算ステップで算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算ステップと、上記第1の掛け算ステップで得られた上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出ステップと、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮ステップでレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算ステップと、上記第1の掛け算ステップで得られた上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算ステップで算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮ステップとを有し、上記彩度圧縮ステップで輝度と色相を保つ彩度圧縮処理が施された3色信号にて表されるカラー映像信号を生成することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0033】
本発明は、例えば図1に示すような構成のカラービデオカメラ10に適用される。
【0034】
この図1に示すカラービデオカメラ10は、撮像レンズ11を介して入射される撮像光を赤,緑,青の3原色の各色成分に分離するための色分解プリズム12を備え、この色分解プリズム12によりそれぞれの色成分に分離された被写体像をCCDイメージセンサ13R,13G,13Bにより撮像する。
【0035】
このカラービデオカメラ10は、CCDイメージセンサ13R,13G,13Bによる各色成分の撮像信号として得られる3原色信号R,G,Bがホワイトバランス回路14を介して輪郭強調回路115R,115G,115Bに供給され、輪郭強調回路15R,15G,15Bの各出力信号が輝度圧縮回路16を介してガンマ補正回路17R,17G,17Bに供給され、ガンマ補正回路17R,17G,17Bの各出力信号がホワイトクリップ回路18R,18G,18Bを介してエンコーダ19に供給され、このエンコーダ19の出力信号が当該カラービデオカメラ10の出力映像信号として出力されるようになっている。
【0036】
すなわち、このカラービデオカメラ10では、撮像レンズ11を介して入射された被写体等からの撮像光は、色分解プリズム12によって赤と緑と青の3原色の光に分解される。そして、各色成分の光は、それぞれ対応して配置されたCCDイメージセンサ13R,13G,13Bに入射され、これらCCDイメージセンサ13R,13G,13Bによってそれぞれ各色成分の光に対応する撮像信号すなわち3原色信号R,G,Bに変換される。
【0037】
これらCCDイメージセンサ13R,13G,13Bからの撮像信号として得られる3原色信号R,G,Bは、無彩色の被写体の撮像時に各信号レベルが互いに等しくなるようにホワイトバランス回路14にて各信号レベルが調整されることでホワイトバランスが取られ、さらに、それぞれ対応する輪郭強調回路15R,15G,15Bにて輪郭強調が行われる。これら輪郭強調回路15R,15G,15Bからの各出力信号は、輝度圧縮回路16に送られる。
【0038】
上記輝度圧縮回路16にて輝度圧縮された3原色信号R,G,Bは、それぞれ対応するガンマ補正回路17R,17G,17Bにてガンマ補正され、さらに対応するホワイトクリップ回路18R,18G,18Bにてホワイトクリップされ、さらに、エンコーダ19に送られる。このエンコーダ19では、上記3原色信号R,G,BからNTSCやPAL等の標準テレビジョン方式に準拠したカラー映像信号を生成し、このカラー映像信号を当該カラービデオカメラ10の出力映像信号とする。
【0039】
このカラービデオカメラ10における輝度圧縮回路16の具体的な構成例を図2に示す。
【0040】
図2に示す輝度圧縮回路16において、入力端子61R,61G,61Bには、上記輪郭強調回路15R,15G,15Bからの各出力信号として得られる3原色信号R,G,Bが入力される。これら3原色信号R,G,Bは、それぞれ対応して設けられた掛け算器65R,65G,65Bに送られるとともに、NAM(Non Additive Mixer)回路からなる最大値検出回路62に送られる。
【0041】
当該最大値検出回路62では、3原色信号R,G,Bのうち一番大きな値を輝度信号namYとして検出する。この最大値検出回路62にて生成された輝度信号namYは、高輝度圧縮回路63と割り算器64に送られる。高輝度圧縮回路63は、上記輝度信号namYに対して前記第1の方式により高輝度部分の圧縮を行う。すなわち、高輝度圧縮前の輝度信号をnamY、圧縮後の輝度信号をnamY’とし、信号レベル(ニーポイント)Kp以上の輝度信号namYを圧縮率(ニースロープ)Ksで圧縮するとした場合、上記高輝度圧縮回路63は、端子60から供給されるKp とKs を示す係数を用いて、namY≦Kpの時には
namY'=namY
とし、namY>Kpの時には、
namY'=Ks×(namY−Kp)+Kp
とする。
【0042】
次に、上記高輝度圧縮回路63の出力信号である輝度信号namY’は、割り算器64に送られる。割り算器64は、上記最大値検出回路62からの圧縮前の輝度信号namYと上記高輝度圧縮回路63からの圧縮後の輝度信号namY’とを用いて、
k=namY’/namY
の割り算を行うことにより、圧縮係数kを求める。
【0043】
上記割り算器64にて求めた圧縮係数kは、上記3原色信号R,G,Bが供給されている掛け算器65R,65G,65Bに送られる。掛け算器65R,65G,65Bは、それぞれ供給されている3原色信号R,G,Bと上記圧縮係数kを用いて、
R’=kR
G’=kG
B’=kB
なる掛け算を行うことにより、彩度と色相を保つ輝度圧縮を行う。
【0044】
上記R’,G’,B’は、上記3原色信号R,G,Bに上記圧縮係数kを掛けることによる彩度と色相を保つ輝度圧縮がなされた後の3原色信号を示す。
【0045】
ここで、上記3原色信号R,G,Bと上記彩度と色相を保つ輝度圧縮後の3原色信号R’,G’,B’とでは、それぞれの信号レベルの比に変化がないので、色相及び彩度は保存されており、輝度にのみ圧縮がかかる事になる。
【0046】
このカラービデオカメラ10における輝度圧縮回路16では、上記最大値検出回路52により3原色信号R,G,Bのうち一番大きな値を圧縮前の輝度信号namYとして検出し、この輝度信号namYを用いて上記圧縮係数kを決定しており、上記輝度信号namYが3原色信号R,G,Bよりも小さいことはあり得ないので、上述の第3の方式のように輝度圧縮回路が動作しない状態を生じることがなく、確実に動作することができ、図3に示すように、彩度が保存される広いダイナミックレンジを確保することができる。
【0047】
すなわち、上述の図9に示した輝度圧縮回路では、彩度が高い絵柄の場合、単色ではホワイトクリップレベルを越えても輝度Yがニーポイント以下のことがあり、この部分では動作せず、図11に示したように、上述の第1の方式よりもダイナミックレンジが狭くなってしまうことがあったが、このカラービデオカメラ10における輝度圧縮回路16では、ホワイトクリップ回路18R,18G,18Bの出力として得られる3原色信号R* ,G* ,B* とともに彩度の変化状態を図4に実線にて示してあるように、ホワイトクリップレベルを越えると、彩度が緩やかに低下することになる。図11と図4を比較することにより明らかなように、彩度が保存されるダイナミックレンジが広く、なおかつ急激に彩度が低下することもない。
【0048】
なお、この輝度圧縮回路16では、後段に設けられるホワイトクリップ回路18R,18G,18Bでのホワイトクリップによって色相が変わることのない状態で輝度と色相を保つ色度圧縮を行う。
【0049】
すなわち、上記輝度と色相を保つ色度圧縮を行うため、上記掛け算器65R,65G,65Bから出力信号である3原色信号R’,G’,B’は、それぞれ対応して設けられた彩度圧縮回路68R,68G,68Bに送られるとともに、nam(non additive mixer)回路からなる最大値検出回路66に送られる。
【0050】
当該最大値検出回路66では、3原色信号R’,G’,B’のうち一番大きな値をnamY”として検出する。
【0051】
この最大値namY”は係数演算器67に送られる。係数演算器67には、前記高輝度圧縮回路63からの輝度信号namY’と端子69からのホワイトクリップレベルを示す設定係数Wc(ガンマ補正するとホワイトクリップレベルになる値)も供給されている。この係数演算器67は、これらを用いて、
k’=Wc/(namY”−namY’)
ただし、namY”≦Wcの時 k’=1
Y’≧Wcの時 k’=0
0≦k’≦1
なる演算により、係数k’を求める。
【0052】
上記係数演算器67にて求められた係数k’は、上記3原色信号R’,G’,B’が供給されている彩度圧縮回路68R,68G,68Bに送られる。これら彩度圧縮回路68R,68G,68Bには、前記高輝度圧縮回路63からの輝度信号namY’も供給されている。上記彩度圧縮回路68R,68G,68Bは、これらを用いて、
R”=namY’+k’(R’−namY’)
G”=namY’+k’(G’−namY’)
B”=namY’+k’(B’−namY’)
にて、上記輝度と色相を保つ色度圧縮を行う。
【0053】
ここで、上記R”,G”,B”は、上記輝度と色相を保つ彩度圧縮後の3原色信号を示す。
【0054】
上述したように、上記輝度と色相を保つ色度圧縮では、上記最大値namY”が設定係数Wc(ガンマ補正するとホワイトクリップレベルになる値)を超えないような彩度圧縮を行う。ただし、前記高輝度圧縮後の輝度信号namY’が上記設定係数Wcの値以上のときの彩度はゼロとなる。
【0055】
なお、この実施の形態におけるカラービデオカメラ10では、撮像光を色分解プリズム12で赤,緑,青の3原色の各色成分に分離することにより、CCDイメージセンサ13R,13G,13Bで被写体像を3原色信号R,G,Bに変換し、3原色信号R,G,Bに対して輝度圧縮処理を施すようにしたが、例えば、撮像光から赤,緑,青の補色成分を抽出する補色フィルタを介してCCDイメージセンサ13R,13G,13Bにより補色の3色信号を得て、補色の3色信号に対して輝度圧縮処理を施すようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出し、検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮し、レベル圧縮された輝度信号と検出された輝度信号の信号レベル比を算出し、算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛けることにより、生成される上記圧縮率を掛けた3色信号にて表されるカラー映像信号は、彩度が保存されるダイナミックレンジが広く、なおかつ急激に彩度が低下することもない。
【0057】
したがって、本発明によれば、輝度圧縮回路を確実に動作させ、彩度が保存され広いダイナミックレンジを確保できるようにした映像信号処理装置、カラービデオカメラ及び映像信号の処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したカラービデオカメラの概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】 上記カラービデオカメラに設けた輝度圧縮回路の概略構成を示すブロック回路図である。
【図3】 上記輝度圧縮回路によって高輝度部分の彩度を落とすことが可能になった様子を説明するための図である。
【図4】 上記輝度圧縮回路によって輝度圧縮した3原色信号にホワイトクリップを掛けた状態を説明するための図である。
【図5】 従来の白黒のビデオカメラの概略構成を示すブロック回路図である。
【図6】 従来の白黒のビデオカメラに設けられた輝度圧縮回路での輝度圧縮の様子を説明するための図である。
【図7】 従来のカラービデオカメラの概略構成を示すブロック回路図である。
【図8】 従来のカラービデオカメラに設けられた輝度圧縮回路での輝度圧縮の様子を説明するための図である。
【図9】 輝度信号Yに基づいて3原色信号の輝度圧縮を行うようにした輝度圧縮回路の概略構成を示すブロック回路図である。
【図10】は、図9に示した輝度圧縮回路での輝度圧縮の様子を説明するための図である。
【図11】 図9に示した輝度圧縮回路によって輝度圧縮した3原色信号にホワイトクリップを掛けた場合の状態を説明するための図である。
【符号の説明】
11 撮像レンズ、12 色分解プリズム、13R,13G,13B CCDイメージセンサ、14 ホワイトバランス回路、15R,15G,15B 輪郭強調回路、16 輝度圧縮回路、17R,17G,17B ガンマ補正回路、18R,18G,18B ホワイトクリップ回路、19 エンコーダ、61R,61G,61B 入力端子、62 最大値検出回路、63 高輝度圧縮回路、64割り算器、65R,65G,65B 掛け算器、66 最大値検出回路、67係数演算器、68R,68G,68B 彩度圧縮回路

Claims (3)

  1. カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備える映像信号処理装置であって、
    上記輝度圧縮回路は、
    カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出手段と、上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮手段と、上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算手段と、上記第1の割り算手段により算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算手段と、
    上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出手段と、
    上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算手段と、
    上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算手段により算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮手段と
    を備えることを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 撮像光に応じた3色信号を生成する撮像手段と、カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備えるカラービデオカメラであって、
    上記輝度圧縮回路は、
    カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出手段と、上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮手段と、上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算手段と、上記第1の割り算手段により算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算手段と、
    上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出手段と、
    上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮手段によりレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算手段と、
    上記第1の掛け算手段から出力される上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出手段により検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算手段により算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮手段とを備え、
    上記彩度圧縮手段により輝度と色相を保つ彩度圧縮処理が施された3色信号にて表されるカラー映像信号を生成することを特徴とするカラービデオカメラ。
  3. カラー映像信号に輝度圧縮処理を施す輝度圧縮回路と、上記輝度圧縮回路により輝度圧縮処理が施されたカラー映像信号にガンマ補正処理を施すガンマ補正回路と、上記ガンマ補正回路によりガンマ補正処理が施されたカラー映像信号にホワイトクリップ処理を施すホワイトクリップ回路とを備える映像信号処理装置における映像信号の処理方法であって、
    カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第1の最大値検出ステップと、
    上記第1の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルを予め決められた圧縮曲線でレベル圧縮する高輝度圧縮ステップと、
    上記高輝度圧縮ステップでレベル圧縮された輝度信号と上記第1の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベル比を算出する第1の割り算ステップと、
    上記第1の割り算ステップで算出した信号レベル比を圧縮率として上記カラー映像信号を表す3色信号に掛ける第1の掛け算ステップと、
    上記第1の掛け算ステップで得られた上記カラー映像信号を表す3色信号のうちの最も高い信号レベルの信号を輝度信号として検出する第2の最大値検出ステップと、
    上記ガンマ補正回路によりガンマ補正すると上記ホワイトクリップ回路におけるホワイトクリップレベルになる値を示す設定係数を、上記第2の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルと上記高輝度圧縮ステップでレベル圧縮された輝度信号の信号レベルとのレベル差で割り算した係数を算出する第2の割り算ステップと、
    上記第1の掛け算ステップで得られた上記カラー映像信号を表す3色信号に対して、上記第2の最大値検出ステップで検出された輝度信号の信号レベルと上記第2の割り算ステップで算出した係数を用いて、輝度と色相を保つ彩度圧縮処理を施す彩度圧縮ステップと を有し、
    上記彩度圧縮ステップで輝度と色相を保つ彩度圧縮処理が施された3色信号にて表されるカラー映像信号を生成することを特徴とする映像信号の処理方法。
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