JP4069156B2 - 制振装置 - Google Patents
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Description
(A)オイルダンパーの様な減衰手段と併用することで制振装置として機能するものであるため、バネ装置だけでは対応できない。
(B)仮に、バネ装置に制振機能が備わっているとして、一対のスリーブがロッドに対し、保持部材が一対のスリーブに対し夫々摺動自在であることから、摩擦抵抗により地震エネルギーの一部が吸収されることも予測されるが、円滑なる摺動を目的として軸受が設けられているため、その減衰効果は非常に小さい。
しかし、本発明の制振装置は、架構内に設置する壁内設置タイプの制振装置であり、小さな変位量の範囲内において、摩擦による安定した減衰効果と架構の剛性を高めて耐震補強効果を求めたものであることから、地震時の架構の変形量を制御する耐震機能と、地震動を減衰させて木造建物に伝える機能とが兼備されているため、安全で丈夫に長持ちする地震倒壊しない木造建物を提供出来、而も収縮時と伸長時の相反する力の働きによっても、両方共に被圧縮弾性体の圧縮変形による歪みを生じさせるべく内部構造に工夫を凝らし、且つ被圧縮弾性体を圧縮しただけでは減衰効果を期待出来ないことから、圧縮変形時の歪んだ被圧縮弾性体が外ケースの内周面、ガイド弾性体及びシャフトに密着して強く抵抗し合うことにより減衰機能向上を図り、尚且つ複数の被圧縮弾性体部材で被圧縮弾性体を構成させたとで、被圧縮弾性部材の圧縮歪みによる摩擦抵抗を更に生じさせ易くして、機能向上を図っている。
更に、収縮時における伸長時の被圧縮弾性体と圧縮板又は外ケースの両端内面、伸長時における収縮時の被圧縮弾性体及び圧縮板との間に隙間が生じることから、収縮又は伸長後に伸長又は収縮に切り替わる時点で、シャフト及び圧縮板は構造体により先ず初期位置まで復帰した後、伸長時又は収縮時の被圧縮弾性体を圧縮変形させるため、シャフト及び圧縮板の初期位置までの復帰を各被圧縮弾性体で妨げられず、圧縮状態であった収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の初期形態への自動復帰をシャフト、圧縮板及び他方の被圧縮弾性体で妨げず、よってスムーズに伸縮させることが出来、且つ各被圧縮弾性体に残留変形なく初期状態へ復帰させることが出来る。
而も、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を、圧縮変形時に外ケースの内周面に密着させる様にしたので、変形過程のある時点で当接し徐々に変形が大きくなって密着性が高まっていくことに伴い摩擦抵抗が大きくなってより地震エネルギーを吸収することが出来る様になるため、地震動を減衰させて躯体側に伝達させることが出来、よって、地震エネルギー吸収作用に伴う減衰伝達機能を具備させることが出来、更に収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を圧縮変形状態で収容すれば、早期に外ケースの内周面に密着させることが出来るため、地震エネルギー吸収作用に伴う減衰伝達機能を弱震或いは地震初期であっても発揮させることが出来る。
具体的には、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を柱状に形成し、該収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の外周面と外ケースの内周面との間に、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の圧縮変形初期に、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の外周面が外ケースの内周面に密着する様な微小隙間を形成したので、かかる被圧縮弾性体の変形当初は外ケースの内周面に当接させずに圧縮変形を促進させることが出来るため、地震初期から制振機能を発揮させることが出来る。
従って、本発明に係る制振装置にあっては、地震エネルギー吸収作用に伴う減衰伝達機能及び初期形態への自動復帰機能を具備させることが出来るため、その他の制振手段又は自動復帰手段を不要にすることが出来る。
収縮時の被圧縮弾性体の挿通孔を円孔とすると共に、ガイド弾性体を圧縮コイルバネとしたので、圧縮変形時の挿通孔の内周面の膨出変形が均等になるため、全体的にガイド弾性体に密着させることが出来、よって摩擦抵抗を効率良く利用することが出来る。
又、上記圧縮コイルバネのバネ座を、2枚の圧縮板の収縮時の被圧縮弾性体側の面に突設したので、圧縮コイルバネの位置を規制することが出来るため、圧縮変形時の挿通孔の内周面の膨出変形部位の全体を圧縮コイルバネに確実に密着させることが出来、而も両方のバネ座をシャフトの軸芯方向に長く形成すると共に、それらの先端間の寸法を、収縮時に衝突しない様に設定したので、圧縮コイルバネをシャフトの軸芯方向に対し略平行に変形させることが出来るため、圧縮変形時の挿通孔の内周面の膨出変形部位の全体を圧縮コイルバネに更に確実に密着させることが出来る。
そして、隣接する被圧縮弾性部材が直接接触すると、軟質部材どうしで変形し難いが、隣接する被圧縮弾性部材間に介在板を介設したので、各被圧縮弾性部材の変形を促すことが出来る。
而も、被圧縮弾性部材及び介在板の外周を円周面としたので、各被圧縮弾性部材の外周面の変形が均等になるため、被圧縮弾性体の外周面の膨出変形部位の全体を外ケース内周面に確実に密着させることが出来、これらで構成された被圧縮弾性体の外周面も円周面に形成することが出来る。
又、介在板の外径を、該介在板が外ケースの軸線方向にスライド可能な程度に外ケースの内径より小径にしたので、被圧縮弾性部材と介在板が別体であっても、外ケースに対する介在板の姿勢を保持出来るため、被圧縮弾性部材を効率良く圧縮変形させることが出来る。
更に、限界まで外方膨出した圧縮変形状態の被圧縮弾性部材を更に圧縮変形させるべく、介在板の外径を被圧縮弾性部材の外径より小径としたり、被圧縮弾性部材及び介在板に形成された貫通孔でシャフト及びガイド弾性体の挿通孔を構成し、被圧縮弾性部材の貫通孔を介在板の貫通孔より小径にしたので、隣接する被圧縮弾性部材間に逃がし空間を確保出来るため、更なる圧縮変形を可能にして地震エネルギーの吸収効率の向上を図ることが出来る。
又、収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材と、伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材を、同材質で同形同大としたので、全ての被圧縮弾性部材の均等な圧縮変形を実行することが出来る。
又、2箇所の伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数を夫々複数個で同数とし、収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数をその2倍とし、具体的には伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材を夫々2個とし、収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数を4個としたので、両者共に被圧縮弾性部材の総数では同数で具体的には4個になって、伸縮時に略同量の地震エネルギーを吸収することが出来るため、収縮時及び伸長時の制振機能を略同一にすることが出来る。
そして、被圧縮弾性部材をウレタンゴムとしたので、かかるウレタンゴムの特性である耐摩耗性及び荷重負荷能力に優れ経年変化が少ないことにより、本発明に係る制振装置の優れた機能を長期間保持することが出来るなど、その実用的効果甚だ大である。
図1は、本発明に係る制振装置の分解斜視図であり、図2は、図1の制振装置の組立状態を示す断面図であり、かかる制振装置は、図6(a)〜(d)に示す様に、直交する垂直構造体(柱、基礎梁など)W及び水平構造体(土台、大引、梁、桁など)Wa、直交する2本の水平構造体W、Wa、又は平行な2本の水平(垂直)構造体W、Wa間に、斜設又は一方の構造体に対し平行に設置している。
具体的な構成は、主に、両端を閉鎖した筒状の外ケース1と、該外ケース1の両端部に貫設したガイド孔2、2aに、上記外ケース1の長手方向にスライド可能に挿通し、且つ同軸線上に配置した独立した2本のシャフト3、3aと、該シャフト3、3aの内端部に固設して、相互間を拡縮可能にした2枚の圧縮板4、4aと、該2枚の圧縮板4、4a間に設けた収縮時の被圧縮弾性体5と、圧縮板4、4aと外ケース1の両端部との間に設けた、上記シャフト3、3aの挿通孔6、6aを有する伸長時の被圧縮弾性体7、7aとを備えている。
又、収縮時の被圧縮弾性体5におけるシャフト3、3aの軸線上、即ち中央に円孔状の挿通孔14を形成すると共に、該挿通孔14内に、両端部が圧縮板4、4aに当接する圧縮変形容易なガイド弾性体15を収容し、挿通孔14の内周面とガイド弾性体15との間に微小隙間16を形成している。
又、ガイド弾性体15を圧縮コイルバネとし、そのバネ座17、17a をシャフト3、3aより小径な丸棒状に形成して、2枚の圧縮板4、4aの収縮時の被圧縮弾性体5側の面の中央に突設し、両方のバネ座17、17a を、シャフト3、3aの軸芯方向に長く形成すると共に、それらの先端間の寸法を、最大収縮時に衝突しない様に設定している。
又、伸長時の被圧縮弾性体7、7aの夫々を、ウレタンゴム製の2個の被圧縮弾性部材20、20a と、該被圧縮弾性部材20、20a 間に介設した金属製の1枚の介在板21とで構成し、各被圧縮弾性部材20、20a の中央に形成した貫通孔22と、介在板21の中央に形成した貫通孔23とで上記シャフト挿通孔6、6aを形成している。
又、収縮時の被圧縮弾性体5の被圧縮弾性部材20、20a …の個数を、一方の伸長時の被圧縮弾性体7の被圧縮弾性部材20、20a …の個数の2倍とし、両方の伸長時の被圧縮弾性体7、7aの被圧縮弾性部材20、20a …の個数を同数にしているが、かかる形態に限定されない。しかし、制振装置自体の大きさ、伸長時と収縮時の機能一致を図るためにも上記構成にするのが好ましい。
又、被圧縮弾性部材20、20a …の外径は、図1〜4、5(a)に示す様に介在板21、21a …より大径にしたり、図5(b)に示す様に同径にしたり、或いは図8〜10に示す様に、介在板21、21a …より小径にするなど、介在板21、21a …の外径に対しどの様な大小関係であっても良い。
又、介在板21、21a …の貫通孔23の内径は、図1〜4、5(a)に示す様に被圧縮弾性部材20、20a …の貫通孔22と同径にしたり、図5(b)、(c)及び図8〜10に示す様に、被圧縮弾性部材20、20a …の貫通孔22より大径にしたり、或いは図示しないが、被圧縮弾性部材20、20a …の貫通孔22より小径にするなど、被圧縮弾性部材20、20a …の貫通孔22の内径に対しどの様な大小関係であっても良い。
又、被圧縮弾性部材20、20a …の貫通孔22の内径も、シャフト3、3a及びガイド弾性体15の外径より若干大径にして、被圧縮弾性部材20、20a …の外ケース1内での姿勢を保持可能にするのが好ましい。
又、図面上、圧縮板4、4aは、外径を被圧縮弾性部材20、20a …と同径にしているが、かかる形態に何ら限定されない。
収縮時には、伸長時の被圧縮弾性体7、7aはそのままの形態で、シャフト3、3aが内側へスライドして2枚の圧縮板4、4aにより収縮時の被圧縮弾性体5を圧縮変形させて地震エネルギーを吸収し、その過程で被圧縮弾性体5の外周面が外側へ、内周面が内側へ徐々に膨出して外ケース1の内周面、ガイド弾性体15の外周面に密着してその密着性が徐々に高くなり摩擦抵抗も徐々に大きくなって、地震エネルギーを吸収する。
伸長時には、収縮時の被圧縮弾性体5はそのままの形態で、圧縮板4、4aにより伸長時の被圧縮弾性体7、7aを外ケース1の両端内面に押圧させ圧縮変形させて地震エネルギーを吸収し、その過程で被圧縮弾性体7、7aの外周面が外側へ、内周面が内側へ徐々に膨出して外ケース1の内周面、シャフト3、3aの外周面に密着してその密着性が徐々に高くなり摩擦抵抗も徐々に大きくなって、地震エネルギーを吸収する。
よって、地震動により本願のものは伸縮を繰り返すことになるが、収縮状態から伸長に切り替わる時点では、伸長時の被圧縮弾性体7、7aと圧縮板4、4a又は外ケース1の両端内面との間に隙間が形成されていることから、先ずシャフト3、3a及び圧縮板4、4aがスライドし初期位置まで復帰した後、伸長時の被圧縮弾性体7、7aを圧縮変形させ、その過程で収縮時の被圧縮弾性体5が外力解除され弾性復元力により初期形態に自動復帰し、伸長状態から収縮に切り替わる時点では、収縮時の被圧縮弾性体5及び圧縮板4、4aとの間に隙間が形成されていることから、先ずシャフト3、3a及び圧縮板4、4aがスライドし初期位置まで復帰した後、収縮時の被圧縮弾性体5を圧縮変形させ、その過程で伸長時の被圧縮弾性体7、7aが外力解除され弾性復元力により初期形態に自動復帰する。
3、3a シャフト
4、4a 圧縮板
5 収縮時の被圧縮弾性体
6、6a シャフト挿通孔
7、7a 伸長時の被圧縮弾性体
13 微小隙間
14 ガイド弾性体の挿通孔
15 ガイド弾性体
16 微小隙間
17、17a バネ座
18、18a 微小隙間
19、19a 微小隙間
20、20a … 被圧縮弾性部材
21、21a … 介在板
22 貫通孔
23 貫通孔
W、Wa 構造体
Claims (18)
- 建物における直交又は平行状態の2体の構造体に両端部を固定する伸縮自在な制振装置であって、両端を閉鎖した筒状の外ケースと、該外ケースの両端面を、その長手方向にスライド可能に貫通し、且つ同軸線上に配置した独立した2本のシャフトと、該シャフトの内端部に固設して、相互間を拡縮可能にした2枚の圧縮板と、該2枚の圧縮板間に設けた収縮時の被圧縮弾性体と、圧縮板と外ケースの両端部との間に設けた、上記シャフトの挿通孔を有する伸長時の被圧縮弾性体とを備え、収縮時に2枚の圧縮板で収縮時の被圧縮弾性体を圧縮変形させると共に、伸長時に圧縮板と外ケースの両端部とで伸長時の被圧縮弾性体を圧縮変形させ、且つ収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を、圧縮変形時に外ケースの内周面に密着させる様にしたことを特徴とする制振装置。
- 収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を柱状に形成し、該収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の外周面と外ケースの内周面との間に、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の圧縮変形初期に、収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体の外周面が外ケースの内周面に密着する様な微小隙間を形成したことを特徴とする請求項1記載の制振装置。
- 伸長時の被圧縮弾性体におけるシャフト挿通孔の内周面とシャフトの外周面との間に、伸長時の被圧縮弾性体の圧縮変形初期に、上記シャフト挿通孔の内周面がシャフトの外周面に密着する様な微小隙間を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の制振装置。
- 収縮時の被圧縮弾性体におけるシャフトの軸線上に挿通孔を形成し、該挿通孔内に、両端部が圧縮板に当接する圧縮変形容易なガイド弾性体を収容して、上記被圧縮弾性体における挿通孔の内周面とガイド弾性体との間に、収縮時の被圧縮弾性体の圧縮変形初期に、上記挿通孔の内周面がガイド弾性体に密着する様な微小隙間を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の制振装置。
- 収縮時の被圧縮弾性体の挿通孔を円孔とすると共に、ガイド弾性体を圧縮コイルバネとし、該圧縮コイルバネのバネ座を、2枚の圧縮板の収縮時の被圧縮弾性体側の面に突設したことを特徴とする請求項4記載の制振装置。
- 両方のバネ座をシャフトの軸芯方向に長く形成すると共に、それらの先端間の寸法を、収縮時に衝突しない様に設定したことを特徴とする請求項5記載の制振装置。
- 外ケースを円筒状に形成し、被圧縮弾性体及び圧縮板の外周を円周面としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の制振装置。
- 上記シャフトを丸棒とし、上記伸長時の被圧縮弾性体におけるシャフト挿通孔を円孔としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の制振装置。
- 収縮時及び伸長時の被圧縮弾性体を、外ケースの軸線方向に直列配置した複数個の被圧縮弾性部材で構成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の制振装置。
- 隣接する被圧縮弾性部材間に介在板を介設したことを特徴とする請求項9記載の制振装置。
- 外ケースを円筒状に形成し、被圧縮弾性部材及び介在板の外周を円周面としたことを特徴とする請求項10記載の制振装置。
- 介在板の外径を、該介在板が外ケースの軸線方向にスライド可能な程度に外ケースの内径より小径にしたことを特徴とする請求項11記載の制振装置。
- 介在板の外径を被圧縮弾性部材の外径より小径としたことを特徴とする請求項11記載の制振装置。
- 被圧縮弾性部材及び介在板に形成された貫通孔でシャフト及びガイド弾性体の挿通孔を構成し、被圧縮弾性部材の貫通孔を介在板の貫通孔より小径にしたことを特徴とする請求項9、10、11、12又は13記載の制振装置。
- 収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材と、伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材を、同材質で同形同大としたことを特徴とする請求項9、10、11、12、13又は14記載の制振装置。
- 2箇所の伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数を夫々複数個で同数とし、収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数をその2倍としたことを特徴とする請求項9、10、11、12、13、14又は15記載の制振装置。
- 伸長時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材を夫々2個とし、収縮時の被圧縮弾性体における被圧縮弾性部材の個数を4個としたことを特徴とする請求項16記載の制振装置。
- 被圧縮弾性部材をウレタンゴムとしたことを特徴とする請求項9、10、11、12、13、14、15、16又は17記載の制振装置。
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