JP4064975B2 - 光ファイバ端面の整形方法、被覆除去方法及び光ファイバ接続器 - Google Patents
光ファイバ端面の整形方法、被覆除去方法及び光ファイバ接続器 Download PDFInfo
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる光ファイバ端面の整形方法を説明するためのもので、光ファイバの概略構成を示す斜視図である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係わる被覆除去具の概略構成を示す断面図である。本実施形態は、第1の実施形態を効果的に実施することを可能にする治具の例である。
図6は、本発明の第3の実施形態に係わる光ファイバ接続器の概略構成を示す断面図である。
図8は、本発明の第4の実施形態に係わる光ファイバ接続器の概略構成を示す断面図である。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば上述した本発明実施形態はいくつかの具体例を示しているが、これはあくまで構成例であり、本発明の主旨に従い個々の要素に他の手段(材料、寸法など)を用いても構わないものである。また、実施形態に示された材料、形状、配置などはあくまで一例であり、また、各実施形態を組み合わせて実施することも可能である。
11…光ファイバ素線
11a…光ファイバコア
11b…光ファイバクラッド
12…被覆樹脂
20…被覆除去具
21…基体
22…ガイドスロット(ガイド穴)
23…切削屑の排出窓
24…鉋刃
41a,41b…光ファイバクランプ部
42…超硬刃
61,71…光ファイバ接続器基体
62,72…光接続部
63,73…導入部
64…断片収納部
Claims (10)
- 光導波コア及び光閉じ込めクラッドからなる光ファイバ素線と該光ファイバ素線を保護するための被覆樹脂とを有する光ファイバに対し、端部を切断して光ファイバ素線の端面を整形する光ファイバ端面の整形方法であって、
前記光ファイバ素線の側面の一部が露出するように且つ前記被覆樹脂の断面積の半分以下の範囲で前記被覆樹脂の一部を除去する工程と、
前記被覆樹脂の除去により露出した前記光ファイバ素線の側面に、局所応力又は前記光導波コアに達しない微小傷を付与する工程と、
前記局所応力又は微小傷を付与した部分が外側となるように前記光ファイバを湾曲させて前記光ファイバ素線を応力破断する工程と、
を含むことを特徴とする光ファイバ端面の整形方法。 - 前記光ファイバは前記光ファイバ素線を複数本平行に並べてアレイ化したリボン光ファイバであり、前記被覆樹脂の除去により前記複数本の光ファイバ素線の側面の一部をそれぞれ露出させ、露出させた前記複数本の光ファイバ素線の側面を1つの平面に押し当てて整列した状態で、前記微小傷又は局所応力の付与を行うことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ端面の整形方法。
- 光ファイバ素線と該光ファイバ素線を保護するための被覆樹脂とを有する光ファイバに対し、被覆樹脂の一部を除去するための被覆除去方法であって、
少なくとも先端部が前記被覆樹脂より硬く前記光ファイバ素線の表面材質より柔らかい鉋刃を、前記光ファイバに斜めに当てがい、前記光ファイバ素線の側面を除去ガイドとしてスライドさせ、前記被覆樹脂の断面積の半分以上が前記光ファイバ素線を取り囲んだ状態で前記被覆樹脂を部分的に、且つ前記光ファイバ素線の側面より引っ込んだ部分まで除去することを特徴とする被覆除去方法。 - 前記鉋刃は、前記光ファイバが挿入されるガイドスロットの途中に前記光ファイバの挿入方向に先端を向けて設けられ、前記鉋刃の先端のガイドスロット底部からの高さが前記光ファイバ素線の外径と前記被覆樹脂の片側厚さを合計した距離より低めになるよう設定され、前記光ファイバを前記ガイドスロットに挿入する際に前記鉋刃の先端が押し上げられ、前記鉋刃の先端のガイドスロット底部からの高さが前記光ファイバ素線の外径と前記被覆樹脂の両側厚さの合計に相当する高さまで持ち上がるようになっていることを特徴とする請求項3記載の被覆除去方法。
- 前記鉋刃は、前記光ファイバの先端方向に向けて30°〜45°の角度範囲で当てがうことを特徴とする請求項3又は4記載の被覆除去方法。
- 前記光ファイバを石英系光ファイバとし、前記鉋刃を炭素鋼で形成された剃刀刃とした時に、前記鉋刃を前記光ファイバに押し当てる力を5N以下としたことを特徴とする請求項3又は4記載の被覆除去方法。
- 前記光ファイバの被覆除去長を規定するストッパ部に前記光ファイバを突き当て、しかる後に前記鉋刃による前記被覆樹脂の部分的除去を行うことを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の被覆除去方法。
- 光ファイバ素線と該光ファイバ素線を保護するための被覆樹脂とを有する光ファイバ同士の接続を行う光ファイバ接続器であって、
前記光ファイバは、前記被覆樹脂の一部が残るように端部を切断して前記光ファイバ素線の端面が整形されたものであり、
前記光ファイバ接続器は、前記光ファイバが挿入される導入部と、前記導入部に連通して該導入部と同一直線上に設けられ、前記光ファイバ素線のみが挿入可能な光接続部と、前記導入部に連通して前記光接続部とは別に設けられ、前記端部の切断により生じる前記光ファイバ素線の断片を前記被覆樹脂の一部で前記光ファイバに接続させたまま収容する断片収容部と、
を有することを特徴とする光ファイバ接続器。 - 光ファイバ素線と該光ファイバ素線を保護するための被覆樹脂とを有する光ファイバ同士の接続を行う光ファイバ接続器であって、
前記光ファイバは、前記被覆樹脂の一部が残るように端部を切断して前記光ファイバ素線の端面が整形されたものであり、
前記光ファイバ接続器は、前記光ファイバが挿入されると共に、前記端部の切断により生じる前記光ファイバ素線の断片を前記被覆樹脂で前記光ファイバに接続させたまま収容する導入部と、前記導入部に連通して該導入部と同一直線上に設けられ、前記光ファイバ素線のみが挿入可能な光接続部と、
を有することを特徴とする光ファイバ接続器。 - 前記光接続部に、透明な光学接着剤が充填され、硬化されていることを特徴とする請求項8又は9記載の光ファイバ接続器。
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