JP2003167156A - 光カプラ、光ファイバ用ストリッパおよびこのストリッパを用いた光カプラの製造方法 - Google Patents

光カプラ、光ファイバ用ストリッパおよびこのストリッパを用いた光カプラの製造方法

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JP2003167156A
JP2003167156A JP2001368583A JP2001368583A JP2003167156A JP 2003167156 A JP2003167156 A JP 2003167156A JP 2001368583 A JP2001368583 A JP 2001368583A JP 2001368583 A JP2001368583 A JP 2001368583A JP 2003167156 A JP2003167156 A JP 2003167156A
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jacket layer
stripper
optical
clad
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Junya Maeda
純也 前田
Masahiro Koto
雅弘 湖東
Kazuyuki Tadatomo
一行 只友
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材の端部から無反射終端処理された光ファ
イバの端部までの距離を短くすることができ、これによ
り小型化が可能な光カプラの提供。 【解決手段】 支台1上に設けられた縦板2の側面22
には、V溝23が形成されている。無反射終端を形成す
る光ファイバ32を縦板2のV溝23に跨がせるととも
に、他方の光ファイバ31を縦板2の貫通孔に通し、支
台1の溝11内に収める。V溝23と側面22とが交差
するV字状縁25の谷部25aに、光ファイバ32を押
しつけながら、光ファイバ32を矢符y方向に引っ張る
ことにより、ジャケット層を剥がし取る。ジャケット層
の除去開始部の直近で光ファイバ32を切断し、その切
断端部に無反射終端処理を施す。この光カプラをパッケ
ージ部材の中に入れて、シリコン樹脂61で封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光カプラ、この光
カプラの製造に用いられる光ファイバ用ストリッパおよ
びこのストリッパを用いた光カプラの製造方法に関す
る。特に、本発明は、2×1ポートの無反射終端処理を
施した光カプラ、光カプラの製造における無反射終端処
理において、光ファイバのジャケット層を除去するため
の光ファイバ用ストリッパ、このストリッパを用いて光
ファイバのジャケット層が除去された光カプラを製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2×1ポートの3端子光カプラは、例え
ば特開平8−234049号公報に記載された方法によ
り製造することができる。同公報に開示の製造方法で
は、2本の光ファイバの溶融延伸部を基材上に固定し、
基材から少し出たところで1本の光ファイバを切断す
る。光ファイバをピンセットなどの2本の棒状治具で挟
むことによって、クラッドの表面にマイクロクラックを
生じさせる。さらに、光ファイバの長手方向の一方側に
棒状治具を引っ張ることによって光ファイバを切断し、
マイクロクラックの箇所から斜めの破断面を生じさせ
る。なお、同公報には記載されていないが、高反射減衰
量を歩留り良く得るために、この破断面に屈折率整合接
着剤を塗布して、光ファイバの端面におけるフレネル反
射を抑制するための無反射終端処理が行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、光ファイバを
切断した際に、クラッドを被覆するジャケット層が破断
面を覆って、接着剤の塗布を阻害することがある。その
場合には、充分な反射減衰量が得られなくなり、不良品
となってしまう。歩留りを上げるためには、光ファイバ
を切断する前に、光ファイバの切断箇所付近のジャケッ
ト層を除去する必要がある。
【0004】光ファイバのジャケット層の除去には、ニ
ッパーに似た光ファイバ用ストリッパが一般に用いられ
る(例えば、ホーザン社製のN−59)。
【0005】しかしながら、上記のストリッパでは、光
ファイバをストリッパの刃の部分で挟んで、光ファイバ
のジャケット層を切断し、光ファイバの長手方向にジャ
ケット層をずらしてクラッドを露出させる必要がある。
複数本の光ファイバが互いに接合されている場合、隣接
する他の光ファイバがストリッパの刃によって傷つかな
いように、ジャケット層を除去する光ファイバを他の光
ファイバから充分に離す必要があるので、基材の端部か
ら離れた位置からジャケット層を除去しなければならな
い。したがって、基材および光ファイバの無反射終端を
覆うパッケージ部材を長くする必要があり、光カプラを
小型化するのが困難であった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、基材の端部か
ら無反射終端処理された光ファイバの端部までの距離を
短くすることができ、これにより小型化が可能な光カプ
ラの提供を目的とする。また、本発明は、本発明の光カ
プラの製造に用いられる光ファイバ用ストリッパの提供
を目的とする。さらに、本発明は、本発明のストリッパ
を用いて光ファイバのジャケット層が除去された光カプ
ラを歩留り良く製造する方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光カプラは、コ
アと、前記コアを被覆するクラッドと、前記クラッドを
被覆するジャケット層とをそれぞれ有する複数本の光フ
ァイバが溶融、延伸され、前記複数本の光ファイバの溶
融延伸部が基材上に固定され、少なくとも1本の前記光
ファイバの無反射終端処理された一方端部およびその近
傍のジャケット層が除去され、前記一方端部が前記基材
の端部から5mm以下の範囲で突出し、前記基材および
前記一方端部がパッケージ部材で覆われた、光カプラで
ある。
【0008】本発明の第1の局面による光ファイバ用ス
トリッパは、コアと、前記コアを被覆するクラッドと、
前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光ファ
イバの前記ジャケット層を除去するための光ファイバ用
ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、前記
板状または柱状部材の面にV字状の縁が形成された、光
ファイバ用ストリッパである。
【0009】本発明の第2の局面による光ファイバ用ス
トリッパは、コアと、前記コアを被覆するクラッドと、
前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光ファ
イバの前記ジャケット層を除去するための光ファイバ用
ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、前記
板状または柱状部材の面に貫通孔が形成され、前記貫通
孔の端部にV字状の縁が形成された、光ファイバ用スト
リッパである。
【0010】本発明の第3の局面による光ファイバ用ス
トリッパは、コアと、前記コアを被覆するクラッドと、
前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光ファ
イバの前記ジャケット層を除去するための光ファイバ用
ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、前記
板状または柱状部材の面に貫通孔が形成され、前記貫通
孔の内周面にV字状の縁が形成された、光ファイバ用ス
トリッパである。
【0011】本発明の光カプラの製造方法は、コアと、
前記コアを被覆するクラッドと、前記クラッドを被覆す
るジャケット層とをそれぞれ有する複数本の光ファイバ
を溶融、延伸する工程と、前記複数本の光ファイバの溶
融延伸部を基材上に固定する工程と、前記複数本の光フ
ァイバのうち少なくとも1本の前記光ファイバであっ
て、前記基材の端部から突出した前記光ファイバのジャ
ケット層を所望の長さだけ除去する工程と、前記ジャケ
ット層が除去されて、前記クラッドが露出した箇所で、
前記光ファイバを切断する工程と、切断された前記光フ
ァイバの端部に無反射終端処理を施す工程と、前記基材
および無反射終端処理された前記光ファイバの端部をパ
ッケージ部材で覆う工程と、を有する光カプラの製造方
法であって、前記ジャケット層除去工程は、本発明の光
ファイバ用ストリッパの前記V字状縁の谷部に、前記基
材の端部から突出した前記光ファイバのジャケット層を
当接させながら、前記光ファイバを長手方向の一方側に
移動させる工程を含む。
【0012】なお、光ファイバを長手方向の一方側に移
動させる手段は、光ファイバを引っ張るなどして光ファ
イバ自体を長手方向の一方側に移動させるだけでなく、
光ファイバを所定位置に固定し、ストリッパを移動させ
ることによって、光ファイバを長手方向の一方側に相対
的に移動させる手段を包含する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施
形態に限定されるものではない。
【0014】(実施形態1)本発明の第1の局面による
光ファイバ用ストリッパの実施形態を説明する。図1
(a)は、本実施形態の光ファイバ用ストリッパを模式
的に示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の矢
符x方向から見た光ファイバ用ストリッパの側面図であ
る。本実施形態の光ファイバ用ストリッパは、半円状の
溝11が形成された支台1と、溝11が延びる方向の支
台1の一方端に形成された縦板2とを有する。縦板2の
上端には、縦板2の一方側面21から他方側面22へ、
言い換えれば縦板2の厚さ方向に貫通するV溝23が形
成されている。なお、支台1は、光ファイバのジャケッ
ト層を剥ぎ取る際に動かないように、机上に固定され得
る。
【0015】V溝23がなす角度は、鋭角または鈍角の
いずれでも良く、ジャケット層の膜厚などの諸条件を考
慮して適宜決定され得る。V溝23の斜面が交わる谷部
25aは、角張っていなくてもよく、例えば丸まってい
ても良い。
【0016】縦板2の側面には、支台1の溝11と連通
して縦板2を厚さ方向に貫通する半円状の貫通孔24が
形成されている。この貫通孔24は光ファイバを通すこ
とができる程度の直径を有しており、貫通孔24を形成
することにより、ジャケット層を除去しない他方の光フ
ァイバを縦板2の一方側面21側から他方側面22側へ
導くことができる。
【0017】V溝23が形成された縦板2は、光ファイ
バのクラッドを構成する材質(石英など)よりも柔らか
く、かつ光ファイバのクラッドを被覆するジャケット層
の材質(ナイロンなど)よりも硬い材質からなる。例え
ば、縦板2として、アクリル酸、メタクリル酸またはア
クリル酸エステルからなるアクリル樹脂のキャスト板が
用いられる。本実施形態では、厚さ2mmのアクリル樹
脂キャスト板を用いる。なお、本実施形態では、V溝2
3が形成された部材として板状の縦板2を用いている
が、柱状部材を用いても良い。
【0018】本実施形態の光ファイバ用ストリッパを用
いて、2×1ポートの無反射終端処理を施した光カプラ
を製造する工程を説明する。図2は、光ファイバ32の
ジャケット層を除去する前の光カプラを示す斜視図であ
る。本実施形態の光カプラでは、2本の光ファイバ3
1,32を溶融、延伸して形成された溶融延伸部33が
基材40上に固定されている。詳細には、3dB−3d
Bの分岐比となるように溶融延伸を行なった光ファイバ
31,32を石英製の基材40上に載置し、基材40の
長手方向両端付近の光ファイバ31,32を接着材50
で固定する。各光ファイバ31,32は、コア(不図
示)と、コアを被覆するクラッドと、クラッドを被覆す
るジャケット層とをそれぞれ有する。
【0019】次に、無反射終端を形成する光ファイバ3
2を他方の光ファイバ31から切り離した後、光ファイ
バ32のジャケット層を除去する。図3(a)は、光フ
ァイバ32のジャケット層を除去する前の状態を模式的
に示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)の矢符
y方向から見た光ファイバ用ストリッパおよび光ファイ
バの側面図であり、図3(c)は、図3(b)の光ファ
イバ32およびその近傍の拡大図である。図3(a)に
示すように、無反射終端を形成する光ファイバ32を縦
板2のV溝23に跨がせるとともに、他方の光ファイバ
31を縦板2の貫通孔24に通し、支台1の溝11内に
収める。本実施形態では、他方の光ファイバ31を縦板
2の貫通孔24に通し、支台1の溝11内に収めている
ので、他方の光ファイバ31を曲げる必要がなく、光フ
ァイバ31が損傷するおそれが少ない。また、V溝23
の深さを調整するなどして、V溝23の谷部25aと貫
通孔24との距離を短くすることができるので、ジャケ
ット層を除去する光ファイバ32と他の光ファイバ31
との距離を短くすることができ、光ファイバ31,32
が固定された基材40を縦板2に近接させることができ
る。
【0020】図4(a)は、光ファイバ32のジャケッ
ト層を除去する前の状態を示す平面図であり、図4
(b)はジャケット層を除去する途上の状態を示す平面
図である。図4(a)に示すように、光ファイバ31,
32が固定された基材40を縦板2にできる限り近づけ
る。V溝23と縦板2の側面22とが交差するV字状縁
25の谷部25aに、V溝23の谷部25aが延びる方
向に対して光ファイバ32を傾けて押しつけることによ
り、光ファイバ32のジャケット層にV字状の傷を付け
る。縦板2は光ファイバのクラッド32aよりも柔らか
く、かつジャケット層よりも硬い材質からなるので、光
ファイバ32を谷部25aに押しつけても、ジャケット
層がV字状に切断されるだけで、光ファイバ32のクラ
ッド32aに傷をつけない。このときの状態を図3
(b)および図3(c)に示す。
【0021】さらに、光ファイバ32をV字状縁25の
谷部25aに押しつけながら、光ファイバ32が固定さ
れた基材40とともに、光ファイバ32を長手方向の一
方側(本実施形態では図4(b)に示す矢符y方向)に
引っ張る。これにより、縦板2のV字状縁25近傍の側
面22と、ジャケット層に傷つけられたV字状の切断面
(図3(c)において斜線で示す)との間に摩擦が生じ
る。その摩擦力よりも強く光ファイバ32を光ファイバ
を矢符y方向に引っ張ると、ジャケット層の切断面から
上部にかけて亀裂が生じ、ジャケット層が分断されて、
ジャケット層が剥ぎ取られ、光ファイバ32のクラッド
32aが露出する。除去するジャケット層の長さは、光
ファイバを切断する際に支障がなく、切断端面への接着
剤の塗布を阻害しない程度であれば良く、特に制限され
ない。
【0022】なお、本実施形態では、光ファイバ32を
矢符y方向に引っ張ることにより、ジャケット層を除去
しているが、光ファイバ32を所定位置に固定し、光フ
ァイバ32をV字状縁25の谷部25aに押しつけなが
ら、縦板2を矢符x方向に移動させても良い。また、縦
板2の他方側面22側のV字状縁に、光ファイバ32を
押しつけて、図1に示す矢符x方向に光ファイバ32を
引っ張ることにより、ジャケット層を除去しても良い。
この場合、ジャケット層の除去終了部は、光カプラの基
材40に可及的に近づけることが望ましい。さらに、ジ
ャケット層の剥がれくずがクラッド32aの切断端面に
つかないように、不織布などで剥がれくずを拭き取るの
が好ましい。
【0023】本実施形態の光ファイバ用ストリッパによ
れば、図5に示すように、基材40の長手方向一方端部
から突出した光ファイバ32のジャケット層を、基材4
0の端部近傍から除去することができる。ジャケット層
の除去開始部の直近で光ファイバ32のクラッド32a
を切断し、その切断端部に屈折率整合接着剤(スリーボ
ンド社製、AVR-100など)を塗布し、UV照射により接
着剤を硬化させて、無反射終端処理を施す。プレシジョ
ンリフレクトメータ(旧ヒューレットパッカード社製、
HP8504A)によって、この光カプラの反射減衰量をn=
10で測定したところ、1.55μmの波長においてほ
ぼ100%の確率で60dB以上であった。
【0024】次に、図6に示すように、光カプラをパッ
ケージ部材としてのSUS304製チューブ60の中に
入れて、基材40および無反射終端処理された光ファイ
バ32の端部をパッケージ部材で覆う。さらに、チュー
ブ60の長手方向両端をシリコン樹脂61で封止する。
本実施形態によれば、基材40の端部から約2mmの位
置から光ファイバ32のジャケット層を剥ぎ取ることが
できるので、光ファイバ32の無反射終端を基材40の
端部から約2mm突出させて形成できる。すなわち、従
来のストリッパを用いた場合、ジャケット層を除去する
光ファイバを他の光ファイバから充分に離す必要がある
ので、ジャケット層の除去開始部と基材の端部との距離
を少なくとも約10mm程度確保する必要があった。本
実施形態によれば、縦板2の厚さを薄くすることによ
り、ジャケット層の除去開始部と基材の端部との距離を
従来よりも短くすることができる。したがって、パッケ
ージ部材であるチューブ60の全長を、従来では50m
m以上必要であったのを40mm以下程度にすることが
できるので、光カプラの小型化が可能となる。
【0025】(実施形態2)本発明の第2の局面による
光ファイバ用ストリッパの実施形態を説明する。図7
は、本実施形態の光ファイバ用ストリッパを模式的に示
す斜視図である。本実施形態の光ファイバ用ストリッパ
は柱状部材であり、柱状部材の一方側面71からこれに
対向する側面を貫通する貫通孔70が設けられ、この貫
通孔70の内周面にV溝23が設けられている。したが
って、柱状部材の一方側面71における貫通孔70の端
部には、貫通孔70の縁と一体化されたV字状の縁25
が形成される。貫通孔70は、光ファイバ32を通すこ
とができる程度の直径を有している。なお、本実施形態
では、V溝23が形成された部材として柱状部材を用い
ているが、板状部材を用いても良い。
【0026】本実施形態では、幅7mm、奥行き(貫通
孔70が貫通する方向の長さである。)10mm、高さ
12mmのアクリル樹脂の立方柱が用いられ、立方柱の
側面に直径3mmの貫通孔70が設けられている。ま
た、貫通孔70の内周面に深さ0.8mmのV溝23が
形成されている。
【0027】図7を参照しながら、本実施形態の光ファ
イバ用ストリッパを用いて、光ファイバ32のジャケッ
ト層を除去する工程を説明する。なお、図7では、光フ
ァイバ31,32および基材40を簡略化して記載する
が、実施形態1と同様に、溶融延伸を行なった光ファイ
バ31,32が石英製の基材40上に載置され、基材4
0の長手方向両端付近の光ファイバ31,32が接着材
(不図示)で固定されている。また、各光ファイバ3
1,32は、コアと、コアを被覆するクラッドと、クラ
ッドを被覆するジャケット層とをそれぞれ有する。
【0028】まず、無反射終端を形成する光ファイバ3
2を他方の光ファイバ31から切り離した後、基材40
に対して反対側の光ファイバ32の端部を貫通孔70に
通す。一方、他方の光ファイバ31は、貫通孔70に通
さずに、ストリッパの側面側に位置させる。ストリッパ
の一方側面71側のV字状縁25に光ファイバ32を当
接させる。
【0029】実施形態1と同様にして、V字状縁25の
谷部25aに、V溝23の谷部25aが延びる方向に対
して光ファイバ32を傾けて押しつけることにより、光
ファイバ32のジャケット層にV字状の傷を付ける。光
ファイバ32をV字状縁25の谷部25aに押しつけな
がら、光ファイバ32が固定された基材40とともに、
光ファイバ32を矢符y方向に引っ張ることにより、光
ファイバ32のジャケット層が剥ぎ取られる。このよう
に光ファイバ32のジャケット層を除去しながら、基材
40とストリッパとを可及的に近接させて、ジャケット
層の除去を終える。さらに、基材40側に残ったジャケ
ット層の剥がれくずを不織布などで拭き取る。これによ
り、後の工程にて光ファイバ32を切断した際に、切断
端面にジャケット層の剥がれくずが付くのを防ぐことが
できる。実施形態1と同様に、本実施形態により得られ
た光カプラの反射減衰量をn=10で測定したところ、
1.55μmの波長においてほぼ100%の確率で60
dB以上であった。
【0030】なお、ストリッパは固定されていなくても
良く、水平方向に移動できるものでも良い。本実施形態
では、光ファイバ32を矢符y方向に引っ張ることによ
り、光ファイバ32のジャケット層を除去する方法につ
いて説明した。しかし、ストリッパを基材40に近接す
る方向、すなわち矢符y方向と反対方向に移動させるこ
とによって、ストリッパの一方側面71側におけるV字
状縁25の谷部25aで光ファイバ32のジャケット層
を剥ぎ取ることもできる。
【0031】次に、実施形態1と同様にして、基材40
および無反射終端処理された光ファイバ32の端部がパ
ッケージ部材で覆われた光カプラを作製する。本実施形
態によれば、基材40の端部から約1mmの位置まで光
ファイバ32のジャケット層を剥ぎ取ることができるの
で、基材40の端部から光ファイバ32の無反射終端ま
での長さを約2mmにすることができる。したがって、
パッケージ部材の全長を40mm以下程度にすることが
できるので、光カプラの小型化が可能となる。
【0032】(実施形態3)本発明の第3の局面による
光ファイバ用ストリッパの第1の実施形態を説明する。
実施形態1では、基材40から離反する方向にストリッ
パを相対的に移動させているので、縦板2の厚さ(図4
(a)中のd)が、光ファイバの無反射終端と基材の端
部との距離に大きく影響する。したがって、光カプラを
小型化するには、縦板2の厚さdを可及的に短くする必
要がある。しかし、縦板2の材質は、光ファイバのクラ
ッドよりも柔らかくする必要があり、縦板2は材質上の
制限を受ける。したがって、縦板2の厚さdを極端に薄
くすると、ジャケット層を除去する際に強度上の問題が
生じ、ジャケット層の除去が困難になるおそれがある。
【0033】本実施形態では、基材40から離反する方
向にストリッパを相対的に移動させてジャケット層を除
去する際に、強度上の問題が生じにくい光ファイバ用ス
トリッパについて説明する。図8(a)は本実施形態の
光ファイバ用ストリッパを模式的に示す斜視図であり、
図8(b)は、光ファイバ32のジャケット層を除去す
る工程を示す斜視図である。本実施形態の光ファイバ用
ストリッパは、平板状の支台1と、支台1の略中央に設
けられた縦板2とを有する。縦板2の水平方向一方端近
傍には、縦板2を厚さ方向に貫通する貫通孔70が形成
されている。また、縦板2の水平方向一方端(図8
(a)および(b)では左側)の側面26には、貫通孔
70と連通し、かつ縦板2の厚さ方向に窪んで、谷部2
5aが水平方向に延びるV溝23が形成されている。
【0034】本実施形態では、縦板2に厚さ5mmのア
クリル樹脂のキャスト板を用い、直径3mmの貫通孔7
0を縦板2の一方平面に設け、貫通孔70と縦板2の側
面26との間に表面から0.8mmの深さのV溝23を
形成する。縦板2の側面26から貫通孔70の周縁まで
の距離、言い換えればV溝23の谷部25aの長さを
0.5mmとする。
【0035】図8(b)を参照しながら、本実施形態の
光ファイバ用ストリッパを用いて、光ファイバ32のジ
ャケット層を除去する工程を説明する。なお、図8
(b)では、光ファイバ31,32および基材40を簡
略化して記載するが、実施形態1と同様に、溶融延伸を
行なった光ファイバ31,32が石英製の基材40上に
載置され、基材40の長手方向両端付近の光ファイバ3
1,32が接着材(不図示)で固定されている。また、
各光ファイバ31,32は、コアと、コアを被覆するク
ラッドと、クラッドを被覆するジャケット層とをそれぞ
れ有する。
【0036】まず、無反射終端を形成する光ファイバ3
2を他方の光ファイバ31から切り離した後、基材に対
して反対側の光ファイバ32の端部を貫通孔70に通
す。一方、他方の光ファイバ31は、貫通孔70に通さ
ずに、縦板2に対して光ファイバ31と反対側に位置さ
せる。基材40の端部を縦板2の側面26にできる限り
近接させる。貫通孔70の内周面に形成されたV字状縁
25に光ファイバ32を当接させる。実施形態1と同様
にして、V字状縁25の谷部25aに、V溝23の谷部
25aが延びる方向に対して光ファイバ32を傾けて押
しつけることにより、光ファイバ32のジャケット層に
V字状の傷を付ける。光ファイバ32をV字状縁25の
谷部25aに押しつけながら、光ファイバ32が固定さ
れた基材40とともに、光ファイバ32を長手方向の一
方側(本実施形態では図8(b)に示す矢符y方向)に
引っ張ることにより、光ファイバ32のジャケット層が
剥ぎ取られる。
【0037】なお、ストリッパの縦板2は固定されてい
なくても良く、水平方向に移動できるものでも良い。本
実施形態では、光ファイバ32を図8(b)に示す矢符
y方向に引っ張ることにより、光ファイバ32のジャケ
ット層を除去する方法について説明した。しかし、スト
リッパの縦板2を基材40から離反する方向、すなわち
矢符y方向と反対方向に移動させることによって、スト
リッパのV字状縁25の谷部25aで光ファイバ32の
ジャケット層を剥ぎ取ることもできる。
【0038】本実施形態では、基材40から離反する方
向にストリッパ(縦板2)を相対的に移動させているの
で、縦板2の側面26から貫通孔70の周縁までの距離
が、光ファイバの無反射終端と基材40の端部との距離
に影響する。縦板2の側面26から貫通孔70の周縁ま
での距離が0.5mmであり、光ファイバの無反射終端
と基材40の端部との距離を実施形態1よりも短くする
ことができる。図9は、本実施形態の光ファイバ用スト
リッパを用いてジャケット層を除去した場合の除去開始
部(ストリップ)と基材の端部との間の距離(mm)を
示すグラフである(n=10)。平均すると約1mmと
いう非常に基材40に接近した位置からジャケット層を
除去できることが判る。実施形態1と同様に、本実施形
態により得られた光カプラの反射減衰量をn=10で測
定したところ、1.55μm長においてほぼ100%の
確率で60dB以上であった。
【0039】(実施形態4)本発明の第3の局面による
光ファイバ用ストリッパの第2の実施形態を説明する。
実施形態3では、板状部材の縦板2にV溝23が形成さ
れているが、V溝23は柱状部材に形成されても良い。
本実施形態では、柱状部材の面に貫通孔が形成され、こ
の貫通孔の周面にV字状の縁が形成された態様を示す。
図10は、本実施形態の光ファイバ用ストリッパを用い
て、光ファイバ32のジャケット層を除去する工程を示
す斜視図である。
【0040】本実施形態の光ファイバ用ストリッパは、
平板状の支台1と、支台1の略中央に設けられた角柱8
とを有する。角柱8の上方には、角柱8の互いに対向す
る面を貫通する貫通孔70が形成されている。また、角
柱8の側面には、貫通孔70と連通し、かつ貫通孔70
が貫通する方向に窪んだV溝23が形成されている。
【0041】本実施形態では、角柱8の側面に直径3m
mの貫通孔70が設けられ、0.8mmの深さのV溝2
3が形成されている。V字状縁から角柱8の側面までの
距離、言い換えればV溝23の幅を0.5mmとする。
【0042】本実施形態の光ファイバ用ストリッパを用
いて、光ファイバ32のジャケット層を除去する工程を
説明する。なお、図10では、光ファイバ31,32お
よび基材40を簡略化して記載するが、実施形態1と同
様に、溶融延伸を行なった光ファイバ31,32が石英
製の基材40上に載置され、基材40の長手方向両端付
近の光ファイバ31,32が接着材(不図示)で固定さ
れている。また、各光ファイバ31,32は、コアと、
コアを被覆するクラッドと、クラッドを被覆するジャケ
ット層とをそれぞれ有する。
【0043】まず、無反射終端を形成する光ファイバ3
2を他方の光ファイバ31から切り離した後、基材40
に対して反対側の光ファイバ32の端部を貫通孔70に
通す。一方、他方の光ファイバ31は、貫通孔70に通
さずに、角柱8の側面側に位置させる。貫通孔70の周
面に形成されたV字状縁25に光ファイバ32を当接さ
せる。実施形態1と同様にして、V字状縁25の谷部2
5aに、V溝23の谷部25aが延びる方向に対して光
ファイバ32を傾けて押しつけることにより、光ファイ
バ32のジャケット層にV字状の傷を付ける。光ファイ
バ32をV字状縁25の谷部25aに押しつけながら、
光ファイバ32を矢符y方向に引っ張ることにより、光
ファイバ32のジャケット層が剥ぎ取られる。本実施形
態によれば、実施形態3と同様に、光カプラの基材端部
からジャケット層の除去開始部までの距離を約1mmに
することができる。
【0044】なお、ストリッパの角柱8は固定されてい
なくても良く、水平方向に移動できるものでも良い。本
実施形態では、光ファイバ32を図10に示す矢符y方
向に引っ張ることにより、光ファイバ32のジャケット
層を除去する方法について説明した。しかし、ストリッ
パの角柱8を基材40から離反する方向、すなわち矢符
y方向と反対方向に移動させることによって、ストリッ
パのV字状縁25の谷部25aで光ファイバ32のジャ
ケット層を剥ぎ取ることもできる。
【0045】従来のストリッパを用いてジャケット層を
除去する場合、基材から除去開始部までの距離を短くす
るために、余長の光ファイバを巻き取るなどにより曲げ
る必要がある。本発明の実施形態1〜4では、無反射終
端を形成する光ファイバ以外の他の光ファイバを全く曲
げる必要がないので、光ファイバを曲げることによる光
ファイバの損傷のおそれもない。
【0046】また、基材の端部近傍のジャケット層を除
去する場合、鋭利な刃を有するストリッパと異なり、他
の光ファイバを傷つけるおそれがない。さらに、従来の
ストリッパでは、光ファイバをストリッパの刃の部分で
挟んで、除去するジャケット層全体をずらす必要がある
のに対して、実施形態1〜4によれば、必要箇所のジャ
ケット層を部分的に剥ぎ取ることができるので、製造効
率が良い。
【0047】(比較例)実施形態1と同様にして、3d
B−3dBの分岐比となるように溶融延伸を行なった2
本の光ファイバを石英製の基材上に載置し、接着材で固
定した。ホーザン社製の光ファイバ用ストリッパ(N−
59)を用いて、1本の光ファイバのジャケット層を除
去した。ジャケット層の除去開始部と基材の端部との距
離は、約10mmであった。以下、実施形態1と同様に
して、パッケージ部材に入れられた光カプラを作製し
た。パッケージ部材の全長は、約50mmであった。
【0048】
【発明の効果】本発明の光カプラによれば、光ファイバ
の終端処理の場所をカブラの基材端部の直近にすること
ができ、小型化が可能となる。例えば、光カプラをエル
ビウムドープファイバーアンプに用いる場合、光カプラ
の短尺化により高密度実装が可能となり、アンプ全体を
小型化することができる。また、複数の光カプラを用い
たツリーカプラの場合、1つめの光カプラモジュール内
に複数個の光カプラを入れることができるので、ツリー
カプラの小型化が可能となる。
【0049】本発明の光ファイバ用ストリッパによれ
ば、無反射終端を行なわない光ファイバを全く傷つけず
に、光カプラの基材近傍における光ファイバのジャケッ
ト層を除去することができる。本発明の光カプラの製造
方法によれば、本発明の光カプラを歩留り良く、また効
率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、実施形態1の光ファイバ用スト
リッパを模式的に示す斜視図であり、図1(b)は、図
1(a)の矢符x方向から見た光ファイバ用ストリッパ
の側面図である。
【図2】光ファイバ32のジャケット層を除去する前の
光カプラを示す斜視図である。
【図3】図3(a)は、光ファイバ32のジャケット層
を除去する前の状態を模式的に示す斜視図であり、図3
(b)は、図3(a)の矢符y方向から見た光ファイバ
用ストリッパおよび光ファイバの側面図であり、図3
(c)は、図3(b)の光ファイバ32およびその近傍
の拡大図である。
【図4】図4(a)は、光ファイバ32のジャケット層
を除去する前の状態を示す平面図であり、図4(b)は
ジャケット層を除去する途上の状態を示す平面図であ
る。
【図5】ジャケット層を除去した後の状態を模式的に示
す斜視図である。
【図6】光カブラをチューブ60の中に入れて、シリコ
ン樹脂61で封止した状態を示す斜視図である。
【図7】実施形態2の光ファイバ用ストリッパを模式的
に示す斜視図である。
【図8】図8(a)は実施形態3の光ファイバ用ストリ
ッパを模式的に示す斜視図であり、図8(b)は、光フ
ァイバ32のジャケット層を除去する工程を示す斜視図
である。
【図9】実施形態3の光ファイバ用ストリッパを用いて
ジャケット層を除去した場合の除去開始部(ストリッ
プ)と基材の端部との間の距離(mm)を示すグラフで
ある(n=10)。
【図10】実施形態4の光ファイバ用ストリッパを用い
て、光ファイバ32のジャケット層を除去する工程を示
す斜視図である。
【符号の説明】
2 縦板(板状部材) 8 角柱(柱状部材) 25 V字状の縁 25a V字状縁の谷部 32 ジャケット層を除去する光ファイバ 32a 光ファイバのクラッド 33 光ファイバの溶融延伸部 40 基材 60 パッケージ部材 70 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 只友 一行 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 谷口 浩一 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 2H038 AA21 CA02 CA52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアと、前記コアを被覆するクラッド
    と、前記クラッドを被覆するジャケット層とをそれぞれ
    有する複数本の光ファイバが溶融、延伸され、前記複数
    本の光ファイバの溶融延伸部が基材上に固定され、少な
    くとも1本の前記光ファイバの無反射終端処理された一
    方端部およびその近傍のジャケット層が除去され、前記
    一方端部が前記基材の端部から5mm以下の範囲で突出
    し、前記基材および前記一方端部がパッケージ部材で覆
    われた、光カプラ。
  2. 【請求項2】 コアと、前記コアを被覆するクラッド
    と、前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光
    ファイバの前記ジャケット層を除去するための光ファイ
    バ用ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、
    前記板状または柱状部材の面にV字状の縁が形成され
    た、光ファイバ用ストリッパ。
  3. 【請求項3】 コアと、前記コアを被覆するクラッド
    と、前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光
    ファイバの前記ジャケット層を除去するための光ファイ
    バ用ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、
    前記板状または柱状部材の面に貫通孔が形成され、前記
    貫通孔の端部にV字状の縁が形成された、光ファイバ用
    ストリッパ。
  4. 【請求項4】 コアと、前記コアを被覆するクラッド
    と、前記クラッドを被覆するジャケット層とを有する光
    ファイバの前記ジャケット層を除去するための光ファイ
    バ用ストリッパであって、板状または柱状部材を備え、
    前記板状または柱状部材の面に貫通孔が形成され、前記
    貫通孔の内周面にV字状の縁が形成された、光ファイバ
    用ストリッパ。
  5. 【請求項5】 コアと、前記コアを被覆するクラッド
    と、前記クラッドを被覆するジャケット層とをそれぞれ
    有する複数本の光ファイバを溶融、延伸する工程と、 前記複数本の光ファイバの溶融延伸部を基材上に固定す
    る工程と、 前記複数本の光ファイバのうち少なくとも1本の前記光
    ファイバであって、前記基材の端部から突出した前記光
    ファイバのジャケット層を所望の長さだけ除去する工程
    と、 前記ジャケット層が除去されて、前記クラッドが露出し
    た箇所で、前記光ファイバを切断する工程と、 切断された前記光ファイバの端部に無反射終端処理を施
    す工程と、 前記基材および無反射終端処理された前記光ファイバの
    端部をパッケージ部材で覆う工程と、を有する光カプラ
    の製造方法であって、 前記ジャケット層除去工程は、請求項2から4のいずれ
    かに記載された光ファイバ用ストリッパの前記V字状縁
    の谷部に、前記基材の端部から突出した前記光ファイバ
    のジャケット層を当接させながら、前記光ファイバを長
    手方向の一方側に移動させる工程を含む、光カプラの製
    造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008102441A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバの被覆除去具
WO2010058475A1 (ja) * 2008-11-21 2010-05-27 住友電気工業株式会社 光ファイバの端末加工方法および端末加工部材
CN105676357A (zh) * 2016-04-01 2016-06-15 深圳市创鑫激光股份有限公司 光纤熔接点的处理方法及其光纤激光器

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