JP4063428B2 - コンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、書籍類や新聞類とかの図書など各種の物品を収容して保管したり運搬するとかに使用するコンテナ、詳しくはコンテナ本体の物品収容空間を仕切る仕切り板を、これの仕切り方向に並ぶ複数の取付け位置に付け替え自在に備えているコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記コンテナにおいて、従来、図28に示すように、前記仕切り板30として、物品収容空間の仕切り方向と直交する方向での一端側から他端側にわたる一連の仕切り板が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の仕切り技術の場合、図28に示すようにたとえばコンテナ本体26の物品収容空間を2枚の仕切り板30,30で仕切ると、一方の仕切り板30の両側にできる仕切り空間部分A1,A2の一方A2と、他方の仕切り板30の両側にできる仕切り空間部分A2,A3の一方A2とが同一の仕切り空間部分になる。つまり、仕切り板の枚数の割りには数少ない形状の仕切り空間部分しか得られなかった。
本発明の目的は、コンテナ本体の物品収容空間を数多い形状の仕切り空間部分に仕切れるコンテナを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
目的達成のために、請求項1に記載のコンテナは、コンテナ本体の物品収容空間を同一方向に仕切る一対の着脱自在な第1仕切り板を、これらの仕切り方向と直交する方向に並べて設け、前記一対の第1仕切り板それぞれを、これの仕切り方向に並ぶ複数の取付け位置に取り付け自在に、かつ、別々に付け替え自在に備え
前記コンテナの物品収容空間を前記第1仕切り板による仕切り方向と直交する方向に前記一対の第1仕切り板の一方が位置する空間部分と他方が位置する空間部分とに仕切る第2仕切り板を備え、
前記一対の第1仕切り板それぞれの取付け部を入り込ませることによって両第1仕切り板を取り付ける凹入部を前記第2仕切り板に設け、前記両第1仕切り板の前記取付け部の一部分どうしを仕切り板の移動方向に重ね合わせて入り込ませることによって両第1仕切り板を移動不能に係止させる第1凹入部分、一方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分と、他方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分とを各別に入り込ませて各第1仕切り板を移動不能に係止させる一対の第2凹入部分とを前記凹入部に備えてある。
すなわち、たとえば図27に示すように、一方の仕切り板30と他方の仕切り板30とがこれらの仕切り方向と直交する方向に並び、仕切り方向には位置ずれする状態にして取り付け、一方の仕切り板30の両横側にできる仕切り空間部分A1,A2と、他方の仕切り板30の両横側にできる仕切り空間部分A3,A4の全ての仕切り空間部分の形状が異なるようにしてコンテナ本体26の物品収容空間を仕切れるものである。これにより、コンテナ本体の物品収容空間を従来より数多い形状の仕切り空間部分に仕切り、比較的数多くの種類やサイズの物品をその数の種類やサイズに分けた状態で同一のコンテナに収容して少ない手間で出し入れできるように便利に保管できる。
また、請求項1に記載の発明によれば、前記コンテナの物品収容空間を前記第1仕切り板による仕切り方向と直交する方向に前記一対の第1仕切り板の一方が位置する空間部分と他方が位置する空間部分とに仕切る第2仕切り板を備えてあるものだから、一方の第1仕切り板の両側にできる仕切り空間部分と他方の第1仕切り板の両側にできる仕切り空間部分とを第2仕切り板で仕切り、一方の第1仕切り板で形成される仕切り空間部分に収容する物品と、他方の第1仕切り板で形成される仕切り空間部分に収容する物品とを接触したり混合したりしないように第2仕切り板によって分離させて収納できる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、前記一対の第1仕切り板それぞれの取付け部を入り込ませることによって両第1仕切り板を取り付ける凹入部を前記第2仕切り板に設け、前記両第1仕切り板の前記取付け部の一部分どうしを仕切り板の移動方向に重ね合わせて入り込ませることによって両第1仕切り板を移動不能に係止させる第1凹入部分、一方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分と、他方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分とを各別に入り込ませて各第1仕切り板を移動不能に係止させる一対の第2凹入部分とを前記凹入部に備えてある。
すなわち、一対の第1仕切り板をこれの仕切り方向での同一の取り付け位置に取り付ける場合、一方の第1仕切り板の取付け部も他方の第1仕切り板の取付け部も第2仕切り板の同一の凹入部に入り込ませる。すると、この凹入部の第1凹入部分が各第1仕切り板の取付け部の一部分を纏めて係止し、両第1仕切り板を第2仕切り板に移動しないように取り付けられるものである。一対の第1仕切り板をこれの仕切り方向で異なる取り付け位置に取り付ける場合、一方の第1仕切り板の取付け部と、他方の第1仕切り板の取付け部とを第2仕切り板の別々の凹入部に入り込ませる。すると、各凹入部の第2凹入部分が第1仕切り板の取付け部の一部分を係止し、両第1仕切り板を第2仕切り板に移動しないように取り付けられるものである。これにより、両第1仕切り板を同一の取付け位置にも別々の取付け位置にも取り付けて物品収容空間を各種の仕切り空間部分に仕切って物品収容が有利にできる割りには、第2仕切り板の凹入部を同一位置用にも別位置用にも兼用して構造簡単に得られる。
【0005】
請求項2に記載の発明によれば、前記一対の第1仕切り板の一方の前記複数の取付け位置と、他方の前記複数の取付け位置とが各別に、第1仕切り板の移動方向で同一の取付け位置になっているものだから、一対の第1仕切り板をこれらの複数の取り付け位置のいずれに取り付ける場合でも、一対の第1仕切り板がこれらの仕切り方向と直交する方向に一直線状に並ぶ状態にして取り付け、コンテナ本体の物品収容空間を従来の仕切り板と同様に仕切って使用することもできる。
【0008】
請求項に記載の発明によれば、前記一対の第1仕切り板それぞれの底側を取り外し自在に係止させる取付け部を前記コンテナ本体の底部に備えさせ、前記一対の第1仕切り板それぞれの横側を取り外し自在に係止させる係止部を前記コンテナ本体の側壁部に備えさせ、一対の第1仕切り板のいずれもを底側と横側との両側でコンテナ本体に強固に支持させるものだから、物品を確実に分離されたり支持されるようにしながら収容できる。
【0009】
請求項に記載の発明によれば、前記コンテナ本体が図書収容用である。すなわち、書籍類にあっては多くの分類やサイズに別れるが、コンテナ本体の物品収容空間を数多くの仕切り空間部分に仕切り、分類やサイズが各種異なる書籍類を、その分類やサイズに対応する仕切り空間部分に分けてコンテナ本体に収容し、一つのコンテナを運搬するだけで迅速に出し入れできるように保管できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、一対の第1図書類収納棚R1,R1と、第1図書類収納棚R1とR1の間を床上の一本の走行用レール1と天井側の一本のガイドレール(図示せず)に沿って走行移動する第1スタッカクレーンS1と、一対の第2図書類収納棚R2,R2と、第2図書類収納棚R2とR2の間を床上の一本の走行用レール2と天井側の一本のガイドレール(図示せず)に沿って走行移動する第2スタッカクレーンS2と、第1図書類収納棚R1及び第2図書類収納棚R2の横側を床上の一対の走行用レール3,3に沿って走行移動するトラバーサ4と、制御装置5を備えるステーション6とにより、図書類保管システムを構成してある。
この図書類保管システムは、書籍類、新聞類などの図書、図書以外のCDカセットやテープカセットなどを大小2種類のコンテナCS,CLに入れ分けて保管するもので、制御装置5を操作して図書類取り出しの指令を与えると、その図書類が小型コンテナCSに入れて収納されている場合には、第1スタッカークレーンS1がこれに備えてある移載装置10によって第1図書類収納棚R1の所定の収納部7から図書類をコンテナCSに入れたままで取り出し、この後、第1図書類収納棚R1とR1の間の横外側の乗降位置まで走行してトラバーサ4に乗り、トラバーサ4が第1スタッカクレーンS1をステーション6まで搬送し、図書類が小型コンテナCSに入ったままでステーション6に搬送されて来る。取り出すよう指定した図書類が大型コンテナCLに入れて収納されている場合には、第2スタッカークレーンS2がこれに備えてある移載装置10によって第2図書類収納棚R2の所定の収納部7から図書類をコンテナCLに入れたままで取り出し、この後、第2図書類収納棚R2とR2の間の横外側の乗降位置まで走行してトラバーサ4に乗り、トラバーサ4が第2スタッカクレーンS2をステーション6まで搬送し、図書類が大型コンテナCLに入ったままでステーション6に搬送されて来る。
また、制御装置5を操作して図書類収納の指令を与えると、その図書類が小型コンテナCSに入れて収納するべきものである場合には、第1スタッカークレーンS1がこれの移載装置10によって第1図書類収納棚R1の所定の収納部7からコンテナCSを取り出し、この後、前記乗降位置まで走行してトラバーサ4に乗り、トラバーサ4が第1スタッカクレーンS1をステーション6まで搬送し、小型コンテナCSがステーション6に搬送されて来る。このコンテナCSに図書類を入れて始動操作すると、トラバーサ4が第1スタッカクレーンS1を乗せて走行し、トラバーサ4が第1図書類収納棚R1の横外側の乗降位置に到達すると、第1スタッカクレーンS1がトラバーサ4から降りて第1図書類収納棚R1とR1の間に入り、移載装置7を第1図書類収納棚R1の所定の収納部7に位置合わせして図書類をコンテナCSに入れたままでその収納部7に収納する。収納するよう指定した図書類が大型コンテナCLに入れて収納するべきものである場合には、第2スタッカークレーンS2がこれの移載装置10によって第2図書類収納棚R2の所定の収納部7からコンテナCLを取り出し、この後、前記乗降位置まで走行してトラバーサ4に乗り、トラバーサ4が第1スタッカクレーンS1をステーション6まで搬送し、大型コンテナCLがステーション6に搬送されて来る。このコンテナCLに図書類を入れて始動操作すると、トラバーサ4が第2スタッカクレーンS2を乗せて走行し、トラバーサ4が第2図書類収納棚R2の横外側の乗降位置に到達すると、第2スタッカクレーンS2がトラバーサ4から降りて第2図書類収納棚R1とR2の間に入り、移載装置10を第2図書類収納棚R2の所定の収納部7に位置合わせして図書類をコンテナCLに入れたままでその収納部7に収納する。詳しくは次の如く構成してある。
【0011】
図1〜図3に示すように、第1図書類収納棚R1も第2図書類収納棚R2も、複数の前記収納部7を収納棚R1,R2の上下方向及び横方向に並ぶ状態で備えている。第1図書類収納棚R1の収納部7も、第2図書類収納棚R2の収納部7も、収納棚R1,R2の横方向に並ぶ複数の棚上下フレーム8のうちの隣接し合う一対の棚上下フレーム8,8の一方からフレーム間に延出するコンテナ載置棚板9と、他方からフレーム間に延出するコンテナ載置棚板9とによって形成してあり、図書などの入ったコンテナCS,CLを棚上下フレーム8どうしの間の出入れ口から挿入して左右一対の棚板9,9にわたって載置するようにしてある。一対の第1図書類収納棚R1,R1も、一対の第2図書類収納棚R2,R2もそれらのコンテナ出入れ口が向かい合うように配置してある。
【0012】
図4に示すように、第1スタッカクレーンS1の移載装置10も、第2スタッカクレーンS2の移載装置10も、スタッカークレーンS1,S2に昇降操作自在に支持される移載装置フレーム11、このフレーム11が支持する左右一対のベルトコンベア12,12、両ベルトコンベア12,12の間に位置する係止具13aを備えるコンテナ出入れ装置13、このコンテナ出入れ装置13を摺動自在に支持する支持フレーム14の下側に位置する昇降操作カム15などを備え、図5〜図7に示す如くコンテナCS,CLを収納部7から取出して保持したり、保持するコンテナCS,CLを収納部7に収納したりする。
すなわち、コンテナCS,CLを収納部7から取出す場合、移載装置フレーム11が昇降操作されて両ベルトコンベア12,12の上方が所定の収納部7のコンテナ出入れ口の前側に合致する出入れ作業位置に到達して停止されると、電動モータ16が駆動され、このモータ16によって回転駆動されるピニオンギヤ17が前記コンテナ出入れ装置13のフレーム13bのラックギヤ部に噛み合っていることによってコンテナ出入れ装置13の一端側を移載装置フレーム11から収納部7の方に突出させるとともに、無端回動帯13cが駆動されて係止具13aをフレーム13bの一端側に移動させる。係止具13aの左右一対の係止爪部がコンテナCS,CLの端部に位置する左右一対の引出し係止部20の下方に到達して検出スイッチ17がコンテナCS,CLの検出対象部21に当接すると、無端回動帯13cの駆動が停止されて係止具13aの係止爪部が前記引出し係止部20の下方に停止する。すると、前記昇降操作カム15が電動モータ(図示せず)によって回転駆動され、前記支持フレーム14の操作部14aに押し上げ作用して支持フレーム14を移載装置フレーム11に立設する支柱18に沿わせて上昇させることにより、コンテナ出入れ装置13の全体を移載装置フレーム11に対して上昇させる。この上昇によって係止具13aの左右一対の係止爪部がコンテナCS,CLの左右一対の引出し係止部20の後側の凹入部に入り込むと、昇降操作カム15の回転駆動を停止させて係止具13aの係止爪部をコンテナCS,CSの前記凹入部に入り込んだ状態に維持しながら無端回動帯13cを先とは逆回転方向に駆動するとともに前記一対のベルトコンベア12,12を駆動し、コンテナ出入れ装置13による係止搬送作用と両ベルトコンベア12の載置搬送作用とにより、コンテナCS,CLを収納部7からベルトコンベア12,12の上に引き出すとともに収納部7から離れる側に移動させる。コンテナCS,CLが両ベルトコンベア12,12の直上方に位置する搬送用位置に到達すると、コンテナ出入れ装置13及び両ベルトコンベア12,12の駆動を停止し、コンテナCS,CLを前記搬送用位置に両ベルトコンベア12,12によって保持する。
【0013】
コンテナCS,CLを収納部7に収納する場合、移載装置フレーム11が昇降操作されて両コンベア12,12にわたって載っているコンテナCS,CLが所定の収納部7のコンテナ出入れ口の前側に合致する出入れ作業位置に到達して停止されると、係止具13aの係止爪部をコンテナCS,CLの前後両端側に位置する前記引出し係止部21のうちのコンテナ収納を行うべき収納部7とは反対側に位置する方の引出し係止部20の後側に位置する凹入部に入り込ませた状態にしながら、コンテナ出入れ装置13を前記電動モータ16で回動駆動されるピニオンギヤ17よって収納部7の方に移動させるとともに、係止具13aを無端回動帯13cによって同方向に移動させ、コンテナ出入れ装置13による係止搬送作用と両ベルトコンベア12の載置搬送作用とにより、コンテナCS,CLを両ベルトコンベア12の上から収納部7のコンテナ載置棚板9の上に押し込み操作する。コンテナ出入れ装置13が移載装置フレーム11から収納部7の方に所定長さ突出してコンテナCS,CLが収納部7の所定位置まで入り込むと、コンテナ出入れ装置13及び両ベルトコンベア12の駆動を停止してコンテナCS,CLの押し込みを停止するとともに、前記昇降操作カム13が回転駆動されて前記支持フレーム14の操作部14aに対する押し上げ作用を解除し、支持フレーム14を支柱18に沿わせて下降させることによってコンテナ出入れ装置13の全体を移載装置フレーム11に対して下降させて係止具13aの係止爪部をコンテナCS,CLの前記凹入部から抜き下げ、コンテナCS,CLを収納部7の一対のコンテナ載置棚板9,9にわたって載置する。
【0014】
図2及び図3に示すように、第1図書類収納棚R1及び第2図書類収納棚R2それぞれの各収納部7に、前記一対のコンテナ載置棚板9,9それぞれによって回動自在に支持されるローラ7aを設け、第1スタッカクレーンS1及び第2スタッカクレーンS2それぞれの移載装置10に、前記一対のベルトコンベア12,12それぞれのフレームに回動自在に支持されるローラ19を設けてある。コンテナCS,CLが収納棚R1,R2から移載装置10に引き出される際にも、移載装置10から収納棚R1,R2に押し込まれる際にも、コンテナCS,CLの一端側が前記コンテナ載置棚板9と移載装置10のベルトコンベア12との間に位置してコンテナ載置棚板9によってもベルトコンベア12によっても受け止め支持されなくなる事態が発生する。この事態が発生した場合にも、前記各ローラ7a,19は、コンテナCS,CLの両横外面側の下部に位置するローラ係止溝22に入り込んでいて係止作用することにより、コンテナCS,CLが傾斜姿勢になることを防止するものである。すなわち、コンテナCS,CLをコンテナ載置棚板9とベルトコンベア12との間に位置した側とは反対側がコンテナ載置棚板9やベルトコンベア12から浮き上がる傾斜姿勢にならないように支持するものである。
【0015】
図8及び図9に示すように、前記小型コンテナCSは、矩形の底部23、この底部23の一対の短辺側の縁部それぞれに立設する短辺側の第1側壁部24、一対の長辺側の縁部それぞれに立設する長辺側の第2側壁部25のそれぞれで成る矩形のコンテナ本体26と、このコンテナ本体26の物品収容空間を長辺側の第2側壁部25に沿う方向に仕切る一対の短手仕切り板としての第1仕切り板30.30と、コンテナ本体26の物品収容空間を短辺側の第1側壁部24に沿う方向に仕切る1枚の長手仕切り板としての第2仕切り板40とによって構成してある。
【0016】
コンテナ本体26の前記底部23は、裏面側に図13に示す如き複数の帯板状リブ23aが格子状に並んで突出するように形成したポリプロピレン材製の板状体で作製し、一対の第1側壁部24,24は、外面側に複数の帯板状リブ24aが突出するように形成するとともに底部23を成型する際に同時に成型したポリプロピレン材製の板状体で作製し、一対の第2側壁部25,25は、外面側に複数の帯板状リブ25aが突出するように形成するとともに底部23を成型する際に同時に成型したポリプロピレン材製の板状体で作製してある。コンテナ本体26の四つの側壁部24,25で成る周壁部のうちの一方の第2側壁部25で成る周壁部分と、他方の第2側壁部25で成る周壁部分とのそれぞれにこの周壁部分の上縁を第1側壁部24で成る他の周壁部分の上縁よりも低くする切欠きCが形成されるように、両第2側壁部25の高さを両第1側壁部24の高さよりも低くしてある。
つまり、コンテナ本体26は、底部23と四つの側壁部24,25とを一体成型して作製するとともに底部23の裏面側にも、四つの側壁部24,25それぞれの外面側にも帯板状リブ23a,24a,25bを設けて補強を図った合成樹脂製になっている。そして、コンテナ本体26の上端側にコンテナ本体26上向きに開口する物品出し入れ口を備えるとともに、一対の第2側壁部25,25それぞれに前記切欠きCによってコンテナ本体26横向きに開口するように形成される物品出入れ口を備えている。
【0017】
図11に示すように、前記第2仕切り板40は、仕切り板40の全周縁部に沿っている補強用の突条リブ41、仕切り板40の横方向に沿う方向の複数本の補強用の突条リブ42、仕切り板40の上下方向に沿う方向の複数本の補強用の突条リブ43を両面側に備えるように形成したポリプロピレン材製の板状体で作製してある。第2仕切り板40の底縁部の仕切り板横方向での複数箇所に、底縁から下向きに突出するようにして仕切り板40を成型する際に同時に形成した底側取付け突起44を備えさせ、第2仕切り板40の両横縁部の上端部に、仕切り板40から横外向き突出するようにして仕切り板40を成型する際に同時に形成した横側取付け突起45を備えさせてある。
【0018】
図9及び図10に示すように、両第1側壁部24,24それぞれの内面側の側壁部横幅方向での中央部に設けた第1切欠き50と、底部23の短手方向での中央部に底部23の長手方向に一直線状に並ぶ配置にしてコンテナ本体26を成型する際に同時に形成した複数個の矩形貫通孔形状の第1取付け孔51・・とにより、第2仕切り板40をコンテナ本体26の仕切り位置に取り付けるための第1取付け部52を構成してある。両第1側壁部24,24それぞれの内面側の一方の第2側壁部25の近くに位置する端部に設けた第2切欠き53と、コンテナ本体26の底部23にこの底部23の短手方向及び長手方向に並ぶ配置にしてコンテナ本体26を成型する際に同時に形成した複数個の矩形貫通孔形状の第2取付け孔54・・のうちの一方の第2側壁部25に最も接近した箇所で第2側壁部25に沿う方向の孔列を形成している複数個の第2取付け孔54とにより、第2仕切り板40をコンテナ本体26の非仕切り位置に取り付けるための第2取付け部55を構成してある。
【0019】
すなわち、第2仕切り板40を第1取付け部52に位置合わせしながらコンテナ本体26の上方から内部に挿入し、両横側の横側取付け突起45それぞれを前記第1切欠き50に入り込ませるとともに複数個の底側取付け突起44を前記複数個の第1取付け孔51に各別に挿入する。すると、第2仕切り板40の底側がコンテナ本体26の底部23に複数本の底側取付け突起44を介して底部23の物品載置面に沿う方向にずれ動かないように係止され、両横側がコンテナ本体26の第1側壁部24に一つの横側取付け突起45を介して第1側壁部24の横幅方向にずれ動かないように係止される状態になる。これにより、第2仕切り板40がコンテナ本体26の横幅方向での中央部に位置する仕切り位置に第2側壁部25に沿う方向の取り付け姿勢で付き、コンテナ本体26の物品収容空間を第2仕切り板40によって第1側壁部24に沿う方向に二つの収納空間部分A1,A2に仕切れる。
この取付け状態にある第2仕切り板40をコンテナ本体26から上方に抜き上げ操作し、両横側の横側取付け突起45それぞれを前記第1切欠き50から抜き出すとともに複数個の底側取付け突起44を前記第1取付け孔51から抜き出すことにより、第2仕切り板40を仕切り位置から取り外して前記非仕切り位置に付け替えられる。
【0020】
第2仕切り板40を第2取付け部55に位置合わせしながらコンテナ本体26の上方から内部に挿入し、両横側の横側取付け突起45それぞれを前記第2切欠き53に入り込ませるとともに複数個の底側取付け突起44を前記複数個の第2取付け孔54に各別に挿入する。すると、第2仕切り板40の底側がコンテナ本体26の底部23に複数本の底側取付け突起44を介して底部23の物品載置面に沿う方向にずれ動かないように係止され、両横側がコンテナ本体26の第1側壁部24に一つの横側取付け突起45を介して第1側壁部24の横幅方向にずれ動かないように係止される状態になる。これにより、第2仕切り板40がコンテナ本体26の一方の第2側壁部25の内面側近くの非仕切り位置に第2側壁部25に間隔Dを隔てて近接するとともに沿う方向の取付け姿勢で、かつ、第2側壁部25の物品出入れ口Cに臨む取り付け姿勢で付き、第2仕切り板40を第2側壁部25の物品出入れ口Cに対するカバーに利用しながらコンテナ本体26の内部の片隅に収納できる。
この取付け状態にある第2仕切り板40をコンテナ本体26から上方に抜き上げ操作し、両横側の横側取付け突起45それぞれを前記第2切欠き53から抜き出すとともに底側取付け突起44を前記第2取付け孔54から抜き出すことにより、第2仕切り板40を非仕切り位置から取り外して前記仕切り位置に付け替えられる。
【0021】
第2仕切り板40を非仕切り位置に取り付けた際の第2仕切り板40と第2側壁部25との前記間隔Dは、図19に示す如く前記第1仕切り板30を収納できるように第1仕切り板30の板厚よりやや大きい間隔にしてある。
【0022】
図12に示すように、前記一対の第1仕切り板30,30のそれぞれは、仕切り板30の全周縁部に沿っている補強用の突条リブ31、仕切り板30の横方向に沿う方向の一本の補強用の突条リブ32、仕切り板30の上下方向に沿う方向の一本の補強用の突条リブ33を両面側に備えるように形成したポリプロピレン材製の板状体で作製してある。各第1仕切り板30において、第1仕切り板30の底縁部の仕切り板横方向での複数箇所に、底縁から下向きに突出するようにして仕切り板30を成型する際に同時に形成した底側取付け突起34を備えさせ、第1仕切り板30の屈曲側横縁部の中間部に、仕切り板30から横外向きに突出するようにして仕切り板30を成型する際に同時に形成した第1横側取付け部35を備えさせ、第1仕切り板30の直線側横縁部の上端部に、仕切り板30から横外向きに突出するようにして仕切り板30を成型する際に同時に形成した第2横側取付け部36を備えさせてある。
【0023】
図9〜図11に示すように、一対の第2側壁部25,25それぞれの内面側の上端部に第2側壁部25の横幅方向に並ぶ状態にして設けた複数個の切欠き56と、第2仕切り板40の上端部に第2仕切り板40の横幅方向に並べて設けた複数個の凹入部57と、コンテナ本体20の底部23に設けてある前記複数個の第2取付け孔54とにより、両第1仕切り板30,30のための取付け構造を構成してある。この取付け構造は、一対の第1仕切り板30,30が第1側壁部24に沿う方向に並ぶように一方の第1仕切り板30を前記一対の仕切り空間部分A1,A2のうちの一方の仕切り空間A1で、他方の第1仕切り板30を他方の仕切り空間A2に配置して、それぞれの第1仕切り板30を仕切り空間部分A1,A2において第2側壁部25に沿う方向に並ぶ複数の取付け位置に取り付けるとともにその複数の取付け位置に別々に付け替えることを可能にするものであり、詳しくは次の如く構成してある。
【0024】
すなわち、第1仕切り板30を仕切り空間部分A1,A2に上方から挿入し、第1横側取付け部35を第2側壁部25のいずれか一つの切欠き56に、第2横側取付け部36を仕切り位置に付いている第2仕切り板40のいずれか一つの凹入部57にそれぞれ挿入するとともに、複数個の底側取付け突起34を、底部23の前記複数個の第2取付け孔54のうちの第1横側取付け部35が入り込む前記切欠き56と第2横側取付け部36が入り込む前記凹入部57とを結ぶ直線に沿って第1側壁部24に沿う方向に並ぶ複数個の第2取付け孔54に挿入する。すると、第1仕切り板30の底側が複数本の底側取付け突起34を介してコンテナ本体26の底部23にこの底部23の物品載置面に沿う方向にずれ動かないように係止され、一方の横側が第1横側取付け部35を介してコンテナ本体26の第2側壁部25にこの側壁部25の横幅方向にずれ動かないように係止され、他方の横側が第2仕切り板40に第2横側取付け部36を介して第2仕切り板40の横幅方向にずれ動かないように係止される状態になる。これにより、第1仕切り板30がコンテナ本体26の物品収容空間のうちの前記仕切り空間部分A1,A2に位置する仕切り位置に第1側壁部24に沿う方向の取り付け姿勢で付き、前記仕切り空間部分A1,A2を第1仕切り板30によって第2側壁部25に沿う方向に二つの収納空間部分に仕切れる。
この取付け状態にある第1仕切り板30をコンテナ本体26から上方に抜き上げ操作し、第1横側取付け部35を第2側壁部25の切欠き56から、第2横側取付け部36を第2仕切り板40の凹入部57から、底側取付け突起34を底部23の第2取付け孔54からそれぞれ抜き出すことにより、第1仕切り板30を前記仕切り位置から取り外せる。そして、第1横側取付け部35を第2側壁部25の別の切欠き56に、第2横側取付け部36を第2仕切り板40の別の凹入部57に、底側取付け突起34を底部23の長手方向に並ぶ別の第2取付け孔54にそれぞれ付け替えることにより、第1仕切り板30が前記複数の取付け位置のうちの別の取付け位置に付き、第1仕切り板30によって形成される二つの仕切り空間部分の容積が相違したり同一になったりするように第1仕切り板30による仕切り空間部分A1,A2の仕切り割合を変更できる。
【0025】
一対の仕切り空間部分A1,A2の一方における第1仕切り板30の複数の取付け位置と、他方における第1仕切り板30の複数の取付け位置とが各別に第1仕切り板30の移動方向での同一の取付け位置になるように、各第2側壁部25の前記切欠き56及び底部23の前記第2取付け孔54を配置してある。これにより、一方の仕切り空間部分A1における複数の取付け位置のいずれに第1仕切り板30を取り付ける場合でも、この第1仕切り板30と、他方の仕切り空間部分A2に取り付ける第1仕切り板30とがコンテナ本体26の短手方向に一直線状に並ぶ状態にして両第1仕切り板30,30を取り付け、仕切り空間部分A1とA2の仕切り位置が同一になるようにして両空間部分A1,A2を仕切ることができる。
【0026】
図15に示すように、前記一対の第1仕切り板30,30それぞれの前記第2横側取付け部36に、横幅W1が第1仕切り板30の板厚Tより小さいブロック状の第1取付け部分36aと、この第1取付け部分36aの下方に第1取付け部分36aに対して第1仕切り板30の一側面がわに偏って位置するとともに横幅W2が第1取付け部分36aの横幅W1よりも狭いブロック状の第2取付け部分36bとを備えさせてある。第2仕切り板40の前記複数個の凹入部57それぞれに、横幅W3が前記第1取付け部分36aの横幅W1より広い第1凹入部分57aと、この第1凹入部分57aの下方に第1凹入部分57aの両横端側に別れて位置するとともに第1凹入部分57aに連通している一対の第2凹入部分57b,57bとを備えさせて、第1仕切り板30の横側を第2仕切り板40に次の如く支持させるようにしてある。
【0027】
すなわち、一方の仕切り空間部分A1に取り付ける第1仕切り板30と、他方の仕切り空間部分A2に取り付ける第1仕切り板30とをこれらの移動方向で異なる取り付け位置で取り付ける場合、仕切り空間部分A1に取り付ける第1仕切り板30の第2横側取付け部36と、仕切り空間部分A2に取り付ける第1仕切り板30の第2横側取付け部36とを、第2仕切り板40の異なる凹入部57にその上方から挿入する。すると、図16(ロ)に示すように、各第1仕切り板30の第1取付け部分36aが第2仕切り板40の第1凹入部分57aに入り込むとともに第1仕切り板30の第2取付け部分36bが一対の第2凹入部分57b,57bのいずれか一方に入り込み、この第2凹入部分57bが第2取付け部分36bを第2仕切り板40の横幅方向に移動しないように係止する。これにより、第2仕切り板40が第1仕切り板30をこれの仕切り方向に移動不能に係止する。
【0028】
仕切り空間部分A1に取り付ける第1仕切り板30と、仕切り空間部分A2に取り付ける第1仕切り板30とをこれらの移動方向で同一の取り付け位置に取り付ける場合、仕切り空間部分A1に取り付ける第1仕切り板30の第2横側取付け部36も、仕切り空間部分A2に取り付ける第1仕切り板30の第2横側取付け部36も、第2仕切り板40の同一の凹入部57にその上方から挿入する。すると、図16(イ)に示すように、一方の第1仕切り板30の第2取付け部分36bと、他方の第1仕切り板30の第2取付け部分36bとが第2仕切り板40の一対の第2凹入部分57b,57bの一方と他方とに別れて入り込むとともに、一方の第1仕切り板30の第1取付け部分36aと、他方の第1仕切り板30の第1取付け部分36aとが第1仕切り板30の移動方向に重なり合った状態で第2仕切り板40の第1凹入部分57aに入り込み、第1凹入部分57aが両第1仕切り板30の第1取付け部分36aを前記重なり状態のままで第2仕切り板40の横幅方向に移動しないように係止する。これにより、第2仕切り板40が2枚の第1仕切り板30,30を纏めてこれらの仕切り方向に移動不能に係止する。
【0029】
図9に示すように、一対の第1側壁部24,24それぞれの前記第2切欠き53が位置する方とは反対側の端部の内面側に設けた第3切欠き58と、底部23の短手方向での端部に底部23の長手方向に一直線状に並ぶ配置にしてコンテナ本体26を成型する際に同時に形成した複数個の矩形貫通孔形状の第3取付け孔59・・とにより、一対の第1仕切り板30、30をコンテナ本体26の非仕切り位置に取り付けるための第3取付け部60を構成してある。
【0030】
すなわち、一方の第1仕切り板30は前記第3取付け部60のうちの一方の第1側壁部24が位置する部分に位置合わせして、他方の第1仕切り板30は前記第3取付け部60のうちの他方の第1側壁部24が位置する部分に位置合わせしてコンテナ本体26の上方から内部に挿入し、第2横側取付け部36を第1側壁部24の第3切欠き58に入り込ませるとともに複数個の底側取付け突起34を前記複数個の第3取付け孔59に各別に挿入する。すると、第1仕切り板30の底側が複数本の底側取付け突起34を介してコンテナ本体26の底部23にこの底部23の物品載置面に沿う方向にずれ動かないように係止され、横側が第2横側取付け部36を介してコンテナ本体26の第1側壁部24にこの側壁部24の横幅方向にずれ動かないように係止される状態になる。これにより、一方の第1仕切り板30はコンテナ本体26の一方の第2側壁部25の横一端側の内面側に位置する非仕切り位置に第2側壁部25に接近するとともに沿う方向の取付け姿勢で、かつ、第2側壁部25の物品出入れ口Cの一端側に臨む取り付け姿勢で付き、他方の第1仕切り板30はコンテナ本体26の一方の第2側壁部25の横他端側の内面側に位置する非仕切り位置に第2側壁部25に接近するとともに沿う方向の取付け姿勢で、かつ、第2側壁部25の物品出入れ口Cの他端側に臨む取り付け姿勢で付き、両第1仕切り板30,30を物品出入れ口Cに対するカバーに利用しながらコンテナ本体26の内部の片隅に収納できる。
第1仕切り板30の非仕切り位置としては、第1仕切り板30を第2側壁部25に接近する状態で支持する位置に構成する他、第1仕切り板30を第2側壁部25に当接する状態で支持する位置に構成して実施してもよい。この場合も、第1仕切り板30にコンテナ本体内側からの押圧力が掛かった際に第1仕切り板30が第2側壁部25に容易に受け止め支持されるようにしながら第1仕切り板30を収納できる。
この取付け状態にある第1仕切り板30をコンテナ本体26から上方に抜き上げ操作し、第2横側取付け部36を前記第3切欠き58から抜き出すとともに底側取付け突起34を前記第3取付け孔59から抜き出すことにより、第1仕切り板30を非仕切り位置から取り外して前記仕切り位置に付け替えられる。
【0031】
図9及び図13に示すように、コンテナ本体26の底部23に、この底部23の長手方向及び短手方向に並ぶ配置にしてコンテナ本体26を成型する際に同時に形成した複数個の矩形の貫通孔27a,27bを備えてあるとともに、この底部23の物品載置面に、底部23の長手方向及び短手方向に並ぶ配置にしてコンテナ本体26を成型する際に同時に形成した複数本の通気用溝28a,28bを備えてある。
前記複数本の通気用溝28a,28bのうちの一部の複数本の通気用溝28aはコンテナ本体26の長手方向に沿う方向の溝で、その他の複数本の通気用溝28bはコンテナ本体26の短手方向に沿う方向の溝に形成してある。これにより、複数本の通気用溝28a,28bは、全体として格子状に並んでいる。通気用溝28a,28bを底部23の短手方向及び長手方向の縁部に沿う方向に形成することによって通気用溝28a,28bの全体を格子状にする他、各通気用溝を底部23の縁部に対して斜めの溝に形成することによって通気用溝28a,28bの全体を格子状にして実施してもよい。
前記複数個の貫通孔27a,27bのうちの一部の複数個の貫通孔27aは、前記通気用溝28a,28bに対する通気孔になるようにこの通気用溝28a,28bの内部に配置してある。
前記複数本の通気用溝28a,28bのうちのコンテナ本体26の長手方向に沿う方向の複数本の通気用溝28aは、前記第1仕切り板30がこれの複数の取付け位置のいずれに取り付けられた場合でもこの第1仕切り板30を挟む一対の物品収容空間部分の一方と他方とにわたって両収容空間部分を通気のよい状態に連通させる連通溝に形成し、コンテナ本体26の短手方向に沿う方向の複数本の通気用溝28bは、前記第2仕切り板40が仕切り位置に取り付けられた場合でもこの第1仕切り板30を挟む一対の物品収容空間部分A1,A2の一方と他方とにわたって両収容空間部分A1,A2を通気のよい状態に連通させる連通溝に形成してある。
【0032】
図13に示すように、底部23の前記第1取付け孔51、第2取付け孔54、第3取付け孔59のそれぞれが位置する部分の裏面側に、取付け孔51,54,59の周囲に位置する底部分から突出するリブ29をコンテナ本体26の成型の際に同時に形成し、取付け孔51,54,59に仕切り板40,30が取り付けられた際の仕切り板40,30の支持力をリブ29によって補強するようにしてある。このリブ29は、取付け孔51,54,59の全周囲にわたるように筒状に形成してある。
【0033】
つまり、図書などを収容するに当たり、図17に示すように、書籍類の分類やサイズ、量によって第2仕切り板40を所定の仕切り位置に、第1仕切り板30を複数の仕切り位置のうちの適当な仕切り位置にそれぞれ取り付け、仕切り板30,40で書籍類を支持させたり、コンテナ本体26の物品収容空間を複数の仕切り空間部分に仕切るとともにその仕切り空間部分の大きさを調節して書籍類のずれ動きを防止したり、コンテナ全体の重量バランスをよくしたりしながら収容する。あるいは、書籍類を分類分けやサイズ分けしながら収容する。そして、新聞類の場合、図18に示すように、仕切り板30,40を非仕切り位置に取り付け、仕切り板30,40をコンテナ本体26の内部に保管しながら、新聞類をコンテナ本体26に平置きで収容する。このとき、第2側壁部25の物品出入れ口Cを新聞類が出にくいように仕切り板30,40でカバーできる。さらには、図19に示すように、新聞類などの大きさによっては、第2仕切り板40を非仕切り位置に取り付けるとともにこの第2仕切り板40と第2側壁部25との間に第1仕切り板30を収納し、仕切り板30,40をコンテナ本体26の内部に収容しながらコンテナ本体26の物品収容空間を広くする。殊に書籍類や新聞類を収容した際、仕切り板30,40を仕切り位置に取り付けて収容物をコンテナ本体内の片側に寄せた場合でも、収容物とコンテナ本体26の底部23との間に通気用溝28a、28b、及び、この通気用溝28a、28bに位置する貫通孔27aを介して通気を図り、収容物が湿気ることの回避を図れる。
【0034】
底部23の前記貫通孔27a,27b、前記第1取付け孔51、第2取付け孔54、第3取付け孔59のうちの第1取付け孔51、第2取付け孔54、第3取付け孔59のそれぞれは、底部23の強度低下が発生しにくいように、貫通孔27a,27bより小径の孔に形成してある。取付け孔51,54,59としては、貫通孔27a,27bより小径の孔を採用する他、底部23の強度低下が生じにくいように、貫通孔27a,27bと同一の大きさの孔を採用したり、貫通孔27a,27bよりもやや大きい孔を採用して実施してもよい。
【0035】
図14に示すように、前記一対の第1側壁部24,24それぞれの外面側の下部に、前記左右一対の引出し係止部20,20と前記検出対象部21とを形成する一対の板部分をコンテナ本体26の成型時に同時に形成してある。図8に示すように、前記一対の第2側壁部25,25それぞれの外面側の下部に、前記ローラ係止溝22をコンテナ本体26の成型時に同時に形成してある。
【0036】
前記一対の第1側壁部24,24それぞれの上端面に、第1側壁部24の両端側に分散する一対のずれ止め突起61,61をコンテナ本体26の成型時に同時に形成してある。下段側のコンテナCSの側壁部24,25の上端面に上段側のコンテナCSの底部23が載るようにしてコンテナCSを積み重ねると、両第1側壁部24,24それぞれの前記ずれ止め突起26が上段側コンテナCSの底部23の凹入部に入り込み、上段側コンテナCSが下段側コンテナCSに対して長手方向にも短手方向にもずれ動くことを規制するように上段側コンテナCSに対して係止作用する。これにより、コンテナCSを格納するとか運搬するとかの際、下段側のコンテナCSと上段側のコンテナCSとをずれ動いて崩れにくいように積み重ねられる。
【0037】
図9に示すように、前記複数個の第3取付け孔59と一直線状に並ぶように配置して底部23に設けた一対の第4取付け孔59a,59aと、前記複数個の第3取付け孔59のうちの一部の第3取付け孔59とにより、前記一対の第1仕切り板30を前記第3切欠き58と第3取付け孔59とによってコンテナ本体26の長手方向での端側に位置する前記非仕切り位置よりもコンテナ本体26の長手方向での中央側に寄った中央側非仕切り位置に取り付けるための取付け部を構成してある。すなわち、一方の第1仕切り板30の前記複数個の底側取付け突起34を前記一対の第4取付け孔59a,59aのうちの一方の第4取付け孔孔59aと、この第4取付け孔59aと一方の第1側壁部24との間に位置する前記第3取付け孔59とに各別に挿入し、他方の第1仕切り板30の前記複数個の底側取付け突起34を前記一対の第4取付け孔59a,59aのうちの他方の第4取付け孔孔59aと、この第4取付け孔59aと他方の第1側壁部24との間に位置する前記第3取付け孔59とに各別に挿入する。すると、各第1仕切り板30,30の底側が複数本の底側取付け突起34を介してコンテナ本体26の底部23にこの底部の物品載置面に沿う方向にずれ動かないように係止される状態になる。これにより、図10及び図18に二点鎖線で示すように、各第1仕切り板30,30は一方の第2側壁部25のコンテナ長手方向での中央側に位置する中央側非仕切り位置に第2側壁部25の内面側に接近するとともに沿う方向の取付け姿勢で、かつ、第2側壁部25の物品出入れ口Cの中央側に臨む取付け姿勢で付き、両第1仕切り板30,30を物品出入れ口Cの中央側に対するカバーに利用しながらコンテナ本体26の内部の片隅に収納できる。この場合、両第1仕切り板30,30が物品出入れ口Cをコンテナ本体長手方向に複数個に分割する状態になり、第1仕切り板30を前記端側非仕切り位置に取り付けた場合に比し、第1仕切り板30でカバーされないで残る物品出入れ口部分のコンテナ本体長手方向での大きさが小さくなる。これにより、物品を物品出入れ口Cからより一層出にくくしながら収容できる。各第1仕切り板30を前記中央側非仕切り位置に取り付ける場合、傾斜横側縁部がコンテナ本体26の長手方向での中央側に位置する取付け姿勢にして取り付ける他、傾斜横側縁部がコンテナ本体26の長手方向での端側に位置するように反転させた取付け姿勢にして取り付けてもよい。
【0038】
前記大型コンテナCLは、図20に示す如く小型コンテナCSのコンテナ本体26より横幅(短手方向)と高さが大きく、奥行き(長手方向)が小型コンテナCSのコンテナ本体26と同じであるコンテナ本体26と、図22に示す如く横向きの突条リブ32と上下向きの突条リブ33とを小型コンテナCSの第1仕切り板30より数多く備える第1仕切り板30と、図21に示す如く小型コンテナCSの第2仕切り板40より高さが高い第2仕切り板40とによって構成してある。第1仕切り板30及び第2仕切り板40の取付け構造、コンテナ本体26の底部23の構造などは、小型コンテナCSのものと同様に構成してある。
【0039】
〔別実施形態〕
図23は別の実施形態を備える引出し係止部20を示し、コンテナ本体26の第1側壁部24の外面側に、第1側壁部24の横幅方向に間隔20aを隔てて並ぶ左右一対の折曲げ板状体を突設け、一方の折曲げ板状体によって左右一対の引出し係止部20の一方を形成し、他方の折曲げ板状体によって他方の引出し係止部20を形成してある。
【0040】
図24は、第1仕切り板30及び第2仕切り板40の底側をコンテナ本体26の底部23に取り付けるための別の実施形態を備える取付け構造を示し、第1仕切り板30及び第2仕切り板40の底縁部から下向きに突出するとともに大径部34a,44a及びスリット34b,44bを備える底側取付け突起34,44と、コンテナ本体26の底部23の環状溝Mを備える取付け孔51,54,59とによって構成してある。
すなわち、底側取付け突起34,44を取付け孔51,54,59に挿入する際、底側取付け突起34,44の大径部34a,44aがスリット34b,44bのために縮径側に弾性変形しながら取付け孔51,54,59に入り込んでいき、仕切り板30,40が所定の取り付け位置になると、大径部34a,44aが取付け孔51,54,59の内部の環状溝Mに弾性復元して入り込む。すると、大径部34a,44aが環状溝Mの内部で底部23に係止し、仕切り板30,40の抜け止めを図る。そして、仕切り板30,40を前記大径部34a,44aの係止力によって決まる設定力以上の力で抜き上げ操作すると、大径部34a,44aが縮径側に弾性変形しながら環状溝Mから抜け外れ、仕切り板30,40を底部23から取り外せる。
【0041】
図25は、第1仕切り板30及び第2仕切り板40の横側をコンテナ本体23の側壁部24,25に取り付けるための別の実施形態を備える取付け構造を示し、仕切り板30,40の横端部から突出するとともにフック部35a,45aを備える横側取付け部35,45と、側壁部24,25の突起50a,53a,56aを備える切欠き50,53,56とによって構成してある。すなわち、横側取付け部35,45を切欠き50,53,56に上方から差し込んで仕切り板30,40の横側を側壁部24,25に取り付ける。すると、横側取付け部35,45のフック部35a,45aが切欠き50,53,56の突起50a,53a,56aに引っ掛かり、仕切り板30,40が側壁部24,25からコンテナ本体26の内側に抜け外れることを防止する。
【0042】
図26は、別の実施形態を備える通気用溝28a,28bを示し、この通気用溝28a,28bは、この通気用溝28a,28bの端部に連通するようにして側壁部24,25に設けた貫通孔24b,25bを介してコンテナ本体26の横外側に開口し、コンテナ本体26の横外側からも通気するように構成してある。
【0043】
第1仕切り板30及び第2仕切り板40を、透明の仕切り板に作製してある。この場合、仕切り板を透してコンテナ本体26の内部や収容物品を見たり、収容図書に記載されている文字や記号を見たりして、物品が収容されているか否かを判断するとか、収容物品の種類や分類などを判断することができる。このため、コンテナを棚に載せたままにしても、その内部や収容物品を見て物品収容が未だできるものを容易に探し出したり、所望の種類や分類の物品を収容するものを容易に探し出したりできる。
【0044】
底部23の前記第2取付け孔54に替え、底部23の物品載置面に突出して第1仕切り板30の底縁部を両側から係止する突条などを採用して実施してもよい。したがって、これら取付け孔54、突条などを総称して取付け部と呼称する。
【0045】
また、第2側壁部25の切欠き56に替え、側壁部25からコンテナ本体26の内側の突出して第1仕切り板30の横縁部を両側から係止する突条などを採用して実施してもよい。したがって、これら切欠き56、突条などを総称して係止部と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図書類保管システム全体の概略図
【図2】図書類収納棚の一部の正面図
【図3】図書類収納棚の一部の平面図
【図4】移載装置の断面図
【図5】移載装置のコンテナ取出し作動の説明図
【図6】移載装置のコンテナ取出し作動の説明図
【図7】移載装置のコンテナ取出し作動の説明図
【図8】小型コンテナ全体の斜視図
【図9】小型コンテナの仕切り板使用状態での平面図
【図10】小型コンテナの仕切り板収納状態での平面図
【図11】長手仕切り板全体の側面図
【図12】短手仕切り板全体の側面図
【図13】底部の断面図
【図14】引出し係止部の断面図
【図15】短手仕切り板の横側取付け部および長手仕切り板の凹入部の斜視図
【図16】長手仕切り板における短手仕切り板取付け構造の断面図
【図17】コンテナの使用状態を示す説明図
【図18】コンテナの使用状態を示す説明図
【図19】短手仕切り板の収納状態を示す説明図
【図20】大型コンテナのコンテナ本体の平面図
【図21】大型コンテナの長手仕切り板の側面図
【図22】大型コンテナの短手仕切り板の側面図
【図23】別の実施形態を備える引出し係止部の斜視図
【図24】別の実施形態を備える仕切り板底側の取付け構造の断面図
【図25】別の実施形態を備える仕切り板横側の取付け構造の断面図
【図26】別の実施形態を備える通気用溝の断面図
【図27】短手仕切り板による仕切り方の説明図
【図28】従来の仕切り板の説明図
【符号の説明】
26 コンテナ本体
23 底部
25 側壁部
30 第1仕切り板
36 取付け部
36a 取付け部の一部分
36b 取付け部の一部分
40 第2仕切り板
54 取付け部
56 係止部
57 凹入部
57a 第1凹入部分
57b 第2凹入部分

Claims (4)

  1. コンテナ本体の物品収容空間を同一方向に仕切る一対の着脱自在な第1仕切り板を、これらの仕切り方向と直交する方向に並べて設け、前記一対の第1仕切り板それぞれを、これの仕切り方向に並ぶ複数の取付け位置に取り付け自在に、かつ、別々に付け替え自在に備え
    前記コンテナの物品収容空間を前記第1仕切り板による仕切り方向と直交する方向に前記一対の第1仕切り板の一方が位置する空間部分と他方が位置する空間部分とに仕切る第2仕切り板を備え、
    前記一対の第1仕切り板それぞれの取付け部を入り込ませることによって両第1仕切り板を取り付ける凹入部を前記第2仕切り板に設け、前記両第1仕切り板の前記取付け部の一部分どうしを仕切り板の移動方向に重ね合わせて入り込ませることによって両第1仕切り板を移動不能に係止させる第1凹入部分、一方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分と、他方の第1仕切り板の前記取付け部の一部分とを各別に入り込ませて各第1仕切り板を移動不能に係止させる一対の第2凹入部分とを前記凹入部に備えてあるコンテナ。
  2. 前記一対の第1仕切り板の一方の前記複数の取付け位置と、他方の前記複数の取付け位置とが各別に、第1仕切り板の移動方向で同一の取付け位置になっている請求項1記載のコンテナ。
  3. 前記一対の第1仕切り板それぞれの底側を取り外し自在に係止させる取付け部を前記コンテナ本体の底部に備えさせ、前記一対の第1仕切り板それぞれの横側を取り外し自在に係止させる係止部を前記コンテナ本体の側壁部に備えさせてある請求項1又は2記載のコンテナ。
  4. 前記コンテナ本体が図書収容用である請求項1〜のいずれか1項に記載のコンテナ。
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