JP4062841B2 - 炊飯器 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は主に家庭で使用される炊飯器の保温中の保温コース切り換え後の保温動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、長時間保温したご飯でも炊きたてのようにおいしく食べることの出来る様々な手段が考案されており、使用者の好みに応じて複数の保温コースの中から動作させる保温コースを選択出来るものがある。例えば、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルでの保温制御と腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルでの保温制御と第3の温度レベルで保温制御を組み合わせた保温コースと、第3の温度レベルのみでの保温制御を行う保温コースを選択出来る炊飯器が考案されている。
【0003】
この種の炊飯器において、以下、保温中の保温コース切り換え動作について、図9〜図12を参照しながら説明する。
【0004】
図9は従来の米飯保温器の構成を示しており、1はご飯を入れる鍋、2は鍋1を加熱する鍋加熱手段、3は鍋1の温度を検知する鍋温度検知手段、4は保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段、5は鍋1に保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段、6は使用者が前記第1の保温コースと前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段、11は所定の保温経過時間以後に第2の保温コースから第1の保温コースへの切り換えを禁止する低温保温禁止手段、12は鍋温度検知手段3の出力を入力として鍋加熱手段2を制御することにより炊飯及び保温選択手段6により選択された保温コースの保温を行う制御手段である。
【0005】
以上のように構成された従来の米飯保温器について、以下その動作について図10、図11、図12を参照して説明する。
【0006】
図10、図11、図12において、21は第1の温度レベル、22は第2の温度レベル、23は第3の温度レベルであり、縦軸はご飯の温度、横軸は時間を示している。図10に示すように、第1の保温コースにおける第1の温度レベルでの保温制御中(I)に、保温経過時間Aにて使用者が保温選択手段6を操作し保温コースを第2の保温コースへ切り換えると、直ちに第2の保温コースによる保温制御に切り替わる。
【0007】
また、図11に示すように、第1の保温コースにおける第2の温度レベルでの保温制御中(II)に保温経過時間Bにて、使用者が保温選択手段6を操作し保温コースを第2の保温コースへ切り換えると、直ちに第2の保温コースによる保温制御に切り替わる。また、図12に示すように、第2の保温コースでの保温制御中(IV)に、低温保温禁止手段11が第2の保温コースから第1の保温コースへの切り換えを禁止する所定の保温経過時間T4以降の保温経過時間Cにて第1の保温コースへ切り換えられたとき、第1の保温コースでの保温制御が可能な保温量であるかないかに関わらず、第1の保温コースによる保温制御は行われない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の保温切り換え動作では、第1の保温コースにおいて第1の温度レベルもしくは第2の温度レベルでの保温制御中に第2の保温コースに切り換えられた場合、腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベルでの保温制御が充分に行われず直ちに第2の保温コースでの保温制御が行われるため、ご飯の腐敗が進行する恐れがあった。さらに、所定の保温経過時間以降に第2の保温コースから第1の保温コースへ切り換えた場合には、炊飯終了時から第1の保温コースでの保温制御が可能な保温量であっても第1の保温コースでの保温制御が行えないという課題があった。
【0009】
本発明は上記課題を解決するもので、第1の保温コースにおける第1の温度レベルでの保温中に第2の保温コースに切り換えられても、ご飯の腐敗進行を防止することを第1の目的としている。
【0010】
第2の目的は、上記第1の目的に加え、ご飯の保温状態を良好に保つことである。
【0011】
第3の目的は、第1の保温コースにおける第2の温度レベルでの保温制御中に第2の保温コースへ切り換えられても、ご飯の腐敗進行を防止することである。
【0012】
第4の目的は、選択されている保温コースに関わらず、保温されている米飯量が第1の保温コースでの保温制御が可能である量であるかの判定を行うとともに、第2の保温コースから第1の保温コースへ切り換えられたとき、第1の保温コースでの保温制御が可能な保温量である場合には第1の保温コースでの保温制御を実現可能とすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1、2の目的を達成するために本発明は、ご飯を入れる鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第1の制御手段を備えたものである。
【0014】
上記第3の目的を達成するために本発明は、ご飯を入れる鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第2の制御手段を備えたものである。
【0015】
上記第4の目的を達成するために本発明は、ご飯を入れる鍋と、前記鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、炊飯終了から所定の保温経過時間までにご飯の温度が第3の温度レベルになれば前記第1の保温コースでの保温制御が可能と判定する保温判定手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第3の制御手段を備え、前記第3の制御手段が、前記保温判定手段が第1の保温コースでの保温制御が可能と判断している場合に、第2の保温コースでの保温制御中に第1の保温コースへ変更されたなら、第1の保温コースでの第3の温度レベルでの保温制御を開始するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明によれば、ご飯の腐敗が進行することを防止することができる。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、特に、ご飯の食味を良好に保つことが出来る。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、腐敗進行を抑制し、ご飯の食味を良好に保つことが出来る。
【0019】
請求項4記載の発明によれば、保温されている米飯量が第1の保温コースでの保温制御が可能である量であるかの判定が行えるとともに、第2の保温コースから第1の保温コースへ変更されても第1の保温コースによる保温制御を適切に開始出来る
【0020】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について、図1、図2を参照しながら説明する。図1、図2において、図9、図10と同じ番号を付した箇所は、従来例と同じであるため、詳細は省略する。7は鍋温度検知手段3の出力を入力として鍋加熱手段2を制御することにより炊飯及び保温選択手段6により選択された保温コースの保温を行う第1の制御手段である。
【0021】
上記構成において、第1の保温コースにおける第1の温度レベルでの保温制御中に第2の保温コースへ切り換えられた場合の保温動作について、図2より説明する。
【0022】
図2において、縦軸にはご飯の温度、横軸には時間を示している。炊飯終了時に第1の保温コースが選択されていると、炊飯終了後から所定の保温経過時間T1(1時間30分)まで第3の温度レベル23(約74℃)にご飯の温度を保つように、第1の制御手段7は鍋加熱手段2を制御する(III)。所定の保温経過時間T1以後、第1の制御手段7は保温性能を向上させるに適した温度である第1の温度レベル21(約60℃)にご飯の温度を保つ。第1の温度レベル21での保温制御中の保温経過時間Aにて、使用者が保温選択手段6により保温コースを第2の保温コースへ変更したなら、第1の制御手段7は直ちに第3の温度レベル23での保温制御を開始するのではなく、腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベル22(約80℃)での保温制御を加熱時間判定手段4が判定した保温経過時間T3まで行う(II)。このことによりご飯の腐敗進行を防止した後、第1の制御手段7は第3の温度レベル23での保温制御を行う。
【0023】
なお、本実施例では所定の保温経過時間T1を1時間30分としたが、特に1時間30分でなくともよい。また、保温コースを切り換える保温経過時間Aは第1の温度レベル21での保温中であればよい。
【0024】
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例について図3を参照しながら説明する。この実施例では本体構成は実施例1と同じである。図3により、第1の保温コースにおける第1の温度レベルでの保温制御中に第2の保温コースへ切り換えられた場合の保温動作について説明する。
【0025】
図3において、使用者が保温選択手段6により保温コースを第1の保温コースから第2の保温コースへ変更する保温経過時間Aまでの動作は実施例1と同様である。保温経過時間Aにて、使用者が保温選択手段6により保温コースを第2の保温コースへ変更されると、第1の制御手段7は直ちに第2の保温コースを開始せず、第1の保温コースでの保温制御を継続する。すなわち第1の保温コースでの保温制御を継続し、第1の温度レベル21での保温制御を所定の保温経過時間T2(6時間)まで行い(I)、腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベル22(約80℃)での保温制御を加熱時間判定手段4が判定した保温経過時間T3まで行う(II)。その後、第2の温度レベル22での保温制御が終了した時点で第2の保温コースへ移行し、第3の温度レベル23での保温制御がなされる(IV)。このことによりご飯の状態を良好に保ちつつ腐敗を防ぐ保温制御を行うことが出来る。
【0026】
なお、本実施例では所定の保温経過時間T2を6時間としたが、特に6時間でなくともよい。
【0027】
(実施例3)
以下、本発明の第1の実施例について図4、および図5を参照しながら説明する。図4および図5において図9、図10と同じ番号を付した箇所は、従来例と同じであるため、詳細は省略する。8は鍋温度検知手段3の出力を入力として鍋加熱手段2を制御することにより炊飯及び保温選択手段6により選択された保温コースの保温を行う第2の制御手段である。
【0028】
上記構成において、第1の保温コースにおける第2の温度レベルでの保温制御中に第2の保温コースへ切り換えられた場合の保温動作について図5より説明する。
【0029】
図5において、縦軸にはご飯の温度、横軸には時間を示している。炊飯終了時に第1の保温コースが選択されていると、炊飯終了後から所定の保温経過時間T1(1時間30分)まで第3の温度レベル23(約74℃)にご飯の温度を保つように、第2の制御手段8は鍋加熱手段2を制御する(III)。所定の保温経過時間T1からT2(6時間)までは、ご飯の温度が保温性能を向上させるに適した温度である第1の温度レベル21(約60℃)となるように保温制御がなされる。所定の保温経過時間T2以後は腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベルでの保温制御を行う。この第2の温度レベルでの保温制御中の保温経過時間Bにおいて、使用者が保温選択手段6により保温コースを第2の保温コースへ変更したとき、第2の制御手段8は直ちに第3の温度レベル23での保温制御を開始するのではなく、腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベル22(約80℃)での保温制御を加熱時間判定手段4が判定した保温経過時間T3まで継続し(II)、ご飯の腐敗進行を防止した後第2の保温コースへ移行し第3の温度レベル23での保温制御を行う(IV)。
【0030】
なお、本実施例では所定の保温経過時間T1を1時間30分としたが、特に1時間30分でなくともよい。また、所定の保温経過時間T2を6時間としたが、所定の保温経過時間T1より大きければよく、特に6時間でなくともよい。また、保温コースを切り換える保温経過時間Bは第2の温度レベル22での保温中であればよい。
【0031】
(実施例4)
以下、本発明の第1の実施例について図6、図7、および図8を参照しながら説明する。図6、図7、および図8において図9図10と同じ番号を付した箇所は、従来例と同じであるため、詳細は省略する。9は炊飯終了から所定の保温経過時間までにご飯の温度が第3の温度レベルになれば第1の保温コースでの保温制御が可能と定する保温判定手段であり、10は鍋温度検知手段3の出力を入力として鍋加熱手段2を制御することにより炊飯及び保温選択手段6により選択された保温コースの保温を行う第3の制御手段である。
【0032】
上記構成において、第2の保温コースにおける保温制御中に第1の保温コースへ切り換えられた場合の保温動作について図5より説明する。
【0033】
図7、図8において、縦軸にはご飯の温度、横軸には時間を示している。炊飯終了時に第2の保温コースが選択されていると、第3の温度レベル23(約74℃)にご飯の温度を保つよう第3の制御手段10は鍋加熱手段2を制御する。保温判定手段9は、炊飯終了から所定の保温経過時間T4(1時間)までにご飯の温度が第3の温度レベル(約74℃)になれば第1の保温コースでの保温制御が可能と判断する。第2の保温コースでの保温制御中の保温経過時間Cにおいて、使用者が保温選択手段6により保温コースを第1の保温コースへ変更する。このとき保温判定手段9が第1の保温コースでの保温制御が可能と判断していれば、保温コースは第2の保温コースへ変更され、図7に示すように第1の保温コースにおける第3の温度レベルでの保温制御が所定の保温経過時間T1(1時間30分)までなされる(III)。その後、所定の保温経過時間T2(6時間)まで第1の温度レベルでの保温制御によりご飯の温度が保温性能を向上させるに適した温度である第1の温度レベル21(約60℃)となるように保温制御を行い(I)、腐敗細菌栄養細胞の死滅温度である第2の温度レベル22での保温制御を加熱時間判定手段4が判定した保温経過時間T3まで継続する(II)。その後同様に第1第2第3の温度レベルによる組み合わせサイクルを行う。一方、保温判定手段9が第1の保温コースでの保温制御が不可能と判断していれば、保温コースは変更されず、図8に示すように第2の保温コースでの保温制御が継続される。
【0034】
なお、本実施例では所定の保温経過時間T4を1時間としたが、特に1時間でなくともよい。また、所定の保温経過時間T1を1時間30分としたが、特に1時間30分でなくともよい。また、所定の保温経過時間T2を6時間としたが、所定の保温経過時間T1より大きければよく、特に6時間でなくともよい。また、保温経過時間Bは第2の温度レベル22での保温中であればよい。また、保温コースを第1の保温コースへ変更するタイミングCは保温経過時間T1以内であればよい。また、第1の保温コースは1サイクルを第3第1第2の温度レベルの順で行われるものとしたが、第1第2第3の温度レベルの組み合わせサイクルによる保温制御であればよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルでの保温制御中に第3の温度レベルのみの保温コースに切り換えられても、必ず第2の温度レベルでの保温制御を実施した後に第3の温度レベルのみの保温コースへ切り替わるため、保温コースの保温中での切り換えによるご飯の腐敗進行を防止することができるものである。
【0036】
また、請求項2記載の発明によれば、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルでの保温制御中に第3の温度レベルのみの保温コースに切り換えられても、第1の温度レベルでの保温時間が確保されるため、ご飯の保温状態を良好に保つことが出来るものである。
【0037】
また、請求項3記載の発明によれば、腐敗細菌栄養細胞の死滅させるための保温制御中に保温コースが切り換えられても、腐敗細菌栄養細胞の死滅させるための保温制御を完了するまで継続するため、ご飯の腐敗進行を防止することが出来るとともにご飯を良好に保つことが出来るものである。
【0038】
また、請求項4記載の発明によれば、保温されている米飯量が第1の保温コースでの保温制御が可能である量であるかの判定を行うことが出来るため、保温中に第1の保温コースへの切り換えが可能となるとともに、第2の保温コースから第1の保温コースへ切り換えられたとき、第1の温度レベルでの保温制御が可能な保温量である場合には第1の保温コースでの保温制御を実現可能となり、使用者の選択に応じた保温制御が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の炊飯器の機能ブロック図
【図2】 同炊飯器の鍋温度と時間の関係図
【図3】 同炊飯器の別の鍋温度と時間の関係図
【図4】 同炊飯器の別の機能ブロック図
【図5】 同炊飯器の鍋温度と時間の関係図
【図6】 同炊飯器の更に別の機能ブロック図
【図7】 同炊飯器の鍋温度と時間の関係図
【図8】 同炊飯器の別の鍋温度と時間の関係図
【図9】 従来例の炊飯器の機能ブロック図
【図10】 同炊飯器の鍋温度と時間の関係図
【図11】 同炊飯器の別の鍋温度と時間の関係図
【図12】 同炊飯器の更に別の鍋温度と時間の関係図
【符号の説明】
1 鍋
2 鍋加熱手段
3 鍋温度検知手段
4 保温記憶手段
5 加熱時間判定手段
6 保温選択手段
7 第1の制御手段
8 第2の制御手段
9 保温判定手段
10 第3の制御手段
11 低温保温禁止手段
12 制御手段
21 第1の温度レベル
22 第2の温度レベル
23 第3の温度レベル
I 第1の保温コースの第1の温度レベルによる保温制御がなされる区間
II 第1の保温コースの第2の温度レベルによる保温制御がなされる区間
III 第1の保温コースの第3の温度レベルによる保温制御がなされる区間
IV 第2の保温コースによる保温制御がなされる区間

Claims (4)

  1. 鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第1の制御手段を備え、前記第1の制御手段は、前記第1の保温コースでの前記第1の温度レベルでの保温制御中に使用者が保温コースを前記第2の保温コースへ切り換えたとき、必ず第2の温度レベルでの保温制御を行った後に第2の保温コースでの保温制御を行う炊飯器。
  2. 第1の制御手段が、第1の保温コースでの第1の温度レベルでの保温制御中に使用者が保温コースを第2の保温コースへ切り換えても、所定の第1の温度レベルによる保温制御が終了するまで第2の温度レベルでの保温制御を開始しない請求項1記載の炊飯器。
  3. 鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第2の制御手段を備え、前記第2の制御手段は、前記第1の保温コースでの前記第2の温度レベルでの保温制御中に使用者が保温コースを前記第2の保温コースへ切り換えたとき、必ず前記第2のレベルでの保温制御を前記加熱時間判定手段が決定した保温制御時間行ってから第2の保温コースでの保温制御を行う炊飯器。
  4. 鍋を加熱する鍋加熱手段と、前記鍋の温度を検知する鍋温度検知手段と、保温性能を向上させるに最適な第1の温度レベルと腐敗細菌栄養細胞の死滅温度であり前記第1の温度レベルよりも高い第2の温度レベルと前記第1の温度レベルより高くかつ前記第2の温度レベルより低い温度である第3の温度レベルの組み合わせからなる第1の保温コースと前記第3の温度レベルのみからなる第2の保温コースを記憶した保温記憶手段と、保温されているご飯の保温量を判定し第2の温度レベルでの保温制御時間を決定する加熱時間判定手段と、使用者が前記第1と前記第2の保温コースの選択を行う保温選択手段と、炊飯終了から所定の保温経過時間までにご飯の温度が第3の温度レベルになれば前記第1の保温コースでの保温制御が可能と判定する保温判定手段と、前記鍋温度検知手段の出力を入力として前記鍋加熱手段を制御することにより炊飯及び前記保温選択手段により選択された保温コースの保温を行う第3の制御手段とを備え、前記第3の制御手段が、前記保温判定手段が第1の保温コースでの保温制御が可能と判断している場合に、第2の保温コースでの保温制御中に第1の保温コースへ変更されたなら、第1の保温コースでの第3の温度レベルでの保温制御を開始する炊飯器。
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