JP4062640B2 - Led表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板上に複数のLED発光素子が例えばドットマトリクス状に配置され、前記LED発光素子中の適宜のものを選択し点灯させることで任意の文字、図形などの表示を可能とするLED表示装置に関するものであり、詳細には前記基板の両面から表示の観視を可能とする構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のLED表示装置90の構成の例を要部で示すものが図4〜図6であり、先ず、全体形状としては図4に示すように、ガラスエポキシなど不透明な部材で形成された基板91の面上に、例えば行、列のドットマトリクス状にLED発光素子94の複数を配置したものであり、それぞれのLED発光素子94は、後に説明する横縦の配線パターンにより個別に選択点灯ができるものとされ、これにより、所望の文字、図形の表示が可能とされている。
【0003】
図5は、上記配線パターンを詳細に示すものであり、基板91の面上には、マウント部92aが設けられた横配線パターン92の複数と、回路用ボンディングパッド93aおよび素子用ボンディングパッド93bが設けられた縦方配線ターン93の複数とが敷設されている。
【0004】
そして、前記マウント部92aにはLED素子94が一方の極性でマウントされ、このLED素子94の他方の極性には素子用ボンディングパッド93bとの間で金線によるワイヤーボンド95が行われ縦配線パターン93との配線が成されている。また、回路用ボンディングパッド93a間にも横配線パターン92を跨ぎワイヤーボンド96が行われ、横配線パターン92と縦配線パターン93とに短絡を生じないようにされている。
【0005】
また、基板91の両面で表示を行うために、図6に示すように基板91の裏面側にも同様な構成とした横配線パターン92と縦配線パターン93とが敷設され、LED素子94がマウントされ、ワイヤーボンド95が行われるものとされている。尚、回路用ボンディングパッド93a間においては表面側と裏面側との縦配線パターン93同士をスルーホールなどで接続しておくことでワイヤーボンドを省略することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の構成のLED表示装置90においては、両面から観視を可能なものとするためには、LED素子94の数が2倍必要となり、これに伴いマウントの工数、ワイヤーボンドの工数も略2倍となるので、コストも略2倍に上昇し、また、表示を行うときの消費電力も倍増するので、様々の面で効率が悪くなる問題点を生じている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した従来の課題を解決するための具体的な手段として、基板上に縦横に交差する配線パターンの交点の近傍に設けられるマウント部にLED発光素子がマウントされて表示部が形成され、この表示部が前記基板の両面から観視可能とされたLED表示器において、前記基板が透明部材で形成されると共に、前記マウント部は縦パターンマウント部と、横パターンマウント部とからなり、前記LED発光素子のPN接合部を前記基板と略垂直として両パターンの間にマウントするものとしてあることを特徴とするLED表示装置を提供することで課題を解決するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1〜図3に符号1で示すものは要部で示す本発明のLED表示装置であり、このLED表示装置1も基板2の面上に横配線パターン3と、縦配線パターン4とが敷設され、この両パターン3、4の交点の近傍にマウント部が設けられてLED発光素子5がマウントされ、例えばドットマトリクス方式として文字、図形などの表示が行われるものである点は従来例のものと同様である。
【0009】
ここで、本発明においては前記基板2をガラス或いは樹脂などの透明部材で形成するものであり、そして、横配線パターン3と縦配線パターン4とは前記基板2の一方の面にのみ敷設され、図2に示すように横配線パターン3には横パターンマウント部3aが形成され、縦配線パターン4には、前記横パターンマウント部3aと適宜な間隔を有して対峙する縦パターンマウント部4aが形成されている。
【0010】
本発明では、前記横パターンマウント部3aと縦パターンマウント部4aと にLED発光素子5をマウントするにあたり、従来例のもののようにP、N何れか1極の側でマウントが行われることはなく、図3に示すように、一方の極、例えばP極5aが横パターンマウント部3aにマウントされ、他方の極、例えばN極5bが縦パターンマウント部4aにマウントされている。
【0011】
従って、LED発光素子5はPN接合部5cを前記基板2の面と略垂直とし、且つ、このPN接合部5cが横パターンマウント部3aと縦パターンマウント部4aとの間の前記基板2に対面する位置に存在するものとされている。尚、LED発光素子5のマウントに当たっては、例えば導電接着剤などで横パターンマウント部3aと縦パターンマウント部4aとにそれぞれの極5a、5bを接着すれば良いものである。
【0012】
また、この実施形態では前記横配線パターン3と縦配線パターン4との双方、或いは、上を跨ぐ一方が印刷など適宜な手段により形成されるものとされ、両パターン3、4の交点の部分には両パターン3、4間に同様に印刷手段などによる絶縁層6が形成されて両パターン3、4間の絶縁を行うものとされている。
【0013】
次いで、上記の構成とした本発明のLED表示装置1の作用および効果について説明を行う。本発明の構成においては、LED発光素子5の発光を生じる位置であるPN接合部5cが基板2の面と略垂直として取付けられているものとされ、更に、横パターンマウント部3aと縦パターンマウント部4aとの間にこのPN接合部5cが位置するものとされたので、LED発光素子5からの光は基板2の面にも達するものとなる。
【0014】
このときに、前記基板2は透明部材で形成されているので、基板2の一方の面に達したLED発光素子5からの光は基板2を透過し、他方の面からも観視することができるものとなり、即ち、基板2の一方の面のみにLED発光素子5を配置することで両面から観視可能なLED表示装置1が得られるものとなる。
【0015】
よって、本発明によれば、片面のLED表示装置と同じ数のLED発光素子5で両面のLED表示装置1が得られるものとなり、素材費が略半減すると共に、係わる工数も低減が可能となる。加えて、横配線パターン3と縦配線パターン4とが絶縁層6を挟持して両パターン3、4間の短絡が防止されるものとされたことで、この部分におけるワイヤボンドの工数も低減が可能となる。
【0016】
【発明の効果】
以上に説明したように本発明により、基板が透明部材で形成されると共に、マウント部はLED発光素子のPN接合部を基板と略垂直としてマウントされるLED表示装置としたことで、LED発光素子のPN接合部を基板と略垂直としてマウントすることで基板方向にも光が発せられるものとすると共に、前記基板を透明化することで、この基板を透過しLED発光素子からの光が基板背面側からも放射するものとして、背面側からに観視を可能とするものである。
【0017】
よって、本発明によれば、基板の一方の面にのみ必要数のLED発光素子の配設を行えば、両面から観視可能なLED表示装置が得られるものとなり、従来の両面表示のものと較べてLED発光素子の必要数を半減させて、素材費の低減を可能とすると共に、加工費も低減させ、この種のLED表示装置のコストダウンに極めて優れた効果を奏すると共に、消費電力も半減させる。
【0018】
また、配線パターンの交点は縦配線パターンと横配線パターンとが絶縁層を挟み交差しているものとすることで、縦配線パターンと横配線パターンとが交差する部分で金線によるワイヤボンドにより一方の線を他方の線に跨がせるという手間の係る工程を廃し、この点でもLED表示装置のコストダウンに優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るLED表示装置の実施形態を要部で示す平面図である。
【図2】 同じ実施形態における縦配線パターンと横配線パターンとの敷設の状態を示す平面図である。
【図3】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図4】 従来例を示す平面図である。
【図5】 従来例の要部を示す平面図である。
【図6】 図5のB―B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1……LED表示装置
2……基板
3……横配線パターン
3a……横パターンマウント部
4……縦配線パターン
4a……縦パターンマウント部
5……LED発光素子
5a……P極
5b……N極
5c……PN接合部
6……絶縁層
Claims (2)
- 基板上に縦横に交差する配線パターンの交点の近傍に設けられるマウント部にLED発光素子がマウントされて表示部が形成され、この表示部が前記基板の両面から観視可能とされたLED表示器において、前記基板が透明部材で形成されると共に、前記マウント部は縦パターンマウント部と、横パターンマウント部とからなり、前記LED発光素子のPN接合部を前記基板と略垂直として両パターンの間にマウントするものとしてあることを特徴とするLED表示装置。
- 前記配線パターンの交点は縦配線パターンと横配線パターンとが絶縁層を挟み交差しているものとしたことを特徴とする請求項1記載のLED表示装置。
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