JP4061780B2 - 建築部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建物の外装をする化粧カバーや雨樋等の建築部材の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ケラバの化粧に用いたり、ボーダとして用いたりする化粧カバーや雨樋を合成樹脂で成形する場合、強度的に補強するために鋼板のような金属板をインサートしている。
【0003】
図6は建築部材A′の一例の化粧カバーA1′であり、上下に耳部1a,1bを長手方向に亙るように有し、上下の耳部1a,1b間に断面レ字状の突曲部2を上下に鋸刃状に連続するように設けてある。そして化粧カバーA1′を合成樹脂にて形成するとき突曲部2の形状にも沿わせてフォーミングした金属板3を化粧カバーA1′全体に亙ってインサートしてある。
【0004】
図7は建築部材A′の他例の軒樋状の雨樋A2′であり、前後に耳部4a,4bを長手方向に亙るように有し、前後の耳部4a,4b間に任意の形状の樋形状部5を有している。そして雨樋A2′を合成樹脂にて形成するとき樋形状部5の断面形状に沿わせてフォーミングした金属板3を雨樋A2′全体にインサートしてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、化粧カバーA1′には突曲部2の形状が異なるものが種々あり、また軒樋A2′にも樋形状部5の断面形状が異なるものが種々あるが、従来例のように金属板3をインサートする場合、成形する化粧カバーA1′や軒樋A2′に合わせた形状にフォーミングした金属板3を用意しなければならなく、金属板3のフォーミングに多数の金型を要して金型投資が大きくなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、金属板のフォーミングに要する投資を少なくして種々の形状のものを安価に製造できる建築部材を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の建築部材Aは、補強用の金属板3を合成樹脂6にて被覆して建築部材本体7を形成すると共に建築部材本体7に一体に形成する付加部分8を合成樹脂のみで形成し、建築部材本体7が化粧カバー本体7aで全体を化粧カバー状に形成し、この化粧カバー本体7aを、平板状の板状部9の上端及び下端に長手方向に亙るように耳部1a , 1bを一体に形成すると共に、化粧カバー本体7a内部に略全面に亙るように金属板3をインサートし、且つ化粧カバー本体7aの外面側に付加部分8として合成樹脂からなる突曲部2を一体に形成したことを特徴とする。金属板3をインサートする建築部材本体7(化粧カバー本体7a)の形状を共通にして付加部分8の形状を変えることにより種々の形状の建築部材A(化粧カバーA1)を形成できるものであって、金属板3のフォーミングに要する金型投資等を少なくできる。
【0008】
また建築部材本体7が雨樋本体7bで全体を雨樋状に形成し、この雨樋本体7bを、樋形状部5の前端及び後端に長手方向に耳部4a , 4bを一体に形成すると共に、雨樋本体7b内部に略全面に亙るように金属板3をインサートし、且つ雨樋本体7bの外面側に付加部分8として突曲部10または溝形状部11を一体に形成したことを特徴とする。金属板3をインサートする建築部材本体7(雨樋本体7b)の形状を共通にして付加部分8の形状を変えることにより種々の形状の建築部材A(雨樋A2)を形成できるものであって、金属板3のフォーミングに要する金型投資等を少なくできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
先ず、図1や図2の実施の形態の例から述べる。本例は建築部材Aの一例としての化粧カバーA1を示すものである。建築部材本体7としての化粧カバー本体7aは平板状の板状部9の上端及び下端に長手方向に亙るように耳部1a,1bを一体に形成してある。そしてこの化粧カバー本体7aは内部に略全面に亙るように補強用の金属板3がインサートされるものであり、金属板3を合成樹脂6にて被覆して形成されている。この化粧カバー本体7aの外面側には付加部分8ととして断面レ字状の突曲部2を一体に形成してある。図1の例の場合、複数の突曲部2を鋸刃状に連続するように設けてあり、図2の例の場合、1つの大きな突曲部2を設けてある。この付加部分8としての突曲部2は合成樹脂6のみで形成されている。かかる化粧カバーA1は合成樹脂の押出し成形で形成されるものであり、この押出成形するとき化粧カバー本体7aの部分だけ金属板3がインサートされる。
【0010】
上記のように化粧カバー本体7aだけに金属板3をインサートして補強するために金属板3のフォーミングが容易になると共に、付加部分8の形状が変わっても共通の金属板3を用いることができるために金属板3をフォーミングする金型を共通化して金型投資を削減できる。また押出し成形するときも押出成形型の付加部分8を成形するブロック型を変更するだけで対応できて押出成形においても投資を抑えることができる。また付加部分8を成形するブロック型を変更することにより、意匠(外観形状)、色、材質、機能等の変更も可能になる。また上記のように形成せる化粧カバーA1は長手方向の端部では継手で接続するが、内側に沿わせて接続する継手の場合、化粧カバー本体7aの形状が同じ形状であるために同じ継手で共用できる。また化粧カバーA1を支持する支持具も共用可能である。
【0011】
次に、図3乃至図5の実施の形態の例について述べる。本例は建築部材Aの他例としての軒樋状の雨樋A2を示すものである。建築部材本体7としての雨樋本体7bは樋形状部5に前端及び後端に長手方向に耳部4a,4bを一体に形成してある。そしてこの雨樋本体7bは内部に略全面に亙るように補強用の金属板3がインサートされるものであり、金属板3を合成樹脂6にて被覆して形成されている。この雨樋本体7bの外面側には付加部分8として突曲部10や溝形状部11を一体に形成してある。図3の例の場合、複数の突曲部10を設けてあり、図4の例の場合、1つの大きな突曲部10を設けてあり、図5の例の場合、雨だれ対策の溝形状部11を設けてある。この付加部分8としての突曲部10や溝形状部11は合成樹脂6のみで形成されている。かかる雨樋A2は合成樹脂の押出し成形で形成されるものであり、この押出成形するとき雨樋本体7bの部分だけ金属板3がインサートされる。
【0012】
上記のように雨樋本体7bだけに金属板3をインサートして補強するために金属板3のフォーミングが容易になると共に、付加部分8の形状が変わっても共通の金属板3を用いることができるために金属板3をフォーミングする金型を共通化して金型投資を削減できる。また押出し成形するときも押出成形型の付加部分8を成形するブロック型を変更するだけで対応できて押出成形においても投資を抑えることができる。また付加部分8を成形するブロック型を変更することにより、意匠(外観形状)、色、材質、機能等の変更も可能になる。また上記のように形成せる雨樋A2は長手方向の端部では継手で接続するが、内側に沿わせて接続する継手の場合、雨樋本体7bの形状が同じ形状であるために同じ継手で共用できる。また雨樋A2を支持する支持具も共用可能である。また上記雨樋A2の場合、内周に沿って金属板3を通すために内面の寸法精度が安定し、止水性能がアップする。また寸法精度安定により、継手を内周に沿わせるだけの仕様(継手を外周に沿わせない仕様)の接続でも防水的に接続が可能となる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、補強用の金属板を合成樹脂にて被覆して建築部材本体を形成すると共に建築部材本体に一体に形成する付加部分を合成樹脂のみで形成しているので、金属板をインサートする建築部材本体の形状を共通にして付加部分の形状を変えることにより種々の形状の建築部材を形成できるものであって、金属板のフォーミングを容易したり金属板のフォーミングに要する金型投資等を少なくできるものであり、特に化粧カバーや雨樋のような建築部材の場合有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の化粧カバーの一例の斜視図である。
【図2】同上の化粧カバーの他例の斜視図である。
【図3】同上の実施の形態の雨樋の一例の断面図である。
【図4】同上の雨樋の他例の断面図である。
【図5】同上の雨樋の他例の断面図である。
【図6】一従来例の斜視図である。
【図7】他の従来例の断面図である。
【符号の説明】
3 金属板
6 合成樹脂
7 建築部材本体
8 付加部分
A 建築部材

Claims (2)

  1. 補強用の金属板を合成樹脂にて被覆して建築部材本体を形成すると共に建築部材本体に一体に形成する付加部分を合成樹脂のみで形成し、建築部材本体が化粧カバー本体で全体を化粧カバー状に形成し、この化粧カバー本体を、平板状の板状部の上端及び下端に長手方向に亙るように耳部を一体に形成すると共に、化粧カバー本体内部に略全面に亙るように金属板をインサートし、且つ化粧カバー本体の外面側に付加部分として合成樹脂からなる突曲部を一体に形成したことを特徴とする建築部材。
  2. 補強用の金属板を合成樹脂にて被覆して建築部材本体を形成すると共に建築部材本体に一体に形成する付加部分を合成樹脂のみで形成し、建築部材本体が雨樋本体で全体を雨樋状に形成し、この雨樋本体を、樋形状部の前端及び後端に長手方向に耳部を一体に形成すると共に、雨樋本体内部に略全面に亙るように金属板をインサートし、且つ雨樋本体の外面側に付加部分として突曲部または溝形状部を一体に形成したことを特徴とする建築部材。
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CL2012002171U1 (es) 2012-08-03 2012-11-30 Hunter Douglas Chile S A Un quiebravista conformado por una estructura que soporta un entretejido de laminas metalicas, conformado por perfiles estructurales para soporte de las laminas, donde las laminas pasan alternadamente por la parte delantera de un tubo exterior y por la parte trasera de un tubo interior, los extremos de las laminas presentan placas de refuerzo y medios para tensarlas

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