JP2001003529A - 建築部材 - Google Patents
建築部材Info
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- JP2001003529A JP2001003529A JP18020699A JP18020699A JP2001003529A JP 2001003529 A JP2001003529 A JP 2001003529A JP 18020699 A JP18020699 A JP 18020699A JP 18020699 A JP18020699 A JP 18020699A JP 2001003529 A JP2001003529 A JP 2001003529A
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- Japan
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- metal plate
- synthetic resin
- decorative cover
- building member
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
して種々の形状のものを安価に製造できる建築部材を提
供する。 【解決手段】 補強用の金属板3を合成樹脂6にて被覆
して建築部材本体7を形成すると共に建築部材本体7に
一体に形成する付加部分8を合成樹脂6のみで形成す
る。
Description
粧カバーや雨樋等の建築部材の構造に関するものであ
る。
用いたりする化粧カバーや雨樋を合成樹脂で成形する場
合、強度的に補強するために鋼板のような金属板をイン
サートしている。
1′であり、上下に耳部1a,1bを長手方向に亙るよ
うに有し、上下の耳部1a,1b間に断面レ字状の突曲
部2を上下に鋸刃状に連続するように設けてある。そし
て化粧カバーA1′を合成樹脂にて形成するとき突曲部
2の形状にも沿わせてフォーミングした金属板3を化粧
カバーA1′全体に亙ってインサートしてある。
A2′であり、前後に耳部4a,4bを長手方向に亙る
ように有し、前後の耳部4a,4b間に任意の形状の樋
形状部5を有している。そして雨樋A2′を合成樹脂に
て形成するとき樋形状部5の断面形状に沿わせてフォー
ミングした金属板3を雨樋A2′全体にインサートして
ある。
A1′には突曲部2の形状が異なるものが種々あり、ま
た軒樋A2′にも樋形状部5の断面形状が異なるものが
種々あるが、従来例のように金属板3をインサートする
場合、成形する化粧カバーA1′や軒樋A2′に合わせ
た形状にフォーミングした金属板3を用意しなければな
らなく、金属板3のフォーミングに多数の金型を要して
金型投資が大きくなるという問題があった。
あり、金属板のフォーミングに要する投資を少なくして
種々の形状のものを安価に製造できる建築部材を提供す
ることを課題とするものである。
の本発明の建築部材Aは、補強用の金属板3を合成樹脂
6にて被覆して建築部材本体7を形成すると共に建築部
材本体7に一体に形成する付加部分8を合成樹脂のみで
形成して成ることを特徴とする。金属板3をインサート
する建築部材本体7の形状を共通にして付加部分8の形
状を変えることにより種々の形状の建築部材Aを形成で
きるものであって、金属板3のフォーミングに要する金
型投資等を少なくできる。
で全体を化粧カバー状に形成したことを特徴とすること
も好ましく、また建築部材本体7が雨樋本体7bで全体
を雨樋状に形成したことを特徴とすることも好ましい。
例から述べる。本例は建築部材Aの一例としての化粧カ
バーA1を示すものである。建築部材本体7としての化
粧カバー本体7aは平板状の板状部9の上端及び下端に
長手方向に亙るように耳部1a,1bを一体に形成して
ある。そしてこの化粧カバー本体7aは内部に略全面に
亙るように補強用の金属板3がインサートされるもので
あり、金属板3を合成樹脂6にて被覆して形成されてい
る。この化粧カバー本体7aの外面側には付加部分8と
として断面レ字状の突曲部2を一体に形成してある。図
1の例の場合、複数の突曲部2を鋸刃状に連続するよう
に設けてあり、図2の例の場合、1つの大きな突曲部2
を設けてある。この付加部分8としての突曲部2は合成
樹脂6のみで形成されている。かかる化粧カバーA1は
合成樹脂の押出し成形で形成されるものであり、この押
出成形するとき化粧カバー本体7aの部分だけ金属板3
がインサートされる。
属板3をインサートして補強するために金属板3のフォ
ーミングが容易になると共に、付加部分8の形状が変わ
っても共通の金属板3を用いることができるために金属
板3をフォーミングする金型を共通化して金型投資を削
減できる。また押出し成形するときも押出成形型の付加
部分8を成形するブロック型を変更するだけで対応でき
て押出成形においても投資を抑えることができる。また
付加部分8を成形するブロック型を変更することによ
り、意匠(外観形状)、色、材質、機能等の変更も可能
になる。また上記のように形成せる化粧カバーA1は長
手方向の端部では継手で接続するが、内側に沿わせて接
続する継手の場合、化粧カバー本体7aの形状が同じ形
状であるために同じ継手で共用できる。また化粧カバー
A1を支持する支持具も共用可能である。
いて述べる。本例は建築部材Aの他例としての軒樋状の
雨樋A2を示すものである。建築部材本体7としての雨
樋本体7bは樋形状部5に前端及び後端に長手方向に耳
部4a,4bを一体に形成してある。そしてこの雨樋本
体7bは内部に略全面に亙るように補強用の金属板3が
インサートされるものであり、金属板3を合成樹脂6に
て被覆して形成されている。この雨樋本体7bの外面側
には付加部分8として突曲部10や溝形状部11を一体
に形成してある。図3の例の場合、複数の突曲部10を
設けてあり、図4の例の場合、1つの大きな突曲部10
を設けてあり、図5の例の場合、雨だれ対策の溝形状部
11を設けてある。この付加部分8としての突曲部10
や溝形状部11は合成樹脂6のみで形成されている。か
かる雨樋A2は合成樹脂の押出し成形で形成されるもの
であり、この押出成形するとき雨樋本体7bの部分だけ
金属板3がインサートされる。
をインサートして補強するために金属板3のフォーミン
グが容易になると共に、付加部分8の形状が変わっても
共通の金属板3を用いることができるために金属板3を
フォーミングする金型を共通化して金型投資を削減でき
る。また押出し成形するときも押出成形型の付加部分8
を成形するブロック型を変更するだけで対応できて押出
成形においても投資を抑えることができる。また付加部
分8を成形するブロック型を変更することにより、意匠
(外観形状)、色、材質、機能等の変更も可能になる。
また上記のように形成せる雨樋A2は長手方向の端部で
は継手で接続するが、内側に沿わせて接続する継手の場
合、雨樋本体7bの形状が同じ形状であるために同じ継
手で共用できる。また雨樋A2を支持する支持具も共用
可能である。また上記雨樋A2の場合、内周に沿って金
属板3を通すために内面の寸法精度が安定し、止水性能
がアップする。また寸法精度安定により、継手を内周に
沿わせるだけの仕様(継手を外周に沿わせない仕様)の
接続でも防水的に接続が可能となる。
として化粧カバーA1や雨樋A2の例について述べた
が、その他の部材であっても同様に実施できる。
て被覆して建築部材本体を形成すると共に建築部材本体
に一体に形成する付加部分を合成樹脂のみで形成してい
るので、金属板をインサートする建築部材本体の形状を
共通にして付加部分の形状を変えることにより種々の形
状の建築部材を形成できるものであって、金属板のフォ
ーミングを容易したり金属板のフォーミングに要する金
型投資等を少なくできるものであり、特に化粧カバーや
雨樋のような建築部材の場合有用なものである。
図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 補強用の金属板を合成樹脂にて被覆して
建築部材本体を形成すると共に建築部材本体に一体に形
成する付加部分を合成樹脂のみで形成して成ることを特
徴とする建築部材。 - 【請求項2】 建築部材本体が化粧カバー本体で全体を
化粧カバー状に形成したことを特徴とする請求項1記載
の建築部材。 - 【請求項3】 建築部材本体が雨樋本体で全体を雨樋状
に形成したことを特徴とする請求項1記載の建築部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18020699A JP4061780B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 建築部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18020699A JP4061780B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 建築部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001003529A true JP2001003529A (ja) | 2001-01-09 |
JP4061780B2 JP4061780B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=16079265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18020699A Expired - Lifetime JP4061780B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 建築部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4061780B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8966848B2 (en) | 2012-08-03 | 2015-03-03 | Hunter Douglas Chile S.A. | Sun Louvre formed by a structure supporting an interweave of metal sheets |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP18020699A patent/JP4061780B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8966848B2 (en) | 2012-08-03 | 2015-03-03 | Hunter Douglas Chile S.A. | Sun Louvre formed by a structure supporting an interweave of metal sheets |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4061780B2 (ja) | 2008-03-19 |
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