JP4060915B2 - 限流装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は雷侵入時に高圧クランプがいし部での閃絡によって発生したAC続流を防いで停電を極小化する限流装置に関し、特に、限界を越えた雷電流の侵入による破壊および飛散を防止する限流装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の高圧クランプがいしは、絶縁被覆電線の絶縁体を除去して露出された導体を把持し、その外周を熱容量の大なるクランプ金具で被った構成を有している。ここで、雷が侵入すると、露出された導体を被うクランプ金具と腕金との間で放電して絶縁被覆電線の断線を防止する。しかし、雷が侵入して異相間で放電が生じると、AC続流が発生するので、変電所の遮断機が動作して停電になるという問題があった。
【0003】
これを解決するために、耐雷ホーンが開発されている。耐雷ホーンは、限流素子の非接地側導電用電極と高圧クランプがいしとの間に招弧ギャップを設け、限流素子の接地側導電用電極を腕金に固定した構成のものがある。ここで、雷が侵入すると、招弧ギャップが放電して限流素子を通じて雷電流を放流し、弁効果によってAC続流を遮断し、変電所遮断機の作動を防ぎ停電を防止している。
【0004】
しかし、この耐雷ホーンは、性能限界を超えた雷電流が侵入することにより破壊して飛散することがあるため、公衆安全面に欠けるとともに破損した限流装置を交換する必要があり、保守点検に手間を要するという問題がある。
【0005】
これを解決するため、配電線路や機器保護用の限流装置において、限流素子の限界を越える雷電流に対して、外部ギャップを設けて放電するようにしたものが種々提案されている。送電用の懸垂型避雷がいし等では、限流素子を内蔵したがいしを必要個数連結した限流装置において、限界を越える雷電流が侵入してきた場合、その電流による制限電圧によって両端に設けられたアーキングホーンを通じて放電するようにしたものがあるが、これら多数個連結して構成されているアーキングホーン間距離はバラツキが生じる。従って、当該限流素子の限界性能近傍の電流で確実に放電をさせるためには当該限流素子の限界性能の1/4程度しか有効活用できないという問題があった。また、アーキングホーンを通じて放電すると接地事故となり、変電所が動作をして停電するという問題もあった。
【0006】
低圧回路の電子機器保護用サージ吸収器等では、限流素子の両端に外部ギャップを設け、当該限流素子の限界を越える雷電流が侵入してきた場合、その制限電圧により外部ギャップを通じて放電するようにしたものがあるが、当該限流素子の持つ性能を有効活用するためには外部ギャップ間距離を微小調整する必要があり、この調整が極めて難しいことから安定した放電性能を得るために当該限流素子に直列に抵抗を挿入し、この抵抗による電圧降下と限流素子の制限電圧の両方を活用したもの等がある。しかしながら、これらは電圧を抑制して機器を保護する装置において直列抵抗による電圧降下分が加算されるため、保護効果面で問題があり、実用化には至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の耐雷ホーン等の限流装置においては、性能限界を越える雷電流が侵入してきたとき、破損することなく高い安全性を備え、事故後の保守点検を低減することのできる限流装置を提供するためには、限流素子の持っている性能の数分の1しか活用できないという問題があった。
従って、本発明の目的は、この限流素子が持っている性能を有効に活用することができる限流装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を実現するため、電柱の腕金に装着される高圧クランプがいしに隣接して設けられることにより、前記高圧クランプがいしを介しての雷害を極小化する限流装置において、接地側導電用電極および非接地側導電用電極を外側に露出させて樹脂モールドで被覆絶縁と固着を施した限流素子と、前記高圧クランプがいしと所定の間隔のギャップを有し、前記非接地側導電用電極に接続された招弧電極と、前記限流素子と並列に形成された所定の間隔のギャップを有し、前記接地側および非接地側の導電用電極に接続された外部電極を備え、前記外部電極は、前記腕金に装着される高圧クランプがいし側に位置するように固定され、かつ、配電線路に対して略直角となるように配置される構成を有してなる限流装置を提供する。
【0009】
また、本発明は、上記した目的を実現するため、樹脂モールド等による前記限流素子の沿面絶縁効果によって得られた放電耐量が向上した部分の電流による制限電圧により放電するようにした限流装置を提供する。
【0010】
本発明の限流装置において、外部電極は、ギャップを介して対称形状で形成されることが好ましい。限流素子は、腕金に固定された固定用台座に取付金具を介して接地側導電用電極を固定することによって腕金に固定された構成とすることが好ましい。固定用台座は、先端が高圧クランプがいしの基部に接触することにより招弧電極のギャップを所定の間隔に設定するスペーサを有することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態の限流装置を示し、腕金40に固定される高圧クランプがいし30に隣接して限流装置10が設けられている。
【0012】
限流装置10は、所定の電流耐量特性を有する限流素子(例えば、ZnO素子)1と、限流素子1を介して配置される一対の導電用電極2A,2Bと、限流素子1および導電用電極2A,2Bを包囲する絶縁と固着を目的とした樹脂モールド3と、高圧クランプがいし30との間に所定のギャップL1 を形成するように設けられる招弧用電極4と、一対の導電用電極2A,2Bに接続されて所定の間隔のギャップL2 を形成する一対の外部電極5A,5Bを有する。
【0013】
外部電極5A,5Bは、ナット6A,6Bによって限流装置10の電極2に固定されており、更に、高圧クランプがいし30から限流装置10を所定の距離で配置する位置決め部7Aを有する固定用台座金具7と、限流装置10を腕金40に固定するコの字形状の取付金具8がナット6Bによって限流装置10を固定している。取付金具8はボルト9Aにワッシャ9Bを介してナット9Cを締結することにより腕金40に固定される。
【0014】
高圧クランプがいし30は、碍子31の上方に上部金具32を有し、上部金具32の電線支持部32aに電線20(絶縁体が局部的に除去されている)を配置してボルト33Aおよびナット33Bで止め金具34を締結することにより電線20を固定している。また、碍子31の下方に下部金具35を有し、下部金具35および腕金40を貫通したボルト31Aに2つのナット36を締結することによって高圧クランプがいし30を固定している。
【0015】
図2(a)は、図1のA−A断面を示し、取付金具8は、腕金40を挟持する側片の一方が外側に折り曲げられたボルト支持部8Aを有する。ボルト支持部8Aは、L字型に曲げられたボルト9Aの端部9Dを軸gを中心として回動自在に支持しており、限流装置10を装着するときは、ボルト9Aの先端を回動させて位置Aに配置することにより取付金具8に広い開口部を付与し、腕金40との干渉を防止する。限流装置10の装着後は、ボルト9Aの先端を回動させてもう一方の側片に形成された切り欠き部(後述)に挿入し、ワッシャ9Bおよびナット9Cによって固定する。
【0016】
図2(b)は、取付金具8に形成された切り欠き部8Bを示し、前述したボルト9Aの回動方向に応じて取付金具8に切り欠きを設けている。
【0017】
限流装置10を腕金40に装着するには、予め取付金具8に限流装置10および固定用台座金具7をナット6Bによって固定する。そして、ボルト9Aが装着時に腕金40と干渉しないように位置Aに回動させておき、腕金40の上方から取り付け金具8を装着する。装着後、固定用台座金具7の位置決め部7Aを高圧クランプがいし30の下部金具35に当接させて限流装置10を位置決めする。この位置決めによって限流装置10に固定されている招弧用電極4と高圧クランプがいし30の間に所定の招弧距離でギャップL1 が形成される。位置決め後、ボルト9Aを位置Aから回動させて取付金具8の切り欠き部8Bに挿入し、ワッシャ9Bおよびボルト9Cによって固定する。
【0018】
図3は、高圧クランプがいし側より見た限流装置10を示し、一対の外部電極5A,5Bは雷の極性の影響を避けるために対称的な形状で形成されており、外部電極5A,5Bが高圧クランプがいし側に位置するように配置される。図3では、説明を簡単にするために高圧クランプがいしを図示省略している。
【0019】
以下、本発明の限流装置の動作を図4〜図8を参照しながら説明する。
図4(a)は、限流装置10の装柱状態を示し、電柱50に止め金具51とナット53の締結に基づいて腕金40が固定されており、腕金40と止め金具51は電柱50を貫通するボルト52をナット53で固定することによって脱落を防止している。腕金40には所定の間隔で固定された高圧クランプがいし30(30a,30b,30c)を介して電線20a(外相),20b(中相),および20c(内相)が支持されている。限流装置10(10a,10b,10c)は高圧クランプがいし30に隣接して装着されており、中相の電線20bに隣接して設けられる限流装置10は外相側の腕金40に装着されている。
【0020】
図4(b)は、電線の延長方向から見た限流装置10の装柱状態を示し、電線20a,20b、および20cに落雷すると、雷サージに基づく雷電流が高圧クランプがいし30から招弧用電極4に放電する。このことにより高圧クランプがいし30の表面を伝わるアーク長が短くなり、高圧クランプ30の熱的な損傷が抑制される。
【0021】
招弧用電極4に放電した雷電流が誘導雷程度の電流レベルであるとき、雷電流は限流装置10に内蔵されている限流素子1および導電用電極2Bを介して腕金40へ放流される。
【0022】
招弧用電極4に放電した雷電流が限流素子1の性能限界を超える電流レベルであるとき、雷電流は外部電極5A,5Bを介して腕金40へ放流されるとともに続流アークをギャップL1 およびL2 によって遮断して系統の正常状態を維持する。このことにより性能限界を超えた雷電流による限流素子1の破壊が防止される。
【0023】
招弧用電極4に放電した雷電流が直撃雷による100KAを超える電流レベルであるとき、雷電流は外部電極5A,5Bを介して腕金40へ放流される。3相配電線に直撃雷が落雷する場合、各線に均等に分流せずに何れかの1相に雷電流の約75%が集中することがシミュレーション計算によって知られている。図4(a)の電線20a(外相)に前述した高レベルの雷電流が侵入した場合、限流装置10aの外部電極5A,5Bを介した放電が生じるとともに、限流装置10bも同様の放電が生じるので腕金40を介して異相間短絡となるので変電所の遮断機が作動して配電線路が停電となるが、この場合でも雷電流による限流素子1の破壊が防止される。d1 およびd2 は招弧用電極4に放電した続流アークであり、続流アークd1 およびd2 が生じたときの電磁力に基づいてe1 およびe2 に示す経路で続流アークが負荷側に速やかに移行するので、高圧クランプがいし30および電線20のアークによる熱的な損傷を軽減でき、続流アークに曝された後の再使用が可能になる。
【0024】
図5は、1/40μsの波形における限流素子1の電流耐量特性を示し、電流x2 (40KA)以下の電流、例えば、x1 (0<x1 <x2 )が限流素子1の耐量保証ゾーンaである。また、電流x2 から電流x3 までが限界ゾーンbである。このx2 領域に達するまでに限流素子1から外部電極5A,5Bに放電移行が行われる。電流x2 を越えると限流素子1を介さずに全て外部電極5A,5Bで放電が行われる。電流x3 以上は限流素子1の破壊ゾーンcである。
【0025】
図6は、外部電極5A,5Bと限流素子1の動作協調を示し、雷電流x1 によって生じる限流素子1の制限電圧V1 以下の不動作ゾーンでは転流は行われず、雷電流は限流素子1を通じて放流される。雷電流x1 によって生じる制限電圧V1 から雷電流x2 によって生じる制限電圧V2 までの転流ゾーンでは雷電流を外部電極5A,5Bを介して速やかに大地に放流するとともに引き続いて流れる地絡電流は招弧ギャップL1 と外部ギャップL2 によって遮断される。この転流ゾーンは外部ギャップL2 のギャップ長によって変化する。このギャップ長は限流素子1の制限電圧V1 と制限電圧V2 の差ΔV(V2 −V1 )に基づいて決定される。雷電流x2 によって生じる制限電圧V2 以上の動作ゾーンでは、限流素子1の性能限界を超えているので全て外部電極5A,5Bを介して雷電流を速やかに大地に放流させる。
【0026】
図7(a),(b) は、外部電極5A,5Bのギャップ長L2 及びL2 ’が限流素子1の高さのバラツキ幅を吸収できる寸法裕度を持ったモールド用金型と限流素子1の両端に位置する導電用電極2A,2Bにより、常に、限流素子1の高さh2 及びh2 ’にそれぞれ比例した長さとなることを示す図で、図7(a) は限流素子1の高さh2 が高い場合、図7(b) は限流素子1の高さh2 ’が低い場合である。即ち、ギャップ長を微調整することなく、常に、限流素子1の持つ性能にマッチングした放電特性を得ることができるようにした構成となっている。
【0027】
図8は、絶縁目的の外、限流素子1と導電用電極2A,2Bの固定を目的として施された樹脂モールド3等による従来と本発明の沿面絶縁効果の差を示す具体例である。
一般的に外部ギャップL2 へ安定して放電移行させるための電圧差ΔV(図6参照)は4KV以上必要としている。従来はこの4KV以上のΔVを得るためには、30数KA(4/10μs)の限界放電耐量を有する限流素子においては、放電開始移行点(A)は10KA未満、放電移行終了点(B)は25KA以上に設定することが必要となり、本来、この限流素子が有する雷サージ吸収性能の1/3程度しか有効活用できない。本発明では、限界放電耐量が樹脂モールド3等による沿面絶縁効果によって30数KAから50KA(4/10μs)まで向上した限流素子を用い、向上した性能部分の電流による制限電圧を有効に活用したもので、放電開始移行点(C)は30KA、放電移行終了点(E)を40KAに設定することにより大電流域における制限電圧の立ち上がり特性を有効に利用して、安定してギャップL2 へ放電移行させるための大きなΔVを得ることができるようにしている。この場合は、
ΔV=E点−C点=37KV−32KV≒5KV>4KV(従来)
となり、併せて、限流素子の基本性能の100%活用を実現している。
【0028】
上記した限流装置によると、限流素子1に接続される一対の導電用電極2に外部電極5A,5Bを設けて構成される限流装置10を高圧クランプがいし30に隣接して設けてあり、x1 までの雷電流に対しては全て限流素子1を通じて放流する。また、限流素子1の限界性能x2 を越える過大な雷電流に対しても外部電極5A,5Bに放電移行し、速やかに大地に放流して破壊を生じないようにしている。また、招弧用電極4と高圧クランプがいし30との間の招弧ギャップL1 を固定用台座7による位置決めに基づいて形成するので、安定した招弧特性が得られている。限界を越える過大な雷電流が侵入してきた場合、外部電極5A,5Bを通じての放電は1相だけでなく他相も放電をし異相間短絡となって過大な続流アークが生じるが、限流装置を電線20に対して直角になるように腕金上に配置したことによって、本限流装置部で発生した続流アークは電線20に流れる電流による電磁力によって速やかに負荷側に移行させることができるため、高圧クランプがいし30や電線20の熱的な損傷を抑制して再使用を可能とし、事故後の保守点検を低減することができる。また、本装置の装着によって架空地線等の落雷防止装置が不要となり、コストダウンが図れる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明の限流装置によると、限流素子の持っている性能を有効に活用しているため、同一形状で比較をした場合、従来の外部ギャップ方式に対して数倍の雷電流を限流素子を通じて放流することができるようになり雷電流に対する保護範囲が大幅に広くなっている。また、限流素子の性能限界を超えた雷電流に対しては、外部ギャップを介して大地に放流するようにしたため、限界を超えた雷電流が侵入しても破損することなく、高性能で高い安全性を備え、事故後の保守点検を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の限流装置を示す説明図。
【図2】本発明の実施の形態の限流装置を示す説明図。
【図3】本発明の実施の形態の限流装置を示す説明図。
【図4】本発明の実施の形態の限流装置の装柱状態を示す説明図。
【図5】限流素子の電流耐量特性を示す説明図。
【図6】限流素子と外部電極の動作協調を示す説明図。
【図7】本発明の限流素子の高さ寸法、バラツキの吸収を示す説明図。
【図8】従来と本発明の沿面絶縁効果の差を示す説明図。
【符号の説明】
1,限流素子
2A,導電用電極
2B,導電用電極
3,絶縁モールド
4,招弧用電極
5A,外部電極
5B,外部電極
6A,ナット
6B,ナット
7,固定用台座金具
7A,位置決め部
8,取付金具
8A,ボルト支持部
8B,切り欠き部
9A,ボルト
9B,ワッシャー
9C,ナット
9D,端部
10,限流装置
10a,限流装置
10b,限流装置
10c,限流装置
20,電線
20a,電線
20b,電線
20c,電線
30,高圧クランプがいし
30a,高圧クランプがいし
30b,高圧クランプがいし
30c,高圧クランプがいし
31,碍子
32,上部金具
33A,ボルト
33B,ナット
34,止め金具
35,下部金具
36,ナット
40,腕金
50,電柱
51,止め金具
52,ボルト
53,ナット

Claims (4)

  1. 電柱の腕金に装着される高圧クランプがいしに隣接して設けられることにより、前記高圧クランプがいしを介しての雷害を極小化する限流装置において、
    接地側導電用電極および非接地側導電用電極を外側に露出させて樹脂モールドで被覆絶縁と固着を施した限流素子と、
    前記高圧クランプがいしと所定の間隔のギャップを有し、前記非接地側導電用電極に接続された招弧電極と、
    前記限流素子と並列に形成された所定の間隔のギャップを有し、前記接地側および非接地側の導電用電極に接続された外部電極を備え、
    前記外部電極は、前記腕金に装着される高圧クランプがいし側に位置するように固定され、かつ、配電線路に対して略直角となるように配置される構成を有してなることを特徴とする限流装置。
  2. 前記外部電極は、前記ギャップを介して対称形状で形成される構成の請求項第1項記載の限流装置。
  3. 記限流素子は、前記腕金に固定された固定用台座に取付金具を介して前記接地側導電用電極を固定することによって前記腕金に固定された構成を有する請求項第1項記載の限流装置。
  4. 前記固定用台座は、先端が前記高圧クランプがいしの基部に接触することにより前記招弧電極の前記ギャップを前記所定の間隔に設定するスペーサを有する構成の請求項第3項記載の限流装置。
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