JP3665980B2 - 電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、閃絡保護地線を備えて成る電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道施設の電車線路設備では、トロリー線とビームとが電気的に接触して生じる地絡事故から、信号通信系等の弱電設備を保護することが大きな課題となっている。そこでこのために当初考えられたものが、図6に示すような閃絡保護地線(FW)42を用いた地絡保護装置である。これは、所定区間(以下「FW区間」という)内の複数のビーム41・・をFW42で電気的に接続すると共に、変電所(図示せず)に接続された返流用保護地線(PW)43を碍子44を介して上記ビーム41・・に取り付け、さらにFW42とPW43との間に単一の地絡保護用放電装置(GP)46を設けたものである。GP46は、数kV以上の電圧で放電を開始する放電ギャップを用いて構成したものであって、比較的高価格である。しかしながら予めFW区間内に存する複数のビーム41・・をFW42によって接続しておくことにより、このFW区間内においては単一のGP46によって同図の矢印Iに示すような地絡電流の流れを形成し、地絡事故時における弱電設備の保護が比較的低価格でできるようになっていた。
【0003】
ところが上記のようなFW42を用いた地絡保護装置にも欠点があった。それは、各ビーム41・・をFW42で接続することにより、大地30−ビーム41−FW42−ビーム41−大地30という電流経路のループが形成されることに起因するものである。すなわち、上記のような電車線路が他の直流電化区間と近接すると、その直流電化区間からの直流き電の漏れ電流が上記ループに流れて迷走電流となり、これによってビーム41に電蝕が生じてしまうのである。そこで次に考えられたのが、図5に示すような地絡保護対策用直流電流阻止装置である。この地絡保護対策用直流電流阻止装置は、碍子44を介してFW42をビーム41に取り付け、FW42とビーム41との間に低圧放電ギャップ(DCBD)45を接続するようにしたものである。このDCBD45は、上記GP46よりも低い電圧で放電を開始する放電ギャップを用いて構成されたものであり、GP46と比較すると安価である。そしてこのDCBD45を用いることにより、常時はビーム41とFW42とを絶縁状態として電流経路のループを遮断し、上記直流漏れ電流が迷走電流となるのを阻止する一方、地絡事故時にはビーム41とFW42とを導通させ、地絡電流をPW43から変電所へと返流させることができる。従って上記地絡保護対策用直流電流阻止装置によれば、ビーム41の電蝕を防止しつつ、地絡事故時においては弱電設備を保護することができるのである。また同図における48は、コンクリート柱を用いて構成されたビームである。このビーム48においては直流漏れ電流による電蝕が生じることはないので、DCBD45を設けることなくFW42を直接ビーム48に接続し、コストダウンを図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように図5に示す地絡保護対策用直流電流阻止装置によれば、ビーム41の電蝕を防止しつつ地絡事故時における弱電設備の保護を行うことができる。そのため地絡保護対策用直流電流阻止装置として、同図に示す構成のものが次第に用いられるようになってきた。ところが上記地絡保護対策用直流電流阻止装置を電車線路において使用してみると、予想以上の経時劣化が装置に生じ、長期間に亘る安定した信頼性を得ることができないという問題が生じることが分かった。そこで発明者らは、この問題を解決すべくその原因を究明したので、これを次に説明する。
【0005】
図3は、一般的な電車線路のき電系統を示す模式図である。同図に示すように電車線48とレール47との間を電車40が走行する。また上記電車線48はセクション48aによって複数のき電区間に区分され、各き電区間は変電所50等の切替開閉器49によって互いの連通と遮断とが切り替えられる。ところがこの切替開閉器49の開閉によって電車線48にサージ電圧Vが発生し、そしてこれがFW42に誘導され、その結果DCBD45に不要な放電を生じさせるのである。そしてこの不要放電によってDCBD45の放電ギャップが次第に損傷あるいは劣化し、これによって地絡保護対策用直流電流阻止装置の長期間に亘る安定した信頼性が損われていたのである。
【0006】
また発明者らは、上記サージ電圧VがFW42においてどのように発生しているかについても究明した。これを図4における破線のグラフで示す。同図のグラフは横軸が距離であり、縦軸がサージ電圧値である。「C地点」は、図5に示すようにGP46によってFW42が接地されている地点である。また「A地点」はFW区間の末端部の地点であり、「B地点」はA地点とC地点との中間に位置する地点である。同図に示すように、接地されたC地点ではサージ電圧は「0」であるが、このC地点からA地点に近づくにつれて、次第に発生するサージ電圧が増大している。すなわち、中間部の一点が接地されたFW区間においては、その末端部ほどサージ電圧が高くなるということである。
【0007】
この発明は、上記従来の欠点を解決するために上記知見に基づいてなされたものであって、その目的は、ビームの電蝕を防止しつつ、長期間に亘って安定な信頼性を確保することが可能な電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで請求項1の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、所定区間内の複数のビーム1を閃絡保護地線2で連結して成る電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置において、上記ビーム1のうち鉄柱1aを用いて成るビーム1については碍子4を介して閃絡保護地線2を取り付けると共に、上記各鉄柱1aと閃絡保護地線2とを低圧放電ギャップ5によって電気的に接続し、さらに閃絡保護地線2に発生し得るサージ電圧を抑制するためのサージ電圧抑制装置7を、上記所定区間の少なくとも一部に設けたことを特徴としている。
【0009】
ここで「ビーム」とは、架空線の懸ちょう装置等と、これらを支持する電柱との双方を含んでいうものである。
【0010】
上記請求項1の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、サージ電圧抑制装置7によって閃絡保護地線2に発生するサージ電圧を抑制しているので、低圧放電ギャップ5の不要放電を防止することが可能となる。
【0011】
また請求項2の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、上記閃絡保護地線2は、上記所定区間の中間部において接地され、上記サージ電圧抑制装置7は、上記所定区間の末端部における閃絡保護地線2に対して設けたことを特徴としている。
【0012】
上記請求項2の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、発生するサージ電圧が最大となる部分に対してサージ電圧抑制装置7を設けているので、低圧放電ギャップ5の不要放電を効果的に防止することが可能となる。
【0013】
さらに請求項3の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、上記サージ電圧抑制装置7は、上記所定区間の両末端部に設けたことを特徴としている。
【0014】
上記請求項3の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、さらに効果的に低圧放電ギャップ5の不要放電を防止することが可能となる。
【0015】
請求項4の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、上記所定区間の中間部には、地絡電位抑制装置3、6を接続したことを特徴としている。
【0016】
ここで「地絡電位抑制装置」とは、地絡電圧で導通を開始し、この導通によって地絡電流を変電所等に返流させるようにしたものである。
【0017】
上記請求項4の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、接地抵抗が大きい場合であっても、地絡事故から弱電設備等を確実に保護することが可能となる。
【0018】
請求項5の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、上記サージ電圧抑制装置7はCRサージアブソーバであることを特徴としている。
【0019】
上記請求項5の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、その実施を容易とすることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次にこの発明の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0021】
図1は、上記地絡保護対策用直流電流阻止装置の構成を示す概略構成図である。この地絡保護対策用直流電流阻止装置は、その基本的な構成は図5に示す従来の地絡保護対策用直流電流阻止装置と同様であり、異なるのは、FW区間の両末端部にサージ電圧抑制装置としてCRサージアブソーバ(CR)7を設けたことである。すなわち、FW区間内の複数のビーム1・・1、8にFW2を取り付ける。このとき電柱として鉄柱1aを用いたビーム1に対しては碍子4を介して取り付ける一方、電柱としてコンクリート柱8aを用いたビーム8に対しては、その金属製の懸ちょう装置部分に対して直接に取り付ける。また変電所(図示せず)に接続されたPW3を碍子4を介して上記ビーム1・・1及びビーム8に取り付ける。さらにFW区間の中間地点においては、FW2とPW3との間に単一のGP6を設けると共に、接地線10でFW2を接地する。鉄柱1aを用いたビーム1については、FW2と鉄柱1aとの間にDCBD5を接続する。そしてFW区間の両末端部においては、FW2と鉄柱1aとの間にCR7を設ける。このCR7は、その両端子間にコンデンサと抵抗とを直列に接続して構成したものである。上記においてはGP6とPW3とで地絡電位抑制装置を構成している。
【0022】
上記のような地絡保護対策用直流電流阻止装置について、FW2に生じるサージ電圧をFW区間内の各地点A、B、Cで測定したものが、図4における実線のグラフに示されている。CR7を設けなかった場合を示す破線のグラフと比較すると、サージ電圧が各地点において著しく低減されていることがわかる。またこれは図1に示す右側半分のFW区間についても同様であり、右末端部に設けたCR7によって右側のサージ電圧を低減することができる。従ってFW区間の両末端部にCR7を設けることにより、FW2に生じるサージ電圧をその全区間に亘ってDCBD5の放電開始電圧以下とすることができ、これによってDCBD5の不要放電を防止し、地絡保護対策用直流電流阻止装置の長期に亘る信頼性を確保することができる。また上記地絡保護対策用直流電流阻止装置ではFW区間の中間地点Cを接地しているので、並設された直流電化区間からの誘導等によって生じた電流を大地へ流すことができ、鉄柱1aの電蝕を確実に防止することができる。しかもこの接地はC地点のみで行っているから、電流経路のループが生じることもない。そしてこのC地点にはGP6を設けてFW2とPW3とを接続しているから、大きな地絡電流はGP6を介してPW3から変電所に返流することとなる。従って接地抵抗が高い場合にも、地絡事故によって弱電設備が損傷するのを回避できる。さらに、DCBD5の不要放電をコンデンサと抵抗とを直列接続したCR7によって防止しているので、低コストの装置とすることができる。
【0023】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。図2はこの発明の他の実施形態の地絡保護対策用直流電流阻止装置を示す概略構成図である。この地絡保護対策用直流電流阻止装置では、FW区間の中間地点でFW2を接地線10で接地し、GP6を省略している。接地線10による接地抵抗が低い場合には、地絡電流が接地線10から大地に流れても接地点に大きな電圧が発生することはなく、従って弱電設備を損傷することもない。つまり、この実施形態の地絡保護対策用直流電流阻止装置は、高架線路等のように接地抵抗の低い電車線路区間に適用されるものであり、一段とコストダウンを図ることができるのである。
【0024】
また図4に示す一点鎖線のグラフは、C地点にではなく、図1又は図2におけるB地点にCR7を設置した場合を示している。同図に示すように、このような場合にはB地点から末端部にかけての区間でサージ電圧の低減効果が低下するので、CR7はなるべくFW区間の末端部に設けるのが望ましい。しかしながら末端部に設けることのできない事情がある場合には、例えばB地点等であってもCR7を設けることによってある程度サージ電圧を低減し、地絡保護対策用直流電流阻止装置の信頼性を向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】
上記請求項1の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、低圧放電ギャップの不要放電を防止することができるので、ビームの電蝕を防止しつつ、長期間に亘って安定な信頼性を確保することが可能となる。
【0026】
また請求項2の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、発生するサージ電圧が最大となる部分に対してサージ電圧抑制装置を設けているので、低圧放電ギャップの不要放電を効果的に防止することが可能となる。
【0027】
さらに請求項3の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、さらに効果的に低圧放電ギャップの不要放電を防止することが可能となる。
【0028】
請求項4の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、接地抵抗が大きい場合であっても、地絡事故から弱電設備等を確実に保護することが可能となる。
【0029】
上記請求項5の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置では、その実施を容易とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】この発明の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置の他の実施形態を示す概略構成図である。
【図3】電車線路のき電系統を示す模式図である。
【図4】サージ電圧と距離との関係を示すグラフである。
【図5】従来の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置を示す概略構成図である。
【図6】従来の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ビーム
1a 鉄柱
2 閃絡保護地線(FW)
3 返流用保護地線(PW)
4 碍子
5 低電圧ギャップ(DCBD)
6 地絡保護用放電装置(GP)
7 CRサージアブソーバ(CR)
Claims (5)
- 所定区間内の複数のビーム(1)を閃絡保護地線(2)で連結して成る電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置において、上記ビーム(1)のうち鉄柱(1a)を用いて成るビーム(1)については碍子(4)を介して閃絡保護地線(2)を取り付けると共に、上記各鉄柱(1a)と閃絡保護地線(2)とを低圧放電ギャップ(5)によって電気的に接続し、さらに閃絡保護地線(2)に発生し得るサージ電圧を抑制するためのサージ電圧抑制装置(7)を、上記所定区間の少なくとも一部に設けたことを特徴とする電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置。
- 上記閃絡保護地線(2)は、上記所定区間の中間部において接地され、上記サージ電圧抑制装置(7)は、上記所定区間の末端部における閃絡保護地線(2)に対して設けたことを特徴とする請求項1の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置。
- 上記サージ電圧抑制装置(7)は、上記所定区間の両末端部に設けたことを特徴とする請求項2の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置。
- 上記所定区間の中間部には、地絡電位抑制装置(3)(6)を接続したことを特徴とする請求項2又は請求項3の電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置。
- 上記サージ電圧抑制装置(7)はCRサージアブソーバであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかの電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置。
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JP35198196A JP3665980B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP35198196A JP3665980B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置 |
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JP35198196A Expired - Lifetime JP3665980B2 (ja) | 1996-12-10 | 1996-12-10 | 電車線路の地絡保護対策用直流電流阻止装置 |
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-
1996
- 1996-12-10 JP JP35198196A patent/JP3665980B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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