JP4060216B2 - 液晶パネルを備えた装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本明細書で開示する発明は、良好な表示を行わすことができる液晶パネルに関する。また、そのような液晶パネルを利用した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクティブマトリクス型の液晶表示装置において、アクティブマトリクス回路と、該回路を駆動する回路(周辺駆動回路と称する)やその他周辺回路(液晶パネルに必要とされる各種回路)とを同一基板上にTFTでもって集積化した構造が知られている。この構成は、周辺駆動回路一体型と称されている。
【0003】
この構成は、
(1)全体の構造を簡略化し、小型化できる。
(2)作製工程を簡略化できる。
(3)低消費電力化に有利である。
といった特徴を有している。
【0004】
特に携帯情報処理端末やプロジェクター型の液晶パネルでは、液晶パネルの大きさを小さくすることが要求され、そのためには周辺駆動回路を一体化する有意性は大きい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らの知見によれば、液晶パネルを小型化していった場合には、液晶層の厚さを決めるスペーサーの存在が問題となる。
【0006】
例えば、プロジェクター用等に利用される2インチ対角以下というような小型の液晶パネルでは、画素の大きさが30〜40μm角以下程度となるので、単位画素内に存在する直径数μmのスペーサーの影が表示に影響を与える。
【0007】
この問題を解決するのは、スペーサーを利用せず、画素領域(画素マトリクス領域)を囲むように配置されるシール材(封止材)でもってセルギャップ(液晶層の厚さに対応するものとして定義する)を保持するような構造とすることが考えられる。
【0008】
図2(A)に示すのは、セルギャップを観察するために試作した画面寸法が1.4 インチ対角の透過型液晶パネルを模式的に示したものである。
【0009】
この液晶パネルは、試作品であり、アクティブマトリクス回路や周辺駆動回路は形成されていない。
【0010】
図2(A)において、21で示されるがシール材であり、この内側に液晶が
封入される。この液晶パネルは、シール材21内に含まれた所定の大きさを有したフィラーと呼ばれる材料によって、セルギャップが保持される構造となっている。
【0011】
また、この液晶パネルでは、セルギャップを保持するためのスペーサーは利用していない。即ち、シール材が設けられている領域以外にセルギャップを維持する手段を有してはいない。
【0012】
24は液晶の注入口である。液晶の注入口は、液晶の注入後に紫外線硬化型樹脂等によって塞がれる。
【0013】
24が液晶パネルを構成するガラス基板である。ここでは、2枚のガラス基板が重なった状態が示されてる。(液晶がこれら2枚のガラス基板に間に保持される)
【0014】
この構成は、画素領域(この場合はシール材21の内側)にスペーサーが存在しないので、スペーサーの存在が画質に悪影響を与えることはない。
【0015】
しかしながら、図2(A)に示す液晶パネルに単色光を照射すると、図2(B)に示されるようにシール材が設けられた領域から、液晶パネルの中心に向かって同心状の干渉縞が観察される。
【0016】
この干渉縞は、セルギャップの間隔が均一でないことを示している。即ち、液晶パネルの中心部では、セルギャップが狭くなっていることを示している。
【0017】
この状態を極端に強調した模式図を図3に示す。図3には、シール材21によって一対の基板201と202との間に液晶22が挟んで保持された状態が示されている。
【0018】
そして液晶パネルの中央部203の部分はセルギャップdは小さくなっている状態が示されている。
【0019】
図2(B)に示す干渉縞が現れるのは、セルギャップの位置的変化が大きい204の部分である。また、液晶セルの中央部分203は、セルギャップに変化がほとんどないので、そこには干渉縞が現れない。
【0020】
図2(B)に示すような干渉縞が発生するのは、液晶セルを構成する基板の表面から反射される光の干渉に原因がある。
【0021】
干渉縞の発生原理を図4を用いて説明する。図4には、一対のガラス基板41、42をその間隔(セルギャップに相当する)が一定でない状態で対向させた状態が示されている。
【0022】
このような状態において単色光が入射すると、一方のガラス基板41の裏面で反射した光と他方のガラス基板42の表面で反射した光とが干渉する。(他の干渉も存在するが、議論を簡略化するためこのように考える)
【0023】
セルギャップdが一定ならば、即ちd1 =d2 =d3 ならば、干渉状態はどの部分でも同じであるので、明暗の縞模様は現れない。
【0024】
しかしながら、ギャップdが場所によって異なると、明暗の条件が場所によって異なることになり、ギャップdの変化の状態に従った縞模様が発生することになる。
【0025】
縞模様が発生する条件は、場所場所におけるセルギャップの違いにλ/2程度の違いが存在する場合と概算される。
【0026】
まず、第1の明部分のおけるセルギャップをd1 として、その隣の第1の明部分のおけるセルギャップをd2 とすると、それら2つの場所における光路長の差は、セルギャップ間を光が往復することを考慮して、2(d2 −d1 )となる。
【0027】
第1の明条件と第2の明条件とが成立するのは、2つの光路長に入射光の波長λ程度の違いがある場合である。
【0028】
よって、λ=2(d2 −d1 )が成立する。即ち、2つの明部分におけるセルギャップの違い(d2 −d1 )は、λ/2程度となる。
【0029】
入射光の波長は、一般に500nm〜550nm(0.5 μm〜0.55μm)程度であるから、セルギャップの違いは、0.25μm程度と概算される。
【0030】
実際には、ガラス表面での光の反射の状態は簡単なものではなく(ガラス基板の表面に絶縁膜や導電膜等が成膜されている場合等には、複雑なものとなる)、また液晶材料が充填されている場合には、液晶材料の屈折率nによって、当該液晶材料中における光の波長はλ/nとなるので、上記セルギャップの違いは、上記概算値より小さなものなる。
【0031】
いずれにせよ、可視光の数分の1程度のオーダーでのセルギャップの変化がある場合に、縞模様が観察されることになる。
【0032】
一般に液晶パネルのセルギャップは、1μm〜5μm程度に設定される。この値は、動作モードや利用する液晶材料によって決定される。
【0033】
しかし、液晶パネルのセルギャップがその設定値より10%以上ずれると、液晶を透過する光の透過率は設定値の20%程度以上の変化をしてしまう。
【0034】
よって、例えば図2(B)に示すような干渉縞が観察される液晶パネルをセルギャップ3μmの設定で作製し、シール材の内側の全体を画面表示に利用するとした場合、画面の周辺部と中央部とで、μmオーダーのセルギャップ差が発生することになる。
【0035】
これは、画面の周辺部と中央部とで表示状態が著しく異なってしまうことを意味している。(現実にドーナツ状に画質の異なる画面表示が観察される)
【0036】
本明細書で開示する発明は、上述した液晶パネルにおけるセルギャップの不均一性の問題を解決することを課題とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】
本明細書で開示する発明は、液晶パネルを作製した際にパネル面に干渉縞が発生することを前提とし、その干渉縞の存在を設計パラメータとして取り込んだ構成とすることを特徴とする。
【0038】
具体的には、干渉縞の発生している領域を避けて画素マトリクス領域を配置し、周辺駆動を干渉縞が発生している領域に配置する。
【0039】
こうすることで、干渉縞が発生する液晶パネルであっても表示に干渉縞が存在することによる悪影響が及ぶことを防ぐことができる。また、液晶セル内における回路の配置をむだがないものとすることができるので、装置を極力小型化することができる。
【0040】
なお、周辺回路が配置される領域は、セルギャップが場所により大きく変化している領域であり、このことが回路の動作に悪影響を与えることが懸念されるが、周辺駆動回路自体に直接圧力が加わるような状態でなければ、干渉縞が発生する程度のセルギャップの場所による変化は問題とならない。
【0041】
本明細書で開示する発明の一つは、
一対の基板間に液晶を挟んで保持した構成を有し、
前記液晶はシール材によって所定の領域に封止されており、
前記シール材によって液晶層の厚さは保持されており、
前記液晶層は干渉縞が現れる厚さの不均一性を有しており、
前記干渉縞が現れない領域にアクティブマトリクス回路が設けられ、
前記干渉縞が現れる領域に周辺回路が設けられていることを特徴とする。
【0042】
上記構成において、液晶の材料の種類や動作モードは特に限定されない。
【0043】
干渉縞は、液晶パネルに単色光を照射することによって発生するものをいう。
【0044】
周辺回路には、単にアクティブマトリクス回路を駆動する回路も含ませる。
【0045】
他の発明の構成は、
一対の基板間に液晶を挟んで保持した構成を有し、
前記液晶はシール材によって所定の領域に封止されており、
前記シール材によって液晶層の厚さは保持されており、
前記液晶層は干渉縞が現れる厚さの不均一性を有しており、
前記干渉縞は同心形状を有し、
前記同心形状を有した干渉縞が現れる領域の内側にアクティブマトリクス回路が設けられ、
前記干渉縞が現れる領域に周辺回路が設けられていることを特徴とする。
【0046】
他の発明の構成は、
一対の基板間に液晶を挟んで保持した構成を有し、
前記液晶はシール材によって所定の領域に封止されており、
前記シール材によって液晶層の厚さは保持されており、
前記液晶層は干渉縞が現れる厚さの不均一性を有しており、
前記干渉縞は同心形状を有し、
前記同心形状の中心部の干渉縞が現れない領域にアクティブマトリクス回路が設けられ、
前記干渉縞が現れる領域に周辺回路が設けられていることを特徴とする。
【0047】
上記各発明は、液晶層の厚さをシール材のみによって保持させたものに適用することが好ましい。即ち、本明細書で開示する発明は、シール材の内側には液晶層の厚さを保持する手段が設けられていない場合に特に有効なものとなる。
【0048】
これは、図1の102で示されるような同心形状の干渉縞が特に発生し易い状態となるからである。
【0049】
上記同心形状というのは、中心をほぼ同じくする図形がその大きさを変えて複数存在している形状をいう。例えば、図1の102で示すような概略四角形(角は丸まっている)形状の図形が、複数存在している状態をいう。
【0050】
本明細書で開示する発明では、液晶パネルは透過型でも反射型でもよい。
【0051】
【発明の実施の形態】
本明細書で開示する発明は、液晶パネルのセルギャップ(液晶層の厚さに対応する)の不均一性に起因して観察される干渉縞の存在を設計パラメータとして取込み、そのことを液晶セルの構造に利用したことを特徴とする。
【0052】
具体的には、図1に示すような液晶パネルにおいて、干渉縞102が存在する領域の内側にアクティブマトリクス回路105を配置し、干渉縞102が存在する領域には周辺回路を配置する。
【0053】
こうすることで、干渉縞102が発生するような構造を有していても、その存在が表示に現れることを防ぐことができる。
【0054】
この発明は、図1に示すようなシール材101によって液晶層の厚さ(セルギャップ)を決める構造を有する液晶パネルに特に有効なものとなる。
【0055】
【実施例】
〔実施例1〕
図1に本明細書で開示する発明を利用した液晶パネルの概要(上面概要図)を示す。
【0056】
図1に示す構成において、101がシール材である。図1に示す液晶パネルは、シール材101内に含有させたフィラーとよばれる材料によってセルギャップが保たれている。そして画素マトリクス105内に球状のスペーサー等は利用されていない。
【0057】
シール材101の内側には液晶が充填されている。106は液晶の注入口であり、図示されている状態では紫外線硬化型樹脂により塞がれている。
【0058】
102は、可視光の照射で現れる干渉縞の模様である。図1に示す構成で重要なのは、画素マトリクス領域105を縞模様が現れる領域に設けずに、縞模様が存在しない領域に設けることである。
【0059】
即ち、干渉縞は存在している領域はセルギャップの変化が大きい(表示に影響を与える程度にセルギャップが変化している)場所なので、画面として利用せず、周辺回路を干渉縞は存在している領域には、光学的にはデットスペースとなる周辺回路を配置する。
【0060】
図1において、103、104は、画素マトリクス105を駆動するための周辺駆動回路である。ここでは、シフトレジスタとスイッチ及びバッファーで構成される回路を周辺回路して利用するので、周辺回路を周辺駆動回路と称する。
【0061】
周辺駆動回路103、104は、縞模様が形成されている領域102に設けられている。
【0062】
縞模様が形成されている領域は、縞の間隔距離において、セルギャップが可視光線の1/2以下程度の距離で変化している。即ち、0.25μm程度以下のオーダーで変化している。
【0063】
この状況は、液晶層の厚さも0.25μm程度以下のオーダーで変化していると見ることができる。
【0064】
従って、縞模様が存在している領域は、液晶層の厚さが0.25μm程度以上のオーダーで変化していると見ることができる。
【0065】
液晶層を透過する光の透過率は、液晶層の厚さによって大きく変化する。縞模様が密集している領域は、液晶層の厚さも急激に変化している。よってこの領域では、光の透過率も場所により大きく変化することになる。
【0066】
図1に示す構成では、上記液晶層の厚さが大きく変化している領域(即ち、縞模様が形成されている領域)を避けて画素マトリクス領域を配置している。
【0067】
こうすることにより、上記液相層の厚さが場所により大きく変化していることによる画面表示への影響を排除することができる。
【0068】
102で示されるような縞模様は、シール材のみによりセルギャップを保持する構成とした場合には、基本的に避けられない。(高い剛性を有する特殊なガラス基板を利用する方法もあるが、高価であり実用的ではない)
【0069】
従って、干渉縞102が発生するようなセルギャップの状態が存在することを前提として、本実施例に示すような回路配置を採用することは有用である。
【0070】
〔実施例2〕
本実施例では、本発明を利用した液晶パネルを備えた装置の例を示す。
【0071】
このような装置としては、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ヘッドマウントディスプレイ、カーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話等)などが挙げられる。
【0072】
図5(A)に示すのは、モバイルコンピュータであり、本体2001、カメラ部2002、受像部2003、操作スイッチ2004、液晶パネル2005で構成される。
【0073】
液晶パネル2005の形式は、反射型でも透過型でも採用することができる。
【0074】
図5(B)はヘッドマウントディスプレイであり、本体2101、反射型の液晶パネル2102、バンド部2103で構成される。
【0075】
図5(C)はフロントプロジェクション型の液晶パネルである。この装置は、光源2202からの光を光学系2204で反射型の液晶パネル2203に導き、該液晶パネル2203で光学変調された画像を光学系2204で拡大してスクリーン2205に投影するものである。
【0076】
この形式のプロジェクションは、本体2201とは別にスクリーン2205が必要となる。
【0077】
図5(D)は携帯電話であり、本体2301、音声出力部2302、音声入力部2303、液晶パネル2304、操作スイッチ2305、アンテナ2306で構成される。
【0078】
図5(E)はビデオカメラであり、本体2401、液晶パネル2402、音声入力部2403、操作スイッチ2404、バッテリー2405、受像部2406で構成される。
【0079】
図5(F)は、リアプロジェクション型と呼ばれる装置である。この装置は、光源2502から発せられる光を偏光ビームスプリッタ2504で反射型の液晶パネル2503で光学変調し、それをリフレクター2505、2506で反射してスクリンーン2507に投影する。この形式の装置は、本体2501にスクリーン2507が配置されている。
【0080】
【発明の効果】
本明細書で開示する発明を利用することで、セルギャップの不均一性が存在していてもその影響が表示に現れてしまうことがない液晶パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の液晶パネルを上面から見た状態を示す模式図。
【図2】 液晶の構造を示す図。
【図3】 液晶パネルのセルギャップの状態を示す模式図。
【図4】 干渉縞が発生する原理を示す図。
【図5】 液晶パネルを利用した装置を示す図。
【符号の説明】
101 シール材(封止材)
102 干渉縞
103 周辺回路
104 周辺回路
105 アクレィブマトリクス回路(画素マトリクス回路)
106 液晶注入口

Claims (11)

  1. 第1の基板及び第2の基板と、シール材によって前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、画素マトリクスと、前記画素マトリクスを駆動する駆動回路とを有し、
    前記シール材は前記画素マトリクスを囲むように配置されると共に、前記シール材によってスペーサーを用いることなくセルギャップは保持され、
    前記駆動回路は前記セルギャップが1μm〜5μmの範囲内に設定された値より10%以上ずれたことによる干渉縞が現れた領域に設けられ、
    前記画素マトリクスは前記駆動回路が設けられている領域の内側に設けられていることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  2. 第1の基板及び第2の基板と、シール材によって前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、画素マトリクスと、前記画素マトリクスを駆動する駆動回路とを有し、
    前記シール材は前記画素マトリクスを囲むように配置されると共に、前記シール材のみによってセルギャップは保持され、
    前記駆動回路は前記セルギャップが1μm〜5μmの範囲内に設定された値より10%以上ずれたことによる干渉縞が現れた領域に設けられ、
    前記画素マトリクスは前記駆動回路が設けられている領域の内側に設けられていることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  3. 第1の基板及び第2の基板と、シール材によって前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、画素マトリクスと、前記画素マトリクスを駆動する駆動回路とを有し、
    前記シール材は前記画素マトリクスを囲むように配置されると共に、前記シール材によってスペーサーを用いることなくセルギャップは保持され、
    前記駆動回路は前記セルギャップが0.25μm以上変化していることによる干渉縞が現れた領域に設けられ、
    前記画素マトリクスは前記駆動回路が設けられている領域の内側に設けられていることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  4. 第1の基板及び第2の基板と、シール材によって前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、画素マトリクスと、前記画素マトリクスを駆動する駆動回路とを有し、
    前記シール材は前記画素マトリクスを囲むように配置されると共に、前記シール材のみによってセルギャップは保持され、
    前記駆動回路は前記セルギャップが0.25μm以上変化していることによる干渉縞が現れた領域に設けられ、
    前記画素マトリクスは前記駆動回路が設けられている領域の内側に設けられていることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  5. 前記セルギャップは前記第1の基板と前記第2の基板との間における前記液晶の厚さに対応することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の液晶パネルを備えた装置。
  6. 前記シール材にはフィラーが含まれていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の液晶パネルを備えた装置。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の装置はプロジェクターであることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の装置は携帯電話機であることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  9. 請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の装置はモバイルコンピュータであることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  10. 請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の装置はヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
  11. 請求項1乃至請求項のいずれか一に記載の装置はビデオカメラであることを特徴とする液晶パネルを備えた装置。
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