JP3738582B2 - 電気光学パネルおよび投射型表示装置 - Google Patents

電気光学パネルおよび投射型表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学パネル、およびそれを用いた投射型表示装置に関するものである。さらに詳しくは、電気光学パネルにおける光の利用効率の向上技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
投射型表示装置などに用いられる液晶パネル等の電気光学パネルは、図2および図3に示すように、画素電極91が形成されたアクティブマトリクス基板10と、対向電極92が形成された対向基板20と、アクティブマトリクス基板10と対向基板20との間に電気光学物質として挟持された液晶50とから概ね構成されている。アクティブマトリクス基板10と対向基板20との間のうち、シール材80で区画された領域内には液晶50が封入され、そのうち、画面見切り用の遮光膜59で囲まれた画面表示領域95では、アクティブマトリクス基板10の画素電極91と対向基板20の対向電極92との間で液晶50の配向状態が画素毎に制御される。従って、図10に矢印Aで示すように、液晶パネル100の画面表示領域95に入射した光は、各画素毎に光変調を受けた後、投射型表示装置の拡大投射光学系2050(図10では、凸レンズで略してある。)に向けて出射される。
【0003】
ここで、液晶パネル100では、図2および図3からわかるように、画面表示領域95の外周側に走査線駆動回路70やデータ線駆動回路60などが形成され、これらの領域は、画面見切り用の遮光膜59が形成されている部分も含めて、表示には直接、寄与しない額縁領域96と称せられている。
【0004】
このような構成の液晶パネル100をライトバルブとして用いた投射型表示装置では、図1に示すように、光源ランプ2011から出射された光を集光光学系によって集光しながら各液晶パネル100(液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030B)に導き、この光を液晶パネル100で光変調することにより、所定の画像を拡大投射光学系2050を介してスクリーンなどの投射面に拡大投射する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成した投射型表示装置1において、液晶パネル100(液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030B)に対しては、光源ランプ2011からの光が、図10に矢印Aで示すように、集光光学系によって画面表示領域95(画面見切り用の遮光膜59の内側領域)に向けて照射されるものの、矢印Bで示すように、一部の光が額縁領域96に照射され、この額縁領域96に照射された光は、表示に全く寄与しないので、その分、光の利用効率が低いという問題点がある。
【0006】
また、液晶パネル100から出射光は、矢印Cで示すように、拡大投射光学系2050に照射されるものの、一部の光は、矢印Dで示すように、拡大投射光学系2050からそれて表示に全く寄与しないので、その分、光の利用効率が低いという問題点がある。
【0007】
さらに、投射型表示装置1では、アクティブマトリクス基板10の外面302、あるいは対向基板20の外面402に付着した傷や塵がそのまま拡大投射され、表示の品位を低下させるという投射型表示装置特有の問題がある。すなわち、アクティブマトリクス基板10の外面302または対向基板20の外面402は、液晶50からみてこれらの透明基板(アクティブマトリクス基板10または対向基板20)の厚さ分、たとえば1mm〜2mm程度しか離れていないため、液晶50にフォーカス状態にある光は、これらの透明基板の外面203、402に付いた傷や塵に対してもフォーカス状態にある。その結果、10μm〜20μm程度の小さな傷や塵も投射画像に映し出され、表示品位を低下させてしまう。
【0008】
さらにまた、投射型表示装置1では、光源ランプ2011から強い光が液晶パネル100に照射されるため、アクティブマトリクス基板10や対向基板20ではこれらの基板が薄い分だけ、局部的な温度上昇が起きやすい。このような局部的に加熱された部分では、周囲との間で透過率が異なるので、表示品位を低下させてしまう。また、このような局部的な温度上昇は、液晶50を劣化させる原因にもなる。
【0009】
そこで、本発明の課題は、前記の問題点を解消することにあり、液晶などの電気光学物質を挟持する透明基板の外面側の構造を改良することにより、光の利用効率を向上するとともに、電気光学物質を直接、挟持する透明基板の外面への傷や塵の付着を防止して品位の高い表示を行うことのできる電気光学パネル、それを用いた投射型表示装置を提供することにある。
【0010】
また、本発明の課題は、光源からの光の照射に起因する局部的な温度上昇を抑えることによって、表示品位の高い電気光学パネル、それを用いた投射型表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、一対の透明基板間に挟持された電気光学物質によって画面表示領域に入射した光を変調させて出射する電気光学パネルにおいて、前記一対の透明基板の少なくとも一方の透明基板の外面側は、凸レンズによって覆われ、前記一方の透明基板には前記画面表示領域を取り囲む第1の遮光膜が形成され、前記凸レンズの前記一方の透明基板側の周縁部には、前記第1の遮光膜と部分的に重なるように第2の遮光膜が形成されていることを特徴とする。
【0012】
本願明細書において、透明基板の両面のうち、内面とは液晶が位置する側の面を意味し、外面とは液晶が位置する側とは反対側の面を意味する。
【0013】
本発明において、前記凸レンズが、前記一対の透明基板のうち、光入射側に位置する透明基板の外面を覆っている場合には、電気光学パネルに向けて照射された光のうち、画面表示領域から外れた位置に向けて照射された光の一部が凸レンズによって画面表示領域に導かれるので、光の利用効率が向上する。また、前記凸レンズが、前記一対の透明基板のうち、光出射側に位置する透明基板の外面を覆っている場合には、電気光学パネルの画面表示領域から出射された光のうち、発散して拡大投射光学系からそれようとする光の一部を凸レンズによって拡大投射光学系に導くことができる。従って、光の利用効率が向上する。また、透明基板の外面が凸レンズで覆われていると、凸レンズの外面に傷や塵が付くことがあっても、この凸レンズに覆われている透明基板の外面には傷や塵が付くことがない。ここで、凸レンズの外面に傷や塵が付いたとしても、傷や塵が付いた位置は、凸レンズの厚さに相当する距離だけ液晶から遠ざかっているので、傷や塵に対しては常にデフォーカス状態にある。それ故、凸レンズの外面に傷や塵が付いても、透明基板の外面に傷や塵が付かない限り、傷や塵が投射画像に映し出されることがないので、表示の品位が高い。
【0014】
このような観点からすれば、前記凸レンズは、前記一対の透明基板の外面の双方をそれぞれ覆っていることが好ましい。
【0015】
本発明において、前記凸レンズは、接着剤を介して透明基板の外面に対して貼られていることにより、当該透明基板の外面を覆っていることが好ましい。このように接着剤によって凸レンズを貼ると、透明基板の外面に傷が付いていたとしても、このような傷は接着剤で埋められ、修復されることになる。また、凸レンズを接着剤で透明基板に貼ると、凸レンズが一体になった分、電気光学パネルの熱容量が大きくなる。よって、電気光学パネルでは温度上昇が小さく、かつ、局部的な温度上昇も起きないので、温度差に起因する透過率のばらつきや液晶などといった電気光学物質の劣化を防止することができる。それ故、表示品位が向上する。
【0016】
この場合に、前記接着剤は、前記凸レンズが接着されている透明基板と略等しい屈折率を有していることが好ましい。このように構成すると、透明基板と接着剤の間には反射界面が存在しないものと見做すことができる。従って、光源から導かれてきた光は、効率よく電気光学パネルを透過し、光量損失が極めて小さい。それ故、各透明基板と接着剤の界面に反射防止膜を形成する必要がないので、製造コストの増大を抑えることができる。また、電気光学パネル内での光の反射がないので、電気光学パネルに形成されている画素スイッチング用素子が反射光に起因して誤動作するということもない。
【0017】
本発明において、前記凸レンズの外周側には遮光膜が形成されていることが好ましい。このように構成すると、凸レンズに形成した遮光膜によって表示画面の見切りを行なえるので、品位の高い表示を行なうことができる。
【0018】
本発明を適用した電気光学パネルは、光の利用効率が高く、かつ、透明基板に付いた傷や塵が表示品位を低下させることがないことから、光源と、該光源から出射された光を集光しながら前記電気光学パネルに入射させる集光光学系と、当該電気光学パネルによって光変調した出射光を投射面に拡大投射する拡大投射光学系とを有する投射型表示装置に用いると効果的である。すなわち、このタイプの液晶表示装置は、光の利用効率が高いことが強く求められ、かつ、画像が拡大投射されるという点で透明基板の外面に付いた傷や塵の影響で表示品位が低下しやすいが、本発明を適用した電気光学パネルを用いれば、このような問題点を全て解消できる。また、投射型表示装置では、光源からの光が強力であるが、本発明を適用した電気光学パネルを用いれば、このような強い光が照射されても、温度上昇に起因する不具合が発生しない。
【0019】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。実施の形態では、電気光学パネルの一例として液晶パネルを用いて説明する。
【0020】
[投射型表示装置の全体構成]
図1を参照して、投射型表示装置の光学ユニットに組み込まれている光学系について説明する。投射型表示装置1のハウジング内には光学ユニット2010が搭載され、この光学ユニット2010内には、光源ランプ2011(光源)と、微小レンズの集合体からなるインテグレータレンズ2012、2014、および偏光分離膜とλ/4波長板との集合体からなる偏光変換素子2016を備える照明用光学系2015と、この照明用光学系2015から出射される白色光束を、赤、緑、青の各色光束R、G、Bに分離する色分離光学系2020と、各色光束を変調するライトバルブとしての3枚の液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bと、変調された色光束を再合成する色合成光学系としてのダイクロイックプリズムからなるプリズムユニット2042と、合成された光束をスクリーン上に拡大投射する拡大投射光学系2050(投射レンズユニット)とが構成されている。光源ランプ2011としては、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を用いることができる。この光学ユニット2010では、偏光変換素子2016において各プリズム体で分離されたP偏光およびS偏光のうち、P偏光の出射位置にλ/2板を配置した構成に相当するため、光束をS偏光に揃えることができる。
【0021】
照明用光学系2015は反射ミラー2017を備えており、照明用光学系2015の中心光軸を装置前方向に向けて直角に折り曲げるようにしている。色分離光学系2020には、赤緑反射ダイクロックミラー2022と、緑反射ダイクロイックミラー2024と、反射ミラー2026とが配置されている。光源ランプ2011から出射された白色光束は、照明用光学系2015を経て、まず、赤緑反射ダイクロイックミラー2022において、そこに含まれている赤色光束Rおよび緑色光束Gが直角に反射されて、緑反射ダイクロイックミラー2024の側に向かう。青色光束Bはこの赤緑反射ダイクロイックミラー2022を通過して、後方の反射ミラー2026で直角に反射されて、青色光束の出射部からプリズムユニット2042の側に出射される。赤緑反射ダイクロックミラー2022において反射された赤および緑の光束R、Gは、緑反射ダイクロイックミラー2024において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色光束の出射部からプリズムユニット2042の側に出射される。これに対して、緑反射ダイクロイックミラー2024を通過した赤色光束Rは、赤色光束の出射部から導光系2044の側に出射される。色分離光学系2020における各色光束の出射側には、それぞれ集光レンズ2027、2028、2029が配置されている。したがって、各出射部から出射した各色光束は、これらの集光レンズ2027、2028、2029に入射して各液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bに集光される。このようにして、本形態では、照明用光学系2015、色分離光学系2020、集光レンズ2027、2028、2029および導光系2044によって、光源ランプ2011から出射された光を集光しながら各液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bに導く集光光学系が構成されている。
【0022】
このように集光された各色光束R、G、Bのうち、青色および緑色の光束B、Gは液晶ライトバルブ2030B、2030Gに入射して変調され、各色光に対応した画像情報(映像情報)が付加される。すなわち、これらのライトバルブは、不図示の駆動手段によって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光の変調が行われる。このような駆動手段は公知の手段をそのまま使用することができる。一方、赤色光束Rは、導光系2044を介して液晶ライトバルブ2030Rに導かれて、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。
【0023】
ここで、液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いた電気光学パネルを使用できる。
【0024】
なお、導光系2044としては、入射側レンズ2045と、入射側反射ミラー2046と、出射側反射ミラー2047と、これらの間に配置した中間レンズ2048とが配置されている。
【0025】
次に、各液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bを通って変調された各色光束は、プリズムユニット2042に入射され、ここで再合成される。ここで再合成されたカラー画像は、拡大投射光学系2050を介して、所定の位置にあるスクリーン上に拡大投射される。
【0026】
[液晶パネル/液晶ライトバルブの基本構成]
このように構成した液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bは、基本的にはいずれも、図2および図3に液晶パネル100として示す構成を有しており、透明なアクティブマトリクス基板10と、対向電極92および表示見切り用の遮光膜59を備える透明な対向基板20とを有している。アクティブマトリクス基板10と対向基板20とはギャップ材含有のシール材を用いたシール材80によって所定の間隙(セルギャップ)を介して貼り合わされ、これらの基板間に液晶50が封入される。シール材80には、エポキシ樹脂や各種の紫外線硬化樹脂などを用いることができる。また、ギャップ材としては、約2μm〜約10μmの無機あるいは有機質のファイバ若しくは球を用いることができる。対向基板20はアクティブマトリクス基板10よりも小さく、アクティブマトリクス基板10の周辺部分は、対向基板20の外周縁よりはみ出た状態に貼り合わされる。従って、アクティブマトリクス基板10の入出力端子81、走査線駆動回路70およびデータ線駆動回路60は、対向基板20の外側に位置しているので、入出力端子81にはフレキシブルプリント配線基板(図示せず。)を配線接続することができる。ここで、シール材80は部分的に途切れているので、この途切れ部分によって、液晶注入口241が構成されている。このため、対向基板20とアクティブマトリクス基板10とを貼り合わせた後、シール材80の内側領域を減圧状態にすれば、液晶注入口241から液晶50を減圧注入でき、液晶50を封入した後、液晶注入口241を封止剤242で塞げばよい。
【0027】
対向基板20には、シール材80の内側に画面見切り用の遮光膜59が形成され、その内側領域が画面表示領域95である。また、アクティブマトリクス基板10の一辺には、画面表示領域95の両側に設けられた走査線駆動回路70間をつなぐための複数の配線105が形成されている。対向基板20のコーナー部の少なくとも一個所には、アクティブマトリクス基板10を対向基板20との間で電気的導通を取るための導通材56が形成されている。
【0028】
シール材52の外側領域は、データ線駆動回路部60や走査線駆動回路部70などが形成されている。従って、シール材52の外側領域は、表示には直接、寄与しない額縁領域96であり、表示に直接、寄与するのは画面表示領域95である。
【0029】
このように構成した液晶パネル100において、それを投射型表示装置1(図1参照。)に用いた際には、光源ランプ2011からの光は、液晶パネル100の液晶50においてフォーカス状態になるように集光される。
【0030】
[アクティブマトリクス基板および画素部の概略構成]
このような液晶パネル100に用いられる駆動回路内蔵型のアクティブマトリクス基板10の構成を、図4(A)にブロック図で示してある。
【0031】
図4(A)からわかるように、アクティブマトリクス基板10には複数の走査線3と複数のデータ線6とによって複数の画素がマトリクス状に構成されている。いずれの画素領域にも、その1つを図4(B)に拡大して示すように、走査線3およびデータ線6に接続する画素スイッチング用の薄膜トランジスタTFT30が形成され、この薄膜トランジスタTFT30のドレイン電極は、前記の対向基板20の対向電極92との間に液晶50を挟んで液晶セルを構成する画素電極91である。なお、液晶セルに対しては、前段の走査線3や容量線(図示せず。)を利用して保持容量55が構成されている。
【0032】
アクティブマトリクス基板10の周辺部分には、複数のデータ線6のそれぞれに画像信号を供給するデータ線駆動回路60と、複数の走査線3のそれぞれに画素選択用の走査信号を供給するシフトレジスタ700やバッファを備える走査線駆動回路部70とが構成されている。データ線駆動回路60は、クロック信号が供給されるX側シフトレジスタ回路61、X側シフトレジスタ回路61から出力された信号に基づいて動作するサンプリング回路62、および6相に展開された各画像信号に対応する6本の画像信号線63が構成されている。このため、サンプリング回路62は、X側シフトレジスタ回路61から出力された信号に基づいて動作し、画像信号線63を介して供給される画像信号を所定のタイミングでデータ線6に取り込み、各画素に供給することが可能である。
【0033】
[実施の形態1]
このように構成した液晶パネル100は、図1に示す投射型表示装置1においてアクティブマトリクス基板10および対向基板20のうちの一方が、図1における光源ランプ2011の側(光源の側/光入射側)に向けられ、他方が図1における拡大投射光学系2050の側(光出射側)に向けられる。以下の説明では、対向基板20の方が、図1における光源ランプ2011の側に向けられ、アクティブマトリクス基板10の方が図1における拡大投射光学系2050の側(出射側)に向けられるものとして説明する。
【0034】
図5は、本形態の液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【0035】
図5において、本形態の液晶パネル100では、図2および図3を参照して説明した液晶パネル100の両外面のうち、対向基板20の外面402(光の入射面の側)に、対向基板20と略等しい屈折率を有する透明な接着剤88を介して、1枚の凸レンズ98が接着されている。ここで、対向基板20が石英基板であれば、屈折率が1.46なので、接着剤88については、屈折率が1.46となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接着剤などを用いる。これに対して、対向基板20が、ネオセラムなどの屈折率が1.54の高耐熱ガラス板であれば、ここに用いる接着剤88については、屈折率が1.54となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接着剤などを用いればよい。
【0036】
本形態では、対向基板20およびアクティブマトリクス基板10としてそれぞれ1.1mm厚の石英基板、および1.2mm厚の石英基板を用い、接着剤88の厚さは10μm以下にして、接着強度を十分高いものとしてある。
【0037】
このように構成した液晶パネル100では、矢印Aで示すように、光源ランプ2011からの光が集光光学系(図1参照)によって液晶パネル100の画面表示領域95(画面見切り用の遮光膜59の内側領域)に向けて照射され、この液晶パネル100で光変調された後、拡大投射光学系2050(凸レンズで略してある。)に向けて出射される。但し、矢印Bで示すように、一部の光は画面表示領域95からずれて額縁領域96に向けても照射される。それでも、本形態の液晶パネル100では、対向基板20の外面402には凸レンズ98が接着固定されているので、額縁領域96に向けて照射された光も、一部が凸レンズ98によって画面表示領域95に導かれ、液晶パネル100で光変調された後、拡大投射光学系2050(凸レンズで略してある。)に向けて出射される。それ故、額縁領域96に向けて照射された光も、一部が表示に寄与することになるので、光の利用効率が高く、明るい表示を行うことができる。
【0038】
また、対向基板20の外面402に凸レンズ98が面接着されているので、対向基板20の外面402に傷や塵が付くことがない。また、凸レンズ98の外面981は、その厚さに相当する距離だけ液晶50から遠ざけられているため、凸レンズ98の外面981は、常にデフォーカス状態にある。それ故、凸レンズ98の外面981に傷や塵が付いても、対向基板20の外面402に傷や塵が付かない限り、傷や塵が投射画像に映し出されることがない。
【0039】
また、接着剤88は、対向基板20と略等しい屈折率を有するので、対向基板20と接着剤88との間には、反射界面が存在しないものと見做すことができる。従って、光源ランプ2011から導かれてきた光は、効率よく液晶パネル100を透過し、光量損失が極めて小さい。それ故、対向基板20の外面402接着剤88との界面に反射防止膜を形成する必要がないので、製造コストの増大を抑えることができる。また、液晶パネル100内での光の反射がないので、アクティブマトリクス基板10において、反射光に起因する薄膜トランジスタTFTの誤動作が発生するおそれもない。しかも、接着剤88は、対向基板20と略等しい屈折率を有するので、液晶パネル100の製造工程においてたとえ対向基板20の外面402に傷が付いたとしても、このような傷は接着剤88で埋められ、修復されることになる。
【0040】
さらに、液晶パネル100は、凸レンズ98が接着剤88によって密着した状態に接着されて一体になっている分、従来の液晶パネルと比較して熱容量が大きい。よって、液晶パネル100では温度上昇が小さく、かつ、局部的な温度上昇も起きないので、温度差に起因する透過率のばらつきや液晶50の劣化を防止することができる。
【0041】
[実施の形態2]
本形態でも、図1に示す投射型表示装置1において、対向基板20の方が、図1における光源ランプ2011の側(光源側)に向けられ、アクティブマトリクス基板10の方が図1における拡大投射光学系2050の側(出射側)に向けられるものとして説明する。尚、本実施の形態は実施の形態1と同様な構成を有し、同様な構成についてはその説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0042】
図6は、本形態の液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【0043】
図6において、本形態の液晶パネル1000では、図2および図3を参照して説明した液晶パネル100の両外面のうち、アクティブマトリクス基板10の外面302(光の出射面の側)には、アクティブマトリクス基板10と略等しい屈折率を有する透明な接着剤89を介して、1枚の凸レンズ99が接着されている。本形態でも、対向基板20およびアクティブマトリクス基板10として、それぞれ1.1mm厚の石英基板、および1.2mm厚の石英基板を用いているので、接着剤89については、屈折率が1.46となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接着剤などを用いる。これに対して、アクティブマトリクス基板10が、ネオセラムなどの屈折率が1.54の高耐熱ガラス板であれば、ここに用いる接着剤89については、屈折率が1.54となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接着剤などを用いる。
【0044】
このように構成した液晶パネル100において、液晶パネル100からの出射光は、矢印Cで示すように、拡大投射光学系2050(凸レンズで略してある。)に照射される。このとき、液晶パネル100からは、矢印Dで示すように、拡大投射光学系2050からそれようとする光も出射される。それでも、本形態では、このような光の一部は、アクティブマトリクス基板10に接着されている凸レンズ99によって、拡大投射光学系2050に導かれる。従って、液晶パネル100から発散して出射される光も、一部が表示に寄与するので、光の利用効率が高く、明るい表示を行うことができる。
【0045】
また、アクティブマトリクス基板100の外面302に凸レンズ99が面接着されているので、アクティブマトリクス基板10の外面302に傷や塵が付くことがない。また、凸レンズ99の外面991は、その厚さに相当する距離だけ液晶50から遠ざけられているため、凸レンズ99の外面991は、常にデフォーカス状態にある。それ故、凸レンズ99の外面991に傷や塵が付いても、アクティブマトリクス基板10の外面302に傷や塵が付かない限り、傷や塵が投射画像に映し出されることがない。
【0046】
また、接着剤89は、アクティブマトリクス基板10と略等しい屈折率を有するので、アクティブマトリクス基板10と接着剤89との間には、反射界面が存在しないものと見做すことができる。従って、光源ランプ2011から導かれてきた光は、効率よく液晶パネル100を透過し、光量損失が極めて小さい。それ故、アクティブマトリクス基板10の外面302と接着剤89との界面に反射防止膜を形成する必要がないので、製造コストの増大を抑えることができる。また、液晶パネル100内での光の反射がないので、アクティブマトリクス基板10において、反射光に起因する薄膜トランジスタTFTの誤動作が発生するおそれもない。しかも、接着剤89は、アクティブマトリクス基板10と略等しい屈折率を有するので、液晶パネル100の製造工程においてたとえアクティブマトリクス基板10の外面302に傷が付いたとしても、このような傷は接着剤89で埋められ、修復されることになる。
【0047】
さらに、液晶パネル100は、凸レンズ99が接着剤89によって密着した状態に接着されて一体になっている分、従来の液晶パネルと比較して熱容量が大きい。よって、液晶パネル100では温度上昇が小さく、かつ、局部的な温度上昇も起きないので、温度差に起因する透過率のばらつきや液晶50の劣化を防止することができる。
【0048】
[実施の形態3]
本形態は、実施の形態1と同様な構成を有し、同様な構成についてはその説明を省略し、異なる点のみ説明する。図1に示す投射型表示装置1において、対向基板20の方が、図1における光源ランプ2011の側(光源側)に向けられ、アクティブマトリクス基板10の方が図1における拡大投射光学系2050の側(出射側)に向けられるものとして説明する。
【0049】
図7は、本形態の液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【0050】
図7において、本形態では、図2および図3を参照して説明した液晶パネル100の両外面のうち、アクティブマトリクス基板10の外面302(光の出射面の側)には、アクティブマトリクス基板10と略等しい屈折率を有する透明な接着剤89を介して1枚の凸レンズ99が接着されている。また、対向基板20の外面402(光の入射面の側)には、対向基板20と略等しい屈折率を有する透明な接着剤88を介して1枚の凸レンズ98が接着されている。
【0051】
本形態でも、対向基板20およびアクティブマトリクス基板10として、それぞれ1.1mm厚の石英基板、および1.2mm厚の石英基板を用いているので、接着剤88、89については、屈折率が1.46となるように調製したシリコン系接着剤やアクリル系接着剤などが用いられている。
【0052】
このように構成した液晶パネル100では、実施の形態1と同様、矢印Bで示すように、一部の光が額縁領域96に向けて照射されても、対向基板20の外面402には凸レンズ98が接着固定されているので、額縁領域96に向けて照射された光も、一部が凸レンズ98によって画面表示領域95に導かれる。また、液晶パネル100からは、矢印Dで示すように、拡大投射光学系2050からそれようとする光が出射されても、このような光の一部は、アクティブマトリクス基板100に接着されている凸レンズ99によって、拡大投射光学系2050に導かれる。従って、液晶パネル100の画面表示領域95からずれた位置に照射された光、および液晶パネル100から発散して出射される光も、一部が表示に寄与するので、光の利用効率が高く、明るい表示を行うことができる。
【0053】
また、アクティブアクティブマトリクス基板10および対向基板20の外面302、402の双方に凸レンズ99、98が接着されているので、アクティブアクティブマトリクス基板10および対向基板20の外面302、402のいずれにも傷や塵が付くことがない。それ故、このような傷や塵に起因する表示品位の低下を防止することができなど、実施の形態1、2と同様な効果を奏する。
【0054】
さらに、液晶パネル100は、2枚の凸レンズ98、99が接着剤88、89によって密着した状態に接着されて一体になっている分、従来の液晶パネルと比較して熱容量がかなり大きい。よって、液晶パネル100では温度上昇が小さく、かつ、局部的な温度上昇も起きないので、温度差に起因する透過率のばらつきや液晶50の劣化を防止することができる。
【0055】
[実施の形態4]
本実施の形態は、実施の形態1と同様な構成を有し、同様な構成についてはその説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0056】
なお、光の利用効率を高め、かつ、アクティブアクティブマトリクス基板10および対向基板20の外面302、402に傷や塵が付くのを防止するという観点からすれば、液晶パネルを以下のように構成してもよい。
【0057】
図8は、本形態の液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【0058】
図8において、本形態では、図2および図3を参照して説明した液晶パネル100の両外面のうち、アクティブマトリクス基板10の外面302(光の出射面の側)は、所定の隙間(空気層990)を介して凸レンズ99で覆われ、対向基板20の外面402(光の入射面の側)も、所定の隙間(空気層980)を介して凸レンズ98で覆われている。ここで、凸レンズ99は、スペーサ995を介してアクティブマトリクス基板10に固定され、凸レンズ98は、スペーサ985を介して対向基板20に固定されている。
【0059】
このように構成した液晶パネル100でも、実施の形態1、3と同様、矢印Bで示すように、一部の光が額縁領域96に向けて照射されても、対向基板20の外面402の側には凸レンズ98が配置されているので、額縁領域96に向けて照射された光も一部が凸レンズ98によって画面表示領域95に導かれる。また、実施の形態2、3と同様、液晶パネル100からは、矢印Dで示すように、拡大投射光学系2050からそれようとする光が出射されても、このような光の一部は、アクティブマトリクス基板10の外面302の側に配置されている凸レンズ99によって拡大投射光学系2050に導かれる。従って、液晶パネル100の画面表示領域95からずれた位置に照射された光、および液晶パネル100から発散して出射される光も、一部が表示に寄与するので、光の利用効率が高く、明るい表示を行うことができる。
【0060】
また、アクティブアクティブマトリクス基板10および対向基板20の外面302、402の双方が凸レンズ99、98で覆われているので、アクティブアクティブマトリクス基板10および対向基板20の外面302、402のいずれにも傷や塵が付くことがない。それ故、このような傷や塵に起因する表示品位の低下を防止することができなど、実施の形態1、2、3と同様な効果を奏する。
【0061】
[その他の実施の形態]
また、図9に示すように、アクティブマトリクス基板10に接着固定した凸レンズ99の外周側に遮光膜900を形成し、かつ、この遮光膜900と対向基板20に形成した表示見切り用の遮光膜59(形成範囲を矢印Eで示す。)とを部分的にオーバーラップさせることにより、遮光膜59の外周側から光が入射してくるのを防止してもよい。このような遮光構造を採用するにあたって、たとえば、遮光膜900をアクティブマトリクス基板10の側に形成すると、シール材80を紫外線硬化させる際に紫外線が遮光膜900によって遮られることになるが、本形態では、凸レンズ99の側に遮光膜900を形成したので、アクティブマトリクス基板10と対向基板20とをシール材80を紫外線硬化させることにより貼り合わせた後に凸レンズ99をアクティブマトリクス基板10に接着固定する方法を採用できる。それ故、対向基板20に形成した遮光膜59とオーバーラップするような遮光膜900を形成しても、シール材80を紫外線硬化するのに支障がない。
【0062】
なお、凸レンズ98、99を接着するタイミングは、液晶パネル100を組み立てた以降、あるいは液晶パネル100を組み立る以前のアクティブマトリクス基板10あるいは対向基板20のいずれであってもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る液晶パネルおよび投射型表示装置において、凸レンズが液晶パネルの外面を覆っているので、液晶パネルに照射された光のうち、額縁領域に向けて照射された光は、一部が凸レンズによって画面表示領域に導かれる。また、液晶パネルの画面表示領域から出射された光のうち、発散して拡大投射光学系からそれようとする光も拡大投射光学系に導くことができる。従って、光の利用効率が向上する。さらに、透明基板の外面が凸レンズで覆われていると、凸レンズの外面に傷や塵が付くことがあっても、このような傷や塵が付いた位置は、凸レンズの厚さに相当する距離だけ液晶から遠いので、傷や塵に対しては常にデフォーカス状態にある。それ故、凸レンズの外面に傷や塵が付いても、透明基板の外面に傷や塵が付かない限り、傷や塵が投射画像に映し出されることがないので、表示の品位が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した液晶パネルをライトバルブとして用いた投射型表示装置の光学系を示す平面図である。
【図2】本発明を適用した液晶パネルの平面図である。
【図3】図2のH−H′線における断面図である。
【図4】(A)は、本発明を適用した液晶パネルに用いたアクティブマトリクス基板のブロック図、(B)はそれにマトリクス状に構成された画素群のうちの1つを拡大して示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係る液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態4に係る液晶パネルの構成、および作用・効果を模式的に示す説明図である。
【図9】本発明のその他の実施の形態に係る液晶パネルの構成を示す説明図である。
【図10】従来の液晶パネル、およびその問題点を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 投射型表示装置
10 アクティブマトリクス基板
20 対向基板
30 画素スイッチング用の薄膜トランジスタ
53、59、900 遮光膜
60 データ線駆動回路
70 走査線駆動回路
80 シール材
241 液晶注入口
88、89 接着剤
98、99 凸レンズ
100 液晶パネル
302 アクティブマトリクス基板の外面
402 対向基板の外面
980、990 空気層
985、995 スペーサ
2011 光源ランプ(光源)
2015 照明用光学系
2020 色分離光学系
2022 赤緑反射ダイクロイックミラー
2024 緑反射ダイクロイックミラー
2027、2028、2029 集光レンズ
2030R、2030G、2030B 液晶ライトバルブ
2042 プリズムユニット(色合成光学系)
2050 投射レンズユニット(投射光学系)
2010 光学ユニット
R 赤色光束
G 緑色光束
B 青色光束

Claims (7)

  1. 一対の透明基板間に挟持された電気光学物質によって画面表示領域に入射した光を変調させて出射する電気光学パネルにおいて、
    前記一対の透明基板の少なくとも一方の透明基板の外面側は、凸レンズによって覆われ、
    前記一方の透明基板には前記画面表示領域を取り囲む第1の遮光膜が形成され、
    前記凸レンズの前記一方の透明基板側の周縁部には、前記第1の遮光膜と部分的に重なるように第2の遮光膜が形成されていることを特徴とする電気光学パネル。
  2. 請求項1において、前記凸レンズは、前記一対の透明基板のうち、光入射側に位置する透明基板の外面を覆っていることを特徴とする電気光学パネル。
  3. 請求項1において、前記凸レンズは、前記一対の透明基板のうち、光出射側に位置する透明基板の外面を覆っていることを特徴とする電気光学パネル。
  4. 請求項1において、前記凸レンズは、前記一対の透明基板の外面の双方をそれぞれ覆っていることを特徴とする電気光学パネル。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記凸レンズは、接着剤を介して透明基板の外面に貼られていることにより当該透明基板の外面を覆っていることを特徴とする電気光学パネル。
  6. 請求項5において、前記接着剤は、該接着剤によって前記凸レンズが接着されている透明基板と略等しい屈折率を有していることを特徴とする電気光学パネル。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに規定する電気光学パネルを用いた液晶表示装置であって、光源と、該光源から出射された光を集光しながら前記電気光学パネルに入射させる集光光学系と、当該電気光学パネルによって光変調した出射光を投射面に拡大投射する拡大投射光学系とを有することを特徴とする投射型表示装置。
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