JP4059307B2 - 水平同期信号再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水平同期信号再生装置に係り、特に、水平同期信号に画像の輝度及びコントラスト等を強調するための強調信号を重畳し、画面の一部あるいは画面全体の輝度及びコントラスト等を制御する水平同期信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの出力する映像信号を表示する表示装置は、近年、動画や自然画等の画像情報を表示する頻度が高くなっており、その際には、コンピュータ用表示装置と言えどもテレビジョン受像機と同等の輝度、コントラストが要求されている。しかしながら、画像情報に合わせて輝度、コントラストを高く設定すると、表計算やワードプロセッサ等の文字情報を表示する際に文字が読み辛くなるため、コンピュータが出力する映像信号あるいは同期信号に、画像情報の表示されている部分のみの輝度及びコントラストを高くするための強調信号を重畳するという方法があり、同期信号に強調信号を重畳する場合には、表示装置側で入力された信号から同期信号を再生する必要がある。
【0003】
そのため、図3に示すような水平同期信号再生装置が考えられ、垂直同期エッジ検出回路1には垂直同期信号が入力され、この垂直同期エッジ検出回路1の出力は発振回路2に入力されて発振回路2の発振動作をリセットし、発振回路2の出力は所定の幅のパルスが所定の周波数で出力されるように予め設定されており、その周波数は、再生しようとする水平同期信号の周波数と等しく、論理演算回路6において発振回路2の出力と強調信号の重畳された水平同期信号との論理積をとることにより水平同期信号を再生している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の水平同期信号再生装置では、水平の同期信号と、重畳される強調信号の、振幅レベルおよび極性が等しい場合、水平同期信号を再生することができるが、発振回路の発振周波数を予め設定しているため、入力信号の水平同期周波数が固定されている必要があるため、複数の水平同期周波数の信号を受信できる表示装置では、従来の水平同期信号再生装置を用いて水平同期信号再生を行なうことが不可能であり、水平同期信号に強調信号を重畳して映像の強調を行なうことが困難であった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、複数の水平同期周波数の信号を受信できる表示装置でも振幅レベル及び極性が等しい強調信号の重畳された水平同期信号から水平同期信号を再生し、かつ水平同期信号に強調信号を重畳して映像の強調を行なう水平同期信号再生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明の水平同期信号再生装置は、画像の輝度及びコントラストを強調する強調信号が重畳された水平同期信号及び垂直同期信号と、この垂直同期信号の立ち上がりに同期し、上記水平同期信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでをパルス幅とする正パルスを出力する垂直同期エッジ検出回路と、所定のクロックを発生するクロック発生回路と、上記垂直同期エッジ検出回路の出力がハイレベルとなっている水平同期一周期期間の前記クロックを計数して、該計数結果を保持し、該計数中はハイレベルを出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルの場合、前記水平同期信号の立ち上がりから初期値を1ないし数カウントとしてカウント動作を開始し、前記保持した計数結果までカウントアップし、該カウント動作中はローレベルを出力し、該カウント動作を停止しているときは、ハイレベルを出力するカウント回路と、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がハイレベルの期間は、前記水平同期信号の波形を記録するとともに、該水平同期信号を出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルで前記カウント回路の出力の立ち下がりから該出力がローレベルの期間は、前記記録した波形を出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルで前記カウント回路の出力がハイレベルの期間は、直前の出力を保持する波形記録/再生回路とで構成されたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置を図面を参照して説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置のブロック構成図である。
【0009】
図2は、本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置の各部の信号波形図である。
【0010】
本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置は、図1に示すように、画像の輝度及びコントラストを強調する強調信号が重畳された水平同期信号H.IN及び垂直同期信号V.INと、この垂直同期信号V.INの立ち上がりに同期し、水平同期信号H.INの立ち上がりから次の立ち上がりまでのパルス幅を検出して正パルスを出力する垂直同期エッジ検出回路1と、所定のクロックを発生するクロック発生回路5と、このクロック発生回路5で発生したクロックにより、垂直同期エッジ検出回路1から出力された正パルスを計数するカウント回路3と、このカウント回路3で計数される正パルスの一周期分の波形を記録後、カウント回路3で計数されたカウント数より1ないし数カウント分少ない期間のみ、水平同期信号H.INに同期して記録された波形を再生する波形記録/再生回路4と、この波形記録/再生回路4及びカウント回路3の出力の論理演算を行なう論理演算回路6とで構成される。
【0011】
次に、本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置の動作を図面を参照して説明する。
【0012】
本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置の動作は、図1及び図2に示すように、まず、強調信号の重畳された水平同期信号と垂直同期信号が垂直同期エッジ検出回路1に入力されると、垂直同期エッジ検出回路1は、垂直同期信号の立ち上がりに同期した水平同期信号の立ち上がりから、信号の次の立ち上がりまでをパルス幅とする正パルスを出力し、コンピュータ用の表示装置に使用されている表示信号においては、垂直同期信号のパルス期間及びパルス期間直後の少なくとも水平同期信号一周期分の間には映像成分が存在しないため、この期間内に強調信号が重畳されることはなく、この期間内に存在する信号は純粋な水平同期信号であり、前記垂直同期エッジ検出回路1から出力される正パルスのパルス幅は水平同期信号の一周期分となり、一方、クロック発生回路5は、一定周期のクロックパルスを出力し続けている。
【0013】
また、カウント回路3には、前記垂直同期エッジ検出回路1の出力と、強調信号の重畳された水平同期信号と、前記クロック発生回路5の出力が入力されており、前記水平同期一周期期間内に入力される前記クロックパルスの数を計数し、その計数結果を保持し、この計数を行なっている期間のカウント回路3の出力はハイレベルとなり、カウント回路3がカウント動作が停止している状態で、垂直同期エッジ検出回路1の出力がローレベルの場合、水平同期信号の立ち上がりに同期してカウント動作を開始し、このカウント動作は初期値として1ないし数カウントが設定されており、初期値から、前記の保持された計数値までカウントアップする。本カウントアップ中のカウント回路3の出力はローレベルとなる。
【0014】
なお、カウント動作が停止している時のカウント回路3の出力はハイレベルとなるように設定し、波形記録/再生回路4には、前記垂直同期エッジ検出回路1の出力と、強調信号の重畳された水平同期信号と、前記クロック発生回路5の出力と、前記カウント回路3の出力が入力され、波形記録/再生回路4が前記垂直同期エッジ検出回路1の出力がハイレベルの期間には、入力される水平同期信号の波形を、クロック発生回路5から出力されるクロックパルスに基づいてサンプリングし、2値データとして記録する。当該期間には、入力された水平同期信号がそのまま波形記録/再生回路4の出力信号として出力される。
【0015】
さらに、前記垂直同期エッジ検出回路1の出力がローレベルの期間には、カウント回路3の出力の立ち下がりをスタートとし、同出力がローレベルの期間、クロック発生回路5のクロックパルスに同期して記録している2値データを出力させ、垂直同期エッジ検出回路1の出力がローレベルで、カウント回路3の出力がハイレベルの場合には直前の状態を保持し、論理演算回路6には、強調信号の重畳された水平同期信号、前記カウント回路3の出力、前記波形記録/再生回路4の出力が入力され、論理演算回路6において、強調信号の重畳された水平同期信号と前記カウント回路3の出力との論理積をとることで、水平同期信号に重畳された強調信号を取り除くことができ、該信号と前記波形記録/再生回路4の出力との論理和をとることで再生された水平同期信号を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による水平同期信号再生装置によれば、強調信号の重畳されていない期間の水平同期信号の一周期の長さを計数し、波形を記録/再生するため、複数の水平同期周波数の信号を受信できる表示装置においても、振幅レベルおよび極性が等しい強調信号の重畳された水平同期信号から、水平同期信号を再生することを可能とし、水平同期信号に強調信号を重畳して映像の強調を行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態による水平同期信号再生装置の各部の信号波形図である。
【図3】従来の水平同期信号再生装置のブロック構成図である。
【図4】従来の水平同期信号再生装置の各部の信号波形図である。
【符号の説明】
1 垂直同期エッジ検出回路
2 発振回路
3 カウント回路
4 波形記録/再生回路
5 クロック発生回路
6 論理演算回路
Claims (1)
- 画像の輝度及びコントラストを強調する強調信号が重畳された水平同期信号及び垂直同期信号が入力され、この垂直同期信号の立ち上がりに同期し、上記水平同期信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでをパルス幅とする正パルスを出力する垂直同期エッジ検出回路と、
所定のクロックを発生するクロック発生回路と、
上記垂直同期エッジ検出回路の出力がハイレベルとなっている水平同期一周期期間の前記クロックを計数して、該計数結果を保持し、該計数中はハイレベルを出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルの場合、前記水平同期信号の立ち上がりから初期値を1ないし数カウントとして前記クロックのカウント動作を開始し、前記保持した計数結果までカウントアップし、該カウント動作中はローレベルを出力し、該カウント動作を停止しているときは、ハイレベルを出力するカウント回路と、
前記垂直同期エッジ検出回路の出力がハイレベルの期間は、前記水平同期信号の波形を記録するとともに、該水平同期信号を出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルで前記カウント回路の出力の立ち下がりから該出力がローレベルの期間は、前記記録した波形を出力し、前記垂直同期エッジ検出回路の出力がローレベルで前記カウント回路の出力がハイレベルの期間は、直前の出力を保持する波形記録/再生回路と
で構成されたことを特徴とする水平同期信号再生装置。
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ID=18316353
Family Applications (1)
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JP33825098A Expired - Fee Related JP4059307B2 (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 水平同期信号再生装置 |
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- 1998-11-27 JP JP33825098A patent/JP4059307B2/ja not_active Expired - Fee Related
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