JP4057947B2 - 圧密化木質材の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は木質材の一側表面に圧密化層を有する圧密化木質材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、生活の洋式化に伴い、家庭、公共施設等の屋内を靴履き、車椅子等でそのまま歩行あるいは走行できるところが増えてきている。そのため、それらの床面は車椅子等で簡単にキズがついたりしないことが求められている。
一方、屋内に温かみを醸し出したり、雰囲気を和らげたりするため、床等に木質材を使用することが好まれている。
しかし、木質材は一部の木材を除いてその表面硬度が低く、前記のような使用環境において、通常の木材では容易にキズがつき、長期の使用には耐え得ないと言う問題点があった。
【0003】
そのため、これを解決する手段として木質材全体を圧密化し、硬度を高めることが提案されている(特許文献1参照。)。しかし、木質材全体を圧密化するには過大なエネルギーと時間を必要とし、経済的ロスが大きいきらいがある。
そこで、木質材の表裏両面のみをロールまたは平板プレスで圧密化する技術も提案されている(特許文献2参照。)。しかし、ロールによる圧密化方法は、連続式であるため生産性に優れるものの、ロールと木質材の接触は基本的に線接触であり、接触面積が少ないため熱効率が悪く、木質材の表面圧密化の度合いは極めて小さいものとなる。他方、平板プレスによる方法は、バッチ式となるため生産性が若干劣るものの、表裏両面のみを所望厚さ圧密化することができる。
【0004】
ところで、床材は、基本的に一側表面が圧密化されていればよいものであり、この一側表面のみを平板プレスにより圧密化する技術(特許文献3参照。)も提案されているが、この先行技術記載の平板プレスによる方法においては、木質材を1枚ずつプレスするものであり、生産性に劣るきらいがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−238615号公報
【特許文献2】
特公平4−3722号公報
【特許文献3】
特開平10−100108号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の点に鑑みなされたもので、木質材の一側表面に圧密化層を有する圧密化木質材を、経済的、かつ効率的に製造する方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、含水率が繊維飽和点以下に調整された木質材を平板の両面に配置し、前記木質材を前記平板と共に熱盤間に配置して前記熱盤で加熱・圧縮することにより、前記木質材の一側表面に圧密化層を形成することを特徴とする圧密化木質材の製造方法に係る。
【0008】
前記熱盤間には、前記熱盤による前記木質材の圧縮量を規定するスペーサを介装して、前記熱盤による加熱・圧縮を行うのが好ましい。
【0009】
また、前記木質材の熱盤側表面にコール板を配置して前記熱盤による加熱・圧縮を行うのが好ましい。
【0010】
前記熱盤による加熱・圧縮は、前記木質材の結晶成分であるセルロースの軟化点より低く、かつ前記木質材の非晶成分の軟化点以上の温度で行うのが好ましい。
【0011】
さらに、前記木質材の熱盤側表面を繊維飽和点より多く含水させて、前記熱盤による加熱・圧縮を行うのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例における圧縮前の圧密化装置を示す断面図、図2は同実施例における圧縮時の圧密化装置を示す断面図、図3のA図は同実施例における圧密化前の木質材の概略断面図、図3のB図は同実施例により得られた圧密化木質材の概略断面図である。
【0013】
図1及び図2に示す圧密化装置10は、本発明の一実施例に係る圧密化木質材の製造方法を実施するために用いられる。この圧密化装置10は、図示しないプレス装置に取り付けられて上下方向に接近離間可能とされる熱盤11,13を備える。前記熱盤11,13は、木材を圧縮できる強度と耐熱性を備え、さらには圧密化木質材に変色などの汚染を生じさせない材質が望ましく、この例では鋼材にメッキ処理が施された材質からなる。前記熱板11,13には、加熱冷却手段として加熱冷却媒体を流す加熱冷却媒体用通路15,17を備える。前記加熱冷却媒体としては、水蒸気、油、水などが用いられる。なお、前記熱盤11,13の加熱や冷却は、前記水蒸気や油、水等の加熱冷却媒体によらないで、電気ヒータや高周波,マイクロ波等によって行うようにしても良い。
【0014】
前記熱盤11,13間には、平板21とその両面に所要数の木質材W1が配置されて、図2に示すように、前記熱盤11,13によって前記木質材W1が加熱・圧縮される。この実施例では、前記平板21の片面に4枚(4列)、両面で8枚の木質材W1を配置しているが、他の枚数であってもよい。
【0015】
前記平板21は、前記木質材W1の非熱盤側表面W1bを支持するもので、前記熱盤11,13による木質材の加熱・圧縮に耐えられる強度を有し、圧密化木質材に変色などの汚染を生じさせない材質が望ましく、この例ではアルミニウム板が用いられている。
【0016】
前記木質材W1としては、杉等の針葉樹を製材した挽板、中質繊維板(MDF)、パーチクルボード等が用いられ、特にその表面が鋸引き、鉋等により細胞が破壊されたものが好ましい。前記木質材W1は、建材として使用した際に経時変化を極力少なくするため、通常、製材した木材等を大気中に長期間置くことにより含水率が繊維飽和点(含水率25〜30%)以下、好ましくは気乾状態(含水率11〜17%)以下に調整されたものが使用される。
【0017】
また、前記木質材W1は、その材表面から水分が蒸発することで順次乾燥して含水率が繊維飽和点以下にされるため、一般にその材表面の含水率は材内部に比べて低く、繊維飽和点以下の含水率に調整された木質材であっても、その材表面含水率は10〜15%になっている。本発明では、前記材全体の含水率が繊維飽和点以下に調整された木質材に対して、好ましくは、熱盤側表面W1aとなる一側表面を水分の噴霧等によって繊維飽和点より多く含水させ、この含水させた材表面を加熱・圧縮することにより、材表面に含まれる繊維飽和点以上の水分(自由水)を水蒸気化し、木質材内部に浸透させるのが好ましい。このようにして木質材内部に浸透した水蒸気及び加熱により、木質材中の水分が高温になり、木質材のヘミセルロース、リグニン等の非晶成分を加水分解等し、それらの軟化点を低下させ、木質材の熱盤側表面W1aの圧密化が容易になる。
【0018】
前記木質材W1の熱盤側表面W1aと前記熱盤11,13間、すなわち前記木質材W1の熱盤側表面W1aにはコール板23,25が配置されるのが好ましい。前記コール板23,25は、前記木質材W1の熱盤側表面W1aを品質良く成形するのに好ましいものであり、前記熱盤11,13による木質材の加熱・圧縮に耐えられる強度を有し、圧密化木質材に変色などの汚染を生じさせない材質が望ましく、この例ではステンレス板が用いられている。
【0019】
また、前記熱盤11,13間には、前記熱盤11,13による前記木質材W1の圧縮量を規定する第1スペーサ31と第2スペーサ33,35が配設される。前記第1スペーサ31は、前記熱盤11,13の周縁に枠体状に配設されて前記平板21及び前記コール板23,25の外周を包囲する。それに対して前記第2スペーサ33,35は、前記平板21と前記コール板23,25間における前記木質材W1の縁に配設される。
【0020】
前記第1スペーサ31は、前記熱盤11,13が互いに接近して前記木質材W1を所要量圧縮した時点で、前記第1スペーサ31の上下端が前記盤熱11,13と衝突(図示の例では前記第1スペーサ31が上側の熱盤13に固定されているため、前記第1スペーサ31の下端が下側の熱盤11と衝突)して、前記熱盤11,13がそれ以上接近するのを阻止することにより、前記木質材W1の圧縮量を定めるという機能の他に、前記第1スペーサ31と前記熱盤11,13の接触部をシールして前記木質材W1の加熱・圧縮時に前記熱盤11,13間を密封状態にするという機能を有する。前記熱盤11,13による木質材の加熱・圧縮時に前記熱盤11,13間を密封することによって、前記木質材W1の加熱効率が高まり、圧密化効率を向上させることができる。
【0021】
前記第2スペーサ33,35は、前記熱盤11,13が互いに接近して前記木質材W1を所要量圧縮した時点で、前記平板21と前記コール板23,25によって上下が挟まれ、それによって前記熱盤11,13がそれ以上接近するのを阻止し、前記木質材W1の圧縮量を定める。
【0022】
前記第1スペーサ31及び第2スペーサ33,35は、耐熱性及び所要の剛性を有する、金属やゴム等とされる。さらに前記第1スペーサ31は、少なくとも前記熱盤11,13と接触する部分が、耐熱性のあるシール材、例えばシリコンゴム等の弾性シール材で構成されるのがより好ましい。また、前記第1スペーサ31及び第2スペーサ33,35の厚み(高さ)、すなわち前記木質材W1の圧縮量は、前記木質材W1の材質等に応じて、最適な値に設定される。
【0023】
前記熱盤11,13による木質材W1の加熱・圧縮は、前記木質材W1の結晶成分であるセルロースの軟化点(約200℃)より低く、かつ非晶成分(ヘミセルロースやリグニン等)の軟化点以上の温度範囲で行うのが、前記木質材の物理的性状、色の変化を最小限にとどめる上で好ましい。また、前記熱盤11,13による加熱・圧縮を所要時間(通常、15〜90分間)行った後には冷却工程が行われるが、その際の冷却温度は前記非晶成分の軟化点より低い温度が好ましく、70℃以下がより好ましい。
【0024】
前記熱盤11,13による加熱・圧縮で、前記木質材W1は、特に熱盤11,13に近い表面側で材内の水分が高温となり、ヘミセルロースやリグニン等の非晶成分が加水分解等してそれらの軟化点が低下し、それと共に圧縮されるため、前記熱盤11,13側の表面に圧密化層が形成される。特に、前記のように、含水率が繊維飽和点以下に調整された木質材W1の熱盤側表面W1aを含水させて前記熱盤11,13で加熱・圧縮する場合には、前記木質材W1の熱盤側の表面W1aに含まれる繊維飽和点より多い水分(自由水)が水蒸気化して材内に浸透し、この浸透した水蒸気及び前記熱盤11,13による加熱で材内の水分が高温となるため、ヘミセルロースやリグニン等の非晶成分が加水分解等してそれらの軟化点が低下し、それと共に圧縮されることにより、前記熱盤11,13側の表面が、より効率よく圧密化される。なお、前記木質材W1は、無数の細胞壁によって構成されているため、前記水蒸気が材内に浸透する深さは、加熱時間にもよるが数ミリメートルであり、得られる圧密化木質材の圧密化層も木質材の表面から数ミリメートルである。しかし、床材等においては、この製造方法で形成される圧密化層で十分な性能となる。
【0025】
また、一側表面に圧密化層が形成された木質材は、基本的にその一側のみが圧密化によって性状が変化、固定され、他の大部分では木質材本来の性状を有している。したがって、前記圧密化層と他の部分とは異なる性状を有するため、経時的に相互に影響を及ぼして曲がり・反り・変色などの不具合を発生させるおそれがある。そこで、前記熱盤11,13間を密封状態に保持し、前記密封空間で前記木質材W1を加熱・圧縮することにより、前記木質材W1から発生した水蒸気と、前記熱盤11,13から加えられた熱を木質材全体に作用させることにより、前記木質材の性状を、密度こそ部分的に異なるとはいえ一様化させ、それによって、前記経時的な曲がり・反り・変色等の不具合を生じにくくするのが好ましい。図3のB図に、このようにして得られた圧密化木質材W2の断面を示す。符号W2cは前記加熱・圧縮時に熱盤側とされた一側表面に形成された圧密化層である。
【0026】
【実施例】
(第1実施例)
前記圧密化装置を用いる、本発明の一実施例に係る圧密化木質材の製造実施例について説明する。
図1において、前記平板21を10mm×1000mm×2000mmのアルミニウム板、前記コール板23,25を5mm×1000mm×2000mmのステンレス板とし、また、前記第1スペーサ31の材質を一般鋼材、高さを70mmとし、前記第2スペーサ33,35の材質をステンレス、高さを25mmとし、含水率が繊維飽和点以下の約12%(常温、気乾状態)に調整された板厚32mm、板幅120mm、長さ2000mmのスギ板目材からなる木質材W1の8枚を、前記平板21の両面に前記コール板23,25と前記平板21で挟まれるように配置し、それらを前記熱盤11,13間に配置してプレス機にセットした。次いで、前記熱盤11,13を前記加熱冷却媒体用通路15,17に通した水蒸気によって、結晶成分であるセルロースの軟化点より低く、かつ非晶成分であるリグニン等の軟化点以上の温度となる160℃に加熱した後、前記第1スペーサ31が前記熱盤11と衝突するまで前記熱盤11,13を互いに接近させて、前記熱盤11,13間の前記第1スペーサ31で包囲された空間を密閉し、図2に示すように前記木質材W1を圧縮した。60分後、前記加熱冷却媒体用通路15,17に水を流すことにより、非晶成分であるリグニン等の軟化点より低い温度である50℃に冷却し、直ちに解圧して圧密化木質材W2を取り出した。
【0027】
取り出した圧密化木質材W2は、図3のB図に示すように、前記熱盤11,13側のコール板23,25と接触した表面に圧密化層W2cが形成されていた。しかも前記圧密化層W2cの表面には、割れなどの損傷がなく、美麗で平滑であった。一方、前記熱盤11,13とは反対側にある平板21と接した表面W2dは、圧密化層が形成されてなく、材の本来の性状を保っていた。
【0028】
(第2実施例)
第1実施例と同じ寸法からなり、含水率が繊維飽和点以下の約12%(常温、気乾状態)とされたスギ板目材からなる木質材W1の8枚を用い、前記木質材W1において熱盤側とされる表面W1aに噴霧器によって水を吹き付け、前記熱盤側表面W1aの含水率を繊維飽和点より大に調整した後、前記平板21の両面に前記コール板23,25と前記平板21で挟まれるように配置し、それらを図1のように熱盤11,13間に配置してプレス機にセットした。そして、前記熱盤11,13を前記加熱冷却媒体用通路15,17に通した水蒸気によって、結晶成分であるセルロースの軟化点より低く、かつ非晶成分であるリグニン等の軟化点以上の温度となる160℃に加熱した後、前記第1スペーサ31が前記熱盤11と衝突するまで前記熱盤11,13を互いに接近させて、前記熱盤11,13間の前記第1スペーサ31で包囲された空間を密閉し、図2に示すように前記木質材W1を圧縮した。60分後、非晶成分であるリグニン等の軟化点より低い温度50℃に冷却して直ちに解圧し、圧密化木質材W2を取り出した。
【0029】
取り出した圧密化木質材W2は、図3のB図に示すように、前記コール板23,25と接触した表面に圧密化層W2cが形成されていた。しかもこの第2実施例によって得られた圧密化層の表面は、前記第1実施例によって得られた圧密化層の表面に比べ、最表層がより均一に圧密化されていた。また、前記圧密化層W2cの表面には、割れなどの損傷がなく、前記第1実施例よりも美麗で平滑であった。一方、前記熱盤11,13とは反対側にある平板21と接した表面W2dは、圧密化層が形成されてなく、材の本来の性状を保っていた。
【0030】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、本発明に係る圧密化木質材の製造方法によれば、一側表面に美麗な圧密化層を有する圧密化木質材を、同時に複数枚得ることができ、経済的、かつ効率的に圧密化木質材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における圧縮前の圧密化装置を示す断面図である。
【図2】同実施例における圧縮時の圧密化装置を示す断面図である。
【図3】同実施例における圧密化前の木質材及び圧密化木質材の概略断面図である。
【符号の説明】
11,13 熱盤
21 平板
23,25 コール板
31 第1スペーサ
33,35 第2スペーサ
W1 圧密化前の木質材
W2 圧密化木質材

Claims (6)

  1. 含水率が繊維飽和点以下に調整された木質材を平板の両面に配置し、前記木質材を前記平板と共に熱盤間に配置して前記熱盤で加熱・圧縮することにより、前記木質材の一側表面に圧密化層を形成することを特徴とする圧密化木質材の製造方法。
  2. 前記熱盤による前記木質材の圧縮量を規定するスペーサを前記熱盤間に介装して、前記熱盤による加熱・圧縮を行うことを特徴とする請求項1に記載の圧密化木質材の製造方法。
  3. 前記木質材の熱盤側表面にコール板を配置して前記熱盤による加熱・圧縮を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧密化木質材の製造方法。
  4. 前記熱盤による加熱・圧縮を、前記木質材の結晶成分であるセルロースの軟化点より低く、かつ前記木質材の非晶成分の軟化点以上の温度で行うことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の圧密化木質材の製造方法。
  5. 前記木質材の熱盤側表面を繊維飽和点より多く含水させて、前記熱盤による加熱・圧縮を行うことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の圧密化木質材の製造方法。
  6. 前記熱盤による加熱・圧縮時に前記熱盤間を密封状態にし、その後冷却工程を経て前記熱盤による圧縮を解除することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の圧密化木質材の製造方法。
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