JP4057249B2 - 排紙装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排紙装置および画像形成装置に関し、さらに詳しくは、排紙に用いられるローラの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタあるいはファクシミリ装置などの電子写真複写プロセスを実行する画像形成装置においては、潜像担持体上に形成された静電潜像を現像プロセスにおいて可視像処理した後、その可視像を記録媒体の一つである記録用紙(以下、用紙という)に対して静電転写し、転写された可視像が、例えば、加熱定着されて複写物あるいは記録物として得られるようになっている。
用紙は、定着後に排紙装置によって排紙部に向け排出されるが、その構成の一つとして、図9に示す構成がある。
図9において排紙装置は、互いに対向当接するローラA、Bを備えており、定着装置Cから繰り出された用紙Sを挟持搬送して排紙トレイDに向け排出する。
【0003】
しかし、この構成では、用紙Sにカールが生じていると、ローラA、Bを通過した用紙Sの先端がカールの生じている方向に向け進行し、排紙トレイD面に衝突してしまい、用紙Sを円滑に排紙トレイD上に排出できずに紙詰まり、いわゆるジャムを起こしてしまう場合がある。この原因の一つとして、定着装置CとローラA、B同士の当接位置との間の距離がある。この距離は、画像形成装置の大きさを決定する要因の一つであり、距離を長くすると画像形成装置の丈が大きくなる。このため、距離を短くした場合には定着装置Cから繰り出された用紙Sの搬送経路が急激に曲げられてしまう場合があり、これによって、用紙Sに曲げ癖、いわゆる、カールが生じやすくなる。また、定着装置Cを通過した用紙Sには、表裏において保湿状態が異なることがあり、上下方向で排紙トレイDと同じ側に加熱源側のローラC1を配置した場合には、このローラC1と接触しない用紙Sの面が膨張しやすく、これによっても、図9に示す状態に用紙Sがカールを生じる。
【0004】
従来、このような用紙Sに生じるカールをなくすために、例えば、特開平5−208773号公報、特開平7−179258号公報、特開平8−18740号公報および特開平6−144671号公報に開示された構成がある。
図10は、上記公報に開示されている原理構成を示す図であり、排紙装置は、ローラAの周方向に沿って一対のローラB、B1を当接させた構成を備えている。
この構成では、用紙SがローラAの周方向に沿わされて移動し、ローラB、B1間でカールしようとする方向と逆方向に折り返された状態となり、カールが矯正され、用紙Sの先端が垂れ落ちない状態で繰り出される。このため、一対のローラB、B1は、カール矯正ローラとして機能している。
【0005】
上記一対のローラB、B1は、図11に示すように軸端部が揺動可能な軸受けブラケットEにおいて回転自在に支持されており、軸受けブラケットEの作用点側に上記各ローラB、B1が配置されている。軸受けブラケットEは、作用点側を圧縮バネや板バネなどの弾性体によって付勢されることによりローラB、B1をローラAの周面に当接させられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に開示された構成では、カールを強制される対象となる用紙Sの形態によってジャムの発生を防止することが難しくなる虞がある。
各ローラB、B1は軸受けブラケットEを介してローラAに対し連動して当接できるようになっているため、一方のローラがローラAの周面から離れるような場合には他方のローラも連動してローラAの周面から離れてしまう。このような現象は用紙Sの厚さなどによって発生するものであり、例えば、厚紙などが搬送される際には、用紙Sの搬送方向上流側に位置するローラ(図9では、符号Bで示すローラ)が厚紙によってローラAから離れると、ローラB1も同時にローラAの周面から離れる。このため、用紙Sの搬送不良を起こすばかりでなく、カールの矯正が行える状態に用紙をローラAの周面に押し付けることができなくなることでジャムの発生を防止することができなくなる。特に、弾性体を用いてローラAの径方向にローラB、B1が変位可能な構成とした場合には、厚紙を通紙すると、当然の如く軸受けブラケットがローラAの周面から離れ、ローラB、B1も同様に離れてしまい、カール矯正が困難となる。また、用紙Sの幅方向全域に亘ってカール矯正を施すようにした場合には、用紙の曲げ剛性によって、特に腰の弱い薄紙等の場合には、幅方向端部にカール矯正力が作用することで過剰なカール矯正が行われてしまい、カールとは逆方向に新たなカールが生じ、所謂、サイドカールが発生することがある。このような新たなカールが生じると、排紙トレイ上に排出された用紙同士は、幅方向でずれ落ちてしまい、幅方向端縁が不揃いとなる。そこで、端縁を揃え直すことが必要となるが、このような作業はユーザーにとって使い勝手を悪くする原因となるので改善することが必要となる。
【0007】
本発明の目的は、上記従来の排紙装置および画像形成装置における問題に鑑み、ジャムやカール矯正が確実に行える構成を備えた排紙装置および画像形成装置を提供することにあり、具体的には、紙厚に関係なくジャムやカール矯正が可能であること、さらにはジャム解消による積載能力の向上および紙の曲げ剛性、所謂、腰の強さに応じてカール矯正具合を調整してカール矯正作用を効き過ぎによる逆方向へのサイドカール、つまり、用紙の幅方向両端にカール現象が発生するのを防止して排出性および積載性を向上できる構成を備えた排紙装置および画像形成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、排紙部に設けられた排出ローラとこの排出ローラの周方向に沿って当接する複数のカール矯正ローラとを備えた排紙装置において、上記カール矯正ローラがそれぞれ独立して上記排出ローラの周面に対して接離可能な方向に揺動することができるホルダと、上記ホルダの支点として、上記排出ローラに対する上記カール矯正ローラのそれぞれの当接位置の間に設けられている揺動軸と、上記ホルダに対して上記カール矯正ローラ同士の軸間距離が狭まる方向に付勢する付勢手段と、
を備えることを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の排紙装置において、上記揺動軸は、上記ホルダ同士の同一支点として用いられることを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の排紙装置において、上記ホルダの支点位置は、上記カール矯正ローラのうちで排出される用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラと上記排出ローラとの当接部を通過する直線上に配置されていることを特徴としている。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のうちの一つに記載の排紙装置において、上記カール矯正ローラ間の位置には、上記ホルダに一体化された用紙ガイド部が設けられていることを特徴としている。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の排紙装置において、上記用紙ガイド部は、上記ホルダのうちで、排出される用紙の移動方向下流側のものが上流側のものの下部にオーバーラップするように先端位置を位置決めされていることを特徴としている。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のうちの一つに記載の排紙装置において、上記カール矯正ローラは、排出される用紙の移動方向と直角な方向である幅方向に沿って2カ所にそれぞれ配置され、上記用紙の幅方向における上記カール矯正ローラの外側には、上記排出ローラとは別に設けられて上記用紙を搬送可能なアシストローラに当接可能なピンチローラが設けられ、上記ピンチローラは、上記用紙の幅方向端部から見た場合に上記排出ローラの周方向に沿って配置されている上記カール矯正ローラの間に配置されていることを特徴としている。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のうちの一つに記載の排紙装置において、上記用紙の移動方向上流側のカール矯正ローラが上記排出ローラとの当接状態を解除されると、上記用紙はこれらカール矯正ローラに挟持されるまでの姿勢を維持した状態で排紙されることを特徴としている。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のうちの一つに記載の排紙装置を画像形成装置に用いることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面において本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る排紙装置が用いられる画像形成装置の一例を示す模式図であり、同図に示された画像形成装置は、複写機とプリンタとしての機能を併せ持つ複合機であるが、本発明にいう画像形成装置は、これに限らず、ファクシミリ装置あるいは複合機能だけでなく単一機能のものも含んでいる。
【0020】
図1において画像形成装置は、原稿の画像を読み取る画像読み取り部3が上部に配置され、この画像読み取り部3の下方に空間部S(図1参照)を隔てて画像形成部1が略装置の中央に配置されている。画像形成部1の下方には、給紙部2が配置されている。
【0021】
画像形成装置には、図1に示すように、手差し給紙を行うための手差し給紙台47が開閉自在に画像形成装置の右側面に設けられている。手差し給紙台47は、通常、画像形成装置内に収納されており、必要に応じて支点47Jを中心に回動させて倒した状態にして使用するようになっている。手差し給紙台47の先端側からは、手差し給紙台47内に収納された補助台47aが引出せるようになっている。
【0022】
画像形成部1では、像担持体としてのドラム状の感光体5の周囲に、感光体5の表面に帯電処理を行う帯電装置6、画像情報を感光体5の表面にレーザ光で照射する露光装置7、感光体5の表面に露光されて形成された静電潜像を可視化する現像装置8、感光体5上で現像されたトナー像を用紙42に転写する転写装置9、転写後の感光体5の表面に残留するトナーを除去回収するクリーニング装置10等がそれぞれ配置されている。
給紙部2は、主に未使用の用紙42を積載収納するための給紙カセット21を備えている。給紙カセット21には、裏紙などをセットしても良い。給紙カセット21は、装置正面側から画像形成装置に対して着脱可能であり、用紙補給時の操作性や作業性を良くしている。給紙カセット21内で回動可能に支持された底板22は用紙42が積載され、その最上位の用紙42を給紙ローラ23に押し付けるようにバネ24で加圧されている。
給紙部2では、画像形成指令があると、最上位の用紙42が給紙ローラ23の回転により給紙カセット21から送り出され、転写部(転写装置9の位置)の手前に設けたレジストローラ14へと搬送される。搬送された用紙42は、レジストローラ14によってその搬送を一時止められ、感光体5上のトナー像と用紙42の先端との位置関係が所定の位置になるようにタイミングを設定されたうえで給送され、転写部を通過する際にトナー像を複写される。
【0023】
画像読み取り部3では、コンタクトガラス32上に載置される図示しない原稿の画像の読み取り走査を行うために、原稿照明用光源43と複数のミラー44Mよりなる読み取り走行体31が往復移動する。この読み取り走行体31により走査された画像情報は、レンズ31aの後方に設置されているCCD等の光電変換素子44で画像信号として読み込まれる。この読み込まれた画像信号は、デジタル化されて画像処理される。画像読み取り部3では、画像処理された信号に基づいて露光装置7の図示しないレーザダイオードの発光により感光体5の表面に静電潜像を形成する。すなわち、レーザダイオードからの光信号は、公知のポリゴンミラーやレンズを介して感光体5に至り、感光体5の表面に静電潜像を形成する。静電潜像は感光体5の回転とともに移動し、現像装置8から供給されるトナーで可視像化され、さらに移動して転写装置9に向う。図示していないが、画像読み取り部3の上方には、原稿を自動的にコンタクトガラス上に搬送する自動原稿搬送装置が取り付けられるようになっている。自動原稿搬送装置は、任意に着脱できるようになっていて、画像形成装置に必ずしも装備されていなくても良い。
【0024】
空間部Sには、定着後に定着装置11から排出される用紙42を収容する排紙トレイ60が配置されており、排紙トレイ60に対しては、排紙装置61を介して定着装置11を通過した用紙42が排出される。複写を終えた用紙42は、定着装置11を通過する間にトナー像が定着され、給紙部2から定着装置11を通過するまでの間に1回反転された状態で排出ローラ62に至る。
【0025】
定着装置11の後方に配置されている排紙装置61は、その詳細が図2以降の図に示されている。
図2において排紙装置61は、定着装置11に装備されている加熱ローラ11Aおよび加圧ローラ11Bによって構成される用紙42の搬送路に連続する複数の排紙路61A、61B、61Cを備えている。各排紙路の入り口には、実線と二点鎖線で示す態位に揺動可能な爪状の搬送路切り換え手段63,64が備えられている。なお、図2において符号G1,G2は各排紙路の方向変化位置に設けられている排紙コロを示している。
【0026】
各排紙路のうちで排紙トレイ60に至る排紙路61Aには、排紙装置61の主要部をなす排出ローラ62と、排出ローラ62に対峙して周方向に沿って配置された一対のカール矯正ローラ65,66とが設けられている。
カール矯正ローラ65,66は、それぞれ独立して排出ローラ62に対して接離できる構成を備えている。
図3は、接離機構の一つを示す図であり、カール矯正ローラ65,66は、支持ブラケット67Aに支持されている支軸67を共通な支点として回転自在なホルダ68,69にそれぞれ軸支されている。支持ブラケット67Aは、画像形成装置内にて支持されている支持部材100に締結されて固定されている。
【0027】
ホルダ68,69のうち、用紙42の搬送方向に相当する移動方向(図3中、矢印で示す方向)上流側に位置するカール矯正ローラ65を軸支しているホルダ68では、支軸67を境にして一方の揺動端にカール矯正ローラ65が支持され、他方の揺動端に、図4に示す引張バネなどの弾性体70の一端が掛け止められ、図3において支軸67を中心として反時計方向の回転付勢が与えられてカール矯正ローラ65を排出ローラ62に圧接させている。
用紙42の移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ66を軸支するホルダ69では、支軸67を境にして一方の揺動端にカール矯正ローラ66が支持され、他方の揺動端に、図4に示す圧縮バネ等の弾性体71の一端が配置され、図3において時計方向の回転付勢が与えられることによりカール矯正ローラ66を排出ローラ62に圧接させている。
【0028】
ホルダ68,69同士は、弾性体70および71の付勢によりカール矯正ローラ65,66の軸間距離が狭まる方向に付勢されており、これによって、排出ローラ62に対してカール矯正ローラ65,66がそれぞれ圧接し、排出ローラ62と圧接する位置で用紙42の挟持搬送が可能なニップ部を構成している。
【0029】
ホルダ68,69の間には、用紙42の移動をガイドするガイド部材が設けられており、図3に示す構成では、用紙42の移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ65を軸支しているホルダ69における排出ローラ62の周面近傍に位置して移動方向上流側のホルダ68に向けて延長されたガイド片69Aで構成されている。
【0030】
本実施例は以上のような構成であるから、図3において矢印で示すように用紙42が導入されると、カール矯正ローラ65,66によって用紙が排出ローラ62の周面に沿って移動し、カールが発生している方向と逆方向に折り返されることでカールが矯正される。
用紙42の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65と排出ローラ62とで構成されるニップ部に用紙42の先端が入り込むと、用紙42の厚さに応じてカール矯正ローラ65が排出ローラ62との当接状態を変化させる方向に変位する。
【0031】
用紙42が厚い場合には、カール矯正ローラ65が排出ローラ62から離れる量が多くなるが、用紙42の移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ66は、上流側のカール矯正ローラ65とは独立して排出ローラ62に圧接している。このため、上流側のカール矯正ローラ65が排出ローラ62から離間した場合でも排出ローラ62との圧接状態が維持されている。これにより、用紙42は、移動方向上流側のカール矯正ローラ65において排出ローラ62に対しての押圧力が低下した場合でも移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ66によって挟持搬送力が確保されていることでカールを矯正される方向つまり、排出ローラ62の周面に沿って移動することができ、カールが生じている方向と逆方向に折り返されてカールが矯正されることになる。
【0032】
移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65を通過した用紙42は、移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ66に挟持されて搬送されるが、ホルダ69に設けられているガイド片69Aによって先端がガイドされる。これにより、用紙42は、上流側のカール矯正ローラ65によるカール矯正が十分でない場合でも先端が移動方向下流側のカール矯正ローラ66の周面に突き当たることがなく、ジャムの発生が防止された状態で移動することができる。
【0033】
次に本発明の実施形態に係る別実施例を説明する。
図3において、ホルダ68および69に対する同一支点をなす支軸67は、用紙42の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65と排出ローラ62とが当接する位置であるニップ部を通過する直線(図3中、一点鎖線で示す線)上に配置されている。
【0034】
本実施例は以上のような構成であるから、ホルダ69のガイド片69Aに用紙42の先端が突き当たった場合でも用紙42の移動方向下流側に位置するホルダ69を回転させることがないので、ホルダ69におけるカール矯正ローラ66が排出ローラ62に対して当接状態を変化させることがない。特に、当接状態に影響する反時計方向への変位がない。これにより、カール矯正ローラ66は、カール矯正ローラ65が排出ローラ62から離れた場合に関係なく、しかも用紙42の先端がガイド片69Aに突き当たっても常時排出ローラ62に対する当接状態をカール矯正が可能な状態に維持することができる。
【0035】
カール矯正ローラ65,66間に設けられているガイド部材の構成としては、図5に示すように、用紙42の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65を軸支するホルダ68に形成することも可能である(図5中、符号68Aで示す部分)。この場合には、用紙42の移動方向において沿って用紙42の先端が引っかかるような事態が完全に防止できるので、カール矯正ローラ65,66間でのジャムの発生が確実に防止できる。
【0036】
次に本発明の実施形態に係る他の実施例について説明する。
図6に示す実施例は、用紙の移動方向上流側に位置するホルダに設けられたガイド部が移動方向下流側に位置するホルダのガイド部上部にオーバーラップさせてあることを特徴としている。
図6(A)においてホルダ68,69には、それぞれ排出ローラ62の周面近傍にガイド部68A,69Aが形成されており、それらガイド部のうちで、移動方向上流側に位置するホルダ68のガイド部68Aには、図6(B)に示すように、そのガイド部68Aと一体化されて連続するガイドマイラ72が設けられ、ガイドマイラ72の先端がホルダ69の上部でオーバーラップする位置に位置決めされている。なお、図6においては、これ以前の図面に示されている弾性体70,71が省略されているが、先の図面と同様に設けられている。
【0037】
本実施例は以上のような構成であるから、ホルダ68が何らかの原因によって揺動した場合でも、その揺動量がオーバーラップ量よりも小さいとホルダ68と69との間で用紙42の移動路が中断されることなく連続しているので、用紙42が移動路途中で突っかかるような事態がなくされてジャムの発生を防止することができる。
【0038】
次に本発明の実施形態に係るさらに別の実施例について説明する。
図4および図7において、排出ローラ62およびカール矯正ローラ65,66は、用紙42の移動方向と直角な方向に相当する用紙42の幅方向において2カ所に並設されており、用紙42の幅方向で排出ローラ62およびカール矯正ローラ65,66の外側には、排出ローラ62とは別に用紙42を挟持搬送可能なアシストローラ73およびこれに当接して連動可能なピンチローラ74がそれぞれ設けられている。
ピンチローラ74は、幅方向端部から見た図である図7において、排出ローラ62の周方向に沿って配置されているカール矯正ローラ65,66間に配置されている。
ピンチローラ74は、図7において符号75で示す板バネによって軸支されることによりアシストローラ74に圧接することができ、アシストローラ74が回転するのに連動できるようになっている。
【0039】
ピンチローラ74はカール矯正ローラ65,66間に位置していることから、用紙42に対するニップ部がアシストローラ74との当接位置のみである。このため、挟持搬送される用紙42は、カール矯正ローラ65,66と排出ローラ62とで構成されるニップ部の場合と違って用紙42の排出方向が図7において符号F1で示すようにほぼ水平方向である。これに対して排出ローラ62とカール矯正ローラ65,66とで構成されるニップ部を通過する用紙42は、図7中、符号F2で示すように、移動方向下流側のカール矯正ローラ66と排出ローラ62との当接位置での接線方向、つまり、水平方向に対して30度程度の角度を有している。このため、用紙42の幅方向両端では過剰なカール矯正力が作用することがなく、ほぼ水平状態のままで用紙42が移動できる。これにより、用紙42は、幅方向端部にカール矯正のための癖付けが行われない状態で、所謂、真直ぐな状態で排出されることになり、排紙トレイ60上に排出されて積載された際にカール癖がなく積載性を損ねないようにすることができる。つまり、カール癖がついたままで積載されると、積載された用紙42同士の端部が不揃いとなりやすくなり、排出後に再度端縁を揃えて整えるなどの新たな作業が必要となるが、上記構成によりこのような不用意な作業をなくすことができる。本実施例では、図4に示すように、カール矯正作用を用紙42の幅方向中央よりの95mmの範囲とし、この位置に対応して排出ローラ62とカール矯正ローラ65,66が配置され、水平搬送位置をB5版サイズに対応して175mmの範囲とし、この範囲にアシストローラ73およびピンチローラ74を配置している。
【0040】
本実施例は以上のような構成であるから、用紙42は、幅方向に亘って挟持搬送されると共に、その幅方向端部側でのカール矯正力を作用させないようにしているので、端部がカール矯正力による癖付けされることがない。これにより、幅方向端部にカールとは逆方向のカールが生じることがなく、所謂、水平状態のままで排出することができるので、排出された用紙42同士の端縁が不揃いとなるようなことがない。特に、はがきなどの幅の狭い用紙の場合には、排出ローラ62とカール矯正ローラ65,66の作用が十分に及ぶようになり、さらに薄紙や再生紙などが用いられることが多い幅広の用紙ではその幅方向端部にカール癖が生じないようにして排出された際の積載性を向上させることができる。
【0041】
さらに本発明の実施形態に係るさらに他の実施例について説明する。
本実施例の特徴は、上記実施例におけるカール矯正形態において、定着装置から繰り出された用紙のカールをさほど強く矯正しないようにして用紙を平坦状態にして排出させるようにした点にある。
図8は、本実施例の要部を示す斜視図であり、図4に示した構成部材と同じものについては同符号により示してある。
【0042】
図8において支持部材100には、用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65の排出ローラ62に対する圧接力を解消するための機構が設けられている。
圧力解消機構は、支持部材100上に載置されているソレノイド80と、ソレノイド80のアクチュエータに揺動端の一方が連結されて揺動可能な解除レバー81とを備えている。
【0043】
解除レバー81は支持部材100に取り付けられている支軸82によって水平方向でシーソー運動可能な状態で揺動する部材であり、揺動端の一方が上述したようにソレノイド80のアクチュエータに連結され、揺動端の他方にはカール矯正ローラ65を支持しているホルダ68に一端が係止されている弾性体70の他端が掛け止められている。
【0044】
解除レバー81における揺動端の一方側には、ソレノイド80のアクチュエータにより牽引される側と反対側に弾性体70よりも強い弾性力を有する解除用弾性体83の一端が掛け止められている。ソレノイド80は、励磁されることによりアクチュエータを牽引して本体内に引き込む習性を有している。このため、解除レバー81は、通常時、つまりソレノイド80が非励磁状態のときに解除用弾性体83の習性によって弾性体70を引っ張る方向に揺動する。これにより、解除レバー81の揺動を介した弾性体70の牽引動作によって弾性体70が掛け止められているホルダ68がカール矯正ローラ65を排出ローラ62の周面に圧接させる方向に揺動することができる。
【0045】
ソレノイド80が非励磁状態にあるときの解除レバー81の揺動は、解除レバー81に形成されている折曲片81Aが支持部材100に形成されている切除部100Aの内面に当接することにより規制されるようになっている。
【0046】
ソレノイド80は、図示しない操作パネルからの信号によって図示しない制御部からの駆動信号が出力された時点で励磁状態とされる。ソレノイド80が励磁されるときとしては、矯正カール65,66によるカールの矯正形態を解消する場合であり、具体的には、定着装置11から繰り出された際に生じているカールの方向をそのままにした状態で排紙する場合である。このような状態は、カール矯正ローラ65,66によるカール矯正、換言すれば、定着装置11から繰り出された際のカールの向きと逆方向に癖付けが行われないので、逆カールが発生した場合の用紙の積載性の悪化を防止することができる。
【0047】
本実施例は、以上のような構成であるから、カール矯正ローラ65,66により定着装置11から繰り出された際に生じているカールの方向とは逆方向に癖付けするのを望まない紙質の用紙排出モードである場合には、操作パネルにおいてモード選択が行われると、ソレノイド80が励磁される。
ソレノイド80の励磁により解除レバー81が解除用弾性体82の付勢に抗してソレノイド80側に引き動かされる方向に揺動する。このため、解除レバー81の揺動端の他方に掛け止められている弾性体70は自らの弾性力によって収縮することにより用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ65に対する付勢力、つまり、排出ローラ62に対する当接圧力を解消される。この結果、排出ローラ62に対しては用紙の移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ66のみが当接していることになるので、排出ローラ62とカール矯正ローラ66とによる挟持搬送構造が得られる。
このような挟持搬送形態によれば、定着装置11から繰り出された際の用紙の姿勢がそのままであるので、排紙トレイに排出された際には、逆方向へのカール増長が避けられ。積載された用紙同士の幅方向端縁のずれを抑えることができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、排出ローラの周方向に沿って当接する一対のカール矯正ローラが、個別にホルダにより軸支されて排出ローラに対して独立して接離することができる。これにより、一方のカール矯正ローラが排出ローラから離れた場合でも他方のカール矯正ローラが排出ローラと接触した状態を維持することができる。この結果、紙厚に関係なく排出される用紙を排出ローラに押し付けてカールが発生している方向と逆方向に癖付けすることができるので、カールの矯正を確実に行うことができ、ジャムの発生を確実に防止することが可能となる。
しかも、上記ホルダの支点として、上記排出ローラに対する上記カール矯正ローラのそれぞれの当接位置の間に揺動軸を設けることによりカール矯正ローラ同士の軸間距離が狭まるように付勢することが可能となり、カール矯正ローラが排出ローラに圧接されやすくなることにより、カールの矯正効率が高められると共に、一つのカール矯正ローラが排出ローラに接しているだけであっても、用紙を排出ローラの周面に押し付けて用紙を排出ローラの周面に倣った形状にしてカールを矯正することでジャムの発生および積載性の悪化を防止することが可能になる。
【0050】
請求項2記載の発明によれば、カール矯正ローラを軸支しているホルダが同一支点として構成されているので、複数のホルダを設けた場合の構成が簡単となるばかりでなく、ホルダ近傍のスペースの縮小化が可能となる。
【0051】
請求項3記載の発明によれば、ホルダの支点位置が用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラと排出ローラとの当接位置、所謂、ニップ部を通る直線上に位置しているので、用紙が上流側のカール矯正ローラに突き当たった場合でもホルダの位置がずれることがないので、ホルダの位置を保持してカール矯正ローラと排出ローラとの当接関係をカール矯正が可能な状態に維持することができ、ジャム発生を防止することが可能になる。
【0052】
請求項4および5記載の発明によれば、カール矯正ローラ間にガイド部材が設けられているので、用紙の先端がカール矯正ローラの周面に突き当たってしまうのを防止してジャムの発生を防止することが可能になる。特に請求項7記載の発明では、用紙の移動方向下流側のガイド部材が上流側のガイド部材の下側に先端を位置させているので、用紙は移動過程で上流側のガイド部材から下流側のガイド部材に受け渡される際に先端をガイド部材によって衝止されることがないので、下流側のカール矯正ローラに良好に受け渡されてカールの矯正動作が確実に実行できる。
【0053】
請求項6記載の発明によれば、カール矯正ローラとは別に排出ローラの周方向でカール矯正ローラの間に位置した状態で配置されるピンチローラが用紙の幅方向でカール矯正ローラの位置よりも外側に設けられているので、用紙の幅方向でカール矯正ローラの外側にカール矯正を行わない箇所が設けられていることになる。このため、腰の弱い用紙や薄い用紙がピンチローラおよびアシストローラによって搬送されることで用紙の側部に過剰なカール矯正力が及ばないので、側部がカール矯正方向にカールするような事態が防止でき、排出された用紙の積載性を悪化させないようにすることが可能となる。
【0054】
請求項7記載の発明によれば、用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラを排出ローラに対して当接状態を強制的に解除されるようにすることで、その解除が行われると、用紙がその移動方向下流側に位置するカール矯正ローラと排出ローラとにより挟持搬送されることになる。このため、用紙の移動方向上流側のカール矯正ローラとで用紙を排出ローラの周面に倣った状態で挟持搬送する場合に比べて逆カールが付きにくくなり、逆カールを望まない紙質の用紙が積載される際の積載性の悪化が防止できる。特に、腰の弱い紙質の用紙の場合には、逆カールという癖付けによって排紙トレイに積載される際に幅方向端縁が不揃いとなりやすいが、このような癖付けが行われないので、排紙トレイ上での積載性を悪化させることなく用紙の排出が可能となる。
【0055】
請求項8記載の発明によれば、カールの矯正が確実に行えると共に、カール矯正の際のジャムもカール矯正ローラ間を移動する間で確実に防止できるので、排出された用紙のカールをなくして積載性を向上させることができると共に、カール矯正の際の矯正作用が新たなカールを生じるような事態をなくすことができることでカールやジャムの発生を生じない用紙の排出を可能にすることができ、さらには排出後の揃え作業などの作業増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための排紙装置が適用されるが像形成装置の一例を示す模式図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明するための排紙装置の構成を示す図である。
【図3】図2に示した排紙装置に用いられる排出ローラとカール矯正ローラとの配置構成を示す図である。
【図4】図2に示した排紙装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図3に示した排出ローラとカール矯正ローラとの配置構成に関する別実施例を示す図である。
【図6】図3に示した排出ローラとカール矯正ローラとの配置構成に関する他の実施例を示す図であり、(A)は側面図、(B)は(A)中、符号(B)で示す位置の拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態に関するさらに別の実施例を説明するための側面視的な模式図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るさらに他の実施例を説明するための斜視図である。
【図9】排紙装置の従来例を示す模式図である。
【図10】図9に示した排紙装置における不具合を解消するための構成の一例を示す図である。
【図11】図9に示した構成の具体例を示す図である。
【符号の説明】
42 用紙
60 排紙装置
62 排出ローラ
65 用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラ
66 用紙の移動方向下流側に位置するカール矯正ローラ
67 同一支点をなす支軸
68,69 ホルダ
68A、69A ガイド部
72 ガイド部の一つであるガイドマイラ
73 アシストローラ
74 ピンチローラ
80 用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラの当接を解除する機構をなす部材の一つであるソレノイド
81 用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラの当接を解除する機構をなす部材の他の一つである解除レバー
83 解除用弾性体
Claims (8)
- 排紙部に設けられた排出ローラとこの排出ローラの周方向に沿って当接する複数のカール矯正ローラとを備えた排紙装置において、
上記カール矯正ローラがそれぞれ独立して上記排出ローラの周面に対して接離可能な方向に揺動することができるホルダと、
上記ホルダの支点として、上記排出ローラに対する上記カール矯正ローラのそれぞれの当接位置の間に設けられている揺動軸と、
上記ホルダに対して上記カール矯正ローラ同士の軸間距離が狭まる方向に付勢する付勢手段と、
を備えることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1記載の排紙装置において、
上記揺動軸は、上記ホルダ同士の同一支点として用いられることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1または2に記載の排紙装置において、
上記ホルダの支点位置は、上記カール矯正ローラのうちで排出される用紙の移動方向上流側に位置するカール矯正ローラと上記排出ローラとの当接部を通過する直線上に配置されていることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1乃至3のうちの一つに記載の排紙装置において、
上記カール矯正ローラ間の位置には、上記ホルダに一体化された用紙ガイド部が設けられていることを特徴とする排紙装置。 - 請求項4記載の排紙装置において、
上記用紙ガイド部は、上記ホルダのうちで、排出される用紙の移動方向下流側のものが上流側のものの下部にオーバーラップするように先端位置を位置決めされていることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1乃至5のうちの一つに記載の排紙装置において、
上記カール矯正ローラは、排出される用紙の移動方向と直角な方向である幅方向に沿って2カ所にそれぞれ配置され、上記用紙の幅方向における上記カール矯正ローラの外側には、上記排出ローラとは別に設けられて上記用紙を搬送可能なアシストローラに当接可能なピンチローラが設けられ、上記ピンチローラは、上記用紙の幅方向端部から見た場合に上記排出ローラの周方向に沿って配置されている上記カール矯正ローラの間に配置されていることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1乃至6のうちの一つに記載の排紙装置において、
上記用紙の移動方向上流側のカール矯正ローラが上記排出ローラとの当接状態を解除されると、上記用紙はこれらカール矯正ローラに挟持されるまでの姿勢を維持した状態で排紙されることを特徴とする排紙装置。 - 請求項1乃至7のうちの一つに記載の排紙装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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