JP4054134B2 - 自動販売機 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、缶飲料や瓶飲料等の商品を冷却または加温して販売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の自動販売機は、缶飲料や瓶飲料等の商品を収納するサーペンタインラックと、蒸発器等の冷却用熱源とヒータ等の加温用熱源の少なくとも一方と、空気循環用のファンモータを備えており、商品冷却は冷却用熱源で冷却された空気をファンモータにより循環させることによって実施され、一方、商品加温は加温用熱源で加温された空気をファンモータにより循環させることにより実施されている。
【0003】
ところで、単位時間当たりの販売数が多い状況下では、収納商品全てを即時販売可能な状態に冷却または加温しておくことが望ましいが、単位時間当たりの販売数が少ない状況下でこのような冷却または加温の方法を採用すると、販売されることのない商品までもが冷却または加温されてしまうため、消費電力が嵩んでランニングコストが高くなってしまう。
【0004】
前記の問題を解消するため、最近では、冷却領域または加温領域を切り替えるためのダンパ機構を備えた自動販売機が提案されている。このダンパ機構は、ファンモータから上方に延びるエアダクトの側面孔及びダクト内通路を開閉するためのダンパ板と、このダンパ板を開閉駆動するためのソレノイド等の駆動源とから構成されている。エアダクトの側面孔をダンパ板によって閉じた状態では、ファンモータからの空気をエアダクトの上端開口から収納商品の上部に送り込むことができ、また、エアダクトの側面孔を開放すると同時にダクト内通路をダンパ板によって閉じた状態では、ファンモータからの空気をダンパ板及び側面孔を通じて収納商品の下部に送り込むことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記の自動販売機では、ファンモータがエアダクトのエア吹出口から離れていて、しかも、ダンパ機構を構成するダクト板及び駆動源がエアダクト内に配置されていることから、収納商品側に吹き出される風量のコントロールが難しく、冷却または加温の領域を所期通りに適正に切り替えることが難しい。また、ダンパ機構のダンパ板はエアダクトの孔及びダクト内通路を気密に開閉するものではないため、ファンモータからの空気をエアダクトの上端開口またはエアダクトの側面孔から収納商品側に吹き出すときに、空気の一部が他方に流れ込んで冷却または加温の効率が低下する不具合がある。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、冷却または加温の領域切替を的確に行うことができ、しかも、切り替えられた領域を効率良く冷却または加温することができる自動販売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、上部に入口を有し下部に出口を有する商品収納ラックと、冷却用熱源と加温用熱源の少なくとも一方を備えた自動販売機において、前記熱源に通じるように前記商品収納ラックの高さ方向に沿って配置されたエアダクトと、前記商品収納ラックと向き合うように前記エアダクトに形成された高さが異なる複数の吹出口と、前記複数の吹出口それぞれに設けられた空気循環用のファンモータと、前記複数のファンモータを制御信号に基づいて選択的に作動させる駆動部とを備えることをその主たる特徴とする。
【0008】
この自動販売機では、複数の吹出口それぞれに設けられたファンモータを選択的に作動させることにより、作動ファンモータよりも低い空間を冷却領域または加温領域とすることができ、これにより、冷却または加温の領域を的確に切り替えることができる。また、熱源によって冷却または加温された空気を作動中のファンモータから商品収納ラックに向けて直接的に吹き出せるので、エアダクトから商品収納ラックへのエア吹き出しをスムースに且つロスなく行って、切り替えられた領域を効率良く冷却または加温することができる。
【0009】
本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は本発明の一実施形態に係るもので、図1は自動販売機の側面側の縦断面図、図2は領域切替に係る制御系ブロック図、図3(A)は統計データの作成方法を示すフローチャート、図3(B)は冷却または加温の運転方法を示すフローチャート、図4(A)は平日における時刻と販売数との関係を示すグラフ、図4(B)は休日における時刻と販売数との関係を示すグラフである。
【0011】
まず、図1を参照して自動販売機の構成について説明する。
【0012】
この自動販売機は、前面を開口した箱型の本体1と、本体1の前面開口を開閉自在に覆う外扉2を備えている。この外扉2には商品取出口3の他、図示省略のサンプル展示室や商品選択ボタンや金銭投入口等が設けられている。本体1内には、前面を開口した断熱性の内箱4と、内箱4の前面開口を開閉自在に覆う断熱性の内扉5が設けられている。この内扉5の下部には、商品取出口3に通じる孔5aが形成され、この孔5aにはフラップドア6が設けられている。
【0013】
また、内箱4内には、前後3連のサーペンタインラック7が配置されており、各サーペンタインラック7内には缶飲料や瓶飲料等の商品Gが収納されている。このサーペンタインラック7は上部に商品投入用の入口を有し下部に商品排出用の出口を有しており、この出口には、販売指令に基づいて収納商品Gを1個ずつ落下搬出するための商品搬出機8が設けられている。
【0014】
さらに、内箱4内には、その後部に縦長のエアダクトADを構成するダクト板9が配置されている。このダクト板9には、下方から上方に向けて3つの吹出口9a〜9cが形成されており、各吹出口9a〜9cにはファンモータF1〜F3がそれぞれ取り付けられている。最下位の吹出口9aはサーペンタインラック7の下部に向き合っており、高さ方向中央の吹出口9bはサーペンタインラック7の中央部に向き合っており、最上位の吹出口9cはサーペンタインラック7の上部に向き合っている。ちなみに、各ファンモータF1〜F3の点検及び修理は、外扉2及び内扉5を開放してから、サーペンタインラック7を外部に引き出すことにより簡単に行うことができる。
【0015】
さらにまた、内箱4内の下部には、サーペンタインラック7から落下搬出された商品Gをフラップドア6に案内するシュート板10が配置されている。このシュート板10には通気用の多数の細孔(符号なし)が形成されており、この下側の空間には、冷却源となる蒸発器11と加温源とするヒータ12と庫内温度検出用の温度センサ13が配置されている。この温度センサ13は周知のサーモスタットやサーミスタ等から成る。
【0016】
さらにまた、内箱4の下側空間は機械室となっており、この機械室内には凝縮器14と凝縮器用ファンモータ15と圧縮機16が配置されている。この凝縮器14と圧縮機16と前記蒸発器11は図示省略の膨張手段と共に冷凍機を構成する。
【0017】
次に、図2を参照して領域切替に係る制御系の構成について説明する。
【0018】
図中の符号21は庫内温度制御と領域切替制御を行うマイクロコンピュータ構成の第1制御部、22は第1制御部21からの制御信号に基づいてヒータ12のオンオフ制御を行う第1駆動部、23は第1制御部21からの制御信号に基づいて圧縮機16のオンオフ制御を行う第2駆動部、24は第1制御部21からの制御信号に基づいて3つのファンモータF1〜F3を選択的に作動させる第3駆動部である。第1制御部21によるファンモータF1〜F3の選択的な作動方法については後に詳述する。符号13は前記の温度センサで、運転モードが冷却の場合、第1制御部21は温度センサ13で検出される温度が設定冷却温度に維持されるように圧縮機16をオンオフ制御する。また、運転モードが加温の場合、第1制御部21は温度センサ13で検出される温度が設定加温温度に維持されるようにヒータ12をオンオフ制御する。
【0019】
また、図中の符号25は販売データに基づいて統計データを作成するマイクロコンピュータ構成の第2制御部、26は1商品の販売に係る販売指令を第2制御部25に送出する販売指令送出部、27は現在の日付と曜日と時刻に関するデータを出力可能なタイマ回路である。第2制御部25による統計データの作成方法について後に詳述する。
【0020】
以下に、前述の自動販売機の動作について説明する。尚、金銭を投入して商品選択ボタンを押して所望の商品Gを商品取出口3に搬出する動作、即ち、商品販売に係る一連の動作については従来のものと同じであるためここではその説明を省略する。
【0021】
前述の自動販売機では、図3(B)に示すように、統計データ作成のための調査期間が終了するまでは、第1制御部21によって初期設定運転が実行される(ステップSP1,SP2)。この初期設定運転は、冷却の場合も加温の場合も共通で、3つのファンモータF1〜F3のうち最下位のファンモータF1のみを作動させることによって収納商品Gの冷却または加温が行われる。
【0022】
つまり、運転モードが冷却のときには、蒸発器11で冷却された空気がエアダクトADから吹出口9aを通じてサーペンタインラック7の下部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF1よりも低い空間が冷却領域となって、販売間近の収納商品Gのみが所定温度に冷却される。一方、運転モードが加温のときには、ヒータ12で加温された空気がエアダクトADから吹出口9aを通じてサーペンタインラック7の下部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF1よりも低い空間が加温領域となって、販売間近の収納商品Gのみが所定温度に加温される。
【0023】
図3(B)のステップSP1に示した調査期間は少なくとも1週間で、図3(A)に示すように、この調査期間では設置環境における実際の販売データが入手され、調査期間終了後にはこの販売データから商品販売の統計データが作成される。
【0024】
この調査期間にあっては、販売指令送出部26から1商品の販売に係る販売指令が第2制御部25に送出されると、第2制御部25はタイマ回路27から商品販売の日付と曜日と時刻に関するデータ(販売データ)を取り込んで記憶する。この販売データの取り込みは、商品が販売される度に実施され、調査期間が終了するまで継続される(ステップST1〜ST3)。
【0025】
調査期間が終了すると、第2制御部25は商品販売毎に記憶した販売データから統計データを作成し、作成後はこれを記憶する(ステップST4,ST5)。ここで作成される統計データは曜日毎の時刻と販売数との関係を示すデータから成り、図4(A)と図4(B)にはその統計データをグラフ化したものを例示してある。
【0026】
図4(A)と図4(B)は自動販売機を学校の校内または近くに設置した場合の統計データを表すものであって、図4(A)は平日の時刻と販売数との関係を示し、図4(B)は休日の時刻と販売数との関係を示す。各グラフの縦軸は1時間当たりの販売数を示すもので、例えば、8時台の販売数を横軸の8上にプロットしてある。
【0027】
図4(A)から分かるように、平日にあっては登校時間と昼食時間と下校時間と部活終了時間に相当する時間帯に販売数が増加し、授業時間に相当する時間帯ではこれよりも販売数が少なく、夜間から早朝にかけては販売数はかなり減少する。一方、図4(B)から分かるように、休日にあっては時刻による販売数のばらつきは平日ほどみられず、販売数も全体として少ない。
【0028】
例えば、1時間当たりの販売数が35以上のときを販売数大、15〜34のときを販売数中、14以下を販売数少として区分けすると、平日では7時台と8時台と12時台と16時台と17時台と18時台は販売数大に該当し、9時〜11時台と13時〜15時台が販売数中に該当し、19時〜6時台は販売数少に該当する。一方、休日では1時〜24時台全てが販売数少に該当する。
【0029】
ちなみに、図4(A)に示した平日の統計データは曜日単位で作成しても構わないし、図4(B)に示した休日の統計データに祝日や夏休み等の季節休暇を考慮したものであってもよい。勿論、自動販売機を他の地域、例えば、オフィスビル内またはその近くや、観光地や、一般道路等に設置する場合には、当然ながら図4(A)と図4(B)とは異なる統計データが作成されることは言うまでもない。
【0030】
図3(B)のステップSP1に示した調査期間が終了した後は、第1制御部21に前記の統計データが読み込まれ、この統計データに基づいて統計利用運転が実行される(ステップSP3,SP4)。この統計利用運転は、冷却の場合も加温の場合も共通で、3つのファンモータF1〜F3を選択的に作動させることによって収納商品Gの冷却または加温が行われる。
【0031】
つまり、運転モードが冷却で、運転日時が平日の販売数大の時間帯であるときには、最上位のファンモータF3が選択的に作動され、蒸発器11で冷却された空気がエアダクトADから吹出口9cを通じてサーペンタインラック7の上部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF3よりも低い空間が冷却領域となって、収納商品G全てが所定の温度に冷却される。一方、運転モードが加温で、運転日時が平日の販売数大の時間帯であるときも、最上位のファンモータF3が選択的に作動され、ヒータ12で加温された空気がエアダクトADから吹出口9cを通じてサーペンタインラック7の上部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF3よりも低い空間が加温領域となって、収納商品G全てが所定の温度に加温される。
【0032】
また、運転モードが冷却で、運転日時が平日の販売数中の時間帯であるときには、高さ方向中央のファンモータF2が選択的に作動され、蒸発器11で冷却された空気がエアダクトADから吹出口9bを通じてサーペンタインラック7の中央部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF2よりも低い空間が冷却領域となって、収納商品Gの下から半分程度が所定の温度に冷却される。一方、運転モードが加温で、運転日時が平日の販売数中の時間帯であるときも、高さ方向中央のファンモータF2が選択的に作動され、ヒータ12で加温された空気がエアダクトADから吹出口9cを通じてサーペンタインラック7の中央部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF2よりも低い空間が加温領域となって、収納商品Gの下から半分程度が所定の温度に加温される。
【0033】
さらに、運転モードが冷却で、運転日時が平日の販売数少の時間帯であるとき及び運転日時が休日であるときには、最下位のファンモータF1が選択的に作動され、蒸発器11で冷却された空気がエアダクトADから吹出口9aを通じてサーペンタインラック7の下部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF1よりも低い空間が冷却領域となって、販売間近の収納商品Gのみが所定温度に冷却される。一方、運転モードが加温で、運転日時が平日の販売数少の時間帯であるとき及び運転日時が休日であるときも、最下位のファンモータF1が選択的に作動され、ヒータ12で加温された空気がエアダクトADから吹出口9aを通じてサーペンタインラック7の下部に向けて吹き出され、これにより、ファンモータF1よりも低い空間が加温領域となって、販売間近の収納商品Gのみが所定温度に加温される。
【0034】
このように、前述の自動販売機によれば、サーペンタインラック7の高さ方向に沿って配置されたエアダクトADにサーペンタインラック7と向き合うように高さが異なる3つの吹出口9a〜9cを形成し、各吹出口9a〜9cそれぞれにファンモータF1〜F3を取り付けてあるので、3つのファンモータF1〜F3を選択的に作動させることにより、作動ファンモータよりも低い空間を冷却領域または加温領域とすることができ、これにより、冷却または加温の領域を的確に切り替えることができる。
【0035】
また、蒸発器11によって冷却された空気またはヒータ12によって加温された空気を作動ファンモータからサーペンタインラック7に向けて直接的に吹き出せるので、エアダクトADからサーペンタインラック7へのエア吹き出しをスムースに且つロスなく行って、切り替えられた領域を効率良く冷却または加温することができる。
【0036】
さらに、自動販売機が設置された環境における実際の販売データからその統計を取り、この統計データに基づいて3つのファンモータF1を選択的に作動、即ち、販売数が多い時間帯には最上位のファンモータF3を作動させ、販売数が少ない時間帯には最下位のファンモータF1を作動させ、販売数が両者の中間程度の時間帯には高さ方向中央のファンモータF2を作動させるようにしているので、販売状況に合わせて最適な冷却または加温の領域を選定することができ、これにより、冷却用熱源及び加熱用熱源の稼働率を必要最低限に抑えて、消費電力及びランニングコストの低減に大きく貢献できる。
【0037】
さらにまた、自動販売機が設置された環境における実際の販売データに基づいて前記の統計データを作成するようにしたので、前記の領域切り替えを販売状況に合わせてより適切に行うことができる。
【0038】
尚、前述の実施形態では、販売開始当初に統計データ作成のための調査期間を設定し、この統計データをそれ以後の販売時における冷却または加温の領域切替に利用したものを例示したが、統計データ作成のための調査期間を定期的に、例えば1ヶ月毎や3ヶ月毎に設けて統計データの更新を行い、この更新された統計データをそれ以後の販売時における冷却または加温の領域切替に利用してもよく、このようにすれば前記の領域切替をより適切なものとすることができる。
【0039】
また、前述の実施形態では、エアダクトに3つの吹出口を設けて各吹出口にファンモータを取り付けたものを例示したが、吹出口の数は2或いは4以上であってもよく、吹出口(ファンモータ)の数を増やせば冷却または加温の領域切替をより細分化して、販売状況により一層適合した領域切替を実施することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、複数のファンモータを選択的に作動させることにより、作動ファンモータよりも低い空間を冷却領域または加温領域とすることでき、これにより、冷却または加温の領域を的確に切り替えることができる。また、冷却用熱源によって冷却された空気または加温用熱源によって加温された空気を作動中のファンモータから商品収納ラックに向けて直接的に吹き出せるので、エアダクトから商品収納ラックへのエア吹き出しをスムースに且つロスなく行って、切り替えられた領域を効率良く冷却または加温することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動販売機の側面側の縦断面図
【図2】図1に示した自動販売機の領域切替に係る制御系ブロック図
【図3】統計データの作成方法を示すフローチャートと、冷却または加温の運転方法を示すフローチャート
【図4】平日における時刻と販売数との関係を示すグラフと、休日における時刻と販売数との関係を示すグラフ
【符号の説明】
7…サーペンタインラック、AD…エアダクト、9a〜9c…吹出口、F1〜F3…ファンモータ、21…第1制御部、24…第3駆動部、25…第2制御部、27…タイマ回路。

Claims (4)

  1. 上部に入口を有し下部に出口を有する商品収納ラックと、冷却用熱源と加温用熱源の少なくとも一方を備えた自動販売機において、
    前記熱源に通じるように前記商品収納ラックの高さ方向に沿って配置されたエアダクトと、
    前記商品収納ラックと向き合うように前記エアダクトに形成された高さが異なる複数の吹出口と、
    前記複数の吹出口それぞれに設けられた空気循環用のファンモータと
    前記複数のファンモータを制御信号に基づいて選択的に作動させる駆動部とを備える、
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 設置環境に応じた商品販売の統計データに基づき、販売数が多い時間帯には高い位置のファンモータを作動させ、且つ、販売数が少ない時間帯には低い位置のファンモータを作動させるように前記駆動部に制御信号を送出する領域切替手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 実際の販売データから前記統計データを作成する統計データ作成手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 前記販売データは商品販売の時刻と曜日を含み、前記統計データは曜日毎の時刻と販売数との関係を示すデータから成る、
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
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