JPH0816945B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

Info

Publication number
JPH0816945B2
JPH0816945B2 JP8156086A JP8156086A JPH0816945B2 JP H0816945 B2 JPH0816945 B2 JP H0816945B2 JP 8156086 A JP8156086 A JP 8156086A JP 8156086 A JP8156086 A JP 8156086A JP H0816945 B2 JPH0816945 B2 JP H0816945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
retaining
storage shelf
product
chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8156086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62238976A (ja
Inventor
直資 深尾
英雄 中島
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP8156086A priority Critical patent/JPH0816945B2/ja
Publication of JPS62238976A publication Critical patent/JPS62238976A/ja
Publication of JPH0816945B2 publication Critical patent/JPH0816945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は販売する商品の温度を異ならせた自動販売機
に関する。
従来の技術 近年、自動販売機で販売される商品は多種多様とな
り、それに合せてその適温も種々異なって来た。その一
環として、冷蔵室の一部に冷蔵室より高い温度にする保
温用商品収納棚を備えた自販機が出現してきた。
以下図面を参照しながら上述した従来の保温装置の一
例について説明する。
第6図、第7図は従来の自動販売機の保温装置を示す
ものである。第6図は本体中央断面図で、1は断熱壁を
有する本体、2は断熱扉で前記本体1と冷蔵室3を形成
している。本体1の下部には、圧縮機4、凝縮器5を、
冷蔵室下部には蒸発器6、庫内ファンモータ7を配置し
冷却システムを構成している。また、冷蔵室3には下端
に放出機構を有したサーペンタイントラックからなる商
品収納棚8と、前記冷蔵室用商品収納棚8の前面にスパ
イラル型の保温用商品収納棚9が取付けられている。そ
して、共に下面を開口して商品を放出するようになって
いる。冷蔵室用商品収納棚8の下部には販出された商品
を取出口10に導く冷蔵用シュート11及び保温用商品収納
棚9の下部で冷蔵用シュート11の上部に保温用商品収納
棚9の商品を取出口10に導く保温用シュート12が取付け
られている。そして、シュート11と保温用シュート12の
間に商品通過用の間隔が設けられている。保温用商品収
納棚9は、前面を開口したコの字形の保温用商品収納棚
本体13の上下に2枚のピース14-1,14-2を取付け箱体を
形成している。保温用商品収納棚本体13には上下が軸支
され商品15を保持するスパイラル16を取付け、前記スパ
イラル16と連結された駆動用のモータ17が保温用商品収
納棚本体13の上部に取付けられている。保温用商品収納
棚本体13の左側面には、裏面にヒータ18を密着して貼付
けた側板19が取付けられている。さらに保温用商品収納
棚本体の前面には、上下を軸支され前面方向に開閉し得
るガイド板20が取付けられている。さらに、保温用商品
収納棚本体13の最下部には観音扉式のシャッター21が、
2ケのバネ22及びピン23を介して取付けられている。こ
のシャッター21は商品の自重で開成するものである。ま
た保温用商品収納棚本体13の下部には保温用シュート12
が取付けられている。さらに、保温用商品収納棚本体13
の左右側面、背面には断熱フォーム24-1及び左右側面に
断熱フォーム24-2が貼付けてある。
以上のように構成された自動販売機について、以下そ
の動作について説明する。
冷蔵室3は圧縮機4、凝縮器5、蒸発器6及び庫内フ
ァンモータ7等で構成される冷却システムにより一定温
度に冷却される。他方、保温用商品収納棚8内はヒータ
18が通電され加熱すると共に、断熱フォーム24-1と断熱
フォーム24-2とガイド板20、及びシャッター21により冷
蔵室3とは断熱され冷蔵室3より高い温度に保持され
る。スパイラル16で保持収納されている商品15は、モー
タ17が駆動されスパイラル16が回転し落下する時その自
重でシャッター23を一時的に開けて保温用シュート12に
落下する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、シャッター23の
断熱性が確保しがたくそこから冷気が侵入しやすいこ
と、保温用商品収納棚9内はファンモータ等で攪拌する
のではなく自然加熱のため熱が上段に集中すること及び
加熱源が商品収納棚内の広い範囲にまたがることによ
り、熱対流により下部より中上段の商品温度が高くなる
傾向にある。したがって、最下段の商品は特に温度が低
くなり適温保持しにくいという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、最初に販売される最下段
の商品温度を一定の適温に保持すると共に、保温用商品
収納棚内の温度巾を小さくして効率のよい保温装置を提
供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動販売機は、
自動販売機本体内に設けられた冷蔵室と、前記冷蔵室内
に断熱的に区画形成された保温室とを有する自動販売機
において、前記保温室が、商品放出用開口を下面に設け
た保温用商品収納棚本体と、前記保温用商品収納棚の商
品放出用開口の下方に前記保温用商品収納棚と一体に設
けられた保温用シュートとを備え、前記保温用シュート
の裏面に密着して取り付けたヒータと、前記保温用シュ
ートの下部に設けられた開口を通常は閉塞し商品搬出時
に開放するフラップとを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ヒータが最下段商品
のさらに下部のみにあり、最下段商品温度を最優先で保
持できると共に、保温用商品収納棚の商品温度巾を小さ
くすることができる。また、ヒータと冷蔵室の断熱を従
来の断熱フォームと異り保温シュート部で集中してし得
ることにより熱リークを小さくすることができる。
実施例 以下本発明の一実施例の保温装置について第1図から
第3図を参照しながら説明するが、従来と同一構造につ
いては同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
第1図は本発明の一実施例における保温用商品収納棚
と保温シュートの構成を示すものである。図において、
25は保温用商品収納棚で下面を開口している。26は保温
用商品収納棚26の下部に取付けられた保温用シュートで
傾斜しており前記保温用シュート26の裏面にヒータ27が
密着して貼付けられている。さらに、断熱材28を取付け
たカバー29を保温用シュート裏面に取付けている。31は
保温用シュート9の下部間口奥に取付けたピン30で保持
され開動自在のフラップである。
このフラップ31は前記庫内ファンモータ7の吹出方向
(第2図矢印で示す流れ)の風下側に位置しており、図
示していないが孔を有するシュート11より流れてくる冷
気が取出口10に流れるのを防止している。また、フラッ
プ31により流れが妨たげられることにより、保温用シュ
ート26の裏面のカバー29に沿って商品収納棚8の上方へ
ガイドすることとなる。
さらに第4図、第5図を参考に第2の実施例として、
保温シュート26の裏面にヒータ27とサーモスタット32を
直列に接続することも可能である。
以上のように構成された保温装置について、以下第1
図から第5図を用いてその動作を説明する。
冷蔵室3は圧縮機4、凝縮器5、蒸発器6及び庫内フ
ァンモータ7等で構成される冷却システムにより一定温
度に冷却される。他方、保温用商品収納棚25内はヒータ
27が通電され加熱すると共に、保温用商品収納棚25と冷
蔵室3は断熱フォーム24-1,24-2、ガイド板26、断熱材2
8及びフラップ31により断熱シールされ、冷蔵室3より
高い温度に保持される。また、冷蔵室用商品収納棚8か
ら販出された商品はフラップ31を押上げ取出口10に出て
くる。また、第2の実施例ではヒータ27は保温用シュー
ト26の表面温度を検知するサーモスタット32でON-OFF制
御される。
以上のように本実施例によれば、ヒータが最初に販売
される商品の下部にあるためそれを優先して適温保持し
得ると共に、加熱装置がブロック的に配置できるため組
立やサービスがしやすくなる。さらに第2の実施例では
サーモスタットで制御するため、第1の実施例がヒータ
連続通電であるのに対し、ヒータ容量のバラツキ、冷蔵
室温のバラツキや設定変更等に対しても常に一定温度に
保持できる。
発明の効果 以上のように本発明は、冷蔵室の一部に設けた保温用
商品収納棚と保温用商品収納棚の下部に取付けられ保温
用商品収納棚と共に一室を形成する保温用シュートと、
保温用シュートの裏面に密着して取付けられたヒータ
と、ヒータと冷蔵室を断熱する断熱材とにより、保温用
商品収納棚の商品を冷蔵室より高い一定温度に保持でき
る。しかも、ヒータは商品と一定距離をおいた下部にあ
るため周囲から温めるものに比べると熱対流が下方から
のみとなり中上段商品と最下段商品の温度差は小さくな
ると共に、ヒータと冷蔵室の断熱はシュート裏面下部で
集中的に出来るため、少ない消費電力で効率よく保温で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動販売機の保温用商
品収納棚の分解斜視図、第2図は同第1図の自動販売機
の概略中央断面図、第3図は同第1図の保温シュートの
断面図、第4図は本発明の第2実施例を示す保温シュー
トの断面図、第5図は同第4図の電気回路図、第6図は
従来の自動販売機の概略中央断面図、第7図は同第6図
の保温用商品収納棚の分解斜視図である。 3……冷蔵室、13……保温用商品収納棚本体、25……保
温用商品収納棚、26……保温用シュート、27……ヒー
タ、28……断熱材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機本体内に設けられた冷蔵室と、
    前記冷蔵室内に断熱的に区画形成された保温室とを有す
    る自動販売機において、前記保温室が、商品放出用開口
    を下面に設けた保温用商品収納棚本体と、前記保温用商
    品収納棚の商品放出用開口の下方に前記保温用商品収納
    棚と一体に設けられた保温用シュートとを備え、前記保
    温用シュートの裏面に密着して取り付けたヒータと、前
    記保温用シュートの下部に設けられた開口を通常は閉塞
    し商品搬出時に開放するフラップとを備える自動販売
    機。
JP8156086A 1986-04-09 1986-04-09 自動販売機 Expired - Lifetime JPH0816945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156086A JPH0816945B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156086A JPH0816945B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62238976A JPS62238976A (ja) 1987-10-19
JPH0816945B2 true JPH0816945B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=13749674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8156086A Expired - Lifetime JPH0816945B2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0816945B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046885A (ja) * 2004-07-05 2006-02-16 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd オープンショーケース
JP4501802B2 (ja) * 2005-07-19 2010-07-14 富士電機リテイルシステムズ株式会社 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62238976A (ja) 1987-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4459826A (en) Refrigerator
JPH0252974A (ja) 冷蔵庫
JP5313857B2 (ja) 冷蔵庫
US7191827B2 (en) Low ambient temperature refrigerator
JP2000230765A (ja) 冷却装置および冷却装置が設置されるショーケース
JPH0816945B2 (ja) 自動販売機
KR970004832Y1 (ko) 오픈쇼 케이스
JP2000097546A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3188083B2 (ja) 低温庫
JP2000329442A (ja) 冷却貯蔵庫
JPH0719709A (ja) 冷蔵庫
JP3130804B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JPH06119543A (ja) 自動販売機
JP2543075Y2 (ja) 自動販売機の庫内温度調節装置
JP2008107068A (ja) 冷却貯蔵庫
KR970004831Y1 (ko) 오픈쇼 케이스
JP2000028248A (ja) 貯蔵庫
KR0118805Y1 (ko) 냉,온장겸용 쇼우케이스
JP2951015B2 (ja) 高湿度冷蔵ショーケース
JPH0391676A (ja) 低温庫
JPH0248790Y2 (ja)
JPS6030694Y2 (ja) 自動販売機の温度範囲制御装置
JP3176722B2 (ja) 解凍機能付き冷蔵庫
JPH04371779A (ja) 冷蔵庫
JPH068473Y2 (ja) クローズドショーケース