JP2721801B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2721801B2
JP2721801B2 JP6085005A JP8500594A JP2721801B2 JP 2721801 B2 JP2721801 B2 JP 2721801B2 JP 6085005 A JP6085005 A JP 6085005A JP 8500594 A JP8500594 A JP 8500594A JP 2721801 B2 JP2721801 B2 JP 2721801B2
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実 藤生
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶入り飲料等の商品を所
定温度まで冷却または加熱して販売する自動販売機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、例
えば特開平5−296630号公報に記載されているよ
うに、断熱構造を有する複数の商品収納庫を備え、各商
品収納庫に冷凍回路の蒸発器、ヒータ及び送風機を設け
たものが知られている。この自動販売機では、各商品収
納庫内の空気を蒸発器で冷却またはヒータで加熱して送
風機で循環することにより、各商品収納庫内の商品を所
望の温度まで冷却または加熱するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的な自
動販売機の販売量は、設置場所の環境や時期によって異
なるものの、時刻ごとに明かな差があることが認められ
る。例えば、店舗内に設置された自動販売機においては
営業時間外は実質的に販売されないし、屋外に設置され
た自動販売機では一般的に昼間と夜間では販売量が大幅
に異なる傾向にある。しかしながら、従来の自動販売機
は、このような時刻ごとの販売量の差に関係なく常に同
じ条件で運転されており、従って販売量の少ないときで
も冷凍回路、ヒータ及び送風機が販売量の多いときと同
様に作動するため、エネルギーを無駄に消費するという
問題点があった。また、このような事情を考慮して自動
販売機に一定の周期で省エネルギー運転をさせることも
可能であるが、自動販売機の販売量は販売条件によって
千差万別であるため、一定の周期では的確な省エネルギ
ー運転をさせることは極めて困難であった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、如何なる販売条件に
おいても各時刻ごとの販売量の差に応じた的確な省エネ
ルギー運転を行うことのできる自動販売機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、商品収納庫内を冷却または加熱する温度調
節器と、温度調節器によって冷却または加熱された空気
を商品収納庫内に循環させる送風機とを備えた自動販売
機において、前記商品収納庫の販売量を所定時刻ごとに
データとして記憶する販売量記憶手段と、前記温度調節
器及び送風機に対して販売量に応じた複数種類の運転モ
ードを設定していて、販売量記憶手段のデータに基づい
て温度調節器及び送風機を所定時刻ごとに任意の運転モ
ードで運転する制御手段とを備え、前記各運転モードと
して、温度調節器の動作に拘らず送風機を連続して運転
する第1のモードと、送風機を温度調節器の動作に同期
して運転する第2のモードと、温度調節器及び送風機を
第2のモードと同様に運転して商品収納庫内の設定温度
を所定値だけ低負荷側へ変更する第3のモードと、温度
調節器及び送風機を強制的に停止させる第4のモードと
を設定している。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】本発明の自動販売機によれば、商品収納庫の販
売量が所定時刻ごとにデータとして記憶され、このデー
タに基づいて温度調節器及び送風機が所定時刻ごとに
意の運転モードで運転されることから、如何なる販売条
件においても各時刻ごとの販売量の差に応じた的確な省
エネルギー運転が行われ、しかも販売量に応じて運転モ
ードを選択すればよいから、複雑な制御を必要としな
い。この場合、第1のモードでは温度調節器の動作に拘
らず送風機が連続して運転されるため、商品収納庫内が
極めて積極的に冷却または加熱される。また、第2のモ
ードでは送風機が温度調節器の動作に同期して運転され
るため、商品収納庫内が積極的に冷却または加熱され
る。また、第3のモードでは温度調節器及び送風機は第
2のモードと同様に運転されるが、商品収納庫内の設定
温度が所定値だけ低負荷側へ変更されるため、商品収納
庫内では販売直前の商品のみがほぼ設定温度まで冷却ま
たは加熱される。また、第4のモードでは温度調節器及
び送風機が強制的に停止されるため、商品収納庫内に残
存する冷気または暖気のみによって商品の温度が管理さ
れる。
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】図1乃至図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は自動販売機の正面断面図、図2はその側面断
面図、図3はその概略構成図である。
【0012】この自動販売機は、前面を開口した自動販
売機本体1と、自動販売機本体1の前面を開閉する外扉
2と、自動販売機本体1内に形成された計2つの商品収
納庫3とを備え、各商品収納庫3は断熱壁4及び断熱構
造の内扉5によって囲まれている。
【0013】各商品収納庫3は断熱壁4によって自動販
売機本体1の幅方向に仕切られており、それぞれ複数の
商品コラム6が収容されている。また、各商品収納庫3
の下部及び背面側の一部はそれぞれ仕切板7によって仕
切られ、各仕切板7の内側には空気循環用の送風機8
と、温度調節器をなすヒータ9及び蒸発器10が収容さ
れている。即ち、各商品収納庫3内の空気は、図2に示
すように送風機8によって商品収納庫3の上部背面側か
ら仕切板7の内側に吸入された後、蒸発器10によって
冷却、またはヒータ9によって加熱され、仕切板7の通
気孔から商品収納庫3内の下部に吹出される。
【0014】各蒸発器10は、図3に示す冷凍回路と共
に冷却用の温度調節器を構成しており、この冷凍回路に
おいて互いに並列に接続されている。各蒸発器10の一
端は圧縮機11の冷媒吸入側に接続され、その他端はキ
ャピラリチューブ12を介して凝縮器13の一端に接続
されている。また、凝縮器13の他端は圧縮機11の冷
媒吐出側に接続され、各蒸発器10の他端側、即ち冷媒
流入側にはそれぞれ電磁弁14が設けられている。これ
ら冷凍回路を構成する機器のうち、蒸発器10以外は自
動販売機本体1の下部に設けられた機械室1aに収容さ
れている。
【0015】各商品収納庫3の送風機8、ヒータ9、圧
縮機11及び各電磁弁14はマイクロコンピュータ構成
の制御部15に接続され、制御部15からの信号によっ
て制御される。即ち、商品収納庫3内の商品を冷却する
場合には、これに対応する電磁弁14を開き、この商品
収納庫3内の蒸発器10に冷凍回路の冷媒を流通させ
る。一方、商品収納庫3内の商品を加熱する場合には、
これに対応する電磁弁14を閉じて冷凍回路の冷媒の流
れを蒸発器10から遮断し、この商品収納庫3内のヒー
タ9を駆動する。その際、圧縮機11及びヒータ9は、
各商品収納庫3内にそれぞれ設置された温度センサ(図
示せず)の検出値が設定温度に近づくように作動及び停
止されるようになっている。また、制御部15は販売量
記憶手段をなすメモリ15aを備え、メモリ15aには
各商品収納庫3の商品の販売数が所定時刻ごとにデータ
として記憶されるようになっている。つまり、制御部1
5では各商品コラム6から搬出された商品の数量を各商
品収納庫3ごとに定期的(例えば1時間おき)にメモリ
15aに格納するとともに、蓄積したデータから一定の
期間(例えば過去1週間)の平均値を算定し(学習機
能)、これを各時刻ごとの販売量としている。また、制
御部15では、送風機8、ヒータ9及び冷凍回路(圧縮
機11)に対して販売量に応じた複数種類の運転モード
を設定していて、これらを販売量に基づいて所定時刻ご
とに任意の運転モードで運転するようになっている。こ
の運転モードには、図4(a) に示すように圧縮機11ま
たはヒータ9の動作に拘らず送風機8を連続して運転す
る第1のモードと、図4(b) に示すように送風機8を圧
縮機11またはヒータ9の動作に同期して運転する第2
のモードと、図4(c) に示すように圧縮機11またはヒ
ータ9と送風機8を第2のモードと同様に動作させて商
品収納庫2内の設定温度を所定値だけ低負荷側(冷却の
場合は高温側、加熱の場合は低温側)へ変更する第3の
モードと、図4(d) に示すように圧縮機11またはヒー
タ9と送風機8を強制的に停止させる第4のモードが設
定されている。
【0016】以上のように構成された自動販売機におい
て、制御部15ではメモリ15aに記憶されたデータに
基づき、例えば図5に示すように各時刻ごとに異なった
販売量が算定される。即ち、この例に示す販売量の周期
は早朝から正午にかけて増加するとともに、この後は徐
々に減少し、深夜に至ってはほぼ皆無に等しくなる。従
って、制御部15では各時刻ごとの販売量及びその時の
増加または減少の傾向に応じて送風機8、ヒータ9及び
圧縮機11の運転モードを逐次選択している。即ち、図
6に示すように販売量が増加傾向にある午前6時から正
午までは第2のモードで運転される。この場合、送風機
8が圧縮機11(またはヒータ9)の動作に同期して運
転されるため、商品収納庫内3が積極的に冷却(または
加熱)される。また、販売量が減少傾向にある正午から
午後8時頃までは第3のモードで運転される。この場合
は、送風機8及び圧縮機11(またはヒータ9)は第2
のモードと同様に運転されるが、商品収納庫2内の設定
温度が所定値だけ低負荷側へ変更されるため、商品収納
庫内3では販売直前の商品のみがほぼ設定温度まで冷却
(または加熱)される。また、販売量が最も減少する午
後8時から翌日の午前3時頃までは第4のモードで運転
される。この場合、送風機8及び圧縮機11(またはヒ
ータ9)が強制的に停止されるため、商品収納庫内3に
残存する冷気(または暖気)のみによって商品の温度が
管理される。また、販売量の増加を前にした午前3時か
ら午前6時頃までは第1のモードで運転される。この場
合、圧縮機11(またはヒータ9)の動作に拘らず送風
機8が連続して運転されるため、商品収納庫内3が極め
て積極的に冷却(または加熱)される。
【0017】このように、本実施例の自動販売機によれ
ば、各商品収納庫3の販売量を所定時刻ごとにデータと
して記憶し、このデータに基づいて圧縮機11またはヒ
ータ9と送風機8の運転を所定時刻ごとに制御するよう
にしたので、如何なる販売条件においても各時刻ごとの
販売量の差に応じた的確な省エネルギー運転を行うこと
ができ、消費電力の節約を確実に達成することができ
る。また、本実施例では販売量に応じて任意の運転モー
ドを選択すればよいから、複雑な制御を必要とせず、実
用化に際して極めて有利である。
【0018】
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動販売
機によれば、如何なる販売条件においても各時刻ごとの
販売量の差に応じた的確な省エネルギー運転を行うこと
ができるので、消費電力の節約を確実に達成することが
でき、しかも複雑な制御を必要としないので、実用化に
際して極めて有利である。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動販売機の正面断面
【図2】自動販売機の側面断面図
【図3】自動販売機の概略構成図
【図4】各運転モードを示すタイムチャート
【図5】販売量と時刻の関係を示すグラフ
【図6】各時刻における運転モードの選択例を示すタイ
ムチャート
【符号の説明】
3…商品収納庫、8…送風機、9…ヒータ、10…蒸発
器、15…制御部、15a…メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納庫内を冷却または加熱する温度
    調節器と、温度調節器によって冷却または加熱された空
    気を商品収納庫内に循環させる送風機とを備えた自動販
    売機において、 前記商品収納庫の販売量を所定時刻ごとにデータとして
    記憶する販売量記憶手段と、前記温度調節器及び送風機に対して販売量に応じた複数
    種類の運転モードを設定していて、 販売量記憶手段のデ
    ータに基づいて温度調節器及び送風機を所定時刻ごとに
    任意の運転モードで運転する制御手段とを備え、前記各運転モードとして、温度調節器の動作に拘らず送
    風機を連続して運転する第1のモードと、送風機を温度
    調節器の動作に同期して運転する第2のモードと、温度
    調節器及び送風機を第2のモードと同様に運転して商品
    収納庫内の設定温度を所定値だけ低負荷側へ変更する第
    3のモードと、温度調節器及び送風機を強制的に停止さ
    せる第4のモードとを設定した ことを特徴とする自動販
    売機。
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