JP4052255B2 - 二次空気供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次空気供給装置に関する。
内燃機関の始動時に排気浄化触媒の上流から二次空気を供給すると、排気中のHC、COを該触媒にて酸化することができ、そのときに発生する熱を利用して該触媒の温度を速やかに上昇させることができる。そして、内燃機関の始動時からの吸入空気量を積算し、この積算値が所定値以上となった場合に触媒が活性化したとして二次空気の供給を停止する技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−172131号公報 特開平5−248230号公報 特開平10−184344号公報 特開平5−33633号公報 特開平7−83040号公報
しかし、例えば排気中の未燃燃料割合によっても排気浄化触媒の温度は変化する。そのため、吸入空気量の単なる積算値のみで二次空気の供給停止を判定すると、該触媒の過熱若しくは温度上昇不足が生じる虞がある。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、二次空気供給装置において、適量の二次空気を供給することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による二次空気供給装置は、以下の手段を採用した。すなわち、
内燃機関の排気系に設けられ排気中の有害成分を浄化する排気浄化触媒と、
前記排気浄化触媒の上流の排気中へ二次空気を供給する二次空気供給手段と、
前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、
前記排気浄化触媒に流入する排気中の未燃燃料の割合と関係する値である排気特性関連値を検出する排気特性関連値検出手段と、
前記排気特性関連値検出手段により検出された排気特性関連値により得られる排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、前記吸入空気量検出手段により検出された吸入空気量よりも多い量となるように、検出された吸入空気量の値を変更する検出値変更手段と、
前記検出値変更手段により変更された後の吸入空気量を前記内燃機関の始動後から積算する吸入空気量積算手段と、
前記吸入空気量積算手段により得られる積算吸入空気量が所定値よりも大きくなった場合に前記二次空気供給手段による二次空気の供給を停止する二次空気供給停止手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明の最大の特徴は、排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、二次空気の供給時間
が短くなるように、検出されたよりも多い値に変更した吸入空気量を積算することで、二次空気供給停止の判定に用いる積算吸入空気量を早期に所定値に到達させ排気浄化触媒の過熱を抑制することにある。
ここで、二次空気の供給は、内燃機関の始動時からの積算吸入空気量が所定量に達したときに終了される。しかし、排気中の未燃燃料割合により排気浄化触媒の温度上昇度合いは異なる。従って、実際の積算吸入空気量により二次空気の供給停止時期を判断すると、二次空気供給停止時の排気浄化触媒の温度が適切な温度とならない虞がある。
例えば、気筒内での燃焼が不安定となるほど吸入空気量が少ない状態では、吸入空気量が少なくなるほど気筒内での燃焼が不安定となる。そのため、内燃機関から未燃燃料が多く排出されるようになるので排気中の未燃燃料割合が大きくなる。そして、未燃燃料割合が大きくなるほど、排気浄化触媒において未燃燃料の反応熱が多く発生するため、該排気浄化触媒がより早く温度上昇する。
そうすると、吸入空気量が少なくなることにより、排気浄化触媒が目標温度まで到達するまでの時間は短くなるのにも関わらず、実際の積算吸入空気量が所定値となるまでの時間が長くなる、すなわち、二次空気供給停止までの時間が長くなるので、実際の積算吸入空気量のみを基準として二次空気の供給の停止時期を決定していたのでは排気浄化触媒が過熱する虞がある。
そこで、本発明では、排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、吸入空気量検出手段により検出された実際の吸入空気量よりも多い量に検出値を変更する。そして、この変更後の値を積算して二次空気供給停止の判断要素となる積算吸入空気量を求める。この積算吸入空気量は、排気浄化触媒の温度の上昇が大きくなるほど、所定値に早く到達するようになる。これにより、二次空気の供給停止時期を早めることができる。その結果、排気浄化触媒の過熱を抑制することが可能となる。
なお、気筒内で一定の空燃比となるように該気筒内への燃料供給量が制御されている場合には、積算吸入空気量に代えて積算燃料供給量を用いて二次空気供給停止時期を判定しても良い。この場合も同様に、排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、実際の燃料供給量よりも多い量に変更した値を積算し、この積算値が予め定めておいた所定値に達したときに二次空気の供給を停止する。
また、積算する吸入空気量を多くするのではなく、前記所定値を小さく変更しても良い。すなわち、前記排気特性関連値検出手段により検出された排気特性関連値により得られる排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、前記所定値を小さく変更するようにしても良い。
なお、「未燃燃料割合」は、排気浄化触媒へ単位時間あたりに流入する未燃燃料の質量割合としても良い。
本発明においては、前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、吸入空気量を検出することができる。
ここで、吸入空気量が少なくなると、気筒内での燃焼が不安定となり排気中の未燃燃料割合が大きくなる。従って、排気特性関連値として、吸入空気量を用いることができる。なお、吸入空気量は、単位時間あたりに内燃機関に吸入される空気質量としても良い。
本発明においては、前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、排気浄化触媒を通過する排気の流量を検出することができる。
ここで、排気の流量が少なくなるほど、排気中の未燃燃料割合が大きくなる。すなわち、排気の流量が少ないということは、それだけ吸入空気量も少ないということであり、その分燃焼状態が不安定となり未燃燃料割合が大きくなる。従って、排気特性関連値として、排気浄化触媒を通過する排気の流量を用いることができる。なお、排気浄化触媒を通過する排気の流量は、吸入空気量と二次空気の供給量とを加えた量としても良い。
本発明においては、前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、内燃機関の負荷を検出することができる。
すなわち、内燃機関の負荷が低くなると、気筒内での燃焼が不安定となり、排気中の未燃燃料割合が大きくなる。一方、内燃機関の負荷が高くなると、燃料の揮発性が低下するため、燃焼が不安定となり、排気中の未燃燃料割合が大きくなる。従って、排気特性関連値として、内燃機関の負荷を用いることができる。なお、内燃機関の負荷は、内燃機関への燃料供給量としても良く、スロットル開度としても良い。
本発明においては、前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、内燃機関の燃料性状を検出することができる。
ここで、重質燃料が内燃機関へ供給されると気筒内での燃焼状態が悪化し、排気中の未燃燃料割合が大きくなる。そして、供給される燃料が重質となるほど、排気中の未燃燃料割合が大きくなるので、排気特性関連値として、内燃機関の燃料性状を用いることができる。
本発明に係る二次空気供給装置では、排気特性関連値に基づいて二次空気の供給停止時期が変更されるので、適量の二次空気を供給することができる。
以下、本発明に係る二次空気供給装置の具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。ここでは、本発明に係る二次空気供給装置を車両駆動用のガソリン機関に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関とその吸排気系及び二次空気供給装置の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ガソリン機関である。
内燃機関1には、吸気枝管3が接続されており、吸気枝管3の各枝管は、各気筒2の燃焼室と吸気ポート1aを介して連通している。
前記吸気枝管3は、吸気管4に接続されている。前記吸気管4における吸気枝管3の直上流に位置する部位には、該吸気管4内を流通する吸気の流量を調節するスロットル弁5が設けられている。このスロットル弁5には、スロットル開度に応じた電気信号を出力するスロットルセンサ6が取り付けられている。このスロットルセンサ6の出力信号により、スロットル弁5の開度を求めることができる。スロットル弁5の上流の吸気管4には、該吸気管4内を流通する吸気の質量に対応した電気信号を出力するエアフローメータ7が取り付けられている。
また、吸気枝管3には、各気筒2に流入する吸気中へ燃料を噴射する燃料噴射弁8が備えられている。各燃料噴射弁8は、燃料を分配する燃料分配管9に接続されている。
このように構成された吸気系では、吸気は吸気管4を介して吸気枝管3に流入する。吸気枝管3に流入した吸気は、各枝管を介して各気筒2の燃焼室へ分配される。この際に燃料噴射弁8に駆動電流が印加されて燃料噴射弁8が開弁し、その結果、燃料噴射弁8から
吸気枝管3内若しくは吸気ポート1a内へ燃料が噴射される。吸気枝管3内に噴射された燃料は吸気とともに混合気となって各気筒2に流入する。気筒2内では点火プラグ(図示省略)により点火された混合気が燃焼する。
一方、内燃機関1には、排気枝管10が接続され、排気枝管10の各枝管が排気ポート1bを介して各気筒2の燃焼室と連通している。
前記排気枝管10は、排気管11と接続されている。排気管11の途中には、排気浄化触媒12が設けられている。この排気浄化触媒12は、少なくとも未燃燃料であるHCおよび/またはCOを酸化させる能力を有する触媒である。
この排気浄化触媒12より上流の排気管11には、該排気管11内を流通する排気の空燃比に対応した電気信号を出力する空燃比センサ13が取り付けられている。この空燃比センサ13により、排気浄化触媒12へ流入する排気の空燃比をフィードバック制御することができる。一方、排気浄化触媒12より下流の排気管11には、該排気管11内を流通する排気の酸素濃度に対応した電気信号を出力する酸素濃度センサ14が取り付けられている。この酸素濃度センサ14により、大気中へ放出される排気が排気浄化触媒12により実際に浄化されているか否か検出することが可能となる。
また、内燃機関1には、各気筒2からの排気中に二次空気を供給するための二次空気供給装置が備えられている。
二次空気供給装置は、各気筒2の排気ポート1bから排気枝管10へ流入する排気中へ二次空気を噴射する二次空気噴射弁20、空気分配管21、空気導入管22、エアポンプ23、エアスイッチングバルブ(ASV)24、負圧導入管25、バキューム・スイッチング・バルブ(VSV)26を備えて構成されている。各二次空気噴射弁20は、空気分配管21に接続されている。空気分配管21には、空気導入管22を介してエアポンプ23が接続されている。また、空気導入管22の途中には、吸気枝管3の負圧を導入して開閉するエアスイッチングバルブ(ASV)24が備えられている。このASV24は、負圧導入管25を介して吸気枝管3と接続されている。負圧導入管25の途中には、駆動電圧の印加により開閉するバキューム・スイッチング・バルブ(VSV)26が設けられている。
このように構成された二次空気供給装置では、エアポンプ23に電力を供給すると該エアポンプ23が回転し、その回転に応じた空気が吐出される。一方、VSV26に駆動電圧が印加されると、該VSV26が開弁して、負圧により、ASV24が開弁状態となる。その結果、各二次空気噴射弁20から排気ポート1b若しくは排気枝管10内に二次空気が噴射される。
尚、本実施の形態では、ASV24の開閉をVSV26により制御しているが、これに代えて電磁弁を用いても良い。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU28が併設されている。このECU28は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユニットである。
ECU28には、各種センサが電気配線を介して接続され、上記した各種センサの出力信号のほか、内燃機関1に取り付けられ該内燃機関1の冷却水温度を検出する冷却水温センサ29の出力信号が該ECU28に入力されるようになっている。一方、ECU28には、燃料噴射弁8、エアポンプ23、VSV26等が電気配線を介して接続され、これらを制御することが可能になっている。また、前記ECU28は、各種アプリケーションプログラム及び各種制御マップを記憶している。
ここで、二次空気供給装置により二次空気が供給されると、排気浄化触媒12の温度を速やかに上昇させることができる。この温度上昇は、ほぼ排気の量に比例するが、排気中の未燃燃料により変動する。
図2は、内燃機関の負荷と排気中の未燃燃料割合との関係を示した図である。低負荷(X)では、気筒2内での燃焼温度が低いために排気中の未燃燃料割合(以下、「排気中の未燃燃料割合」を単に「未燃燃料割合」という。)が多くなる。そして、中負荷(Y)では、燃焼状態が安定し未燃燃料割合が一定の割合で安定し、高負荷(Z)となると、気筒内の圧力が高くなるため燃料の揮発性が低下し、未燃燃料割合が増加する。
図3は、内燃機関の始動後からの積算吸入空気量と排気浄化触媒の温度との関係を示した図である。図3中、(X)、(Y)、および(Z)は、夫々図2中の(X)、(Y)、および(Z)と対応している。
ここで、未燃燃料割合が多くなるほど排気浄化触媒12での反応熱が多く発生し、該排気浄化触媒12の温度が高くなる。また、内燃機関1の始動後からの積算吸入空気量が多くなるほど排気浄化触媒12の温度が高くなることが分かる。
次に、本実施例による二次空気供給制御について説明する。
本実施例による二次空気供給制御では、内燃機関1の冷間始動時に二次空気の供給を開始する。そして、エアフローメータ7から得られる内燃機関1の吸入空気量を積算し、積算吸入空気量が所定値となったときに二次空気の供給を停止する。この所定値とは、排気浄化触媒12が活性化し得る積算吸入空気量の値である。
そして、本実施例では、実際に検出された吸入空気量に応じて、積算する吸入空気量の値を変更する。
ここで、図4は、実際に検出される吸入空気量と未燃燃料割合との関係を示した図である。このように、実際に検出された吸入空気量がある値よりも小さくなると、気筒2内での燃焼が不安定となり、排気中の未燃燃料割合が増加する。このように、排気中の未燃燃料割合が増加すると、排気浄化触媒12において発生する反応熱が増加し、該排気浄化触媒12の温度上昇の速度が速くなるため、該排気浄化触媒12は早期に活性化する。そのため、二次空気の供給時間を短くしたほうが良い。一方、仮に二次空気の供給時間を短くしなければ、排気浄化触媒12が過熱する虞がある。
その点、本実施例では、内燃機関1の吸入空気量がある値よりも少ない場合であって、実際に検出される吸入空気量(以下、「実際の吸入空気量」という。)が少なくなるほど、吸入空気量が多くなるように検出された値を変更し、この変更された吸入空気量(以下、「変更吸入空気量)という。)を積算する。つまり、実際に吸入空気量を変更するのではなく、検出値のみを変更して積算する。具体的には、実際の吸入空気量が少なくなるほど大きくなる係数を該実際の吸入空気量に乗じて変更吸入空気量を算出する。
ここで、図5は、本実施例による実際の吸入空気量と変更吸入空気量を算出するための係数kgaとの関係を示した図である。
次に、本実施例による二次空気供給制御のフローについて説明する。
図6は、本実施例による二次空気供給制御のフローチャート図である。
本ルーチンは、内燃機関の始動直後から規定時間毎に実行される。
ステップS101では、ECU28は、内燃機関1が低温状態で始動されたか否か判定する。ここでは、例えば、内燃機関1の冷却水温を検出する水温センサ(図示省略)により得られる冷却水温が規定温度以下である場合に低温状態で始動されたと判定する。また
、排気浄化触媒12の温度を検出する温度センサ(図示省略)により得られる該排気浄化触媒12の温度が規定温度以下である場合に低温状態で始動されたと判定しても良い。
ステップS101で肯定判定がなされた場合にはステップS102へ進み、一方、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS102では、ECU28は、フラグXTGAが0であるか否か判定する。ここで、フラグXTGAの初期値は0である。
ステップS102で肯定判定がなされた場合にはステップS103へ進み、一方、否定判定がなされた場合には本ルーチンを一旦終了させる。
ステップS103では、ECU28は、エアフローメータ7からの出力信号に基づいて吸入空気量Gaを取り込む。このときに取り込まれるのは、実際の吸入空気量である。
ステップS104では、ECU28は、吸入空気量Gaが所定値Aよりも多いか否か判定する。この所定値Aは、気筒2内での燃焼状態が不安定となる吸入空気量の上限であり、吸入空気量Gaが所定値Aよりも多ければ気筒2内での燃焼状態が安定していることを示している。
ステップS104で肯定判定がなされた場合にはステップS106へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS105へ進む。
ステップS105では、ECU28は、図5より求まる係数を吸入空気量Gaに乗じたものを新たな吸入空気量Gaとして記憶する。なお、図5に示す関係は予め実験等により求めECU28に記憶させておく。
ステップS106では、ECU28は、積算吸入空気量TGaを算出する。ここでは、前ルーチンで算出された積算吸入空気量TGaに吸入空気量Gaを加えたものを新たな積算吸入空気量TGaとして記憶する。
ステップS107では、ECU28は、積算吸入空気量TGa以外の条件による二次空気供給条件(AI−ON条件)が成立しているか否か判定する。ここでは、例えば、冷却水温が規定の範囲内にあるか否か、内燃機関1が高負荷で運転されていないか否かにより判定される。
ステップS107で肯定判定がなされた場合にはステップS108へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS110へ進む。
ステップS108では、ECU28は、積算吸入空気量TGaが所定値Bよりも多いか否か判定する。ここで、所定値Bは、二次空気の供給が必要な積算吸入空気量の上限である。積算吸入空気量TGaが所定値Bよりも多い場合には、排気浄化触媒12が活性化したとして二次空気の供給を停止する。
ステップS108で肯定判定がなされた場合にはステップS109へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS111へ進む。
ステップS109では、フラグXTGAに1が代入される。なお、フラグXTGAは、内燃機関1の始動時に0が代入される。
ステップS110では、二次空気の供給が停止される(AI−OFF)。
ステップS111では、二次空気が供給される(AI−ON)。
このようにして、実際の吸入空気量に基づいて、積算する吸入空気量を変更することができる。これにより、二次空気の供給停止の判定条件となる積算吸入空気量を排気浄化触媒12の温度に応じた値とすることができ、適量の二次空気が供給された後に二次空気の
供給を停止することができる。
なお、本ルーチンにおいては、積算吸入空気量を二次空気供給停止の条件として用いているが、内燃機関1は一定の空燃比となるように制御されていることが一般的であるため、積算吸入空気量に代えて内燃機関1に供給される燃料量を積算し、積算供給燃料量を二次空気供給停止の条件として用いても良い。
一方、図2により示される内燃機関の負荷と未燃燃料割合との関係は、図4で示される吸入空気量と未燃燃料割合との関係と同様に、負荷がある値よりも低い場合であって、負荷が低くなるほど未燃燃料割合が増加する。そのため、図6に示したフロー中のステップS104において、吸入空気量Gaが所定値Aよりも多いか否か判定することに代えて、内燃機関の負荷klが所定値Cよりも大きいか否か判定するようにしても良い。
図7は、変更吸入空気量を算出するか否かを内燃機関の負荷により決定する場合のフローであり、図6中のステップS104およびステップS105に変わる部分のみを示した図である。他の部分については、図6に示すフローと同様の処理がなされる。
すなわち、ステップS104に代えてステップS201を実行し、ステップS105に代えてステップS202を実行する。
ステップS201では、ECU28は、内燃機関の負荷klが所定値Cよりも大きいか否か判定する。この所定値Cは、気筒2内での燃焼状態が不安定となる内燃機関の負荷の上限であり、内燃機関の負荷klが所定値Cよりも大きければ気筒2内での燃焼状態が安定していることを示している。
ステップS201で肯定判定がなされた場合にはステップS106へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS202へ進む。
ステップS202では、ECU28は、係数kkl1を吸入空気量Gaに乗じたものを新たな吸入空気量Gaとして記憶する。
ここで、図8は、内燃機関1の負荷と係数kkl1との関係を示した図である。この図は予め実験等により求めECU28に記憶させておく。
このようにして、内燃機関1の負荷に基づいて、積算する吸入空気量を変更するか否か判定し、さらには、変更吸入空気量を算出しても良い。同様に、吸入空気量若しくは内燃機関の負荷に代えて、スロットル開度に基づいて、積算する吸入空気量を変更するか否か判定し、さらには、変更吸入空気量を算出しても良い。
また、図6に示したフロー中のステップS104において、吸入空気量Gaが所定値Aよりも多いか否か判定することに代えて、排気浄化触媒12を通過する排気の流量が所定値よりも大きいか否か判定するようにしても良い。すなわち、排気浄化触媒12を通過する排気の流量によっても該排気浄化触媒12の温度の上昇度合いが変化するため、この排気の流量に基づいて、積算する吸入空気量を変更し、該排気浄化触媒12の過熱および昇温不足を抑制することができる。
ここで、排気浄化触媒12を通過する排気の流量は、内燃機関の吸入空気量と、二次空気の供給量と、から求まる。二次空気の供給量は、エアフローメータ11と同様のものを空気導入管22に取り付けることで検出可能である。
なお、本実施例においては、積算する吸入空気量を算出することにより、積算吸入空気量を変更しているが、これに代えて、所定値Bを変更するようにしても良い。すなわち、未燃燃料割合が増加するほど、所定値Bが小さくなるように変更することにより、積算吸
入空気量がより早期に所定値Bに到達するようになれば、二次空気の供給停止がより早期に行われるので排気浄化触媒12の過熱を抑制することが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、排気浄化触媒12に適量の二次空気を供給することができ、該排気浄化触媒12の過熱および昇温不足を抑制することができる。
本実施例においては、内燃機関1の高負荷領域において増加する未燃燃料割合の増加をも考慮して積算吸入空気量を算出する。
ここで、図2中(Z)に示すように、内燃機関1が高負荷となるほど、燃料の揮発性が低下し、未燃燃料割合が増加する。従って、高負荷領域においても、未燃燃料割合の増加による排気浄化触媒12の温度上昇度合いが大きくなる。従って、高負荷領域では、負荷が高くなるほど、積算する吸入空気量を実際の吸入空気量よりも大きい値となるように変更する。これにより、高負荷領域で運転される時間が長くなるほど、若しくは、負荷が高くなるほど、積算吸入空気量が早期に二次空気供給停止の条件となる値まで増加し、早期に二次空気の供給を停止することができる。
次に、本実施例による二次空気供給制御のフローについて説明する。
図9は、本実施例による二次空気供給制御のフローチャート図である。
本ルーチンは、内燃機関の始動直後から規定時間毎に実行される。なお、ステップS106以降の処理については、図6に示すフローと同一なので省略する。また、前述のフローと同一の処理が行われるステップについては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップS301では、ECU28は、内燃機関の負荷klを取り込む。内燃機関の負荷klは、燃料噴射弁8からの燃料噴射量により得ることができる。
ステップS302では、ECU28は、負荷補正係数kkl2を算出する。
ここで、図10は、負荷と未燃燃料割合および負荷補正係数kkl2との関係を示した図である。この関係は予め実験等により求め、ECU28に記憶させておく。ECU28は、図10に内燃機関の負荷を代入して負荷補正係数kkl2を得る。
ステップS303では、ECU28は、内燃機関の負荷klが所定値Cよりも大きいか否か判定する。ここで、所定値Cは、内燃機関の低負荷領域であって、未燃燃料割合の増加による排気浄化触媒12の温度の上昇度合いが大きくなる負荷の上限である。この所定値Cと図10に示すCとは同一の値である。
ステップS303で肯定判定がなされた場合にはステップS304へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS305へ進む。
ステップS304では、ECU28は、内燃機関の負荷klが所定値Dよりも大きいか否か判定する。ここで、所定値Dは、内燃機関の高負荷領域であって、未燃燃料割合の増加による排気浄化触媒12の温度の上昇度合いが大きくなる負荷の下限である。この所定値Dと図10に示すDとは同一の値である。
ステップS304で肯定判定がなされた場合にはステップS106へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS305へ進む。
ステップS305では、ECU28は、負荷補正係数kkl2を吸入空気量Gaに乗じたものを新たな吸入空気量Gaとして記憶する。
このようにして、低負荷領域および高負荷領域では、負荷に応じて、積算する吸入空気量を変更することができる。これにより、二次空気の供給停止の判定条件となる積算吸入
空気量を排気浄化触媒12の温度に応じた値とすることができ、適量の二次空気が供給された後に二次空気の供給を停止することができる。
なお、図10の関係を予めマップ化しておき、図9に示すフローを簡略化することができる。
ここで、図11は、本実施例による二次空気供給制御を簡略化したフローチャート図である。図9と同じ処理が行われるステップについては、図9と同じ符号を付している。
このように、内燃機関の負荷と所定値C、Dとの関係を判断せずに吸入空気量を積算することもできる。
本実施例においては、燃料性状を考慮して積算吸入空気量を算出する。
ここで、燃料噴射弁8から重質燃料が供給されると、気筒2内での燃焼状態が悪化し、排気中の未燃燃料割合が増加する。このようにして排出された未燃燃料が排気浄化触媒12で反応し、該排気浄化触媒12の温度を上昇させる。従って、重質燃料が供給された場合には、積算する吸入空気量を実際の吸入空気量よりも多い量に変更する。これにより、重質燃料が供給されると積算吸入空気量が早期に二次空気供給停止の条件となる値まで増加し、早期に二次空気の供給を停止することができる。
次に、本実施例による二次空気供給制御のフローについて説明する。
図12は、本実施例による二次空気供給制御のフローチャート図である。
本ルーチンは、内燃機関の始動直後から規定時間毎に実行される。なお、ステップS106以降の処理については、図6に示すフローと同一なので説明を省略する。また、前述のフローと同一の処理が行われるステップについては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップS401では、ECU28は、燃料噴射弁8から供給される燃料が軽質燃料であるか否か判定する。
ここで、重質燃料は揮発性が低いために、燃料噴射弁8から噴射されてからの蒸発が緩慢となる。そのため、気筒2内での混合気は実質的にリーン空燃比側へずれ、発生トルクが減少するので、機関回転数が低下する。そこで、燃料供給量と機関回転数との関係から供給された燃料の性状を判定することができる。また、燃料タンク(図示省略)内の燃料の蒸発量を検出して、この蒸発量が多いときに軽質燃料であると判定しても良い。
ステップS401で肯定判定がなされた場合にはステップS106へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS402へ進む。
ステップS402では、ECU28は、冷却水温THWを取り込む。冷却水温THWは、冷却水温センサ29の出力信号から得る。
ステップS403では、ECU28は、重質燃料補正係数kfuを算出する。
ここで、図13は、冷却水温THWと重質燃料補正係数kfuとの関係を示した図である。重質燃料による燃焼状態の悪化は、冷却水温THWが低いほど顕著に現れるため、冷却水温THWに応じて重質燃料補正係数kfuを変更する。なお、図13の関係は予め実験等により求めECU28に記憶させておく。ECU28は、図13に冷却水温THWを代入して、重質燃料補正係数kfuを得ることができる。
ステップS404では、ECU28は、重質燃料補正係数kfuを吸入空気量Gaに乗じたものを新たな吸入空気量Gaとして記憶する。
このようにして、内燃機関1に重質燃料が供給された場合には、積算する吸入空気量が
多くなるように変更することができる。これにより、二次空気の供給停止の判定条件となる積算吸入空気量を排気浄化触媒12の温度に応じた値とすることができ、適量の二次空気が供給された後に二次空気の供給を停止することができる。
本実施例においては、排気浄化触媒12内の2点間の温度差が大きい場合には、二次空気の供給を停止する。
ここで、図14は、排気浄化触媒内部の位置と温度との関係を示した図である。図14の横軸は、排気浄化触媒12内の位置を示し、図14中「Fr」は排気浄化触媒12の上流側、「Rr」は下流側を示している。また、図14中のa、b、c、dは、夫々、図3中の積算吸入空気量であるa、b、c、dと対応している。また、図14中の破線、および実線は、夫々図2中の内燃機関の負荷であるX、Yと対応している。
二次空気供給中は、排気浄化触媒12の上流側、すなわち「Fr」側から未燃燃料の酸化反応が始まるので、排気浄化触媒12の上流側の温度が下流側の温度よりも高くなり、上流側と下流側とで温度差が生じる。
そして、積算吸入空気量が多くなるほど、上流側と下流側との温度差が大きくなる。また、内燃機関1の負荷が小さくなるほど、排気の流量が減少するため、上流側で反応する未燃燃料が多くなり、より上流側と下流側との温度差が大きくなる。
次に、図15は、排気浄化触媒内部の最高温度と排気浄化触媒内部の距離あたりの温度差ΔTとの関係を示した図である。
ここで、排気浄化触媒12内部の距離あたりの温度差ΔT(以下、単に「温度差ΔT」という。)とは、排気浄化触媒12内部の任意の2点間の温度差を表している。また、排気浄化触媒12の最高温度Tmaxとは、前記2点で一番温度の高い箇所の温度を表している。また、「許容範囲」とは、排気浄化触媒12が破損する虞のない範囲を表し、「割れ」とは、排気浄化触媒12が破損する虞のある範囲を表している。
このように、最高温度Tmaxが高いと、温度差ΔTが小さくても「割れ」が生じる虞があり、反対に最高温度Tmaxが低いと温度差ΔTが大きくなければ「割れ」は生じないことになる。
そして、二次空気を供給する場合には、図15中の「許容範囲」内で行うことが必要となる。
その点、本実施例においては、この「許容範囲」内でのみ二次空気の供給を行うため排気浄化触媒12の破損を抑制することができる。
ここで、本実施例においては、図16に示すように、排気浄化触媒12の上流側の温度を検出する上流側温度センサ30および下流側の温度を検出する下流側温度センサ31を備えている。これらセンサの出力信号は、ECU28に入力される。
次に、本実施例による二次空気供給制御のフローについて説明する。
図17は、本実施例による二次空気供給制御のフローチャート図である。
本ルーチンは、内燃機関の始動直後から規定時間毎に実行される。なお、ステップS106以前の処理については、図6に示すフローと同一なので省略する。また、前述のフローと同一の処理が行われるステップについては、同一の符号を付し、説明を省略する。
ステップS501では、ECU28は、上流側温度センサ30から得られる温度ExT1を取り込む。
ステップS502では、ECU28は、下流側温度センサ31から得られる温度ExT2を取り込む。
ステップS503では、ECU28は、上流側温度センサ30から得られる温度ExT1が下流側温度センサ31から得られる温度ExT2よりも高いか否か判定する。
ステップS503で肯定判定がなされた場合にはステップS504へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS505へ進む。
ステップS504では、ECU28は、最高温度Tmaxに上流側温度センサ30から得られる温度ExT1を代入する。
ステップS505では、ECU28は、最高温度Tmaxに下流側温度センサ31から得られる温度ExT2を代入する。
ステップS506では、ECU28は、次式により温度差ΔTを算出する。
ΔT=|ExT1−ExT2|
ステップS507では、ECU28は、許容温度差kΔTを算出する。
ここで、許容温度差kΔTは、図15中の「許容範囲」と「割れ」との境界線で示される。すなわち、図15の「最高温度」にステップS504若しくはステップS505で得られた最高温度Tmaxを代入して得られる温度差が許容温度差kΔTとなる。
ステップS508では、ECU28は、ステップS506で算出した温度差ΔTがステップS507で算出した許容温度差kΔTよりも小さいか否か判定する。
ステップS508で肯定判定がなされた場合にはステップS111へ進み、一方、否定判定がなされた場合にはステップS109へ進む。
このようにして、排気浄化触媒12内の2点間の温度差および最高温度が許容範囲内であるときに限り二次空気の供給を行うことが可能となり、排気浄化触媒12の破損を抑制することができる。
実施例に係る内燃機関とその吸排気系及び二次空気供給装置の概略構成を示す図である。 内燃機関の負荷と未燃燃料割合との関係を示した図である。 内燃機関の始動後からの積算吸入空気量と排気浄化触媒の温度との関係を示した図である。 実際に検出される吸入空気量と未燃燃料割合との関係を示した図である。 実施例1による実際の吸入空気量と変更吸入空気量を算出するための係数kgaとの関係を示した図である。 実施例1による二次空気供給制御のフローチャート図である。 変更吸入空気量を算出するか否かを内燃機関の負荷により決定する場合のフローであり、図6中のステップS104およびステップS105に変わる部分のみを示した図である。 内燃機関の負荷と係数kkl1との関係を示した図である。 実施例2による二次空気供給制御のフローチャート図である。 負荷と未燃燃料割合および負荷補正係数kkl2との関係を示した図である。 実施例2による二次空気供給制御を簡略化したフローチャート図である。 実施例3による二次空気供給制御のフローチャート図である。 冷却水温THWと重質燃料補正係数kfuとの関係を示した図である。 排気浄化触媒内部の位置と温度との関係を示した図である。 排気浄化触媒の最高温度と排気浄化触媒内部の距離あたりの温度差ΔTとの関係を示した図である。 実施例4による排気浄化触媒のセンサ取り付け状態を示した図である。 実施例4による二次空気供給制御のフローチャート図である。
符号の説明
1 内燃機関
1a 吸気ポート
1b 排気ポート
2 気筒
3 吸気枝管
4 吸気管
5 スロットル弁
6 スロットルセンサ
7 エアフローメータ
8 燃料噴射弁
9 燃料分配管
10 排気枝管
11 排気管
12 排気浄化触媒
13 空燃比センサ
14 酸素濃度センサ
20 二次空気噴射弁
21 空気分配管
22 空気導入管
23 エアポンプ
24 エアスイッチングバルブ(ASV)
25 負圧導入管
26 バキューム・スイッチング・バルブ(VSV)
28 ECU
29 冷却水温センサ
30 上流側温度センサ
31 下流側温度センサ

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気系に設けられ排気中の有害成分を浄化する排気浄化触媒と、
    前記排気浄化触媒の上流の排気中へ二次空気を供給する二次空気供給手段と、
    前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、
    前記排気浄化触媒に流入する排気中の未燃燃料の割合と関係する値である排気特性関連値を検出する排気特性関連値検出手段と、
    前記排気特性関連値検出手段により検出された排気特性関連値により得られる排気中の未燃燃料割合が大きくなるほど、前記吸入空気量検出手段により検出された吸入空気量よりも多い量となるように、検出された吸入空気量の値を変更する検出値変更手段と、
    前記検出値変更手段により変更された後の吸入空気量を前記内燃機関の始動後から積算する吸入空気量積算手段と、
    前記吸入空気量積算手段により得られる積算吸入空気量が所定値よりも大きくなった場合に前記二次空気供給手段による二次空気の供給を停止する二次空気供給停止手段と、
    を具備することを特徴とする二次空気供給装置。
  2. 前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、吸入空気量を検出することを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
  3. 前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、排気浄化触媒を通過する排気の流量を検出することを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
  4. 前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、内燃機関の負荷を検出することを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
  5. 前記排気特性関連値検出手段は排気特性関連値として、内燃機関の燃料性状を検出することを特徴とする請求項1に記載の二次空気供給装置。
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