JP4051907B2 - チューブポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
弾性を有するチューブ(ポンプチューブ)をしごくことにより、チューブ内の液体を送液するチューブポンプが知られており、例えば医療機器、プリンタ等において広く用いられている。
【0003】
このチューブポンプは、通常、ロータと、ロータを回転駆動するモータと、ロータに設置された複数のローラとを有し、このローラがロータの外周に沿って配置されたチューブを圧閉しつつロータが回転して、送液を行うようになっている。
【0004】
しかしながら、従来のチューブポンプでは、ロータを駆動するモータが大きいために、小型化、特に薄型化が困難である、という問題がある。
【0005】
また、従来のチューブポンプでは、モータの電磁ノイズが他の機器に影響を及ぼすおそれがある、という問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、簡単な構造で、小型化、特に薄型化に有利であり、またロータが回転するのを検出することができるチューブポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、下記の本発明により達成される。
【0008】
本発明のチューブポンプは、弾性を有するチューブを装着する装着部を有する本体と、前記本体に対し回転可能に設置されたロータと、前記ロータに複数設けられ、前記チューブの一部を圧閉する圧閉部と、前記ロータが回転するのを検出する回転検出手段と、前記装着部に装着された前記チューブの近傍に設けられた可撓性を有する板状体とを有し、
前記圧閉部は、該板状体を介して前記チューブを圧閉し、前記回転検出手段は、前記板状体の一部が前記圧閉部に押圧されて変位することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とする。
【0009】
本発明のチューブポンプは、前記ロータと連動する被駆動体と、前記被駆動体に当接して設けられ、圧電素子を備えた少なくとも1つの振動体とを有し、前記振動体は、前記圧電素子に交流電圧を印加することにより振動し、この振動により、前記被駆動体に力を繰り返し加えて前記被駆動体を駆動して、前記ロータを回転させることを特徴とする。
【0011】
本発明のチューブポンプは、前記回転検出手段が、前記板状体の一部が電気接点として機能することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とする。
【0012】
本発明のチューブポンプは、前記回転検出手段が、前記板状体の一部に設けられた少なくとも1つの第1電気接点と、前記本体側に設けられ、前記第1電気接点に対応する第2電気接点とを有し、前記第1電気接点と前記第2電気接点とが接触・離間することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とする。
【0013】
本発明のチューブポンプは、前記板状体が、前記装着部に装着された前記チューブの前記圧閉部に圧閉される部分のほぼ全域に渡って設けられていることを特徴とする。
【0014】
本発明のチューブポンプは、前記板状体が、その厚さ方向に変位可能に設けられていることを特徴とする。
【0015】
本発明のチューブポンプは、前記板状体が、その面内方向に変位しないように設けられていることを特徴とする。
【0016】
本発明のチューブポンプは、前記板状体が、前記本体に対し着脱可能に設置されていることを特徴とする。
【0017】
本発明のチューブポンプは、前記板状体が一定の限度を超えて変位しないように規制する変位量規制手段を有することを特徴とする。
【0018】
本発明のチューブポンプは、前記圧閉部が、前記ロータに対し固定的に設けられていることを特徴とする。
【0019】
本発明のチューブポンプは、前記圧閉部が、前記ロータの回転軸方向から前記チューブを圧閉することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のチューブポンプを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0033】
図1は、本発明のチューブポンプの実施形態を示す平面図、図2は、図1中のX−X線での断面側面図、図3は、図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体の斜視図、図4は、図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体が屈曲振動する様子を示す平面図、図5は、図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体の凸部が楕円運動する様子を示す平面図である。なお、以下の説明では、図2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
【0034】
これらの図に示すチューブポンプ1は、弾性を有するチューブ100を装着するチューブ装着溝(装着部)93を有する本体9と、本体9に対し回転可能に設置されたロータ5と、本体9に設置され、ロータ5を回転駆動する振動体6と、ロータ5とチューブ100との間に設けられた薄板(板状体)4と、ロータ5が回転するのを検出する回転検出手段3とを備えている。以下、各部の構成について説明する。
【0035】
図2に示すように、本体9は、基板91と、基板91の中心部から上方に向かって突設されたロータ回転軸92とを有している。
【0036】
図1に示すように、基板91の上面には、薄板挿入溝94がロータ回転軸92を中心とするほぼ円環状に形成されている。
【0037】
基板91の上面には、さらに、図1に示す平面視でほぼU字状をなすチューブ装着溝93が形成されている。
【0038】
チューブ装着溝93は、ロータ回転軸92を中心とするほぼ円弧状をなす円弧部931と、円弧部931の図1中の左端部から図1中の下方へ延びる直線部932と、円弧部931の図1中の右端部から図1中の下方へ延びる直線部933とで構成されている。
【0039】
円弧部931は、図2に示すように、薄板挿入溝94の底部941に形成されている。すなわち、チューブ装着溝93の幅は、薄板挿入溝94の幅より小さくなっており、円弧部931は、薄板挿入溝94の底部941にさらに凹部(溝)を形成するようにして設けられている。また、円弧部931は、中心角がほぼ180°の範囲に形成されている。
【0040】
チューブ(ポンプチューブ)100は、このようなチューブ装着溝93に沿って、本体9に対し、図1に示す平面視でほぼU字状に装着されている。すなわち、チューブ100は、円弧部931に位置する円弧部103と、直線部932に位置する上流部101と、直線部933に位置する下流部102とを有している。
【0041】
チューブ100は、弾性(復元性)を有している。チューブ100の円弧部103は、後述する凸部54に押圧されることにより閉塞した状態(図2中の左側に示す状態)になり、この押圧が解除されると、元の状態(図2中の右側に示す状態)に戻る。
【0042】
本体9には、ロータ5が回転可能に設置されている。ロータ5は、ほぼ円盤状をなすロータ本体51と、ロータ本体51の外周部に例えば圧入により固着された円環状のリング(被駆動体)53とを有している。
【0043】
このロータ5は、ロータ本体51の中心部に設置された軸受11、12を介して本体9のロータ回転軸92に対し回転可能に設置されている。
【0044】
このように、本実施形態では、本体9は、ロータ5を片側(下側)から支持しており、ロータ5を上側から覆う部材がない。よって、チューブポンプ1は、薄型化に特に有利である。
【0045】
ロータ5は、後述する振動体6に駆動され、図1中の時計回りに回転する。すなわち、振動体6は、リング53(ロータ5)の外周面に当接して設置されており、振動体6が振動すると、振動体6から摩擦力(押圧力)を繰り返し受けてリング53(ロータ5)が図1中の時計回りに回転駆動される。すなわち、リング53は、振動体6に駆動される被駆動体となるものである。
【0046】
図2に示すように、本実施形態では、リング53の外周には、周方向に沿って溝531が形成されており、振動体6(凸部66)は、溝531の内面(凹面)532に当接している。これにより、振動体6のリング53に対する当接位置が上下にずれるのを防止することができる。また、溝531(内面532)の断面は、円弧状をなしており、これにより、振動体6のリング53に対する当接位置が上下に多少ずれた場合であっても、振動体6とリング53との接触状態が維持され、駆動力をロスすることがない。
【0047】
ロータ5には、チューブ100を圧閉(押圧閉塞)する圧閉部として、ロータ本体51の下面から突出する2つの凸部54、54がそれぞれ設けられている。この凸部54は、後述する薄板4を介して、チューブ100の円弧部103の一部をチューブ装着溝93(円弧部931)の底との間で上側から圧閉する。
【0048】
図示の構成では、凸部54は、ロータ本体51の下面からほぼ円柱状(円盤状)に突出するように形成されている。
【0049】
2つの凸部54、54は、ロータ5の周方向に沿ってほぼ等間隔(180°間隔)で設置されており、これにより、ロータ5の回転位置によらず、2つの凸部54、54のうちの少なくとも一方がチューブ100(円弧部103)を圧閉する。
【0050】
ロータ5が回転すると、凸部54は、薄板4に対し摺動するようにしてチューブ100(円弧部103)をしごき、これにより、チューブ100内の液体が送液される。
【0051】
本実施形態では、圧閉部を凸部54のようにロータ5に対し固定的に設けられているもの(自転しないもの)としたことにより、圧閉部の構造を小型化・簡素化することができ、チューブポンプ1全体の小型化に寄与する。
【0052】
なお、本発明では、圧閉部は、ローラやボール等のように、ロータに対し回転(自転)可能に設置されているようなものであってもよい。また、圧閉部は、ロータ5に3つ以上設けられていてもよく、その場合、それらの圧閉部は、ロータ5の周方向に沿ってほぼ等間隔で配置されているのが好ましい。
【0053】
本実施形態では、チューブ100をロータ回転軸92方向から(図示の構成では上側から)圧閉することにより、チューブ100とロータ5とがロータ5の厚さ方向(ロータ回転軸92方向)に重ねて配置される。よって、チューブポンプ1全体の小型化(図1中における占有面積の低減)に特に有利である。
【0054】
なお、本発明では、圧閉部がチューブ100(円弧部103)をロータ5の半径方向から(内周側から)圧閉するよう構成されていてもよい。
【0055】
また、本実施形態では、チューブ100の円弧部103は、ロータ5の最外周より内側に位置している。これにより、ロータ5を回転させるのに必要なトルクが比較的小さく、よって、振動体6をより小型化することができ、その結果、チューブポンプ1全体をより小型化することができる。
【0056】
図2に示すように、本実施形態のチューブポンプ1では、チューブ100(円弧部103)と、ロータ5との間に、薄板(板状体)4が設けられており、チューブ100(円弧部103)は、この薄板4を介して凸部54により圧閉される。
【0057】
図1に示すように、薄板4は、ロータ回転軸92を中心とするほぼ円環状をなすリング部41と、リング部41から外周側(図1中の下側)に向かって突出するように形成された固定部42とを有している。この薄板4は、固定部42においてボルト17、17により本体9に対し固定されており、その面内方向に変位(移動)しないようになっている。
【0058】
リング部41は、薄板挿入溝94に沿って設けられており、チューブ100の円弧部103を上側から覆っている。リング部41の幅は、薄板挿入溝94の幅よりもやや小さくなっている。
【0059】
図2中の左側に示すように、凸部54に押圧された部分のリング部41は、その厚さ方向(下方向)に変位(移動)して薄板挿入溝94内に挿入し、これによりチューブ100が圧閉される。
【0060】
本実施形態では、このような薄板4を用いることにより、凸部54のような圧閉部とチューブ100とが直接擦れあうことがなく、チューブ100は、押し潰される方向(チューブ100の軸方向と直交する方向)の力のみを凸部54のような圧閉部から受け、引きずられるような力(チューブ100の軸方向の力)を受けない。よって、チューブ100の移動やねじれがより確実に防止され、より円滑な送液が可能となる。また、チューブ100の劣化が防止され、チューブ100の長寿命化が図れる。
【0061】
特に、圧閉部が凸部54のように自転しないものである場合であっても、薄板4を設けたことにより、チューブ100を劣化・損傷するようなことを防止することができる。
【0062】
このような薄板4は、例えば各種金属材料等の導電性材料で構成されており、その一部には、後述する第1電気接点31が形成されている。なお、薄板4は、その全体が導電性材料で構成されていなくてもよく、少なくとも第1電気接点31が導電性材料で構成されていればよい。
【0063】
本実施形態では、凸部54がリング部41に対して摺動することとなるため、リング部41と凸部54との両方または一方の少なくとも表面を比較的摩擦係数の低い材料で構成することにより、リング部41と凸部54との摩擦を低減することが好ましい。前記低摩擦材料としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(テフロン(登録商標))のようなフッ素系樹脂等が挙げられる。
【0064】
また、潤滑剤を用いて、リング部41と凸部54との摩擦を低減してもよい。この潤滑剤としては、例えば、グリス、シリコンオイル等が挙げられる。
【0065】
本実施形態では、ボルト17、17による固定部42の固定を解除することができ、これにより薄板4は、本体9に対し着脱可能になっている。よって、本実施形態では、薄板4を交換することができ、薄板4が劣化、損傷した場合に新しいものに交換することができる。また、送液速度(ロータ5の回転速度)や、チューブ100の径、材質、硬さ等に合わせて、厚さ、材質、硬さ等が異なる同様の薄板4に交換することができ、最適な薄板4を適宜選択して使用することができる。
【0066】
また、図2に示すように、本実施形態では、凸部54に押圧された部分のリング部41は、薄板挿入溝94内に挿入したとき、その縁部が薄板挿入溝94の底部941に当接し、それ以上、下方向に変位することが禁止される。これにより、凸部54に押圧されて厚さ方向に変位した部分のリング部41の位置決めがなされ、リング部41が傾くことを防ぐとともに、チューブ100が常に一定のつぶし量で圧閉される。よって、チューブ100を過剰に圧閉(圧迫)することが防止され、チューブ100の劣化をさらに低減し、より長寿命化を図ることができる。
【0067】
このように、本実施形態では、底部941(円弧部931)は、薄板4(リング部41)が一定の限度を超えて変位しないように規制する変位量規制手段として機能する。なお、チューブ装着溝93の円弧部931の形状(深さ)は、チューブ100のつぶし量が最適になるように設定されている。
【0068】
また、本実施形態では、薄板4は、チューブ100のローラ10に圧閉される部分(円弧部103)の全域に渡って設けられている。これにより、この全域に渡って前述した効果が得られる。このように、薄板4は、チューブ100のローラ10に圧閉される部分(円弧部103)のほぼ全域に渡って設けられているのが好ましい。
【0069】
また、薄板4は、変形後に元の形状に復帰する復元性(弾性)を有するものであるのが好ましい。
【0070】
また、薄板4の厚さは、特に限定されないが、0.005〜0.1mm程度であるのが好ましい。薄板4の厚さが厚すぎると、薄板4の構成材料等によっては、変形しにくいものとなって、チューブ100を好適に圧閉することができない場合がある。また、薄板4の厚さが薄すぎると、薄板4の構成材料等によっては、破損しやすくなる場合がある。
【0071】
また、本実施形態では、薄板4を用いることにより、凸部54のような圧閉部の小型化が図れる。
【0072】
通常、凸部54のような圧閉部を小型にすると、押圧面積が小さくなって圧閉するときにチューブ100に食い込むような状態となり、チューブ100の劣化が速まったり、ロータ5が円滑に回転できなくなったりする不都合を生じる。
【0073】
これに対し、本実施形態では、薄板4を介して圧閉することによって、チューブ100を押圧する面積が拡大し、押圧力を薄板4の面内に分散することができる。すなわち、凸部54のような圧閉部を小型化しても、薄板15の剛性によって大きな曲率で圧閉するので、チューブ100の局部的な変形を妨げることができる。よって、圧閉部を小型にした場合や、圧接点が小さい場合であっても、前記のような不都合を生じない。このようなことから、本発明では、凸部54のような圧閉部の小型化を図ることができ、これにより、チューブポンプ1全体としてもより小型化を図ることができる。
【0074】
ロータ5を回転駆動する振動体6は、通常のモータ等と比べ、小型(薄型)である。本発明では、この振動体6を用いてロータ5を回転駆動することにより、チューブポンプ1全体の小型化、特に薄型化(ロータ回転軸92方向の小型化)を図ることができる。以下、振動体6について説明する。
【0075】
図3に示すように、振動体6は、ほぼ、長方形の板状をなしている。振動体6は、図3中の上側から板状の電極61と、板状の圧電素子62と、補強板63と、板状の圧電素子64と、板状の電極65とをこの順に積層して構成されている。なお、図3では、厚さ方向を誇張して示している。
【0076】
圧電素子62、64は、それぞれ、長方形状をなし、電圧を印加することにより、その長手方向に伸長・収縮する。圧電素子62、64の構成材料としては、特に限定されず、チタン酸ジルコニウム酸鉛(PZT)、水晶、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン、亜鉛ニオブ酸鉛、スカンジウムニオブ酸鉛等の各種のものを用いることができる。
【0077】
これらの圧電素子62、64は、補強板63の両面にそれぞれ固着されている。補強板63は、振動体6全体を補強する機能を有しており、振動体6が過振幅、外力等によって損傷するのを防止する。補強板63の構成材料としては、弾性材料(弾性を有するもの)であれば特に限定されないが、例えばステンレス鋼、アルミニウムまたはアルミニウム合金、チタンまたはチタン合金、銅または銅系合金等の各種金属材料であるのが好ましい。
【0078】
この補強板63は、圧電素子62、64よりも厚さが薄い(小さい)ものであることが好ましい。これにより、振動体6を高い効率で振動させることができる。
【0079】
補強板63は、圧電素子62、64に対する共通の電極としての機能をも有している。すなわち、圧電素子62には、電極61と補強板63とによって交流電圧が印加され、圧電素子64には、電極65と補強板63とによって交流電圧が印加される。
【0080】
圧電素子62、64は、交流電圧が印加されると長手方向に繰り返し伸縮し、これに伴なって、補強板63も長手方向に繰り返し伸縮する。すなわち、圧電素子62、64に交流電圧を印加すると、振動体6は、図3中の矢印で示すように、長手方向に微小な振幅で振動(縦振動)する。
【0081】
補強板63の図3中の右端部には、凸部66が一体的に形成されている。この凸部66は、補強板63の幅方向中央(中心線69)からずれた位置(図示の構成では角部)に設けられている。また、図示の構成では、反対側の(対角線上にある)角部には、凸部66と対称的に同様の凸部67が設けられている。この凸部67は、図示の構成では使用されていない。
【0082】
また、補強板63の長手方向ほぼ中央からは、腕部68が長手方向とほぼ垂直な方向に突出するように設けられている。腕部68の先端部には、ボルト13が挿入する孔681が形成されている。
【0083】
図1に示すように、このような振動体6は、ロータ5の外周側に設置されており、凸部66にてロータ5(リング53)の外周に当接している。すなわち、本実施形態では、振動体6は、ロータ5に対しロータ5の半径方向外周側から当接して設置されている。
【0084】
図2に示すように、ロータ5の外周側における基板91からは、ネジ穴951を有する振動体取付部95が上方に向かって突設されており、振動体6は、腕部68の孔681に挿入されたボルト13によって、この振動体取付部95に固定されている。
【0085】
なお、図示の構成と異なり、振動体6は、ロータ回転軸92方向からロータ5に当接するように設置されていてもよい。
【0086】
このように、振動体6は、腕部68によって支持されている。これにより、振動体6は自由に振動することができ、比較的大きい振幅で振動する。また、振動体6は、腕部68の弾性によって、凸部66がリング53(内面532)に圧接された状態で設置されている。
【0087】
また、振動体6は、ロータ5とほぼ平行な姿勢で設置されている。これにより、チューブポンプ1全体の薄型化に特に有利である。
【0088】
また、本実施形態では、振動体6の厚さは、ロータ5の厚さよりも薄く、振動体6の全体は、上下方向についてロータ5の厚さ分の空間内に位置している。これにより、チューブポンプ1全体の薄型化に特に有利である。
【0089】
凸部66がリング53に当接した状態で、圧電素子62、64に交流電圧を印加して振動体6を振動させると、リング53は、振動体6が伸長するときに凸部66から摩擦力(押圧力)を受け、この繰り返しの摩擦力(押圧力)によって、ロータ5が図1中の時計回りに回転する。
【0090】
ロータ5が図1中の時計回りに回転すると、凸部54、54のうちの少なくとも一方が薄板4を介してチューブ100(円弧部103)を圧閉しつつ図1中の時計回りにしごくように作動する。その結果、チューブ100内において、図1中の時計回りの流れが生じ、送液がなされる。すなわち、液体は、チューブ100の上流部101から吸入され、チューブ100の下流部102から吐出される。
【0091】
前述したように、本実施形態では、被駆動体としてのリング53がロータ本体51の外周に例えば圧入により固着されており、ロータ5が振動体6によって直接に回転駆動される。これにより、ロータ5は、チューブポンプ1のロータと、モータ(超音波モータ)のロータとを兼ねるものして機能することから、チューブポンプ1は、小型化(薄型化)に特に有利である。また、構造を極めて簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
【0092】
なお、リング53と、ロータ本体51とは、一体的に(一部材で)形成されていてもよい。
【0093】
また、本実施形態では、振動体6の面内振動をロータ5の回転(面内回転)に直接変換するので、この変換に伴なうエネルギーロスが少なく、ロータ5を高い効率で回転駆動することができる。
【0094】
また、本実施形態では、凸部66がリング53に及ぼす摩擦力(押圧力)の方向は、ロータ回転軸92に対しほぼ垂直な方向であるため、ロータ5が傾斜するようなことがなく、ロータ5がより円滑かつ確実に回転する。
【0095】
また、振動体6は、通常のモータのように磁力で駆動する場合と異なり、前記のような摩擦力(押圧力)によってリング53を駆動することから、駆動力が高い。このため、本実施形態のように、変速機構(減速機構)を介さなくてもロータ5を十分なトルクで回転することができる。
【0096】
圧電素子62、64に印加する交流電圧の周波数は、特に限定されないが、振動体6の振動(縦振動)の共振周波数とほぼ同程度であるのが好ましい。これにより、振動体6の振幅が大きくなり、高い効率でロータ5を回転駆動することができる。
【0097】
前述したように、振動体6は、主に、その長手方向に縦振動するが、縦振動と屈曲振動とを共振させ、凸部66を楕円振動させることがより好ましい。これにより、より高い効率でロータ5を回転駆動することができる。以下、この点について説明する。
【0098】
図4に示すように、振動体6がロータ5を回転駆動するとき、凸部66は、ロータ5(リング53)から図4中の矢印で示すような反力を受ける。本実施形態では、凸部66が振動体6の中心線69からずれた位置に設けられていることから、振動体6は、この反力によって、図4に示すように面内方向に屈曲するように変形、振動する。なお、図4では、振動体6の変形を誇張して示している。
【0099】
印加電圧の周波数、振動体6の形状・大きさ、凸部66の位置などを適宜選択することにより、この屈曲振動の周波数を縦振動の周波数と同程度にすることができる。このようにすると、振動体6の縦振動と屈曲振動とが共振し、振幅がより大きくなるとともに、凸部66は、図5中の一点鎖線で示すように、ほぼ楕円に沿って変位(楕円振動)する。
【0100】
これにより、振動体6の1回の振幅において、凸部66がリング53を回転方向に送るときには、凸部66がリング53により強い力で圧接され、凸部66が戻るときには、リング53との摩擦力を低減または消滅させることができるため、振動体6の振動をロータ5の回転により高い効率で変換することができる。
【0101】
このようなチューブポンプ1には、ロータ5が回転するのを検出する回転検出手段3が設けられている。
【0102】
図1および図2に示すように、回転検出手段3は、薄板4のリング部41から外周側(図1中の左側)に向かって突出するように形成された第1電気接点31と、第1電気接点31の下側に位置するように本体9に設置された第2電気接点32と、固定部42およびリング部41を介して第1電気接点31に導通する検出端子33と、第2電気接点に導通する検出端子34とを有している。
【0103】
第1電気接点31は、その近傍のリング部41が凸部54に押圧されていないときには、図2中の一点鎖線Aで示す位置にあり、第2電気接点32から離間している。この状態から第1電気接点31の近傍のリング部41が凸部54に押圧されて下方向に変位すると、図2中の実線で示すように、第1電気接点31は、これに伴なって下方向に変位して、第2電気接点32に接触する。
【0104】
このような構成により、ロータ5が回転して、第1電気接点31の近傍のリング部41が凸部54に繰り返し押圧されて変位すると、第1電気接点31は、第2電気接点32に対し接触・離間を繰り返す。第1電気接点31が第2電気接点32に接触すると、検出端子33と検出端子34とは、薄板4を介して導通し、これにより、検出信号が得られる。
【0105】
このように、ロータ5が回転すると、検出端子33、34から検出信号が得られ、ロータ5が回転するのを検出することができる。これにより、チューブポンプ1が作動したのを確認することができる。すなわち、回転検出手段3により、チューブポンプ1の作動状態(運転状態にあるか停止状態にあるか)を確認することができる。
【0106】
また、検出端子33、34からの検出信号(パルス)の数をカウントすることにより、ロータ5の回転数や回転速度を検知することもできる。すなわち、図示の構成では、ロータ5が1回転する毎に2個の検出信号が得られることから、ロータ5の回転数や回転速度を検知することができる。ロータ5の回転数や回転速度からは、送液量や送液速度を検知することもできる。
【0107】
このように、本実施形態では、薄板4の一部が第1電気接点31として機能することにより、簡単な構造で回転検出手段3を設けることができ、チューブポンプ1全体の簡素化・小型化に特に有利である。
【0108】
なお、第1電気接点31は、リング部41から突出して設けられていなくてもよく、例えば、リング部41内に位置していてもよい。
【0109】
また、図示の構成では、第1電気接点31および第2電気接点32は、1組設けられているが、複数組の第1電気接点31および第2電気接点32が円弧部103を覆う部分のリング部41に周方向に沿って設けられていてもよい。複数組の第1電気接点31および第2電気接点32を設けることにより、例えばロータ5が回転を開始したのをより早く検出することができるなど、ロータ5の回転状態をより精密・確実に検出することができる。この場合、複数組の第1電気接点31は、互いに導通していてもよく、また、独立していてもよい。
【0110】
さらに、本実施形態では、薄板4に電気接点を設けてロータ5の回転状態を検出する場合について述べたが、回転検出手段3の構成としては、これに限定されるものではなく、凸部54がチューブ100を圧閉して薄板4が変位したことを他のいかなる方法で検出するものでもよい。例えば、回転検出手段3としては、薄板4の所定部位の変位をフォトインタラプタで検出するようなものなどであってもよい。
【0111】
本発明では、装置の小型化(薄型化)を図ることができる利点の他に、ロータ5を回転するのに通常のモータを用いないことから、通常のモータのような電磁ノイズが全くないか、あっても僅かであるので、周辺の機器に影響を及ぼすことがない、という利点もある。
【0112】
また、ロータ5を回転駆動していないとき(ロータ5の停止状態)には、凸部66とリング53との摩擦力により、ロータ5が回転するのが防止される(ロータ5の保持トルクが高い)。よって、チューブ100内の液体の圧力等により、ロータ5が不本意に逆回転するようなことがなく、チューブ100内の液体の逆流を防止することもできる。
【0113】
また、本実施形態では、図2に示すように、組み立て時、本体9に下側から組み付ける部品がなく、一方向(図2中の上側)から部品を組み付けて組み立てることができ、組み立てを容易に行うことができる利点もある。
【0114】
また、本実施形態では、振動体6でロータ5を直接に回転駆動するものとなっているが、本発明では、振動体6がロータ5を間接的に駆動するものであってもよい。すなわち、ロータ5と回転力伝達機構を介して連動する被駆動体(ホイール)を別個に設け、この被駆動体を振動体6で回転駆動し、その回転力を前記回転力伝達機構によってロータ5に伝達するようなものであってもよい。その場合、回転力伝達機構としては、例えば、歯車列(歯車伝動機構)や、プーリー、ベルト、チェーン等を用いる巻き掛け伝動機構等、いかなる機構を用いるものでもよい。
【0115】
なお、本実施形態では、振動体6は、1つ設置されているが、本発明では、複数の振動体6を設けてもよい。
【0116】
また、本発明では、チューブ100の内径は、細いものから太いものまでいかなるものでもよく、例えば内径0.1〜20mm程度のものを使用することができ、特に、内径0.2〜2mm程度の細径のチューブを使用するチューブポンプに好適である。
【0117】
また、本発明のチューブポンプの吐出量(流量)は、特に限定されず、例えば、0.01〜600mL/分程度のものとすることができるが、本発明は、特に、吐出量が30mL/分以下程度の微量の送液ポンプに好適である。
【0118】
なお、本発明のチューブポンプは、間欠的に送液を行うもの(一時的に吐出量が0になるもの)であってもよいことは言うまでもないが、その場合、前記の吐出量の値は、送液を行っているとき(ロータが回転しているとき)の値を指す。
【0119】
以上、本発明のチューブポンプを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、チューブポンプを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。
【0120】
例えば、ロータの回転を検出する回転検出手段としては、図示の実施形態のように板状体の一部を電気接点として用いるようなものに限らず、例えばロータに第1電気接点を設け、この第1電気接点に接触し得るようにブラシ状の第2電気接点を本体側に設けたようなものであってもよい。
【0121】
また、回転検出手段は、ロータの回転を電気的に検出するものに限らず、例えばフォトインタラプタ等を用いて光学的に検出するようなものや、例えば磁気ヘッド等を用いて磁気的に検出するようなものなど、いかなるものでもよい。
【0122】
また、本発明では、振動体の形状、構造は、図示の構成に限らず、被駆動体を駆動することができるものであればいかなるものでもよい。例えば、圧電素子が1枚のものや、補強板を有さないものや、被駆動体と当接する部分に向かって幅が漸減するような形状のものなどであってもよい。
【0123】
また、振動体への通電状態(振動体の振動形態)を変更することなどにより、ロータを正・逆両方向に回転させることができるようなもの(送液方向を切り換えられるもの)であってもよい。
【0124】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、振動体を用いてロータを回転させることにより、チューブポンプ全体の小型化、特に薄型化を図ることができる。
また、構造を簡素化することができ、製造コストを低減することができる。
【0125】
また、チューブの近傍に板状体を設け、この板状体を介してチューブを圧閉することとした場合には、チューブの劣化や損傷を防止し、長寿命化を図ることができる。
【0126】
また、ロータが回転するのを検出する回転検出手段を設けたことにより、チューブポンプの作動状態を検知することができる。特に、前記板状体の一部が電気接点として機能することによってロータの回転を検出することとした場合には、チューブの長寿命化を図りつつ、小型かつ簡単な構造で上記効果を達成することができる。
【0127】
また、通常のモータを用いないことから、電磁ノイズが全くないか、あっても僅かであるので、周辺機器に影響を及ぼすことを防止することができる。
また、チューブ内の液体が不本意に逆流するのを防止することができる。
【0128】
また、被駆動体をロータに一体化または固着した場合には、さらに小型化、薄型化を図ることができるとともに、極めて簡素な構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューブポンプの実施形態を示す平面図である。
【図2】図1中のX−X線での断面側面図である。
【図3】図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体の斜視図である。
【図4】図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体が屈曲振動する様子を示す平面図である。
【図5】図1および図2に示すチューブポンプにおける振動体の凸部が楕円運動する様子を示す平面図である。
【符号の説明】
1 チューブポンプ
11、12 軸受
13 ボルト
17 ボルト
3 回転検出手段
31 第1電気接点
32 第2電気接点
33、34 検出端子
4 薄板
41 リング部
42 固定部
5 ロータ
51 ロータ本体
53 リング
531 溝
532 内面
54 凸部
6 振動体
61、65 電極
62、64 圧電素子
63 補強板
66、67 凸部
68 腕部
681 孔
69 中心線
9 本体
91 基板
92 ロータ回転軸
93 チューブ装着溝
931 円弧部
932、933 直線部
94 薄板挿入溝
941 底部
95 振動体取付部
951 ネジ穴
100 チューブ
101 上流部
102 下流部
103 円弧部

Claims (11)

  1. 弾性を有するチューブを装着する装着部を有する本体と、前記本体に対し回転可能に設置されたロータと、前記ロータに複数設けられ、前記チューブの一部を圧閉する圧閉部と、前記ロータが回転するのを検出する回転検出手段と、前記装着部に装着された前記チューブの近傍に設けられた可撓性を有する板状体とを有し、
    前記圧閉部は、該板状体を介して前記チューブを圧閉し、前記回転検出手段は、前記板状体の一部が前記圧閉部に押圧されて変位することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とするチューブポンプ。
  2. 前記ロータと連動する被駆動体と、前記被駆動体に当接して設けられ、圧電素子を備えた少なくとも1つの振動体とを有し、
    前記振動体は、前記圧電素子に交流電圧を印加することにより振動し、この振動により、前記被駆動体に力を繰り返し加えて前記被駆動体を駆動して、前記ロータを回転させることを特徴とする請求項1記載のチューブポンプ。
  3. 前記回転検出手段は、前記板状体の一部が電気接点として機能することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のチューブポンプ。
  4. 前記回転検出手段は、前記板状体の一部に設けられた少なくとも1つの第1電気接点と、前記本体側に設けられ、前記第1電気接点に対応する第2電気接点とを有し、前記第1電気接点と前記第2電気接点とが接触・離間することにより、前記ロータの回転を検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のチューブポンプ。
  5. 前記板状体は、前記装着部に装着された前記チューブの前記圧閉部に圧閉される部分のほぼ全域に渡って設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のチューブポンプ。
  6. 前記板状体は、その厚さ方向に変位可能に設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のチューブポンプ。
  7. 前記板状体は、その面内方向に変位しないように設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のチューブポンプ。
  8. 前記板状体は、前記本体に対し着脱可能に設置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のチューブポンプ。
  9. 前記板状体が一定の限度を超えて変位しないように規制する変位量規制手段を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のチューブポンプ。
  10. 前記圧閉部は、前記ロータに対し固定的に設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載のチューブポンプ。
  11. 前記圧閉部は、前記ロータの回転軸方向から前記チューブを圧閉することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のチューブポンプ。
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