JP4050969B2 - チャッキング確認方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はDLT(Digital Linear Tape)やLTO(Linear Tape Open)に代表されるリニアテープストレージシステムに関し、特にテープカセット(テープカートリッジ)から繰り出される供給リーダテープと巻取りリールに一端が接続された巻取りリーダテープとが正しくチャッキングされていることを確認する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のリニアテープストレージシステムは、コンピュータシステムのバックアップ用として開発され、従来から種々のものが提案されている。例えば、DLTとしてのデジタル線形テープドライブは、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
デジタル線形テープドライブ(以下、単に「駆動装置」や「テープドライブ」、「ドライブ」とも呼ばれる。)は、単一のリール(供給テープリール)を持つテープカートリッジ(以下、単に「カートリッジ」とも呼ばれ、「カセット」とも呼ばれる。)を受けるためのものであり、その内部に巻取りリールを内蔵している。テープカートリッジが駆動装置に装着されると、テープカートリッジから磁気テープが引き出され、ヘッドガイドアセンブリ(HGA)を介して巻取りリールで巻き取られる。ヘッドガイドアセンブリは、テープカートリッジから引き出された磁気テープ(以下、単に「テープ」とも呼ぶ。)を磁気ヘッドに案内するためのものである。磁気ヘッドは、当該テープとの間で情報を交換する。ヘッドガイドアセンブリは、一般に、ブーメラン状の形をしたアルミニウム製のプレートと、ベアリングを使用した6個の大きなガイドローラとで構成される。
【0004】
尚、ヘッドガイドアセンブリは、テープガイドアセンブリとも呼ばれ、それは、例えば、特許文献2に開示されている。また、ガイドローラの一例は、特許文献3に開示されている。
【0005】
一般に、テープドライブは、例えば、特許文献4に記載されているように、共通のベースを有する略直方体形状のハウジングを含む。ベースは2つのスピンドルモータを有する。第1のスピンドルモータは、ベースに永久的に取り付けられたスプール(巻取りリール)を有し、そのスプールは、比較的高速で流れる磁気テープを受けるように大きさが定められている。第2のスピンドルモータは取外し可能なテープカートリッジを受けるように適合される。取外し可能なテープカートリッジは、ドライブのハウジングに形成されたスロットを通してドライブの中に手動で、または自動的に挿入される。テープカートリッジをスロットの中に挿入すると、カートリッジは第2のスピンドルモータと係合する。第1および第2のスピンドルモータを回転する前に、機械的なバックリング機構によってテープカートリッジは永久的に取付けられたスプールに接続される。テープカートリッジと永久スプールとの間に位置づけられた多くのローラ(ガイドローラ)は、テープカートリッジと永久に取付けられたスプールとの間を磁気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内する。
【0006】
このような構成のデジタル線形テープドライブでは、巻取りリールがテープを供給テープリールから引っ張るための装置が必要である。そのような引っ張り装置は、例えば、特許文献5に開示されている。この公報によると、巻取りリールには巻取りリーダ手段(第1のテープリーダ)が連結され、供給テープリール上のテープに供給テープリーダ手段(第2のテープリーダ)が固定されている。第1のテープリーダはその一端にタブを有し、第2のテープリーダはロッキング孔を有し、タブがロッキング孔に係合される。尚、巻取りリーダ手段(第1のテープリーダ)は巻取りリーダテープとも呼ばれ、供給テープリーダ手段(第2のテープリーダ)は供給リーダテープとも呼ばれる。
【0007】
さらに、第1のテープリーダを第2のテープリーダに接合するための機構も必要となる。そのような接合機構は、例えば、特許文献6に開示されている。
【0008】
また、特許文献7には、リーダテープ(第2のテープリーダ)の側方に突出する耳片を必要とすることなく、リーダテープの端部をテープカートリッジのテープエンド引掛け部に係止することのできる「リーダテープの係止部構造」が開示されている。
【0009】
特許文献8には、テープカートリッジがドライブに挿入されていない際に、テープドライブの巻取りリールが回転するのを防ぐためのロックシステムが開示されている。
【0010】
尚、テープドライブは、テープヘッドアクチュエータアセンブリをさらに含み、このテープヘッドアクチュエータアセンブリは複数のローラによって規定されたテープ経路上に、巻取りスプールとテープカートリッジとの間に位置づけられる。動作中は、磁気テープが巻取りスプールとテープカートリッジとの間を前後に流れ、規定されたテープ経路上を流れる間にヘッドアクチュエータアセンブリに密に接近する。このようなヘッドアクチュエータアセンブリの一例は、上記特許文献4に開示されている。
【0011】
一方、デジタル線形テープドライブに装着されるテープカートリッジとしては、その一例が特許文献9に開示されている。
【0012】
前述したように、テープカートリッジ(カセット)がテープドライブに装着されたときに、巻取りリールがテープをテープカートリッジの供給テープリールから引っ張る必要がある。そのためには、供給リーダテープを巻取りリーダテープに引掛ける必要がある。この引掛け動作は「チャッキング」と呼ばれる。このチャッキングはバックルを用いて行われる。
【0013】
図1に巻取りリールに連結される巻取りリーダテープ10を図示し、図2に供給テープリール上のテープに固定される供給リーダテープ20を図示する。
【0014】
図1に示されるように、巻取りリーダテープ10の一端部は、ステム部分11により支持された拡大したタブ12となるように形成されている。拡大したタブ12の近くには、位置決め孔13が形成されている。この位置決め孔13には、後述するバックルのフィンガー状突起が嵌合される。一方、図2に示されるように、供給リーダテープ20は、その一端部に、ロッキング孔21を有するように形成されている。タブ12をロッキング孔21に係合することにより、チャッキングが行われる。
【0015】
図3を参照して、テープドライブの構成について説明する。図3はテープドライブの斜視図であり、上蓋を取り外した状態で図示したものである。
【0016】
テープドライブ30は、テープカートリッジ(図示せず)を受けるためのものであり、その内部に巻取りリール31を内蔵している。巻取りリール31はスプールとも呼ばれる。テープドライブ30は、共通のベース32aを有する略直方体形状のハウジング(ギアシャーシ)32を含む。ベース32aは2つのスピンドルモータ(リールモータ)33、34を有する。第1のスピンドルモータ33は、ベース32aに永久的に取り付けられたスプール(巻取りリール)31を有し、そのスプール31は、比較的高速で流れる磁気テープ(図示せず)を受けるようにその大きさが定められている。第1のスピンドルモータ33はテイクアップリールモータと呼ばれる。第2のスピンドルモータ34は取外し可能なカートリッジ(図示せず)を受けるように適合される。第2のスピンドルモータ34はサプライリールモータと呼ばれる。取外し可能なカートリッジは、ドライブ30のハウジング32に形成されたスロット32bを通してドライブ30の中に手動で、または自動的に、矢印Aで示す挿入方向に沿って挿入される。
【0017】
テープカートリッジをスロット32bの中に挿入すると、カートリッジは後述するローディング機構によって第2のスピンドルモータ(供給リールモータ)34と係合する。第1および第2のスピンドルモータ33,34を回転する前に、機械的なバックル35によってテープカートリッジは永久的に取付けられたスプール31に接続される。テープカートリッジと永久スプール31との間に位置づけられた複数のローラ(ガイドローラ)36は、テープカートリッジと永久に取付けられたスプール31との間を磁気テープが比較的高速で前後に移動する際にそれを案内する。尚、ハウジング32は鉄系の磁性体からなる板金プレスシャーシで構成されている。
【0018】
テープドライブ30は、磁気テープヘッドアクチュエータアセンブリ(以下、単に「アクチュエータアセンブリ」とも呼ぶ)40をさらに含み、このアクチュエータアセンブリ40は上記複数のローラ36によって規定されたテープ経路(図示せず)上に、巻取りスプール31とテープカートリッジとの間に位置づけられる。動作中は、磁気テープが巻取りスプール31とテープカートリッジとの間を前後に流れ、規定されたテープ経路上を流れる間にアクチュエータアセンブリ40に密に近接する。
【0019】
尚、図4にも示されるように、1つのガイドローラ36にはエンコーダ37が取り付けられており、このエンコーダ37から出力されるパルスの位相によりガイドローラ36が正回転しているか又は逆回転しているかを知ることができる。ここで、正回転とは、磁気テープが巻取りリール31に巻き取られる方向の回転をいい、逆回転とは、巻取りリール31から磁気テープが繰り出される方向、すなわち、巻き戻される方向の回転をいう。
【0020】
また、図5に、巻取りリーダテープ10の位置決め孔13(図1)にバックル35のフィンガー状突起351が嵌合されている状態を図示する。
【0021】
さらに、図3に加えて図6をも参照すると、テープドライブ30は、その右側側面(レシーバライト)に取り付けられるイジェクト機構と協働して動作するカセットインスイッチ38を備えている。図6において、(A)はカセットインスイッチ38の取付け位置を示す斜視図であり、(B)はテープドライブ30からテープカートリッジがイジェクトされている状態を示す図であり、(C)はテープドライブ30中にテープカートリッジが挿入されている状態(カセットインの状態)を示す図である。
【0022】
図6(B)に示されるように、イジェクト時には、カセットインスイッチレバー39がカセットインスイッチ38から離れた状態にあり、カセットインスイッチ38はオフしている。テープドライブ30中にテープカートリッジが挿入されると、図6(C)に示されるように、カセットインスイッチレバー39がカセットインスイッチ38と近接し、これによりカセットインスイッチ38はオンする。
【0023】
図3に示されるように、テープドライブ30は、さらに、モードモータ45を備えている。このモードモータ45は、後述するローディング機構を駆動するためのものであり、カートリッジドライバ(リールドライバ)の上下動を制御する。また、このモードモータ45により、バックル35のロック状態とリリース状態も制御される。
【0024】
図7乃至図10を参照して、ローディング機構について説明する。図7はローディング機構100を裏面(下面)側から見た状態で示す分解斜視図である。図8は図1に示すローディング機構(但し、ローディング機構そのものは図示せず)を含むテープドライブ30を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図である。また、図9はローディング機構100の部分を拡大した、ドライブギヤ収納時の状態を示す断面図であり、図10はローディング機構の部分を拡大した、ドライブギヤ動作時の状態を示す断面図である。
【0025】
テープドライブ30は、上面32Uおよび下面32Lを持つシャーシ32を有し、シャーシ32は鉄系の磁性体からなる板金プレスシャーシで構成されている。シャーシ32には開口32a1が空けられている。この開口32a1は、シャーシ32を下側に折り曲げることによって形成された円筒形状をしている。
【0026】
図8に示されるように、サプライリールモータ34において、ロータ62およびステータ63がモータ基板61の上面側に配置されている。ロータ62を構成するマグネット621は外側に露出した状態にある。
【0027】
サプライリールモータ34は、モータ基板61に、そのほぼ中心から垂直に立設して固定された回転軸611を有する。この回転軸611に、ボールベアリング612を介してロータ62が回転可能に支持されている。すなわち、ロータ62は、ボールベアリング612に取り付けられた回転筒状体622と、この回転筒状体622の下端から回転軸611の延在方向とは直角方向に延在し、かつ外周端部が直角に上方へ折り曲げられた皿状回転体623と、この皿状回転体623の外周端部の外周面に固定して取り付けられたリング状マグネット621とを有する。
【0028】
一方、ステータ63は、マグネット621の外周側に近接してモータ基板61上に配置されており、図8に示されるように、放射状に延びる複数の固定子コアと、これら複数の固定子コアにそれぞれ巻回した固定子コイルとを有する。
【0029】
ローディング機構100は、サプライリールモータ34とシャーシ32の下面32Lとの間に配置される。
【0030】
ローディング機構100は、ロータ62の回転筒状体622の上端に、図3で示されるように、3本のネジ101で、固定設置されるドライブハブ110を有する。このドライブハブ110は、略環状をしており、その外周端が下方へ折り曲げられている。すなわち、ドライブハブ110は、モータ基板61と平行に延在して回転筒状体622の上端に固定される円環状部111と、この円環状部111の外周端から下方へ直角に折り曲げられた筒状部112とを有する。この筒状部112の外周壁には、120°間隔で上下方向(すなわち、回転軸611の延在する方向)に延在する3本の溝112a(但し、図7では1本のみ図示する。)が形成されている。また、この筒状部112の下端には、上記3本の溝112aの間で120°間隔で3個の係合穴112b(但し、図7では2個のみ図示する。)が形成されている。
【0031】
このドライブハブ110の外周にドライブギヤ120が配置されている。ドライブギヤ120はリールドライバやカートリッジドライバとも呼ばれる。このドライブギヤ120は、内円筒状部121と、この内円筒状部121から所定距離離間して配置された外円筒状部122と、内円筒状部121と外円筒状部122との間を上端で結合する円環状部123とを有する。したがって、ドライブギヤ120は、内円筒状部121と外円筒状部122との間に形成された円筒状溝120aを持つ。尚、円環状部123は、ドライブギヤ120が図10に示されるように上方へ移動されたとき、カートリッジのリールハブ(供給テープリール)と係合する。円筒状溝120aには、スプリング130が配設されており、このスプリング130はドライブギヤ120を常時上方へ付勢している。内円筒状部121の内周壁には、上記ドライブハブ110の3本の溝112aに挿入されて上下方向に延在する3本の棒状突起部121a(図7では1本のみ図示する。)が形成されている。ドライブギヤ120は、内円筒状部121の下端で内側へ突出するように形成された内側円環状フランジ124と、外円筒状部122の下端で外側へ突出するように形成された外側円環状フランジ125とをさらに有する。内側円環状フランジ124の上端には、上記ドライブハブ110の3個の係合穴112bと対応する位置に、3個の係合突起124a(但し、図7では1個のみ図示する。)が形成されている。従って、ドライブギヤ120が図10に示されるように上方へ移動されたとき、これら3個の係合突起124aとドライブハブ110の3個の係合穴112bとが係合する。
【0032】
ローディング機構100は、動作していない状態では、図9に示されるように、ドライブギヤ120が開口32a1内に収納された状態にあるが、動作した状態では、図10に示されるように、シャーシ32の下面32Lから上方へ突出した状態となる。すなわち、ローディング機構100は、ドライブギヤ120の昇降動作を制御するための昇降制御機構(後で詳細に説明する。)を備えている。ここで簡単に述べると、この昇降制御機構は、ローディング機構100の非動作時では、図9に示されるように、ドライブギヤ120を収納された状態とするために、スプリング130の付勢力に抗して、ドライブギヤ120を下方に位置するように制御する。一方、昇降制御機構は、ローディング機構100の動作時では、図10に示されるように、スプリング130の付勢力を利用して、ドライブギヤ120を上方へ位置するように制御する。
【0033】
次に、ローディング機構100に使用される昇降制御機構について詳細に説明する。
【0034】
昇降制御機構は、サプライリールモータ34のステータ63、ロータ62のマグネット621、および皿状回転体623の外周部を覆うように、回転軸611の回りに回転自在に配置されたリングカム140を有する。リングカム140はカムギヤとも呼ばれる。詳述すると、リングカム140は、ステータ63、ロータのマグネット621および皿状回転体623の外周端部の上面を覆うようにその上面から所定距離離間して配置された円環状部材141と、この円環状部材141の内周縁から下方に直角に折り曲げられて、ロータ62の皿状回転体623から所定距離離間した配置された内周側円筒部材142と、円環状部材141の外周縁から下方に直角に折り曲げられて、ステータ63の外周縁から所定距離離間して配置された外周側円筒部材143とを有する。この外周側円筒部材143の一部には、図示しない歯車と係合する歯車部分(図示せず)が形成されている。図示しない歯車にはモードモータ45(図3)が係合する。したがって、リングカム140は、モードモータ45によって回転駆動される。内周側円筒部材142の内周壁には、図7に示されるように、その下端から上端へ斜めに延在する3本の係合溝142a(但し、図7では2本のみ図示する)が形成されている。尚、この3本の係合溝142aは、互いに120°の角度間隔を空けて回転軸611に対して回転対称になるように配置されている。
【0035】
また、リングカム140の円環状部材141には、回転軸611の回りに120°の等角度間隔で対称に3本の円弧状開口141aが形成されている。一方、シャーシ32の下面32Lには、これら3本の円弧状開口141aと対応する位置で、120°の等角度間隔で対称に配置された3本のピン145が設けられている。これら3本のピン145がそれぞれ対応する3本の円弧状開口141aに挿入される。
【0036】
上述したように、円筒形状の開口32a1を形成するために、シャーシ32の上面32Uが下側に折り曲げられており、それは円筒状部材150を構成している。換言すれば、シャーシ32の一部を利用して円筒状部材150が形成されている。この円筒状部材150は、リングカムピボットの機能と同様の役目を果たす。詳述すると、円筒状部材150は、リングカム140の内周側円筒部材142の内周壁に近接して配置されている。円筒状部材150には、120°の等角度間隔で、回転軸611と平行な上下方向に長い3本の長孔(ガイド孔)150aが形成されている。
【0037】
円筒状部材150の内周壁に摺接するように、上下動(昇降)自在にドライブリング160が配置されている。このドライブリング160には、上記3本のガイド孔150aと対応する位置に、120°の等角度間隔で半径方向(放射方向)外側に延在した3本の棒状のピン161(但し、図7では2本のみ図示する。)が取り付けられている。これら3本のピン161の半径方向外側の端は、リングカム140の内周側円筒部材142に形成された3本の係合溝142aにそれぞれ係合する。
【0038】
図9に示されるように、ドライブギヤ120の開口32a1中に収納された状態では、3本のピン161は3本の係合溝142aの下端側に位置している。一方、図10に示されるように、ドライブギヤ120が動作された状態では、3本のピン161は3本の係合溝142aの上端側に位置している。
【0039】
また、ドライブリング160は、その上端から内周側へ突出した断面L字型のフック部162を有し、このフック部162は、ドライブギヤ120の外周円環状フランジ125と係合している。したがって、このドライブリング160の位置によって、ドライブギヤ120の位置が規制されることが分かる。
【0040】
一方、バックル35は、リングカム140のカム部と係合する係合部(後述する)を持ち、リングカム140の回転位置によって、バックル35がロック状態になったり、リリース状態になったりする。
【0041】
さらに、図示はしないが、テープドライブ30は、巻取りリール31が回転していることを検出してパルス信号を発生する巻取りリール回転センサと、テープカートリッジの供給テープリール(図示せず)が回転していることを検出してパルス信号を発生する供給テープリール回転センサとを備えている。
【0042】
前述したように、テープドライブ30では、供給リーダテープ20(図2)を巻取りリーダテープ10(図1)にチャッキングする必要がある。従来、このチャッキングが正しく行われていることを確認する方法として、以下に述べるような、2つのチャッキング確認方法が採用されている。
【0043】
最初に、図11と図12を参照して、第1の従来のチャッキング確認方法について説明する。図11は第1の従来のチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートであり、図12は第1の従来のチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【0044】
図11において、最初の(第1)行はカセットインスイッチ38の状態を示し、第2行はモードモータ45の回転状態を示し、第3行はカートリッジドライバ120の昇降状態を示し、第4行はバックル35の状態を示し、第5行は供給テープリール回転センサから発生されるパルスを示し、第6(最後の)行は巻取りリール回転センサから発生されるパルスを示す。
【0045】
また、図12において、(A)はテープカートリッジがテープドライブ30に挿入された直後の、供給リーダテープ20と巻取りリーダテープ10のチャッキング状態を示し、(B)はチャッキングが確認された位置を示す。バックル35は、巻取りリーダテープ10の位置決め孔13(図1)に嵌合されるフィンガー状突起351と、カムギヤ140のカム部(図示せず)と係合する係合部352とを持つ。
【0046】
テープカートリッジがテープドライブ30に装着されると、カセットインスイッチ38がオフ状態(図6(B))からオン状態(図6(C))になる(図11の第1行参照)。このカセットインスイッチ38のオンに応答して、図示しない制御装置は、モードモータ45を0.7秒間だけ回転する(図11の第2行参照)。このモードモータ45の回転に応答して、カムギヤ140が回転し、それによりカートリッジドライバ120も僅かだけ上方する。このとき、図12(A)に示されるように、バックル35の係合部352はカムギヤ140のカム部とは係合しておらず、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10の位置決め孔13に嵌合された状態(ロック状態)にある。また、図示しないバックルアームによって、巻取りリーダテープ10のタブ(図1)を供給リーダテープ20のロッキング孔21(図2)に係合させて、巻取りリーダテープ10の先端部分を供給リーダテープ20と留めつけられた関係にさせる。
【0047】
制御装置は、モードモータ45を一定時間だけ停止させた後、モードモータ45を再び回転させる(図11の第2行参照)。このモードモータ45の回転により、カートリッジドライバ120はさらに上昇すると同時に、バックル35の係合部がカムギヤ140のカム部と係合して、バックル35は時計回りに回転する。これにより、巻取りリーダテープ10の位置決め孔13がバックル35のフィンガー状突起351から外れる(リリースされる)(図12(B))。
【0048】
その後、制御装置はテイクアップリールモータ33をテープを巻き取る方向に回転駆動する。供給リーダテープ20(図2)が巻取りリーダテープ10(図1)に正しくチャッキングされていると、図11の第5行および第6行に示されるように、供給テープリール回転センサおよび巻取りリール回転センサの両方からパルスが発生される。したがって、この両方のパルスを検出することにより、チャッキングが正しく行われたことを確認することができる。
【0049】
一方、供給リーダテープ20(図2)が巻取りリーダテープ10(図1)に正しくチャッキングされていない場合、巻取りリーダテープ10の位置決め孔13がバックル35のフィンガー状突起351からリリースされない。その結果、テイクアップリールモータ33をテープ巻き取り方向に回転駆動しても、供給テープリール回転センサからはパルスが発生されない。これにより、制御装置は正しくチャッキングされなかったことを検出することができる。
【0050】
次に、図13と図14を参照して、第2の従来のチャッキング確認方法について説明する。図13は第2の従来のチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートであり、図14は第2の従来のチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【0051】
図13において、最初の(第1)行はカセットインスイッチ38の状態を示し、第2行はモードモータ45の回転状態を示し、第3行はカートリッジドライバ120の昇降状態を示し、第4行はバックル35の状態を示し、第5行は供給リールを回転駆動するサプライリールモータ34のトルクを示し、第6行は巻取りリール31を回転駆動するテイクアップリールモータ33のトルクを示し、第7行はガイドローラ36が正回転したときにエンコーダ37から発生するパルス(正回転パルス)を示し、第8行はガイドローラ36が逆回転したときにエンコーダ37から発生するパルス(逆回転パルス)を示す。
【0052】
また、図14において、(A)はバックル35は動作しているが、巻取りリーダテープ10が離れていない状態を示し、(B)は供給リールのトルクを巻取りリール31のトルクより大きくしたときに、巻取りリーダテープ10がバックル35から外れた状態(リリース状態)を示す。尚、テープカートリッジがテープドライブ30に挿入された直後の、供給リーダテープ20と巻取りリーダテープ10のチャッキング状態は、図12(A)と同じである。
【0053】
テープカートリッジがテープドライブ30に装着されると、カセットインスイッチ38がオフ状態(図6(B))からオン状態(図6(C))になる(図13の第1行参照)。このカセットインスイッチ38のオンに応答して、図示しない制御装置は、モードモータ45を0.7秒間だけ回転する(図13の第2行参照)。このモードモータ45の回転に応答して、カムギヤ140が回転し、それによりカートリッジドライバ120も僅かだけ上方する。このとき、図12(A)に示されるように、バックル35の係合部352はカムギヤ140のカム部とは係合しておらず、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10の位置決め孔13に嵌合された状態にある。また、図示しないバックルアームによって、巻取りリーダテープ10のタブ(図1)を供給リーダテープ20のロッキング孔21(図2)に係合させて、巻取りリーダテープ10の先端部分を供給リーダテープ20と留めつけられた関係にさせる。
【0054】
ここまでの動作は、上述した第1の従来のチャッキング確認方法と同じである。
【0055】
次に、制御装置は、サプライリールモータ34を低いトルクで、テイクアップリールモータ33を高いトルクで、回転駆動する(図13の第5行、第6行参照)。すなわち、テープにバックテンションをかける。これにより、供給リーダテープ20の弛みが取り除かれる。
【0056】
この状態で、モードモータ45を一定時間だけ停止させた後、制御装置は、モードモータ45を再び回転させる(図13の第2行参照)。このモードモータ45の回転により、カートリッジドライバ120は上昇すると同時に、バックル35の係合部がカムギヤ140のカム部と係合して、バックル35は時計回りに回転(駆動)する(図13の第4行参照)。この時、供給リールは巻取りリール31より弱いトルクになっているため、テープカートリッジから供給リーダテープ20(図2)が引き出される。また、モードモータ45より先に、供給リールと巻取りリールの両方を駆動するので、巻取りリーダテープ10はバックル35からリリースされない。この状態を図14(A)に示す。このとき、エンコーダ37から正回転のパルスが発生される(図13の第7行参照)。
【0057】
次に、制御装置は、所定時間だけ、サプライリールモータ34をテイクアップリールモータ33よりも強いトルクで駆動する(図13の第5行、第6行参照)。これにより、供給リーダテープ20を供給リールに巻き取る(巻き戻す)ことによって、バックル35から巻取りリーダテープ10をリリースする。この状態を図14(B)に示す。このとき、正しくチャッキングされていれば、エンコーダ37から逆回転のパルスが発生される(図13の第8行参照)。すなわち、制御装置は、この逆回転のパルスを検出することにより、正しくチャッキングされていることを確認することができる。
【0058】
この確認後、制御装置は、サプライリールモータ34を低いトルクで、テイクアップリールモータ33を高いトルクで、回転駆動する(図13の第5行、第6行参照)ことにより、テープにバックテンションをかけながら、テープは巻取りリール31に巻き取られていく。
【0059】
尚、供給リーダテープ20(図2)が巻取りリーダテープ10(図1)に正しくチャッキングされていない場合、上記逆回転のパルス(図13の第8行)が検出されないので、制御装置は正しくチャッキングされなかったことを検出することができる。
【0060】
とにかく、上述したように、従来の第1および第2のチャッキング確認方法は、1度だけ正しくチャッキングが行われているか否かを確認するのみである。
【0061】
【特許文献1】
特開平9−198639号公報
【0062】
【特許文献2】
特表平9−500753号公報
【0063】
【特許文献3】
特開2000−100025号公報
【0064】
【特許文献4】
特表2000−501547号公報
【0065】
【特許文献5】
特公平3−7595号公報
【0066】
【特許文献6】
特公平6−39027号公報
【0067】
【特許文献7】
特開2000−100116号公報
【0068】
【特許文献8】
特開平11−86381号公報
【0069】
【特許文献9】
特開2000−149491号公報
【0070】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1および第2の従来のチャッキング確認方法には、それぞれ、次に述べるような問題点がある。
【0071】
第1の従来のチャッキング確認方法では、供給リーダテープ20(図2)が切れていた場合、巻取りリーダテープ10(図1)がバックル35から外れてしまい、リトライが不可能になってしまう。また、前述したように、テイクアップリールモータ33とモードモータ45の駆動を時間制御で行っている。そのため、バックル35とテイクアップリールモータ33の駆動タイミングが悪くなる場合がある。例えば、テープドライブ30のある設計(メカ)では、モードモータ45が回転すると、図11の第4行目の破線で示すように、バックル35も0.7秒以内にリリースする方向へ駆動されてしまうようなものがある。このようなメカの場合にも、巻取りリーダテープ10(図1)がバックル35から外れてしまい、リトライが不可能になってしまう。
【0072】
第2の従来のチャッキング確認方法において、例えば、供給リーダテープ20(図2)が切れていたり、巻取りリーダテープ10のタブ12の一方の突出部のみが供給リーダテープ20のロッキング孔21中に係合し(入っ)た状態になっているとする。このような状態においても、第2の従来のチャッキング確認方法では、エンコーダ37で正及び逆回転のパルスが発生する。しかしながら、このような状態において、サプライリールモータ34をテイクアップリールモータ33より強いトルクで駆動したときに、チャッキングは外れてしまう。その結果、上記第1のチャッキング確認方法と同じように、リトライが不可能になってしまう。
【0073】
したがって、本発明の課題は、ミス・チャッキングを確実に検出することができるチャッキング確認方法を提供することにある。
【0074】
本発明の他の課題は、たとえチャッキングが外れてもリトライが可能なチャッキング確認方法を提供することにある。
【0075】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ドライブ(30)内にカートリッジを挿入したときに、前記カートリッジから繰り出される供給リーダテープ(20)のロッキング孔(21)に、巻取りリール(31)に一端が接続されている巻取りリーダテープ(10A)のタブ(11)を係合させることにより、前記巻取りリーダテープの位置決め孔(13A)にフィンガー状突起(351)が嵌合されるバックル(35)を用いて、前記供給リーダテープと前記巻取りリーダテープとをチャッキングする際に、前記チャッキングが正しくなされていることを確認する方法であって、前記巻取りリーダテープの前記位置決め孔(13A)が、前記バックル(35)が前記位置決め孔(13A)に前記フィンガー状突起(351)が嵌合されたロック状態と前記位置決め孔(13A)が前記フィンガー状突起(351)から外れるリリース状態との間の中間状態にあるときに、前記供給リーダテープ(20)および前記巻取りリーダテープ(10A)を巻き戻し方向および巻き取る方向へ移動可能なような長孔であり、前記チャッキング確認方法は、前記チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップと、前記チャッキングが正しくなされているか否かを再確認するステップとを含み、前記再確認するステップは少なくとも1回行われ、前記確認するステップは、前記ドライブ内に前記カートリッジが挿入された後に、カートリッジドライバ(120)を完全に上昇させて、該カートリッジドライバを前記カートリッジ内の供給テープリールと係合させるステップと、前記カートリッジドライバが完全に上昇したことを第1のセンサ(51)からの位置検出信号に基づいて判断するステップと、前記バックルを前記ロック状態から前記中間状態まで駆動すると同時に、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープにバックテンションを掛けるように、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くしてサプライリールモータ(34)及びテイクアップリールモータ(33)を駆動し、これにより前記供給リーダテープの弛みを除去するステップと、前記バックルが前記中間状態に達したことを第2のセンサ(52)からの他の位置検出信号に基づいて判断するステップと、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも高くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープを巻き戻す方向へ移動するステップと、エンコーダ(37)から巻き戻す方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップとを含み、前記再確認するステップは、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープが巻き戻す方向へ動かされた時に前記エンコーダ(37)から前記巻き戻す方向のパルスが検出されたのち、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープを巻き取る方向へ移動するステップと、前記エンコーダ(37)から巻き取る方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップと、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープが巻き取る方向へ動かされた時に前記エンコーダ(37)から前記巻き取る方向のパルスが検出されたのち、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも高くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープを巻き戻す方向へ移動するステップと、前記エンコーダ(37)から巻き戻す方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップとを含み、前記再確認するステップにおいて前記チャッキングが正しくなされていることを再確認できた後に、前記バックルを前記中間状態から前記リリース状態まで駆動すると同時に、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープにバックテンションを掛けるように、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動して巻き取りを行う、チャッキング確認方法が得られる。
【0076】
上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
【0077】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0078】
最初に、図15を参照して、本発明によるチャッキング確認方法を実現する上で必要な巻取りリーダテープ10Aについて説明する。図示の巻取りリーダテープ10Aは、バックル35のフィンガー状突起351が嵌合される位置決め孔13Aが、図1に示した位置決め孔13に比較して、長手方向に長くなっている点を除いて、図1に示したものと同様の構造を有する。このように、位置決め孔13Aを比較的長い長孔としたのは、後述するように、巻取りリーダテープ10Aを正逆走行できるようにするためである。
【0079】
次に、図16を参照して、本発明によるチャッキング確認方法を実現する上で必要な、カムギヤ(リングカム)140Aの回転位置を検出するための第1及び第2のセンサ(フォトインタラプタ)51、52について説明する。第1及び第2のセンサ51、52は、サプライリールモータ34のモータ基板61上に取り付けられる。
【0080】
リングカム140Aの裏面には、それぞれ、第1及び第2のセンサ51、52のオン/オフ(開/閉)を制御するための、円弧状の第1及び第2の遮蔽板146、147が取り付けられている。第1のセンサ51は、カートリッジドライバ120が完全に上昇した状態を検出するためのものである。第2のセンサ52は、バックル35がロック状態とリリース状態との中間状態にあることを検出するためのものである。
【0081】
それ以外のテープドライブ30の構成は、図3に図示したものと同様であり、説明の簡略化のためにそれらの構成要素についての説明は省略する。
【0082】
また、前述したように、従来の制御装置では時間制御を行っているが、本発明によるチャッキング確認方法を実施するための制御装置(図示せず)では、時間制御ではなく、後述するように、第1及び第2のセンサ51、52からの位置検出信号に基づいた位置制御を行う。
【0083】
以下、図17及び図18を参照して、本発明の一実施の形態によるチャッキング確認方法について説明する。図17は本実施の形態によるチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートであり、図18は本実施の形態のチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【0084】
図17において、最初の(第1)行はカセットインスイッチ38の状態を示し、第2行はモードモータ45の回転状態を示し、第3行はカートリッジドライバ120の昇降状態を示し、第4行はバックル35の状態を示し、第5行は供給リールを回転駆動するサプライリールモータ34のトルクを示し、第6行は巻取りリール31を回転駆動するテイクアップリールモータ33のトルクを示し、第7行はガイドローラ36が正回転したときにエンコーダ37から発生されるパルス(正回転パルス)を示し、第8行はガイドローラ36が逆回転したときにエンコーダ37から発生されるパルス(逆回転パルス)を示し、第9行は第1のセンサ51の開閉(オン/オフ)状態を示し、第10行は第2のセンサ52の開閉(オン/オフ)状態を示す。
【0085】
また、図18において、(A)はバックル35を中間状態にしてチャッキングを確認している状態を示し、(B)はチャッキング確認後にバックル35が動作して、巻取りリーダテープ10A(図15)がバックル35から外れた状態を示す。尚、テープカートリッジがテープドライブ30に挿入された直後の、供給リーダテープ20と巻取りリーダテープ10Aのチャッキング状態は、図12(A)と同じである。
【0086】
テープカートリッジがテープドライブ30に装着されると、カセットインスイッチ38がオフ状態(図6(B))からオン状態(図6(C))になる(図17の第1行参照)。このとき、第1のセンサ51は開状態(オン状態)であり、第2のセンサ52は閉状態(オフ状態)である(図17の第9行、第10行参照)。
【0087】
このカセットインスイッチ38のオンに応答して、図示しない制御装置は、モードモータ45を回転する(図17の第2行参照)。このモードモータ45の回転に応答して、カムギヤ140が回転し、それによりカートリッジドライバ120が上昇しつづける。このとき、図12(A)に示されるように、バックル35の係合部352はカムギヤ140のカム部とは係合しておらず、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10Aの位置決め孔13Aに嵌合された状態にある。また、図示しないバックルアームによって、巻取りリーダテープ10Aのタブ12(図15)を供給リーダテープ20のロッキング孔21(図2)に係合させて、巻取りリーダテープ10Aの先端部分を供給リーダテープ20と留めつけられた関係にさせる。
【0088】
モードモータ45が回転し続けることにより、カートリッジドライバ120が完全に上昇する。この時点を、制御装置は、第1のセンサ51が開状態(オン状態)から閉状態(オフ状態)へ遷移したことによって検出する(図17の第9行参照)。この第1のセンサ51の検出信号に応答して、制御装置は、モードモータ45の駆動を少しの時間だけ停止して回転させるとともに、サプライリールモータ34を低いトルクで、テイクアップリールモータ33を高いトルクで、回転駆動する(図17の第5行、第6行参照)。すなわち、テープにバックテンションをかける。
【0089】
このモードモータ45の回転により、バックル35の係合部352がカムギヤ140のカム部と係合して、バックル35は時計回りに回転(駆動)する(図17の第4行参照)。この状態では、供給リールは巻取りリール31より弱いトルクになっているため、テープカートリッジから供給リーダテープ20(図2)が引き出される。また、モードモータ45より先に、供給リールと巻取りリールの両方を駆動するので、巻取りリーダテープ10Aはバックル35からリリースされることはない。このとき、エンコーダ37から正回転のパルスが発生される(図17の第7行参照)。
【0090】
モードモータ45が回転し続けることにより、バックル35が中間状態になる。この時点を、制御装置は、第2のセンサ52が閉状態(オフ状態)から開状態(オン状態)へ遷移したことによって検出する(図17の第10行参照)。この状態を図18(A)に示す。
【0091】
この第2のセンサ52の検出信号に応答して、制御装置は、モードモータ45の駆動を少しの時間だけ停止して回転させるとともに、サプライリールモータ34をテイクアップリールモータ33よりも強いトルクで駆動する(図17の第5行、第6行参照)。これにより、供給リーダテープ20を供給リールに巻き取る(巻き戻す)。このとき、図18(A)に示されるように、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10Aの位置決め孔13Aに嵌合された状態にある。このとき、正しくチャッキングされていれば、エンコーダ37から逆回転のパルスが発生される(図17の第8行参照)。上述したように、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10Aの位置決め孔13Aに嵌合された状態にあるので、供給リールへ供給リーダテープ20を巻き取ることができなくなる。その結果、エンコーダ37から逆回転のパルスが発生されなくなる。
【0092】
このエンコーダ37から逆回転(巻き戻す方向)のパルスが検出されたのち、制御装置は、正しくチャッキングされているかを再度確認するため、再び、サプライリールモータ34を低いトルクで、テイクアップリールモータ33を高いトルクで、回転駆動し(図17の第5行、第6行参照)、テープカートリッジから供給リーダテープ20(図2)を引き出す。このとき、正しくチャッキングされていれば、エンコーダ37から正回転のパルスが発生される(図17の第7行参照)。上述したように、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10Aの位置決め孔13Aに嵌合された状態にあるので、テープカートリッジから供給リーダテープ20を引き出すことができなくなる。その結果、エンコーダ37から正回転のパルスが発生されなくなる。
【0093】
このエンコーダ37から正回転(巻き取る方向)のパルスが検出されたのち、制御装置は、正しくチャッキングされているかをまた再度確認するため、サプライリールモータ34をテイクアップリールモータ33よりも強いトルクで駆動する(図17の第5行、第6行参照)。これにより、供給リーダテープ20を供給リールに巻き取る(巻き戻す)。このとき、正しくチャッキングされていれば、エンコーダ37から逆回転のパルスが発生される(図17の第8行参照)。上述したように、バックル35のフィンガー状突起351が巻取りリーダテープ10Aの位置決め孔13Aに嵌合された状態にあるので、供給リールへ供給リーダテープ20を巻き取ることができなくなる。その結果、エンコーダ37から逆回転のパルスが発生されなくなる。
【0094】
このように、本発明では、エンコーダ37から発生される正逆回転のパルスを何回か検出することにより、確実に正しくチャッキングされているか否かを再確認している。換言すれば、図18(A)の矢印Bで示すように、テープの巻き戻し、巻取り操作をそれぞれ少なくとも1回行う。
【0095】
このように確実に正しくチャッキングされていることを再確認したら、制御装置は、モードモータ45を回転駆動するとともに、サプライリールモータ34を低いトルクで、テイクアップリールモータ33を高いトルクで、回転駆動する(図17の第2行、第5行、第6行参照)。すなわち、テープにバックテンションをかける。このモードモータ45の回転により、バックル35は更に時計回りに回転(駆動)する(図17の第4行参照)ので、バックル35から巻取りリーダテープ10Aがリリースされる。この状態を図18(B)に示す。
【0096】
それ以後、テープの巻取りが開始される。
【0097】
以上の説明で明らかなように、本実施の形態では、巻取りリーダテープ10A(図15)と供給リーダテープ20(図1)とが正しくチャッキングされているかを再確認している。したがって、たとえ供給リーダテープ20が切れていたり、巻取りリーダテープ10Aのタブ12の一方の突出部のみが供給リーダテープ20のロッキング孔21中に係合し(入っ)た状態になっていても、ミス・チャッキングを検出することができる。
【0098】
また、巻取りリーダテープ10Aと供給リーダテープ20とのチャッキングが外れても、巻取りリーダテープ10Aはバックル35から外れないので、リトライも可能である。
【0099】
以上、本発明について好ましい実施の形態を例に挙げて説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、正しくチャッキングされているかの確認の回数は、少なくとも2回(再確認の回数は少なくとも1回)であれば良く、多くても5回程度が好ましい。
【0100】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明では、リーダテープが正しくチャッキングされているかを再確認するようにしているので、ミス・チャッキングを確実に検出することができる。また、リーダテープのチャッキングが外れても、リトライが可能であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープドライブに用いられる従来の巻取りリーダテープの先端部分を示す平面図である。
【図2】テープドライブに挿入されるテープカートリッジから繰り出される供給リーダテープの先端部分を示す平面図である。
【図3】テープドライブの構成を示す斜視図である。
【図4】図3のテープドライブに使用されるエンコーダを示す斜視図である。
【図5】図1に示されたリーダテープとそれに嵌合されるバックルとを示す斜視図である。
【図6】図3のテープカートリッジに用いられるカセットインスイッチとその周囲を示す斜視図である。
【図7】図3のテープドライブに用いられるローディング機構を裏面(下面)側から見た状態を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すローディング機構を含むテープドライブの一部を表面(上面)側から見た状態で示す分解斜視図である。
【図9】図7に示すローディング機構をドライブギヤ収納時の状態で示す断面図である。
【図10】図7に示すローディング機構をドライブギヤ動作時の状態で示す断面図である。
【図11】第1の従来のチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】第1の従来のチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【図13】第2の従来のチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】第2の従来のチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【図15】本発明によるチャッキング確認方法を実現するために用いられる巻取りリーダテープの先端部分を示す平面図である。
【図16】本発明によるチャッキング確認方法を実現する上で必要な、カムギヤの回転位置を検出するためのセンサ(フォトインタラプタ)の取付け状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の一実施の形態によるチャッキング確認方法を説明するためのタイミングチャートである。
【図18】本発明の一実施の形態によるチャッキング確認方法を説明するためのバックルの位置関係を示す図である。
【符号の説明】
10A 巻取りリーダテープ
12 タブ
13A 位置決め孔
20 供給リーダテープ
21 ロッキング孔
30 テープドライブ
35 バックル
351 フィンガー状突起
120 カートリッジドライバ

Claims (1)

  1. ドライブ(30)内にカートリッジを挿入したときに、前記カートリッジから繰り出される供給リーダテープ(20)のロッキング孔(21)に、巻取りリール(31)に一端が接続されている巻取りリーダテープ(10A)のタブ(11)を係合させることにより、前記巻取りリーダテープの位置決め孔(13A)にフィンガー状突起(351)が嵌合されるバックル(35)を用いて、前記供給リーダテープと前記巻取りリーダテープとをチャッキングする際に、前記チャッキングが正しくなされていることを確認する方法であって、前記巻取りリーダテープの前記位置決め孔(13A)が、前記バックル(35)が前記位置決め孔(13A)に前記フィンガー状突起(351)が嵌合されたロック状態と前記位置決め孔(13A)が前記フィンガー状突起(351)から外れるリリース状態との間の中間状態にあるときに、前記供給リーダテープ(20)および前記巻取りリーダテープ(10A)を巻き戻し方向および巻き取る方向へ移動可能なような長孔であり、前記チャッキング確認方法は、前記チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップと、前記チャッキングが正しくなされているか否かを再確認するステップとを含み、前記再確認するステップは少なくとも1回行われ、
    前記確認するステップは、
    前記ドライブ内に前記カートリッジが挿入された後に、カートリッジドライバ(120)を完全に上昇させて、該カートリッジドライバを前記カートリッジ内の供給テープリールと係合させるステップと、
    前記カートリッジドライバが完全に上昇したことを第1のセンサ(51)からの位置検出信号に基づいて判断するステップと、
    前記バックルを前記ロック状態から前記中間状態まで駆動すると同時に、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープにバックテンションを掛けるように、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くしてサプライリールモータ(34)及びテイクアップリールモータ(33)を駆動し、これにより前記供給リーダテープの弛みを除去するステップと、
    前記バックルが前記中間状態に達したことを第2のセンサ(52)からの他の位置検出信号に基づいて判断するステップと、
    前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも高くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープを巻き戻す方向へ移動するステップと
    エンコーダ(37)から巻き戻す方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップとを含み、
    前記再確認するステップは、
    前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープが巻き戻す方向へ動かされた時に前記エンコーダ(37)から前記巻き戻す方向のパルスが検出されたのち、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープ及び前記巻取りリーダテープを巻き取る方向へ移動するステップと、
    前記エンコーダ(37)から巻き取る方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップと、
    前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープが巻き取る方向へ動かされた時に前記エンコーダ(37)から前記巻き取る方向のパルスが検出されたのち、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも高くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動し、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープを巻き戻す方向へ移動するステップと
    前記エンコーダ(37)から巻き戻す方向のパルスを検出することによって、チャッキングが正しくなされているか否かを確認するステップとを含み、
    前記再確認するステップにおいて前記チャッキングが正しくなされていることを再確認できた後に、前記バックルを前記中間状態から前記リリース状態まで駆動すると同時に、前記供給リーダテープおよび前記巻取りリーダテープにバックテンションを掛けるように、前記供給テープリールのトルクを前記巻取りリールよりも低くして前記サプライリールモータ及び前記テイクアップリールモータを駆動して巻き取りを行う、チャッキング確認方法。
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