JP4050600B2 - 連結式冷温水機の運転台数制御方法及び運転台数制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御方法及び運転台数制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のこの種の連結式冷温水機のシステム構成を示す図である(特許文献1参照)。図1において、1は入口ヘッダー管、2はポンプ、3、4、5、6、7は冷温水機、8は出口ヘッダー管である。入口ヘッダー管1から分岐した冷温水は、ポンプ2により圧送されて、冷温水機3、4、5、6、7に入り、各々の冷温水機が出口温度を制御して冷却又は加温している。なお、ここで冷温水には、ブラインも含むものとする。
【0003】
上記構成の連結式冷温水機のシステムにおいて、冷却運転時の運転台数制御方法は、ある台数の冷温水機(各々出口温度制御しながら)を所定時間(例えば3分間)連続運転し、出口ヘッダー管8の合流部の冷水出口温度が設定温度より所定温度(例えば1℃)低いと冷温水機の運転台数を1台減らし、高いと冷温水機の運転台数を1台増やすという方法を行っている。この方法は、冷温水機の容量を絞っても、冷水出口温度が低下する場合に、運転台数を減らしていくので、効率が悪い制御方法となる。
【0004】
また、このシステムでは、それぞれの冷温水機に流れ込む冷水又は温水を個別に止める機構が無いため、運転台数を減らしたときに停止した冷温水機にも冷水又は温水が流れ続ける。それにより、冷水又は温水の合流後の出口温度が不安定になると共に、大量の冷水又は温水を常に流し続けるために大きなポンプ動力が必要であった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−221541号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、連結式冷温水機のシステムにおいて、システム全体で効率のよい運転台数で冷温水機を運転すると共に、冷温水機の発停時における冷水、又は温水出口温度の変化の少ない安定した冷水又は温水を供給でき、さらに台数運転時に停止した冷温水機への冷水、又は温水のバイパスが無く安定した冷水又は温水出口温度をシステムに供給できる連結式冷温水機の運転台数制御方法及び運転台数制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため請求項1に記載の発明は、冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御方法であって、冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により冷温水機の最適運転台数を演算し、演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機の運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機の運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、一定時間毎に運転する冷温水機を1台ずつ増減させる運転に優先し自動停止することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御方法であって、冷温水機毎にポンプを設け、冷温水機は各々の冷水又は温水出口温度を制御し、冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により冷温水機の最適運転台数を演算し、演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、前記一定時間毎に運転する冷温水機とそのポンプを1台ずつ増減させる運転に優先し自動停止することを特徴とする。
【0009】
また請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の連結式冷温水機の運転台数制御方法において、自動運転中は冷温水機が全機停止した場合でも、ポンプは最後の一台を常時運転することを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2又は3に記載の連結式冷温水機の運転台数制御方法において、冷温水機の設定温度をカスケード制御し、冷温水機の複数台運転時の冷水又は温水出口温度の平均値、又は合流部温度を制御することを特徴とする。
【0011】
また、請求項5に記載の発明は、冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御装置であって、制御手段を具備し、該制御手段は、冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により冷温水機の最適運転台数を演算し、該演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機の運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機の運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転する機能を具備すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、一定時間毎に運転する冷温水機を1台ずつ増減させる運転に優先して自動停止する機能を具備することを特徴とする。
【0012】
また、請求項6に記載の発明は、冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御装置であって、冷温水機毎にポンプを設け、制御手段を具備し、該制御手段は、冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により冷温水機の最適運転台数を演算し、該演算した冷温水機とポンプの最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転する機能を具備すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、一定時間毎に運転する冷温水機とそのポンプを1台ずつ増減させる運転に優先して自動停止する機能を具備することを特徴とする。
【0013】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の連結式冷温水機の運転台数制御装置において、自動運転中は、冷温水機が全機停止した場合でも、ポンプは最後の一台を常時運転する機能を具備することを特徴とする。
【0014】
また、請求項8に記載の発明は、請求項5又は6又は7に記載の連結式冷温水機の運転台数制御装置において、制御手段は、冷温水機の設定温度をカスケード制御し、冷温水機の複数台運転時の冷水又は温水出口温度の平均値、又は合流部温度を制御することを特徴とする。
【0015】
上記のように、冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機において、各々の冷温水機の設定温度をカスケード制御して冷水又は温水出口平均温度、又は合流部温度を制御しながら、連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により冷温水機の最適運転台数を演算し、該演算した最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に冷温水機の運転台数を増減させることにより、システム全体として効率のよい運転ができると共に、冷温水機の発停時における冷水、又は温水出口温度の変化の少ない安定した冷水又は温水を供給できる。
【0016】
さらに冷温水機毎にポンプを設け、冷温水機とそのポンプの運転台数を制御するので、台数運転時に停止した冷温水機への冷水、又は温水のバイパスが無く安定した冷水又は温水出口温度をシステムに供給できると共に、冷温水機を全機停止した場合でも、ポンプは最後の一台のみを常時運転するようにしたため、少ない冷温水量で、即ち少ないポンプ動力で冷温水の温度を監視できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2は本発明に係る運転台数制御方法を実施する連結式冷温水機のシステム構成例を示す図である。図2において、1は入口ヘッダー管、2はポンプ、3、4、5、6、7はそれぞれ冷温水機、8は出口ヘッダー管である。ここでは、冷温水機3を親機とし、冷温水機4、5、6、7をそれぞれ子機としている。冷温水機3〜7は入口ヘッダー管1及び出口ヘッダー管8を介して逆環水法にて接続され、各冷温水機3〜7には、冷温水が均等に流れるように配管されている。
【0018】
親機の冷温水機3の入口配管には入口温度センサー9が取り付けられ、親機の冷温水機3の出口配管と子機の冷温水機4〜7の出口配管にはそれぞれ冷温水の出口温度を検出する出口温度センサー10が取り付けられている。各冷温水機3〜7にはそれぞれ操作盤11が設けられ、各操作盤11には図示しないCPUが内蔵されている。各冷温水機3、4、5、6、7の操作盤11はモジュール間通信配線12で接続され、親機である冷温水機3から子機である冷温水機4〜7への温度設定、子機である冷温水機4〜7のデータの親機である冷温水機3への伝送を行っている。また、親機である冷温水機3には遠隔信号線13が接続されている。なお、図2において、17は水熱交換器である。そして、各冷温水機3、4、5、6、7をモジュール1、2、3、4、5と定義している。
【0019】
図3は冷温水機の構成例を示す図である。図示するように冷温水機は蒸発器21、圧縮機22、凝縮器23、絞り機構24を具備し、蒸発器21で蒸発した冷媒ガスが圧縮機22で圧縮され、凝縮器23に導入されて冷却水又は温水25により冷却されて液化し、液化した冷媒は、絞り機構24で減圧され蒸発器21の冷媒室に入り、入口ヘッダー管1から流入する冷水から、熱を奪って蒸発して循環する。これにより、冷水は冷却され、出口ヘッダー管8へ流出する。
【0020】
各冷温水機3、4、5、6、7には出口温度制御部14が設けられている。各出口温度制御部14には出口温度センサー10の出力が入力され、圧縮機22の容量制御弁にて圧縮機22の吸込み風量を変化させて冷水又は温水出口を一定値に制御している。また、親機である冷温水機3には、各冷温水機3、4、5、6、7の設定温度を制御する設定温度制御部15が設けられている。該設定温度制御部15には各冷温水機3、4、5、6、7の出口の平均温度を演算入力又は合流部出口温度センサー16で検出して冷温水の出口温度が入力され、各冷温水機3、4、5、6、7の出口の平均温度、又は合流部の温度を制御するため、各冷温水機3、4、5、6、7の冷水又は出口設定温度をカスケード制御している。即ち、親機である冷温水機3の操作盤11により、各機器の冷温水機3〜7の目標値を変化させて制御している。
【0021】
図4は冷却時の冷温水機の運転台数制御のフローを示す図(加熱時は省略するが同様に行われる)で、図5は冷却時の冷温水機の運転台数演算結果を示す図である。親機である冷温水機3にて設定した連結台数N、冷温水出入口温度差(100%負荷時の)DT及び出口設定温度SVと、実際の負荷によって変化する冷水入口温度Tiにより最適運転台数rを下式(1)から演算して求め、実際の運転台数Rと該最適運転台数rとの差より、一定時間毎に冷温水機の運転台数を増減させ、最適運転台数で運転することにより、各冷温水機の絞り(低負荷)運転が防止でき、システム全体で効率の良い運転ができる。
r={N×(Ti−SV)}/DT (1)
【0022】
図4において、3分連続運転を行い|r+1+a|<Rか又はr<0.4であるかを判断し(ステップST1)、YESであったら、実際の運転台数Rより1台を停止する(実際の運転台数R−1)(ステップST2)。NOであったら、3分連続運転を行いR<|r−a|であるかを判断し(ステップST3)、YESであったら、運転台数Rに1台運転台数を増加し(実際の運転台数R+1)(ステップST4)、NOであったら前記ステップST1に戻る。
【0023】
冷温水機の運転台数を上記のように、一定時間毎に1台ずつ増減させることにより、台数運転時の合流部の冷水出口温度の変化を小さくでき、安定した温度の冷温水を供給することが可能となると共に、複数台の冷温水機が同時に起動しないため、始動電流による電源系統への影響を小さくできる。更に、冷温水温度差が一定値に小さくなった場合は、冷温水機の運転台数制御に優先して冷温水機を停止させ、冷温水機の圧縮機22の吸込みガス量低下によるビルトインモータの冷却不足を防止できる。更に、冷却時冷水出口が所定値より所定温度(例えば2℃)下がると自動停止させて冷水の出口温度の下がり過ぎを防止している。
【0024】
冷却台数運転時の部分負荷特性を図6に示す。冷却負荷(冷水入口温度)により冷温水機を最適台数で運転することにより、低負荷までの効率のよい運転ができる。
【0025】
図7は本発明に係る連結式冷温水機の他のシステム構成例を示す図である。図7において、図2と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示す。本連結式冷温水機は図2の連結式冷温水機と同様、冷温水機3、4、5、6、7の5台が連結可能で、1台の親機と残りの子機からなり、冷温水配管は入口ヘッダー管1及び出口ヘッダー管8を介して逆環水法にて接続され、各冷温水機3〜7の冷温水が均等に流れるように配管されている。また、入口配管合流部には入口温度センサー9が取付けられ、親機の冷温水機3の出口配管と子機の冷温水機4〜7の出口配管にはそれぞれ冷温水の出口温度を検出する出口温度センサー10が取り付けられている。親機の冷温水機3と子機となる冷温水機4、5、6、7にはそれぞれ操作盤11が設けられ、CPUが内蔵され、各操作盤11はモジュール間通信配線12で接続され、親機から子機への温度設定、子機データの親機への伝送を行っている。また、親機である冷温水機3には遠隔信号線13が接続されている。なお、17は水熱交換器である。
【0026】
冷温水機の構成例は図3に示すものと同様であり、各冷温水機3、4、5、6、7は圧縮機22の容量制御弁にて圧縮機22の吸込み風量を変化させて、冷水又は温水出口温度を一定値に制御している。
【0027】
本連結式冷温水機が図2の連結式冷温水機と異なる点は、各冷温水機3、4、5、6、7のそれぞれにポンプ33、34、35、36、37と、入口温度センサー9を入口配管合流部に設けた点である。即ち、図2に示す連結式冷温水機では入口ヘッダー管1の上流側にポンプ2を設けた構成としているが、ここでは入口ヘッダー管1から分岐した各冷温水機3、4、5、6、7へと通ずる管1−1、1−2、1−3、1−4、1−5にそれぞれポンプ33、34、35、36、37を取付け、その下流側に逆止弁18を設けている。そして、各冷温水機3、4、5、6、7と各ポンプ33、34、35、36、37との組み合わせをモジュール1、2、3、4、5と定義している。
【0028】
図7に示す連結式冷温水機における冷温水機とポンプの連動運転タイムチャートを図8に示し、冷却時の運転台数制御フローチャートを図9に示す(加熱時は省略するが同様に行われる)。親機である冷温水機3の設定温度制御部15にて設定した連結台数N、冷温水出入口温度差DT、出口設定温度SVと実際の負荷によって変化する冷水入口温度Tiにより最適運転台数rを上記(1)式により演算して求め、実際の運転台数Rと該最適運転台数rとの差より、一定時間毎に冷温水機の運転台数を増減させ、最適運転台数で運転する。
【0029】
図9において、3分連続運転を行い|r+1+a|<Rであるかを判断し(ステップST5)、YESであったら、実際の運転台数Rより1台を停止する(実際の運転台数R−1)(ステップST6)。NOであったら、3分連続運転を行いR<|r−a|であるかを判断し(ステップST7)、YESであったら、運転台数Rに1台運転台数を増加し(実際の運転台数R+1)(ステップST8)、NOであったら前記ステップST5に戻る。これにより図10に示す冷却時の運転台数演算結果を得る。
【0030】
図7において、遠隔信号線13を通じて図示しない中央監視室からモジュール1の冷温水機3(親機)に対して運転指令が出されると図8に示すように、運転指令がONとなり、システムが起動し台数増減判断され、台数増減判断がR+1、即ち一台増加の場合はポンプ33を起動する(運転時間の短いモジュールから順次起動)。ポンプ起動後2分間のアンロードの時間を経て通水を確認し、冷温水機3を起動する。その後、台数増減判断がR−1、即ち一台減少の場合は冷温水機3を停止するが、中央監視室から運転停止指令が出されるまで、最後の1台のポンプ33は運転し続け、運転停止指令が出されたら、3分間の残留運転をした後、ポンプ33を停止する。
【0031】
モジュール2では、モジュール1の冷温水機3が起動した後、3分間経過後、台数増減判断がR+1、即ち一台増加の場合はポンプ34を起動する。ポンプ起動後30秒のアンロードの時間を経て通水を確認し、冷温水機4を起動する。その後、台数増減判断がR−1、即ち一台減少の場合は冷温水機4を停止し、3分間の残留運転をした後、ポンプ34を停止する。同様にして、モジュールNでは、モジュールN−1の冷温水機が起動した後、3分間経過後、台数増減判断がR+1、即ち一台増加の場合はポンプを起動する。ポンプ起動後30秒のアンロードの時間を経て通水を確認し、冷温水機を起動する。その後、台数増減判断がR−1、即ち一台減少の場合は冷温水機を停止し、3分間の残留運転をした後、ポンプを停止する。
【0032】
上記のように各モジュールの冷温水機が停止すると各冷温水機に接続されているポンプも連動して停止するので、該ポンプの停止した冷温水機に接続された管には冷水又は温水が流れず、運転時にポンプの停止した冷温水機への冷水又は温水のバイパスが無くなることになり、安定した冷水又は温水出口温度を供給することができる。
【0033】
また、台数運転判断により、順次冷温水機が停止し(運転時間の長い冷温水機から順次停止する)、最後の一台の冷温水機が停止した場合でも、モジュール1のポンプ33はそのまま運転を続け、中央監視室から運転停止指令が出された後、即ち運転指令OFFになった後、3分間の残留運転を経た後停止する。このように自動運転中は冷温水機を全機停止した場合でも、一台のポンプ(モジュール1のポンプ33)を常時運転するようにしたため、少ない冷温水量、即ち少ないポンプ動力で冷温水温度を監視でき、冷温水温度が上昇又は下降すれば、冷温水機を順次運転することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように各請求項に記載の発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0035】
請求項1及び請求項5に記載の発明によれば、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機の運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機の運転台数を1台増加させて冷温水機の運転台数が最適運転台数になるように運転することにより、システム全体として効率のよい運転ができると共に、冷温水機の発停時における冷水、又は温水出口温度の変化の少ない安定した冷水又は温水を供給できる連結式冷温水機の運転台数制御方法及び運転台数制御装置を提供できる。また、冷温水温度差が一定値に小さくなった場合、又は冷温水出口が所定値より所定温度下がると自動停止させて冷温水機の運転台数制御に優先して冷温水機を停止させるので、冷温水機の圧縮機の吸込みガス量低下によるビルトインモータの冷却不足を防止できる。
【0036】
また、請求項2及び6に記載の発明によれば、一定時間毎に、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以上に大きければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台減少させ、実際の冷温水機の運転台数が最適運転台数より所定値以下に小さければ冷温水機とそのポンプの運転台数を1台増加させて冷温水機の運転台数が最適運転台数になるように運転するので、上記請求項1及び請求項5に記載の発明と同様の効果が得られる。また、停止した冷温水機のポンプを連動して停止するため、台数運転時の停止した冷温水機の冷温水バイパスが無くなり、安定した冷水又は温水出口温度をシステムに供給することができる。
【0037】
また、請求項3及び請求項7に記載の発明によれば、自動運転中は冷温水機を全機停止した場合でも、冷温水ポンプは最後の一台のみを常時運転することとしたため、少ない冷温水量で冷温水温度を監視でき、ポンプ動力が節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の連結式冷温水機のシステム構成を示す図である。
【図2】本発明に係る連結式冷温水機のシステム構成例を示す図である。
【図3】冷温水機の構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る連結式冷温水機の冷却時の運転台数制御フローを示す図である。
【図5】本発明に係る連結式冷温水機の冷却時の運転台数演算結果を示す図である。
【図6】本発明に係る連結式冷温水機の冷却台数運転時の部分負荷特性を示す図である。
【図7】本発明に係る連結式冷温水機の他のシステム構成例を示す図である。
【図8】連結式冷温水機とポンプの連動運転タイムチャートを示す図である。
【図9】本発明に係る連結式冷温水機の冷却時の運転台数制御フローを示す図である
【図10】本発明に係る連結式冷温水機の冷却時の運転台数演算結果を示す図である。
【符号の説明】
1 入口ヘッダー管
2 ポンプ
3 冷温水機
4 冷温水機
5 冷温水機
6 冷温水機
7 冷温水機
8 出口ヘッダー管
9 入口温度センサー
10 出口温度センサー
11 操作盤
12 モジュール間通信配線
13 遠隔信号線
14 出口温度制御部
15 設定温度制御部
16 合流部出口温度センサー
17 水熱交換器
18 逆止弁
21 蒸発器
22 圧縮機
23 凝縮器
24 絞り機構
25 冷却水又は温水
33 ポンプ
34 ポンプ
35 ポンプ
36 ポンプ
37 ポンプ

Claims (8)

  1. 冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御方法であって、
    前記冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により前記冷温水機の最適運転台数を演算し、
    前記演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以上に大きければ前記冷温水機の運転台数を1台減少させ、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以下に小さければ前記冷温水機の運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、前記一定時間毎に運転する冷温水機を1台ずつ増減させる運転に優先し自動停止することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御方法。
  2. 冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御方法であって、
    前記冷温水機毎にポンプを設け、
    前記冷温水機は各々の冷水又は温水出口温度を制御し、
    前記冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により前記冷温水機の最適運転台数を演算し、
    前記演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以上に大きければ前記冷温水機とそのポンプの運転台数を1台減少させ、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以下に小さければ前記冷温水機とそのポンプの運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、前記一定時間毎に運転する冷温水機とそのポンプを1台ずつ増減させる運転に優先し自動停止することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御方法。
  3. 請求項2に記載の連結式冷温水機の運転台数制御方法において、
    自動運転中は、冷温水機が全機停止した場合でも、ポンプは最後の一台を常時運転することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御方法。
  4. 請求項1又は2又は3に記載の連結式冷温水機の運転台数制御方法において、
    前記冷温水機の設定温度をカスケード制御し、
    前記冷温水機の複数台運転時の冷水又は温水出口温度の平均値、又は合流部温度を制御することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御方法。
  5. 冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御装置であって、
    制御手段を具備し、該制御手段は、前記冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により前記冷温水機の最適運転台数を演算し、該演算した冷温水機の最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以上に大きければ前記冷温水機の運転台数を1台減少させ、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以下に小さければ前記冷温水機の運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転する機能を具備すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、前記一定時間毎に運転する冷温水機を1台ずつ増減させる運転に優先して自動停止する機能を具備することを特徴とする連結式冷温水の運転台数制御装置。
  6. 冷温水配管を共通にした、複数の冷温水機を具備する連結式冷温水機の運転台数制御装置であって、
    前記冷温水機毎にポンプを設け、
    制御手段を具備し、該制御手段は、前記冷温水機の連結数、冷水又は温水出入口設定温度差、入口温度により前記冷温水機の最適運転台数を演算し、該演算した冷温水機とポンプの最適運転台数と実際の運転台数の比較により、一定時間毎に、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以上に大きければ前記冷温水機とそのポンプの運転台数を1台減少させ、実際の前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数より所定値以下に小さければ前記冷温水機とそのポンプの運転台数を1台増加させて前記冷温水機の運転台数が前記最適運転台数になるように運転する機能を具備すると共に、冷水又は温水の出入口温度差が一定値に低下した時、及び冷却時冷水の出口温度が一定値に低下又は加熱時温水の出口温度が一定値に上昇した時、前記一定時間毎に運転する冷温水機とそのポンプを1台ずつ増減させる運転に優先して自動停止する機能を具備することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御装置。
  7. 請求項6に記載の連結式冷温水機の運転台数制御装置において、
    自動運転中は、冷温水機の全機停止した場合でも、ポンプは最後の一台を常時運転する機能を具備することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御装置。
  8. 請求項5又は6又は7に記載の連結式冷温水機の運転台数制御装置において、
    前記制御手段は、前記冷温水機の設定温度をカスケード制御し、前記冷温水機の複数台運転時の冷水又は温水出口温度の平均値、又は合流部温度を制御することを特徴とする連結式冷温水機の運転台数制御装置。
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