JP4050040B2 - 生体液滴吐出装置に用いる生体液レベル制御機構 - Google Patents

生体液滴吐出装置に用いる生体液レベル制御機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体液滴吐出装置に用いるレベル検出機構とその制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
生体液滴吐出装置は、生物学的検体(生物学的アッセイ)の形で、基板に生体液滴を沈積するのに特に用いられる。例えば、遺伝子欠陥や他の生化学的異常に対する現行の生物学的試験では、何千という生体液の個体を、ガラスの基板上の明確に規定され、それぞれ異なった個所に配置する。その後、別の沈積液を上記ガラスの基板の同じ個所に更に沈積することもできる。この点々とプリントされた生物学的検体は、蛍光のような光学特性の変化を観察するためレーザで走査される。
【0003】
これらの状況下では生体液滴吐出装置が汚染源とならず、異なる生体液間の意図しない交差汚染を許さないものであることが重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらの生体液は高価であるので、試験の際には液を少量だけ使用することが望ましく、吐出される生体液滴は、汚染されていないものであることに加えて、十分な形状を有しているものとすることが望ましい。この要求から、最も効率的に有用な生体液滴を出力するために、適切な生体液のレベル制御と、吐出装置の初期化操作という課題が生じる。
【0005】
前述の状況に鑑みて、吐出装置に、生体液をタイムリーで有用な方法で適切に確実に供給する機構を提供することが望ましいと考えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、生体液滴を少量吐出する生体液滴吐出装置に用いるレベル制御機構が提供される。生体液滴吐出装置は生体液滴吐出機構を備え、生体液滴吐出機構は生体液滴の吐出するエネルギーを発生するトランスデューサを備える。生体液カートリッジ、すなわち生体液保持領域は、生体液を保持し、生体液滴吐出機構と生体液カートリッジとの間の汚染を回避するため、生体液滴吐出機構とは分離して設けられる。生体液カートリッジは生体液滴吐出機構に作動的に接続され、生体液滴吐出機構が作動すると、生体液が液滴状に制御されて吐出される。生体液カートリッジ内の生体液のレベル高さを検出するレベルセンサを備える前記レベルセンサが、生体液のレベル高さが所定のレベル以下であることを検出すると、少なくとも、前記生体液または前記生体液カートリッジまたは前記トランスデューサのいずれか一つに対し調整が行われる。前記レベルセンサが、予め定められたレベル以下の生体液高さレベルを検出すると、前記生体液カートリッジ内の前記生体液高さレベルまたは生体液カートリッジの高さレベルを、前記生体液滴吐出機構との関係で変更する生体液調整機構を、更に備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は音響波方式液滴吐出装置10の断面図で、音響波方式液滴吐出装置10は、音響波方式液滴吐出機構14とトランスデューサ16を備え、音響波方式液滴吐出機構14は、その内部に挿入された生体液カートリッジ12を含む。トランスデューサ16には電源18からエネルギーが供給される。トランスデューサ16は、基板20の表面に設けられ、基板20は例えばガラスである。トランスデューサ16が設けられたガラスの基板20の反対側表面に、フォーカスレンズ構造がパターン化されまたは配置される。フォーカスレンズ構造は例えばフレネルレンズ22である。フレネルレンズ22の代わりに、他のタイプのフォーカスレンズ構造も用いることができる。
【0008】
音響結合流体等の結合層24がフレネルレンズ22と生体液カートリッジ12との間に配置される。結合層24は、音響波の減衰が少ないものが選択される。有利な音響波特性を有する音響結合流体の一例に水が含まれる。別の実施の形態では、結合層24としてグリースの薄い層を用いることもできる。グリースによる結合層は、トラップされた気泡の可能性を最小限とするため結合表面を比較的平坦フラットにする場合に有利である。
【0009】
ガラスの基板20の上方に壁があり、これらの壁によって内部のチャンバ30が規定され、その内部に生体液カートリッジ12が収められる。生体液カートリッジ12の側壁31は、その外表面に、突起するシール32を備える。シール32の役目は、生体液カートリッジ12をチャンバ30内に固定し、音響結合流体の結合層24をシール32の下側に維持することである。正確な寸法の深さ止め部材34により、生体液カートリッジ12は所望の挿入位置に保持される。薄いメンブレン36が、生体液カートリッジ12の下部37に形成され、この薄いメンブレン36はフレネルレンズ22の実質的直ぐ上に配置される。メンブレン36は音響波に対して薄いメンブレンとして機能する。音響波に対して薄いということは、入射する音響波エネルギーの50%以上が生体液カートリッジ12内の生体液38まで達するのにメンブレンの厚さが十分に薄いこと、を意味するとこの文脈では定義される。
【0010】
作動に当たって、トランスデューサ16にエネルギーが与えられて、音響波が放射され、音響波はガラスの基板20を通ってフレネルレンズ22に達する。フレネルレンズ22は音響結合流体の結合層24とメンブレン36とを通過した音響波エネルギーを焦点に集め、集められた音響波エネルギー39は生体液38のメニスカス40の先端に達する。焦点に集められた音響波エネルギーがメニスカス40に当たると、表面に乱れが生じ、生体液滴42が、生体液カートリッジ12から対象基板43に対し吐出される。対象基板43は、例えば、紙、ガラス、プラスチックまたは他の適当な材料である。吐出された生体液滴42は、直径約15μmと小さくすることができる。しかし、この寸法制約は使用する物理的構成要素に基づいており、音響波方式液滴吐出装置で吐出される液滴の寸法は、物理的構成要素の設計を変更することにより大きくも小さくもすることが可能である。
【0011】
生体液滴42が吐出される表面は、全体が外に向いて開かれていても、あるいはアパーチャ付き板の蓋44で覆われていてもよい。蓋44は適切な寸法のアパーチャ45を備えるが、液滴吐出の際の干渉を防ぐため、その寸法は吐出される液滴よりも大きい。アパーチャ45の寸法は、アパーチャ45を横断するメニスカス40の表面張力が、生体液38にかかる重力より十分に大きくなるようにしなければならない。この設計により、生体液カートリッジ12を回転してアパーチャ45を下向きにしても、生体液38が生体液カートリッジ12から落下することを防止できる。このアパーチャ下向き構造の利点は、対象基板43より落ちる恐れのある物質から、生体液38の状態をクリーンに保てることである。
【0012】
トランスデューサ16、電源18、ガラスの基板20,フレネルレンズ22の作動機能は、音響波方式インク吐出印刷法の分野で既に用いられる液滴吐出装置と同様なものである。また、このような動作もその技術にとり周知である。
【0013】
前述の設計では、生体液38が生体液カートリッジ12内に分離されているので、生体液38が、音響波方式液滴吐出機構14や他の汚染可能源、例えば、空気からくる汚染源または音響波方式液滴吐出機構14に以前に使った生体液による汚染源と、接触することが防止される。生体液カートリッジ12は、音響結合流体の結合層24とメンブレン36で分離されている。生体液カートリッジ12全体は、生物学的に不活性な材料、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンから、射出成形法で製造することができる。生体液カートリッジ12は、メンブレン36や音響結合流体の結合層24を含む結合インターフェイスを介して、音響波方式液滴吐出機構14と作動的につながっている。
【0014】
本発明の具体的な設計の一例では、生体液カートリッジ12の幅は約300μmで、メンブレン36の厚さは3μm程度である。この特定の実施の形態では、焦点に集められる音響波の波長が300μmで、作動周波数が既知の音響波方式液滴吐出機構のものという設計条件下において、メニスカスの位置は理想表面のレベルから±5μm以内に維持しなければならない。
【0015】
電源18は制御良く可変できる。電源18の出力を変化することによってトランスデューサ16が発生するエネルギーが調節され、それにより生体液滴42の容積を変えることができる。
【0016】
前述のように、音響波方式液滴吐出装置10を適切に作動するには、メニスカス40の位置を装置構造で規定される許容差内に維持しなければならない。前述の実施の形態の、特有の音響波方式液滴吐出機構では、許容差は±5μmである。異なる構造の装置に対しては他の範囲の許容差も存在する。
【0017】
生体液カートリッジ12の生体液レベルをある設定水準のパラメータに維持するという概念は、図2(a),2(b)に示される。例えば、図2(a)は、生体液38が「満杯」になっている生体液カートリッジ12を示す。図2(b)では同じ生体液カートリッジ12が「空」の状態になっているのが示されている。ここで、この実施の形態の「空」というのは、生体液38の量の高さが、予め定められたパラメータの高さ46、例えば10μm、より低いということをいう。したがって、生体液自体は生体液カートリッジ12内にまだ残っている。しかし、音響波方式液滴吐出装置10の作動特性の面からは、一旦、生体液38が既定レベルの高さ46の外になると、信頼性をもって生体液滴を吐出することが不可能になる。この状況が起こるのは、音響波エネルギー39の先端が生体液38のメニスカスにフォーカスが合わず、液滴を吐出する程度に表面を乱すに十分なエネルギーがそのメニスカスに伝達されないからである。
【0018】
したがって、生体液滴吐出装置を有用に作動させるため、生体液レベルを検出する構造を提供することが望ましい。が一方では、その対象となる生体液カートリッジが音響波方式液滴吐出機構内にあるのである。
【0019】
図3は、生体液レベル検出機構50の第一の実施の形態を示す。これにより、生体液カートリッジ12が音響波方式液滴吐出機構14内にあるにもかかわらず、生体液カートリッジ12内の生体液38のレベルを測定することができる。
【0020】
生体液の液滴が生体液カートリッジ12から吐出されるに応じて、生体液38のレベルが変化する。生体液レベル検出機構50はレーザ52を備える。レーザ52は、放射されたレーザビーム54が生体液38の上表面56の所で反射されるように配置される。レーザ検出部58は、第一レーザビーム検出器60と第二レーザビーム検出器62とを備える。第一レーザビーム検出器60は、生体液カートリッジ12が所定のレベル範囲内に生体液を保持している時に反射レーザビーム64が第一レーザビーム検出器60に当たるように、音響波方式液滴吐出装置に対して相対的な傾き角を持って位置決めされる。第二レーザビーム検出器62は、生体液が適切な作動に許容されるレベル範囲外にある時に反射レーザビーム66を検出する角度で、音響波方式液滴吐出装置に対して相対的な傾き角を持って位置決めされる。
【0021】
第一レーザビーム検出器60と第二レーザビーム検出器62の出力はコントローラ68に送られる。この情報は、レーザ52と第一レーザビーム検出器60、第二レーザビーム検出器62の位置に関して予めプログラムされた情報に従って、生体液レベルを計算するのに用いられる。コントローラ68が得た情報は、さらに生体液レベルを制御するのにも用いることができる。このことについては後に更に詳細に述べる。
【0022】
図4(a),4(b)は、レベル検出の第二の実施の形態を示す。特に、コントローラ70は、電源72の出力を制御し、フレネルレンズ22を通して生体液38の上表面80に伝達される短いパルスの音響波76を発生させる。コントローラ70は、電源72からの出力を制御し、短いパルスの音響波76の強さが生体液滴の吐出をきたすには不十分なようにする。正確にいうと、短いパルスの音響波76は放射された後、フレネルレンズ22で検出される。この外向きの音響波76は、図4(a)に示されるように、上表面80に達し、次いでフレネルレンズ22の方に反射波84となって戻り、音響波76の放射と反射を示すものとして、コントローラ70に供給されるRF信号を発生する。
【0023】
音響波76が上表面80に達し更にフレネルレンズ22に戻ってくるに要する時間が、生体液が適切なレベルにあるかどうかを決定するのに用いられる。この情報は、後に更に詳細に述べる、生体液レベルの調節にも用いられる。別の実施の形態として、供給される周波数を変化させて焦点距離を変え、音響波をメニスカス表面に保っておくことも可能である。
【0024】
コントローラ70には、音響波の速度、「満杯」のときの生体液カートリッジ12内の生体液の深さ、生体液の粘度に関するパラメータ、およびその他の必要なパラメータが予めプログラムされており、音響波76が音源から外向けに放射されてから反射波84を受け取るまでの時間を決定するように設計されている。この情報を用いてコントローラ70は生体液カートリッジ12内の生体液レベルを計算する。この情報は以下で更に詳細に述べるレベル制御設計に用いられる。
【0025】
別の実施の形態では、コントローラ70は、戻ってくる音響波の振幅を検出する設計にすることもできる。検出された振幅は生体液のレベルに関連付けられる。特に、音響波の戻り信号である反射波84は、振幅情報をも備えている。液の高さが適切なレベルになく、高すぎたり低すぎたりすれば、得られる振幅は期待値より低くなる。戻ってくる音響波の振幅は、液が液滴吐出作動に正しいレベルにある時にピークとなる。したがって、適切なレベルを決定するには、生体液の容積を変えて測定を行って戻ってくる音響波の振幅が最大の振幅に近いか、あるいはこれから離れているかどうかを測定する。液の追加または取り出しが行われたか、あるいは振幅の応答がどうであったかに従って生体液の増減の必要性を決定することができる。
【0026】
図5は、生体液のレベル検出の更に別の実施の形態を示す。フレネルレンズ22から放射する音響波のパルスがコントローラ88に送られる。コントローラ88は、受け取ったパルスを積算して数え、その値を、吐出される生体液各液滴の既知の平均容積と相互に関連付ける構成を持つ。コントローラ88は次いで生体液カートリッジ12内の生体液38のレベルを推論して計算する。この生体液レベル情報は次いで生体液レベルを制御するのに用いられる。
【0027】
生体液カートリッジ12内の生体液レベル検出の実施の形態は、図3,4(a),4(b),5以外に、他の構成も用いることができる。
【0028】
前述したように、作動周波数を変えることによって、フレネルレンズ設計を用いて、放射された音響波の振幅を変えることが可能である。この能力を用いて、放射された音響波の振幅値を制御可能である。したがって、生体液を吐出しながら、新しい表面レベルを適切に検出するように音響波の振幅を許容範囲で調節することが可能である。この設計を行えば、新規の生体液の補給は、表面レベルがより低いということが検出されるまでする必要がない。
【0029】
図6は、音響波方式液滴吐出機構14内に挿入された生体液カートリッジ12の位置を変える第一の実施の形態を示す。この位置の変化は、例えば、図3,4(a),4(b),5に関連して示される技術による生体液レベル検出に対応して行われる。
【0030】
生体液のレベルが望ましい範囲の外にあることが決定されると、生体液カートリッジ12のレベルに調整が行われる。特に、チャンバ接続路92経由でチャンバ30に作動的に連通して配置されている補助液チャンバ90が備えられる。生体液のレベルが許容範囲の外にあることが決定されると、プランジャ96が駆動され、追加の音響波結合液94がチャンバ30に供給される。プランジャ96は、コンピュータ駆動アクチュエータ98で制御される高精度のプランジャを用いることができる。コンピュータ駆動アクチュエータ98には、図3,4(a),4(b),5に述べられたコントローラ68,70,88のいずれか一つを経由して信号が送られる。プランジャ96は内側に移動し、追加の音響波結合液94をチャンバ30内に強制注入し、生体液カートリッジ12を上表面80が許容できる高さ範囲内に確実に入るように、十分な量持ち上げる。
【0031】
図7は、別の構造の生体液カートリッジ12を用いる、生体液滴吐出装置100の断面図である。生体液を保持する吐出液容器部104に加えて、主液容器部106を備え、ここから吐出液容器部104に液を供給する。吐出液容器部104と主液容器部106との間の接続は、液容器部間接続路108経由で行われる。この設計では、生体液が吐出液容器部104から吐出されるに従い、追加の生体液が主液容器部106から液容器部間接続路108経由で供給される。
【0032】
生体液カートリッジ102は音響波方式液滴吐出機構110と一緒に作動する配置になっている。吐出液容器部104は、フレネルレンズ22、ガラスの基板20,トランスデューサ16の上に配置され、作り出された音響波エネルギーが焦点に集められ、生体液滴が吐出されるに十分なエネルギーをもって、吐出液容器部104に伝達される。この設計を行う場合、音響結合流体のような結合層24が設けられ、生体液カートリッジ102の底部には、十分な音響波エネルギーを吐出液容器部104に伝達することができるメンブレン112が形成される。
【0033】
主液容器部106には補充孔114を通じて液が供給される。主液容器部106と液容器部間接続路108は、吐出液容器部104が空の時に、最初にこれに液を補充するのを助けるため、毛細管作用を用いる。その後、液滴が吐出液容器部104から吐出されるにつれて、表面張力が生体液を主液容器部106から吐出液容器部104へと引き込む。特に、吐出液容器部104のアパーチャ45の寸法を、主液容器部106の補充孔114より十分に小さくするとともに、容器部の高さに起因する重力に打ち勝つように十分に小さくすることで、主液容器部106の生体液が吐出液容器部104に引き込まれる。
【0034】
図8は、ワンピース型音響波方式液滴吐出装置120を示す。既に図1で示した音響波方式液滴吐出装置10は、これと対比するとツーピース型音響波方式液滴吐出装置である。ツーピース型音響波液滴吐出装置と、ワンピース型音響波方式液滴吐出装置120との間の明確な違いは、生体液カートリッジ12のシール32を最早用いないことを含む。ツーピース型生体液滴吐出装置と違って、生体液カートリッジ122は、音響波方式液滴吐出機構14の壁26,28と直接に接する外表平面126を備える側壁124を有する。したがって、壁26,28と生体液カートリッジ122との間の接続は永久的になる。このような接続の形成は、装置製造時に、少なくともリソグラフィー技法または既知の接着技術のいずれか一つを用いることで得ることができる。
【0035】
更に別の実施の形態では、下部128をメンブレン130とともに取り除き、生体液38がフレネルレンズ22と直接に接することもできる。更にもう一つ別の実施の形態は、生体液カートリッジ122自体を取り除き、生体液38を直接チャンバ30に供給することである。この際はチャンバ30が非汚染生体液保持領域として機能する。この設計では、汚染物フリー環境下でチャンバ30へ生体液が満たされる。
【0036】
図9は、生体液38を望ましいレベルに維持するために、生体液カートリッジ140に追加の生体液を供給する実施の形態を示す。この実施の形態では、補助生体液保持チャンバ142がベローズ状構造をしており、内部144に生体液38が満たされている。
【0037】
レベル検出装置(例えば、図3,4(a),4(b),5)から、吐出液容器部146内の生体液が望ましいレベルより低いことを指示する信号を受けて、高精度のプランジャ148が、コンピュータ駆動アクチュエータ150の制御の下で、内側に動き、補助生体液保持チャンバ142を圧縮する。この作用により、予め定められた量の生体液38が吐出液容器部146に強制注入され、生体液メニスカス面152が許容範囲の有用なレベルに移動する。
【0038】
図10に、生体液チャンバ160に追加の生体液を供給する第二の実施の形態を示す。この例では、圧縮復元自在の補助液保持領域またはチャンバ162が、吐出液容器部164と流体的に連通している。生体液のレベルが液補充を必要とすることを指示するレベル信号を受けると、圧縮機構166が、コンピュータ制御のアクチュエータ168で起動され、圧縮復元自在のチャンバ162に内向きの力を加える。圧力は、吐出液容器部164に生体液を再供給し許容範囲の有用なレベルに達するよう、十分に加えられる。
【0039】
図11は、ワンピース型音響波方式液滴吐出装置170の別の実施の形態を示す。この図では、吐出液容器部172と主液容器部174とが、液容器部間接続路を介して流体的に連通している。生体液38は、主液容器部174から吐出液容器部172に、図7に関連して述べたメニスカスにおける表面張力により供給される。トランスデューサ16は、基板178の第一の表面部180に作動的に接続され、フレネルレンズ22は基板178の第二の表面部182上に配置され、これらの構成要素は単一のワンピース型音響波方式液滴吐出装置170の一部として形成される。この実施の形態は、使い捨て的性格の単一構成要素なので、図7の結合層24は要求されない。吐出液容器部172の内部では、生体液はフレネルレンズ22と直接に接する。したがって、図7で用いられた音響結合流体は必要としない。主液容器部174は、補充孔183を通じて液が満たされる。
【0040】
図12は、ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置190の断面図である。吐出液容器部192は、液容器部間接続路196経由で主液容器部194に接続される。生体液は、補充孔198を通じて主液容器部194に供給される。ピエゾ式アクチュエータ200は、吐出液容器部192の下部202に作動的に取り付けられる。吐出液容器部192を規定する上表面には吐出ノズル204が形成される。作動時において、ピエゾ式アクチュエータ200は、電源210により駆動され、下部202と結合しユニモルフ構造板として、印加された電圧に応答し屈曲する。この例では、ユニモルフ構造板が吐出液容器部192の方に動く力が加えられて、吐出液容器部192の容積を変え、吐出液容器部192から吐出ノズル204を通して、生体液を生体液滴として吐出する。吐出ノズル204の寸法は、吐出される液滴の寸法に関する一つの制御因子である。
【0041】
生体液滴が吐出液容器部192から吐出されるとき、吐出液容器部192に働いている表面張力によって、主液容器部194にある生体液が液容器部間接続路196経由で吐出液容器部192に引き込まれ、生体液レベルを再び元へ戻す。この実施の形態では、主液容器部194の内部の大きさは、長さが1cmで、高さが2.5mmである。ピエゾ電気式液滴吐出装置全体の幅は5mmである。実施の形態の一つでは、主液容器部194に満杯の生体液の容積は50〜150マイクロリットルにすることができ、吐出液容器部192中の生体液は5〜25マイクロリットルにすることができる。両液容器部に入っている生体液の比は、2/1から最大10/1の範囲にすることができる。他の状況ではこの比はもっと大きくすることもできる。生体液滴の体積はピコリットルの範囲にすることができる。
【0042】
図12で分かるように、ピエゾ式アクチュエータ200に接続された下部202は、ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置190全体と一体構造となっている。この構造の場合、ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置190の生体液が空乏したとき、ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置190全体を廃棄することもできる。
【0043】
図13は、廃棄部分と再使用部分とを有する二体型のピエゾ電気式液滴吐出装置220の断面図である。廃棄部分は主液容器部222と吐出液容器部224とを備え、吐出液容器部224には、吐出ノズル226が結合されている。吐出液容器部224は、液容器部間接続路230経由で主液容器部222に接続されている。液容器部間接続路230を経由する主液容器部222から吐出液容器部224への生体液の送達は、吐出液容器部224に働いている表面張力によって行われる。また補充孔232が備えられる。
【0044】
二体型のピエゾ電気式液滴吐出装置220の再使用部分は、電源242により電力が供給されるピエゾ式アクチュエータ240を含む。ピエゾ式アクチュエータ240は再使用可能なフレーム244の上に装着される。
【0045】
吐出液容器部224の下面部はメンブレンとして形成され、再使用可能なフレーム244の上面部またはダイアフラムに接続される。ダイアフラムは、ピエゾ式アクチュエータ240に接合法または他の方法で接続される。ダイアフラムは、吐出ノズル226から生体液の液滴を吐出させるために、吐出液容器部224内に必要な容積変化を作り出すユニモルフ構造の一部分として作用する。吐出液容器部224のメンブレンは、再使用可能部分のフレーム244の変化を、廃棄部分に伝達する。
【0046】
更に別の実施の形態では、再使用可能部分にフレキシブルなメンブレンを設け、その一方の側面部にピエゾ式アクチュエータを取り付け、生体液滴を吐出するのに必要な容積変化を起こさせる。トランスデューサ/メンブレンと接触する、結合液を入れる容器を製作することができる。この液は、トランスデューサにより誘起された容積変化を、異なる容器表面部上の第二のメンブレンに伝達するのを助ける。上記容器の端部構造は、再使用可能部分と使い捨て部分との間にハーメチックシールができるような構造とする。上記容器には、結合液から気泡を放出して取り除く手段が設けられる。容器の反対側の表面部は、使い捨て部分と一緒に組み立てる前は開いた状態である。
【0047】
使い捨て部分と再使用可能部分との間にハーメチックシールが設けられ、再使用可能部分には結合液が満たされ、トランスデューサの容積変化を使い捨て部分に伝える。容積変化のコンプライアンスと吸収とを最小限に抑えるために、この液中のすべての気泡は、再使用可能部分の放出機構から放出することによって操作前に取り除かれる。
【0048】
当業者なら理解できることであるが、他のピエゾ式アクチュエータ構造、例えば、バルクモードまたはせん断モード設計も本発明に関して用いることができる。
【0049】
前述のように、必要な生体液レベルがシステム中で確実に維持される機能を有する構造が開示されている。別の実施の形態では、図4(a)と図4(b)に関連して述べた概念を、新しく生体液を追加しないシステムに用いることができる。
【0050】
実施の形態の一つでは、発生した音響波の調節という手段を用いてシステムの作動能力を拡張する。この実施の形態は、フレネルレンズ系、球レンズ系双方に適用可能である。
【0051】
図4(a)と図4(b)に注目する。コントローラ70をアクチュエータの選択的駆動に用いるのではなく、液高さが所望のレベルにないことが決定されたとき、コントローラ70は、振幅出力を増加または減少させる指示を電源72に送る。この動作によって、音響波の焦点が調節され、実際のメニスカスの高さに焦点が合わされる。
【0052】
更に別の実施の形態では、図4(a)と図4(b)の概念を再び用いて液高さが所望のレベルにないことを検出する。その後、フレネルレンズを用いる場合は、特定の時刻の液高さに正確に焦点を合わせるための動作周波数の変更が、装置内で可能である。フレネルレンズの場合の焦点位置は、実質的に周波数の一次関数である。したがって、図4(a)と図4(b)において、最初のステップは実際の生体液レベルの測定である。次に、コントローラ70が動作周波数を調整して、実際にメニスカス表面が存在する箇所に焦点を移動させる。
【0053】
前述の設計を用いれば、アクチュエータを用いないで済ますシステムを提供することもできる。むしろ、少なくとも周波数制御または振幅制御のいずれか一つを用いて、装置の作動に必要である適切な生体液レベルの範囲を拡大する。例えば、上記の振幅制御または周波数制御がなければ、適切な使用範囲は理想表面レベルの前後±5μmとなる。しかし、振幅制御を行えば、この範囲は±10μmまで可能であり、更に周波数制御を加えれば±30μmまで広がる。
【0054】
周波数制御および振幅制御の概念は、アクチュエータを使用せず単独で用いることもでき、より精密な制御をおこなうため、アクチュエータ概念と組み合わせて用いることもできる。
【0055】
ピエゾ電気式液滴吐出装置では、初期動作では所望の液滴出力が作り出せないことがあるかもしれない。特に、吐出液容器部内に気泡が存在する場合は非球形の液滴あるいは適切な密度や寸法を有しない液滴が吐出されることがあるかもしれず、また液滴が全く作り出せないこともある。したがって、吐出装置の初期化操作が望ましい。
【0056】
図14は、本発明に用いることができる初期化接続または初期化機構250を示す。図14に示されるように、初期化機構250は、吐出液容器部(192,224)から生体液を吐出する形状の吐出ノズル(204,226)の上方に配置される。操作では、使い捨て可能の初期化機構250として、吐出ノズル(204,226)の上を移動するロボット装置を用いることができる。初期化機構250は、真空ユニット254に接続された恒久使用の真空ノズル252を含む。恒久使用の真空ノズル252の周りに配置されるのは、エラストマー材または他の好適な材料で製造された使い捨て可能のチューブ256である。吐出ノズル(204,226)の上に配置された後、真空ノズル252は下向きに移動し、使い捨て可能のチューブ256を吐出ノズル(204,226)に軽く接触させる。真空作用により、吐出液容器部(192,224)から真空脱気する。
【0057】
ロボット制御の液高さ検出センサ258は、生体液がノズルから外れたレベルに達した時を決定し、吐出液容器部内の空気が除かれたことを確実に保証する。初期化操作は、適切な最初の液滴吐出動作を可能にする。
【0058】
図15は、図12のワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置190と同様の設計の修正ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置260を示す。したがって、共通な構成要素には同一の符号を付し説明を省略する。しかし、ここに示された構成の修正ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置260は、初期化用開口部264を備える初期化用液容器部262を含む。初期化操作は、初期化機構250を初期化用開口部264上に移動することにより行われる。チューブ256を初期化用開口部264に合わせた後、真空圧力により、初期化目的に生体液を吸引する。この操作中、電源210は、吐出液容器部192内の生体液を吐出ノズル204まで上昇させるための、ピエゾ式アクチュエータ200を駆動するパルスを発生する。
【0059】
前述の諸々の実施の形態で述べた生体液カートリッジは、このような装置の単に代表的な設計にすぎず、カートリッジ構造にはその他多くの変形が可能である。
【0060】
前述の説明は音響波方式液滴吐出装置と、ピエゾ電気式液滴吐出装置との実施の形態についてなされているが、本発明の概念は、他のタイプの液滴吐出機構にも拡張でき、また、生体液以外の、汚染を避けるのが有用である他の流体にも拡張できる。
【0061】
更に、前記の説明に関する図は、本発明を図示するものではあるが、単に例示目的であるにすぎない。本発明の原理に従って、図示の実施の形態から多くの修正や適用を思考することができる。したがって、本発明の範囲は前記の特許請求の範囲で規定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る音響波方式液滴吐出装置を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る、生体液カートリッジ中のレベルを維持する概念の説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る、生体液のレベル検出機構を示す図である。
【図4】 本発明の別の実施の形態に係る、生体液のレベル検出機構を示す図である。
【図5】 本発明の別の実施の形態に係る、生体液のレベル検出を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る、音響波方式液滴吐出機構内に挿入された生体液カートリッジの位置を変える実施の形態を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る、別の構造の生体液カートリッジを用いる音響波方式液滴吐出装置の断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る、ワンピース型音響波方式液滴吐出装置を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る、生体液カートリッジに追加の生体液を供給する実施の形態を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係る、生体液チャンバに追加の生体液を供給する実施の形態を示す図である。
【図11】 本発明の別の実施の形態に係る、ワンピース型液吐出装置を示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態に係る、ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置の断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態に係る、二体型のピエゾ電気式液滴吐出装置の断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態に係る、ピエゾ電気式液滴吐出機構の初期化機構を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態に係る、初期化用液容器部を備える修正ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置を示す図である。
【符号の説明】
10 音響波方式液滴吐出装置、12,102,122,140,160 生体液カートリッジ、14,110 音響波方式液滴吐出機構、16 トランスデューサ、18,72,210,242 電源、20,178 基板、22 フレネルレンズ、24 結合層、26,28 壁、30 チャンバ、31,124 側壁、32 シール、34 深さ止め部材、36,112,130,246 メンブレン、37 生体液カートリッジの下部、38 生体液、39 音響波エネルギー、40 メニスカス、42 生体液滴、43 対象基板、44 蓋、45アパーチャ、46 高さ、50 生体液レベル検出機構、52 レーザ、54レーザビーム、56,80 生体液の上表面、58 レーザ検出部、60 第一レーザビーム検出器、62 第二レーザビーム検出器、64,66 反射レーザビーム、68,70,88 コントローラ、76 音響波、84 反射波、90 補助液チャンバ、92 チャンバ接続路、94 音響波結合液、96,148 プランジャ、98,150 コンピュータ駆動アクチュエータ、100 生体液滴吐出装置、104,146,164,172,192,224 吐出液容器部、106,174,194,222 主液容器部、108,196,230液容器部間接続路、114,183,198,232 補充孔、120 ワンピース型音響波方式液滴吐出装置、126 外表平面、128 下部、142 補助生体液保持チャンバ、144 内部、152 生体液メニスカス面、160生体液チャンバ、162 チャンバ、166 圧縮機構、168 アクチュエータ、170 ワンピース型音響波方式液滴吐出装置、180 第一の表面部、182 第二の表面部、190 ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置、200,240 ピエゾ式アクチュエータ、202 下部、204,226 吐出ノズル、220 ピエゾ電気式液滴吐出装置、244 フレーム、250 初期化機構、252 真空ノズル、254 真空ユニット、256 チューブ、258検出センサ、260 修正ワンピース型ピエゾ電気式液滴吐出装置、262 初期化用液容器部、264 初期化用開口部。

Claims (1)

  1. 生体液滴を吐出する生体液滴吐出装置に用いる生体液レベル制御機構であって、
    生体液滴を吐出するのに用いられるエネルギーを発生するトランスデューサが設けられた生体液滴吐出機構と、
    生体液を保持し、前記生体液滴吐出機構との間の汚染を回避するために前記生体液滴吐出機構とは分離して設けられ、前記生体液滴吐出機構を作動すると、前記生体液が液滴状に制御されて吐出されるように前記生体液滴吐出機構に作動的に接続される生体液カートリッジと、
    前記生体液カートリッジ内の生体液のレベル高さを検出するレベルセンサと、
    を備え、
    前記レベルセンサが、所定のレベル以下の生体液のレベル高さを検出すると、少なくとも、前記生体液または前記生体液カートリッジまたは前記トランスデューサのいずれか一つに対し調整が行われ、
    前記レベルセンサが、予め定められたレベル以下の生体液高さレベルを検出すると、
    前記生体液カートリッジ内の前記生体液高さレベルまたは生体液カートリッジの高さレベルを、前記生体液滴吐出機構との関係で変更する生体液調整機構を、
    更に備えることを特徴とする生体液レベル制御機構。
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