JP4048209B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents
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図1及び図2は本発明の1実施形態による紙幣処理装置の内部構造を示し、図3及び図4は上記紙幣処理装置の外観を示している。これらの図において、1は紙幣処理装置のケーシングであり、前面側が開口した箱状のケーシング本体11と、このケーシング本体11の前面を塞ぐ扉12とを備え、後記各ユニットを収容可能とする所定の大きさの箱状に形成されている。ケーシング1前面の扉12の上部には、紙幣挿入用の開口14及び払出用の開口15が配設されている。
入出金用ユニット2は、挿入口20a及び払出口20bを備えたフレーム20内に、上記挿入口20aから紙幣を導入する紙幣導入機構21と、上記払出口20bへ紙幣を導出する紙幣導出機構23と、搬送機構29とを配備しており、挿入口20a及び払出口20bがケーシング1の開口14,15から突出する状態でケーシング1内の上部に収容されている。
ベースユニット3には、図6にも示すように、紙幣収納部31と、該紙幣収納部31の後方において紙幣の搬送を行う搬送機構32と、この搬送機構32の駆動源である搬送モータ33と、搬送機構32と紙幣収納部31との間で紙幣の取込み、繰出しを行う取込み繰出し機構34と、紙幣収納部31において紙幣の集積を行う紙幣集積機構35と、この紙幣集積機構を駆動する駆動機構36とが設けられている。
上記各中間部ユニット4A〜4Cは同一構造となっており、それぞれには、紙幣収納部41と、この紙幣収納部41の後方において当該ユニットの上端から下端にわたる範囲で紙幣の搬送を行う搬送機構42と、この搬送機構42と紙幣収納部41との間で紙幣の取込み、繰出しを行う取込み繰出し機構44と、紙幣収納部41において紙幣の集積を行う紙幣集積機構45とが設けられている。
図10は上記紙幣処理装置による入金時の紙幣の流れを概略的に示す説明図、図11、図12はこの紙幣入金時の制御を示すフローチャート、図13は3段目の中間部ユニット4Cに入金される場合を例にとったタイムチャート、図14は紙幣収納部への紙幣の取り込み及び紙幣集積のための各機構の動作を示す説明図、図15は入金紙幣が真札でないことにより返却する場合のタイムチャートである。また、図16は出金時の紙幣の流れを概略的に示す説明図、図17、図18はこの紙幣出金時の制御を示すフローチャート、図19は3段目の中間部ユニット4Cと1段目の中間部ユニット4Aとから1枚ずつ紙幣が出金される場合を例にとったタイムチャート、図20は紙幣収納部からの紙幣の繰出しための各機構の動作を示す説明図である。
入金時の動作としては、図11のフローチャートのステップS1で、紙幣挿入口20a付近に設けられたセンサ(図示せず)からの信号に基づいて紙幣挿入口20aから紙幣が挿入されたか否かが調べられ、紙幣が挿入されたときに、ステップS2で紙幣導入機構21のモータ214の駆動により紙幣が識別装置22を通って紙幣導入路210に取込まれ、その間に紙幣の真贋及び金種が識別される。このとき、モータ214の駆動による紙幣の導入は比較的低速で行われる。また、搬送機構による搬送の準備として搬送モータ33も正転駆動されるが、紙幣が紙幣導入機構21を経て搬送機構に引き取られる段階で紙幣の移動速度を高めるべく、搬送モータ33はモータ214と比べて高速で駆動される。
上記ステップS3で贋札であることが判定されれば、図12のステップS11〜S19及び図15のタイムチャートに示すような制御が行われる。すなわち、紙幣が最上部の計数センサ428を通過するときに導入導出切替手段のアクチュエータ296が駆動されることにより、フラッパ295が逆送紙幣を紙幣導出機構23側に導く状態とされる(ステップS11)。続いて、搬送モータ33が逆転駆動状態に切替えられ(ステップS12)、その後、紙幣がスタックインセンサ231を通過したときに搬送モータ33が停止され(ステップS13,S14)、さらにプッシャー270が下降するようにプッシャーモータ273が駆動される。
出金時には、制御基板100により払い出す紙幣の金種及び枚数が決定されるとともに、それに応じた各モータ、ソレノイド等の制御により、払い出すべき紙幣の金種に応じたユニットの紙幣収納部から紙幣が繰出され、一時貯留部25を経て払出口20bに払い出される。
上記ステップS108で重券等でリジェクトが必要であることが判定された場合は、図18のステップS115で払出しリジェクトモータ247が逆転駆動され(図19中の破線参照)、これにより紙幣がリジェクト室28に送られる。そして、紙幣がスタッカ残留センサ233を通過し、さらにリジェクトセンサ232を通過したことが確認された後、ベルト装置24が原位置へ復帰してから払出しリジェクトモータ247が停止される。
以上のように紙幣の取込み、払出し、リジェクト等が行われ、複数金種の処理が可能となる。
図21及び図22は別の実施形態を示している。この実施形態では、入出金用ユニット2、各中間部ユニット4A〜4C及び補助ユニット5、並びにベースユニット3が相互に連結され、これらのユニット及びそれに付属する部材等で構成される内部構造体の全体がケーシング1に対して引出し可能とされるとともに、内部構造体の前面側に、入出金用ユニット2の下部と他の各ユニットとにわたる範囲の全体を蔽う扉60が設けられている。すなわち、この扉60は、先の実施形態における入出金用ユニット2のリジェクト室28前面の扉280と他の各ユニットの前面の扉310,410とを一体化したものであり、一側部がヒンジを介してユニットのフレームに枢着されている。61はこの扉60の錠である。
押えプレート引き上げ機構を、図23及び図24によって説明する。
2 入出金ユニット
3 ベースユニット
4 中間部ユニット
5 補助ユニット
21 紙幣導入機構
22 識別装置
23 紙幣導出機構
24 払出リジェクト用送りベルト装置
25 一時貯留部
29,32,42 搬送機構
31,41 紙幣収納部
446 フラッパ(切替手段)
Claims (2)
- 前面上部に紙幣挿入用及び払出用の開口を有するケーシングの内部に、上方に位置する入出金用ユニットと、この入出金用ユニットの下方に配置され、それぞれ紙幣収納部を有する上下複数段のユニットとを備え、
上記入出金用ユニットに、紙幣の金種を識別する識別装置を有して上記紙幣挿入用の開口に対応する挿入口から紙幣を導入する紙幣導入機構と、上記払出用の開口に対応する払出口へ紙幣を導出する紙幣導出機構と、この紙幣導出機構に介設された一時貯留部とが設けられるとともに、
上記入出金用ユニットと紙幣収納部を有する各ユニットとにわたる紙幣搬送経路に沿って紙幣の搬送を行う正逆駆動可能な搬送機構が設けられ、
この搬送機構は、紙幣搬送経路の一端が切替手段を介して紙幣導入機構及び紙幣導出機構に選択的に通じており、正転駆動時には上記紙幣導入機構から上記紙幣収納部側へ紙幣が搬送され、搬送機構の逆転駆動時には上記紙幣収納部側から紙幣導出機構の一時貯留部に紙幣が搬送されるように構成され、
上記切替手段は、上記搬送機構に対して紙幣導入機構の紙幣導入路を開く第1の状態と、上記搬送機構の逆転駆動時に上記紙幣導入路を遮蔽して搬送機構で逆送される紙幣を紙幣導出機構に導く第2の状態とに切り替え可能となっており、
この切替手段と上記搬送手段とが制御手段により制御され、紙幣が挿入口から挿入された入金時には、上記切替手段が第1の状態とされるとともに上記搬送機構が正転駆動状態とされることにより、紙幣導入機構を通った紙幣が紙幣搬送経路を経て上記紙幣収納部に送られ、入金された紙幣を返却する必要があるときには、紙幣が上記切替手段を通過した後に上記切替手段が第1の状態から第2の状態に切り替えられるとともに上記搬送機構が正転駆動状態から逆転駆動状態に切り替えられることにより、紙幣が搬送経路途中からスイッチバック式に上記紙幣導出機構に送られ、出金時には、上記切替手段が第2の状態とされるとともに上記搬送機構が逆転駆動状態とされることにより、紙幣収納部から送り出された紙幣が紙幣搬送経路を経て上記紙幣導出機構に送られるように構成されていることを特徴とする紙幣処理装置。 - 上記紙幣導出機構は、リジェクト室を備えるとともに、上記一時貯留部に一時貯留された紙幣を払出口又はリジェクト室に選択的に送給する払出しリジェクト用送りベルト装置を備えることを特徴とする請求項1記載の紙幣処理装置。
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