JP4045409B2 - プリント配線板の分割装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリント配線板を個片に分割するプリント配線板の分割方法及び分割装置に係り、特に、低ストレスでの分割が可能で、かつ切粉が殆ど発生することがなく、しかも、種々の個片形状に対して対応できる自由度を備え、インラインでの整列流しが可能なプリント配線板の分割方法及び分割装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図19に示すように、エッチング加工や半田付けがなされ、かつ半導体チップが実装された所定規格寸法のプリント配線板1は、電子部品に組み込まれる最終単位としての個片2に分割され、各個片2には外形状のトリムカット処理や、新たな半導体チップの実装が行なわれる。
【0003】
そして、上記プリント配線板1を各個片2に分割する分割装置としては、従来からプレスによる切断装置と、回転工具による切断装置が知られている。
【0004】
上記プレス方式としては、裁断方式、シート一括打ち抜き方式、一個片打ち抜き方式が知られており、回転工具方式としては、ダイサー(砥石による)方式、ルータ(切削工具による)方式、ローラー押し切り方式等が公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のプレス方式及び回転工具方式では、以下の問題点が指摘されている。
【0006】
まず、プレス方式によれば、裁断方式の場合は一直線でのカット処理となり、また、打ち抜きパンチ方式では、各個片形状毎の高価な金型及び金型の段取り変えが必要であるなど、個片形状に対して自由度がない。
【0007】
更に、プレスによる切断分割方式では、ひずみが約1000μストレインゲージ程度あり、切断時のストレスが大きく、半導体チップや半田面の剥離等の不具合が生じ易くなる。
【0008】
また、一個流しのインライン化や、自動での整列流しが難しく、受け取り治具や取り出しロボットが必要になり、付帯設備が大掛かりなものになるとともに、プレス駆動方式は、パワーの必要な大型装置となり、加えて金型の調整やメンテナンスが難しく、安全性においても必ずしも満足のいくものではないという種々の問題点が指摘されている。
【0009】
次いで、回転工具による分割装置は、ダイサー方式、ルータ方式、ローラー押し切り方式共、一個流しのインライン化及び自動での整列流しが難しく、これを行なうには、分割後の受け取り治具と、取り出しロボットが必要になり、付帯設備が大型化するという問題点がある。更に、ダイサー方式、ルータ方式では、切粉が大量に生じ、かつダイサー方式及び押し切り方式では、直線での切断に限定されるため、個片の複雑な形状に対する自由度がなく、凹凸のある個片形状に対応できないという問題点がある。
【0010】
このように、従来のプリント配線板の分割方法及び分割装置において、個片の種々の形状に対して対応できる自由度がなく、インラインでの整列一個流しが容易に実現できる分割装置がなかったというのが実情である。
【0011】
ところで、最近の傾向として、少品種大量生産から多品種少量生産の傾向に移行しつつあり、プリント配線板のアッセンブリ作業についても、流れ作業で加工や組み付けを行なうのではなく、各ステーションで作業者がマルチな加工を行なうという方式が見直されている。
【0012】
そして、この多品種少量生産に有効に対応する上においても、プリント配線板の分割工程において個片の種々の形状に対して対応できる自由度を備えていることが不可欠な問題となる。
【0013】
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、種々の個片形状に対して対応できる自由度があり、しかも、低ストレスでの分割が可能で、切粉が殆ど発生することがなく、インラインでの整列一個流しを実現できるプリント配線板の分割方法及び分割装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明の加工対象となるプリント配線板は、複数の個片を繋ぎ桟により連結し、各個片を周囲のシート枠により保持してなるプリント配線板であり、この配線板をテーブルに位置決めセットし、各個片周囲の繋ぎ桟を爪切り方式のカット刃で切断することにより、プリント配線板から各個片を分割するものである
【0015】
ここで、個片とは、エッチング加工、スルーホール加工、チップの実装工程を経た所定規格寸法のプリント配線板から分割される最小単位の基板を意味し、各個片は、それぞれのステーションで必要とされる加工が行なわれ、各種電子部品に組み込まれる。
【0016】
そして、この加工手段によれば、繋ぎ桟で支持された個片の繋ぎ桟を爪切り方式のカット刃により切断処理するため、複雑な個片形状に対応でき、かつ切粉が殆ど出ないため、プリント配線板に異物が付着することがない。
【0017】
この手段による実施態様、爪切り方式の上下カット刃をカム駆動により上下動作させれば、カム曲線による減速動作が確保でき、衝撃、振動によるプリント配線板に加わるストレスが小さくなり、また、周辺装置等に振動による悪影響を及ぼすことがない。更に、プリント配線板における繋ぎ桟の切断位置をNCでフレキシブルに変えることで複雑な個片形状に対応できる。
【0018】
また、プリント配線板から個片にカットする場合、全ての個片をカットせずに、途中までの状態でカット作業を中止し、作業途中のプリント配線板を供給部へ回収することもでき、また、途中までカットされたプリント配線板を途中から再度テーブル上に供給し、切断を開始させるため、画像によりカット処理開始の個片の位置を認識させ、位置決めさせれば、より小ロッドでの生産が可能になる。
【0019】
更に、プリント配線板から個片単位で切断すれば、一個流しに対応した一個片切断が可能となり、あるいは生産に合わせて必要な個片数での切断にも容易に対応できる。また、分割された個片を次工程の所定の位置に整列供給するための取り出しロボット等を配置すれば、次工程に各個片を整列供給できる。
【0020】
の発明におけるプリント配線板の分割装置は、各個片を繋ぎ桟により連結して、周囲をシート枠により保持してなるプリント配線板を分割加工対象とし、この繋ぎ桟を個別に切断する爪切り方式の上下カット刃を有する分割ユニットと、プリント配線板を位置決めセットするテーブルと、プリント配線板の位置決め機構とから構成されていることを基本構造とする。
【0021】
この発明によるプリント配線板の分割装置によれば、分割ユニットは、爪切り方式の上下カット刃により切断除去を行なうため、切断時の受け治具が不要であり、特に、種々のプリント配線板個片の形状に対して自由度がある。
【0022】
また、局部的な切断方式のため、プレス方式、回転工具による切断方式に比べ安全性が高い。更に、切粉が殆ど発生しないため、異物の付着を嫌うプリント配線板に好適である。また、カット刃が小さく単純構造であるため、ランニングコストが低く、交換調整も容易に行なえる。
【0023】
更に、分割ユニットにおける上下側のカット刃の駆動機構としては、カム駆動を使用することにより、カット刃の上下動作をカム曲線による減速動作で制御することができるため、衝撃、振動によるプリント配線板に加わるストレスを小さく抑え、また、周辺装置等に振動による悪影響を与えない。
【0024】
この発明の実施形態では、モーターの回転駆動力をギアを介してカムプレートの回転動作に伝達し、上下側アームのそれぞれ先端部分に上下カット刃を取り付けるとともに、後端側にカムフォロア取り付け、このカムフォロアを常時カムプレートと当接する方向にバネ付勢させれば、カムプレートのカム曲線により上下カット刃を減速動作させることができる。従って、駆動源のパワーが小さく、分割ユニットの小型化が図れ、インライン設置が容易に行なえる。
【0025】
上記カムプレートを回転させるモーターは、エアモーター、電動モーター等が考えられるが、エアモーターのほうが駆動力がより少なくて済む。
【0026】
また、上下側カット刃にそれぞれカット刃押さえを設ければ、切断時、プリント配線板に加わるストレスをより低減させることができ、プリント配線板から半導体チップ、半田面等が剥離することを確実に防止できる。この時、切粉が滞留し易い上側カット刃とカット刃押さえとの間に切粉が詰まらないように、カット刃押さえに切粉を収容する逃げを設けることが良く、切粉がプリント配線板に付着する恐れがない。
【0027】
更に、上下側アームの先端に取り付けられる上下側カット刃は、取付位置を上下側に微調整できるように上下に延びる長孔状の取付孔を設けておけば、プリント配線板の板厚変更に容易に対応できる。
【0028】
次いで、切断位置をNCでフレキシブルに変更させる手段として、プリント配線板をセットするテーブルにX軸送り機構、Y軸送り機構を付設して、テーブルを前後、左右方向に可動構成とするとともに、θ軸回転機構により、回動可能に支持する構成を採用すれば良い。
【0029】
同様に、プリント配線板をセットするテーブルにY軸送り機構、θ軸回転機構を付設し、分割ユニットにX軸送り機構を取り付けることで、テーブルを回動可能に支持し、かつ前後方向に可動させるとともに、分割ユニットを左右方向に可動させることで、切断位置、切断姿勢をNCにより適正に制御できる。
【0030】
また、別の態様として、プリント配線板をセットするテーブルにX軸送り機構、θ軸回転機構を配置させ、分割ユニットにY軸送り機構を付設すれば、テーブルを回動可能に支持でき、かつ左右方向に可動するとともに、分割ユニットを前後方向に可動することで、切断位置、切断姿勢をNCにより適正に制御できる。
【0031】
更に、プリント配線板をセットするテーブルをθ軸回転機構により回動可能に支持するとともに、分割ユニットにX軸送り機構、Y軸送り機構を備え付ければ、テーブルを所定角度回転させるとともに、分割ユニットを前後、左右方向に位置決めすることで、カット位置をNCにより適正に制御できる。
【0032】
従って、繋ぎ桟の切断箇所となる繋ぎ桟の位置並びに姿勢を適切に制御することで、個片の自由度に合った適切な切断作業が可能となる。
【0033】
更に、分割ユニットにおけるカット刃により繋ぎ桟を分断して分割処理された個片は、カット刃の下方に落下するが、分割ユニットの下方部から取り出し部にかけて取出用コンベアを設ければ、分断処理された個片を取り出し部に自動的に排出することができ、作業者の手前に一個ずつ流す一個流しが可能となり、取り出し作業の効率をアップさせることができる。
【0034】
更に、分割装置におけるテーブルに供給するプリント配線板は、分割装置に付設される搬送装置により、テーブル上に供給される。この実施態様として、搬送装置は、プリント配線板の待機位置とテーブルとの間に搬送レール、搬送シリンダが配設され、搬送シリンダには、スライド可能に押し金具が取り付けられ、搬送シリンダは、上下動作用シリンダにより操作位置と待機位置との上下位置間で上下動作される。
【0035】
従って、搬送コンベア上に待機しているプリント配線板は、上下動作用シリンダを動作させて、搬送シリンダ及び押し金具が下降して、プリント配線板の後端に押し金具が位置すれば、搬送シリンダに沿って押し金具が往復動作を行ない、搬送レール上に沿ってプリント配線板をスライドさせてテーブル上に供給する。従って、作業者がテーブル上にプリント配線板を手作業でセットする手間が省け、安全面においても優れる。
【0036】
そして、搬送装置によりテーブル上に供給されるプリント配線板は、テーブル上の受けレールに沿って両側縁がガイドされ、テーブルのストッパーまで案内され、ストッパーにプリント配線板がぶつかれば、シリンダ駆動によりノックピンが動作して、プリント配線板の位置決め孔にノックピンが差し込まれて、テーブル上の所定位置にプリント配線板が位置決めロックされる。
【0037】
また、搬送装置並びに位置決めロック機構を使用することなく、テーブル上にプレート治具を手作業で取り付け、このプレート治具のノックピンにプリント配線板の位置決め孔を差し込むようにセットすれば、手作業でのプリント配線板のセットも可能となる。この場合、プレート治具を変更することで、プリント配線板の外形寸法に対応した段取り変更がワンタッチで行なえる。
【0038】
上記、プリント配線板をNCデータにて自由に回転させるために、テーブルには下側カット刃との干渉を避けるために、中央部を繰り抜き、開口が設けられている。
【0039】
更に、カット作業が完了したプリント配線板の残枠を外部に排出する工程、及び分割作業を途中で停止して、分割されない個片を有するプリント配線板を外部に排出する際には、搬送装置を使用して搬送シリンダに沿って可動する押し金具によりプリント配線板を外部に搬送して、搬送レールの幅を拡げることで下方に落下させて回収するようにしても良い。
【0040】
また、好ましい実施態様として、分割された個片をチャックして外部に供給する取り出しロボットを付設すれば、次工程に個片を整列供給することができる。
【0041】
【発明の実施の形態】
図1乃至図9は本発明に係るプリント配線板の分割装置の第1実施形態であり、図1は分割装置の全体図、図2は分割装置における外装カバーを取り外した内部構成を示す斜視図、図3は同分割装置における分割ユニットを示す斜視図、図4,図5は同分割ユニットにおけるカット時及び非カット時の状態を示す側面図、図6,図7は分割ユニットにおけるカット刃を示す斜視図並びに側面図、図8,図9は分割装置におけるテーブルの全体構成及びテーブル支持機構を示す斜視図並びに一部破断斜視図である。また、図10は本発明に係るプリント配線板の分割装置の第2実施形態の全体構成を示す斜視図、図11は本発明を適用するプリント配線板の平面図、図12,13はプリント配線板の分割方法におけるテーブルにプリント配線板を搬送する工程を示す各説明図、図14はプリント配線板の分割方法におけるプリント配線板のテーブル上へのセット工程を示す説明図、図15,図16はテーブル上にプレート治具を介してプリント配線板を位置決めセットする工程を示す各説明図、図17,図18は分割された個片を取り出す取り出しロボットの構成を示す各説明図である。
【0042】
図1は、プリント配線板の分割装置10の外観図であり、図2は、外装カバー11を取り外した分割装置10の内部構成を示す。本実施形態における分割装置10は、切断時のストレスが小さく、かつ切粉の発生も少なく、駆動源の動力も少なくて済むコンパクトな分割ユニット20と、個片の複雑な形状に対応できるテーブル30及びX軸送り機構40、Y軸送り機構50とから大略構成されている。
【0043】
更に詳しくは、この第1実施形態においては、支持台12に立設されたポスト13によりX軸送り機構40が支持され、X軸送り機構40内部に図示はしないがサーボモーター及び送りネジ機構が内装され、この送りネジ機構に分割ユニット20が支持され、図中矢印X方向に分割ユニット20を送り駆動する。
【0044】
一方、テーブル30は、Y軸送り機構50により矢印Y方向に送り駆動され、このY軸送り機構50内部にも、サーボモーター、送りネジ機構が内装され、テーブル30を適正位置に位置決めする。更に、テーブル30は、θ軸回転機構により回動可能で、テーブル30上にセットされたプリント配線板の加工位置及び加工姿勢を任意に制御でき、個片の自由度に容易に対応できるようになっている。
【0045】
また、支持台12には、取出用コンベア14が設けられ、分割加工済みの個片を手前側に取り出せるようになっている。
【0046】
次いで、図3乃至図5に基づいて、分割ユニット20の構成について説明する。
【0047】
この実施形態における分割ユニット20は、駆動源のパワーが小さく小型化が図れ、かつ切断時におけるストレスが小さく、かつ切粉の発生も極めて少なくて済む。
【0048】
すなわち、この分割ユニット20は、両側にユニットベース21が設けられ、このユニットベース21のフロント側に上下一対のアーム22,23(上側アーム22、下側アーム23)が共通の支点211を基に回動可能に支持されており、上側アーム22及び下側アーム23の先端には、爪切り方式の上側カット刃24、下側カット刃25がビス止め固定されている。
【0049】
更に、ユニットベース21のリヤ側には、カムプレート26がシャフト261により回動可能に支持されており、このカムプレート26の一面に一体的に回動するギア262が止着され、ギア262は、駆動源であるエアモーター27により回転駆動されるギア271と噛合している。
【0050】
上側アーム22と下側アーム23は、共通の支点211を基に回動可能に支持されているが、そのリヤ側には、それぞれカムフォロア221,231が取り付けられ、各カムフォロア221,231は、カムプレート26のカム面(プレート周縁部)と当接するように引っ張りコイルスプリング28が上下側アーム22,23間に掛け渡されている。
【0051】
次いで、分割ユニット20の動作について説明する。まず、エアモーター27の回転駆動により、ギア271,262を介してカムプレート26が回転する。そして、このカムプレート26の周縁に引っ張りコイルスプリング28により付勢されているカムフォロア221,231がカムプレート26の周縁形状に沿って倣い、カムプレート26の周縁に設けられている2箇所の溝部263,264にそれぞれ上下側のアーム22,23のカムフォロア221,231が嵌まり込む。すなわち、上側アーム22が支点211を基に時計廻り方向に、下側アーム23が支点211を基に反時計廻り方向に回転することで、上下側カット刃24,25が離間方向に動作する(図5参照)。
【0052】
そして、エアモーター27が回転して、カムプレート26も同期して回転駆動され、カムプレート26の溝部263,264から上下側アーム22,23のカムフォロア221,231が外れた時に、図4に示すように、支点211を基に上側アーム22は反時計廻り方向に、下側アーム23は時計廻り方向にそれぞれ回動することで、上下側カット刃24,25によるカット処理が行なわれる。
【0053】
従って、エアモーター27の回転駆動力をカムプレート26、カムフォロア221,231のカム作用でそれぞれ上下側アーム22,23を動作させて、上下側カット刃24,25でカット処理するという爪切り方式であるため、駆動源のパワーが小さく、コンパクト化が図れる。
【0054】
更に、上下側カット刃24,25は、図6,図7に示すように、上側カット刃24の後部側に上刃押さえ241、また、下側カット刃25の前部側に下刃押さえ251が設けられており、上刃押さえ241の両側のフランジ242で上側カット刃24が保持され、下側カット刃25の両側に設けたフランジ252で下刃押さえ251が保持されている。また、上刃押さえ241には、切粉を収容する切粉収容凹部243が形成されている。
【0055】
また、上側カット刃24及び下側カット刃25は、上側アーム22、下側アーム23の先端に取り付ける際の上下位置の微調整が可能なように、上側カット刃24の取付孔244及び下側カット刃25を取り付けるための取付孔253がそれぞれ上下に延びる長孔状に設定されている。よって、プリント配線板の厚みに適切に対応できる。
【0056】
このように、上下側カット刃24,25によりプリント配線板を各個片毎に切断処理する際、本発明では爪切り方式であるため、切粉が殆ど発生することがなく、発生しても、切粉収容凹部243内に切粉が溜まるため、プリント配線板表面に切粉が付着することがない。
【0057】
更に、図7(b)に示すように、上下側カット刃24,25でのカット時、上刃押さえ241、及び下刃押さえ251により、カット部を表裏側から支持できるため、プリント配線板が上下にずれることがなく、ストレスは、500μストレインゲージ以下に抑えることができることから、分割された個片は、半導体チップや半田面等が剥離することがない。
【0058】
次に、テーブル30の構成について図8,図9を基に説明する。テーブル30は、プリント配線板をカット位置に位置決めした後、上下側カット刃24,25でプリント配線板の上下側から切断するため、テーブル30の中央部は矩形状に繰り抜かれ、開口30aが形成されており、このテーブル30は、ベース板31にベアリング311を介して回動可能に支持されている。
【0059】
更に、このベース板31は、支持プレート32に支持され、この支持プレート32は、Y軸送り機構50内部の図示しないスライダーに連結され、ベース板31及びテーブル30をY軸方向に沿って送り駆動する。
【0060】
加えて、テーブル30のθ軸回転駆動は、ベース板31にθ軸サーボモーター33が取り付けられ、このサーボモーター33の回転軸と同軸にギア331が取り付けられ、このギア331は、テーブル30の外周縁に設けられているギア部332と噛合する。
【0061】
従って、θ軸サーボモーター33の回転により、ギア331が回転すると、ギア部332に回転力が伝達され、ベース板31に対してテーブル30が回動可能に支持されているため、θ軸サーボモーター33の回転数に応じてテーブル30が所定角度回転動作を行なう。
【0062】
また、テーブル30には、プリント配線板をガイド、位置決めする受けレール34、ストッパー35、ノックピン機構36が設けられている。ノックピン機構36は、レバー361を図9中矢印a方向にシリンダ駆動させれば、シャフト362が矢印b方向に回動して、アーム363に設けられているノックピン364が矢印c方向に移行し、プリント配線板の位置決め孔に差し込まれてプリント配線板を所定位置で位置決めロックできる。
【0063】
このように、第1実施形態においては、テーブル30をY軸送り機構50及びθ軸サーボモーター33により、Y軸の送り駆動並びに所定角度の回転駆動が行なわれ、かつ分割ユニット20のユニットベース21を取り付けたX軸送り機構40により、X軸の送り駆動が行なえ、カット加工部分のX軸、Y軸、θ軸のNC制御により個片の自由度に有効に対応できる。
【0064】
図10は、本発明に係るプリント配線板の分割装置10の第2実施形態を示す。本実施形態における分割装置10は、支持台12に取り付けられた架台15上に分割ユニット20が支持固定されているとともに、プリント配線板をセットするテーブル30は、X軸送り機構40、Y軸送り機構50、θ軸サーボモーター33により、前後、左右方向にスライド可能であるとともに、回動可能に支持されている。
【0065】
従って、この第2実施形態においても、爪切り方式の上下側カット刃24,25を備えた分割ユニット20を使用し、かつプリント配線板をセットするテーブル30をX軸、Y軸、θ軸のNC制御を行なうことで、個片の自由度を拡大できる。
【0066】
尚、上述した他にプリント配線板のカット加工位置の制御で、分割ユニット20側にY軸送り機構50を組み込み、テーブル30側にX軸送り機構40、θ軸サーボモーター33を組み込む構成を採用しても良く、また、分割ユニット側にX軸送り機構40、Y軸送り機構50を組み込み、テーブル30側はθ軸サーボモーター33により回動可能に支持する構成でも良い。
【0067】
次いで、上述したプリント配線板の分割装置10を使用して、プリント配線板を個片に分割する分割方法について、以下説明する。
【0068】
図11は、分割加工対象となるプリント配線板60の平面図であり、所定パターンの端材を打ち抜き、各個片61が繋ぎ桟62により連結され、周囲4辺には各個片61を支持するシート枠63が設けられている。尚、位置決め孔を符号64で示す。
【0069】
分割対象となるプリント配線板60をテーブル30にセットする工程は、図12に示すように、搬送装置70を使用して行なう。この搬送装置70は、プリント配線板60を待機位置からテーブル30まで搬送するための搬送シリンダ71及び搬送レール72と、搬送シリンダ71を上下動作させる上下動作用シリンダ73と、搬送シリンダ71に沿って往復駆動され、搬送レール72上に沿ってプリント配線板を押圧送りする押し金具74とから構成されている。
【0070】
そして、この搬送シリンダ71及び搬送レール72は、プリント配線板60が準備されている搬入コンベア75と、テーブル30との間に設置され、搬入コンベア75上に準備されているプリント配線板60に対して上下動作用シリンダ73を下げてプリント配線板60をプリント配線板押し金具74の爪部74aで押しながら、図13に示すようにテーブル30側にプリント配線板60を搬送レール72に沿って送り出す。
【0071】
尚、上記搬送装置70は、加工済みのプリント配線板60の残枠、あるいは加工途中の仕掛り品であるプリント配線板60をテーブル30から外部に回収する用途に使用することができる。その場合には、搬送シリンダ71の押し金具74により、テーブル30からプリント配線板60の残枠、あるいは仕掛り品を搬送レール72上に沿って外部の回収位置まで移行させる。この時、搬送レール72の幅を拡げることで、残枠、あるいは仕掛り品を回収部に落下させれば良い。
【0072】
図13に示すように、プリント配線板60を搬送装置70によりテーブル30上に供給した後、図14に示すように、プリント配線板60は、受けレール34に沿ってスライド操作され、ストッパー35に突き当たり、適正位置に位置決めされる。
【0073】
そして、この位置決めされた適正位置でプリント配線板60をロックするため、ノックピン機構36が動作する。すなわち、エアシリンダ等のシリンダ駆動により、レバー361が動作して、シャフト362、アーム363を介してノックピン364がプリント配線板60の位置決め孔64内に挿入され、プリント配線板60がロックされる。この状態で、X軸送り機構40、Y軸送り機構50、θ軸サーボモーター33を駆動させて、最初に分割加工対象となるプリント配線板60の個片61の繋ぎ桟62を加工位置に位置させる。次いで、分割ユニット20を動作させて爪切り方式で上下側カット刃24,25により繋ぎ桟62のカット処理を行なう。
【0074】
従って、プリント配線板60の繋ぎ桟62のみを爪切り方式でカット処理するため、切粉が殆ど生じることがない。特に、本発明に使用する上下側カット刃24,25による低ストレスでの分割カットが可能であり、かつ分割ユニット20における駆動源のパワーが小さく、分割装置10のコンパクト化が図れる。
【0075】
次いで、図15,図16は、テーブル30上にプリント配線板60をセットする際、段取り変えを簡単に行なえるように、プレート治具37を介して行なう。すなわち、図15に示すように、テーブル30上に設けられているプレート治具固定用ノックピン38にプレート治具37の位置決め孔371を挿入し、プレート治具37をテーブル30上に位置決め固定する。
【0076】
更に、図16に示すように、プレート治具37上に設けられているプリント配線板位置決め用ノックピン372にプリント配線板60の位置決め孔64を挿入して、プリント配線板60をプレート治具37を介してテーブル30に固定する。
【0077】
従って、プレート治具37を介してプリント配線板60をセットする構成を採用すれば、プレート治具37は、テーブル30に対して抜き差しできるため、プリント配線板60の種類(大きさ違い)に対応して段取り変えが簡単に行なえる。
【0078】
上述したように、プリント配線板60を搬送装置70によりテーブル30上に自動的に供給するか、あるいはプレート治具37を使用して、手動でプリント配線板60をテーブル30上にセットできる。そして、分割ユニット20によりプリント配線板60から繋ぎ桟62をカット処理して各個片61の分割加工が終了すれば、分割された個片61は、取出用コンベア14上に落下して、取出用コンベア14の循環動作により、加工済みの個片61を取り出すことができ、一個流しのインライン化に対応することができる。
【0079】
更に、図17,図18に示すように、取り出しロボット80を使用して、加工済みの個片61を取り出し位置まで搬送することができる。すなわち、取り出しロボット80は、個片61をチャックする個片チャック爪81aを有する個片チャック81と、個片チャック81を上下動作させる個片チャック上下軸82と、個片チャック上下軸82を取り出し位置まで搬送する搬送レール83とから構成される。
【0080】
そして、個片61の最後の繋ぎ桟62aを切断する前に個片チャック爪81aで個片61をチャックし、その状態で最後の繋ぎ桟62aを切断する。従って、個片61に分割されても、個片61は落下することがない。
【0081】
次いで、個片チャック81で保持された個片61を個片チャック上下軸82を上昇させ、搬送レール83に沿って取り出し位置まで個片チャック爪81aに保持した状態で個片チャック上下軸82を搬送すれば、次工程に個片61を整列供給できる。従って、小ロッドにも有効に対応できる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係るプリント配線板の分割装置によれば、各個片を繋ぎ桟により連結してなるプリント配線板を加工対象とし、上下側アームが共通の支持点を持ち、モータ駆動によるカム構造と、カムフォロアにバネ付勢を持たせた爪切り方式のカット刃を採用した分割ユニットを使用することから、分割加工部分に対して、低ストレスでの加工が可能であり、切粉の発生が殆どなく、特に、駆動源のパワーが小さく、分割ユニットの小型化が図れ、インラインでの設置が容易に実現できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリント配線板の分割装置を示す外観図である。
【図2】本発明に係るプリント配線板の分割装置の第1実施形態を示す外装カバーを取り外した状態の全体斜視図である。
【図3】図2に示す分割装置における分割ユニットの構成を示す斜め後部側から見た斜視図である。
【図4】図2に示す分割装置における分割ユニットのカット時を示す側面図である。
【図5】図2に示す分割装置における非カット時の状態を示す側面図である。
【図6】図3に示す分割ユニットにおける上下側カット刃を示す斜視図である。
【図7】図3に示す分割ユニットにおける上下側カット刃を示す(a)側面図、(b)拡大断面図である。
【図8】図2に示すプリント配線板の分割装置におけるテーブルの支持構造を示す一部破断斜視図である。
【図9】図2に示す分割装置におけるテーブルを示す斜視図である。
【図10】本発明に係るプリント配線板の分割装置の第2実施形態を示す全体図である。
【図11】本発明に係るプリント配線板の分割方法に適用するプリント配線板の平面図である。
【図12】本発明に係るプリント配線板の分割方法におけるプリント配線板の搬送装置の概要を示す説明図である。
【図13】図12に示すプリント配線板の搬送装置によるプリント配線板の搬送工程を示す説明図である。
【図14】本発明に係るプリント配線板の分割方法におけるプリント配線板のテーブルへのセット工程を示す斜視図である。
【図15】本発明に係るプリント配線板の分割方法におけるプリント配線板のセット工程の別実施形態であり、テーブル上へのプレート治具のセットを示す説明図である。
【図16】図15に示すプレート治具にプリント配線板を位置決めした状態を示す説明図である。
【図17】本発明に係るプリント配線板の分割方法における取り出しロボットによる個片の取り出し操作を示す説明図である。
【図18】本発明に係るプリント配線板の分割方法における取り出しロボットによる個片の取り出し操作を示す説明図である。
【図19】従来のプリント配線板の分割方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 プリント配線板の分割装置
11 外装カバー
12 支持台
14 取出用コンベア
15 架台
20 分割ユニット
21 ユニットベース
211 支点
22 上側アーム
221 カムフォロア
23 下側アーム
231 カムフォロア
24 上側カット刃
241 上側カット刃押さえ
243 切粉収容凹部
25 下側カット刃
251 下側カット刃押さえ
26 カムプレート
262 ギア
263,264 溝部
27 エアモーター
271 ギア
28 引っ張りコイルスプリング
30 テーブル
31 ベース板
33 θ軸サーボモーター
34 受けレール
35 ストッパー
36 ノックピン機構
37 プレート治具
371 位置決め孔
372 プリント配線板位置決め用ノックピン
38 プレート治具固定用ノックピン
40 X軸送り機構
50 Y軸送り機構
60 プリント配線板
61 個片
62 繋ぎ桟
63 シート枠
64 位置決め孔
70 搬送装置
71 搬送シリンダ
72 搬送レール
73 上下動作用シリンダ
74 押し金具
80 取り出しロボット
81 個片チャック
81a 個片チャック爪
82 個片チャック上下軸
83 搬送レール

Claims (13)

  1. 各個片を繋ぎ桟により連結し、周囲をシート枠により保持してからなるプリント配線板の繋ぎ桟を個別に切断する爪切り方式の上下カット刃を有する分割ユニットと、プリント配線板を位置決めセットするテーブルと、プリント配線板の位置決め機構とから構成され、
    分割ユニットは、
    先端部にカット刃が取り付けられた上下一対のアームを有し、上下側アームは共通の軸を支点として回動可能に支持されており、上下側アームの各リア側には、カムプレートのカム面と当接するカムフォロアが設けられており、各カムフォロアは同一のカムプレートに常時、当接するように引っ張りコイルスプリングで付勢する構造を備え、
    それにより、モーターにより回転駆動させる単一のカムプレートが上下側アームのカムフォロアを介して上下側アームを回動させてカット刃を上下動作させる、
    ことを特徴とするプリント配線板の分割装置。
  2. 分割ユニットにおけるカット刃は、上側カット刃及び下側カット刃にそれぞれカット刃押さえが付設され、プリント配線板に対するストレスの残留を回避させた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線板の分割装置。
  3. 分割ユニットにおける上側カット刃のカット刃押さえには、切粉の詰まりを回避するための切粉収容凹部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプリント配線板の分割装置。
  4. 分割ユニットにおける上下側アームの先端に取り付ける上下カット刃は、プリント配線板の板厚に合わせて、上下位置が微調整可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  5. プリント配線板をセットするテーブルは、前後、左右に駆動できるようにX軸、Y軸送り機構を備えるとともに、θ軸に沿って回動可能に支持されることで個片の自由度を拡大させた、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  6. プリント配線板をセットするテーブルは、前後方向に駆動できるようにY軸送り機構を備え、θ軸を基に回動可能に支持されるとともに、分割ユニットがX軸送り機構により左右方向に沿って可動出来るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  7. プリント配線板をセットするテーブルがθ軸を基に回動可能に支持されるとともに、分割ユニットがX軸送り機構、Y軸送り機構により、前後、左右方向に位置調整が可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  8. プリント配線板から分割された各個片を外部に取り出す取出用コンベアが分割ユニットの下方位置から取り出し口にかけて設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  9. 待機位置に準備されたプリント配線板をテーブルに搬送する搬送装置であって、待機位置とテーブルとの間に配設された搬送レール及び搬送シリンダと、搬送シリンダにスライド可能に設けられ、プリント配線板を送り方向に沿って押圧する送り金具とからなる搬送装置が付設されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  10. 搬送装置によりテーブルに供給されたプリント配線板をガイドする受けレールと、送り終端を規制するストッパー及びプリント配線板をテーブルに位置決めするノックピン機構とからなる位置決めロック機構がテーブルに設けられている、
    ことを特徴とする請求項9に記載のプリント配線板の分割装置。
  11. テーブルにピン固定により着脱自在にプレート治具が装着され、このプレート治具には、プリント配線板を位置決め固定するノックピン機構を配した、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置。
  12. プリント配線板をセットするテーブルは、プリント配線板の繋ぎ桟を上下カット刃により切断できるように中央部が繰り抜かれ、開口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置
  13. プリント配線板における繋ぎ桟がカットされ、分割された個片をチャックして次工程に整列供給する取り出しロボットが付設されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のプリント配線板の分割装置
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