JP4045087B2 - 列車検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スペクトラム拡散通信方式を利用した列車検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、例えば特開平10−278796号公報に記載された従来の列車検知装置のブロック図である。
図4において、送信機1の搬送波発生回路2から発生された搬送波(fc)は、軌道回路3に割り当てられたPN信号を用いて拡散回路4で拡散処理された信号として送信回路5を介して軌道回路3のレールの始端側に送出される。
そして、軌道回路3のレールの終端側で受信器6に入力された信号は、受信回路7で増幅処理された後、バンドパスフィルタ8でフィルタ処理される。さらに、復調回路9に導かれて送信機1で用いられた搬送波(fc)と同一の信号を用いて復調処理されて、PN符号を含む信号が抽出される。
抽出された信号は、ローパスフィルタ10でフィルタ処理された後、相関器11に入力される。相関器11では係数発生器12から出力される係数を用いて相関値が求められる。そして、CPU13では相関値を用いて軌道回路3に列車が存在するか否かを判定して、列車検知信号を出力する。
即ち、CPU13は軌道回路3のレール間が列車の車軸で短絡されているときは、送信機1からのPN符号を検出することがないので、「列車有」の列車検知信号を出力する。一方、送信機1からのPN符号を検知しているときは、「列車無」の列車検知信号を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の列車検知装置は以上のように構成されているので、閉塞区間の軌道回路3内において、レール間が列車の車軸で短絡されているときに列車が存在していると判断して列車検知を行うため、軌道回路3内に列車が存在していることは検知するが、閉塞区間のどの地点に存在しているのかを検知することができないという問題点があった。
この発明は、閉塞区間内に存在する列車の位置を検出することができる列車検知装置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる列車検知装置は、閉塞区間内の一方のレールに疑似雑音符号によりスペクトラム拡散変調された搬送波を送信し、上記閉塞区間内に存在する列車の車軸を介して他方のレールから上記搬送波を受信することにより上記閉塞区間内に上記列車が存在することを検知するようにした列車検知装置であって、上記搬送波を発生する信号発生器と、上記搬送波をスペクトラム拡散変調する上記擬似雑音符号を発生させる擬似雑音符号発生器と、上記搬送波を上記擬似雑音符号によりスペクトラム拡散変調した送信スペクトラム拡散信号を一方のレールに送出する拡散回路と、上記閉塞区間内の所定の列車の検知位置に対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する遅延回路と、上記他方のレールから上記列車の車軸を介して入力された受信スペクトラム拡散信号から上記擬似雑音符号を抽出する復調回路と、上記遅延擬似雑音符号と上記抽出された擬似雑音符号との一致状態を検出する相関器と、上記相関器の検知レベルが所定値以上のとき上記検知位置における上記列車の存在を検知する列車検知回路とを備えたものである。
【0005】
また、上記閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、上記遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する複数個の遅延回路により構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
また、上記閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、上記遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する単一の遅延回路により構成されていることを特徴とするものである。
さらに、隣接した上記所定の検知位置間の距離と列車の走行時間とに基づいて、上記所定の検知位置間の上記列車の速度を検知することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1の構成を示すブロック図である。図1において、14〜16は所定間隔毎に閉塞された閉塞区間で、それぞれレール14a,14b,15a,15b,16a,16bが敷設されている。17は閉塞区間15内に存在する列車、18は搬送波18aを発生する信号発生器、19は擬似雑音符号発生器で、擬似雑音符号19aを発生させる。20は拡散回路で、搬送波18aを擬似雑音符号19aによりスペクトラム変調した送信スペクトラム拡散信号20aを作成して、送信スペクトラム拡散信号20aを閉塞区間15の始端側から一方のレール15aに送出する。21は遅延回路で、閉塞区間15内で列車17を検知する単一の所定の検知位置dに対応した遅延時間により擬似雑音符号19aを遅延させて遅延擬似雑音符号21aを発生する。22は閉塞区間15の始端側の他方レール15bから受信スペクトラム拡散信号20bが入力される復調回路で、受信スペクトラム拡散信号20bから抽出擬似雑音符号22aを抽出する。23は相関器で、遅延擬似雑音符号21aと抽出擬似雑音符号22aとの相関をとり、一致度を検知レベルとして出力信号23aを出力する。
【0008】
24は列車検知回路で、相関器23から入力された出力信号23aにより列車17の存在の有無を検知して列車検知信号24aを出力する。
次に動作について説明する。図1において、AM,FM等に変調処理された搬送波18aが信号発生器18から出力される。拡散回路20では擬似雑音符号発生器19から出力された擬似雑音符号19aを用いて搬送波18aをスペクトラム拡散変調して、送信スペクトラム拡散信号20aを作成する。そして、閉塞区間15の始端側から送信スペクトラム拡散信号20aを一方のレール15aに繰り返し送出する。
ここで、閉塞区間15の閉塞区間16に近い側を始端としたとき、列車17が閉塞区間16から閉塞区間15に進入したとする。送信スペクトラム拡散信号20aは列車17の車軸を経由して他方のレール15bに到達する。レール15a,15b及び車軸を経由する間に減衰した送信スペクトラム拡散信号20aが受信スペクトラム拡散信号20bとして復調回路22に入力される。このため、復調回路22が受信した受信スペクトラム拡散信号20bは、レール15a,列車17の車軸及びレール15bを経由する遅延時間に相当する時間だけ、拡散回路20から送出された送信スペクトラム拡散信号20aに対応したものである。復調回路22では受信スペクトラム拡散信号20bを増幅した後、搬送波18aで逆拡散処理をして、抽出擬似拡散信号22aを抽出する。
【0009】
相関器23では、検知位置dに対応した遅延擬似雑音符号21aと抽出擬似雑音符号22aとを比較して、一致している量を検知レベルとして出力信号23aを出力する。列車検知回路24は、例えば検知レベルが0に近い値のとき列車17が存在しないと判定し、検知レベルが所定値以上のとき列車17が存在すると判定して、検知位置dにおける列車検知信号24aを出力する。
以上のように、受信スペクトラム拡散信号20bから抽出擬似雑音符号22aを抽出し、列車17を検知する所定の検知位置dに対応した遅延時間により遅延させた遅延擬似雑音符号21aと抽出擬似雑音符号22aとの相関を相関器23でとり、相関器23の検知レベルにより列車17の存在を検知するので、列車17が閉塞区間15内の検知位置dに存在することを検知することができる。
【0010】
実施の形態2.
図2は実施の形態2の構成を示すブロック図である。図2において、14〜20,22は実施の形態1のものと同様のものである。25は遅延回路で、設定された検知対象となる所定の検知位置d1に対応した遅延時間t1に基づいて、擬似雑音符号19aを遅延させて遅延擬似雑音符号25aを発生する。26は相関器で、検知位置d1に対応した抽出擬似雑音符号22aと遅延擬似雑音符号25aとの相関をとり、一致度を検知レベルとして出力信号26aを出力する。27は列車検知回路で、相関器26から入力された出力信号26aにより検知位置d1 における列車17の存在の有無を検知して列車検知信号27aを出力する。28は遅延回路で、設定された検知対象となる検知位置d2に対応した遅延時間t2に基づいて、擬似雑音符号19aを遅延させて遅延擬似雑音符号28aを発生する。29は相関器で、検知位置d2に対応した抽出擬似雑音符号22aと遅延擬似雑音符号28aとの相関をとり、一致度を検知レベルとして出力信号29aを出力する。30は列車検知回路で、相関器29から入力された出力信号29aにより所定の検知位置d2における列車17の存在の有無を検知して列車検知信号30aを出力する。
【0011】
次に動作について説明する。図2において、実施の形態1と同様にして作成された送信スペクトル拡散信号20aは閉塞区間15の始端側から一方のレール15aに繰り返し送出される。そして、閉塞区間16から閉塞区間15に列車17が進入して検知位置d1に到達すると、送信スペクトラム拡散信号20aはレール15a,検知位置d1に存在する列車17の車軸及びレール15bを経由して、受信スペクトラム拡散信号20bとして復調回路22に入力される。復調回路22では搬送波18aを用いて逆拡散処理して抽出擬似雑音符号22aを抽出する。続いて、相関器26では検知位置d1に対応して遅延回路25から出力された遅延擬似雑音符号25aと抽出擬似雑音符号22aとを比較して、一致している量を検知レベルとして出力信号26aを出力する。さらに、列車検知回路27は検知レベルが所定値以上のとき、列車17が検知位置d1に存在するとして列車検知信号27aを出力する。
【0012】
次に列車17が進んで検知位置d2に到達すると、送信スペクトラム拡散信号20aはレール15a,検知位置d2に存在する列車17の車軸及びレール15bを経由して、受信スペクトラム拡散信号20bとして復調回路22に入力される。以下、検知位置d1における列車検知と同様にして、相関器29では検知位置d2に対応して遅延回路28から出力された遅延擬似雑音符号28aと、復調回路22で抽出された抽出擬似雑音符号22aとの一致量を検出レベルとして、検知位置d2における出力信号29aを出力する。続いて、列車検知回路30は検出レベルが所定値以上のとき、列車17が検知位置d2に存在するとして列車検知信号30aを出力する。
以上のように、複数の所定の検知位置d1,d2で列車17の車軸を経由した各受信スペクトラム拡散信号20bから復調器22で抽出擬似雑音符号22aを抽出し、各検知位置d1,d2に対応した遅延時間t1,t2により遅延させた遅延擬似雑音符号25a,28aと抽出擬似雑音符号22aとの相関をそれぞれ遅延時間t1,t2に対応した相関器26,29でとり、各相関器26,29の検知レベルにより列車17の存在を検知するので、閉塞区間15内の複数個所の検知位置d1,d2で、それぞれ遅延時間に対応した列車検知回路27,30で列車17の存在を検知することができる。
【0013】
実施の形態2において、閉塞区間15内で2個所の検知位置d1,d2で列車の存在を検知するものについて説明したが、検知位置を3個所以上に設定しても同様の効果を期待することができる。
さらに、実施の形態2において、列車検知信号27aが出力された時間をT1 ,列車検知信号30aが出力された時間をT2,及び検知位置d1,d2間の距離をDとしたとき、D/(T2−T1)により隣接した検知位置d1,d2間の列車17の速度を検知することができる。
【0014】
実施の形態3.
図3は実施の形態3の構成を示すブロック図である。図3において、14〜20,22は実施の形態1のものと同様のものである。31は遅延回路で、閉塞区間15内で列車17を検知する所定の検知位置d1,d2に対応した遅延時間t1,t2に基づいて擬似雑音符号19aを遅延させた遅延擬似雑音符号31a1,31a2を発生する。さらに、遅延回路31は検知位置d1,d2に対応した検知位置信号31b1,31b2を出力する。32は相関器で、復調回路22で抽出された抽出擬似雑音符号22aと遅延擬似雑音符号31a1,31a2との相関をとり、一致度を検知レベルとして出力信号32a1,32a2を出力する。33は列車検知回路で、遅延回路31からの検知位置信号31b1,31b2と相関器32からの出力信号32a1,32a2の検知レベルとから列車位置d1又は列車位置d2に列車が存在するか否かの判定をして、列車検知信号33a1,33a2を出力する。
【0015】
次に動作について説明する。図3において、実施の形態1と同様にして作成された送信スペクトラム拡散信号20aは閉塞区間15の始端側から一方のレール15aに繰り返し送信される。そして、閉塞区間16から閉塞区間15に列車が進入して検知位置d1に到達すると、送信スペクトラム拡散信号20aはレール15a,検知位置d1に存在する列車17の車軸及びレール15bを経由して、受信スペクトラム拡散信号20bとして復調器22に入力される。復調回路22では搬送波18aを用いて逆拡散処理して、抽出擬似雑音符号22aを抽出する。
一方、遅延回路31は検知位置d1に対応した遅延時間t1に基づいて遅延擬似雑音符号31a1を発生する。続いて、相関器32では検知位置d1に対応して遅延回路31から出力された遅延擬似雑音符号31a1と抽出擬似雑音符号22aとを比較して、一致している量を検知レベルとして出力信号32a1を出力する。さらに、列車検知回路33は相関器32から出力された出力信号32a1 が検知位置信号31b1の検知位置d1に相当するとともに、出力信号32a1 の検知レベルが所定値以上のとき、検知位置d1に列車17が存在すると判定して列車検知信号33a1を出力する。
【0016】
次に、列車17が検知位置d2に到達すると、送信スペクトラム拡散信号20aはレール15a,検知位置d2に存在する列車17の車軸及びレール15bを経由して、受信スペクトラム拡散信号20bとして復調回路22に入力される。以下、検知位置d1における列車検知と同様にして、相関器32は遅延回路31から出力された遅延擬似雑音符号31a2と復調器22から出力された抽出擬似雑音符号22aとの一致量を検知レベルとして、検知位置d2における出力信号32a2を出力する。さらに、列車検知回路33は相関器32から出力された出力信号32a2が検知位置信号31b2の検知位置d2に相当するとともに、出力信号32a2の検知レベルが所定値以上のとき、検知位置d2に列車17が存在すると判定して列車検知信号33a2を出力する。
【0017】
以上のように、列車17の複数箇所の所定の検知位置d1,d2に対して、各検知位置を経由した受信スペクトラム拡散信号20bから抽出擬似雑音信号22aを抽出し、列車17の複数の検知位置d1,d2に対応した遅延時間t1,t2により遅延させた遅延擬似雑音符号31a1,31a2と抽出擬似雑音符号22aとの相関を相関器32でとり、相関器32の検知レベルにより列車17の存在を検知するので、閉塞区間15内の複数個所の検知位置d1,d2で列車17の存在を検知することができる。
実施の形態3において、列車17の検知位置d1,d2が2個所のものについて説明したが、検知位置を3個所以上の複数個所に設定しても同様の効果を期待することができる。
さらに、実施の形態3において、列車検知信号33a1が出力された時間をT1,列車検知信号33a2が出力された時間をT2,及び検知位置d1,d2間の距離をDとしたとき、D/(T2−T1)により隣接した検知位置d1,d2間の列車17の速度を検知することができる。
【0018】
【発明の効果】
この発明によれば、閉塞区間内の一方のレールに疑似雑音符号によりスペクトラム拡散変調された搬送波を送信し、上記閉塞区間内に存在する列車の車軸を介して他方のレールから上記搬送波を受信することにより上記閉塞区間内に上記列車が存在することを検知するようにした列車検知装置であって、上記搬送波を発生する信号発生器と、上記搬送波をスペクトラム拡散変調する上記擬似雑音符号を発生させる擬似雑音符号発生器と、上記搬送波を上記擬似雑音符号によりスペクトラム拡散変調した送信スペクトラム拡散信号を一方のレールに送出する拡散回路と、上記閉塞区間内の所定の列車の検知位置に対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する遅延回路と、上記他方のレールから上記列車の車軸を介して入力された受信スペクトラム拡散信号から上記擬似雑音符号を抽出する復調回路と、上記遅延擬似雑音符号と上記抽出された擬似雑音符号との一致状態を検出する相関器と、上記相関器の検知レベルが所定値以上のとき上記検知位置における上記列車の存在を検知する列車検知回路とを備えたので、列車が閉塞区間内の所定の検知位置に存在することを検知することができる。
また、閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により擬似雑音符号を遅延させて遅延 擬似雑音符号を発生する複数個の遅延回路により構成されているので、閉塞区間内の複数個所の所定の検知位置で列車の存在を検知することができる。
【0019】
また、閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する単一の遅延回路により構成されているので、閉塞区間内の複数個所の検知位置で列車の存在を検知することができる。
さらに、隣接した所定の検知位置間の距離と列車の走行時間とに基づいて、上記所定の検知位置間の列車の速度を検知するようにしたので、隣接した検知位置間の距離と列車の走行時間とから検知位置間の列車の速度を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【図4】 従来の列車検知装置のブロック図である。
【符号の説明】
14〜16 閉塞区間、
14a,14b,15a、15b,16a,16b レール、
17 列車、18 信号発生器、19 擬似雑音符号発生器、
20 拡散回路、21,25,28,31 遅延回路、22 復調回路、
23,26,29,32 相関器、24,27,30,33 列車検知回路。

Claims (4)

  1. 閉塞区間内の一方のレールに疑似雑音符号によりスペクトラム拡散変調された搬送波を送信し、上記閉塞区間内に存在する列車の車軸を介して他方のレールから上記搬送波を受信することにより上記閉塞区間内に上記列車が存在することを検知するようにした列車検知装置であって、上記搬送波を発生する信号発生器と、上記搬送波をスペクトラム拡散変調する上記擬似雑音符号を発生させる擬似雑音符号発生器と、上記搬送波を上記擬似雑音符号によりスペクトラム拡散変調した送信スペクトラム拡散信号を一方のレールに送出する拡散回路と、上記閉塞区間内の所定の列車の検知位置に対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する遅延回路と、上記他方のレールから上記列車の車軸を介して入力された受信スペクトラム拡散信号から上記擬似雑音符号を抽出する復調回路と、上記遅延擬似雑音符号と上記抽出された擬似雑音符号との一致状態を検出する相関器と、上記相関器の検知レベルが所定値以上のとき上記検知位置における上記列車の存在を検知する列車検知回路とを備えた列車検知装置。
  2. 上記閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、上記遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する複数個の遅延回路により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の列車検知装置。
  3. 上記閉塞区間内の所定の列車の検地位置は複数個所存在し、上記遅延回路は、上記複数個所の所定の列車の検地位置に夫々対応した遅延時間により上記擬似雑音符号を遅延させて遅延擬似雑音符号を発生する単一の遅延回路により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の列車検知装置。
  4. 隣接した上記所定の検知位置間の距離と列車の走行時間とに基づいて、上記所定の検知位置間の上記列車の速度を検知することを特徴とする請求項2又は3に記載の列車検知装置。
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