JP4043228B2 - 灯具組立装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発光素子を光源とする灯具に関し、特に灯具ベースに配設した発光素子に対して導電ワイヤにより電気接続を行う構成の灯具の組立装置において、導電ワイヤが延設された灯具ベースに対して発光素子を取着するための組立装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両用灯具としてLED等の発光素子を光源としたものが提供されている。このように光源に発光素子を用いた灯具、例えばLEDを用いた灯具では、所要の照明輝度を得るためには複数個のLEDを同時に発光させることが必要であり、そのために灯具内には複数個のLEDをアレイ状に配設するとともに、各LEDに対して電力を供給するための電気配線を接続する必要がある。このような電気配線を行う構成として、従来ではそれぞれLEDが嵌合かつ電気接続される複数個のLEDソケットを灯具内に配設し、これらLEDソケットに対して導電ワイヤを接続して給電を行う構成が考えられる。この構成では、各LEDソケットにLEDを挿入し、導電ワイヤを電源に接続することで各LEDを発光させることが可能となる。
【0003】
しかしながら、灯具内に複数個のLEDに対応して複数個のLEDソケットを配設することは灯具の低コスト化を図る上で好ましくない。また、複数のLEDソケットにそれぞれ導電ワイヤを接続するための作業工数が多く、この面でも低コスト化を図ることは難しい。そこで、近年では図1に概略構成の分解斜視図を示すように、灯具ベース1に複数個の開口部(図示せず)を設けておき、これらの開口部にわたって導電ワイヤ3を延設するとともに、LED2を開口部内に圧入し、LED2を開口部内に支持させるとともにLED2の導電リードを導電ワイヤ3に接触させて電気接続を行う構成の灯具が提案されている。前記灯具ベース1は灯具ボディ4内に内装され、灯具ボディ4の前面開口にレンズ5を取着することで灯具が完成される。このような灯具によれば、LEDソケットが不要になり、したがって個々のLEDソケットにそれぞれ導電ワイヤを接続する作業も不要になり、灯具を低コスト化する上で有利になる。
【0004】
以上のように、この種の灯具では、組み立てに際しては、最初に灯具ベースの表面に沿って導電ワイヤを延設する導電ワイヤ延設工程が行われ、次に導電ワイヤが延設された灯具ベースに対してLEDを取着する工程、すなわち灯具ベースに設けた開口部内に圧入するLED圧入工程が行われる。従来、このLED圧入工程では組み立ての自動化が図られており、LEDを自動で開口部内に圧入するLED圧入装置が提案されている。このLED圧入装置は、灯具ベースを固定支持するための固定台と、LEDの導電リードの極性方向を整列した上で当該LEDの導電リードを開口部の形状に合わせて曲げ加工するLED曲げ機構と、曲げ加工されたLEDを把持して開口部内に圧入するロボット構造のLED圧入機構とで構成されている。
【0005】
特に、LED曲げ機構においては、LEDに設けられている一対(2本)の導電リードを板厚方向にコ字型に曲げるために、LEDを位置決めした状態で支持し、その上で導電リードをプレス加工機の第1の曲げ動作によりL字型に曲げ加工し、次いで当該プレス加工機の第2の曲げ動作によりL字型の先端部をさらにL字型に曲げ加工して全体としてコ字型に曲げ加工を行っている。また、LED圧入機構においては、XYZ方向に移動可能なロボットの先端アームにLEDを把持可能なチャックを有しており、当該チャックにより導電リードが曲げ加工されたLEDを把持し、LEDの導電リードを灯具ボディの開口部に圧入している。このようにLEDを開口部内に圧入することにより、開口部内において導電リードと導電ワイヤとが電気接続され、導電ワイヤを介してLEDに電力が供給され、LEDが発光可能な灯具ベースが組み立てられることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のLED圧入装置では次のような問題が生じている。LED曲げ機構においてLEDの導電リードをコ字型に曲げ加工する際には、導電リードの平面上の位置と、導電リードの平面方向を所定の位置、方向に正しく設定した状態で固定支持する必要がある。従来では、一対の挟持部材によってLEDを水平方向の両側から挟み込んでLEDを位置決めした上で、導電リードに設けらているパイロット穴にパイロットピンを挿入して固定支持しているが、個々のLEDの製造上の寸法誤差や形状誤差、特に導電リードの外形状の寸法・形状誤差によってLEDの位置及び平面方向を正確に位置決めすることが難しい。そのため、パイロットピンをパイロット穴に正しく挿入させることが困難になり、導電リードを正確に曲げ加工することができず、LEDを開口部に圧入することが難しくなる。
【0007】
また、LED曲げ機構においては、第1及び第2の2段階の曲げ動作によって導電リードをコ字型に曲げ加工しているが、第1の曲げ加工において導電リードに生じるスプリングバックと、第2の曲げ加工において同じく導電リードに生じるスプリングバックとが相乗されるため、最終的に加工された導電リードにおけるスプリングバック量が大きなものとなる。そのため、LEDを灯具ベースの開口部に圧入する際に、導電リードが開口部に適切な状態で圧入することが難しくなる。特に、導電リードは開口部内において導電ワイヤに嵌合して当該導電ワイヤの被覆内に食い込んで導電性の芯片に接触して電気接続が行われる構造であるため、導電リードが開口部内に適切に圧入されないときには、当該導電ワイヤに対する電気接続が不良な状態で生じることになり、灯具自体の不良が発生する要因になる。さらに、第1及び第2の曲げ加工のそれぞれにおいて、LEDを各曲げ加工部に設置し、かつ加工されたLEDを各曲げ加工部から取り出すための作業工程が必要であり、工程数が多く、作業性が悪いという問題もある。
【0008】
本発明の目的は、発光素子の導電リードを適正に曲げ加工して灯具ベースの取付部への適正な圧入を可能にした導電リードの曲げ機構を備えた灯具組立装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、取付部が形成された灯具ベースと、当該灯具ベースの表面に沿って延設されるとともに一部が取付部に延設される導電ワイヤと、取付部内に挿入されて導電ワイヤに電気接続される発光素子を備える灯具の組立装置であって、発光素子の導電リードを取付部内に内装可能な形状に曲げ加工する曲げ機構と、曲げ加工された発光素子を把持して取付部内に圧入する圧入機構とを備えており、曲げ機構は発光素子を位置決めして保持する固定型と、固定型に対して相対移動され、導電リードの長さ方向の中間部に当接して当該導電リードを中間部を底辺とするコ字型に曲げ形成する可動型とを有する曲げ加工部を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、曲げ加工部において発光素子の導電リードを一度の曲げ加工によりコ字型に曲げ加工することが可能であり、導電リードにおけるスプリングバックの影響を緩和し、取付部に対する発光素子の圧入を好適に行うことが可能になる。
【0011】
また、本発明では、発光素子は発光素子チップが封止されたレンズ部と、当該レンズ部から突出された導電リードとを備えており、曲げ加工部の固定型は発光素子を水平状態に保持可能に構成されるとともに、導電リードの中間部に対応する位置に深さ方向の断面形状が矩形の凹所を有し、可動型は下動して凹部に進入可能な矩形形状に形成されるとともに、導電リードが曲げ加工されたときに発光素子のレンズ部が入り込み、可動型の上動に伴ってレンズ部を支承した状態で固定型の上方に発光素子を離型する発光素子のレンズ部が入り込むことが可能な収納窓部を有することにより、曲げ加工部で加工された発光素子のレンズ部は可動型の収納窓部に収納され、可動型と一体的に固定型から離型されるため、発光素子を取り出す作業工程が不要になり、作業性を高めることが可能になる。
【0012】
さらに、本発明によれば、発光素子の導電リードには1以上のパイロット穴が開口されており、曲げ加工部の固定型には水平状態に保持された発光素子の導電リードを長さ方向と直交する幅方向の両側から挟持して当該導電リードの幅方向の位置決めを行う一対の挟持片と、パイロット穴に嵌入して導電リードの位置を保持するパイロットピンとを備えることで、発光素子の正確な位置決めが可能になり、導電リードを正確に曲げ加工することが可能になる。また、発光素子の導電リードは一部の形状を相違させた正極性と負極性の導電リードで構成され、曲げ機構には導電リードの形状の相違を検出して当該導電リードの極性を検出する検出器と、検出器で検出した極性に基づいて発光素子の向きを認識し、当該発光素子が所定の向きになるように調整して固定型に載置する移載手段とを備えることにより、発光素子は必ず所定の向きで導電リードの曲げ加工が行われ、曲げ加工部から取り出されたときには発光素子は必ず所定の向きに設定されることになり、以降における灯具組立工程を自動化する上で有効になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図2は本発明の灯具組立装置によってLEDを圧入する灯具ベース1の斜視図であり、図1に示した灯具に用いられたものを示している。前記灯具ベース1は樹脂を成形して形成されており、前述のように灯具ボディ4及びレンズ5で構成される灯室内に内装支持される。本実施形態においては前記レンズ5はその前面が自動車の前後方向に傾斜した灯具として構成されているため、前記灯具ベース1はこれに対応して表面が傾斜された形状とされ、かつその傾斜に対応して複数のLEDをそれぞれ支持させるために表面が階段状に形成された複数の段部11を有しており、各段部11の前面にLEDを圧入するための取付部としての開口部13を有する角筒部12が一体に形成されている。また、開口部13の一部13Aは当該LEDに対して電力を供給するためのコネクタを嵌合するための開口部としても構成されている。そして、図1に示すように、前記灯具ベース1の表面に沿って導電ワイヤ3が延設され、この導電ワイヤ3はその延設途中の複数箇所において前記開口部13内に内挿されている。なお、前記一部の開口部13Aはコネクタ部として構成されている。
【0014】
図3に前記灯具ベース1に対してLEDを圧入した状態の一部を拡大して示すように、前記角筒部12は対向辺にそれぞれ2本のスリット12aが開口縁から所要の深さまで形成されており、これらスリット12aには前記灯具ベース1の表面に沿って延設される導電ワイヤ3の一部が内挿されてスリット12a内に挟持されており、これにより各開口部13には2本の導電ワイヤ3を並列状態に延設支持した構成が組み立てられる。このように組み立てられた灯具ベース1には、開口部13にLED2の2本の導電リード21を圧入することでLED2を開口部13に支持させる。前記LED2は後述するように、素子チップを樹脂封止したレンズ部20の底面から平行に突出された一対の導電リード21とを備えており、前記導電リード21は後述するLED曲げ機構によって板厚方向にほぼコ字型に曲げ加工されており、この曲げ加工された部分が前記開口部13内に圧入される。
【0015】
図4(a),(b)は、前記開口部13内にLED2を圧入支持した状態の正面方向の断面図と側面方向の断面図である。各導電リード21のコ字型の部分が開口部13内に圧入されると、当該導電リード21の各スリット22内に2本の導電ワイヤ3がそれぞれ嵌入され、この嵌入により導電リード21のスリット22に臨む内縁部が各表面の絶縁被覆に食い込み、導電リード21が導電ワイヤ3の内部の芯線に電気接続される。そのため、2本の導電ワイヤ3を通して供給される正極性及び負極性の電力がそれぞれ導電リードに供給されることになり、この電力によってLED2が発光されることになる。また、前記コネクタ部としての一部の開口部13Aには、図示は省略するがLEDの導電リードと同様な導電リードを備えて外部電源につながるコードが接続されたコネクタが嵌入され、当該コネクタ部を介して外部電源の電力を前記導電ワイヤに供給することが可能にされている。
【0016】
図5は前記延設ワイヤ3が延設されている灯具ベース1にLED2を圧入するためのLED圧入装置100の概略構成図である。前記LED圧入装置100の下部には装置基台101が備えられ、この装置基台101は後述する各機構を駆動制御するための各種の電源設備や制御回路装置が内装されているがここでは説明は省略する。また、前記装置基台101の上面には導電ワイヤが延設された前記灯具ベース1を支持するための1つの支持機構200が設けられる。また、前記装置基台101上には、加工前のLEDをストックし、かつ順次LEDを送り出すとともに当該LEDの導電リードをコ字型に曲げ加工するLED曲げ機構300と、前記支持機構200によって固定支持された灯具ベース1に対してXZ方向(二次元方向)に移動可能で、その移動により導電リードが曲げ加工されたLEDを把持して灯具ベース1の複数の開口部内に順次圧入して行くLED圧入機構400が設けられる。
【0017】
前記支持機構200は、図6に概略斜視図を示すように、Y移動機構201を備えており、例えば、既に図1に示したように導電ワイヤが延設された灯具ベース1が作業者によって載置され、支持されるようになっている。前記Y移動機構201は、前記装置基台101に平面Y方向に延長配置された一対のYレール202と、このYレール202上をY方向に移動可能なスライダ203を有しており、このスライダ203に前記支持ベース1を支持するための支持台204が固定されている。また、前記Yレール202の一端部にはY軸モータ205が配設されるとともに、このY軸モータ205の回転軸には前記Yレール202に沿って延長されるネジリード206が連結されており、前記スライダ203は一部において前記ネジリード206に螺合されている。そのため、前記Y軸モータ205の往復回転動作によって前記ネジリード206は軸転され、これに伴って前記スライダ203及び支持台204は前記Yレール202に沿って往復移動されるように構成されている。
【0018】
前記LED曲げ機構300は、図5に示したように、加工前のLEDがストックされるとともに、当該LEDを1個ずつ送り出すLED供給部310と、前記LED供給部310から送り出されてくるLEDを1個ずつ取り出して導電リードの極性を判別しながら後述の曲げ加工部にまで移送する移載部320と、移載されたLEDの導電リードをコ字型に曲げ成形する曲げ加工部330とを備えている。ここで前記LED2は、図7に詳細に示すように、図には表れないLED素子を樹脂封止したレンズ部20と、前記レンズ部20の底面から突出された金属板からなる一対の導電リード21で構成されるディスクリート型のLEDとして構成されたものが供給される。前記レンズ部20は平面形状が楕円に近い形状であるが、その一方の端部には平面の面取り部20aが施されている。また、前記導電リード21には幅方向の中央に長さ方向に沿って前記したスリット22が形成され、さらに前記スリット22の長さ方向の両側位置にはそれぞれ位置決め用のパイロット穴23が開口されている。さらに、前記導電リード21のレンズ部20の根本近傍部位には、幅寸法が低減された凹部24が形成されている。さらに、一対の導電リード21のうち、正極性側のリードの先端部には先端方向に向けて細片25が突出されている。なお、この細片25は前記LED2を製造する際に、複数のLEDの導電リード21をリードフレームとして連結状態に製造しておき、その後にリードフレームを切断分離して個別のLED2として形成する際に、当該リードフレームの一部を残して形成したものである。なお、以降は、前記LED2についての一対の導電リード21の突出方向を長さ方向と称し、両導電リード21が並んだ方向を幅方向と称する。
【0019】
前記LED供給部310は、図5に示したように、円形をして内部に多数個のLEDが収納されるホッパー311と、このホッパー311の円周部から接線方向に連続して延長され、前記ホッパー311内のLEDを1個ずつ順送り状態で移送するフィーダ312とを備えている。特に、前記フィーダ312は、図8に概略斜視図を示すように、先端領域には垂直方向に向けられて、かつ互いにLEDの導電リードが挿通可能な間隔で対峙される一対の細板状のバー313a,31bからなるガイドバー313を有しており、前記LED2はこのガイドバー313上にレンズ部20が支承され、かつ導電リード21が垂下された状態で一対のバー313a,313b間に挿通されてガイドバー313に沿って図示右方向に移送されるようになっている。なお、前記ホッパー311及びフィーダ312は既に広く知られている既存のものであるので、当該ホッパー311及びフィーダ312によるLEDの移送動作についての詳細な説明は省略する。
【0020】
前記移載部320には、図8に示したように、前記ガイドバー313によって送られてきたLED2の極性を判別する極性判別部340が付設されている。すなわち、ガイドバー313によって送られてくるLED2は正極性と負極性の導電リード21の向きが特性されておらず、この導電リード21の向きからLEDの極性の向きを判別する。この極性判別部340は前記ガイドバー313の終端位置においてLEDを1個ずつ所定の位置に移動かつ規制するための螺旋体341と、前記螺旋体341により移動が規制された状態のときに前記LED2の一対の導電リード21の一方にのみ設けられている細片25を検出する検出器342とを有している。前記螺旋体341は前記ガイドバー313と平行な向きの回転軸によって回転駆動されており、この螺旋体341の表面の螺旋溝341a内にLED2のレンズ部20を内含可能な構成とされている。そのため、ガイドバー313によって送られてくるLED2は1個ずつ螺旋体341の螺旋溝341a内に案内され、螺旋体341の回転が停止したときに当該螺旋溝341a内においてガイドバー313上で停止される。また、前記検出器342は例えば導電リードを挟んで対峙されるレーザダイオード343とフォトダイオード344からなるフォトディテクタとして構成されており、LED2が所定位置において螺旋体341によって移動が停止されたときに、細片25が移動方向側に位置しているときに検出器342のフォトダイオード344から所要の信号を出力するようになっている。例えば、検出器342から前記信号が出力されたときにLED2は所定の極性方向に向けられていると検出し、前記信号が出力されないときにはLED2は所定の極性方向とは反対方向に向けられているものと判別する。
【0021】
また、前記移載部320は、図8に示すように、前記極性判別部340において極性判別されたLEDを前記曲げ加工部330において水平状態に載置するための移載器321を備えている。前記移載器321は前記螺旋体341によってガイドバー313の先端から押し出されたLED2を把持するクランパ322と、このクランパ322を図外の駆動機構によって前記ガイドバー313側の位置と前記曲げ加工部330との間で垂直方向に傾倒させ、しかも前記クランパ322を軸回りに回転させる回転部324を有する転動可能なアーム323とで構成されている。前記クランパ322は前記LED2の導電リード21の先端部を把持し、前記アーム323の傾倒動作によって前記ガイドバー313側の位置から曲げ加工部330にまで移載し、曲げ加工部330においてクランパ322による把持を解除するように構成されている。また、前記アーム323の図外の駆動機構には前記極性判別部340からの判別信号が入力されており、この判別信号が所定の極性方向であるときには回転部324を動作することなく、LED2をガイドバー313に支持されていた状態からそのまま導電リードの板厚方向に向けて傾倒動作して曲げ加工部330に移載するが、前記判別信号が逆の極性方向であるときには回転部324を180度回転させて導電リード21を板厚方向に反転させながら前述のように傾倒動作してガイドバーから曲げ加工部に移載するように構成されている。これにより、曲げ加工部330には極性方向が一定に向けられた状態でLED2が載置されることになる。
【0022】
前記曲げ加工部330はプレス加工器として構成されているものであり、図9に概略斜視図を示すように、前記移載部340により移載されてきたLED2を位置決め保持する固定型331と、前記固定型331に対して上下方向に往復移動して導電リード21を曲げ加工する可動型332とで構成されている。前記固定型331は一端領域と中央領域にそれぞれ凹所331a,331bを有しており、凹所331aはLED2のレンズ部20を収容し、凹所331bは導電リード21を曲げ加工する雌型として構成されている。前記固定型331上には前記凹所331a,331bを水平一方向に挟んで対峙された一対の挟持片333,334が配置される。また、前記水平一方向とは直交する方向に前記雌型(凹所)331bを挟んだ両側位置にはそれぞれ先端がテーパ状をした2本の一対のパイロットピン335が前記固定型331の表面上に出没可能に配置されている。前記挟持片の一方333は固定型331と一体に形成された固定挟持片とされ、他方の挟持片334は固定挟持片333に対して水平方向に往復移動する可動挟持片として構成されている。また、両挟持片333,334にはそれぞれ導電リード21の凹部24に対応する凸部333a,334aが設けられている。
【0023】
この曲げ加工部330においては、図10(a),(b)に平面図とAA線拡大断面図を示すように、前記移載部340によって移載されてきたLED2は固定挟持片333と可動挟持片334との間の固定型331上に載置されると、可動挟持片334が固定挟持片333に向けて移動され、両挟持片333,334でLED2を幅方向に挟持する。このとき、両挟持片333,334に設けられている凸部333a,334aが導電リード21の両外側の凹部24にそれぞれ当接することでLED2は両挟持片333,334間において幅方向に正確に位置決めされることが可能である。また、これと同期して前記両挟持片333,334間の領域においてはパイロットピン335が上動され、先端のテーパ形状によって導電リード21のパイロット穴23に嵌入されることにより、LED2は長さ方向についても正確に位置決めされることになり、かつこれらパイロット穴23とパイロットピン335との嵌合によってLED2の保持位置が保持されることになる。
【0024】
前記可動型332は、図9に示したように、前記固定型331の雌型331bである矩形の凹所に対応する矩形形状、ここでは四角柱形状に形成されており、駆動機構336(図5参照)によって前記固定型331に対して上下に往復移動可能に構成されている。前記可動型332には、先端面から所要の寸法の領域に一側部から切り欠いた収納窓部332aが形成されており、この収納窓部332aは少なくとも前記LED2のレンズ部20が側方から入り込んで収納可能な寸法に形成されている。そのため、図11に曲げ加工動作の工程断面図を示すように、先ず図11(a)のように、前記固定型331上に位置決め保持されたLED2に対して前記可動型332を直上位置から所要の圧力をもって下動させ、図11(b)のように可動型332を固定型331の雌型331b内にまで進入させることで、前記固定型331上に一対の挟持片333,334とパイロットピン335によって水平状態に位置決めしたLED2の導電リード21に対して、その長さ方向の中間部に当接し、当該中間部を可動型332によって雌型331b内に押し込んでプレス加工し、導電リード21を当該中間部を底辺とするコ字型に板厚方向に沿って曲げ加工することが可能になる。また、この導電リード21の曲げ加工によってLED2のレンズ部20は固定型331の表面上に起立した状態となり、当該レンズ部20は可動型332の収納窓部332aに入り込んで収納された状態となる。そのため、図11(c)のように、曲げ加工が行われた後に可動型332が上動されると、LED2は可動型332に保持された状態で可動型332と一体的に固定型331の上方にまで上動されことになる。
【0025】
さらに、前記曲げ加工部330には、図5及び図8に示されるように、前記可動型332によって離型されたLED2を前記LED圧入機構400にまで搬送する搬送部350を備えている。この搬送部350は、前記可動型332の上動位置とLED圧入機構400との間でY方向に往復移動する搬送移動機構351と、この移動機構351により前記LED2の導電リード21を把持可能なクランパ352とで構成されている。この搬送部350では、前記曲げ加工部330によってLED2の導電リード21がコ字型に形成され、かつLED2が可動型332によって所定の高さ位置まで持ち上げられると、クランパ352は可動型332の下方に垂下されている状態にある導電リード21の下端部を把持し、Y方向に移動してLED2を可動型332から横方向に取り出し、さらにLED圧入機構400側まで搬送する。そして、後述するようにLED圧入機構400の圧入チャック425によってLED2が把持されるまでこの搬送位置においてLED2をレンズ部20を上方に向けた状態で保持する。クランパ352はLED2の搬送が完了すると、再び可動型332側に向けて移動される。
【0026】
前記LED圧入機構400は、図12に示すように、前記支持機構200の一側において前記装置基台201上に立設されたステム401を有しており、このステム401の上端部にX移動機構410を有している。前記X移動機構410は前記支持機構200上を含む領域においてX方向に延びるXレール411と、このXレール411に沿ってX方向に移動可能な圧入アクチュエータ420を有している。前記Xレール411の一端部にはX軸モータ412が配設されるとともに、このX軸モータ412の回転軸には前記Xレール411に沿って延長されるネジリード413が連結されており、前記圧入アクチュエータ420の本体部421の一部が前記ネジリード413に螺合されている。そのため、前記X軸モータ412の往復回転動作によって前記ネジリード413は軸転され、これに伴って前記圧入アクチュエータ420の本体部421は前記Xレール411に沿って往復移動されるように構成されている。
【0027】
前記圧入アクチュエータ420は前記本体部421にZ軸移動機構430を備えており、このZ移動機構430は前記本体部421の上端部に設けたZ軸モータ431と、このZ軸モータ431の回転軸に連結されて鉛直Z方向に延長されるネジリード432とで構成され、このネジリード432に移動片433が螺合される。また、前記本体部421の下部には上下方向に向けてシリンダ422が一体に形成されており、このシリンダ422内にはピストン423が挿通されている。そして、このピストン423の上端部は前記移動片433に連結され、下端部には回転部424を介して圧入チャック425が連結されている。これにより、前記Z軸モータ431の往復回転動作によって前記ネジリード432が軸転され、これに伴って前記移動片433がZ方向、すなわち上下方向に移動されると、これと一体にピストン423が上下移動され、さらに圧入チャック425が上下移動されることになる。前記圧入チャック425は、図13に示すように、図には表れない開閉機構によって開閉動作されて前記LED2のレンズ部20を両側から把持することが可能な一対のチャック爪425a,425bで構成されており、一方のチャック爪425aを前記レンズ部20に設けられた面取り部20aに当接することで、圧入チャック425に対するLED2の把持の方向を安定化するようになっている。また、前記回転部424は、圧入チャック425をZ軸回りに回転し、把持したLED2の方向を水平方向に180度反転させることができるように構成されている。
【0028】
以上の構成のLED圧入装置100による灯具ベース1へのLED2の圧入動作について説明する。支持機構200の支持台204は初期位置に設定されており、この初期位置において支持台204上には図1に示したような導電ワイヤ3が既に延設された灯具ベース1が作業者によって載置される。次いで、支持台204はY移動機構201によってYレール上202を移動され、圧入位置に停止される。この圧入位置は、灯具ベース1に設けられた複数の開口部13のうちの一つが所定の位置に位置決めされる位置であり、前記圧入アクチュエータ420の下方の位置である。
【0029】
また、このようにして灯具ベース1が圧入位置に設定されるよりも前に、LED供給部310は多数個のLED2をホッパー311からフィーダ312に順次送り出し、さらにガイドバー313上を極性判別部340にまで送り出す。極性判別部340では螺旋体341によってLED2を1個ずつ移動し、所定の位置においてLED2の導電リード21の細片25が移動方向の前側あるいは後側のいずれにあるかを検出器342によって検出することで、当該LED2の極性方向を判別する。
【0030】
しかる後に、移載部320では、ガイドバー313上のLED2を移載器321のクランパ322により把持し、かつその位置から垂直方向に90度傾倒させて曲げ加工部330の固定型331上に水平状態に向けて移載する。このとき、極性判別部340において判別された極性に基づいて、逆方向を向いているLEDについては当該LED2に対して導電リード21の表裏面を180度反転する動作を行う。これにより、曲げ加工部330の固定型331上に載置されるLED2は必ず同一の極性方向に向けられることになる。
【0031】
LED2が固定型331上に載置されると、可動挟持片334が固定挟持片333側に移動され、両挟持片333,334でLED2を幅方向に挟持する。同時にパイロットピン325が上動されて導電リード21のパイロット穴23に嵌入される。これにより、LED2は両挟持片333,334により幅方向に正確に位置決めされ、かつパイロットピン325により長さ方向についても正確に位置決めされ、位置決めされた状態が保持される。次いで、可動型322が下動して導電リード21の長さ方向の中間部に当接され、さらに所要の圧力をもって固定型331の雌型331b内にまで進入されると、導電リード21は可動型322及び雌型331bの形状に倣って板厚方向にコ字状をした形状に曲げ加工される。この導電リード21の曲げ加工によってLED2は起立状態となり、レンズ部21は可動型322の収納窓部322aに収納された状態となる。したがって、曲げ加工が行われた後に可動型322が上動されると、LED2はレンズ部20が収納窓部322aに支承された状態で可動型322と一体的に固定型321から離型され、固定型321の上方位置にまで持ち上げられる。そのため、曲げ加工されたLEDを曲げ加工部から取り出すための独立した工程が不要になる。また、導電リード21は1回の曲げ加工であるため、導電リード21におけるスプリングバックは小さく、加工精度の高いコ字型の導電リードが得られる。
【0032】
このようにしてLEDの導電リードに対する曲げ加工が完了すると、搬送部350のクランパ352が導電リード21の下端部を把持し、LED2を可動型322から取り外してLED圧入機構400の直近位置まで搬送する。そして、これに同期してLED圧入機構400の動作が開始される。図14に模式的な動作図を示すように、LED圧入機構400では、先ずX移動機構410により圧入アクチュエータ420がX方向に移動され、前記搬送移動機構の直上に位置設定される。次いで、圧入アクチュエータ420ではZ移動機構430により圧入チャック425が下動され、かつ開閉機構によって開閉動作され、圧入チャック425によりLEDを把持する。このとき、図13(a)のように、圧入チャック425はLED2のレンズ部20を把持するが、レンズ部20に設けられた面取り部20aによって把持の方向が所定方向に設定される。そして、図14のように、Z移動機構430により圧入チャック425が上動され、かつX移動機構410によってX方向に移動され、圧入チャック425は灯具ベース1の位置設定された開口部13の直上に位置される。
【0033】
次いで、Z移動機構430により圧入チャック425が下動されると、図13(b)のように、把持されたLED2の導電リード21はコ字型に曲げられた部分が灯具ベースの開口部13内に圧入されて行く。このとき、導電リード21は曲げ加工におけるスプリングバックが小さいため、開口部13内への圧入を適切に行うことが可能になる。そして、図3に示したように、導電リード21が開口部13内に圧入されると、この圧入によって生じる導電リード21のスプリング抗力によって導電リード21は開口部13の内壁に弾接した状態で支持される。また、この圧入により、当該導電リード21の各スリット22内に2本の導電ワイヤ3がそれぞれ嵌入され、この嵌入により導電リード21のスリット22に臨む内縁部が各表面の絶縁被覆に食い込み、導電リード21が導電ワイヤ3の内部の芯線に電気接続される。圧入後はZ移動機構430により圧入チャック425は上動されるとともに、X方向に移動されて再び搬送部350の直上位置にまで移動される。
【0034】
なお、前記LED2の開口部13への圧入に際しては、灯具ベース1に延設されている導電ワイヤ3の極性が各開口部によって反対方向に向けられている場合でも、圧入チャック425に連結されている回転部424によって圧入チャック425がZ軸回りに180度の角度で回転し、これによりLED2の導電リード21の方向を反転することで、導電ワイヤ3と導電リード21との極性が一致した状態での圧入が可能とされている。
【0035】
なお、前述のように圧入チャック425が搬送部350においてLED2を把持し、かつこれを灯具ベース1にまで移動して圧入を行い、その後に搬送部350にまで戻されるのと同期して、前記LED供給部310でのLED2の供給は継続され、かつ曲げ加工部330においては次の順序のLED2の曲げ加工が行われ、さらに曲げ加工されたLED2は搬送部350において所定位置まで搬送されているので、圧入チャック425は直ちに次のLED2を把持して同様に灯具ベース1に対する圧入を実行する。この動作を灯具ベース1に設けられたLED用の開口部13の数だけ繰り返すことで、各開口部13にそれぞれLED2を圧入することができ、LEDの圧入作業が完了する。なお、各開口部13に対してそれぞれLEDを圧入する際には、支持機構200によって灯具ベース1のY方向の位置を調整し、また、X移動機構410によって圧入チャック425のX方向の位置を調整する。これらのY方向及びX方向の位置の情報は予め説明を省略した制御装置に記憶させており、制御装置ではこの記憶された位置の情報に基づいて前記各機構を制御している。
【0036】
その後は、支持機構200によって灯具ベース1はセット位置まで戻され、LED圧入作業及び供給作業は停止される。そして、作業者によって灯具ベースが交換され、灯具ベースが再び初期位置まで移動されると圧入作業が再開される。
【0037】
なお、本発明は前記実施形態に示した構造の灯具の組み立てに限定されるものではなく、灯具の構造、特に灯具ベースの構造の違いに関わらず導電ワイヤを延設した灯具ベースの取付部にLED等の発光素子を圧入して支持させる構成を採用する全ての灯具の組み立てに適用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の灯具組立装置では、発光素子の導電リードを取付部内に内装可能な形状に曲げ加工する曲げ機構の構成として、発光素子を位置決めして保持する固定型と、固定型に対して相対移動され、導電リードの長さ方向の中間部に当接して当該導電リードを中間部を底辺とするコ字型に曲げ形成する可動型とを有する曲げ加工部を備えているので、曲げ加工部において発光素子の導電リードを一度の曲げ加工によりコ字型に曲げ加工することが可能であり、導電リードにおけるスプリングバックの影響を緩和し、取付部に対する発光素子の圧入を好適に行うことが可能になる。また、可動型に発光素子のレンズ部を収納する収納窓部を設けることにより、曲げ加工部で加工された発光素子のレンズ部は可動型の収納窓部に収納されて収納窓部に支承され、加工された発光素子を可動型と一体的に固定型から離型できるため、発光素子を取り出す作業工程が不要になり、作業性を高めることが可能になる。さらに、曲げ加工部において発光素子の導電リードを幅方向の両側から挟持する挟持片を備えるとともに、導電リードのパイロット穴に嵌入して位置固定を行うパイロットピンとを備えることで、発光素子の正確な位置決めが可能になり、導電リードを正確に曲げ加工することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる灯具の部分分解斜視図である。
【図2】本発明の灯具組立装置により組み立てられる灯具ベースの斜視図である。
【図3】LEDの組み付けが行われた灯具ベースの一部の斜視図である。
【図4】図3の灯具ベースの要部の断面図である。
【図5】本発明の灯具組立装置(LED圧入装置)の概略構成図である。
【図6】支持機構の概略構成の斜視図である。
【図7】LEDの斜視図である。
【図8】移載部の概略斜視図である。
【図9】曲げ加工部の概略斜視図である。
【図10】曲げ加工部の平面図と断面図である。
【図11】曲げ加工部の加工動作を説明するための工程図である。
【図12】圧入アクチュエータの概略斜視図である。
【図13】圧入動作を説明するための工程図である。
【図14】圧入動作を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 灯具ベース
2 LED
3 導電ワイヤ
4 灯具ボディ
5 レンズ
13 開口部(取付部)
20 レンズ部
21 導電リード
22 スリット
23 パイロット穴
24 凹部
100 LED圧入装置
200 支持機構
201 Y移動機構
204 支持台
300 LED曲げ機構
310 LED供給部
320 移載部
330 曲げ加工部
331 固定型
332 可動型
333 固定挟持片
334 可動挟持片
340 極性判別部
350 搬送部
400 LED圧入機構
410 X移動機構
420 圧入アクチュエータ
425 圧入チャック
430 Z移動機構

Claims (2)

  1. 取付部が形成された灯具ベースと、前記灯具ベースの表面に沿って延設されるとともに一部が前記取付部に延設される導電ワイヤと、前記取付部内に挿入されて前記導電ワイヤに電気接続される発光素子を備える灯具の組立装置であって、前記発光素子の導電リードを前記取付部内に内装可能な形状に曲げ加工する曲げ機構と、前記曲げ加工された発光素子を把持して前記取付部内に圧入する圧入機構とを備え、前記曲げ機構は、前記発光素子を位置決めして保持する固定型と、前記固定型に対して相対移動され、前記導電リードの長さ方向の中間部に当接して当該導電リードを前記中間部を底辺とするコ字型に曲げ形成する可動型とを有する曲げ加工部を備え、前記発光素子は発光素子チップが封止されたレンズ部と、前記レンズ部から突出された導電リードとを備え、前記曲げ加工部の前記固定型は前記発光素子を水平状態に保持可能に構成されるとともに、前記導電リードの中間部に対応する位置に深さ方向の断面形状が矩形の凹所を有し、前記可動型は下動して前記凹部に進入可能な矩形形状に形成されるとともに、前記導電リードが曲げ加工されたときに発光素子のレンズ部が入り込み、可動型の上動に伴ってレンズ部を支承した状態で前記固定型の上方に発光素子を離型することが可能な収納窓部を有し、前記発光素子の導電リードには1以上のパイロット穴が開口されており、前記曲げ加工部の前記固定型には水平状態に保持された前記発光素子の導電リードを長さ方向と直交する幅方向の両側から挟持して当該導電リードの幅方向の位置決めを行う一対の挟持片と、前記パイロット穴に嵌入して前記導電リードの位置を保持するパイロットピンとを備えることを特徴とする灯具組立装置。
  2. 前記発光素子の導電リードは一部の形状を相違させた正極性と負極性の導電リードで構成され、前記曲げ機構には前記導電リードの形状の相違を検出して当該導電リードの極性を検出する検出器と、前記検出器で検出した極性に基づいて前記発光素子の向きを認識し、当該発光素子が所定の向きになるように調整して前記固定型に載置する移載手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の灯具組立装置。
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