JP4041804B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼排気から潜熱をも吸収させるコンデンシング型の給湯装置にあって、その器具前面にて排気方向を左右のどちらかの側方に向けるようにしたものに関する。
従来、図7に示すように、側方排気を行わせる給湯装置Kは、器具前面に横長の側方排気筒Sを設け、この側方排気筒Sの一端に燃焼排気を排気させる吹出口Fを設けたものである。この側方排気の給湯装置Kは、設置される屋外環境として玄関ドアDや壁等の位置関係から排気方向を左右のどちらにでも選択できるようにしたものがある(特許文献1、特許文献2)。
例えば、図8(a)(b)に示す給湯装置は、一端に吹出口809を設けた横長の側方排気筒808を器具801の前板803に設けた排気接続口805の中央部でスピンドル812により器具前面に回動自在に軸支すると共に、この側方排気筒808をスプリング815により常時器具前面に押圧付勢するようにしている(特許文献1の第1図、第2図)。そして、吹出口809の排気方向を逆方向に変更する場合は、側方排気筒808をスプリング815の付勢力に抗して引っ張り、その状態で側方排気筒808の上下面が反対となるように180度回動させて手を離せば、スプリング815の付勢力により側方排気筒808が器具前面に再び密着され、これによって排気方向を逆方向に変更することができる。
一方、燃焼排気から潜熱をも吸収させるコンデンシング型の給湯装置(図示せず)では、燃焼排気温度が露点以下に下げられるので燃焼排気中の酸性成分を含むドレンが発生する。このドレンは、酸性になっているため、器具内において潜熱吸収用の副熱交換器の下方にドレン受け皿(ドレン回収部)を設けて回収して中和させた後、器具外に排水させる。また、副熱交換器の下流の排気通路中において発生したドレンをも回収する為、上記ドレン受け皿は、排気筒に通じる排気接続口の高さ以下の位置に設けられる。
実開平3−128241号公報 実開平6−65732号公報
しかしながら、図8に示した上記の側方排気構造をこのコンデンシング型の給湯装置に適用した場合、側方排気筒808の底面808aの高さが器具前面の排気接続口下端805aの高さよりも低い位置にある為(図8(a)参照)、側方排気筒808に生じたドレンがこの側方排気筒808の底面808aに溜まってしまう。そこで、この側方排気筒808の上下幅を器具の排気接続口805の上下幅と同じ位に細くすれば、180度回動させて排気方向を左右のどちら向きに選択しても、側方排気筒808の底面808aの高さを排気接続口下端805aの高さと同じにすることができ、この側方排気筒808の底面808aにはドレンが溜まることなく排気接続口805を越えて器具内のドレン受け皿に流し込むことができる。
ところが、吹出口809からの排気を円滑に行わせるには、側方排気筒808は、ある程度の容積を確保しておく必要があるので、その上下幅を細くすればする程、前方に長く伸ばす必要があり、これでは、給湯装置における側方排気筒808の部分が非常に大きく前に出張ってしまい、給湯装置の設置場所での壁面等との一体感が失われ、見栄えがよくない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コンデンシング型給湯装置における側方排気を行う場合に、側方排気筒が必要以上に前方に出張ることなく、且つ排気方向を左右のどちら向きに選択しても側方排気筒の底面の高さが器具の排気接続口の下端の高さよりも高くならない構造の給湯装置を実現することを課題とする。
(1)本発明に係る給湯装置は、
燃焼排気から潜熱をも吸収させるコンデンシング型の給湯装置にあって、
器具内には前面に設けた排気接続口の高さ以下の位置にドレン回収部を備える一方、器具前面にて排気方向を左右のどちらかの側方に向けるために長手方向の一端に燃焼排気の吹出口を設けた横長の側方排気筒を上記排気接続口に連通させて器具前面に設置し、
上記側方排気筒の裏面には、上記排気接続口よりも大きく且つこの側方排気筒の上下の内面に達する大きさを有して排気接続口に連通する排気導入口を設けると共に、上記排気接続口と略同サイズの位置決め用開口を有してこの排気導入口を覆うシール板を着脱自在に取付け、
上記シール板の位置決め用開口は、上記側方排気筒を上面と下面とを反対にしてこのシール板を取付けても上記排気導入口と重なり且つこの位置決め用開口の下端が上記排気導入口の下端以下に配置される位置に形成したことを特徴とするものである。
上記構成より、側方排気筒を前後面の関係を維持して上面と下面とが反対になるように180度回動させてこの側方排気筒の排気方向を左右のどちら向きに選択しても、上記シール板の位置決め用開口は、側方排気筒の排気導入口に重なり且つこの位置決め用開口の下端が上記排気導入口の下端以下に配置される。
これにより、この側方排気筒をシール板の位置決め用開口を通して排気接続口に連通させて器具前面に設置することにより、側方排気筒の排気方向を左右のどちらに向けても、側方排気筒の底面の高さを器具の排気接続口の下端の高さよりも高くならない位置に設定することができる。
従って、この側方排気筒で発生したドレンを、側方排気筒に留めることなく裏面の排気導入口およびこれに連通する器具の排気接続口に流し込むことができる。
しかも、側方排気筒の上下幅を器具の排気接続口の上下幅よりも大きく設定できるので、排気容積を確保するうえで、この側方排気筒を必要以上に前方に出張らせなくてもよい。
(2)また、上記給湯装置において、上記側方排気筒の上下面は、前後方向において上記排気導入口が設けられた裏面に向かう程に狭くなるテーパとしたものでもよい。これにより、側方排気筒で発生したドレンが、排気導入口が設けられた裏面側に流れるように誘導することができる。
(3)また、上記給湯装置において、上記側方排気筒の上下面は、長手方向において上記排気導入口の頂部に向かう程に広くなるテーパとしたものでもよい。これにより、側方排気筒で発生したドレンが、裏面の排気導入口を設けた位置に流れるように誘導することができる。
以上のように、本発明によれば、上記側方排気筒の裏面には、上記排気接続口よりも大きく且つこの側方排気筒の上下の内面に達する大きさの排気導入口を設けると共に、この排気導入口を覆い且つ上記排気接続口と略同サイズの位置決め用開口を所定位置に形成したシール板を着脱自在に取付けることにより、側方排気筒を必要以上に前方に出張らせることなく、排気方向を左右のどちら向きに選択してもこの側方排気筒の底面の高さが器具の排気接続口の下端の高さよりも高くならないように設定することができる。
従って、排気方向を左右のどちら向きに選択しても、側方排気筒で発生したドレンは、この側方排気筒に溜まることなく排気接続口を越えて器具内のドレン回収部に流し込むことができる。
しかも、側方排気筒の上下幅を器具の排気接続口の上下幅よりも大きく設定できるので、排気容積を確保するうえで、この側方排気筒を必要以上に前方に出張らせなくてもよいから、屋外の設置場所において壁面等との一体感を損なうこともない。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態は、コンデンシング型の給湯装置にあって、器具前面に設置された側方排気筒により排気方向を側方に向けるようにしたものである。
この給湯装置は、図1に示すように、器具1の缶体10内に、ファン(図示せず)、バーナ(図示せず)、熱交換器14,15が下から順に収容されている。また、器具前面となる缶体10の前板11には、下方に吸気口13が開口され(図5参照。)、上方に排気口12が開口されている。従って、ファンの作動により吸気口13から空気が取り込まれ、バーナの燃焼排気が上昇されて熱交換器14,15を通過した後、排気口12から排気される。
上記熱交換器14,15は、下段に燃焼排気から主に顕熱を吸収する主熱交換器14を有し、上段に燃焼排気から主に潜熱を吸収する副熱交換器15を有している。この副熱交換器15は、下面後方と前面とが開口された矩形のボックス16内に収容されており、燃焼排気は、下面後方の開口から取り込まれて、後方から副熱交換器15を通過して前面の開口に至り、上記排気口12に送り込まれる(図1中の黒矢印を参照。)。
また、このボックス16には、副熱交換器15の下方に前方に低く傾斜された仕切り板17が設けられている。そして、このボックス16の前方下部において仕切り板17の下方位置にドレン回収部となる漏斗状のドレン受け皿18が設けられている。これにより、副熱交換器15から発生する酸性のドレンが仕切り板17に滴下し、前方のドレン受け皿18に流れ込むようになる(図1中の白抜き矢印を参照)。そして、このドレン受け皿18に回収されたドレンは、中和された後に器具1外に排水される。なお、ドレン受け皿18は、前板11に開口された排気口12の下端と同じ高さか、それよりも低い位置に設置されている。
上記器具1の前板11の排気口12には、排気集合筒6がパッキン(図示せず)を介在させて気密状態に取付けられている。この排気集合筒6は、後部が排気口12の形状に合致して形成され、前部が縮径されて円筒状に形成されており、この円筒状の前部が排気接続口61となって化粧カバー4が外装された側方排気筒2と連通接続される。
この側方排気筒2は、その前面板27において排気集合筒6に設けられて前部の排気接続口61から突出させた略コ字形の取付け枠7にねじ止め固定されると共に、器具1上端に取付けられたL字状の支え板5に化粧カバー4がねじ止め固定され、これによって器具1前面に側方排気筒2がしっかり固定されている。
また、上記取付け枠7は、前方がやや高くなるように傾斜させて排気集合筒6に取付けられており、その結果、図1に示すように、この取付け枠7は、前方が高くなるように所定角度θ傾斜されている。これにより、この取付け枠7に取付けられた側方排気筒2も、底面26aの前方がやや高くなるように傾斜されている。なお、上記取付け枠7は、水平に取付けられて側方排気筒2の底面26aが水平に設置されるようにしてもよい。
そして、上記側方排気筒2は、図2に示すように、長手方向の一端に燃焼排気を排気させる吹出口21を設けた横長の箱状に形成されている。この側方排気筒2は、裏面板28に上記排気接続口61よりも大きく且つこの側方排気筒2の上下面板25,26の内面に達する大きさの縦長楕円形状の排気導入口22が設けられている(図2(a)参照。)。この排気導入口22は、吹出口21とは反対側寄りに設けられ、これによって、この排気導入口22から流入される燃焼排気の流れが吹出口21側に向き易くされている(図2(b)中の黒矢印を参照。)。
また、この吹出口21には、複数の風向板24が組み込まれている(図2(b)参照。)。この風向板24は、外側ほど前方に傾けられて吹出口21から吹き出される燃焼排気をやや前方斜め方向となるようにしており、これによって、この給湯装置の設置場所での壁面等に燃焼排気が直接当たらないようにしている。なお、この吹出口21には、このような風向板24を設けなくてもよいし、また、この吹出口21には、適宜金網を張設するようにしてもよい。
また、側方排気筒2の裏面板28の周囲には鍔部23が形成され、このその鍔部23の上下辺は、前側に延ばして更に内側に折り返されたフランジ23a,23aが形成されており、このフランジ23a,23aに化粧カバー4がねじ止めされ、鍔部23に次に述べる長方形状のシール板3がねじ止めされている(図1参照。)。
上記シール板3は、図3、図4に示すように、側方排気筒2の裏面板28に、排気導入口22の周囲を気密状態にし且つ排気導入口22を覆って着脱自在に取付けられている。このシール板3は、上記排気接続口61と略同サイズの円形の位置決め用開口31が設けられており、シール板3を側方排気筒2に取付けた状態では、この位置決め用開口31は、上記排気導入口22と重なり且つその下端31aが上記排気導入口22の下端以下に配置される位置に形成されている(図4参照。)。詳しくは、この位置決め用開口31内に器具1側の排気接続口61が内嵌されてくるため、位置決め用開口31の下端31aは、上記排気導入口22の下端からこの排気接続口61の厚み分相当低い位置に配置される(図1参照)。
また、シール板3は、側方排気筒2との取付け面側の表面には排気導入口22と略同形の楕円孔が打ち抜かれたパッキン35が貼り付けられており(図3(a)参照。)、このシール板3を側方排気筒2に取付けたとき排気導入口22の周囲との間の気密性が確保されている。また、このシール板3の表面における位置決め用開口31の上方には、側方排気筒2に対する取付けの向きを示す「上」の文字の刻印37が施されている(図3(c)参照。)。
さらに、このシール板3は、裏面側に突出された円筒接続部32が位置決め用開口31に連続形成されており(図3(b)参照。)、この円筒接続部32が器具1側の排気接続口61に外嵌される。そして、この円筒接続部32の途中には、外方に膨らんだ膨出部33が形成されてその内側にOリング36が嵌め込まれており(図3(b)参照。)、この円筒接続部32が器具1側の排気接続口61に外嵌された状態での気密性が確保されている(図1参照。)。
次に、上記側方排気筒の器具への取付け方を説明する。
図5の分解斜視図を参照して、まず、器具1の上端にL字状の支え板5をねじ止めして固定しておく。そして、燃焼排気の排気方向を左右のどちらにするかを決め、決定した排気方向に吹出口21が向くように側方排気筒2を横長状態にし、この側方排気筒2の裏面板28にシール板3をその四隅をねじ止めして取付ける(図4参照。)。
この際、シール板3は、「上」の刻印37が上になる向きにし、且つ円筒接続部32が外側を向くようにし排気導入口22を覆うようにして取付ける。すると、シール板3の位置決め用開口31が側方排気筒2の排気導入口22と重なり、且つこの位置決め用開口31の下端31aが排気導入口22の下端以下に位置する。また、排気導入口22の周囲には、シール板3の表面のパッキン35が介在されて、側方排気筒2とシール板3との間の気密性が確保される。なお、このシール板3は、側方排気筒2の裏面板28に対しねじ止めにより着脱自在に取付けられるが、着脱自在に取付けられるのであれば、シール板3、側方排気筒2に係合爪等を設ける等その取付け手段の如何を問わない。
次いで、このシール板3を取付けた側方排気筒2を、その裏面板28の排気導入口22がシール板3を介して器具1の排気接続口61と連通されるように横長状態にして器具1前面に設置し、側方排気筒2の前面板27と器具1の排気接続口61から突出されたコ字状の取付け枠7とをシール部材(図示せず)を介在させてねじ止めして固定する。
この際、シール板3のOリング36を設けた円筒接続部32が器具1の排気接続口61に外嵌されて、シール板3と排気接続口61との間の気密性が確保される。また、上記取付け枠7は、前方がやや高くなるように傾斜させて排気集合筒6に取付けられているので、この取付け枠7に取付けられた側方排気筒2も、前方がやや高くなるように傾斜されて設置される。
このようにして、上記側方排気筒2を上記シール板3の位置決め用開口31を通して器具1の排気接続口61と連通させて器具1前面に設置すると、シール板3の位置決め用開口31が側方排気筒2の排気導入口22と重なり、且つこの位置決め用開口31の下端31aが排気導入口22の下端以下に位置した状態となるので、側方排気筒2の底面26aの高さが器具1の排気接続口61の下端の高さと略同じに設定される。
そして、断面コ字状の横長の化粧カバー4を、器具1前面に設置した側方排気筒2の上下のフランジ23a,23aにねじ止めして取付けた後、側方排気筒2が水平になるように位置決めし、支え板5と化粧カバー4をねじ止めにより固定する。
以上で、側方排気筒2の設置が完了する。
一方、排気方向を上記と逆向きにしたい場合は、シール板3を取付ける前に、側方排気筒2を上下面が反対となるように180度回動させ、後は上記と同様にシール板3を取付けて器具1前面に取付ければよい。この場合も、シール板3の位置決め用開口31が側方排気筒2の排気導入口22と重なり、且つ位置決め用開口31の下端31aが排気導入口22の下端以下に位置した状態となるので、側方排気筒2の底面26aの高さが器具1の排気接続口61の下端の高さと略同じに設定される。
以上のように、本実施の形態の給湯装置によれば、上記側方排気筒2の裏面板28には、上記排気接続口61よりも大きく且つこの側方排気筒2の上下面板25,26の内面に達する大きさを有して排気接続口61に連通する排気導入口22を設けると共に、上記排気接続口61と略同サイズの位置決め用開口31を有してこの排気導入口22を覆うシール板3を着脱自在に取付け、しかも、上記シール板3の位置決め用開口31は、上記側方排気筒2を上面と下面とを反対にしてこのシール板3を取付けても上記排気導入口22と重なり且つこの位置決め用開口31の下端31aが上記排気導入口22の下端以下に配置される位置に形成されている。
これにより、側方排気筒2を前後面の関係を維持して上面と下面とが反対になるように180度回動させてこの側方排気筒2における排気方向を左右のどちら向きに選択しても、上記シール板3の位置決め用開口31は、側方排気筒2の排気導入口22に重なり且つこの位置決め用開口31の下端31aが上記排気導入口22の下端以下に配置される。従って、この側方排気筒2をシール板3の位置決め用開口31を通して排気接続口61に連通させて器具1前面に設置することにより、側方排気筒2の排気方向を左右のどちらに向けても、側方排気筒2の底面26aの高さを器具1の排気接続口61の下端の高さと略同じに設定することができる。
また、この側方排気筒2は、前方をやや高く傾斜させた取付け枠7に取付けられてその前方がやや上向きに傾くように設置されている。これにより、側方排気筒2に発生し底面26aに滴下したドレンは、排気導入口22が設けられた裏面板28側に流れるように誘導される。
以上のことから、排気方向を左右のどちら向きに選択しても、側方排気筒2で発生したドレンは、この側方排気筒2の底面26aに溜まることなく排気接続口61を越えて器具1内のドレン受け皿18に流し込むことができる(図1中の白抜き矢印を参照。)。
しかも、この側方排気筒2の上下幅は、器具1の排気接続口61よりも長くしているので、排気容積を確保するうえで、この側方排気筒2を必要以上に前方に出張ることもないから、屋外の設置場所において壁面等との一体感を損なうこともない。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図6(a)に示すように、側方排気筒2aの上下面板25,26は、長手方向において排気導入口22の上下の頂部に向かう程に広くなるテーパTとしたものでもよい。これにより、側方排気筒2aで発生し底面26aに滴下したドレンを、裏面板28の排気導入口22を設けた位置に流れるように誘導することができる。
また、図6(b)に示すように、側方排気筒2bの上下面板25,26は、前後方向において排気導入口22が設けられた裏面板28に向かう程に狭くなるテーパTとしたものでもよい。これにより、側方排気筒2で発生し底面26aに滴下したドレンを、排気導入口22が設けられた裏面板28側に流れるように誘導することができる。
また、上記側方排気筒2の排気導入口22の孔形状やその形成場所等も、上記実施の形態のものに限定されるものではない。
実施の形態による給湯装置における側方排気の構成の要部を示す断面図である。 側方排気筒の構成を示す図であり、同図(a)はその裏面側から見た斜視図、同図(b)はその断面図である。 シール板の構成を示す図であり、同図(a)はその裏側から見た平面図、同図(b)はその側面図、同図(c)はその表側から見た平面図である。 側方排気筒の裏面にシール板を取付けた状態を示す平面図である。 実施の形態による給湯装置の構成を示す分解斜視図である。 側方排気筒の他の例をそれぞれ示した図であり、同図(a)は変形例の一つを示す平面図、同図(b)は変形例のもう一つを示す断面図である。 アルコーブ設置状態の側方排気型の給湯装置の設置例を示す模式図である。 従来の側方排気を行う給湯装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 給湯装置
2 側方排気筒
3 シール板
4 化粧カバー
5 支え板
6 排気集合筒
7 取付け枠
10 器具
11 前板(器具前面)
12 排気口
18 ドレン受け皿(ドレン回収部)
21 吹出口
22 排気導入口
25 側方排気筒の上面板
26 側方排気筒の下面板
26a 側方排気筒の底面
28 側方排気筒の裏面板
31 位置決め用開口
31a 位置決め用開口の下端
32 円筒接続部
61 排気接続口

Claims (3)

  1. 燃焼排気から潜熱をも吸収させるコンデンシング型の給湯装置にあって、
    器具内には前面に設けた排気接続口の高さ以下の位置にドレン回収部を備える一方、器具前面にて排気方向を左右のどちらかの側方に向けるために長手方向の一端に燃焼排気の吹出口を設けた横長の側方排気筒を上記排気接続口に連通させて器具前面に設置し、
    上記側方排気筒の裏面には、上記排気接続口よりも大きく且つこの側方排気筒の上下の内面に達する大きさを有して排気接続口に連通する排気導入口を設けると共に、上記排気接続口と略同サイズの位置決め用開口を有してこの排気導入口を覆うシール板を着脱自在に取付け、
    上記シール板の位置決め用開口は、上記側方排気筒を上面と下面とを反対にしてこのシール板を取付けても上記排気導入口と重なり且つこの位置決め用開口の下端が上記排気導入口の下端以下に配置される位置に形成したことを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記側方排気筒の上下面は、前後方向において上記排気導入口が設けられた裏面に向かう程に狭くなるテーパとした給湯装置。
  3. 請求項1または2に記載の給湯装置において、
    上記側方排気筒の上下面は、長手方向において上記排気導入口の頂部に向かう程に広くなるテーパとした給湯装置。

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