JP5972021B2 - 給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼ガスによって水を加熱する給湯機に関する。
燃焼ガスと水を筺体内で熱交換して水を加熱する給湯機においては、筺体内に発生するドレンを排出する機構が設けられ、その具体例が特許文献1、2に記載されている。
特許文献1の給湯機(温水装置)では、熱交換器の下方にドレンの排出機構が設けられ、潜熱熱交換室と潜熱熱交換室の下側に配置された顕熱熱交換室とを備える特許文献2の給湯機(給湯器)には、顕熱熱交換室の上側に潜熱熱交換室で生じたドレンを排出する排出機構が設けられている。
特許文献2の給湯機では、燃焼ガスの流れに沿って、潜熱熱交換室が顕熱熱交換室の下流側に配置され、筺体に供給された水は、潜熱熱交換室で予熱された後に顕熱熱交換室で加熱される。潜熱熱交換室内にある熱交換器は顕熱熱交換室内にある熱交換器に比べて低温であり、筺体内では、特に潜熱熱交換室で凝縮が生じる。
従って、顕熱熱交換室の上側にドレンの排出機構を設けることで、ドレンを効率的に回収し排出することが可能である。
また、2つの熱交換室、即ち潜熱熱交換室及び顕熱熱交換室を設けているのは、燃焼ガスと水との熱交換率の向上を目的としている。
特開2006−317036号公報 特開2010−281495号公報
ここで、熱交換率が上がるということは、筺体から排出される燃焼ガスの温度が筺体に供給される水の温度に近づき、燃焼ガスは排出後に即、一定の温度まで低下し易い状態にあることを意味する。そのため、筺体に連結された排気筒を介して燃焼ガスを排気する場合、燃焼ガスが排気筒及び排気筒の外側にある空気によって冷やされ排気筒内で凝縮が起こってドレンが生じるという問題が招来する。
そして排気筒内の凝縮は、特に、筺体に連結された部分の近傍で発生することが実験的検証によって確認された。これは、燃焼ガスの相対湿度が凝縮により低下するためであると考えられる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、潜熱熱交換器及び顕熱熱交換器を筺体内に備え、その筺体に連結された排気筒内のドレンを排出可能な給湯機を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る給湯機は、潜熱熱交換器及び顕熱熱交換器によって筺体内で燃焼ガスと水を熱交換して該水を加熱し、排気筒を介して前記燃焼ガスを排出する給湯機において、前記排気筒に、前記筺体に近接配置され、あるいは該筺体内に配置され、該排気筒内で生じたドレンPを該排気筒から外に排出する排液機構Aを設け、しかも、前記筺体内で発生したドレンQを送り出す排液機構Bと、前記排液機構Bから前記ドレンQが送られ、前記排液機構Aから前記ドレンPが送られる中和器とを備え、前記中和器は、前記ドレンP及び前記ドレンQの処理に兼用され、前記排液機構Aには、前記中和器に前記ドレンPを送る排水管が接続され、前記中和器及び前記排水管は前記筺体内に収められ、前記排液機構Aは、一側に下り傾斜し、前記燃焼ガスが通過する開口部を備えたプレート材を有し、前記プレート材の前記一側に前記排水管を連結する
本発明に係る給湯機において、前記筺体の上部に、軸心が上下方向に配置され、該筺体内の前記燃焼ガスを前記排気筒に案内する筒体が設けられ、前記プレート材は、前記開口部の周囲が前記筒体の上端より下位置で該筒体に当接しているのが好ましい。
本発明に係る給湯機において、前記筺体の上部に、軸心が上下方向に配置され、該筺体内の前記燃焼ガスを前記排気筒に案内する筒体が設けられ、前記プレート材の前記開口部の周囲は、前記筒体の上端より下位置にあって、上方に折り曲げられているのが好ましい。
本発明に係る給湯機において、前記排気筒は、前記排液機構Aに連結された筒状のコネクタと、前記コネクタに嵌合して固定される筒材とを備えるのが好ましい。
本発明に係る給湯機は、排気筒が、筺体に近接配置され、あるいは筺体内に配置され、排気筒内で生じたドレンPを排気筒から外に排出する排液機構Aを備えるので、排気筒内で発生するドレンPを排気筒から確実に排出することが可能である。
本発明に係る給湯機、筺体内で発生したドレンQを送り出す排液機構Bと、排液機構BからドレンQが送られ、排液機構AからドレンPが送られる中和器とを備え、中和器がドレンP及びドレンQの処理に兼用されるので、給湯機に必要とされる中和器の数を最小限に抑え、給湯機の製造コストを抑制可能である。
本発明に係る給湯機、排液機構Aに、中和器にドレンPを送る排水管が接続され、中和器及び排水管が筺体内に収められるので、排水管を筺体の外側から内側に通すための貫通孔を筺体に形成する必要がなく、筺体の製造工程の簡素化を図ることができ、更に、筺体の外側に排水管が露出しない、すっきりとした外観を備えることが可能である。
本発明に係る給湯機、排液機構Aが、一側に下り傾斜し、燃焼ガスが通過する開口部を備えたプレート材を有し、プレート材の一側に排水管を連結するので、複雑な構造を設けることなく排液機構Aに集められたドレンPを確実に排水管に案内することが可能である。
本発明に係る給湯機において、筺体の上部に、軸心が上下方向に配置され、筺体内の燃焼ガスを排気筒に案内する筒体が設けられ、プレート材の開口部の周囲が筒体の上端より下位置で筒体に当接する場合、あるいは、プレート材の開口部の周囲が筒体の上端より下位置にあって、上方に折り曲げられている場合、筒体の上端からドレンPが筒体内に浸入するのを安定して防ぐことができる。
本発明に係る給湯機において、排気筒が、排液機構Aに連結された筒状のコネクタと、コネクタに嵌合して固定される筒材とを備える場合、筒材の取り付けを容易にすることが可能である。
本発明の一実施の形態に係る給湯機の側断面図である。 消音室の平断面図である。 排液機構Aの側断面図である。 消音室に取り付けられた状態の排液機構Aの平面図である。 排液機構Aの変形例の側断面図である。 消音室に取り付けられた状態の排液機構Aの変形例の平面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る給湯機10は、潜熱熱交換器11及び顕熱熱交換器12によって筺体13内で燃焼ガスと水を熱交換して水を加熱し、排気筒14を介して燃焼ガスを排出する。以下詳細に説明する。
給湯機10は、図1に示すように、筺体13内の下部にバーナ15を備え、そのバーナ15による液体燃料(例えば灯油)の燃焼によって生じる燃焼ガスを熱源にして、筺体13内に水道管16を介して供給された水道水を加熱する。
給湯機10は湯を蓄えるタンク17を備えた貯湯式であり、タンク17には出湯管18が接続され、タンク17内に貯留されている湯は、出湯管18を経由してキッチンや浴室等に供給される。
タンク17はバーナ15が液体燃料を燃焼する燃焼室19の上側に配置され、タンク17の上側には、タンク17に接続管20を介して連結され、水道管16が接続されたタンク21が設けられている。タンク17及びタンク21には、それぞれ複数の貫通孔22及び複数の貫通孔23が並列に形成され、各貫通孔22及び各貫通孔23は、その貫通方向が上下方向に沿っている。
燃焼室19内の燃焼ガスは貫通孔22を通過する際にタンク17内の水を加熱し、貫通孔22を通過した燃焼ガスは貫通孔23を通る際にタンク21内の水を加熱する。
なお、水道管16には減圧弁24が装着され、水道水は所定の圧力でタンク21内に流入する。
各貫通孔22の内側には、燃焼ガスの上昇速度を遅くする複数の整流板25が取り付けられ、各貫通孔23の内側にも、整流板25と同じ作用を備えた整流板26が装着されている。
そのため、タンク17、21は、それぞれ貫通孔22を通過中の燃焼ガス及び貫通孔23を通過中の燃焼ガスから効率的に吸熱することができる。
水道管16からタンク21に供給された水道水は、まず、タンク21内で貫通孔23を通過中の燃焼ガスによって予熱され、接続管20を介してタンク17に送られた後に、タンク17内で貫通孔22を通過している燃焼ガスによって加熱される。
潜熱熱交換器11は主として整流板26及びタンク21によって構成され、顕熱熱交換器12は主として整流板25及びタンク17によって構成されている。
また、潜熱熱交換器11の上方には、排気筒14の基部が連結された箱状の消音室27が設けられている。消音室27には、図1、図2に示すように、底部に形成された開口28に、貫通孔23を通過した燃焼ガスを消音室27内に導く断面矩形の筒部材29が取り付けられ、上部に形成された開口30に、消音室27内の燃焼ガスを排気筒14に案内する筒体31が取り付けられている。
消音室27内には吸音材32によって覆われた3つの消音部屋33、34、35が設けられている。筒部材29の燃焼ガスの吐出し口は消音部屋33内に配置され、消音部屋33、34は通気部材36によって接続され、消音部屋34、35は通気部材37によって接続されている。
消音部屋34は、消音室27の4つの側壁部のうち3つの側壁部に沿って長く形成され、通気部材36、37はそれぞれ消音部屋34の一端部及び他端部に位置して、消音部屋34によって形成される燃焼ガスの流路を長くしている。
従って、開口28から消音部屋33内に漏れるバーナ15による液体燃料の燃焼音や、燃焼ガスが貫通孔22、23を通過する際に生じる音は、消音部屋33、34、35をそれぞれ覆う吸音材32によって吸収され、開口30から外に漏れる音の大きさを、人が気にならないレベルまで低減している。
本実施の形態では、図1に示すように、バーナ15、燃焼室19、潜熱熱交換器11、顕熱熱交換器12、筒部材29及び消音室27が、筺体13内に配置され、排気筒14は、燃焼ガスの吹出し口のある図示しない先端部が屋外に配置されている。
筒体31は、図1、図3に示すように、その軸心を上下方向に向けて配置され、上端が筺体13の天板39から上に突出し、筒体31の径は排気筒14の径より小さい。筒体31の上端が天板39より高い位置にあるのは、筒体31の上端から排出される燃焼ガスによって天板39が高温になるのを防ぐためである。
燃焼室19で発生した燃焼ガスは、図1に示すように、貫通孔22を通過する際にタンク17内の水道水に熱を与えて温度が降下した後に、貫通孔23に流入し、タンク21内の水道水に熱を奪われ更に温度が低下する。
貫通孔23を通過した燃焼ガスは、筒部材29を通って消音部屋33内に流入し、消音部屋34、35を通過した後に、筒体31を通り排気筒14を経由して屋外に排出される。
ここで、給湯機10は、顕熱熱交換器12及び潜熱熱交換器11を備え、燃焼ガスによって水道水を効率的に加熱するので、潜熱熱交換器11を通過した直後の燃焼ガスは、熱交換器が1つのみでその熱交換器を通過した直後の燃焼ガスに比べて低温となる。そのため、排気筒14内では凝縮が生じ易く凝縮水がドレンPとして排気筒14内に発生する。
そこで、排気筒14は、排液機構41(排液機構A)を備え、この排液機構41により、排気筒14内で生じたドレンPを排気筒14から外に排出している。
なお、本実施の形態では、潜熱熱交換器11を通過した直後の燃焼ガスの温度は150〜160℃である。
排液機構41は、図1、図3、図4に示すように、ハット状に形成され、軸心が上下方向に沿っている排気筒14の基部に配置され、筺体13内で消音室27に当接した状態で固定されている。
従って、排液機構41は排気筒14内で生じ、排気筒14を伝って降下するドレンPを確実に排気筒14の外に排出することが可能である。
そして、排液機構41は、図3、図4に示すように、上側にフランジ42を備え、開口部43が形成されたプレート材44を底側に有している。
プレート材44は一側に下り傾斜して形成され、プレート材44の外周部の全体は排液機構41の側壁部45に当接している。そして、開口部43の周囲は筒体31に当接しているので、筒体31を通る燃焼ガスは開口部43を通過することになる。
排液機構41の側壁部45には、プレート材44が下り傾斜している側(即ち、一側)に排水管46が連結され、排水管46には、図1に示すように、酸性のドレンPを中和する中和器47が接続されている。
排水管46及び中和器47は共に筺体13内に収められているので、排水管46を通すための貫通孔を筺体13に形成する必要はなく筺体13の構造の簡素化が図られている。
また、排気筒14は、図3に示すように、排液機構41に固定された筒状のコネクタ48を有している。コネクタ48は、シール材49を介して排液機構41のフランジ42に連結されたフランジ50を底部に備え、フランジ50と連続している側壁部50aを有している。排液機構41のフランジ42及びコネクタ48のフランジ50は、同じ大きさであり、図示しないビスによって固定されている。
排液機構41の側壁部45によって形成される筒及びコネクタ48の側壁部50aによって形成される筒は、共に筒体31より径が大きく、筒体31は、排液機構41の側壁部45及びコネクタ48に非接触の状態で、排液機構41の開口部43に固定されている。
本実施の形態では、筒体31の排液機構41の開口部43から上に突出している部分が、排液機構41の側壁部45によって形成される筒及びコネクタ48の側壁部50aによって形成される筒の内側に収められている。
そして、排気筒14は、コネクタ48の側壁部50aが差し込まれた状態でコネクタ48に嵌合される長尺の筒材51を備え、コネクタ48の側壁部50aが筒材51の内側に差し込まれた箇所にOリング52が取り付けられている。
このため、排気筒14内の凝縮によって生じ、排気筒14の内側を伝って降下するドレンPは、排液機構41内に確実に集められる。
そして、プレート材44の開口部43の周囲は、筒体31の上端より下位置で筒体31に密接しているので、排液機構41内に集められたドレンPは、筒体31を通って消音部屋35内に落下することなく、プレート材44の傾斜によって確実に排水管46に案内される。
本実施の形態では、プレート材44の開口部43の周囲が、筒体31の上端から下に2〜10cmの位置で、筒体31に密接している。従って、排液機構41内に集められたドレンPが筒体31を介して消音部屋35内に浸入するのを確実に防ぐことができる。
なお、筒体31は、排気筒14あるいは筺体13によって覆われ、外に露出されていないので、冷却が促進される環境になく、筒体31内では実質的に凝縮が生じない。
ここで、プレート材44の開口部43の周囲が筒体31に密接している排液機構41の代わりに、図5、図6に示すように、プレート材71の開口部72の周囲が筒体31に非接触の排液機構70を採用することも可能である。
排液機構41の変形例である排液機構70が備えるプレート材71は、開口部72の周囲が、筒体31の上端より下位置にあって、バーリング加工により上方に折り曲げられており、折り曲げられた部分は、筒体31に当接する必要はない。従って、排液機構70は、排液機構70内に集められたドレンPを、筒体31を介して消音部屋35内に浸入させることなく、確実に排水管46へ案内する。
そして、排液機構41の場合には、プレート材44の開口部43の周囲と筒体31が当接している部分に耐熱性のシール材(例えばシリコーンシール)を設けて、プレート材44の開口部43の周囲と筒体31の当接部から下にドレンPが漏れるのを防ぐ必要があるが、排液機構70では、このようなシール材をプレート材71の開口部72の周囲と筒体31の間に設ける必要がなく、構成部品の点数の低減化を図ることができる。
なお、排液機構41、70では、共に、プレート材44、71の外周部と排液機構41、70の側壁部45の間が耐熱性のシール材によってシールされている。
また、コネクタ48の側壁部50aによって形成される筒は、図3、図5に示すように、筒材51より径が小さく、作業者は、コネクタ48の上方から筒材51を降下させることで、筒材51とコネクタ48を連結することが可能である。
本実施の形態では、作業者が、筒材51とコネクタ48の連結作業を、給湯機10を設置する現場において行うことを前提としている。
また、筺体13内には、図1に示すように、潜熱熱交換器11、顕熱熱交換器12及び燃焼室19が内側に配置された筒体53が設けられている。筒体53は断熱材53aによって覆われ、筒体53の内側には、潜熱熱交換器11と顕熱熱交換器12の間に、円形プレート54と円形プレート54の下位置にあるドレン受け皿55とが設けられている。
ドレン受け皿55の中央には、円形プレート54より径の小さい開口56が形成され、円形プレート54は、平面視して円形プレート54の中心と開口56の中心が一致する位置に配置されている。
なお、顕熱熱交換器12を通過した燃焼ガスは、ドレン受け皿55の開口56を通り潜熱熱交換器11に送られる。
ドレン受け皿55は、外周部が筒体53の内面に当接し、半径方向外側に下り傾斜して形成され、ドレン受け皿55の外周部には中和器47に接続された排水管57が取り付けられている。
従って、潜熱熱交換器11において発生する酸性のドレンQは、円形プレート54及びドレン受け皿55により排水管57に案内され、排水管57経由で中和器47に送られる。
そして、中和器47はドレンP及びドレンQの処理に兼用されるので、ドレンPの処理用の中和器とは別にドレンQの処理を行う中和器を設ける場合に比べ、給湯機10を構成する部品及び機器の点数を減らすことができ経済的である。
本実施の形態では、主として円形プレート54及びドレン受け皿55によって排液機構58(排液機構B)が構成されているが、排液機構Bはこの構成に限定されるものではない。
なお、中和器47には中和器47で中和されたドレンP及びドレンQを筺体13外に送りだす排出管59が接続されている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、給湯機は貯湯式に限定されず、貯湯しないタイプであってもよい。
また、排液機構Aは筺体の外側で筺体に近接配置されて排気筒に連結されていてもよく、例えば、筺体から1〜30cm離れた位置に設けることができる。
10:給湯機、11:潜熱熱交換器、12:顕熱熱交換器、13:筺体、14:排気筒、15:バーナ、16:水道管、17:タンク、18:出湯管、19:燃焼室、20:接続管、21:タンク、22、23:貫通孔、24:減圧弁、25、26:整流板、27:消音室、28:開口、29:筒部材、30:開口、31:筒体、32:吸音材、33〜35:消音部屋、36、37:通気部材、39:天板、41:排液機構、42:フランジ、43:開口部、44:プレート材、45:側壁部、46:排水管、47:中和器、48:コネクタ、49:シール材、50:フランジ、50a:側壁部、51:筒材、52:Oリング、53:筒体、53a:断熱材、54:円形プレート、55:ドレン受け皿、56:開口、57:排水管、58:排液機構、59:排出管、70:排液機構、71:プレート材、72:開口部

Claims (4)

  1. 潜熱熱交換器及び顕熱熱交換器によって筺体内で燃焼ガスと水を熱交換して該水を加熱し、排気筒を介して前記燃焼ガスを排出する給湯機において、
    前記排気筒に、前記筺体に近接配置され、あるいは該筺体内に配置され、該排気筒内で生じたドレンPを該排気筒から外に排出する排液機構Aを設け
    しかも、前記筺体内で発生したドレンQを送り出す排液機構Bと、前記排液機構Bから前記ドレンQが送られ、前記排液機構Aから前記ドレンPが送られる中和器とを備え、前記中和器は、前記ドレンP及び前記ドレンQの処理に兼用され、
    前記排液機構Aには、前記中和器に前記ドレンPを送る排水管が接続され、前記中和器及び前記排水管は前記筺体内に収められ、
    前記排液機構Aは、一側に下り傾斜し、前記燃焼ガスが通過する開口部を備えたプレート材を有し、前記プレート材の前記一側に前記排水管を連結することを特徴とする給湯機。
  2. 請求項記載の給湯機において、前記筺体の上部に、軸心が上下方向に配置され、該筺体内の前記燃焼ガスを前記排気筒に案内する筒体が設けられ、前記プレート材は、前記開口部の周囲が前記筒体の上端より下位置で該筒体に当接していることを特徴とする給湯機。
  3. 請求項記載の給湯機において、前記筺体の上部に、軸心が上下方向に配置され、該筺体内の前記燃焼ガスを前記排気筒に案内する筒体が設けられ、前記プレート材の前記開口部の周囲は、前記筒体の上端より下位置にあって、上方に折り曲げられていることを特徴とする給湯機。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の給湯機において、前記排気筒は、前記排液機構Aに連結された筒状のコネクタと、前記コネクタに嵌合して固定される筒材とを備えることを特徴とする給湯機。
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