JP4039536B2 - オープンショーケースの陳列棚取付構造 - Google Patents
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2325/00—Charging, supporting or discharging the articles to be cooled, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2325/023—Shelves made of wires
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列棚のセット替えが容易なオープンショーケースの陳列棚取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、冷凍・冷蔵オープンショーケース21の一例を図7に示す。
スーパーマーケット等に設けられる食品売場では、冷凍食品や冷蔵食品の陳列に、本体ケース22の前面を開放し、その開放部(開口部23)を冷気のエアカーテンで覆って庫内の商品収納部24を保冷する冷凍・冷蔵オープンショーケース21が広く用いられている。
【0003】
この種のオープン形のショーケース21は、断面コ字形の本体ケース22内上部のキャノピ25の後側に、ハニカム状の冷気吹出口26から冷気をエアカーテンとして整流して吹き出し、本体ケース22の前面パネル27内側の吸込口28より冷気を吸い込むことにより庫内の商品収納部24内の陳列棚29,29 等に陳列している食品等を冷却するようにしている。吸込口28から吸い込まれた空気は、吸込ダクト30a,底面ダクト30b内をファン31により誘引され、蒸発冷却器32で冷やされ、ショーケース21の背後のダクト30cを通り、再び冷気吹出口26より吹き出され、循環される。
【0004】
そして、従来の陳列棚29の取付構造は、図5及び図6に示すように、ブラケット35の後端の係合片35a,35bを支柱36のスリット36aに引っ掛け、ブラケット35を支柱36に掛止し、前記ブラケット35の後端側に、補強用後部レール37をビス38により締結して、前記ブラケット35と該補強用後部レール37上にワイヤー棚下板39とワイヤー棚40を載置している。なお、ワイヤー棚40の載置時に、ワイヤー棚40の背面部40aを補強用後部レール37の鍔部37aに引っ掛ける。
補強用後部レール37を用いるのは、ワイヤー棚39を直接ブラケット35に固定した場合には、ワイヤー棚39に陳列商品を収納する時、陳列商品が前面部に集中するとワイヤー棚39の背面部が浮き上がってしまうので、ワイヤー棚39を押さえるためと、強度上の補強のためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の陳列棚29の取付構造では、ブラケット35の後端側に、補強用後部レール37をビス38で止めているため、陳列棚29をセット替えする場合、一々ビス38を外し、また締め付ける等、手間がかかり煩雑であった。
本発明は、上記の問題点に鑑み創案されたもので、陳列棚をセット替えするのに、簡単で、手間のかからないオープンショーケースの陳列棚取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、陳列商品を載置する棚板と、該棚板の後部の浮き上がりを防止すると共に補強を兼ねる後部レールと、該後部レールと前記棚板を支持し、庫内の支柱にあけられたスリットに、その係合片で高さ及び傾斜角度調整可能に掛止されるブラケットと、を有するオープンショーケースの陳列棚取付構造において、前記後部レールの両端側に横方向に長い係止孔を貫通させ、該係止孔に前記ブラケットの内側上縁に形成された係止突部を嵌挿させて、前記後部レールを前記ブラケットに固定させたことを特徴としている。そして、本発明の陳列棚取付構造においては、棚板がワイヤー棚であったり、ガラス棚であったりしてもよい。
【0007】
上記構成を採用したことにより、ブラケットの内側上縁に形成された係止突部に、後部レールの横方向に長い係止孔が貫通嵌挿されると、後部レールが固定されるため、従来のようにビス止めする必要がなく簡単にセット替えすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の陳列棚取付構造を示す分解斜視図、図2乃至図4は本発明の陳列棚取付構造の要部を示す夫々組立斜視図、組立平面図、組立側面図である。
【0009】
本発明の陳列棚1取付構造は、図1に示すように、陳列商品を載置するワイヤー棚2と、ワイヤー棚2の後部の浮き上がりを防止する鍔部3aを有すると共に、補強を兼ねる補強用後部レール3と、該補強用後部レール3と前記ワイヤー棚2を支持し、庫内の支柱4にあけられたスリット4a, に、その後端の係合片5aで高さ調整可能に、またその後端の係合片5bで角度調整可能に係止されるブラケット5より概ね構成される。
【0010】
そして、本発明の陳列棚1の取付構造は、図1乃至4に示すように、まず、ブラケット5の係合片5aを支柱4の所定高さのスリット4aに引っ掛け、高さを決めると共に、ブラケット5の係合片5bの支柱4のスリット4aへの3段階の角度調整可能な引っ掛けにより、傾斜角度を決定する。そして、図2に示すように、ブラケット5の内側上縁に形成された係止突部5cに、後方から補強用後部レール3の両端に形成された横方向に長い係止孔3bを嵌挿させて引っ掛け、前記補強用後部レール3を前記ブラケット5に固定させる。
【0011】
次に、ブラケット5の内側上縁と補強用後部レール3の胴部3cにワイヤー棚下板6を載置し、その上にワイヤー棚2を載せる。ワイヤー棚2を載せる時は、ワイヤー棚2の背面部2aを補強用後部レール3の後方に折れ曲がった鍔部3aに引っ掛ける。なお、7は棚フェンス、8はプライスカードレールである(図4参照)。
【0012】
このように構成すると、ブラケット5の内側上縁に形成された係止突部5cが、後部レール3の両端の横方向に長い係止孔3bに嵌挿されると、ブラケット5に後部レール3が固定されるため、従来のようにビス止めする必要がなく、セットに手間がかからない。
【0013】
なお、本実施の形態では、棚板としてワイヤー棚を例にとって説明したが、これに限定されず、例えばガラス棚も採用できることは勿論である。ガラス棚の場合は後部レールの鍔部をガラス棚を覆うように前側に形成すると好適である。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、後部レールが簡単にブラケットに固定でき、棚板をショーケースにセットする手間を大幅に短縮することができると共に、段取り替えが簡単にできる。また、棚の耐荷重性の向上、長手方向のたわみ変形の減少がみられ、棚強度をアップできる。更に、棚板として、ワイヤー棚だけでなく、ガラスを載置してガラス棚としても使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陳列棚取付構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の陳列棚取付構造の要部組立斜視図である。
【図3】本発明の陳列棚取付構造の要部組立平面図である。
【図4】本発明の陳列棚取付構造の要部組立側面図である。
【図5】従来の陳列棚取付構造の分解斜視図である。
【図6】 従来の陳列棚取付構造の要部組立側面図である。
【図7】オープンショーケースの一例を示す断面側面図である。
【符号の説明】
1 陳列棚
2 ワイヤー棚
2a 背面部
3 後部レール
3a 鍔部
3b 係止孔
3c 胴部
4 支柱
4a スリット
5 ブラケット
5a 係合片(高さ調整用)
5b 係合片(角度調整用)
5c 係合突部
6 ワイヤー棚下板
7 棚フェンス
8 プライスカードレール
Claims (3)
- 陳列商品を載置する棚板と、該棚板の後部の浮き上がりを防止すると共に補強を兼ねる後部レールと、該後部レールと前記棚板を支持し、庫内の支柱にあけられたスリットに、その係合片で高さ及び傾斜角度調整可能に掛止されるブラケットと、を有するオープンショーケースの陳列棚取付構造において、
前記後部レールの両端側に横方向に長い係止孔を貫通させ、該係止孔に前記ブラケットの内側上縁に形成された係止突部を嵌挿させて、前記後部レールを前記ブラケットに固定させたことを特徴とするオープンショーケースの陳列棚取付構造。 - 前記棚板がワイヤー棚であることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケースの陳列棚取付構造。
- 前記棚板がガラス棚であることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケースの陳列棚取付構造。
Priority Applications (1)
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JP32945297A JP4039536B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | オープンショーケースの陳列棚取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP32945297A JP4039536B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | オープンショーケースの陳列棚取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11137384A JPH11137384A (ja) | 1999-05-25 |
JP4039536B2 true JP4039536B2 (ja) | 2008-01-30 |
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ID=18221542
Family Applications (1)
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JP32945297A Expired - Lifetime JP4039536B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | オープンショーケースの陳列棚取付構造 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5554084B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2014-07-23 | 三洋電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP32945297A patent/JP4039536B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11137384A (ja) | 1999-05-25 |
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