JP4039073B2 - 電磁継電器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電磁継電器、特に、その内部に組み込まれる可動鉄片の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、シーソーのように回動する可動鉄片で可動接触片を駆動して接点を開閉する電磁継電器としては、例えば、特開平10−208600号公報に開示のものがある。
すなわち、この電磁継電器では、可動鉄片である接極子9を支持するヒンジばね片13を、ボディブロック7にインサート成形した共通固定接点端子5の固着片5aに固着一体することにより、回動可能に支持したものである。
【0003】
しかし、前述の電磁継電器では、ヒンジバネ片13の材質,溶接条件の選定等の条件設定が難しいだけでなく、溶接する際のヒンジばね片13の位置決め作業に手間がかかり、組立精度にバラツキが生じやすい。また、前記電磁継電器に衝撃力が加わると、衝撃力でヒンジはね片13に永久変形が生じたり、ヒンジばね片13の固着部分が破損するという不具合があった。
【0004】
このような不具合を回避すべく、例えば、特開2000−306483号公報に開示の電磁継電器がある。
すなわち、接極子2を支持する接触子ばね19の角孔42に、突片48の下面に突設しただぼ49を挿通することにより、前記接極子2を揺動自在に支持したものがある。
【0005】
しかし、前記電磁継電器では、外部から衝撃力が加わると、前記だぼ49が破損したり、接触子ばね19が脱落して動作不能に陥るおそれがあり、衝撃力に弱いという問題点がある。
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑み、製造,組立が容易で耐衝撃性に優れた電磁継電器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる電磁継電器は、前記目的を達成すべく、鉄芯を組み付けたスプールにコイルを巻回し、かつ、前記鉄芯の片面中央部に永久磁石を配置して電磁石ブロックを形成するとともに、前記永久磁石の端面に可動鉄片の略中央部を回動可能に支持し、前記電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいてシーソーのように回動する前記可動鉄片で接点機構部を駆動する電磁継電器において、前記可動鉄片の片面中央部に断面略コ字形の支持バネを交差するように当接させて固定するとともに、前記支持バネの両端に位置する支持突起を前記スプールに設けた一対の位置決め用凹部にそれぞれ嵌合することにより、前記可動鉄片を回動可能に支持した構成としてある。
【0008】
本発明によれば、可動鉄片を支持する支持バネを溶接していないので、組立作業が容易になるだけでなく、支持バネを溶接接続した場合に生じやすい組立精度のバラツキがなく、動作特性が安定する。
また、本発明の電磁継電器に外部から衝撃力が加わっても、従来例のように支持バネを溶接固定していないので、衝撃力で支持バネに永久変形が生ずることもなく、溶接部分が破損することもない。
さらに、支持バネの一対の支持突起をスプールの一対の位置決め用凹部にそれぞれ嵌合してある。このため、外部から衝撃力が加わり、支持バネの支持突起が位置決め用凹部から瞬間的に位置がずれても、永久磁石の磁力で可動鉄片が引き戻される。この結果、支持バネの支持突起が位置決め用凹部に再び落ち込んで元の状態に復帰するので、耐衝撃性に優れた電磁継電器が得られる。
【0009】
また、支持バネの支持突起の頂部を、可動鉄片の回動軸心と略同一直線上に配置した構成としてもよい。
【0010】
前述の実施形態によれば、支持突起の頂部と可動鉄芯の回動軸心とが同一直線上に配置されるので、可動鉄片の回動動作が円滑になる。
【0011】
さらに、支持バネから可動鉄片の長さ方向に沿って延在した一対の弾性腕部で、接点機構部の可動接点ブロックを押圧して駆動する構成としてもよい。
【0012】
前述の実施形態によれば、一つの支持バネを2つの内部構成部品に兼用でき、部品点数、組立工数が減少するので、部品管理が容易で生産性の高い電磁継電器が得られるという効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる実施形態を図1ないし図9の添付図面に従って説明する。
本実施形態にかかる電磁継電器は高周波回路の開閉に用いられるものであり、図1に示すように、大略、ベースブロック10に、可動鉄片60を組み付けた電磁石ブロック70を載置するとともに、ケース90を被せたものである。
【0014】
前記ベースブロック10は、図4に示すように、一対の可動接点ブロック40,45を組み込んだベース20を下シールド板30および上シールド板50で上下から挟持したものである。
【0015】
前記ベース20は、図示しないリードフレームから共通固定接点端子21、常開固定接点端子22および常閉固定接点端子23を打ち抜いた後、金型内に搬送してインサート成形したものである。そして、前記リードフレームからプレス加工で前記端子21,22,23を切り離すとともに、折り曲げて完成する。なお、前記ベース20の周辺縁部には後述する下シールド板30を組み付けるための挿入孔24が形成されている。さらに、前記ベース20は、両側端面に位置決め用凹部27a,27bを形成してある。
【0016】
下シールド板30は、導電性板状材をプレス加工で打ち抜き、かつ、周辺縁部を曲げ起こして起立壁31を形成したものである。前記起立壁31の上端部には折り曲げ可能な係止用舌片32が適宜形成されている。
【0017】
さらに、前記下シールド板30の底面中央部には復帰バネ35が溶接一体化されている。前記復帰バネ35の両端部36,37は後述する可動接点ブロック40,45の下端面に圧接し、可動接触片41,46を上方に付勢する。
【0018】
前記可動接点ブロック40,45は、導電性板バネからなる可動接触片41,46をインサート成形したものであり、前記ベース20の縦ガイド溝25,26に沿って組み込まれる。このため、可動接触片41の両端部は前記共通固定接点端子21の固定接点部21aおよび常開固定接点端子22の固定接点部22aにそれぞれ接離する。また、可動接触片46の両端部は前記共通固定接点端子21の固定接点部21aおよび常開固定接点端子23の固定接点部23aにそれぞれ接離する。
【0019】
上シールド板50は矩形板状の導電材からなり、長手方向の2箇所に設けた挿通孔51,52から前記可動接点ブロック40,45が上下動自在に突出する。また、前記上シールド板50は、前記挿入孔51を間にして対向するようにアース接点部53a,53bを設けてあるとともに、前記挿入孔52を間にして対向するように54a,54bを設けてある。さらに、前記上シールド板50は、その周辺縁部から延在したシールド用舌片55a,55b,55c,55dからアース端子56をそれぞれ延在してある。例えば、前記シールド用舌片55dは、図5Bに示すように、ベース20の側面から突出する共通固定接点端子21の基部を被覆し、高周波特性の向上を図っている。そして、前記上シールド板50の両端部には位置決め用爪部57a,57bが側方に突出している(図5A)。
【0020】
次に、ベースブロック10の組立工程について説明する。
ベース20の挿入孔24に、復帰バネ35を溶接一体化した下シールド板30の起立壁31を下方側から挿入する。そして、前記ベース20の縦ガイド溝25,26に沿って可動ブロック40,45をそれぞれ組み付け、所定の位置に位置決めする。ついで、前記ベース20に上シールド板50を組み付け、ベース20の位置決め用凹部27a,27bに上シールド板50の位置決め用爪部57a,57bをそれぞれ嵌合して位置決めする。そして、前記下シールド板30の係止用舌片32を内方に折り曲げることにより、下シールド板30と上シールド板50とでベース20を挟持する。この結果、ストリップライン構造を形成するとともに、上シールド板50の挿通孔51,52から可動ブロック40,45の上端部が押圧可能に迫り出し、ベースブロック10の組立が完了する。
【0021】
前記可動鉄片60は板状磁性材からなり、その中央部に突き出し加工を施して回動支点となる突条61を形成してあるとともに、上面の一端部に遮磁板62を取り付けてある。さらに、前記可動鉄片は、その下面中央部に押圧バネ65を溶接一体化してある(図7)。
【0022】
前記押圧バネ65は平面略十文字形状であり、対向する両端部を略直角に曲げ起こして支持突起66,66を形成してある。前記支持突起66,66は自動調心できるように正面略三角形状であり、その頂部が前記可動鉄片60の突条61の頂部と同一直線上に位置している。このため、可動鉄片60の回動支点が同一線上に揃うので、可動鉄片60が円滑に回動するという利点がある。
さらに、前記押圧バネ65の残る対向する両端部にプレス加工を施すことにより、前記可動接点ブロック40,45を押圧する弾性腕部67,68がそれぞれ形成されている(図7)。
【0023】
電磁石ブロック70は、スプール71に鉄芯80およびコイル端子83,8485を組み込んでコイル86を巻回した後、永久磁石87を組み付けたものである。
すなわち、前記スプール71は、図8Aに示すように、コイル86を巻回する胴部72の両端に鍔部73,74を左右対称にそれぞれ形成するとともに、前記胴部72の中央に支持台75を一体成形したものである。前記胴部72の下面には後述する鉄心80を圧入できる圧入溝72aが形成されている。
【0024】
また、前記鍔部73および74には、スプール70の中心に位置する軸心71a(図8A)に対して点対称となる位置にコイル端子孔73a,73b,73cおよび74a,74b,74cがそれぞれ形成されている。なお、並設した2本のコイル端子孔73aおよび73b、あるいは、74aおよび74bのうち、いずれか一方はダミー端子用である。
【0025】
さらに、図8Cに示すように、前記支持台75の下面には収容凹部75aを軸心71aの左側に偏心させて設けてある。このため、前記収容凹部75aに略直方体形状の永久磁石87を組み付けることにより、前記永久磁石87を軸心71aから左側に偏心させた位置に配置できる(図2)。さらに、前記支持台75の両側面の下端縁部に、前記押圧バネ65の支持突起66を嵌合できる位置決め用切り欠き部75bが形成されている。
【0026】
前記鉄芯80は、図2に示すように、断面略ハット形状であり、前記スプール71の胴部72に組み込まれ、突出する両端部を磁極部81,82としてある。
【0027】
したがって、前記電磁石ブロック70を組み立てるには、スプール71の圧入溝72aに鉄芯80を圧入するとともに、鍔部73および74のコイル端子孔73a,73bおよび74cにコイル端子83,84および85をそれぞれ圧入する。ついで、前記胴部72にコイル86を巻回し、その両端部をコイル端子84,85の上端部にそれぞれ絡げてハンダ付けする。さらに、前記スプール71の支持台75の下面に設けた収容凹部75aに永久磁石87を組み付けることにより、電磁石ブロック70が完成する。そして、前記スプール71の支持台75に設けた位置決め用切り欠き部75b,75bに、押圧バネ65の支持突起66,66をそれぞれ嵌合する。さらに、前記可動鉄片60を永久磁石87に吸着させることにより、可動鉄片60を電磁石ブロック70に組み付ける(図7A)。
本実施形態では、前記押圧バネ65の支持突起66が自動調心できるように正面略三角形状である。このため、万一、振動等で押圧バネ65がスプール71から瞬間的に位置がずれても、所定の位置に自動的に復帰するという利点がある。
【0028】
前記ケース90は、前記電磁石ブロック70を組み付けた前記ベースブロック10に嵌合可能な箱形状を有している。そして、前記ベースブロック10と前記ケース90との嵌合面にシール剤を塗布し、恒温槽で前記シール剤を硬化させる。そして、前記ケース90のガス抜き部91から内部空気を抜いて熱封止し、密封状態とすることにより、電磁継電器の組立作業が完了する。
【0029】
本実施形態によれば、常開固定接点部22aおよび常閉固定接点部23aはベース20の長辺の両端にそれぞれ配置され、両者は離れた位置にある。さらに、それらの常開固定接点端子22および常閉固定接点端子23は一方の長辺の隅部から側方にそれぞれ突出し、両者は離れた位置にある。一方、共通固定接点端子21は残る他方の長辺の中央部から側方に突出しているとともに、コイル端子56は残る他方の長辺の隅部から側方にそれぞれ突出している。そして、前記常開固定接点端子22、常閉固定接点端子23、共通固定接点端子21およびコイル端子83,85の間にはアース端子56がそれぞれ配置されている。このため、本実施形態によれば、優れたアイソレーション特性を有する高周波開閉用の電磁継電器が得られるという利点がある。
【0030】
次に、前述の構成からなる電磁継電器の動作について説明する。
図2に示すように、コイル86に電圧が印加されていない場合には、可動鉄片60の一端部60aが鉄芯80の磁極部81に吸着している。このため、押圧バネ65の弾性腕部68が可動接点ブロック45を押し下げている。この結果、可動接触片46の両端部は復帰バネ35の他端部37のバネ力に抗しつつ、共通固定接点部21aおよび常閉固定接点部23aに接触している。一方、可動接点ブロック40は復帰バネ35の一端部36で上方に付勢され、可動接触片41の両端部は上シールド板50のアース接点部53a,53bに接触している。
【0031】
そして、前記コイル86に電圧を前記永久磁石87の磁束を打消す方向に印加すると、鉄芯80の磁極部82が可動鉄片60の他端部60bを吸引し、可動鉄片60が突条61の頂部を回動支点として回動する。このため、押圧バネ65の弾性腕部67が可動接点ブロック40を復帰バネ35の一端部36のバネ力に抗して押し下げる。この結果、可動接点ブロック40が下降し、可動接触片41の両端部が共通固定接点部21aおよび常開固定接点部22aに接触する。一方、復帰バネ35の他端部37のバネ力で可動接点ブロック45が押し上げられる。このため、可動接触片46の両端部が共通固定接点部21aおよび常閉固定接点部23aからそれぞれ開離した後、上シールド板50のアース接点部54a,54bにそれぞれ接触する。その後、可動鉄片60の他端部60bが遮磁板62を介して鉄芯80の磁極部82に吸着する。
【0032】
さらに、前記コイル86への電圧の印加を停止すると、前記電磁石装置70の磁気バランスが不均衡であり、鉄芯80の磁極部81における磁力が磁極部82の磁力よりも強い。このため、鉄心80の磁極部81が可動鉄片60の一端部60aを吸引する力が、鉄芯80の磁極部82が可動鉄片60の他端部60bを吸引する力よりも大きいので、可動鉄片60は前述と逆方向に回動する。そして、押圧バネ65の弾性腕部68が可動接点ブロック45を押し下げる一方、復帰バネ65の一端部36が可動接点ブロック40を押し上げる。この結果、可動接触片46の両端部が共通固定接点部21aおよび常開固定接点部23aに接触する一方、可動接触片41の両端部が上シールド板50のアース接点部53a,53bに接触し、元の状態に復帰する。
【0033】
前述の実施形態では、図2において右側に位置する可動接点ブロック45で常閉固定接点部23aを開閉しているが、左側に常閉固定接点部22を配置したい場合がある。このような場合には、例えば、図9に示すように、スプール71のコイル端子孔74a,74bおよび73cにコイル端子83,84および85をそれぞれ挿入し、永久磁石87の取付位置をスプール71の軸心71aよりも右側に配置するようにしてもよい(図9C)。
本実施形態によれば、同一のスプール71で異なる仕様の電磁石ブロック70が得られるので、成形金型が1種類で対応でき、生産コストを低減できる。また、管理すべき部品点数が減少するので、部品管理が簡単になるという利点がある。
【0034】
なお、スプールに設けるコイル端子孔は、必要に応じ、その個数および位置を適宜変更できることは勿論である。
また、左右の磁気バランスを不均衡とする方法としては、例えば、鉄芯の両端に位置する磁極部の形状、あるいは、可動鉄片の両端部の形状を異ならしめてよく、また、可動鉄片の回動支点となる突条を中心から偏心した位置に設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、可動鉄片を支持する支持バネを溶接していないので、組立作業が容易になるだけでなく、支持バネを溶接接続した場合に生じやすい組立精度のバラツキがなく、動作特性が安定する。
また、本発明の電磁継電器に外部から衝撃力が加わっても、従来例のように支持バネを溶接固定していないので、衝撃力で支持バネに永久変形が生ずることもなく、溶接部分が破損することもない。
さらに、支持バネの一対の支持突起をスプールの一対の位置決め用凹部にそれぞれ嵌合してある。このため、外部から衝撃力が加わり、支持バネの支持突起が位置決め用凹部から瞬間的に位置がずれても、永久磁石の磁力で可動鉄片が引き戻される。この結果、支持バネの支持突起が位置決め用凹部に再び落ち込んで元の状態に復帰するので、耐衝撃性に優れた電磁継電器が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる電磁石装置を適用した電磁継電器を示す分解斜視図である。
【図2】 図1で示した電磁継電器の正面縦断面図である。
【図3】 図1で示した電磁継電器の右側面縦断面図である。
【図4】 図1で示したベースブロックの分解斜視図である。
【図5】 図5Aは図4で示したベースブロックの平面図、図5Bは縦断面図である。
【図6】 図6Aは図4で示したベースブロックを下方側から見た斜視図、図6Bは図6Aの部分拡大図である。
【図7】 図1で示した電磁石ブロックを示し、図7Aは下方側から見た斜視図、図7Bは部分拡大図である。
【図8】 図1で示した電磁石ブロックを構成するスプールを示し、図8Aは平面図、図8Bは正面図、図8Cは底面図である。
【図9】 図8で示したスプールの異なる使用態様を示し、図9Aは平面、図9Bは正面図、図9Cは底面図である。
【符号の説明】
10…ベースブロック、20…ベース、21…共通固定接点端子、21a…共通固定接点部、22…常開固定接点端子、22a…常開固定接点部、23…常閉固定接点端子、23a…常閉固定接点部、30…下シールド板、35…復帰バネ、40,50…可動接点ブロック、41,46…可動接触片、50…上シールド板、51,52…挿通孔、53a,53b,54a,54b…アース接点部、55a,55b,55c,55d…シールド用舌片、56…アース端子、60…可動鉄片、61…突条、62…遮磁板、65…押圧バネ、66…支持突起、67,68…弾性腕部、70…電磁石ブロック、71…スプール、71a…スプールの軸心、72…胴部、73,74…鍔部、73a,73b,73c,74a,74b,74c…コイル端子孔、75…支持台、75a…収容凹部、75b…位置決め用切り欠き部(凹部)、90…ケース、91…ガス抜き部。
Claims (3)
- 鉄芯を組み付けたスプールにコイルを巻回し、かつ、前記鉄芯の片面中央部に永久磁石を配置して電磁石ブロックを形成するとともに、前記永久磁石の端面に可動鉄片の略中央部を回動可能に支持し、前記電磁石ブロックの励磁,消磁に基づいてシーソーのように回動する前記可動鉄片で接点機構部を駆動する電磁継電器において、
前記可動鉄片の片面中央部に断面略コ字形の支持バネを交差するように当接させて固定するとともに、前記支持バネの両端に位置する支持突起を前記スプールに設けた一対の位置決め用凹部にそれぞれ嵌合することにより、前記可動鉄片を回動可能に支持したことを特徴とする電磁継電器。 - 支持バネの支持突起の頂部を、可動鉄片の回動軸心と略同一直線上に配置したことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
- 支持バネから可動鉄片の長さ方向に沿って延在した一対の弾性腕部で、接点機構部の可動接点ブロックを押圧して駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁継電器。
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