JP4038787B2 - 香料の劣化防止剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、香料含有製品の劣化を防止するために使用される劣化防止剤に関する。すなわち、本発明はステロール類を有効成分として含有することを特徴とする香料の劣化防止剤に関する。
【0002】
【従来技術】
口腔製品、トイレタリー製品など各種製品には、消費者の嗜好を満足させるためなどを目的として香料を添加させることが普通である。そして多数の香料が開発されている。ところが、それら香料含有製品は製造工程、流通過程及び保存の各段階において光、熱、空気等による影響を受け、香りの質が変化し、場合によっては香りが消失するなどの問題が生じている。また、香料含有製品自体がアルカリ性に調整されている場合には、多くの香料がアルカリ性に弱いという欠点があり、香りの質が経時的に消失するなどの問題点が指摘されていた。これらの不都合さをなくすためにいわゆる安定化剤を香料含有製品中に添加・配合することが知られており、例えば、ビタミンE、ジブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)などの安定化剤を香料含有製品中に配合することが試みられている。しかし、それら安定化剤は香料含有製品を満足できる程度に安定化させるものではない。とくに香料含有製品自体がアルカリ性に調整されている場合には安定化の程度が弱かった。
【0003】
その点アルカリ性に強い香料を採用することにより、香料の劣化を防止する試みもなされており、たしかに一定の効果が達成されるものの、アルカリ性に強い香料の数は少なく、消費者の嗜好性の多様化に対応することができない点が指摘されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、香料含有製品の品質保持効果に優れた香料の劣化防止剤を提供することである。さらに、環境やヒトに優しい香料の劣化防止剤を提供することである。また、本発明は各種製品に添加・配合される香料の劣化防止効果に優れた劣化防止剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を開発すべく鋭意研究した結果、ステロール類が優れた香料含有製品劣化防止効果を示すという知見を得、さらに検討を加え、本発明に到達した。
【0006】
即ち、本発明は、1)ステロール類を有効成分として含有することを特徴とする香料の劣化防止剤、である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明を詳細に説明する。
本発明の香料の劣化防止剤は、ステロール類を有効成分とするものである。該ステロール類は香料含有製品に添加・配合する香料の劣化防止効果に優れている。なお、上記香料含有製品とは、例えば後述する製品を具体例とするような、所謂洗剤、漂白剤、トイレタリー製品など消費者の満足感を向上させるために香料が添加・配合された製品をいう。該ステロール類は下記式1で表される骨格を有する化合物のすべてをいう。即ち、式1で表される化合物、その誘導体、それらの配糖体あるいはそれらの混合物をいう。ここで、その誘導体とは式1で表される化合物の水素原子がアルキル基などの有機基で置換された化合物を意味する。
【0008】
式1
【0009】
それら化合物の中でも、上記骨格を有し、炭素数が27〜30の化合物が好ましく、さらには上記骨格を有し、炭素数が27〜29の化合物が好ましい。
【0010】
本発明でいうステロール類は、広く植物、動物、微生物内に存在する。以下、具体的に説明する。植物内に存在するステロール類としては、スチグマステロール、シトステロール、カンペステロール、スピナステロール、ブラシカステロールなどが知られている。微生物内に存在するステロール類としては、エルゴステロールなどが広く知られている。動物内に存在するステロール類としては、コレステロールなどが知られている。これらの中では、香料含有製品に添加・配合された香料に対する劣化防止能や劣化防止剤の調製方法の容易さなどからみて植物に由来するステロール類あるいは微生物に由来するステロール類が好ましい。その中でも、とくに植物ステロール類が好ましく、具体的にはシトステロール、スチグマステロール、カンベステロール、スピナステロール、ブラシカステロールといった植物ステロールあるいはその配糖体が好ましい。
【0011】
ステロール類を含む植物の代表的なものとしては、大根の葉、サラダ菜、アスパラガス、キュウリ、ジュンサイ、シロウリ、ニンニク、ツクシ、ミョウガなどの野菜類、玄米、米糠、ソバの実、ゴマの実、ヒマワリの種、胡桃、落花生、菜種などの穀類あるいは植物種子類、大豆類あるいはオカラなどの大豆類由来品、米油、ゴマ油、菜種油、綿実油、オリーブ油、大豆油、パーム油、ココナッツ油などの植物油などが挙げられる。ステロール類を含む微生物としては、酵母などが挙げられ、ステロール類を含む動物としては、魚油、鯨などの動物油、獣脂などが挙げられる。
【0012】
本発明で用いられるステロール類は、市販されているが、上記ステロール類を含む動物組織、植物、微生物を原料として、分子蒸留法、抽出法などの常法により調製することもできる。以下、より具体的に説明する。植物などの葉や茎、植物種子などを原料としてステロール類を調製するときには通常上記原料に前処理を施す。即ち、原料を乾燥し、次いで細かく破砕する方法が代表的なものである。ついで、この処理した原料に溶媒を接触させ、ステロール類を溶媒層に移す。溶媒としては例えばトルエン、ヘキサン、ベンゼン、石油エーテル、クロロホルム、酢酸エチル、エタノール、クロロホルム/メタノール混合溶媒が好ましい。その中でもとくにエタノールが好ましい。また、大豆油や綿実油などの植物油の精製時に生じるスカム(脱臭濃縮物)やトール油精製の際の副産物から、常法によってステロール類を調製することもできる。例えば、特公昭40-17599号公報には、溶媒抽出法によって得られた粗植物油の脱臭処理法を開示しているが、その方法を実施すると、つまり上記粗植物油に高温・高圧下、水蒸気を吹き込むと、スカムが副生するが、そのスカムをヘキサンやメタノール等を用いてステロール類を析出分離させることができる。
【0013】
魚油の不ケン化物などを原料としてステロール類を調製するときには、通常、ケン化処理などの前処理を行って反応物を除去した後に、溶媒を接触させ、ステロール類を溶媒層に移す。これ以後の操作は上記ステロール類を含む植物を原料として溶媒抽出する操作と基本的には同じである。
【0014】
別な方法として、例えば羊毛ロウ(ラノリン)などを原料としてステロール類を調製する操作は、上記ステロール類を含む植物を原料として溶媒抽出する操作と基本的には同じである。
【0015】
かくして得られたステロール類を含む溶媒をそのまま香料の劣化防止剤として使用することもできるが、通常この溶媒を加熱揮散させて濃縮物を得、さらに常法の精製方法を適用すると、より好ましい香料の劣化防止剤を調製することができる。
【0016】
上記精製方法の代表的なものとしてシリカゲルカラムクロマト法などがある。この方法は、例えば、予めシリカゲルを充填したカラムに上記濃縮物を注ぎ込み、シリカゲルに担持させ、ついで、溶媒から構成される溶出液を注ぎ込んでカラム内に保持されたものを溶媒とともに流しさり、流出する溶媒を公知の手段で幾つかに分ける方法を採用すればよい。溶媒としては、n−ペンタン、n−ヘキサン、分岐ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、エチルエーテルなどのエーテル類や酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル類、メタノール、エタノール、プロパノールなどのアルコール類が使用可能である。通常のシリカゲルクロマトグラフィーを用いた場合、ヘキサン、酢酸エチルあるいはそれらの混合溶媒にて流出することが好ましい。混合溶媒を用いた場合、それら各溶媒の割合はとくに限定されるものではない。溶出温度は通常室温で行うが、とくに限定されるものではなく、低温下あるいは高温下で行ってもよい。
【0017】
上記香料の劣化防止剤が劣化を防止することができる代表的な香料としては、シトラス系香料、フルーツ系香料、ミント系香料などを挙げられるが、脂肪族アルデヒドを香りの主体とする香料も挙げることができる。
【0018】
上記香料の劣化防止剤を香料含有製品内に添加・配合し、香料含有製品の品質を保持することができる。劣化防止できる香料含有製品としては、フレグランス、スキンケア、メイクアップ、頭髪化粧品などの化粧品、シャンプー、ヘアトリートメント、ボディシャンプー、固形石鹸、入浴剤、練歯磨、水歯磨、洗口液等のトイレタリー製品、家庭用クリーニング製品、トイレ用洗剤、浴室用洗剤、洗濯用粉洗剤、自動食器洗浄機用洗剤、柔軟仕上げ剤、消臭・芳香剤などを挙げることができる。
【0019】
それら香料含有製品中に配合される、香料の劣化防止剤の量は、香料含有製品などにより異なるものであるが、通常、製品中0.01 ppm〜1重量%とすることが好ましい。さらに好ましくは1 ppm〜0.1重量%である。
【0020】
上記香料の劣化防止剤を上記対象物内に直接添加・配合してもよいが、通常予め香料の劣化防止剤の溶液あるいは分散液を調製し、ついでこの溶液あるいは分散液を香料含有製品に添加・配合する方法を用いる。この溶液あるいは分散液には、増粘剤、抗酸化剤などの各種添加剤をあらかじめ共存させておいてもよい。
【0021】
上記溶液あるいは分散液を得るために用いられる媒体としては、エタノール、ジプロピレングリコール、グリセリンなどの中鎖脂肪酸エステル、ヤシ油やコーンサラダ油などの精製植物油、食用油を例示できる。この溶媒に添加する香料の劣化防止剤の量は添加・配合する対象物などにより、大幅に変わるものであるが、例えば10ppmないし50重量%である。
【0022】
【発明の効果】
本発明の香料の劣化防止剤を香料含有製品中に配合することにより、香料含有製品の品質の長期間保持を可能にする。しかも、用いる香料の劣化防止剤の配合量は少なくて済むので経済的に有利である。
【0023】
【実施例】
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0024】
【実施例1】
米糠からの香料の劣化防止剤含有溶液の調製
米糠1kgを酢酸エチル5L中に50度で3時間浸漬または穏やかに撹拌する。ろ過後、濾液をエバポレーターを用いて濃縮する。濃縮物をシリカゲルカラム(2kgのシリカゲルを充填)にチャージした後、10%酢酸エチル/ノルマルヘキサン溶液(容量比)10Lで流去する。次いで、25%酢酸エチル/ノルマルヘキサン溶液(容量比)10Lで流出させ、流出物をエバポレーターを用いて濃縮乾固する。濃縮物をエタノールに溶解して終濃度10%の溶液に調製し、香料の劣化防止剤の溶液を得た。収率は8.9%(固形物換算、米糠に対して)ステロール類含量9.3%であった。
【0025】
【実施例2】
市販植物ステロール(ナカライテスク社、大豆由来品)をエタノールに溶解して終濃度1%溶液に調製し、香料の劣化防止剤の溶液Aを得た。
【0026】
【実施例3】
練歯磨への応用
実施例2で得られた香料の劣化防止剤の溶液Aを用いて、その劣化防止能を下記の試料で評価した。
a) 評価試料の調製
下記処方の歯磨基剤にフルーティーペパーミントタイプのフレーバー1.0重量%と下記香料の劣化防止剤の溶液を所定量加えて(表1の下に記載)練歯磨原料を得た。この原料を撹拌擂潰機中で混和しつつ脱気(100mm Hg10分間)した後、取り出し、アルミニウム製チューブに1本あたり15g充填し、密封した。
(重量%)
歯磨基剤処方:重質炭酸カルシウム 50.00
グリセリン 25.00
精製水 21.80
カルボキシメチルセルロース 1.50
ラウリル硫酸ナトリウム 1.40
サッカリン ナトリウム 0.25
安息香酸モノナトリウム 0.05
計 100.00
【0027】
(評価方法)
上記評価資料を50℃の恒温槽に2週間保存した。2週間保存したものを取り出して室温に戻し、内容物をチューブから薬包紙に絞り出して匂いを嗅ぎ、歯ブラシにのせてブラッシングし、下記の評価基準に従って評価した。5名の評価結果を表1に示す。
評価基準: ×)味や香りが著しく変化している
△)味や香りにはっきりと変化が認められる
○)味も香りも多少変化している
◎)味も香りも殆ど変化なし
【0028】
(表1)
なお、香料の劣化防止剤としては、
番号2: ビタミンEミックス 10ppm
番号3: 香料の劣化防止剤の溶液A 0.1ppm
番号4: 香料の劣化防止剤の溶液A 1ppm
を用いた。また、
番号1は香料の劣化防止剤を添加しない評価試料を意味する。
【0029】
以上の結果から、香料の劣化防止剤の溶液Aは、0.1ppm及び1ppmの添加濃度で歯磨の匂いや外観に何ら影響を与えることなく、有意に香料の経時安定性を向上させることができた。従来から問題であったアルカリ性基剤中での香料の劣化を妨げるためには有効な製剤と言うことができる。
【0030】
【実施例4】
洗口液への応用
実施例2で得られた香料の劣化防止剤の溶液Aを用いて、その劣化防止能を下記の試料で評価した。
a) 評価試料の調製
下記処方の洗口液基剤にマウスウオッシュフレーバー (ミント系タイフ゜)0.1重量%と香料の劣化防止剤を所定量加えて(表2の下に記載)調合し、洗口液を得た。この、洗口液をそれぞれ100mlの透明ガラス瓶に2本ずつ充填して密封した。
【0031】
(重量%)
洗口液基剤処方:95%エチルアルコール 10.00
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(EO-60) 2.00
濃グリセリン 10.00
サッカリンナ トリウム 0.01
安息香酸ナトリウム 0.05
リン酸モノナトリウム−1水和物 0.06
水酸化ナトリウム 適量(PH7.8に調整)
精製水 適量
計 100.00
【0032】
(評価方法)
上記評価資料を、実施例3と同様な方法で保存した。2週間保存したものを取り出して室温に戻し、内容物を10〜15mlカップに注いで匂いを嗅ぎ、口をすすいだ。劣化防止の程度を実施例3と同じ評価基準に従って評価した。
5名の評価結果を表2に示す。
【0033】
(表2)
なお、香料の劣化防止剤としては、
番号6: ビタミンEミックス 10ppm
番号7: 香料の劣化防止剤の溶液A 1ppm
を用いた。また、
番号5は香料の劣化防止剤を添加しない評価試料を意味する。
【0034】
以上の結果から、香料の劣化防止剤の溶液Aは、1ppmの添加濃度で洗口液の匂いや外観に何ら影響を与えることなく、有意に香料の経時安定性を向上させることができた。
【0035】
【実施例5】
自動食器洗浄機用洗剤への応用
実施例1で得られた香料の劣化防止剤の溶液を用いて、その劣化防止能を下記の試料で評価した。
a) 評価試料の調製下記処方の香料含有自動食器洗浄機用洗剤を調製した。
(重量%)
処方: 水 27.14%
ベントナイト(Polargel T) 1.00
リン酸モノステアリル 0.16
水酸化ナトリウム(49%固形分) 4.00
炭酸ナトリウム 4.50
ケイ酸ナトリウムRU 14.00
次亜塩素酸ナトリウム(5.25%) 23.00
トリポリリン酸カルシウム(Ca-TPP) 24.00
デシルフェニルエーテル硫酸ナトリ
ウム塩(Dowfax 3B-2) 1.20
シトラス系香料 1.00
計 100.00
【0036】
なお、上記シトラス系香料は、シトラス系香料中に香料の劣化防止剤の溶液を1%添加して得られた。また、対照区では、香料の劣化防止剤の溶液の代わりにエタノールを1%添加した。上記調製された香料含有自動食器洗浄機用洗剤を40℃、2ヶ月間静置した後、下記評価基準に従って評価した。5名の評価結果を表3に示す。
評価基準) ×:激しく変化している
△:変化が認められる
○:ほとんど変化が認められない
【0037】
(表3)
Claims (1)
- ステロール類を有効成分として含有することを特徴とする香料の劣化防止剤。
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