JP4038397B2 - 飲食物搬送装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、飲食店、特に鮨店などにおいて、例えば皿に盛り合わせた鮨を搬送装置の循環搬送路に載せて循環搬送し、顧客が好みの鮨を循環搬送路から取り出して自由に食するようにした店舗で用いる飲食物案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、店内に多数配置されるテーブルやカウンターに沿って循環する循環搬送路を備えた搬送装置を設置した鮨店では、調理人が、厨房室内にてシャリ玉上に鮨ネタを載せて握り、出来上がった鮨を皿上に載せた上で搬送装置の循環搬送路上に移し替え、該搬送装置により客室の各テーブルに順次搬送する一方、顧客は、前記搬送装置により順次送られてくる複数種類の鮨を好みに応じて循環搬送路から適宜取り出して食するようにしている。
【0003】
ところで、本願の特許出願人は、以上の搬送装置に関連して、飲食物の搬送先の座席番号を簡単且つ容易に変更することが出来る飲食物案内装置(特願2001−381618)を提供している。
この飲食物案内装置は、座席の番号を表示する表示手段と、表示手段を制御するための制御手段と、表示手段に表示される座席番号を入力するための入力手段とを備え、循環搬送路上に載置可能な装置本体を形成して、この装置本体に表示手段と制御手段を搭載する一方、入力手段が装置本体とは別に形成されたコードレスのリモートコントロール部から構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のように構成された飲食物案内装置においては、一つの問題を有していた。
すなわち、上記飲食物案内装置においては、表示手段に表示される座席番号を装置本体とは別に形成されたコードレスのリモートコントロール部を用いて入力する必要があり、調理等が忙しい場合に、その都度座席番号を入力することは非常に手間がかかる。
また、リモートコントロール部のキーを押し違えて、座席番号の入力を誤るおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、飲食物案内作業を行う際に、座席番号の入力を容易かつ正確に行うことができる飲食物搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、厨房室で調理された飲食物を循環搬送路に載せ、この循環搬送路に沿って配置されたテーブルの顧客に飲食物を循環搬送させる飲食物循環搬送部と、テーブルの顧客が厨房室の調理人に循環搬送路に載せる飲食物を注文する各テーブルに設けられた飲食物注文部と、循環搬送路に載せられた飲食物が飲食物注文部で注文された飲食物であることをテーブルの顧客に案内する飲食物案内部とを備え、この飲食物案内部は、前記循環搬送路上に搭載されて前記飲食物と共に循環搬送されるようにした飲食物搬送装置であって、飲食物注文部は、顧客からの注文情報を入力する注文情報入力手段と、この注文情報入力手段に注文情報で入力された注文情報に基づいて座席の座席番号情報を飲食物案内部に送信する送信手段と、顧客からの注文情報を飲食物案内部で受信したことを通知する通知手段とを備え、前記飲食物案内部は、前記飲食物注文部の送信手段により送信される座席番号情報を受信する受信手段と、受信手段で受信された座席番号情報を表示するための表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記の発明によれば、顧客は飲食物注文部の注文情報入力手段で飲食物の注文情報を入力すると、注文情報を入力した座席の座席番号情報が送信手段により飲食物案内部に送信される。
飲食物案内部では、飲食物注文部から送信された座席番号情報を受信手段で受信して、表示手段で座席番号情報を表示する。
また飲食物注文部に設けられた通知手段により、顧客からの注文情報を飲食物案内部で受信したことを通知する。
【0009】
以下に、本発明の飲食物搬送装置の一実施形態について説明する。
【0010】
本発明の飲食物案内装置Aは、図1に示すように、厨房室S1で調理された飲食物を循環搬送路3に載せ、この循環搬送路3に沿って配置されたテーブルの顧客に飲食物を循環搬送させる飲食物循環搬送部10と、テーブルの顧客が厨房室S1の調理人に循環搬送路3に載せる飲食物を注文する飲食物注文部20と、循環搬送路3に載せられた飲食物が飲食物注文部20で注文された飲食物であることをテーブルの顧客に案内する飲食物案内部30とを備えている。
【0011】
飲食物搬送部10は、同図に示すように、厨房室S1と客室S2に設置するカウンターテーブル1a及び複数の脚付きテーブル1bと、前記厨房室S1の前面乃至各テーブル1a・1bに沿って配置した仕切りハウジング2と、仕切りハウジング2に周回状に設けられて、厨房室S1内で皿に盛り合わされた寿司を各テーブル1a・1bに搬送するための循環搬送路3とを備えている。
【0012】
仕切ハウジング2は、図2に示すように、所定間隔開けて相対向する側壁201・202と、これら両側壁201・202の上端及び下端を結ぶ上壁203及び底壁(図示せず)とから断面ボックス状に形成されたものであって、前記厨房室Slの前面に沿って配設されて該厨房室S1と客室S2とを区画する第1ハウジング部2aと、核第1ハウジング部2aの長手方向両端から屈曲して前記客室S2内に平行に延びる第2、第3ハウジング部2b・2cとから成り、前記第2、第3ハウジング部2b・2cにおける側壁201・202の外側方には、前記したカウンターテーブル1aと、脚付きテーブル1bとを配置している。
【0013】
飲食物搬送路3は、各ハウジング部2a・2b・2cの上壁203に設けた凹所301と、該凹所301の幅方向両側に設けられた案内壁302に案内されながら前記凹所301内をモータ駆動により循環移動する無端状のフラットチェーン303とを備え、図3にも示すように、循環搬送路3のフラットチェーン303上に、例えば鮨などの飲食物を盛った皿Pを載せて循環搬送するようにしている。
【0014】
飲食物注文部20は、顧客からの注文情報を入力する注文情報入力手段と、この注文情報入力手段に注文情報で入力された注文情報に基づいて座席の座席番号情報を飲食物案内部に送信する送信手段とを備えて構成され、本実施形態においては、図1に示すように、厨房室S1側に配設される第1の送受話手段21と、客室S2のテーブル側に配設され、前記第1の送受話手段21との間で通話を行うための複数からなる第2の送受話手段22とから構成されている。
【0015】
第1の送受話手段21は、図4に示すように、ほぼ直方体形状のケーシング21a(図5参照)内に、予め顧客からの注文に対する応答メッセージを記憶した記憶部としてのメモリ21bと、このメモリ21bに記憶された応答メッセージを選択する選択部21cと、選択部21cで選択された応答メッセージをメモリ21bから読み出して再生する再生部21dと、第2の送受話手段22から送信される座席番号情報を飲食物案内部30に送信する送信部21kを備えている。なお、上記送信部21kは、特許請求の範囲に記載された座席番号情報を飲食物案内部に送信する送信手段に該当する。
【0016】
上記メモリ21bは、顧客からの注文に対する種々の応答メッセージがデジタル式の音声データの形式で予め記憶されている。
例えば、(1)「ご注文をどうぞ」、(2)「はい、かしこまりました」、(3)「少々、お待ちください」、(4)「ただいま、品切れしております」等の応答メッセージがデジタル形式の音声データとして記憶されており、選択部21cでこれらの応答メッセージを選択することができる構成となっている。
【0017】
選択部21cは、上記メモリ21bに記憶された応答メッセージを選択するもので、第1の送受話手段21のケーシング21aの表面側に配設された選択ボタン1〜7により構成されている(図5参照)。
そして、これら各選択ボタンを適宜押し下げることにより、この第1の送受話手段21のメモリ21bに記憶された応答メッセージのうちから各選択ボタンに関連付けられた一つの応答メッセージが選択され、再生部21dで再生される構成となっている。
例えば、選択ボタン1を押すと、メモリ21b内に記憶された(1)の応答メッセージである「はい、かしこまりました」のメッセージが再生される。
【0018】
再生部21dは、図4において、上述したメモリ21b、選択部21c及び送信部21kに接続されたコントローラ21eと、このコントローラ21eに接続されたD−A変換器21fと、第2の送受話手段22との通話を可能とするスピーカ21g及びマイクロフォン21hとから構成されている。
上記コントローラ21eは、選択部21cの選択ボタン1〜7が押し下げられたことを検知して、この選択ボタンに対応する応答メッセージの音声データをメモリ21bから読み出し、読み出した音声データをD−A変換器21fに送信する構成となっている。
【0019】
また、上記コントローラ21eは、第2の送受話手段22から座席番号情報が送信されると、この送信された座席番号情報を送信部21kに送信する。
【0020】
D−A変換器21fは、第2の送受話手段22に接続されており、前記コントローラ21eによりメモリ21bから読み出されたデジタル式の音声データをアナログ式の音声信号に変換し、この音声信号を第2の送受話手段22に送信する。
また、スピーカ21g及びマイクロフォン21hは、第1の送受話手段21のケーシング21aの表面側に配設されており、本実施形態においては、スピーカ及びマイクロフォンの機能を兼用するマイク兼用スピーカ21iから構成されている(図5参照)。
なお、ケーシング21aの表面には、複数の第2の送受話手段22のうち、いずれの第2の送受話手段22と通話しているのかを確認するための確認用の点灯ランプ21j(図5参照)が配設されている。
【0021】
送信部21kは、本実施形態においては、赤外光LEDから構成されており、コントローラ21eがこの赤外光LEDのドライバ21mを制御して発光させることにより、飲食物案内部30に座席番号情報を送信する構成となっている。
【0022】
第2の送受話手段22は、図4において、そのケーシング22a(図5参照)内に顧客の音声による注文を電気信号に変換するマイクロフォン22bと、マイクロフォン22bからの電気信号を増幅する増幅器22cと、第1の送受話手段21のD−A変換器21fからのアナログ信号を増幅器22cを介して音声に変換するスピーカ22dとを備えている。
ここで、上述したD−A変換器21fは第1の送受話手段21内ではなく、上記第2の送受話手段22内に配設されても構わない。
【0023】
マイクロフォン22bは、増幅器22cを介して上述した第1の送受話手段21のスピーカ21hと結線されており、このマイクロフォン22bに入力された顧客からの注文を伝える音声は注文情報として増幅器22cで増幅され、厨房室S1に配された第1の送受話手段21のマイク兼用スピーカ21iから聞こえる構成となっている。
【0024】
また、増幅器22cは第1の送受話手段21のD−A変換器21fに結線されており、D−A変換器21fでアナログ信号に変換された応答メッセージは、この増幅器22cで増幅され、スピーカ22dで電気信号から音声に変換されて顧客に伝える構成となっている。
【0025】
上記第2の送受話手段22は、ケーシング22aの表面側に、上記マイクロフォン22b及びスピーカ22dの機能を実現するマイク兼用スピーカ22fが配設されているとともに、このマイク兼用スピーカ22fの下部に、顧客が第1の送受話手段21との間で通話する際に通話可能とする通話ボタン22gが配設されている(図5参照)。
【0026】
そして、上記通話ボタン22gが押し下げられると、予め第2の送受話手段22に割り当てられた座席番号情報を第1の送受話手段21のコントローラ21eに送信する構成となっている。
なお、本実施形態において、上記のように構成された第2の送受話手段22が、特許請求の範囲に記載された顧客からの注文を入力する注文情報入力手段に該当する。
【0027】
上記のように構成された飲食物注文部20の第1の送受話手段21は、図1に示すように、仕切りハウジング2の第1ハウジング部2aの厨房室S1側に配設されている。
また、第2の送受話手段22は、カウンターテーブル1aと、脚付きテーブル1bの各テーブル上に配置されており、本実施形態においては、合計10個の第2の送受話手段22が各テーブル上に配設されて本発明の飲食物注文装置Aの飲食物注文部20が構成されている。
【0028】
図6〜8は、飲食物案内部30を示している。なお、本実施形態においては、図6及び図7に示すように、飲食物案内部30は、適宜、循環搬送路3上に載置可能な飲食物案内装置(以下、飲食物案内装置30という)から形成されている。
【0029】
飲食物案内装置30は、図6に示すように、各テーブル毎の座席の番号(1)〜(10)を表示する表示手段31と、表示手段31を制御するための制御手段としてのマイクロコンピュータから構成されたコントローラ32(図8参照)とが備えられ、表示手段31及びコントローラ32は、装置本体30aに搭載されている。
【0030】
装置本体30aは、図6及び図7に示すように、皿の形状をしたベースハウジング30bと、このベースハウジング30b上の後方部位に立設した側部ハウジング30cとから構成されている。
【0031】
そして、この装置本体30aには、上述した第1の送受話手段21の送信部21kから発信される時系列信号を受信するためのホトダイオードからなる受信部33(図8参照)が設けられており、また、側部ハウジング30cの前面上部には、送信部21kにより入力される座席番号(1)〜(10)を視覚的に表示する表示手段31としての液晶性の表示器が組み込まれ、側部ハウジング30cの側面には「ご注文品です」の文字30d(図7参照)が記載されている。
【0032】
装置本体30a内には、コントローラ32の他、バッテリ(図示せず)が収容されている。
また、装置本体30aを構成するベースハウジング30b上には、コントローラ33により制御されて適宜動作するロボットの形をしたディスプレイ30dが搭載されている。
【0033】
このディスプレイ30dは、コントローラ32の制御により、内蔵された駆動機構が動作して、ディスプレイ30d中のロボットのキャラクタ部分30eが左右に揺れ動くようにしている。
また、ディスプレイ30dのベース部分30fの上面には、コントローラ32の制御により点灯する左右一対の赤色ランプ30gが組み込まれており、ベース部分30fの内部には、コントローラ32により制御されるスピーカ30h(図8参照)が組み込まれている。
【0034】
つぎに、以上のように構成された飲食物搬送装置Aの動作について説明する。 例えば、座席番号10番の顧客が、該座席に設けられたテーブルの第2の送受話手段22の通話ボタン22gを押し下げながら、注文を行った場合、顧客からの注文情報がマイクロフォン22b、増幅器22c及び第1の送受話手段21のスピーカ21gを介して厨房室S1内の調理人に伝えられるとともに、第2の送受話手段22の通話ボタン22gが押し下げられることにより座席番号情報(10番)が第1の送受話手段21のコントローラ21eに送信され、コントローラ21eがドライバ21mを制御して該座席番号情報が送信部21kから飲食物案内装置30の受信部33に送信される。
【0035】
上記飲食物案内装置30の受信部33では、上記送信された座席番号情報が受信され、この情報が表示器31で表示されるとともに、この状態で、従業員が皿に注文の鮨を盛り、図2及び図3に示すように、注文の鮨をもった皿を循環搬送路3上における装置本体30aの後方に載せて、客室S2に向けて搬送する。
【0036】
この結果、リモートコントロール等の入力手段により座席番号を入力しなくても、第1の送受話手段21の送信部21kから送信された座席番号情報が飲食物案内装置30の受信部33で受信されて座席番号が表示されるため、飲食物の座席番号案内を容易且つスムーズに行うことができる。
すなわち、注文先である顧客の座席番号情報が飲食物案内装置30に自動的に入力されることにより、リモートコントロール等の入力手段による座席番号情報の入力ミスを無くすることができ、更に、従業員等が忙しい場合であっても、顧客からの注文情報を受ける度に座席番号情報を入力する必要がなくなる。
【0037】
また、各座席の顧客は、装置本体30aの表示手段31である表示器を確認するだけで、循環搬送路3により搬送されてくる鮨が自分の注文した品であるか否かを知ることが出来、他の飲食客に誤って取られることも防ぐことが出来る。
【0038】
以上の実施形態における飲食物搬送装置Aでは、飲食物注文部20として、第1の送受話手段21及び第2の送受話手段22を用い、これらの送受話手段を介して顧客が厨房室S1内の調理人に飲食物の注文を行う構成としていたが、この飲食物注文部を、例えば、図9に示すように、タッチパネル式ディスプレイ装置により構成することも可能である。
以下に、本実施形態における飲食物搬送装置Bについて説明する。なお、以下の説明において、上記実施形態における飲食物搬送装置Aと同じ構成部分については、同じ符号を付して説明を省略することとする。
【0039】
本実施形態における飲食物搬送装置Bの飲食物注文部であるタッチパネル式ディスプレイ装置50は、液晶ディスプレイの前面にタッチセンサーが装着されており、液晶ディスプレイに表示された飲食物情報等の画像を指先等でタッチ操作することによって、どの画像がタッチされたかを出力する機能を備えている。
このタッチ式ディスプレイ装置50は、客室S2のテーブル側に配設される複数からなるタッチ式ディスプレイ51と、厨房室S1側に配設されるモニタ52を備えている。
また、上記タッチパネル式ディスプレイ51の横には、図10に示すように、マイク53とスピーカ54とが設けられている。
【0040】
図10は、上記本実施形態のタッチパネル式ディスプレイ装置50を説明するためのブロック図であって、図中、60は制御装置である。
この制御装置60は、データ出力線61を介して各テーブルに設けられたタッチパネル式ディスプレイ51に表示する画像を制御する画像制御機能60aと、スピーカ54から合成音声を発する音声合成機能60bと、マイク53から出力する音声信号を認識する音声認識機能60cと、データ入力線62を介して前記タッチパネル式ディスプレイ51においてタッチ操作された情報を認識するデータ入力機能60dと、注文された飲食物情報と注文のあった座席番号情報とを厨房室S1に設置のモニタ52に表示する報知機能60eと、厨房室に設けられたマイク・スピーカ装置を介して、厨房の担当者が選択された客席と通話するために通話制御機能60fと、を備えている。
【0041】
次に以上の構成からなる飲食物注文部の作動について、制御装置60によって表示される飲食物説明画像の例を用いて説明する。
本実施形態においては、飲食物説明画像として、図11(a)に示す「鮨注文画面」がまず表示されるのであって、この画面では、材料となる種々の魚の泳いでいる画像が次々にアニメーション表示される。
【0042】
そして、この画面内の任意の魚の画像、例えば「鯛」にタッチすると、図11(b)に示す「鮨注文画面」に切り替わるのであって、この画面では、「鯛」の画像と注文数ボタンの画像などが表示され、適宜、その魚「鯛」の説明やその魚を用いた寿司の説明などが文字や画像更には必要に応じて音声により説明される。
【0043】
そして、画面内の注文数ボタン71の画像をタッチすることによってその飲食物を注文する。直後であれば取消ボタン72の画像をタッチすることで取り消すことも可能である。
【0044】
以上のようにして、飲食物の種類と数量が指定されることにより注文が決定されると、制御装置60の報知機能60eによって、厨房室S1のモニタ52には、図12に示すように注文先の座席番号情報と注文情報とが表示される。
また、上記座席番号情報及び注文情報は、モニタ52に設けられた送信部(図示せず)から後述する飲食物案内装置の受信部で送信され、該飲食物案内装置の表示器に表示されるとともに、注文の鮨をもった皿を循環搬送路3上における装置本体30aの後方に載せて、客室S2に向けて搬送される。
【0045】
上記飲食物案内装置30は、本実施形態においては、図13及び図14に示すように、装置本体30aは、平面視縦長の直方体に形成され、その一側面には、モニタ52から発信される時系列信号を受信するための受信部33と、モニタ52により入力される座席番号(1)〜(10)を視覚的に表示するための液晶性の表示器31aが組み込まれるとともに、所定の文字、即ち「番の席の方お取り下さい」の文字が記載されている。
また、この装置本体30aには、上記表示器31aの他に、顧客からの注文品の内容、具体的には、鮨ネタの名前が表示される表示器31bが組み込まれている。
【0046】
以上の構成からなる飲食物案内装置30は、上述した飲食物案内装置と同様に、顧客からの注文があったときは、モニタ52に設けられた送信部から送信された座席番号情報を受信して表示器31aに表示するとともに、表示器31bに顧客からの注文情報の内容を表示する。
そして、注文された鮨を盛った皿Pを循環搬送路3上における装置本体40の後方に載せて、客室S2に向けて搬送する。
【0047】
また、制御装置60の画像制御機能60aによって、注文された飲食物が厨房から送り出された事を厨房室S1近傍に配設されたセンサ(図示せず)で検知すると、客席のタッチパネル式ディスプレイ装置51の画面に、例えば「ご注文の品はただいま搬送中です」等の表示がなされる。
なお、上記センサは、飲食物案内装置30から発信される座席番号情報を検知して、該座席番号のタッチパネル式ディスプレイ装置に信号を送信する。
【0048】
この結果、注文主である顧客は、自分の注文した飲食物が搬送されたことを視覚的に確認することができるので、イライラすることもなく快適に飲食物の出来上がりを待つことができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、顧客は飲食物注文部の注文情報入力手段で飲食物の注文情報を入力し、この入力された注文情報は送信手段により各座席の座席番号情報とともに飲食物案内部に送信される。
飲食物案内部では、飲食物注文部から送信された座席番号情報を受信手段で受信して、表示手段で座席番号情報を表示する。
この結果、飲食物の注文作業及び案内作業を連動して行うことができ、これにより飲食物の注文及び案内を容易、かつ効率的に行うことができるという効果がある。
また、各座席の顧客は、装置本体の表示器を確認するだけで、循環搬送路により搬送されてくる鮨が自分の注文した品であるか否かを知ることが出来、他の飲食客に誤って取れられることも防ぐことが出来る。
【0050】
また飲食物注文部に設けられた通知手段により、顧客からの注文情報を飲食物案内部で受信したことを通知する。
この結果、注文主である顧客は、自分の注文した飲食物の搬送状況を通知手段により確認することができるので、イライラすることもなく快適に飲食物の出来上がりを待つことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる飲食物案内装置を利用する飲食物搬送装置を設けた店舗内の概略平面図。
【図2】同、要部の拡大断面図。
【図3】循環搬送路に供給された表示体と鮨皿の状態の説明図。
【図4】飲食物注文部の構成図。
【図5】同、外観図。
【図6】本発明にかかる飲食物搬送装置の飲食物案内部を示す正面図。
【図7】同、側面図。
【図8】飲食物注文部及び飲食物案内部の構成を示すブロック図である
【図9】本発明にかかる飲食物案内装置を利用する別の実施形態の飲食物搬送装置を設けた店舗内の概略平面図。
【図10】同、飲食物注文部の構成図。
【図11】同、飲食物注文部の画面の説明図。
【図12】同、飲食物注文部の画面の説明図。
【図13】同、要部の拡大断面図。
【図14】循環搬送路に供給された表示体と鮨皿の状態の説明図。
【符号の説明】
A 飲食物搬送装置
3 循環搬送路
10 飲食物搬送部
20 飲食物注文部
30 飲食物案内部
Claims (1)
- 厨房室で調理された飲食物を循環搬送路に載せ、この循環搬送路に沿って配置されたテーブルの顧客に飲食物を循環搬送させる飲食物循環搬送部と、テーブルの顧客が厨房室の調理人に循環搬送路に載せる飲食物を注文する各テーブルに設けられた飲食物注文部と、循環搬送路に載せられた飲食物が飲食物注文部で注文された飲食物であることをテーブルの顧客に案内する飲食物案内部とを備え、この飲食物案内部は、前記循環搬送路上に搭載されて前記飲食物と共に循環搬送されるようにした飲食物搬送装置であって、
飲食物注文部は、顧客からの注文情報を入力する注文情報入力手段と、この注文情報入力手段に注文情報で入力された注文情報に基づいて座席の座席番号情報を飲食物案内部に送信する送信手段と、顧客からの注文情報を飲食物案内部で受信したことを通知する通知手段とを備え、前記飲食物案内部は、前記飲食物注文部の送信手段により送信される座席番号情報を受信する受信手段と、受信手段で受信された座席番号情報を表示するための表示手段とを備えていることを特徴とする飲食物搬送装置。
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