JP4034152B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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    • B60Q2900/00Features of lamps not covered by other groups in B60Q
    • B60Q2900/20Arrangements for easy recycling, e.g. for easy dismantling or use of special materials

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は樹脂製の素通しアウターカバーを備える車両用灯具に関し、特にガラス製アウターカバーと同様の外観を呈することが可能な車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両用灯具(以下、単に灯具と称する)は、基本的には灯具ボディ内にリフレクタ、エクステンション等の光反射部材と共に光源を配設し、灯具ボディの前面開口をレンズで覆う構成がとられている。また、近年では灯具ボディ内にユニット化されたランプを内装した上で、灯具ボディの前面開口を素通しアウターカバー、すなわち均一な厚さでレンズステップを有しない表面が平坦な透明の材料で形成された素通しのカバーで覆う構成もとられている。このような灯具においては、灯具を前面側から見たときの高級感を出すために、従来からガラス製の素通しアウターカバーを用いている。すなわち、ガラス製の素通しアウターカバーは、ガラスが有する色合いによって高級感が得られるのはもとよりであるが、素通しアウターカバーを前面側から見たときに、その前面領域である意匠面部を透してその周囲に存在する脚部の肉厚が視覚的に観察され、この肉厚感が素通しアウターカバーに重量感を与え、さらに灯具全体の重厚感、高級感を感じさせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、灯具のリサイクル化や軽量化、低コスト化を目的として、素通しアウターカバーの材料をガラスからPC(ポリカーボネイト樹脂)等の樹脂に変更することが進められている。この場合、樹脂製の素通しアウターカバーでは、樹脂材料を選択することでガラスと同様の色相を出してガラス製と同様の質感を得ることは可能であるが、樹脂製の素通しアウターカバーは意匠面部及び脚部の肉厚がガラス製の素通しアウターカバーよりも薄いため、ガラス製のような肉厚感を得ることができず、灯具の重量感や高級感を得ることが難しいという問題がある。特に、灯具を前面側から見たときに、意匠面部の周縁部に存在する脚部は透明な意匠面部を透してその肉厚が観察され易いため、当該脚部が薄肉であることによって素通しアウターカバーの肉厚感や重量感が得られなくなる。
【0004】
この場合、樹脂製の素通しアウターカバーの脚部の肉厚をガラス製のものと同じ寸法に成形することが検討されるが、樹脂の肉厚をガラス並に増大すると、いわゆる「ひけ」が素通しアウターカバーの脚部ないし意匠面部に発生して、素通しアウターカバー自体の外観上の見栄えが低下し、灯具の高級感が得られなくなってしまう。また、通常の灯具では素通しアウターカバーの脚部の内面に沿って灯具ボディ内に内装されるエクステンションやリフレクタの周縁部と素通しアウターカバーの脚部の内面との間には両者が接触しない程度の間隔を確保しているため、この間隔によって脚部が意匠面部を通して観察されることになり、肉厚の低下による外観上の見栄えの低下を顕著なものにしてしまう。なお、特開平11−306803号公報、実開平7−41833号公報等には灯具のレンズを樹脂で構成することで、当該レンズの一部に肉厚の異なる領域やレンズステップを構成し、これにより配光特性や灯具の見栄え等を改善した技術が種々提供されているが、これらの技術においても当該樹脂製のレンズをガラス製のレンズのような肉厚感や重量感を得るようにした技術は特に記載されていない。
【0005】
本発明の目的は、樹脂製の素通しアウターカバーの脚部の肉厚を増大しなくとも当該素通しアウターカバーによる灯具の重厚感、高級感を得ることを可能にした車両用灯具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、灯具ボディと、灯具ボディ内に配設された光源と、灯具ボディの前面開口を覆う樹脂製の素通しアウターカバーとを備える車両用灯具であって、素通しアウターカバーは、灯具ボディの前面開口に対向される意匠面部と、意匠面部の周縁部に沿って延在される脚部と、意匠面部の脚部に沿った灯具ボディの前面開口の全周に沿った領域の内面に形成されたレンズステップとを備え、レンズステップは脚部を肉厚方向に拡大した外観を呈するように脚部に向けた方向の断面形状が円弧状をしている構成とする。
【0007】
また、本発明は、灯具ボディの前面開口を樹脂製の素通しアウターカバーで覆った車両用灯具であって、素通しアウターカバーには灯具ボディ内に内装されるリフレクタ或いはエクステンションとアウターカバーの内面の間に生じる間隙に対向する領域に形成されたレンズステップを備え、レンズステップは間隙を光学的に縮小させて結像するように間隙の幅方向の断面形状が円弧状をしているる構成とする。
【0008】
本発明によれば、樹脂製の素通しアウターカバーを備える灯具において、素通しアウターカバーに設けたレンズステップでの光屈折作用により素通しアウターカバーの脚部の肉厚を増大した外観を呈するようにし、すなわちアウターカバーの内面とリフレクタ或いはエクステンションとの間に生じる間隙を光学的に縮小した外観を呈するようにし、これにより樹脂製の素通しアウターカバーを用いた車両用灯具の重厚感や高級感を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の灯具を自動車のヘッドランプに適用した第1の実施形態の正面図、図2(a),(b)はそのA−A線断面図と一部拡大図である。ここでは4灯式ランプのロービームランプとして用いられるヘッドランプHLを示しており、樹脂成形された灯具ボディ1と、当該灯具ボディ1の前面開口に取着される樹脂製の素通しアウターカバー2と、前記灯具ボディ1と前記素通しアウターカバー2とで構成される灯室3内に内装されたリフレクタ4と、前記リフレクタ4に電球ソケット5により取着された光源としての電球6と、前記灯具ボディ1とリフレクタ4との間に生じる隙間を通して灯具ボディ1の内面が前面側から露見することを防止するために、前記リフレクタ4の前縁部に沿って配設されたエクステンション7を備えて構成される。なお、前記電球6の前側には電球6からの直射光が外部に照射することを防止するためのシェード8が設けられる。
【0010】
前記灯具ボディ1は容器型に形成されており、その前面開口の周縁に沿ってシール溝11が形成されている。また、前記素通しアウターカバー2は、前記電球で発光されかつリフレクタで反射された光を透過して所要の配光特性で射出する照射有効面としての意匠面部21と、この意匠面部22の周縁部に沿って後方に向けて壁状に突出された脚部22とを備えており、PC(ポリカーボネイト樹脂)等によって一体に形成される。そして、前記脚部22の先端部23が前記灯具ボディのシール溝11内に内挿され、シール溝11内に充填されたシール剤12によって固定されることで封止が行われている。また、前記灯具ボディ1の背面のほぼ中央位置には電球ソケット挿通穴13が開口されており、当該電球ソケット挿通穴13と前記リフレクタ4の電球ソケット取付穴4bに取着された電球ソケット5との間に環状をしたゴムキャップ51が装着され、リフレクタ4を灯具ボディ1に対して可動状態に支持して後述するエイミング動作を可能にする一方で両者間に生じる空隙を封止するようになっている。
【0011】
前記リフレクタ4の背面にはエイミング機構9を構成するための3個のステムが一体に形成されている。図3及び図4は図1のB−B線、C−C線に沿う断面図であり、前記リフレクタ4の背面の上部の一側には支点ステム41が形成され、この支点ステム41の直下位置には上下エイミングステム42が形成され、さらに前記支点ステム41と同じ高さで前記電球ソケット取付穴4bを挟んだ水平方向の反対側の位置に左右エイミングステム43が形成されている。これらのステム41,42,43はいずれもリフレクタ4の背面から光軸方向の後方に向けて突出された箱状もしくは中空柱状に形成されており、前記支点ステム41の後端面の嵌合穴にはベアリングナット91が嵌合され、前記上下エイミングステム42及び左右エイミングステム43の各後端面の各嵌合穴にはエイミングナット92,93が嵌合されている。さらに、前記支点ステム41に嵌合取着されたベアリングナット91は、前記灯具ボディ1の内面に固定されたベアリングボール軸94に係合される。また、上下エイミングステム42と左右エイミングステム43に嵌合取着された各エイミングナット92,93はそれぞれ前記灯具ボディ1の内面の上部において光軸方向に貫通支持された上下エイミングスクリュ95と左右エイミングスクリュ96に螺合される。
【0012】
このエイミング機構9においては、図1に示すように、前記ベアリングナット91とベアリングボール軸94によって支点部Cxが構成され、前記エイミングナッド92と上下エイミングスクリュ95によって上下エイミング点Vxが構成され、前記エイミングナット93と左右エイミングスクリュ96によって左右エイミング点Hxが構成されることになる。
【0013】
そして、このエイミング機構9によれば、灯具ボディ1の背面の外側から左右エイミング点Hxとなる左右エイミングスクリュ96を軸転操作することにより、これに螺合する左右エイミングナット93を左右エイミングスクリュ96に沿って螺進させ、左右エイミングステム43を介してリフレクタ4を前記支点部Cxを中心にして左右方向、つまり水平方向に傾動させることが可能になる。また、前記上下エイミング点Vxとなる上下エイミングスクリュ95を軸転操作することにより、これに螺合する上下エイミングナット92を上下エイミングスクリュ95に沿って螺進させ、リフレクタ4を前記支点部Cxを中心にして上下方向、つまり鉛直方向に傾動させることが可能になる。これによりリフレクタ4の光軸方向を調整するエイミング調整を実行することが可能になる。
【0014】
前記リフレクタ4の前縁部4aはエイミング調整が可能となるように前記灯具ボディ1の内面から所要の寸法だけ離されており、そのためにリフレクタ4の当該前縁部4aと灯具ボディ1の内面との間に生じる間隙を通して灯具ボディ1の内面が素通しアウターカバー2の意匠面部21を通して外部に露見されてしまい、外観上の見栄えが低下する要因となる。そのため、これらリフレクタ4の前縁部4aと灯具ボディ1の前面開口との間を覆い隠すようにエクステンション7が配設されており、このエスクテンション7はリフレクタと同様に樹脂成形品の表面にアルミニウムの蒸着処理が施され、素通しアウターカバー2を通してランプ内部を見たときにリフレクタ4とエクステンション7が渾然一体となる外観を呈するように構成されている。しかしながら、この場合においてはエクステンション7の周縁部と素通しアウターカバー2の脚部22の内面との干渉を防止するために、両者の間には所要の間隙dが確保されている。
【0015】
一方、前記素通しアウターカバー2は、前述したように、前記灯具ボディ1の前面開口に対応する形状をし、自動車の前部の曲面形状に沿って所要の曲面に形成された意匠面部21と、この意匠面部21の周縁から後方に向けて突出された壁状をした脚部22とを備えているが、前記エクステンション7と脚部22の内面の間に生じる間隙dに対向する領域に、前記素通しアウターカバー2の外側から前記間隙dを観察したときに当該間隙dに臨む脚部22の内面がエクステンション7側に偏位して結像を行うようなレンズステップ24を形成しており、このレンズステップ24により意匠面部21を通して外部から見たときに当該間隙dが縮小されて目立つことがないように構成されている。この実施形態では、前記レンズステップ24として、前記意匠面部21の前記脚部22に沿った灯具ボディ1の前面開口の全周にそった領域の内面に、断面形状が円弧状をしたシリンドリカルステップを備えている。また、前記レンズステップとしてのシリンドリカルステップ24は、光源としての電球6から出射して素通しアウターカバー2を透過する光源光が入射されることがない領域に形成されており、素通しアウターカバー2を通して出射される光源光の配光特性に影響を与えることがないようになっている。
【0016】
このシリンドリカルステップ24の曲率、すなわち前記間隙dの幅方向におけるシリンドリカルステップ24の焦点位置を適切に設定することにより、図5に示すように、素通しアウターカバー2を意匠面部21の外側から見たときに、脚部22が肉厚方向に光学的に拡大された外観を呈するようになる。すなわち、同図において、脚部22の内面S1の一点P1からの光はシリンドリカルステップ24によって屈折されて素通しアウターカバー2の外部に出射されるので、素通しアウターカバー2の前方から見ると一点P1の虚像が点P2に結像される。したがって、脚部22の内面S1の複数の点について同様な虚像が結像さるため、当該内面S1は同図の二点鎖線S2に示すようにエクステンション7に近接された位置に結像される。このことから、素通しアウターカバー2の前方外側から脚部22を見たときには、実質的に当該脚部22の肉厚が厚く見えるようになり、その結果ガラス製の素通しアウターカバーと同程度の外観を呈するようになり、樹脂製の素通しアウターカバー2の見かけ上の重厚感が生じ、ヘッドランプHLの高級感が得られることになる。
【0017】
図6は本発明の第2の実施形態のランプの断面図である。ここでは、図2に示した第1の実施形態のランプに対してエクステンションが存在しないランプに適用したものであり、第1の実施形態のランプと等価な部分には同一符号を付してある。すなわち、リフレクタ4の前縁部4aが灯具ボディ1の内面に近接配置させることが可能なランプ、例えば、灯具全体を傾動させてエイミング調整を行うようなランプでは、リフレクタ4を灯具ボディ1内において固定的に取着するようが可能であり、この場合にはリフレクタ4の前縁部4aを樹脂製の素通しアウターカバー2の脚部22の内面に近接配置する構成がとられている。このようなランプにおいても、肉厚の薄い樹脂製の素通しアウターカバー2の脚部22とリフレクタ4の前縁部4aとの間に間隙dが生じ、この間隙dを透して脚部22の肉厚が薄いことが観察でき、外観上の見栄えが低下することになる。したがって、このような場合においても素通しアウターカバー2の意匠面部21の脚部22に沿う領域にシリンドリカルステップ24を形成することで、前記実施形態と同様にリフレクタ4と素通しアウターカバー2の脚部22との間隙dが縮小されて実質的に脚部22の肉厚が厚く見えるようになり、素通しアウターカバー2の外観上の重厚感が得られ、ヘッドランプの高級感が得られるようになる。なお、本実施形態においても、前記シリンドリカルステップ24は電球6から出射して素通しアウターカバー2を透過する光源光が入射されることがない領域に形成されており、素通しアウターカバー2を通して出射される光源光の配光特性に影響を与えることがないようになっている。
【0018】
ここで、前記各実施形態では、素通しアウターカバーの意匠面部に設けてエクステンション又はリフレクタとレンズの脚部との間隙を露見しないようにするステップ形状として凸状のシリンドリカルレンズを用いており、シリンドリカルステップは曲面が滑らかであるため、素通しアウターカバーに適用したときには、平坦でかつ均一な外観を呈する意匠面部において当該シリンドリカルステップが際立って目立つようなことがなく、当該意匠面部に対して違和感なくガラス製のように見せかけることが可能になる。
【0019】
また、前記各実施形態では単一のランプに本発明を適用した例を示しているが、複数のランプを一体化したランプに用いられる樹脂製の素通しアウターカバーについても本発明を同様に適用できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、灯具ボディの前面開口を覆う樹脂製の素通しアウターカバーの意匠面部の脚部に沿った灯具ボディの前面開口の全周に沿った領域の内面に脚部を肉厚方向に拡大した外観を呈するように脚部に向けた方向の断面形状が円弧状をしたレンズステップを備えることにより、当該素通しアウターカバーの脚部が肉厚の増大した外観を呈するようになり、樹脂製の素通しアウターカバーを用いた灯具であってもガラス製の素通しアウターカバーを用いた灯具と同等な重厚感や高級感を得ることができる。特に、本発明の車両用灯具によれば、アウターカバーの内面とリフレクタ或いはエクステンションとの間に生じる間隙を光学的に縮小させて結像するように間隙の幅方向の断面形状が円弧状をしたレンズステップにより間隙を光学的に縮小することで、実質的に脚部の肉厚が増大されて見えるようになり、ガラス製の素通しアウターカバーを用いた灯具と同等な重厚感や高級感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具の第1の実施形態の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】シリンドリカルステップの光学的な作用を説明するための模式図である。
【図6】本発明の第2実施形態の図2と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 灯具ボディ
2 樹脂製の素通しアウターカバー
4 リフレクタ
4a 前縁部
5 電球ソケット
6 電球
7 エクステンション
8 シェード
9 エイミング機構
21 意匠面部
22 脚部
24 レンズステップ(シリンドリカルステップ)
d 間隙
Cx 支点部
Vx 上下エイミング点
Hx 左右エイミング点

Claims (2)

  1. 灯具ボディと、前記灯具ボディ内に配設された光源と、前記灯具ボディの前面開口を覆う樹脂製の素通しアウターカバーとを備える車両用灯具であって、前記素通しアウターカバーは、前記灯具ボディの前面開口に対向される意匠面部と、前記意匠面部の周縁部に沿って延在される脚部と、前記意匠面部の前記脚部に沿った灯具ボディの前面開口の全周に沿った領域の内面に形成されたレンズステップとを備え、前記レンズステップは前記脚部を肉厚方向に拡大した外観を呈するように前記脚部に向けた方向の断面形状が円弧状をしていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 灯具ボディの前面開口を樹脂製の素通しアウターカバーで覆った車両用灯具であって、前記素通しアウターカバーには前記灯具ボディ内に内装されるリフレクタ或いはエクステンションと前記アウターカバーの内面の間に生じる間隙に対向する領域に形成されたレンズステップを備え、前記レンズステップは前記間隙を光学的に縮小させて結像するように前記間隙の幅方向の断面形状が円弧状をしていることを特徴とする車両用灯具。
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