JP4034021B2 - 液体芳香剤容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体芳香剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器体内へ収納させた芳香剤を吸湿材に吸湿させ、かつ吸湿材から芳香剤を気化させて芳香を放出させるよう形成した芳香剤容器が公知であり、例えば、本出願人が提案した容器は(実公昭58-22746号公報)、芳香剤収納容器体の口頸部外面に、浅皿状の吸湿材収納部の底壁下面から垂下した取付け筒を嵌合させ、又その吸湿材収納部の底壁中央部を開口させて、該開口周縁から保持筒部を口頸部内へ垂下すると共に、その保持筒部に上部を挿通させて棒状吸湿材を芳香剤収納容器体の底壁まで垂下し、容器体内芳香剤を棒状吸湿材を介して、吸湿材収納部内へ嵌合させた板状吸湿材に吸湿させ、かつ該板状吸湿材から芳香剤を気化させて芳香を放出させるよう設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この種従来容器は、実用性本位で面白味に欠けるきらいがあり、又芳香剤収納容器体を透明又は半透明にすると、芳香剤の残量を確認し易くなって都合がよいが、容器体内へ垂下した棒状吸湿材が外部から見えるようになって、見栄えが悪くなる不具合があった。
【0004】
本発明は、棒状吸湿材を保持させた保持筒部の外面から、模様、ペット画等の画像を有する揺動板を、透明又は半透明とした容器体の底部まで揺動可能に垂下させることで、実用性本位であったこの種容器に玩具的な面白さを加味し、併せて棒状吸湿材が容器の正面側からは見えないよう設けた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、胴部2上端から肩部を介して口頸部3を起立する透明又は半透明の容器体1と、
上記口頸部3に嵌合させた嵌合筒11から内向きフランジ13を介して保持筒14を適当長さ垂下すると共に、該保持筒の内面に棒状吸湿材16を抜け落ち不能に挿通させて、該棒状吸湿材の下端を容器体1底部まで垂下すると共に上端を口頸部3上方まで起立し、又その保持筒14の前面から係合突子15を前方突出した吸上げ体10と、
上記係合突子15の外面へ、上部に穿設した小透孔21を抜け出し不能に嵌合させて吊り下げ、容器体1底部まで揺動可能に垂下させた弾性揺動板20と、
容器体胴部2の上端部外面に頂壁31周縁から垂設した周壁32の下端部を嵌着させ、頂壁31および周壁32の一方ないし双方に複数の芳香放出孔34を穿設したキャップ30と、
上記キャップ周壁32の上部内面に嵌合させた板状吸湿材50と
からなり、
上記棒状吸湿材16の上端面を板状吸湿材50下面へ当接させた。
【0006】
第2の手段として、第1の手段を有すると共に、キャップ周壁32の上部内面にフランジ板41の外周面を嵌合させ、かつ該フランジ板の内周が形成するフランジ孔内に口頸部3外面を挿通させた。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明容器は、容器体1, 吸上げ体10, 弾性揺動板20, キャップ30および板状吸湿材50からなり、容器体1は、胴部2上端から肩部を介して口頸部3を起立し、かつ胴部2の上端部外面に係合凹部4を周設したものであり、透明又は半透明に形成する。
【0008】
吸上げ体10は、上記口頸部3の上部内面に嵌合させた嵌合筒11を有し、該嵌合筒の上端外面に付設した外向きフランジ12下面を口頸部3上端へ係合させると共に、嵌合筒11の上端内面に付設した内向きフランジ13の内周部を下内方へ垂下させてテ−パ状垂下部13aを形成し、該垂下部下端から保持筒14を胴部2の略中間まで垂下し、又図2が示すように、その保持筒14の下部前面から、前部を膨出部15aとした係合突子15を前方突出し、更に、上記保持筒14の内面に棒状吸湿材16の上部を抜け落ち不能に挿通させて、該棒状吸湿材の下端を容器体1底部まで垂下すると共に、その棒状吸湿材16の上端面を上記内向きフランジ13より上方へ突出させて後述板状吸湿材50の下面中央部へ当接させ、更に、上記テ−パ状垂下部13aに外気供給孔17を複数穿設している。
【0009】
弾性揺動板20は、前面に模様、ペット動物等の画像を有し、かつ上部に穿設した小透孔21に上記係合突子15の後部を嵌合させて吊り下げて、容器体1底部まで揺動可能に垂下させている。図示例では、小透孔21を係合突子15後部の外径と略同一内径の真円としたが、簡易に掛け吊りするためには、小透孔21を瓢箪形状に形成して、下半小透孔部分を上記膨出部15aの外径と略同一の内径に設け、その下半小透孔部分へ上記膨出部15aを挿通させて係合突子15の後部を遊嵌させ、かつ上記保持筒14に対して揺動板を引き下げることで、上半小透孔部分へ係合突子15の後部外面を嵌合させるよう形成することが望ましい。更に、揺動板下端後面の左右方向中間には適宜重さの錘22を接着させて、本発明容器を自動車のダッシュボート上等に載置させた場合に、走行時の振動によって、揺動板が左右に揺動し易くなるよう設けている。又当該弾性揺動板は、丸めて棒状吸湿材16に巻き付けた状態で、棒状吸湿材16と共に口頸部3の上面開口から容器体1内へ挿入させるものとし、挿入後、弾性揺動板は、弾性復元して元の形状に戻ることとなる。
【0010】
キャップ30は、容器体胴部2の上端部外面に、頂壁31の周縁から垂設した周壁32の下端部を嵌合させると共に、該周壁の下端内面に周設した抜け止め突条33を上記係合凹部4内へ係止させ、又頂壁31と周壁32の上部両部とに多数の芳香放出孔34を穿設し、更に、周壁32の上部内面に縦突条35を多数付設している。更に、上記周壁32の中間やや上方内面にはフランジ板41の外周面を嵌合固着させると共に、該フランジ板の内周が形成するフランジ孔周縁から垂下した挿通筒部42の内面に口頸部3を挿通させ、かつフランジ板41の下面から補強板部43を複数垂設している。
【0011】
板状吸湿材50は、上記フランジ板41上方のキャップ周壁部分の内面に外周面を嵌合させて上記縦突条35の内面に当接させ、かつフランジ板41上面およびキャップ頂壁31下面との間と間隙をあけておくことで、上記棒状吸湿材16を介して吸湿させた芳香剤を当該板状吸湿材の上下両面から効率よく気化させることができるよう形成している。
【0012】
棒状吸湿材16および板状吸湿材50は、フェルト等の吸湿性材料で形成し、又他の部品は、合成樹脂材で成形している。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、上記構成とするものであり、請求項1記載の発明の場合は、吸上げ体10の保持筒14内面に棒状吸湿材16を抜け落ち不能に挿通させて、該棒状吸湿材の下端を容器体1底部まで垂下すると共に、棒状吸湿材16の上端面を、キャップ周壁32の上部内面に嵌合させた板状吸湿材50の下面へ当接させ、かつキャップ頂壁31および周壁32の一方ないし双方に芳香放出孔34を穿設したから、容器体内芳香剤を棒状吸湿材16を介して板状吸湿材50に吸湿させ、かつ該板状吸湿材から芳香剤を気化させて芳香を芳香放出孔34から放出させることができ、又吸上げ体10の保持筒14下部前面から係合突子15を前方突出し、かつ該係合突子の外面へ、上部に穿設した小透孔21を嵌合させて吊り下げ、容器体1底部まで弾性揺動板20を揺動可能に垂下させたから、例えば、本発明容器を自動車のダッシュボード上等に載置させておくことで、走行時の振動によって弾性揺動板20を左右に揺動させることができ、実用性本位で面白味に欠けていた芳香剤収納容器に玩具的な面白さを加味することができ、又弾性揺動板20を丸めて棒状吸湿材16に巻き付けて、棒状吸湿材16と共に口頸部3の上面開口から容器体1内へ挿入させることができるから、容器組み立てが煩雑となることが回避され、更に、棒状吸湿材16が弾性揺動板20に隠れて容器の正面側から見えないので見栄えがよく、かつ弾性揺動板20が棒状吸湿材遮蔽用の板体を兼用することから、遮蔽用の板体を別個に設ける場合に比して構造が簡易となる。
【0014】
請求項2記載の発明の場合は、キャップ周壁32の上部内面にフランジ板41の外周面を嵌合させ、かつ該フランジ板の内周が形成するフランジ孔内に口頸部3外面を挿通させたから、フランジ板41上方のキャップ周壁部分内に板状吸湿材50を安定して保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】 同実施形態の主要部材の縦断面図である。
【図3】 同実施形態の主要部材の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器体 10…吸上げ体 20…弾性揺動板
30…キャップ 50…板状吸湿材
Claims (2)
- 胴部2上端から肩部を介して口頸部3を起立する透明又は半透明の容器体1と、
上記口頸部3に嵌合させた嵌合筒11から内向きフランジ13を介して保持筒14を適当長さ垂下すると共に、該保持筒の内面に棒状吸湿材16を抜け落ち不能に挿通させて、該棒状吸湿材の下端を容器体1底部まで垂下すると共に上端を口頸部3上方まで起立し、又その保持筒14の前面から係合突子15を前方突出した吸上げ体10と、
上記係合突子15の外面へ、上部に穿設した小透孔21を抜け出し不能に嵌合させて吊り下げ、容器体1底部まで揺動可能に垂下させた弾性揺動板20と、
容器体胴部2の上端部外面に頂壁31周縁から垂設した周壁32の下端部を嵌着させ、頂壁31および周壁32の一方ないし双方に複数の芳香放出孔34を穿設したキャップ30と、
上記キャップ周壁32の上部内面に嵌合させた板状吸湿材50と
からなり、
上記棒状吸湿材16の上端面を板状吸湿材50下面へ当接させた
ことを特徴とする液体芳香剤容器。 - キャップ周壁32の上部内面にフランジ板41の外周面を嵌合させ、かつ該フランジ板の内周が形成するフランジ孔内に口頸部3外面を挿通させたことを特徴とする請求項1記載の液体芳香剤容器。
Priority Applications (1)
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JP36889499A JP4034021B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 液体芳香剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36889499A JP4034021B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 液体芳香剤容器 |
Publications (2)
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JP2001178810A JP2001178810A (ja) | 2001-07-03 |
JP4034021B2 true JP4034021B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=18493029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36889499A Expired - Fee Related JP4034021B2 (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 液体芳香剤容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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JP5459792B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-04-02 | 株式会社吉野工業所 | 揮発性物質放出容器 |
JP5574378B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2014-08-20 | 株式会社吉野工業所 | 揮発性物質放出容器 |
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1999
- 1999-12-27 JP JP36889499A patent/JP4034021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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