JP4031161B2 - 荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置 - Google Patents

荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リンク機構を介して荷受台を昇降させる荷受台昇降装置、特に荷受台を折り畳んで荷台の床面下方に格納する際に、この荷受台を格納高さ位置で位置決めする荷受台の格納位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、荷台に上下2本の上方リンクと下方リンクを有するリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折り畳まれて荷台の床面下方に格納可能に構成された荷受台昇降装置が提供されている。
【0003】
そして、この荷受台を格納するに際しては、荷受台を前後に折り畳んだ後、この荷受台を上昇させて荷台の床面底部に当接させることで、荷受台を強制的に格納位置で停止させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように荷受台を荷台の床面底部に当接させて強制的に格納位置に停止させるものでは、この荷受台が当接する荷台の床面底部を補強する必要があり、この補強のために床面底部の構造が複雑化するとともに、例えば冷凍車の場合には、上記補強のために床面底部の断熱材の厚みをやむを得ず薄くしなければならず、冷凍機能の低下を招くという問題があった。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、補強部材を設けることなく簡単な構成で確実に荷受台を格納位置に位置決めすることができる荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係わる発明が講じた解決手段は、荷台に上下2本の上方リンクと下方リンクを有するリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折り畳まれて荷台の床面下方に格納可能に構成された荷受台昇降装置において、前記荷受台を格納する際において、折り畳んだ荷受台が格納高さ位置に達すると前記リンク機構の下方リンク側に設けられた当接部に当接し、荷受台の上昇を規制するストッパを荷台側に設け、該ストッパを、上記当接部が当接する規制位置と、この規制位置から退避する退避位置との間で回動自在に構成するとともに、荷受台を折り畳む格納初期の動作に連動して上記退避位置から規制位置に回動させるように構成したものである。
【0007】
また、請求項2に係わる発明が講じた解決手段は、請求項1に記載の発明のストッパを特定したことを特徴とする。具体的には、ストッパを、荷受台を荷台の床面下方における格納状態から使用状態に展開する展開初期の動作に連動して規制位置から退避位置に回動させるように構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
<第1の実施の形態>
図1は、荷受台昇降装置の概略構成を示している。
【0010】
荷受台昇降装置10は、例えば車輌の車枠1上に載置された荷台2の後端部に設けられており、上記車枠1の後端部下方に取付枠11a、取付材11bなどを介して固設された取付ブラケット11に左右対称に設けられた平行リンク機構と、これら平行リンク機構を駆動させる駆動装置が設けられ、平行リンク機構に枢支された荷受台12が荷台2と地上との間を昇降動するとともに、荷受台12が地上に達した際に傾動するように構成され、さらに、荷受台12を2つに折り畳んだ状態で荷台2の床面下方に格納するように構成されている。以下、詳細について説明する。
【0011】
前記取付ブラケット11には駆動軸13が水平に軸支され、この駆動軸13の両端に回動板14がそれぞれ固着されている。
【0012】
また、前記取付ブラケット11には上方リンク15の基端部がピン16によって回動自在に支持され、前記回動板14には下方リンク17の基端部がピン18によって回動自在に支持されている。
【0013】
前記上方リンク15の先端部は、取付アーム19の上端部にピン19aによって回動自在に支持されている。
【0014】
前記下方リンク17の先端部は、取付アーム19の下端部にピン19bによって回動自在に支持されている。
【0015】
前記駆動装置としては、昇降シリンダ20が前記取付ブラケット11に設けられ、この昇降シリンダ20のロッド端が回動アーム21を介して前記駆動軸13に連結されている。
【0016】
一方、回動板14には、下方リンク17の下面と当接し、当該回動板14の回動運動を下方リンク17に伝達する当接ボルト23が設けられている。
【0017】
また、前記上方リンク15の基端部寄りには当接部15aが形成されている。この当接部15aは、荷受台12が荷台2の床面と略同一平面上になる最上昇位置に達した際に前記取付ブラケット11に設けたボルト25に当接し、荷受台12の上昇を規制するためのものである。
【0018】
前記ボルト25は、取付ブラケット11の上部にその先端が前記当接部15aと当接するように略水平な状態で螺入されている。よって、ボルト25の螺入量を調整してこのボルト25の先端の突出量を変えることで、ボルト25の先端に当接部15aが当接する位置を調整でき、これによって荷受台12の最上昇位置の位置決めを調整することができる。
【0019】
つまり、前述した平行リンク機構は、上方リンク15、下方リンク17、取付アーム19を主要部として構成されており、この平行リンク機構及びそれに付随した前記各部材が左右の取付ブラケット11を介して左右一対に配設されている。
【0020】
そして、前記荷受台12は、その基端部が前記左右の取付アーム19のピン19aにブラケット12aを介してそれぞれ回動自在に支持されている。この荷受台12は、図6に示すように、基端部側約半分121と先端部側約半分122とがヒンジ123を介して回動自在に支持され、2つ折りが可能なように構成されている。
【0021】
また、図1に示すように、荷受台12は、当該荷受台12を水平に展開した際において適宜な水平保持手段22によりその水平な状態で保持されるようになされている。
【0022】
ここで、前記車体枠1側には、図2及び図3に示すように、本発明の主要部を構成する荷受台12の格納位置決め装置30が設けられている。なお、図2及び図3においては、前述した荷受台12を昇降動させるためのリンク機構等を省略している。
【0023】
前記格納位置決め装置30は、荷受台12を前後に折り畳んで荷台2の床面下方に格納する際に当該荷受台12が格納位置に達するとその上昇を規制するためのものである。
【0024】
具体的には、取付ブラケット11に上下方向に揺動自在に設けられたストッパ31と、荷受台12を格納する際にこの格納初期の動作に連動して上記ストッパ31を作動させる連動機構32とを備えてなる。
【0025】
前記ストッパ31は、図4に示すようにその基端部312が枢支ピン313により揺動自在に枢支されたストッパ本体311と、このストッパ本体311の先端部に螺入されたボルト314とを備えてなり、ボルト314の螺入量を調整することで、後述する荷受台12の格納時の位置決め位置を調整することができる。
【0026】
前記連動機構32は、図2乃至図4に示すように、前記ストッパ31の基端部に一体に設けられた揺動リンク33と、当該揺動リンク33に先端が連結された連動リンク34と、車枠1側に後方へ突設された支持枠1aの先端部に基端部が枢支された作動リンク35と、作動リンク35と連動リンク34の枢支軸34aとの間に連結された連結ロッド36とから構成されている。
【0027】
前記連動リンク34の基端部は、前述した左右の取付ブラケット11、11間に軸支された枢支軸34aの両端部に枢支されており、この枢支軸34aの途中部に一体に設けられた連結アーム37に前記連結ロッド36の一端36aが枢支されている。
【0028】
連動リンク34と揺動リンク33とは、揺動リンク33の先端部に形成された長孔33a内に連動リンク34の先端部に設けられたピン34aが摺動自在に嵌入された連結構造になされている。
【0029】
そして、これら各部材の取付関係は、図2に示すように、作動リンク35が支持枠1aの先端部において略垂直に起立した状態においては、ストッパ31が略水平となる規制位置に配置され、また、作動リンク35が一点鎖線で示すように支持枠1aの先端から後方に突出するように回動した状態では、ストッパ31が上方に揺動して上記規制位置から退避する退避位置(一点鎖線参照)に配置されるようになされている。
【0030】
さらに、取付ブラケット11側には、ストッパ31が規制位置に揺動した際に、揺動リンク33の先端と当接してこのストッパ31の揺動を阻止する阻止部材38が設けられている。
【0031】
上述のように構成された、ストッパ31、揺動リンク33、連動リンク34及び阻止部材38は左右に一対配置されている。つまり、左右の連動リンク34が枢支軸34aの両端部に一体に設けられるとともに、この連動リンク34に対して上記各部材が前述したように設けられている。これにより左右のストッパ31は枢支軸34aの回動に伴って連動リンク34、揺動リンク33を通じて同調しながら規制位置と退避位置とに配置される。
【0032】
また、ストッパ31は、スプリング39の付勢力により前記規制位置と退避位置とで保持されるように構成されている。具体的には、スプリング39は、その一端が一方のストッパ31(図3において上側に配置されたストッパ31)の基端部312にブラケット39aを介して止着され、その他端が前記取付枠11aに止着されている。
【0033】
これによりスプリング39の軸芯がストッパ31の回動中心である枢支ピン313の中心を上下どちらかに越えることで、当該スプリング39の付勢力(引っ張り力)によってこの越えた側の規制位置かもしくは退避位置にストッパ31を保持する。
【0034】
このように構成された左右のストッパ31には、左右の下方リンク17の上下動を司る回動板14の上部に設けられた当接部14aが、後述する荷受台12の格納終了時に当接するようになされている。
【0035】
さらに、前述のように構成された連動機構32には、規制位置に配置されたストッパ31を退避位置に強制的に配置するための操作部材40が設けられている。操作部材40は、図2及び図3に示すようにその基端部が前記枢支軸34aの一端に一体に設けられるとともに、先端にワイヤ部材41の一端が止着されている。
【0036】
ワイヤ部材41の他端41aは環状に形成されており、途中部41bを通じて車枠1の後方に導かれて配置されている。
【0037】
よって、ストッパ31が規制位置に配置されている状態で、ワイヤ部材41の他端41aを後方に引っ張ることで、操作部材40が強制的に後方に回動され、この操作部材40の回動により枢支軸34a、連動リンク34、揺動リンク33を通じてストッパ31が規制位置から退避位置に回動される。
【0038】
前記支持枠1aの先端には、上下に2個の支持ローラ50、51が左右一対設けられている。これら支持ローラ50、51は、荷受台12を格納する際に当該荷受台12を支持してこの格納動作を円滑に行わせるためのものである。
【0039】
次に、上述のようにして構成された荷受台昇降装置の動作について説明する。まず、荷台2と地上との間で荷物を積卸す場合は、図7に示すように折り畳んで格納されている状態の荷受台12を昇降シリンダ20の縮退により地上まで降下させた後、この荷受台12を展開して水平状態にする。
【0040】
そして、作業者がワイヤ部材41の他端41aを後方に引っ張って操作部材40を後方に強制的に回動させることにより、ストッパ31を図2に二点鎖線で示す退避位置に配置させる。
【0041】
この状態で昇降シリンダ20を伸縮動作させることで、前述した平行リンク機構が上下に作動し、この平行リンク機構の上下動によって荷受台12の昇降動作が行われる。
【0042】
この昇降時において、荷受台12が地上直前から荷台2の床面の高さまでの間では、荷受台12が水平状態を保持して昇降動し、荷受台12が地上に達した際には、図示しない傾動機構により荷受台12の先端が地面に接するように傾動する(図1の二点鎖線参照)。
【0043】
なお、荷受台12が荷台2の床面と略同一平面上になる最上昇位置まで上昇した場合には、取付ブラケット11に設けたボルト25の先端に上方リンク15に形成した当接部15aが当接し、これにより荷受台12の上昇が停止されることになる。
【0044】
次に、荷物の積卸しが終了して荷受台12を格納する場合には、地上に配置した荷受台12の先端部側約半分122を前方に回動させることで、基端部側約半分121上に配置して2つ折りに折り畳んだ状態で、この折り畳んだ荷受台12を図6に示すように支持枠1aに設けた下方の支持ローラ51に当接するまで起立させる。これにより作動リンク35も荷受台12に当接して後方に突出した状態から前方に回動して略起立する状態になる。
【0045】
この作動リンク35の回動(格納初期の動作)に連動して連結ロッド36、連結アーム37、枢支軸34aを介して左右の連動リンク34及び揺動リンク33がそれぞれ回動する。この回動によって左右のストッパ31は退避位置からスプリング39の付勢力に抗して規制位置側に回動し、スプリング39の軸芯が枢支ピン313の中心を下方に越えた時に当該スプリング39の付勢力がストッパ31を規制位置側に回動させるように作用し、ストッパ31が規制位置に配置されその状態が保持される。
【0046】
この後、昇降シリンダ20を伸長させて荷受台12を上昇させることで、起立状態の荷受台12が下方の支持ローラ51に支持されながら、徐々に前方に傾動しながら上昇し、続いて上方の支持ローラ50に支持されながらこの荷受台12が格納位置に達すると図7に示すように回動板14の当接部14aがストッパ31の先端に当接する。これにより荷受台12の上昇が強制的に規制され、荷受台12を格納位置に配置することができる。
【0047】
なお、荷受台12を荷台2と地上との間で昇降させる際に、ストッパ31を規制位置から退避位置に配置させる動作は、前述したように作業者が手動操作によりワイヤ部材41の他端41aを引っ張って行うものに限らず、適宜なアクチュエータを用いて行ってもよい。
【0048】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図8および図9に基づいて説明する。
【0049】
この実施形態では、連動機構の構成を変更している。なお、連動機構を除くその他の構成は第1の実施形態の場合と同じであり、同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0050】
すなわち、本実施形態では、図8に示すように、連動機構6は、ストッパ31の基端部に一体に設けられた揺動リンク33と、この揺動リンク33先端部の長孔33a内に先端部のピン34aが摺動自在に嵌入された連動リンク34と、略中央部が車枠1側の支持枠1a先端部に枢支された作動リンク61と、作動リンク61と連動リンク34の枢支軸34aとの間に連結された連結ロッド36とを備えている。この場合、作動リンク61は、支持枠1aに対する枢支部よりも斜め上方に突出する上部突片61aと、その枢支部よりも斜め下方に突出する下部突片61bとを備えている。
【0051】
そして、これら各部材の取付関係は、図9にも示すように作動リンク61の下部突片61bが支持枠1aの先端から後方に突出するように作動リンク61が前方回動した前傾状態(図8および図9に実線で示す状態)においては、ストッパ31が略水平となる規制位置(図8に実線で示す位置)に位置付けられ、また、作動リンク61が後方へ回動して略垂直に起立する起立状態(図8および図9に一点鎖線で示す状態)では、ストッパ31が上方に揺動して規制位置から退避する退避位置(図8に一点鎖線で示す位置)に位置付けられるようになされている。この連動機構6は左右に一対配置されている。
【0052】
作動リンク61(上部突片61aおよび下部突片61b)は、折り畳んだ荷受台12を格納する際に支持ローラ50、51により案内される当該荷受台12の先端部側約半分122と当接し、前方へ回動(図8および図9では反時計回りに回動)して前傾状態に変換され、この作動リンク61の前傾状態への変換動作と連動して、連結ロッド36、連結アームおよび連動リンク34を介してストッパ31を規制位置に位置付けるようになされている。一方、作動リンク61は、折り畳んだ荷受台12を格納状態から昇降可能な使用状態に展開する際にも当該荷受台12の先端部側約半分122と当接し、後方へ回動(図8および図9では時計回りに回動)して起立状態に変換され、この作動リンク61の起立状態への変換動作と連動して、連結ロッド36、連結アームおよび連動リンク34を介してストッパ31を退避位置に位置付けるようになされている。
【0053】
次に、上述のようにして構成された荷受台昇降装置の動作について説明する。
まず、荷台2と地上との間で荷物を積卸す場合には、荷受台12が折り畳んだ格納状態にあるので、荷受台12を昇降可能な使用状態に展開する上で、昇降シリンダ20を縮退させる。このとき、荷受台12が上方の支持ローラ50に次いで下方の支持ローラ51に案内されると、前傾状態にある作動リンク61の下部突片61bに先端部側約半分122が当接し、作動リンク61を後方へ回動させて起立状態(図8および図9に一点鎖線で示す状態)に変換する。これにより、作動リンク61の起立状態への変換動作と連動する連結ロッド36、連結アームおよび連動リンク34を介してストッパ31を退避位置(図8および図9に一点鎖線で示す位置)に位置付けることができる。
【0054】
そして、昇降シリンダ20をそのまま縮退させて荷受台12を地上まで降下させた後、この荷受台12を展開して水平状態にする。
【0055】
それから、昇降シリンダ20を伸縮動作させることで、平行リンク機構が上下に作動し、この平行リンク機構の上下動によって荷受台12の昇降動作が行われる。
【0056】
一方、荷物の積卸しが終了して荷受台12を格納する場合には、地上に展開している荷受台12の先端部側約半分122を前方に回動させて基端部側約半分121上に重ね合わせ、荷受台12を2つ折りに折り畳む。この状態で、折り畳んだ荷受台12(先端部側約半分122)を下方の支持ローラ51に当接するまで起立させる。このとき、作動リンク61の上部突片61aが荷受台12に当接し、作動リンク61を前方へ回動させて前傾状態(図8および図9に実線で示す状態)に変換する。これにより、作動リンク61の前傾状態への変換動作と連動する連結ロッド36、連結アームおよび連動リンク34を介してストッパ31を規制位置(図8および図9に実線で示す位置)に位置付ける。
【0057】
この後、昇降シリンダ20を伸長させて荷受台12を上昇させることで、起立状態の荷受台12が下方の支持ローラ51に支持されながら、徐々に前方に傾動しながら上昇し、続いて上方の支持ローラ50に支持されながらこの荷受台12が格納位置に達すると、回動板14の当接部14aがストッパ31の先端に当接する。これにより荷受台12の上昇が強制的に規制され、荷受台12を格納位置に配置することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の請求項1の荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置によれば、荷受台を折り畳む格納初期の動作に連動させてストッパを退避位置から規制位置に回動させ、折り畳んだ荷受台が格納高さ位置に達するとリンク機構の下方リンク側に設けた当接部に当該ストッパを当接させて荷受台の上昇を規制することで、従来のような補強部材が不要で、しかも簡単な構成で且つ確実に荷受台を格納位置に位置決めすることができる。
【0059】
また、本発明の請求項2の荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置によれば、荷受台を展開する展開初期の動作に連動させてストッパを規制位置から退避位置に回動させるので、ストッパを規制位置と退避位置との双方に荷受台の動作に合わせて自動的に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる荷受台昇降装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】同荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置の構成を示す側面図である。
【図3】同荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置の構成を示す平面図である。
【図4】同じくストッパと、このストッパに連結された連動機構の一部の構成を示す側面図である。
【図5】同じくストッパを規制位置と退避位置とで保持するスプリングの具体的な配置を示す、図3のA矢視図である。
【図6】同荷受台の格納初期の状態を示す側面図である。
【図7】同荷受台が格納された状態を示す側面図である。
【図8】第2の実施形態に係わる荷受台の格納位置決め装置の構成を示す側面図である。
【図9】同じく作動リンクの拡大側面図である。
【符号の説明】
1 車枠
2 荷台
10 荷受台昇降装置
12 荷受台
14 回動板
14a 当接部
15 上方リンク
17 下方リンク
30 格納位置決め装置
31 ストッパ
32 連動機構
6 格納位置決め装置

Claims (2)

  1. 荷台に上下2本の上方リンクと下方リンクを有するリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に折り畳まれて格納可能に構成された荷受台昇降装置において、
    前記荷受台を格納する際において、折り畳んだ荷受台が格納高さ位置に達すると前記リンク機構の下方リンク側に設けられた当接部に当接し、荷受台の上昇を規制するストッパが荷台側に設けられ、該ストッパは、上記当接部が当接する規制位置と、この規制位置から退避する退避位置との間で回動自在に構成されるとともに、荷受台を折り畳む格納初期の動作に連動して上記退避位置から規制位置に回動されるように構成されたことを特徴とする荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置。
  2. 上記ストッパは、荷受台を荷台の床面下方における格納状態から使用状態に展開する展開初期の動作に連動して規制位置から退避位置に回動されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の荷受台昇降装置における荷受台の格納位置決め装置。
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