JP4030256B2 - 燃料電池を用いたコージェネレーションシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料として温水加熱をすることができる燃焼装置等とを有し、外部負荷に電力を供給するとともに温水供給をすることができる燃料電池を用いたコージェネレーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水素を燃料ガスとし、空気中の酸素を酸化剤として使用する固体高分子型燃料電池(以下単に燃料電池という)は、酸やアルカリによる腐食の心配がなく寿命が長い特徴を有している。
【0003】
このような、燃料電池は、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器を有し、燃料電池で発電された電力を外部の電気負荷等に供給できるように構成されている。
【0004】
また、燃料電池や改質器から排出される未燃焼ガスを使用して温水を加熱すれば、電力供給と併せて給湯を行なうコージェネレーションシステムを構築することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、家庭の電力消費は夜間と昼間とで大きな差があり、夜間の家庭の電気消費量は、300W/時程度と些少であるために、家庭で使用される小型のコージェネレーションシステムを夜間に運転することは経済的でない。
【0006】
通常は、小型のコージェネレーションシステムは昼間にのみ運転し、夜間は停止され、コージェネレーションシステムの運転の停止時には、改質器や燃料電池及び関連機器の作動が停止される。
【0007】
改質器や燃料電池の作動を停止することは、これに応じて関連する全ての機器、例えば、水蒸気や原燃料を改質器へ供給する管路に設けられた開閉弁及び空気や改質ガスの流れを制御する制御弁は閉止され、燃焼空気や反応空気を送るガスポンプ及び水を送るポンプ等の機器も停止されるように制御される。
【0008】
逆に、コージェネレーションシステムの運転を再開するときは、改質器や燃料電池の作動を再開するのみならず、閉止されていた制御弁や停止されていたポンプ等の機器の作動をすべて再開することである。
【0009】
しかしながら、燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの運転と停止を頻繁に行なうことは、上述した関連機器の作動の発停が繰返されるばかりでなく、燃料電池に改質ガスを供給する改質器の加熱装置(例えば、バーナ等の燃焼装置)の点火と消火を頻繁に繰返すことでもある。
【0010】
コージェネレーションシステムの運転開始時には、改質器の加熱装置の着火の失敗を生じる可能性がある。着火に失敗がないときでも、コージェネレーションシステムの頻繁な発停は、改質器その他の機器を高温にしたり常温に戻したりさせるヒートサイクルにさらすことは避け難く、改質器や関連する機器の構成部品は、このヒートサイクルに伴って生じる熱伸縮歪みや熱化学的な変化によって、改質触媒の耐久性を低下させたり、燃料電池を構成する機器の劣化を早めるという問題がある。
【0011】
この発明は、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料として貯湯タンクの温水加熱をすることができる燃焼装置とを有するコージェネレーションシステムにおいて、該コージェネレーションシステムのエネルギ効率の低下を防ぎつつ、コージェネレーションシステムを構成する機器や装置の耐久性を損なわないようなコージェネレーションシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1のコージェネレーションシステムは、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器への原燃料ガスの供給量を制御する燃料供給制御手段と、前記改質器加熱用の加熱装置と該加熱装置における加熱量の制御手段とを有し、前記改質器から発生する改質ガスを燃焼装置によって燃焼するとともに、前記燃料電池の作動、停止の状態とは独立して前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間に前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼する制御手段を備えていることを特徴としている。
【0013】
また、請求項2のコージェネレーションシステムは、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料にして温水加熱をすることができる燃焼装置とを有するコージェネレーションシステムにおいて、前記改質器には原燃料ガスの供給量を制御する燃料供給制御手段及び改質反応用の加熱装置を設けるとともに、前記コージェネレーションシステムの運転中は改質器の作動を継続しつつ電気負荷の増減に応じて前記燃料電池の出力の増減制御や作動と停止の制御をし、かつ、前記燃料電池の作動停止の間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間に前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼する制御手段を有していることを特徴としている。
【0015】
さらに、請求項3のコージェネレーションシステムは、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、温水加熱をする燃焼装置とを有するとともに、夜間は改質器の作動を継続しつつ、前記燃料電池の作動を停止し、前記改質器で発生した改質ガスを燃料として前記燃焼装置を作動させる制御手段が備えられ、前記制御手段は、夜間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させつつ前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置に燃焼させることを特徴としている。
【0016】
さらに、請求項4のコージェネレーションシステムは、水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料として温水加熱をすることができる燃焼装置と、該燃焼装置で加熱された温水を貯える貯湯タンクを有するとともに、夜間は燃料電池の作動を停止しつつ前記改質器と前記燃焼装置とを作動させる制御手段を有し、前記制御手段は、夜間は、前記燃料ガスの出力状態を、少なくとも前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続し、前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼させつつ、前記貯湯タンクの温水の温度に応じて前記改質器の出力状態を制御し、前記燃焼装置による貯湯タンクの温水の加熱温度を約80℃以上に昇温させるように制御することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1はこの発明に係る燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの機器の構成を示す図である。符号6は、例えば、固体高分子型燃料電池等、100℃以下で動作する低温動作型の燃料電池、3は原燃料ガスを改質して燃料電池6に供給する改質器、70は燃料電池6から電力の供給を受ける電気負荷、WSはコージェネレーションシステムの一部を構成する温水供給装置、95はこれらの機器の制御装置である。
【0019】
燃料電池6は燃料極6a、空気極6k及び冷却部6cを有している。燃料極6aは管路64を介して改質器3に接続され、改質器3から高濃度の水素ガス(改質ガス)を燃料電池6の燃料ガスとして導入し、発電に使用する。燃料極6aで反応されなかった余剰水素はオフガスとして制御弁40又は92を経て管路38又は15に送出される。
【0020】
空気極6kは、管路16を介して空気ポンプ11に接続され、酸化剤としての反応空気を導入して燃料電池6の発電に使用し、燃料電池6で反応に使われた後の空気は、管路27を経て大気中に排出される。
【0021】
燃料電池6の冷却部6cは、燃料電池6の燃料極6a、空気極6kに並置された冷却装置であり、燃料電池6自身の反応熱等で燃料電池6が過熱しないようにしている。
【0022】
冷却部6cにはポンプ48(図2参照)を用いて水等の冷却流体が循環され、燃料電池6内の温度が発電に適した温度、例えば、70℃〜80℃の作動温度に保たれるように冷却制御される。これにより、燃料電池6の温度が反応熱で過度に上昇し過ぎて、電池の構成材料の機能が低下したり、電池の固体高分子膜が損傷されたりしないようにしている。
【0023】
改質器3へは、天然ガス、都市ガス、メタノール、LPG、ブタン等の原燃料ガスが燃料管1、燃料供給制御弁41経由、昇圧ポンプ10で昇圧されて供給される。
【0024】
改質器3に供給された原燃料ガスは、水蒸気源20から供給された水蒸気と混合し、加熱装置12で加熱されて、水素、二酸化炭素及び一酸化炭素を含む改質ガスが生成される。
【0025】
改質器3を出た改質ガスは、CO変成器4やCO除去器5を経て、一酸化炭素濃度が10ppm以下に低減された水素濃度の高い改質ガスとして、燃料電池の燃料極6aに供給される。
【0026】
上記構成において、加熱装置12としては、例えば、ガスバーナ等の燃焼装置或いはその他の触媒加熱等の適当な加熱装置が用いられる。加熱装置12は、改質器3における改質反応に必要とされる熱を供給し、改質反応を維持している。以下の説明では、加熱装置12にガス燃焼装置を使用した例で説明をする。
【0027】
加熱装置12へは、燃焼制御弁42を有する燃料管13を介して燃料ガスが供給される一方、オフガス制御弁92を有する管路15を介して燃料電池6で発電に使用されなかった水素ガス(オフガス)が供給され、送風機14経由で供給される空気を燃焼空気として燃焼される。
【0028】
図1のコージェネレーションシステムの温水供給装置WSは、温水加熱用の燃焼装置34、温水加熱用の熱交換器46、該熱交換器46に温水を循環させるポンプ47、加熱された温水を貯える貯湯タンク50等から構成されている。
【0029】
燃焼装置34では、管路35、38を経由して改質器3から供給される改質ガスが、送風機37を介して供給される空気を燃焼空気として燃焼され、該燃焼ガスによって熱交換器46に循環される水を加熱するものである。
【0030】
貯湯タンク50には、管路28を経て市水が供給され、ポンプ47によって上記熱交換器46に循環し加熱された温水が貯えられる。貯湯タンク50の温水は、管路62を経て、風呂や洗面所、台所等の給湯負荷に供給される。
【0031】
燃料電池6から電力供給を受ける外部の電気負荷70としては、このコージェネレーションシステムが設置されている家庭の照明装置やテレビ等の電気機器やコージェネレーションシステムの運転を維持するポンプや送風機等の電気機器の他に、DC/DCコンバータ107や系統連系インバータ108を介して商用電源に接続されているその他の電気機器等があるが、図1では、これらの電気機器をまとめて、電気負荷70という。
【0032】
なお、73は、上述した種々の電気機器(図示せず)や電気負荷70へ電力を供給するようにした分電盤である。
【0033】
制御装置95は、改質器3や燃料電池6の温度を温度センサ44、45で監視しつつ、改質器3に供給される原燃料ガスや燃料電池6へ供給される改質ガスの流れやその量及び燃料電池6で発電されて電気負荷に供給される電力の供給先や電力量の制御をしている。さらに制御装置95は、改質器3の加熱装置12と該加熱装置における加熱量の制御を行なう装置でもある。なお、49は、燃料電池6で発電された電気の電流量を検出する電流計である。
【0034】
制御装置95による燃料ガスや改質ガスの制御は、燃料管1及び13に設けられた燃料供給制御弁41及び燃焼制御弁42、改質ガスが流れる管路64及び35に設けられた開閉弁91及び36、並びに、オフガスが流れる管路38及び15に設けられた制御弁40及びオフガス制御弁92の開閉制御によっておこなわれる。
【0035】
以上のように構成されたコージェネレーションシステムは、起動時には、改質器3及び燃料電池6の温度が共に低く、オフガスの発生もないので、改質器3の加熱装置12では、燃焼制御弁42、燃料管13を経て供給される燃料ガスが燃焼される。
【0036】
加熱装置12によって改質器3の加熱が開始され、改質器3で改質ガスの発生が始まっても、初めは、改質ガスの組成は安定していない。
【0037】
制御装置95は、改質器3を構成する機器の作動及び温度が安定するまでは、開閉弁91を閉じて改質ガスを燃料極6aに供給しない。制御装置95は、開閉弁36を開くことにより、組成が不安定な改質ガスを、管路35経由で燃焼装置34に導き、ここで燃焼させるように制御をする。
で燃焼させるように制御をする。
【0038】
このようにしてコージェネレーションシステムの運転を開始させ、改質器3を含む各機器の温度や作動が安定した後に、制御装置95は、開閉弁36を閉じ、開閉弁91を開くことにより、改質ガスを燃料極6aに導入し、燃料電池6における発電を開始させる。
【0039】
改質ガスの導入によって発電を開始した燃料電池6も直ちに定格安定出力状態にはならない。制御装置95は、燃料電池6の温度が低く、発電の出力も僅かな中は、燃料電池6に過度の負荷がかからないように負荷の制御をする。
【0040】
即ち、制御装置95は、温度センサ45によって燃料電池6の温度を監視しながら、燃料電池6の温度に応じた電力を燃料電池6から取出し、燃料電池6の温度が上がるに従って取出し電流値を増やす形で燃料電池6にかける電気負荷の量を徐々に増大させ、自己発熱によって、燃料電池6の温度を上げるように(負荷昇温)制御をする。
【0041】
このような負荷昇温の制御は、例えば、燃料電池6へ改質ガスの供給を開始した後、燃料電池6のオープン電圧が確認されたら、直ちにオープン電圧からDC/DCコンバータ107や系統連係インバータ108を介した電力系統(外部負荷)への連係を行い、発電能力が小さい中から、燃料電池6に電気負荷をかけ始める形で行われる。
【0042】
その後も制御装置95は、燃料電池6を損傷しない範囲で最大負荷を燃料電池6に与え続け、燃料電池6の自己反応熱によって、電池の温度をできるだけ早く定格安定出力状態の温度に上げて、すみやかに定常の作動状態に移行させるものである。このようにして燃料電池6を起動する際のエネルギ損失を極限まで少なくすることができる。
【0043】
燃料電池6の温度が負荷昇温によって上昇し、定常の作動温度(例えば、70℃〜80℃)で安定し、定格出力状態に達した後は、燃料極6aから排出されるオフガスの組成も安定してくる。制御装置95は、制御弁40を閉じ、オフガス制御弁92を開き、オフガスの流れを管路38から管路15に切替えて、オフガスが改質器3の加熱装置12で燃焼されるように制御する。その後は、加熱装置12では、管路15経由で供給されるオフガスが燃焼されて改質器3の加熱が継続される。
【0044】
燃料電池6が定常作動状態に達した後、燃料電池6は、冷却部6cによって燃料電池の作動温度(例えば、70℃〜80℃)に保たれ、連続して定格発電が行なわれる。この時、上述したガスの管路15、35、38、64の弁の開閉は、開閉弁91と制御弁92が開かれ、開閉弁36と制御弁40が閉じられている。
【0045】
燃料電池6の定常作動状態では、改質ガスの大部は発電に使われ、燃料電池6で得られた電力は上述のようにDC/DCコンバータ107、系統連系インバータ108経由で電気負荷70に供給され、制御装置95は、電気負荷70の負荷量の増減に応じて燃料電池6の出力の増減の制御や燃料電池6の作動を開始維持させたり、作動を停止する等の制御が行われる。
【0046】
なお、燃料電池6が定格安定出力状態になった後は、コージェネレーションシステムや燃料電池6を構成する附属機器、例えば、ポンプ10、47や送風機11、14、37、制御弁40、41、42、92や開閉弁36、91或いは、制御装置95等を作動させる電力は燃料電池6で発電された電力によってまかなうようにしてもよい。
【0047】
また、制御装置95によって、改質器3の温度を温度センサ44で監視しつつ、改質器3の加熱装置12には、制御弁92を経由したオフガスと燃焼制御弁42を経由した燃料ガスとを並行して供給して燃焼させるようにしてもよい。
【0048】
制御装置95は、コージェネレーションシステムの運転中は、燃料電池6の出力に応じて改質器3へ導入する原燃料の量を制御する。一方、燃料電池6の作動を停止したときは、燃料電池6から独立して改質器3の作動を継続するように制御される。このとき、改質器3の温度が燃料電池6の作動中とほぼ同じ温度になるように加熱装置12の作動が制御される。
【0049】
この発明のコージェネレーションシステムには、改質器3と、該改質器3で発生した改質ガスを燃料として発電をする燃料電池6と、同じく改質器3で発生した改質ガスを燃料にして温水加熱をすることができる燃焼装置34が備えられ、かつ、該コージェネレーションシステムの運転中は、夜間や家人の留守等で電気負荷量が、例えば、300W以下に減少すると予想され、燃料電池6の作動を停止するときでも、改質器3の作動を継続させるように制御する制御装置95が備えられている。
【0050】
これにより、改質器3は、燃料電池6の作動状態とは独立してその温度をほぼ一定に保たれ、この間に改質器3で発生した改質ガスは燃焼装置34で燃焼されて温水加熱に利用され、エネルギ効率の低下を防いだコージェネレーションシステムを得ることができる。
【0051】
また、改質器3の温度がほぼ一定に保たれることにより、改質器3の触媒や加熱装置、その他の関連する機器に対してはヒートサイクルの影響を極力避けてその耐久性の低下を防止し、コージェネレーションシステムを構成する機器の機能の安定性を向上させることができる。
【0052】
また、コージェネレーションシステムの運転中は、改質器3がほぼ一定温度に維持されるように加熱装置12を作動させて改質ガスを生成しているので、電気負荷70の増減等に速やかに追随させて、燃料電池6の発電量を増減制御できる。さらに、燃料電池6の作動の停止や作動再開の制御を行なっても、燃料電池6の起動開始ごとに、改質器3の加熱装置12の着火を行なう必要はなく、着火失敗のトラブルも減り、また、燃料電池6の発電開始の立ち上がりも早いので、コージェネレーションシステムの運転に対する信頼性が向上する。
【0053】
なお、制御装置95には、夜間や電気負荷量が数百W以下に低下すると予想される特定の時間帯に、自動的に燃料電池6の作動を停止するタイマ(図示せず)を内蔵させたり、コージェネレーションシステムの使用者が半日とか数日の間、外出をするときに、切替えスイッチ(図示せず)を操作してこの期間は燃料電池6の作動を停止させるようにしてもよい。
【0054】
このようにして燃料電池6が作動を停止しているときは、改質器3の温度をほぼ一定に保ったり、或いは、改質器3の温度が低下し過ぎない範囲(温度変化で改質器を構成する触媒や部品或いは関連する機器にヒートサイクル(熱膨張収縮の繰返し)の影響やこれによる熱化学的な変化を生じさせない温度範囲)に改質器3の温度の変動を抑えて作動を継続させる。このような改質器3の作動制御にすれば、少量の燃料ガス(エネルギ消費)で改質器3の温度を略一定の温度に保つことができる。
【0055】
また、コージェネレーションシステムの運転の制御は、例えば、2〜3日の外出(燃料電池6の作動停止)であれば、コージェネレーションシステムの運転と改質器3の作動は継続させて温水の供給だけは可能にし、それ以上の期間ににわたって留守にするなどして燃料電池の作動が停止されるようなときは、コージェネレーションシステムの運転も停止させ無駄な燃料消費を防ぎ、このようにして改質器3の温度変化や点火と消火とによるヒートサイクルの発生の機会を極力減じるのが好ましい。
【0056】
図2はこのようなコージェネレーションシステムの第2の実施形態を示す機器構成図であり、コージェネレーションシステムの中の温水供給装置の機構を主に示している。
【0057】
図2の実施形態では、水蒸気源20の一例として、加熱装置12の排ガスが流れる排気管31に熱交換器17を設け、ポンプ22を用いて水タンク21から供給された水を熱交換器17で加熱、水蒸気化して改質器3に供給する構成が示されている。この水蒸気源20によれば、改質器3における反応加熱に使用された加熱装置12の燃焼排ガスの熱を活用して原燃料の改質に必要な水蒸気を得ることができる。
【0058】
また、排気管31には、熱交換器17と独立した熱交換器32が設けられ、この熱交換器32に、貯湯タンク50からの水をポンプ33で循環することにより排ガスの熱の回収が行われる。さらに、燃料電池6の空気極6kから排出される空気の管路27に熱交換器67を設け、この熱交換器67にポンプ66を用いて貯湯タンク50からの水を循環させることにより燃料電池6からの排出空気の熱が貯湯タンク50回収される。さらにまた、改質器3とCO変成器4との間及びCO変成器4とCO除去器5との間にそれぞれ熱交換器18、19を設け、ポンプ23、24を用いて水タンク21の水を熱交換器18、19に循環することにより、管路64を流れる改質ガスの熱を水タンク21に回収し、かつ、水タンク21と貯湯タンク50との間に熱交換器61を設けて水タンク21の熱を貯湯タンク50に回収するようにした点等が図1に示す実施形態と異なる。
【0059】
その他、図2において、図1と同様な機器、部品については、同じ番号を付してその説明を省略する。
【0060】
図2に示す実施形態のコージェネレーションシステムでは、該システムから排出される熱をできる限り温水の加熱エネルギとして回収する機構となっている。
【0061】
また、図1と同様に、コージェネレーションシステムの起動時やコージェネレーションシステムの運転をしつつ燃料電池6の作動が休止されているときには、改質器3からの改質ガスを燃焼装置34で燃焼させてその熱エネルギを貯湯タンク50に回収し、原燃料ガスが有するエネルギを無駄に排出しないように活用している。
【0062】
さらに、燃料電池6の作動中は、得られた電力を電気負荷(図示省略)に供給すると同時に、熱交換器32、61、67を用いて熱回収を行い、コージェネレーションシステムで使用される原燃料のエネルギの有効活用を図るようにしている。
【0063】
図2の実施形態においても、燃焼装置34では改質ガスが燃焼され、熱交換器46による温水加熱をしているが、この温水加熱温度は、上述した熱交換器32、61、67による熱回収よりも高い温度に温水加熱をすることができるので、例えば、貯湯タンク50に貯えられる水の温度を90℃以上に昇温させたり、排気や廃熱回収系の熱交換器32、61、67等で得られた温水の温度を高めて給湯に使うような、追いだきの温水加熱装置(図示せず)として熱交換器46を機能させることができる。
【0064】
このように図2のコージェネレーションシステムでは、改質器3と燃料電池6とを有し、燃料電池6で得られた電力を電気負荷(図示省略)に供給するとともに、熱交換器32、61、67を用いて熱回収のようにして貯湯タンク50の温水加熱をするとともに、燃焼装置34及び熱交換器46によって追いだき装置のようにして温度を高めた温水を貯湯タンク50に貯えて洗面や風呂等の給湯負荷に供給するようにしている。
【0065】
このようなコージェネレーションシステムは、夜間や留守中等、電力負荷量が少なく燃料電池6の作動を停止させて負荷への給電をしていないときでも、改質器3を作動させ、改質器3で得られた改質ガスを燃焼装置34で燃焼させ、貯湯タンク50に温水として熱回収することにより、エネルギの損失を防ぎつつ機器の作動の安定性と耐久性を向上させ、かつ、システムに対する信頼性を向上させたコージェネレーションシステムを提供することができる。
【0066】
特に、第2図に示す構成の実施形態においては、熱交換器32、61、67によって得られた温水を追だきするような形で改質器3及び燃焼装置34、ポンプ47等を制御し、約80℃以上に加熱、好ましくは、朝の給湯開始までに90〜95℃の温度に昇温された温水として貯湯タンク50に温水を貯えたり、貯えられた温水の温度を高めて給湯負荷に供給できるものである。
【0067】
このために、図2においても、(図示されていない)制御装置95が、図1の実施形態と同様に、コージェネレーションシステムの運転中は前記改質器3の作動を継続しつつ電気負荷70の増減に応じて前記燃料電池6の作動及び停止の制御をする。また、燃料電池6の停止しているときは、改質器3から発生する改質ガスを燃焼装置(燃焼装置)34で燃焼させて温水加熱に利用するように機器の制御をしている。さらに、夜間は、改質器3の温度をほぼ一定に保つ範囲の最低出力で改質器3の作動を継続させつつ、貯湯タンク50の温水温度に応じて改質器3の出力を増減して追いだき量を調整し、朝には、常に90〜95℃の温水が貯湯タンク50に満たされるように制御するようにしている。
【0068】
このように、図2の実施形態のコージェネレーションシステムは、夜間は燃料電池6の作動を停止し、改質器3の作動を継続しつつ前記改質器3で発生した改質ガスを燃料として燃焼装置34を作動させ、夜間における前記貯湯タンク50の温水の温度を約80℃以上(好ましくは90〜95℃の温水)に昇温させるよう追いだき的に制御するので、エネルギの有効活用が可能となり、改質触媒の耐久性を低下させたり、燃料電池を構成する機器の劣化を減らし、機器や装置の耐久性を損なわないようにしつつ、コージェネレーションシステム全体としてのエネルギ効率や経済性の向上を図ることができる。
【0069】
図3は、この発明による燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの全体構成の一実施形態を示す模式図である。
【0070】
図3において、図1及び図2と同様な機器、部品については、同じ番号を付してその説明を省略する。
【0071】
図3の実施形態のコージェネレーションシステムにおいては、燃料電池6と、改質器3、CO変成器4やCO除去器5等を具備した改質装置30と、制御装置95等と共に、燃焼装置34や熱交換器46、32、61、67等が機体57の中に収納され、該機体57と貯湯タンク50とを温水管路で接続してコージェネレーションシステムを構成している。
【0072】
このコージェネレーションシステムにおいても、燃料電池6で発電が開始される前のエネルギは、温水に替えて利用されるようにしつつ、速やかに燃料電池6を安定出力状態に移行させる。
【0073】
燃料電池6で得られた電力を電気負荷に供給すると共に、改質器3や燃料電池6で生じる熱及び燃料電池6で使用されなかった改質ガスなどを熱として回収し、貯湯タンク50に貯えるので、燃料電池6を用いたコージェネレーションシステム全体としてのエネルギの有効活用が図られる。
【0074】
また、図3のコージェネレーションシステムも、図1及び図2のコージェネレーションシステムと同様に、その運転中は改質器3の作動を継続しつつ、電気負荷量に応じて燃料電池6の発電量及び停止等を制御し、燃料電池6の停止中に発生する改質ガスを燃焼装置34で燃焼させて温水加熱に利用するようにしたので、コージェネレーションシステム全体としてのエネルギの有効活用を図りつつ、改質器3がヒートサイクルによる弊害を受け難くし、コージェネレーションシステムの耐久性を向上させることができる。
【0075】
なお、燃料電池6の作動が停止しているときは、改質器3の温度が低下しない範囲(改質器の温度変化で改質器に熱的な影響が生じない範囲)に燃料供給を減じた最低の出力状態に作動させるのが好ましい。
【0076】
また、上記の実施形態においては、改質器やCO変成器4やCO除去器5等を独立した構成で説明をしたが、本発明の改質器は、CO変成器やCO除去器が別体に構成された改質器に限らず、これらを一体にした改質装置30を改質器として使用しても本発明を逸脱するものではない。
【0077】
さらにまた、上述の実施の形態では燃料電池として、固体高分子型燃料電池を中心に説明をしたが、この発明が使用できる燃料電池は、改質器を燃料電池の燃料ガス(水素)の供給源とする電池であれば、他の電池、例えば、PAFC(燐酸電解質型)やAFC(アルカリ水溶液電解質型)等の電池にも使用できるものである。
【0078】
【発明の効果】
この発明の燃料電池を用いたコージェネレーションシステムによれば、コージェネレーションシステムの運転中は、燃料電池の作動や停止、外部負荷への給電の有無にかかわらず、改質器については、ほぼ一定の温度に保つようにして改質器にヒートサイクルの弊害が極力生じないようにしたので、コージェネレーションシステムの構成機器およびコージェネレーションシステム全体としての耐久性が向上する。
【0079】
また、燃料電池の起動ごとに、改質器の加熱装置の着火を行なう必要はなくなるので、着火失敗のトラブルも減り、コージェネレーションシステムとしての信頼性が向上する。
【0080】
また、夜間に貯湯タンクの温水温度に応じて改質器の出力を増減し、朝には、常に90〜95℃の温水で満たされるように追いだき量を調整すれば、小さな貯湯タンクで必要な給湯量をまかなうことができるようになり、コージェネレーションシステムを小型化することも可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの第一の実施形態を示す構成図である。
【図2】この発明による燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの第二の実施形態における温水加熱機構を示す構成図である。
【図3】この発明による燃料電池を用いたコージェネレーションシステムの全体構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 原燃料管
3 改質器
6 燃料電池
12 改質器の加熱装置(燃焼装置)
15、35、38 管路
34 燃焼装置
32、46、61、67 熱交換器
36、91 開閉弁
40、92 制御弁
41 燃料供給制御弁
42 燃焼制御弁
44、45 温度センサ
47 ポンプ
49 電流計
50 貯湯タンク
57 コージェネレーションシステムの機体
70 電気負荷
92 オフガス制御弁
95 制御装置
107 DC/DCコンバータ
108 系統連系インバータ
WS 温水供給装置

Claims (4)

  1. 水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器への原燃料ガスの供給量を制御する燃料供給制御手段と、前記改質器加熱用の加熱装置と該加熱装置における加熱量の制御手段とを有し、前記改質器から発生する改質ガスを燃焼装置によって燃焼するとともに、前記燃料電池の作動、停止の状態とは独立して前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間に前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼する制御手段を備えていることを特徴とする燃料電池を用いたコージェネレーションシステム。
  2. 水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料にして温水加熱をすることができる燃焼装置とを有するコージェネレーションシステムにおいて、前記改質器には原燃料ガスの供給量を制御する燃料供給制御手段及び改質反応用の加熱装置を設けるとともに、前記コージェネレーションシステムの運転中は改質器の作動を継続しつつ電気負荷の増減に応じて前記燃料電池の出力の増減制御や作動と停止の制御をし、かつ、前記燃料電池の作動停止の間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させ、前記燃料電池の作動停止の間に前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼する制御手段を有していることを特徴とする燃料電池を用いたコージェネレーションシステム。
  3. 水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、温水加熱をする燃焼装置とを有するとともに、夜間は改質器の作動を継続しつつ、前記燃料電池の作動を停止し、前記改質器で発生した改質ガスを燃料として前記燃焼装置を作動させる制御手段が備えられ、
    前記制御手段は、夜間は、前記燃料ガスの出力状態を、前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続させつつ前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置に燃焼させる
    ことを特徴とする燃料電池を用いたコージェネレーションシステム。
  4. 水素を燃料電池の燃料ガスとし空気を酸化剤として使用する燃料電池と、原燃料ガスを水素に改質して前記燃料電池に供給する改質器と、該改質器で発生した改質ガスを燃料として温水加熱をすることができる燃焼装置と、該燃焼装置で加熱された温水を貯える貯湯タンクを有するとともに、夜間は燃料電池の作動を停止しつつ前記改質器と前記燃焼装置とを作動させる制御手段を有し、
    前記制御手段は、
    夜間は、前記燃料ガスの出力状態を、少なくとも前記改質器の温度がほぼ一定に保たれる程度まで減じた出力状態で前記改質器の作動を継続し、前記改質器から発生する改質ガスを前記燃焼装置によって燃焼させつつ、前記貯湯タンクの温水の温度に応じて前記改質器の出力状態を制御し、前記燃焼装置による貯湯タンクの温水の加熱温度を約80℃以上に昇温させるように制御することを特徴とする燃料電池を用いたコージェネレーションシステム。
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