JP4027792B2 - パンチ金型及びこのパンチ金型に使用するストリッパプレート、並びに前記パンチ金型に使用するパンチガイド - Google Patents

パンチ金型及びこのパンチ金型に使用するストリッパプレート、並びに前記パンチ金型に使用するパンチガイド Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材の上面をビニールシートなどのコーティング材で覆ったワークをパンチング加工するためのパンチ金型及びこのパンチ金型に使用するストリッパプレート、並びに前記パンチ金型に使用するパンチガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、傷なし製品を得るために、板材の上面をビニールシートなどのコーティング材で覆ったコーティング板材が用いられている。このコーティング板材に対して抜き加工を行う場合、パンチプレスによりパンチング加工で切断加工が行われている。
【0003】
パンチプレスによるパンチング加工では、例えば図9に示されているようにコーティング板材Wがパンチ金型101とダイ金型103とによりパンチング加工される際に、コーティング材としての例えばビニールシートBsがパンチ刃先105により引っ張られながら加工され、ビニールシートBsが伸びてしまうという現象が生じる。この伸びてしまったビニールシートBsは、図10のX部に示されているように加工穴107に対してコンマ数ミリ伸びてはみ出した状態になる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−100683号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のパンチプレスによるパンチング加工では、ワークWに対して抜き潰しや追い抜きが行われる。この抜き潰し加工では、ワークWの表面のビニールシートBsが完全に切断されないために、小さなカスが加工穴107(抜き穴)からぶら下がってしまう現象が生じる。
【0006】
また、例えば図12に示されているように、コーティング板材WからA×A寸法の穴をB×Bの寸法(A>B)の角パンチで追い抜き加工する場合には、ワークWに対して加工穴107(抜き穴)が、矢印の方向の順序で4回の打ち抜き動作でパンチング加工される。一例として、1回目のパンチング加工では、図10に示されているようにビニールシートBsが加工穴107(抜き穴)に対してコンマ数ミリ伸びてはみ出した状態になる。
【0007】
例えば第2回目のパンチング加工では1回目と2回目とのラップする部分が生じ、このとき図11に示されているようにはみ出したビニールシートBsが2回目のパンチング加工により薄くスライスされることになり、つながったままのビニールシートBs’に抜きカス109がぶら下がってしまう現象が生じる。
【0008】
そのために、上記の抜きカス109やビニールシートBsがワークWの上や下に入り込み、この入り込んだ抜きカス109やビニールシートBsをパンチすることにより、圧痕やワークずれの現象を引き起こすという問題点があった。
【0009】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、コーティング材を覆ったワークをパンチング加工する際にコーティング材のはみ出しや抜きカスのぶら下がりをなくすことにより、圧痕やワークずれを防止することを可能とするパンチ金型及びこのパンチ金型に使用するストリッパプレート、並びに前記パンチ金型に使用するパンチガイドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明のパンチ金型は、パンチガイドに上下動自在で先端に刃先部を備えたパンチボディを上方向へ付勢して設け、前記パンチガイドの先端にほぼ中央部に抜き穴を備えたストリッパプレートを設けてなるパンチ金型において、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を前記ストリッパプレートに設け、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面を前記ストリッパプレートの下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢した設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0013】
したがって、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、パンチガイドの下面に設けられたストリッパプレートの下面より僅か下方へ突出している一対の押えチップの下面がワークのコーティング材を押圧する。この押圧力により、各押えチップがチップガイド用テーパ面に沿ってチップ収納穴内に入りながらコーティング材に対して抜き穴の近傍から離反する方向に張力が付与される。切断時、コーティング材がパンチボディの刃先部で引っ張り込まれる力とは逆の張力がコーティング材に作用しているので、前記刃先部による引張力が極力抑えられる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象が防止され、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分が少なく抑えられる。
【0014】
請求項2によるこの発明のパンチ金型は、請求項1記載のパンチ金型において、前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とするものである。
【0015】
したがって、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力が与えられる。
【0016】
請求項3によるこの発明のパンチ金型は、パンチガイドに上下動自在で先端に刃先部を備えたパンチボディを上方向へ付勢して設け、前記パンチガイドの先端に一体化された底板にほぼ中央部に抜き穴を設けてなるパンチ金型において、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を前記パンチガイドの底板に設け、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面を前記パンチガイドの底板の下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0019】
したがって、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、前記パンチガイドの底板の下面より僅か下方へ突出している一対の押えチップの下面がワークのコーティング材を押圧する。この押圧力により、各押えチップがチップガイド用テーパ面に沿ってチップ収納穴内に入りながらコーティング材に対して抜き穴の近傍から離反する方向に張力が付与される。切断時、コーティング材がパンチボディの刃先部で引っ張り込まれる力とは逆の張力がコーティング材に作用しているので、前記刃先部による引張力が極力抑えられる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象が防止され、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分が少なく抑えられる。
【0020】
請求項4によるこの発明のパンチ金型は、請求項3記載のパンチ金型において、 前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とするものである。
【0021】
したがって、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力が与えられる。
【0022】
請求項5によるこの発明のストリッパプレートは、ストリッパプレートに設けた抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったコーテイング板材を打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を備えたストリッパプレートであって、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面をストリッパプレートの下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0025】
したがって、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、パンチガイドの下面に設けられたストリッパプレートの下面より僅か下方へ突出している一対の押えチップの下面がワークのコーティング材を押圧する。この押圧力により、各押えチップがチップガイド用テーパ面に沿ってチップ収納穴内に入りながらコーティング材に対して抜き穴の近傍から離反する方向に張力が付与される。切断時、コーティング材がパンチボディの刃先部で引っ張り込まれる力とは逆の張力がコーティング材に作用しているので、前記刃先部による引張力が極力抑えられる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象が防止され、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分が少なく抑えられる。
【0026】
請求項6によるこの発明のストリッパプレートは、請求項5記載のストリッパプレートにおいて、前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とするものである。
【0027】
したがって、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力が与えられる。
【0028】
請求項7によるこの発明のパンチガイドは、先端に一体化された底板のほぼ中央部に抜き穴を設けてなるパンチガイドにおいて、抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段をパンチガイドの底板に備えたパンチガイドであって、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面をパンチガイドの底板の下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0031】
したがって、前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、前記パンチガイドの底板の下面より僅か下方へ突出している一対の押えチップの下面がワークのコーティング材を押圧する。この押圧力により、各押えチップがチップガイド用テーパ面に沿ってチップ収納穴内に入りながらコーティング材に対して抜き穴の近傍から離反する方向に張力が付与される。切断時、コーティング材がパンチボディの刃先部で引っ張り込まれる力とは逆の張力がコーティング材に作用しているので、前記刃先部による引張力が極力抑えられる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象が防止され、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分が少なく抑えられる。
【0032】
請求項8によるこの発明のパンチガイドは、請求項7記載のパンチガイドにおいて、前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とするものである。
【0033】
したがって、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力が与えられる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0039】
図1を参照するに、この実施の形態に係るパンチ金型1は、例えばタレットパンチプレス(図示省略)における上部タレット等の上型ホルダ3に上下動自在に支承されている。前記パンチ金型1は、主として上型ホルダ3のパンチ装着孔5に摺動して上下動自在に嵌合された筒状のパンチガイド7と、パンチガイド7に摺動して上下動自在に嵌入したパンチボディ9とから構成されている。
【0040】
より詳しくは、前記パンチガイド7の上部にはフランジ部11が備えられており、このフランジ部11が上型ホルダ3の複数箇所に設けたリフタスプリング13により常時上方へ付勢された状態で支承されている。したがって、パンチ金型1の全体がパンチガイド7を介して複数のリフタスプリング13により常時浮上させられている。
【0041】
前記パンチボディ9は、そのほぼ中央部にパンチガイド7の内周面を摺動するパンチ摺動部15が設けられており、このパンチ摺動部15の下部に細径の刃先部17が備えられている。この刃先部17は例えば下部タレット等の下型ホルダ19に設けたダイ装着孔21内に装着されて支承されたダイ金型23と協働して板状のワークWに打抜き加工を行なうものである。
【0042】
また、パンチボディ9の上部は小径部25(パンチドライバ)となっており、この小径部25はパンチガイド7より上方に突出しており、このパンチボディ9の小径部25の外周部には、パンチヘッドとしての例えばテーパ状のボス部27を備え且つ径方向に半割状のスリット(図示省略)を備えたヘッドナット29が螺合されている。なお、前記スリットは例えばヘッドナット29の中央部のネジ孔31を縦に割る方向に形成されている。
【0043】
前記ヘッドナット29のボス部27の外周にはリング状のスプリング座33が嵌合されており、パンチガイド7の上部にはフランジ部付きリング状のスプリング座35が取り付けられており、上記のスプリング座33とスプリング座35のフランジ部との間には強力なストリッパスプリング37が圧縮して弾装されている。なお、パンチボディ9の小径部25はスプリング座35の内周面を摺動自在である。また、ストリッパスプリング37は前述した複数のリフタスプリング13より大きい付勢力を有している。
【0044】
したがって、ストリッパスプリング37がスプリング座33をヘッドナット29のボス部27に強力に嵌合せしめる作用によって、ヘッドナット29のスリットの幅が狭められる傾向にあり、ヘッドナット29のネジ孔31のネジ部はパンチボディ9の小径部25のネジ部を締め付けることになる。すなわち、ヘッドナット29のネジ部は緩みが阻止されるように構成されている。前記ヘッドナット29の上方には上下動自在なストライカ39が設けられている。
【0045】
上記のダイ金型23にはダイ刃先23Aが備えられ、このダイ刃先23Aに対して上記のパンチボディ9の刃先部17の先端に備えられたパンチ刃先17Aが所定のクリアランスを介して嵌挿するように形成されている。
【0046】
本発明の実施の形態の主要部を構成するパンチガイド7の先端部の構造について説明する。
【0047】
図2、図3及び図4を併せて参照するに、上記のパンチガイド7の先端にはストリッパプレート41がリング状のストリッパプレートサポート43により着脱可能に設けられており、このストリッパプレート41にはパンチボディ9の刃先部17を挿通可能な抜き穴45が設けられている。この実施の形態では刃先部17の断面形状及び抜き穴45の形状は長方形であるが、ほぼ正方形や丸などの他の形状であっても構わない。
【0048】
なお、ストリッパプレート41の着脱機構としては、例えばストリッパプレートサポート43の内周面にほぼ等間隔に複数の凸部を設け、この複数の凸部に嵌脱可能な複数の凹部をストリッパプレート41の外周面に設けることができ、或いは他の機構であっても構わない。また、前記ストリッパプレート41はパンチガイド7に一体化されていても構わない。
【0049】
上記のストリッパプレート41の図2において下面(パンチガイド7の先端面に該当する面)には、抜き穴45を挟んで張力付与手段46が設けられている。この張力付与手段46は抜き穴45を挟んで対向する一対のチップ収納穴47が設けられている。各チップ収納穴47には、前記抜き穴45の近傍から離反する方向に例えば45°の傾斜角で傾斜するチップガイド用テーパ面49が設けられており、このチップガイド用テーパ面49はパンチガイド穴部45の図3において上下方向の全長と同じ寸法又はそれ以上の寸法にわたって設けられている。なお、前記傾斜角は他の角度であっても構わない。
【0050】
また、前記チップガイド用テーパ面49に摺動可能なチップテーパ面51を備えた押えチップ53が、上記の各チップ収納穴47に収納可能に装着されている。つまり、押えチップ53が図2において下から上に押圧されて押えチップ53の図2において下面がストリッパプレート41の下面と同じ位置になったときに、押えチップ53とチップ収納穴47との間のすき間が0(ゼロ)あるいはそれ以上の間隔が形成されるように構成されている。ちなみに、押えチップ53の下面がストリッパプレート41の下面より寸法Aだけ突出しているとすると、チップ収納穴47の傾斜角が45°である場合、寸法Bと寸法Cの押えチップ53とチップ収納穴47との間隔がA寸法以上の大きさに形成されている。
【0051】
さらに、ストリッパプレート41には、図2の紙面に垂直方向の長さのほぼ中央位置に突設部41Aが一体的に設けられ、この突設部41Aの上面から各チップ収納穴47に貫通する貫通穴55が設けられており、ストッパボルト57が前記貫通穴55内に緩い状態で上方から挿通されて各チップ収納穴47に収納された押えチップ53にネジ部57Aで螺合されている。
【0052】
また、押えチップ53の上部には、当該押えチップ53の図2の紙面に垂直方向(図3において上下方向)に4箇所の弾性体用穴部59がチップテーパ面51に対してほぼ平行な方向に向けて穿設されており、各弾性体用穴部59にはウレタンゴムなどの弾性樹脂やバネ等の弾性部材61が挿入されてチップ収納穴47の上面に当接され、前記4つの弾性部材61の付勢力により、押えチップ53の下面をパンチガイド7の先端面から下方へ突出する方向に常時付勢するように構成されている。なお、弾性部材61はこの実施の形態では弾性体用穴部59内に挿入される円柱部61Aと、弾性体用穴部59から突出してチップ収納穴47の壁面に当接する台形部61Bと、から一体的に構成されている。
したがって、押えチップ53は、チップテーパ面51がチップガイド用テーパ面49をスライドして弾性部材61により常時斜め下方向に付勢され、この付勢力はストッパボルト57のヘッド部57Bで抑えられている。この実施の形態では、図2に示されているように押えチップ53の下面がパンチガイド7の先端面から寸法Aとなるようにストッパボルト57を締めたり緩めたりする方向に回して調整されている。
【0053】
図5及び図6を参照するに、他の実施の形態として、上記の押えチップ53は、その下面の抜き穴45側に少なくとも1つ以上の凹部が形成されて凹凸部63が設けられることが望ましい。この凹凸部63によりワークWの表面のビニールシートBsが食い付き易くなる。なお、この実施の形態では複数本の凹凸部63が図5の長手方向にほぼ平行に延伸した方向に設けられているが、抜き穴45に最も近い位置に1箇所の凹凸部63が形成されていることが望ましい。
【0054】
上記構成により、金属板材の表面にビニールシートBsをコーティングしたワークWが、パンチ金型1とダイ金型23との間に位置決めされた後に、ストライカ39(図1参照)によってパンチ金型1のパンチヘッドとしてのヘッドナット29が打圧されると、ストリッパスプリング37よりリフタスプリング13の付勢力の方が弱いのでパンチボディ9とパンチガイド7が共に下降してストリッパプレート41の下面がワークWをダイ金型23の上面に挟み込むように当接する。 図7(A)は追い抜きで1回目のパンチング加工された状態が示されており、ビニールシートBsが抜き穴から僅かにはみ出されている。図7(B)は追い抜きの2回目のパンチで切断しようとする状態で、1回目と2回目のパンチング加工のラップ位置の断面図が示されている。
【0055】
図7(C)では、パンチボディ9とパンチガイド7が共に下降してストリッパプレート41の下面がワークWをダイ金型23の上面に挟み込むように当接するとき、まず2つの押えチップ53の下面がワークWのビニールシートBsの表面に当接する。
【0056】
図7(D)では、パンチボディ9とパンチガイド7がさらに下降すると、押えチップ53は弾性部材61の付勢力に抗してチップテーパ面51がチップガイド用テーパ面49をスライドしてチップ収納穴47内に移動されると同時に、矢印で示されているようにビニールシートBsが押えチップ53の下面によりパンチガイド穴部45から離反する方向に引っ張られることになる。
【0057】
図7(E)では、押えチップ53によってワークWのビニールシートBsに張力が与えられた状態で、ストライカ39によりヘッドナット29がストリッパスプリング37の付勢力に抗してさらに下降すると、パンチボディ9が下降し、刃先部17の先端のパンチ刃先17Aとダイ金型23のダイ刃先23AとでワークWがビニールシートBsと同時に打抜き加工される。
【0058】
したがって、2回目のパンチング加工部分で1回目とラップしていない新たな切断部分は、パンチ刃先17Aで引っ張り込まれる力とは逆の張力がビニールシートBsに作用しているので、切断時にパンチ刃先17Aで引っ張られる力を極力抑えることができる。結果として、小さな抜きカスがぶら下がってしまう現象を防止でき、切断後のビニールシートBsの加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0059】
一方、2回目のパンチング加工部分で1回目とラップしている部分は、ワークWのビニールシートBsに押えチップ53による逆方向の引っ張り力が作用しているので、1回目のパンチング加工ではみ出しているビニールシートBsが刃先部17の先端で切断される際に、ビニールシートBsが刃先部17で薄くスライスされることが無くなり、小さな抜きカスがぶら下がってしまう現象を防止できる。したがって、小さな抜きカスのぶら下がりによる圧痕やワークずれを防止することができる。
【0060】
図8には図2に代わる他の実施の形態が示されている。図8において、図2における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0061】
図8において、図2におけるパンチガイド7の先端に設けられているストリッパプレート41を取り外して、パンチガイド7の先端に一体化された底板7Aのほぼ中央部に抜き穴45が設けられている。そして、前記底板7Aの抜き穴45を挟んで張力付与手段46が設けられていると共に上部には突設部7Bが一体的に設けられている。それ以外は図2と同じである。
【0062】
上記構成により、前記抜き穴45を挟んで対向して表面にコーテイング材Bsで覆ったワークWを打ち抜く際に、前記パンチガイド7の底板7Aの下面より僅か下方へ突出している一対の押えチップ53の下面がワークWのコーティング材Bsを押圧する。この押圧力により、各押えチップ53がチップガイド用テーパ面49に沿ってチップ収納穴47内に入りながらコーティング材Bsに対して抜き穴45の近傍から離反する方向図8において外側に向けて張力を付与せしめることができる。切断時、コーティング材材Bsがパンチボディ9の刃先部17で引っ張り込まれる力とは逆の張力がコーティング材Bsに作用しているので、前記刃先部17による引張力を極力抑えることができる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象を防止することができ、切断後のコーティング材Bsの加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0063】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0064】
この実施の形態では一対の押えチップ53が設けられているが、複数対の押えチップ53を設けても構わない。例えば、刃先部17の断面形状及び抜き穴45の形状がほぼ正方形をなす場合は、2対の対向辺を挟んで2対の押えチップ53を設けることができる。或いは、刃先部17の断面形状及び抜き穴45の形状がほぼ円形状をなす場合は、その周囲に例えば3対の押えチップ53を設けても構わない。
【0065】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、ストリッパプレートに設けられた張力付与手段により前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力が付与され、コーテイング材とワークとが同時に打ち抜かれて、前記刃先部による引張力を極力抑えることができる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象を防止することができ、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0067】
請求項2の発明によれば、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力を与えることができる。
【0068】
請求項3の発明によれば、抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、パンチガイドの底板に設けられた張力付与手段により前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与することができ、コーテイング材とワークとが同時に打ち抜かれて、前記刃先部による引張力を極力抑えることができる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象を防止することができ、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0070】
請求項4の発明によれば、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力を与えることができる。
請求項5の発明によれば、抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、ストリッパプレートに設けられた張力付与手段により前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与せしるめることができ、コーテイング材とワークとが同時に打ち抜かれて、前記刃先部による引張力を極力抑えることができる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象を防止することができ、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0072】
請求項6の発明によれば、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力を与えることができる。
請求項7の発明によれば、抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に、パンチガイドの底板に設けられた張力付与手段により前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与せしめることができ、コーテイング材とワークとが同時に打ち抜かれて、前記刃先部による引張力を極力抑えることができる。その結果、小さな抜きカスがぶら下がる現象を防止することができ、切断後のコーティング材の加工穴へのはみ出し部分を少なく抑えることができる。
【0074】
請求項8の発明によれば、押えチップの下面に設けた凹凸部によって、コーティング材に対して食い付き易くなるためにより大きな張力を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のパンチ金型とダイ金型の概略的な断面図である。
【図2】この発明の実施の形態のパンチ金型の先端部を示す拡大断面図である。
【図3】図2の下方から視た平面図である。
【図4】図2のパンチ金型で切断時におけるパンチ金型の先端部の拡大断面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態の押えチップの側面図である。
【図6】図5の底面図である。
【図7】(A)〜(E)は、この発明の実施の形態のパンチ金型でコーティング板材をパンチング加工する際の動作説明図である。
【図8】図2に代わる他の実施形態を示したパンチ金型の先端部を示す拡大断面図である。
【図9】従来のパンチ金型とダイ金型でコーティング板材に対してパンチング加工するときの状態説明図である。
【図10】従来のパンチ金型とダイ金型でコーティング板材に対してパンチング加工を行った後の状態説明図である。
【図11】従来のパンチ金型とダイ金型でコーティング板材に対して追い抜き切断を行ったときの状態説明図である。
【図12】従来のパンチ金型とダイ金型でコーティング板材に対して追い抜きで抜き穴の切断加工を行う順序を示す図である。
【符号の説明】
1 パンチ金型
7 パンチガイド
7A 底板
9 パンチボディ
15 パンチ摺動部
17 刃先部
41 ストリッパプレート
43 ストリッパプレートサポート
45 抜き穴
46 張力付与手段
47 チップ収納穴
49 チップガイド用テーパ面
51 チップテーパ面
53 押えチップ
57 ストッパボルト
61 弾性部材

Claims (8)

  1. パンチガイドに上下動自在で先端に刃先部を備えたパンチボディを上方向へ付勢して設け、前記パンチガイドの先端にほぼ中央部に抜き穴を備えたストリッパプレートを設けてなるパンチ金型において、
    前記抜き穴を挟んで対向して表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を前記ストリッパプレートに設け、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面を前記ストリッパプレートの下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするパンチ金型。
  2. 前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とする請求項記載のパンチ金型。
  3. パンチガイドに上下動自在で先端に刃先部を備えたパンチボディを上方向へ付勢して設け、前記パンチガイドの先端に一体化された底板のほぼ中央部に抜き穴を設けてなるパンチ金型において、
    前記抜き穴を挟んで対向して、表面にコーテイング材で覆ったワークを打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を前記パンチガイドの底板に設け、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面を前記パンチガイドの底板の下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部と、で構成されていることを特徴とするパンチ金型。
  4. 前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とする請求項記載のパンチ金型。
  5. ストリッパプレートに設けた抜き穴を挟んで対向して、表面にコーテイング材で覆ったコーテイング板材を打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段を備えたストリッパプレートであって、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面をストリッパプレートの下面から下方へ僅か突出すべく下方向に常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするストリッパプレート。
  6. 前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とする請求項5記載のストリッパプレート。
  7. 先端に一体化された底板ほぼ中央部に抜き穴を設けてなるパンチガイドにおいて、抜き穴を挟んで対向して、表面にコーテイング材で覆ったコーテイング板材を打ち抜く際に前記コーテイング材に前記抜き穴の近傍から離反する方向に張力を付与させる張力付与手段をパンチガイドの底板に備えたパンチガイドであって、前記張力付与手段が、前記抜き穴を挟んで対向して設けられた一対の押えチップ用収納穴と、この各押えチップ用収納穴に前記抜き穴の近傍から離反する方向に傾斜して設けられたチップガイド用テーパ面と、前記各押えチップ用収納穴内に収納可能であると共に前記チップガイド用テーパ面に摺動可能に設けられたチップテーパ面を備えた押えチップと、この押えチップ内に押えチップの下面をパンチガイドの底板の下面から下方へ僅か突出すべく下方向に 常時付勢して設けられた弾性部材と、で構成されていることを特徴とするパンチガイド。
  8. 前記押えチップの下面に凹部を形成せしめて前記抜き穴側の近傍に凹凸部を設けてなることを特徴とする請求項7記載のパンチガイド。
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