JP4026261B2 - 光コネクタフェルールおよび光コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ同士を接続するためのガイドピン嵌合方式の光コネクタに用いられる光コネクタフェルール、及び、光コネクタフェルールに光ファイバを取り付けることによって形成されたガイドピン嵌合方式の光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるガイドピン嵌合方式の光コネクタとしては、例えばJIS C 5981のF12形多心光ファイバコネクタや、特開平5−60949号公報に記載の多心光コネクタ、特許2714877号公報に記載の多心光コネクタが知られている。
【0003】
JIS C 5981のF12形多心光ファイバコネクタは、位置決め用のガイドピンが挿入される互いに平行な1対のガイドピン穴の間に、1列の光ファイバ整列穴を設けたものであり、最も一般的な多心光コネクタである。
【0004】
また、特開平5−60949号公報に記載の多心光コネクタは、位置決め用のガイドピンが挿入される互いに平行な1対のガイドピン穴の間に、2列の光ファイバ整列穴を設けたものである。
【0005】
さらに、特許2714877号公報に記載の多心光コネクタは、多心光コネクタ位置決め用のガイドピンが挿入される互いに平行な2対のガイドピン穴の内側に、m×n列の光ファイバ整列穴を設けたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記いずれの従来技術においても、複数の光ファイバ整列穴の両外側にガイドピン穴が設けられているため、光コネクタフェルールの寸法が光ファイバ整列穴の配列方向(フェルール左右方向)に長くなる。このとき、ガイドピン穴の強度を確保するにはガイドピン穴と光ファイバ整列穴との間に所定の間隔が必要となるため、ガイドピン穴の穴径分に加えてその間隔分も光コネクタフェルールの寸法を光ファイバ整列穴の配列方向に大きくせざるを得ない。
【0007】
特にレーザダイオードやフォトダイオード等の素子を基板に実装する場合には、それら素子を基板上に積層することは難しいため、基板上に1列で配列するのが普通であるが、この場合には、光ファイバの配列方向の心線密度が低くなってしまう上、光コネクタが大型化するため基板実装に耐えられず、好ましくない。
【0008】
本発明の目的は、光ファイバ整列穴の所定の配列ピッチを確保しつつ、光ファイバ整列穴配列方向の寸法を小さくすることができる光コネクタフェルール及びこれを使用する光コネクタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、相手側光コネクタと接合されるフェルール本体部の前端面から後端面側に延び左右方向に配列された複数の光ファイバ整列穴を含み、光ファイバ被覆部の先端から露出した複数本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴と、フェルール本体部の前端面から後端面側に延び、位置決め用のガイドピンを挿入するための1対のガイドピン穴とを有する光コネクタフェルールにおいて、光ファイバ固定用貫通穴と1対のガイドピン穴とをフェルール本体部に上下に配置し、かつ、各ガイドピン穴の左右方向内側端部の位置を光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置よりも内側にした構成とする。
【0010】
以上のように構成した本発明の光コネクタフェルールにおいては、光ファイバ固定用貫通穴と1対のガイドピン穴とを同じ列で配置した場合に比べて、少なくともガイドピン穴の強度を確保するために必要なガイドピン穴と光ファイバ整列穴との間隔分だけ、光ファイバ整列穴配列方向の寸法が小さくなる。また、このような光コネクタフェルールに複数本の光ファイバを取り付けて光コネクタを形成したときに、光ファイバの配列方向の実装密度が高くなる。
【0011】
上記光コネクタフェルールにおいて、好ましくは、各ガイドピン穴の左右方向外側端部の位置を光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置に一致させるかそれよりも内側にする。これにより、更にガイドピン穴の穴径分だけ光ファイバ整列穴配列方向の寸法が小さくなる。
【0012】
また、好ましくは、1対のガイドピン穴はフェルール本体部を貫通しており、フェルール本体部の後端面部における光ファイバ固定用貫通穴が位置する部分が1対のガイドピン穴が位置する部分に対して後方に突出している。これにより、接着剤により光ファイバを光コネクタフェルールに固定する場合に、接着剤がフェルール本体部の後端面から洩れてガイドピン穴に入り込むことが防止される。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、相手側光コネクタと接合されるフェルール本体部の前端面から後端面側に延び左右方向に配列された複数の光ファイバ整列穴を含み、光ファイバ被覆部の先端から露出した複数本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴と、フェルール本体部の前端面から前方に延出した1対の位置決め用のガイドピンとを有する光コネクタフェルールにおいて、光ファイバ固定用貫通穴と1対のガイドピンとをフェルール本体部に上下に配置し、かつ、各ガイドピンの左右方向内側端部の位置を光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置よりも内側にした構成とする。
【0014】
以上のように構成した本発明の光コネクタフェルールにおいては、上述した1対のガイドピン穴を有する光コネクタフェルールと同様に、光ファイバ整列穴配列方向の寸法が小さくなる。また、このような光コネクタフェルールに複数本の光ファイバを取り付けて光コネクタを形成したときに、光ファイバの配列方向の実装密度が高くなる。
【0015】
上記光コネクタフェルールにおいて、好ましくは、各ガイドピンの左右方向外側端部の位置を光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置に一致させるかそれよりも内側にする。これにより、更に光ファイバ整列穴配列方向の寸法が小さくなる。
【0016】
また、好ましくは、複数の光ファイバ整列穴は、光ファイバ被覆部の先端から露出した光ファイバの本数に対応する数の当該光ファイバ整列穴からなる複数の光ファイバ整列穴群により形成されている。これにより、光コネクタフェルールに複数の光ファイバ被覆部(例えば光ファイバテープ)を取り付けて光コネクタを形成し、この光コネクタから延び出た複数本の光ファイバを基板上に一列に配列した光素子群に接続する場合に、光ファイバの実装密度を高めることができる。
【0017】
さらに、好ましくは、フェルール本体部の前端面部において、複数の光ファイバ整列穴が位置する部分を含む所定部分が他の部分よりも前方に位置するように構成する。これにより、光コネクタフェルールに複数本の光ファイバを取り付けて光コネクタを形成し、光ファイバの先端面同士を直接接触させるPC結合を行う際に、光コネクタフェルールの前端面同士の接触面積が小さくなるため、光ファイバ整列穴が位置する部分の変形量が多くなる。このため、光コネクタフェルールの前端面の角度ずれにかかわらず、光ファイバの先端面同士が接触しやすくなる。
【0018】
また、フェルール本体部の前端面部における複数の光ファイバ整列穴が位置する部分が前方に突出しており、かつ、複数の光ファイバ整列穴が位置する部分から離間した位置に少なくとも1つの突起部が設けられている構成であってもよい。これにより、上記のPC結合を行う際に、光コネクタフェルールの前端面同士の接触面積が小さいにもかかわらず、光コネクタを倒す方向に発生する応力による光コネクタの傾きが少なくなるため、光ファイバの先端面同士の接続状態が安定する。
【0019】
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上述した光コネクタフェルールのフェルール本体部の後端面側から光ファイバ固定用貫通穴に光ファイバ被覆部を挿入し、光ファイバ被覆部の先端から露出した複数本の光ファイバを複数の光ファイバ整列穴に挿入した後、当該光ファイバを固定することによって形成されたことを特徴とする光コネクタを提供する。
【0020】
以上のように構成した本発明の光コネクタにおいては、上述した光コネクタフェルールを使用するので、光ファイバの配列方向の寸法が小さくなり、光ファイバの配列方向の実装密度が高くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる光コネクタフェルールおよび光コネクタの好適な実施形態について図面を参照して説明する。
【0022】
まず、本発明の第1の実施形態を図1〜図7により説明する。図1は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図であり、図2はその光コネクタフェルールの後端面を示す図であり、図3はその光コネクタフェルールの長手方向断面図である。
【0023】
同図において、光コネクタフェルール1は、例えばプラスチック材からなる矩形型のフェルール本体部2と、このフェルール本体部2の後端面(相手側光コネクタと接合される端面と反対側の端面)21の上部に取り付けられた、例えばゴム材からなるブーツ3とからなっている。
【0024】
フェルール本体部2は、上面部に開口する凹部22を有しており、この凹部22の下方には、フェルール前後方向(長手方向)に延びてフェルール本体部2を貫通し、フェルール左右方向(幅方向)に配列された1対のガイドピン穴23が形成されている。これらのガイドピン穴23には、相手側光コネクタと接合するための後述する位置決め用のガイドピンが挿入される。
【0025】
フェルール本体部2における1対のガイドピン穴23の上部及びブーツ3には、フェルール前後方向に延び、複数本(ここでは12本)の光ファイバを取り付けるための光ファイバ固定用貫通穴24が形成されている。光ファイバ固定用貫通穴24は、フェルール本体部2の凹部22よりも後方側及びブーツ3に形成されたファイバ挿入穴27と、このファイバ挿入穴27と凹部22を介して連通され、フェルール左右方向に配列された複数(ここでは12個)の光ファイバ整列穴26とを有している。
【0026】
ファイバ挿入穴27は、ブーツ3の先端面3aに開口しかつ凹部22に連通しており、12本の光ファイバを被覆したテープ状の光ファイバ心線(光ファイバ被覆部)が挿入される。ここで、ガイドピン穴23とファイバ挿入穴27とは、当該ガイドピン穴23の強度が十分に確保できるように所定の間隔(例えば0.5mm以上)を隔てて配置されている。また、各ガイドピン穴23の対向側端部と反対側の端部(フェルール左右方向外側端部);OE1,OE2は光ファイバ固定用貫通穴24の光ファイバ整列穴26配列方向の端部(フェルール左右方向端部);E1,E2よりも内側に位置している。また、ファイバ挿入穴27は、ブーツ3の開口部分にその先端面3a側に広がるテーパ部27aを有しており、テープ状の光ファイバ心線が挿入しやすいようになっている。
【0027】
光ファイバ整列穴26は、フェルール本体部2の前端面(相手側光コネクタと接合される端面)20に開口しかつ凹部22に連通しており、テープ状の光ファイバ心線の先端から露出した12本の光ファイバ(前述)が整列される。ここで、ガイドピン穴23と光ファイバ整列穴26との間の間隔も、上述したように当該ガイドピン穴23の強度が十分に確保できるような寸法となっている。また、各ガイドピン穴23の対向側端部(フェルール左右方向内側端部);IE1,IE2は、最も配列方向外側に位置する光ファイバ整列穴26よりも内側に位置している。
【0028】
また、凹部22の前端面20側端部における光ファイバ整列穴26に対応する位置には、12本の光ファイバが載置される12個のV字型のファイバ整列溝25が設けられている。
【0029】
図4は、上記の光コネクタフェルール1を使用した光コネクタの斜視図であり、図5はその光コネクタの長手方向の断面図である。同図において、光コネクタ5は、光コネクタフェルール1に12心のテープ状の光ファイバ心線6を取り付けることによって形成されている。このような光コネクタ5の加工は、以下のようにして行う。
【0030】
すなわち、まずブーツ3の先端面3aからファイバ挿入穴27にテープ状光ファイバ心線6を挿入し、テープ状光ファイバ心線6の先端から露出した12本の光ファイバFを凹部22の各光ファイバ整列溝25を介して各光ファイバ整列穴26に押し込み、各光ファイバFの先端位置がフェルール本体部2の前端面20にほぼ一致するようにする。続いて、凹部22より接着剤を充填し、接着剤によりテープ状光ファイバ心線6の先端部および各光ファイバFを光コネクタフェルール1に固定し、これにより光コネクタ5が形成される。
【0031】
図6は上記の光コネクタ5同士を結合するときの様子を示す斜視図であり、図7はその光コネクタ5同士が結合された状態を示す側面図である。同図において、光コネクタ5同士を結合するときは、各光コネクタフェルール1のフェルール本体部2の前端面20を対向させ、各1対のガイドピン穴23に位置決め用のガイドピン8を挿入し、その状態で各前端面20同士を接合させる。そして、図示しないクランプスプリングにより光コネクタ5同士を締結する。
【0032】
以上のように構成した本実施形態においては、光ファイバ整列穴26及びファイバ挿入穴27を含む光ファイバ固定用貫通穴24と1対のガイドピン穴23とを光コネクタフェルール1に上下に配置し、かつ、各ガイドピン穴23の対向側端部と反対側の端部位置を光ファイバ固定用貫通穴4の光ファイバ整列穴26配列方向の端部位置よりも内側にしたので、以下の作用効果が得られる。
【0033】
すなわち、光ファイバ固定用貫通穴24と1対のガイドピン穴23とを同じ列に配置した場合に比べて、少なくともガイドピン穴23の径およびガイドピン穴23の強度を確保するために必要な間隔分だけ光コネクタフェルール1の光ファイバ整列穴26配列方向(フェルール幅方向)の寸法を小さくすることができる。したがって、上記の光コネクタフェルール1に複数本の光ファイバFを取り付けることによって形成した光コネクタ5を、特にレーザダイオードやフォトダイオード等の素子を実装した基板に使用した場合には、ファイバ配列方向の心線密度が高くなるとともに、光コネクタが大きくすぎて基板実装が困難になることが防止される。
【0034】
また、フェルール本体部2の後端面21にブーツ3を取り付け、フェルール本体部2の後部及びブーツ3にファイバ挿入穴27を形成したので、接着剤によりテープ状ファイバ心線6及びこの先端から延び出た各光ファイバFを光コネクタフェルール1に固定するときに、接着剤がフェルール本体部2の後方から洩れてガイドピン穴23に入り込んでしまうことを防止できる。
【0035】
なお、本実施形態では、1対のガイドピン穴23の各対向側端部と反対側の端部(フェルール左右方向外側端部);OE1,OE2が光ファイバ固定用貫通穴4の光ファイバ整列穴26配列方向の端部(フェルール左右方向端部);E1,E2よりも内側に位置するように構成したが、ガイドピン穴23の各対向側端部(フェルール左右方向内側端部);IE1,IE2が光ファイバ固定用貫通穴24の光ファイバ整列穴26配列方向の端部よりも内側に位置するようにしてもよい。この場合であっても、光ファイバ固定用貫通穴24と1対のガイドピン穴23とを同じ列で配列した場合に比べて、少なくともガイドピン穴23の強度を確保するために必要な間隔分だけ光コネクタフェルール1の光ファイバ整列穴26配列方向の寸法を小さくすることができる。
【0036】
本発明の第2の実施形態を図8〜図10により説明する。図中、図1〜図3と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0037】
図8は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図であり、図9はその光コネクタフェルールの後端面を示す図であり、図10はその光コネクタフェルールの長手方向断面図である。
【0038】
同図において、光コネクタフェルール1Aは、フェルール本体部2Aと、このフェルール本体部2Aの後端面21Aの上部に取り付けられたブーツ3Aとからなっている。フェルール本体部2Aにおける1対のガイドピン穴23の上部及びブーツ3Aには、フェルール前後方向に延び、2本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴24Aが形成されている。
【0039】
光ファイバ固定用貫通穴24Aは、フェルール本体部2Aの後部及びブーツ3Aに形成され、2本の光ファイバを被覆した2心のテープ状の光ファイバ心線(光ファイバ被覆部)が挿入されるファイバ挿入穴27Aと、このファイバ挿入穴27Aと連通し、テープ状の光ファイバ心線の先端から露出した2本の光ファイバを整列させるための光ファイバ整列穴26Aとを有している。光ファイバ整列穴26Aとファイバ挿入穴27Aとの連通部は、フェルール本体部2Aの前端面20A側に向かって先細になるテーパ状となっている。
【0040】
また、ブーツ3Aの開口部分には図示しない面取りが設けられており、テープ状の光ファイバ心線がファイバ挿入穴27Aに挿入しやすいようになっている。なお、寸法的に可能であれば、第1の実施形態のようにブーツ3A先端面の開口部分にテーパ部を設けてもよい。
【0041】
また、ガイドピン穴23とファイバ挿入穴27Aおよび光ファイバ整列穴26Aとは、当該ガイドピン穴23の強度が十分に確保できるように所定の間隔を隔てて配置されている。また、各ガイドピン穴23の対向側端部;IE1,IE2は光ファイバ固定用貫通穴24Aの光ファイバ整列穴26A配列方向の端部;E1,E2よりも内側に位置している。
【0042】
以上のように構成した本実施形態においては、光ファイバ固定用貫通穴24Aと1対のガイドピン穴23とを同じ列で配列した場合に比べて、少なくともガイドピン穴23の強度を確保するために必要な間隔分だけ光コネクタフェルール1Aの光ファイバ整列穴26A配列方向(フェルール幅方向)の寸法を小さくできる等の効果が得られる。
【0043】
本発明の第3の実施形態を図11により説明する。図中、図1と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0044】
図11は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。同図において、光コネクタフェルール1Bは、フェルール本体部2Bと、このフェルール本体部2Bの後端面21Bの上部に取り付けられたブーツ3Bとからなっている。フェルール本体部2Bにおける1対のガイドピン穴23の上部及びブーツ3Bには、フェルール前後方向に延び、24本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴24Bが形成されている。
【0045】
光ファイバ固定用貫通穴24Bは、フェルール本体部2Bの後部及びブーツ3Bに形成され、12本の光ファイバを被覆した12心のテープ状の光ファイバ心線(光ファイバ被覆部)が2本左右方向に並べて挿入されるファイバ挿入穴27Bと、このファイバ挿入穴27Bと凹部22Bを介して連通し、各テープ状光ファイバ心線の先端から露出した12本の光ファイバを整列させるための24個の光ファイバ整列穴26とを有している。ここでは、12個の光ファイバ整列穴26からなる2つの光ファイバ整列穴群26Gが左右方向に配列されている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0046】
以上のように構成した本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴26配列方向(フェルール幅方向)の寸法を小さくできる等の効果が得られる。
【0047】
また、本実施形態では、1つの光コネクタフェルール1Bに複数の光ファイバテープを取り付けて光コネクタを形成するので、例えば基板上に一列に配列した光素子群に光コネクタから延び出た複数本の光ファイバを接続する場合に、光ファイバの実装密度を高めることができる。
【0048】
なお、本実施形態では、光ファイバ整列穴群26Gの数を2つとしたが、もちろん3つ以上であってもよい。また、このように複数の光ファイバ整列穴群26Gを左右方向に配列する以外に、上下方向や斜め方向に配列することも可能である。
【0049】
本発明の第4の実施形態を図12及び図13により説明する。図中、図1および図7と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0050】
図12は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図であり、図13はその光コネクタフェルールを用いた光コネクタ同士が結合された状態を示す側面図である。
【0051】
同図において、光コネクタフェルール1Cはフェルール本体部2Cを有している。このフェルール本体部2Cの前端面20Cは、12個の光ファイバ整列穴26が位置する部分を含む上端部よりも下方部分が後方側に向かって所定の角度θで傾斜しており、前端面20Cにおいて、12個の光ファイバ整列穴26が位置する部分を含む上端部が最も前方側に位置するような構成となっている。その他の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0052】
このような光コネクタフェルール1Cを使用して作った光コネクタ5C同士を結合し、光ファイバFの先端面同士を直接接触させるPC結合を行う場合、光コネクタフェルール1Cの前端面20C同士が接触するのは、各前端面20Cにおける光ファイバ整列穴26が位置する部分を含む上端部だけとなる。このため、光コネクタフェルール1C同士の接触面積が小さくなり、光ファイバ整列穴26が位置する部分の変形量の多くなり、これによりフェルール本体部2Cの前端面20Cに若干の角度ずれが生じても、光ファイバFの先端面同士が接触しやすくなる。
【0053】
以上のように構成した本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴26配列方向の寸法を小さくできる等の効果が得られる。
【0054】
また、本実施形態では、PC結合を行う際に、12個の光ファイバ整列穴26が位置する部分の変形量の多くなるため、光コネクタフェルール1Cの前端面20Cに角度ずれが生じても、光ファイバFの先端面同士が確実に接触するようになる。
【0055】
本発明の第5の実施形態を図14及び図15により説明する。図中、図1および図7と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0056】
図14は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図であり、図15はその光コネクタフェルールを用いた光コネクタ同士が結合された状態を示す側面図である。
【0057】
同図において、光コネクタフェルール1Dはフェルール本体部2Dを有し、このフェルール本体部2Dの前端面20における12個の光ファイバ整列穴26が位置する部分26aは前方側に突出している。また、1対のガイドピン穴23間には、高さ位置が光ファイバ整列穴26が位置する部分26aの前面にほぼ面一の突起部29が設けられている。
【0058】
このような光コネクタフェルール1Dを使用して作った光コネクタ5D同士を結合し、光ファイバFの先端面同士を直接接触させるPC結合を行う場合、光コネクタフェルール1Dの前端面20同士が接触するのは、各前端面20における光ファイバ整列穴26が位置する部分26a及び突起部29の2ヶ所だけとなる。このため、光コネクタフェルール1D同士の接触面積が多少ではあるが小さくなることで、光ファイバ整列穴26が位置する部分26aの変形量の多くなり、これにより、フェルール本体部2Dの前端面20の角度ずれに対して若干強くなる。また、ここでは、光ファイバ整列穴26が位置する部分26aだけでなく、この部分から離間した突起部29でも接触しているため、光コネクタ5Dを倒す方向に発生する応力により光コネクタ5Dの傾くことがほとんどなく、光ファイバFの先端面同士の接続状態が安定する。
【0059】
以上のように構成した本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴26配列方向の寸法を小さくできる等の効果が得られる。
【0060】
また、本実施形態では、PC結合を行う際に、光コネクタフェルール1Dの前端面20同士の接触面積が小さいにもかかわらず、光ファイバFの先端面同士の接続状態が安定する。
【0061】
なお、本実施形態では、光ファイバ整列穴26が位置する部分26aから離れた部分に設ける突起部29は1個としたが、もちろん2個以上であってもよい。
【0062】
本発明の第6の実施形態を図16により説明する。図中、図1と同一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0063】
図16は本実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図であり、同図において、光コネクタフェルール1Eは、図1に示す光コネクタフェルール1の1対のガイドピン穴23にガイドピン9が予め挿入され固定されたものである。そして、この光コネクタフェルール1Eを使用して作った光コネクタを例えば他の光コネクタ、例えば図4に示す光コネクタ5に結合するときは、光コネクタフェルール1Eの1対のガイドピン9を図4に示す光コネクタフェルール1の1対のガイドピン穴23に挿入して各前端面20同士を接触させる。
【0064】
以上のようなフェルール本体部の前端面に1対のガイドピンが設けられたタイプの光コネクタフェルールであっても、第1の実施形態と同様に、光ファイバ整列穴26の配列方向の寸法を小さくできる等の効果が得られる。
【0065】
なお、本実施形態では、フェルール本体部2に形成された1対のガイドピン穴23にガイドピン9を挿入して固定するものとしたが、フェルール本体部2の前端面20に1対のガイドピンが一体化されたものであってもよい。
【0066】
また、このような1対のガイドピンが設けられた光コネクタフェルールにおいて、第2の実施形態のように2心タイプの光コネクタフェルールとしてもよく、第3の実施形態のように複数の光ファイバ整列穴26を上下に複数列で形成してもよい。あるいは、第4の実施形態のように、フェルール本体部の前端面における複数の光ファイバ整列穴26が位置する部分よりも下方部分を傾斜させてもよく、第5の実施形態のように、フェルール本体部の前端面における複数の光ファイバ整列穴26が位置する部分を前方側に突出させると共に、1対のガイドピン9間の所定部分に突起部を設けてもよい。
【0067】
また、本発明は、上記以外にも、フェルール本体部の左右方向一端側にガイドピン穴を形成すると共に、左右方向他端側の前端面にガイドピンを設けたようなタイプの光コネクタフェルールにも適用できる。その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々変形可能である。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴の配列ピッチを確保しつつ、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴配列方向の寸法を小さくすることができる。これにより、このような光コネクタフェルールを用いた光コネクタを、レーザダイオードやフォトダイオード等の素子が実装された基板に使用した場合に、複数の光コネクタを基板上に効率よく配置することができる。
【0069】
つまり、光ファイバ整列穴の配列ピッチを変えずに光ファイバ整列穴の数を増やすと、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴配列方向の寸法が増大し、光コネクタが基板実装に耐えられなくなる。また、光ファイバ整列穴配列方向の寸法を変えずに光ファイバ整列穴の数を増やすと、光ファイバ整列穴の配列ピッチが小さくならざるを得ず、好ましくない。一方、本発明の光コネクタフェルールを使用した場合には、光ファイバ整列穴の所定の配列ピッチを確保しながら、光コネクタフェルールの光ファイバ整列穴配列方向の寸法を小さくすることができるので、複数の光コネクタを光ファイバ配列方向に効率よく並べることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す光コネクタフェルールの後端面を示す図である。
【図3】図1に示す光コネクタフェルールの長手方向断面図である。
【図4】図1に示す光コネクタフェルールを使用した光コネクタの斜視図である。
【図5】図4に示す光コネクタの長手方向断面図である。
【図6】図4に示す光コネクタ同士を結合するときの様子を示す斜視図である。
【図7】図4に示す光コネクタ同士が結合された状態を示す側面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【図9】図8に示す光コネクタフェルールの後端面を示す図である。
【図10】図8に示す光コネクタフェルールの長手方向断面図である。
【図11】本発明の第3の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【図12】本発明の第4の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【図13】図12に示す光コネクタフェルールを用いた光コネクタ同士が結合された状態を示す側面図である。
【図14】本発明の第5の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【図15】図14に示す光コネクタフェルールを用いた光コネクタ同士が結合された状態を示す側面図である。
【図16】本発明の第6の実施形態による光コネクタフェルールの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E…光コネクタフェルール、2,2A,2B,2C,2D…フェルール本体部、3,3A,3B…ブーツ、5,5C,5D…光コネクタ、6…テープ状光ファイバ心線(光ファイバ被覆部)、9…ガイドピン、20,20A,20C…前端面、21,21A,21B…後端面、23…ガイドピン穴、24,24A…光ファイバ固定用貫通穴、26,26A…光ファイバ整列穴、26G…光ファイバ整列穴群、29…突起部、F…光ファイバ。
Claims (9)
- 相手側光コネクタと接合されるフェルール本体部の前端面から後端面側に延び左右方向に配列された複数の光ファイバ整列穴を含み、光ファイバ被覆部の先端から露出した複数本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴と、前記フェルール本体部の前端面から後端面側に延び、位置決め用のガイドピンを挿入するための1対のガイドピン穴とを有する光コネクタフェルールにおいて、
前記光ファイバ固定用貫通穴と前記1対のガイドピン穴とを前記フェルール本体部に上下に配置し、かつ、前記各ガイドピン穴の左右方向内側端部の位置を前記光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置よりも内側にしたことを特徴とする光コネクタフェルール。 - 前記各ガイドピン穴の左右方向外側端部の位置を前記光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置に一致させるかそれよりも内側にしたことを特徴とする請求項1記載の光コネクタフェルール。
- 前記1対のガイドピン穴は前記フェルール本体部を貫通しており、前記フェルール本体部の後端面部における前記光ファイバ固定用貫通穴が位置する部分が前記1対のガイドピン穴が位置する部分に対して後方に突出していることを特徴とする請求項1または2記載の光コネクタフェルール。
- 相手側光コネクタと接合されるフェルール本体部の前端面から後端面側に延び左右方向に配列された複数の光ファイバ整列穴を含み、光ファイバ被覆部の先端から露出した複数本の光ファイバを固定するための光ファイバ固定用貫通穴と、前記フェルール本体部の前端面から前方に延出した1対の位置決め用のガイドピンとを有する光コネクタフェルールにおいて、
前記光ファイバ固定用貫通穴と前記1対のガイドピンとを前記フェルール本体部に上下に配置し、かつ、前記各ガイドピンの左右方向内側端部の位置を前記光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置よりも内側にしたことを特徴とする光コネクタフェルール。 - 前記各ガイドピンの左右方向外側端部の位置を前記光ファイバ固定用貫通穴の左右方向端部の位置に一致させるかそれよりも内側にしたことを特徴とする請求項4記載の光コネクタフェルール。
- 前記複数の光ファイバ整列穴は、前記光ファイバ被覆部の先端から露出した前記光ファイバの本数に対応する数の当該光ファイバ整列穴からなる複数の光ファイバ整列穴群により形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の光コネクタフェルール。
- 前記フェルール本体部の前端面部において、前記複数の光ファイバ整列穴が位置する部分を含む所定部分が他の部分よりも前方に位置するように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の光コネクタフェルール。
- 前記フェルール本体部の前端面部における前記複数の光ファイバ整列穴が位置する部分が前方に突出しており、かつ、前記複数の光ファイバ整列穴が位置する部分から離間した位置に少なくとも1つの突起部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の光コネクタフェルール。
- 請求項1〜8のいずれか一項記載の光コネクタフェルールの前記フェルール本体部の後端面側から前記光ファイバ固定用貫通穴に前記光ファイバ被覆部を挿入し、前記光ファイバ被覆部の先端から露出した前記複数本の光ファイバを前記複数の光ファイバ整列穴に挿入した後、当該光ファイバを固定することによって形成されたことを特徴とする光コネクタ。
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