JP4024890B2 - 病院診療予約システム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

病院診療予約システム及びプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院の各診療科目における各患者を診察や検査等の診療を行う時間を予め予約登録する病院診療予約システム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
大規模病院においては、内科や外科や歯科等のおびただしい数の診療科目が設けられている。そして、一般に、この病院の入院患者又は外来患者は、医師が行う診察や検査員が行う検査等の診療を受けるために、診療科目及び診療時間(予約時間)を指定して、該当診療科目に対する診療の予約を行う。この予約作業は、患者の申告に基づいて行う場合と、医師が診察結果に基づいて次回の診察や検査等の診療を指定(オーダ)する場合とがある。
【0003】
このような、予約作業は煩雑であるので、一般に図32に示すシステムで実施されている。例えば、病院に初めてきた外来の患者1は受付近傍に配設された予約システム2において、患者名,希望診療科目及び希望予約時間を職員3に告げる。職員3は患者名,診療科目及び予約時間を予約システム2に入力すると予約情報ファイル4に登録される。
【0004】
予約情報ファイル4に登録された患者名,診療科目及び予約時間からなる予約情報は、指定された診療科目の予約端末装置へも通知される。患者1は予約情報が印字された予約票5を受領する。
【0005】
一方、医師6は、自己の診察室に配設されたオーダシステム7に対して、診察結果に基づいて自己が診察した患者に対する次回の診察や検査等の診療科目及び実施日を指定(オーダ)する。オーダシステム7にて指定されたオーダ情報はオーダ情報ファイル8に記憶保持される。看護婦9は、診療科目及び実施日からなるオーダを伝達用紙10に書込んで、予約システム2の設置位置へ赴き、予約システム2に対する医師のオーダの指定する診療科目及び実施日の条件で予約を取る。医師6が指定した条件で予約が取れなかった場合は、看護婦9又は職員3はその旨を例えば電話等で医師6へ連絡して次の指示を待つ。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述したような大規模病院における診療予約システムにおいても、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0007】
すなわち、患者によっては、複数の診療科目で医師の診察を受けたり、複数の診療科目で検査を受ける場合もある。通常予約システムにおいては、各診療科目毎にそれぞれ独立して予約を受付けている。したがって、上述したように、一人の患者が複数の診療科目に亘って予約を登録していた場合は、重複した時間に2種類の診療科目を予約する懸念があった。
【0008】
特に、各医師にとっては、該当患者が他の診療科目で診療の予約があるか否かの予約情報は、患者の申告に基づいて判断している。しかし、患者から正確な診療科目や正確な予約時間を得ることは困難な場合が多い。
【0009】
また、例えば検査の診療科目においては、複数の検査装置をこの検査装置の設置数より少ない人数の実施者で検査を実施する場合もある。しかし、上述したように、各診療科目毎に予約を受付けるので、たとえ空いた診療科目に患者の予約時間が割付けられたとしても、該当検査装置を取扱う実施者が存在しない事態が発生する懸念がある。
【0010】
さらに、医師が患者に指示するオーダによっては、複数の診療科目を所定の時間間隔をあけて実施する必要がある。例えば、アイソトープによる甲状腺機能検査のように、最初の検査では放射線元素を含む薬品を患者に投与し、1カ月後にその放射線元素の何%が甲状腺に集まるかの検査を実施する。このような検査の場合、最初の薬品投与の検査予約と1カ月後の放射線元素測定の検査予約との2つの診療科目に対する予約が必要となる。
【0011】
しかし、看護婦や職員等の操作者は最初の予約を取った後、1か月等の長期間経過した後に次の検査の予約を取ることになるので、次の検査の予約を取忘れる懸念がある。また、たとえ覚えていたとしても、丁度1か月後に検査の予約が取れる保証はない。
【0012】
また、例えば患者に対するリハビリテーション等の診療科目によっては、該当診療科目を実施する一人の療法士等の実施者における例えば1日等の規定期間内に実施できる作業時間等の合計実施時間において、実施限界時間が定められている場合がある。このような場合、予約を行う操作者は各実施者の現在までの予約時間の合計を管理していないので、誤って、合計実施時間が実施限界時間を越える予約時間を設定する懸念があった。
【0013】
また、医師が指示するオーダによっては、例えば検査の診療科目に対する診療が済んでから、診察の診療科目を指定する等の複数の診療科目を相互間の実施順序と共に指示する場合がある。
【0014】
このような場合、医師のオーダに従って、複数の診療科目を実施順序を考慮しながら予約することは操作者にとって非常に煩雑なことである。
【0015】
また、図32に示すように、病院においては、オーダシステム7と予約システム2とがそれぞれ独立して構築されており、かつ各システムの目的及び入力可能項目が異なるので、医師が診察室で指示した診療項目と実施日とからなるオーダは、看護婦9や職員3によって再度予約システム2に入力し直す必要があり、看護婦9や職員3の事務負担が増大する。
【0016】
また、医師6が指定した条件で予約が取れなかった場合は、看護婦9又は職員3はその旨を例えば電話等で医師6に連絡して次の指示を待つ必要があり、さらに煩雑である。
【0017】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、患者、診療科目及び予定時間からなる予約要求が入力されると、この予約要求と予約情報ファイルに既に登録されている各患者及び各診療科目における予約情報と比較対照することによって、該当患者における他の診療科目との重複予約や該当診療科目における他の患者との重複予約を未然に防止でき、操作者の精神的負担を大幅に軽減でき、かつシステム全体の信頼性を向上できる病院診療予約システム及びプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために、請求項1においては、入力装置を介して入力された患者、診療科目及び予約時間を指定した予約要求に基づいて前記患者、診療科目及び予約時間を予約情報として予約情報ファイルへ登録する病院診療予約システムにおいて、
予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイルに既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定する他科目重複チェック手段と、予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する他患者重複チェック手段と、互いに関連する複数の診療科目で構成される計画診療における複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔を記憶する計画診療ファイルと、予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる診療科目が計画診療に含まれるとき、計画診療ファイル記憶されている当該診療科目の次に実施すべき診療科目の実施時間を規定予約時間として算出する予約時間算出手段と、この算出された規定予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び前記次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する時間重複チェック手段と、各重複チェック手段にて重複すると判定されたとき前記予約要求の予約情報ファイルに対する登録を中止して重複警告を出力する警告手段とを備えている。
【0020】
請求項2は、請求項1の病院診療予約システムにおいて、予約要求における患者入力に応じて、予約情報ファイル内に既に登録されている予約要求に含まれる患者の予約情報を読出して表示する表示手段を備えている。
【0027】
また、請求項3の発明は、入力装置を介して入力された患者、診療科目及び予約時間を指定した予約要求に基づいて患者、診療科目及び予約時間を予約情報として予約情報ファイルへ登録するための機械読取り可能なプログラムを記録した記憶媒体である。
【0028】
そして、このプログラムは、コンピュータに、
予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイルに既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定させ、予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイルに既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定させ、互いに関連する複数の診療科目で構成される計画診療における複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔を記憶する計画診療ファイルを保持させ、予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる診療科目が計画診療に含まれるとき、計画診療ファイル記憶されている当該診療科目の次に実施すべき診療科目の実施時間を規定予約時間として算出させ、この算出された規定予約時間が予約情報ファイルに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定させ、各判定にて重複すると判定されたとき予約要求の予約情報ファイルに対する登録を中止して重複警告を出力さる。
【0029】
このように構成された請求項1の病院診療予約システムにおいては、例えば操作者か入力装置を介して患者、診療科目及び予約時間を指定した予約要求を入力すると、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイルに既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かが自動的に判定され、かつ、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイルに既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かが自動的に判定される。
【0030】
したがって、該当患者における他の診療科目との重複予約や該当診療科目における他の患者との重複予約を未然に防止でき、操作者の精神的負担を大幅に軽減でき、かつ予約システム全体の信頼性を向上できる。
さらに、入力された予約要求に計画診療ファイルに記憶されている診療科目が含まれると、自動的に次に実施すべき診療科目の実施時間が算出され、次に実施すべき診療科目とともに予約情報ファイルに登録される。この場合、予約情報ファイルに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かが自動的に判定される。
したがって、互いに関連する二つの診療科目が所定の実施順序でかつ所定の実施時間間隔で正しくかつ確実に自動的に予約される。
【0031】
また、請求項2においては、予約要求における患者入力に応じて該当患者の予約情報が表示出力される。したがって、操作者は該当患者の予約時間を入力する場合に他の診療科目の予約時間に重複しない時間を予約時間とすればよい。
【0045】
また、請求項3においては、このプログラムを記録した記録媒体を用いることによって、上述した機能を有していない従来の病院診療予約システムに対しても、簡単に上述した機能を付加することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
以下本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
【0047】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。この病院診療予約システムは一種のコンピュータシステムで構成されている。すなわち、この病院診療予約システムは、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読取り、このプログラムを実行することによって動作が制御されるコンピュータによって実現される。
【0048】
予約情報ファイル11内には、図2に示すように、この病院の各診療科で医師の診察や各種の検査を受ける全ての患者の予約情報が記憶されている。図2に示す例においては、CT検査の診療科目に対して2月1日の9時から11時までの予約時間に患者Aが予約登録されている。
【0049】
また、この病院診療予約システム内には、予約情報ファイル11の他に、患者入力部12,予約情報抽出部13,予約情報表示部14,表示器15,予約情報入力部16,他科目チェック部17と他患者チェック部18とからなる重複チェック部19及び警告発生部20とが設けられている。
【0050】
患者入力部12,予約情報入力部16及び表示器15はキーボードとCRT表示装置とマウス等からなる一種のマンマシン装置を構成しており、患者入力部12はキーボードから患者名を入力したり、既に登録されている患者名を表示画面上で選択する。また、予約情報入力部16は、該当患者に対して診療科目を指定して予約時間を入力する。そして、患者入力部12及び予約情報入力部16は患者、診療科目及び予約時間からなる予約要求を入力する機能を有する。
【0051】
予約情報抽出部13は、予約情報ファイル11内から患者入力部12で指定された患者に関する予約情報を読出して予約情報表示部14へ送出する。予約情報表示部14は受領した患者の予約情報を表示器15へ表示する。
【0052】
図4は、予約情報入力部16にて診療科目を入力した直後における表示器15に表示された表示内容を示す。具体的には、予約情報ファイル11から読出された該当診療科目に対して既に予約が登録されている場合における予約時間と患者名が表示される。
【0053】
他科目チェック部17は、予約情報入力部16にて入力された予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定する。他患者チェック部18は、予約情報入力部16にて入力された予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する。
【0054】
次に、図1に示す第1実施形態の病院診療予約システム全体の動作を図3の流れ図を用いて説明する。
【0055】
流れ図のP(プログラムステップ)1にて患者入力部12から患者名が入力されると、予約情報ファイル11から該当患者の予約情報を読出して表示器15へ表示出力する(P2)。次に、予約情報入力部16から、予約希望時間が入力されると、重複チェック処理を実行する(P4)。この重複チェック処理においては、他科目チェック部17が起動して、予約情報入力部16にて入力された該当患者の予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定する。
【0056】
重複ありの場合は(P5)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P6)、P3へ戻り、予約時間入力のやり直しを行う。
【0057】
P5にて重複なしの場合は、予約情報入力部16から、予約対象の診療科目が入力されると(P7)、該当診療科目に対する予約情報を予約情報ファイル11から読出して表示器15へ図4に示すように表示する(P8)。そして、再度重複チェック処理を実行する(P9)。この重複チェック処理においては、他患者チェック部18が起動して、予約情報入力部16にて入力された該当患者の予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する。
【0058】
重複ありの場合は(P10)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P11)、P3へ戻る。
【0059】
P12にて重複なしの場合は、入力された患者名,診療科目及び予約時間を予約情報ファイル11へ登録する。
【0060】
次に、重複チェック部19における重複チェックの具体的処理手順を図5及び図6を用いて説明する。
【0061】
図5(a)〜(d)は予約情報ファイル11に既に登録(確定)済みの予約時間(3〜4)に対して、今回新規に予約時間(1〜2)を登録する場合に、新規予約時間(1〜2)が登録済予約時間(3〜4)に重複するパターンを示す図である。図示するように、(a)〜(d)に示す4種類の重複パターンが存在する。
【0062】
そして、先ず、各予約時間の各開始時刻[1][3]と各終了時刻[2][4]を読取る。次に、読取った時刻を時刻の昇順に並べ替(ソート)する。
【0063】
例えば、図5(a)の場合、各開始時刻[1][3]と各[2][4]を読取ると図6(a)に示す状態になる。そして、読取った時刻を時刻の昇順に並べ替(ソート)えると図6(b)に示す状態になる。
【0064】
並べ替えた予約時間枠に対する各開始時刻[1][3]と各終了時刻[2][4]との並びのパターンで重複の有無を判定する。例えば、図5(a)の場合は[3142]となり、図5(b)の場合は[1324]となる。
【0065】
一つの予約時間枠例えば[1][2]の間に他の予約時間枠例えば[3][4]の一方又は両方が入ると重複と判定し、図6(c)のe又はfに示すように、一つの予約時間枠例えば[1][2]の間に他の予約時間枠例えば[3][4]が入らないと重複していないと判定する。
【0066】
このように構成された第1実施形態の病院診療予約システムにおいては、例えば看護婦9や職員3等の操作者がマンマシン装置等の入力装置を介して患者名を入力すると、該当患者の既に予約登録されている該当患者の診療科目及び予約時間が表示器15へ表示される。
【0067】
さらに、操作者が、表示器15に表示された該当患者の他の診療科目の予約状況を確認した後、マンマシン装置を介して、診療科目及び予約時間を入力すると、この予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かが自動的に判定され、かつこの予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された今回予約をしようとする該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かが自動的に判定される。そして、重複している場合は、重複警告が出力される。
【0068】
したがつて、該当患者における他の診療科目との重複予約や該当診療科目における他の患者との重複予約を未然に防止でき、看護婦や職員等は重複予約を考慮することなく予約操作が実施でき、操作者の精神的負担を大幅に軽減できる。かつシステム全体の信頼性を向上できる。
【0069】
また、該当患者の予約状況が自動的に表示されるので、予め重複予約にならないように入力できるので、予約作業能率が向上する。
【0070】
(第2実施形態)
図7は本発明の第2実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の病院診療予約システムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0071】
実施者担当者ファイル21内には、図8に示すように、検査等の診療科目のように複数の診療科目に対してこの診療科目数より少ない人数の実施者で各診療を実施する場合における各実施者が実施可能な診療項目が登録されている。
【0072】
予約情報ファイル11a内には、図9に示すように、図2で示した第1実施形態の予約情報ファイル11における診療科目、予約時間及び患者の他に、該当診療の実施を受持つ実施者が登録されている。
【0073】
また、患者,科目入力部12aは患者及び予約対象の診療科目を入力する。予約情報入力部16aは実施者及び予約時間を入力する。
【0074】
図10は、予約情報入力部16aにて、実施者を入力した場合における表示器15の表示内容を示す図である。図示するように、該当診療項目における各実施者の予約状況が表示される。
【0075】
さらに、重複チェック部19a内には、他科目チェック部17及び他患者チェック部18の他に、実施者チェック部22が設けられている。この実施者チェック部22は、予約情報入力部16aから入力された予約時間が予約情報ファイル11aに既に登録された該当実施者に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する。
【0076】
次に、図7に示す病院診療予約システム全体の動作を図11の流れ図を用いて説明する。
【0077】
流れ図のP21にて患者,科目入力部12aから患者名及び診療科目(検査項目)が入力されると、予約情報ファイル11から該当患者の予約情報を読出して表示器15へ表示出力する。次に、予約情報入力部16aから、希望の予約時間が入力されると(P22)、P23にて他科目チェック部17を起動して該当患者の予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定する。
【0078】
さらに、P24にて、他患者チェック部18を起動して、予約情報入力部16にて入力された該当患者の予約時間が予約情報ファイル11に該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する。
【0079】
重複ありの場合は(P25)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P26)、P22へ戻る。
【0080】
P25にて重複なしの場合は、実施担当者ファイル21から該当診療項目(検査項目)の実施者を読出して表示する(P27)。予約情報入力部16aから実施者が指定されると(P28)、実施者チェック部22が起動して、今回の予約時間が指定した実施者に対して他の患者が登録した予約時間に重複しているか否かの重複チェックを行う(P29)。
【0081】
重複ありの場合は(P30)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P31)、P22へ戻る。
【0082】
P30にて重複なしの場合は、入力された患者名、診療科目、実施者及び予約時間を予約情報ファイル11へ登録する。
【0083】
このように構成された第2実施形態の病院診療予約システムにおいては、患者科目入力部12a及び予約情報入力部16aから、患者、診療科目、予約時間及び該当診療科目の実施者を予約要求として入力すると、この予約要求に含まれる予約時間が予約情報ファイル11に既に登録された該当患者の他の科目に対する予約時間と重複していないか、また該当診療科目に対する他の患者の予約時間と重複していないかがチェックされる。そして、重複していた場合は、重複警告が出力される。
【0084】
したがって、図1に示した先の第1実施形態とほぼ同様の技術的効果を得ることができる。
【0085】
さらに、この第2実施形態の病院診療予約システムにおいては、患者、診療科目、予約時間及び該当診療科目の実施者を入力すると、入力した予定時間が指定した実施者に他の患者に対する予約時間が既に登録されているかがチェックされる。
【0086】
したがって、たとえ空いた検査項目等の診療科目に新規の患者の予約時間が割付けられたとしても該当検査項目の装置を取扱う実施者が存在しない事態が発生することはない。よって、より綿密に診療予約処理が実行され、システム全体の信頼性をより一層向上できる。
【0087】
(第3実施形態)
図12は本発明の第3実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の病院診療予約システムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0088】
計画診療ファイル23内には、図13に示すように、互いに関連する複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔が記憶されている。
【0089】
例えばアイソトープの計画診療1においては、最初に薬品投与の診療項目が設定され、所要診療時間は30分であり、31日等の所定の実施時間間隔をおいて、2回目の放射線測定の診療項目が設定されている。また、人口透析の計画診療2においては、2日後に人口透析の診療科目が設定される。
【0090】
予約情報ファイル11b内には、図2に示した通常の診療項目,予約時間及び患者名からなる予約情報の他に、図14に示すように、各計画診療における各診療項目、予約時間及び患者名が登録されている。なお、実施形態においては各診療項目は項目番号で登録されている。
【0091】
患者,科目入力部12aは患者及び予約対象の診療科目を入力する。予約情報抽出部13aは、入力された患者の既に登録されている予約状況を予約情報ファイル11bから読出して予約情報表部14へ送出する。また、予約情報抽出部13aは入力された診療科目が計画診療ファイル23に含まれる診療科目の場合、計画診療ファイル23に記憶されている計画診療の情報を読出して予約情報表部14へ送出する。
【0092】
予約時間算出部24は、患者,科目入力部12aで入力された診療科目が計画診療ファイル23に含まれているとき、この診療科目の次に実施すべき診療科目の実施時間を規定予約時間として算出して、この規定予約時間を重複チェック部19bの時間チェック部25へ送出する。
【0093】
重複チェック部19b内には、他科目チェック部17及び他患者チェック部18の他に、時間チェック部25が設けられている。この時間チェック部25は、算出された規定予約時間が予約情報ファイル11bに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する。
【0094】
図15は、患者,科目入力部12aにて、患者名及び診療科目を入力した場合における表示器15の表示内容を示す図である。図示するように、該当診療項目における該当患者の計画診療における予約状況が表示される。さらに、該当患者の他科目における予約状況も表示される。
【0095】
次に、図12に示す病院診療予約システム全体の動作を図16の流れ図を用いて説明する。
【0096】
流れ図のP41にて患者,科目入力部12aから患者名及び診療科目(検査項目)が入力されると、該当診療科目が計画診療ファイル23に記憶された計画診療に含まれない場合(P42)、第1実施形態で説明した通常の予約処理を実施する(P43)。
【0097】
計画診療に含まれていた場合、該当診療の時間間隔,関連診療科目等の計画診療の情報を計画診療ファイル23から読出して表示器15へ表示する。
【0098】
そして、P45にて、予約情報入力部16から初回の予約時間が入力されると、この初回の予約時間に対して他科目チェック部17及び他患者チェック部18を起動して、それぞれ対応する重複チェック処理を実施する(P46)。重複ありの場合は(P47)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P51)、P45へ戻る。
【0099】
P48にて重複なしの場合は、予約時間算出部24を起動して、該当計画診療における関連する次の診療科目を実施する時間である規定予約時間を算出する。そして、時間チェック部25を起動して、該当規定予約時間に対する他項目チェック処理と他患者エッック処理を実施する(P49)。重複ありの場合は(P50)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P51)、P45へ戻る。
【0100】
P50にて重複なしの場合は、P52で該当計画診療に含まれる全ての診療科目に対する予約時間の決定が終了すると、P53へ進み、該当計画診療に含まれる各診療科目、各予約時間及び該当患者を予約情報ファイル11bへ登録する。
【0101】
このように構成された第3実施形態の病院診療予約システムにおいては、図1に示した第1実施形態と同様に、新規に入力した診療科目に対する予約時間の重複チェック処理が自動的に実施されるので、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0102】
さらに、この第3実施形態においては、計画診療ファイル23内に、互いに関連する複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔が記憶されている。そして、患者,科目入力部12aを介して入力された診療科目に計画診療ファイル23に記憶されている計画診療に含まれる診療科目に一致すると、予約時間算出部24において、自動的に次に実施すべき診療科目の実施時間が算出され、次に実施すべき診療科目とともに予約情報ファイル11に登録される。
【0103】
したがって、看護婦9や職員3等の操作者は計画診療に含まれる複数の診療科目及び複数の予約時間を入力する必要がないので、この診療予約システムを用いた予約作業能率が大幅に向上する。
【0104】
さらに、この場合、予約情報ファイル11に既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かが自動的に判定され、重複していた場合は警告が出力される。
【0105】
したがつて、互いに関連する二つの診療科目が所定の実施順序でかつ所定の実施時間間隔で正しくかつ確実に自動的に予約される。
【0106】
(第4実施形態)
図17は本発明の第4実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の病院診療予約システムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0107】
時間規制診療ファイル26内には、図18に示すように、各実施者が実施する特定診療科目の実施限界時間が記憶されている。例えば、リハビリテーションの特定診療科目を実施する実施者としての療法士は1カ月間の実施日数、1日の実施時間等の実施限界時間が設定されている。
【0108】
予約情報ファイル11c内には、図2に示した通常の診療項目,予約時間及び患者名からなる予約情報の他に、図19に示すように、リハビリテーション等の特定診療科目における各療法士に予約された「簡単」又は「複雑」の種類と、予約時間,患者名等が登録されている。なお、「簡単」又は「複雑」は実施時間(作業時間)の長さを示し、例えば、「簡単」は15分,「複雑」は30分を示す。
【0109】
患者,科目入力部12aは患者及び予約対象の診療科目を入力する。予約情報抽出部13aは、入力された患者の既に登録されている予約状況を予約情報ファイル11bから読出して予約情報表部14へ送出する。また、予約情報抽出部13aは入力された診療科目が時間規制診療ファイル26に記憶されている特定診療項目の場合、この時間規制診療ファイル26の記憶内容を表示器15へ表示出力する。
【0110】
時間加算部27は、患者,科目入力部12aで入力された診療科目が時間規制診療ファイル26に含まれる診療科目の場合、今回指定した療法士に対する予約時間に予約情報ファイル11cに記憶された該当療法士の既に登録された各予約時間を加算して合計実施時間を算出する。
【0111】
実施時間監視部28は、時間加算部27で算出された合計実施時間が時間規制診療ファイル26に記憶された実施限界時間を越えると、警告発生部20に対して時間超過の警告を発生させる。
【0112】
図20は、予約情報入力部16bにて、療法士が入力された状態における表示器15の表示内容を示す図である。図示するように、該当療法士の予約情報ファイル11cに既に登録されている予約時間と患者名と治療の種類(実施時間)が表示される。
【0113】
次に、図17に示す病院診療予約システム全体の動作を図21の流れ図を用いて説明する。
【0114】
流れ図のP61にて患者科目入力部12aから患者名及び診療科目が入力されると、該当診療科目が時間規制診療ファイル26に記憶されたリハビリテーション等の特定診療項目に含まれない場合(P62)、第1実施形態で説明した通常の予約処理を実施する(P63)。
【0115】
特定診療項目の場合、予約情報フアイル11cの該当患者の予約済みの各予約情報を読出して表示器15へ表示する(P64)。
【0116】
そして、P65にて、予約情報入力部16bから療法士が入力されると、図20に示すように、該当療法士の予約情報を表示器15に表示する。次に、該当患者の他の科目に対する重複チェック処理を実施する。また、予約情報入力部16bから予約時間が入力されると、該当療法士に対する重複チェック処理を実施する(P66)。重複ありの場合は(P67)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P68)、P65へ戻る。
【0117】
P67にて重複なしの場合は、時間加算部27を起動して、今回入力した予約時間に予約情報ファイル11cに記憶された該当療法士の既に登録された各予約時間を加算して合計実施時間を算出する(P69)。そして、実施時間監視部28を起動して、算出した合計実施時間が時間規制診療ファイル26に記憶された実施限界時間を越えると(P70)、警告発生部20に対して時間超過の警告を発生させ(P71)、P65へ戻る。
【0118】
P70にて時間超過なしの場合は、P72で該当計画診療に含まれる全ての診療科目に対する予約時間の決定が終了すると、P72へ進み、該当療法士に対する予約時間,治療の種類(実施時間)、患者名を予約情報ファイル11cへ新規登録する。
【0119】
このように構成された第4実施形態の病院診療予約システムにおいては、図1に示した第1実施形態と同様に、新規に入力した診療科目に対する予約時間の重複チェック処理が自動的に実施されるので、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0120】
さらに、この第4実施形態においては、時間規制診療ファイル26内には、例えばリハビリテーションの特定診療科目を実施する実施者としての療法士と実施限界時間が設定されている。そして、患者,科目入力部12aから入力される診療項目が特定診療項目のとき、予約情報入力部16bから入力さされた療法士を指定した予約時間に予約情報ファイル11cに記憶された該当療法士の既に登録された各予約時間に加算して合計実施時間が時間加算部27において自動的に算出される。
【0121】
そして、算出された合計実施時間が時間規制診療ファイル26に記憶されている実施限界時間を越えたとき時間警告が出力される。
【0122】
したがって、実施者として療法士に対して実施限界時間を越える予約時間を誤って設定することが未然に防止される。その結果、療法士に超過勤務を強いることが未然に防止され、診療予約システムの信頼性を向上できるとともに適用範囲をさらに拡大できる。
【0123】
(第5実施形態)
図22は本発明の第5実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の病院診療予約システムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0124】
オーダ情報ファイル29内には、図23に示すように、医師が自己の診察室のオーダ入力装置で患者を指定して入力した複数の診療科目及びこの診療科目相互間の診療順序が記憶されている。なお、各診療科目に対する予約が確定した場合には、各診療科目に対して各予約時間も設定される。この実施形態においては、患者Aに対して診療科目としてX線撮影と整形診察とがオーダされ、X線撮影の方が整形診察より先に実施する必要がある。また、同一患者に対してCT検査と整形診察とがオーダされているが、この場合、各診療科目相互間の診療順序は規制されない。
【0125】
予約情報ファイル11内には、図24に示すように、通常の診療項目,予約時間及び患者名からなる予約情報が登録されている。
【0126】
患者,科目入力部12aは患者及び予約対象の診療科目を入力する。予約情報抽出部13aは、入力された患者及び診療科目がオーダ情報ファイル29に記憶されていた場合、オーダ情報ファイル29内の該当患者に関するオーダ情報を予約情報表示部14を介して表示器15へ表示すると共に、該当患者の予約状況を予約情報ファイル11から読出して表示器15へ表示する。
【0127】
実施順序チェック部30は、予約情報入力部16cを介して入力された診療科目に対する予約時間と、既に予約情報ファイル11に登録されたこの入力された診療科目に関する関連診療科目の予約時間との関係がオーダ情報ファイル29に記憶された実施順序に合致するか否かを判断する。合致しないと、警告発生部20に対して順序誤りの警告を発生させる。
【0128】
図25は、患者,科目入力部12aにて入力された患者及び診療科目がオーダ情報ファイル29に記憶されているオーダ情報に含まれていた場合における、予約情報ファイル11に既に登録されている該当患者及び診療科目の予約登録状況を示す表示器15に表示された図である。図示するように、患者Aに対しては、既に歯科診察と医師にオーダされたX線撮影とが登録されている。
【0129】
次に、図22に示す病院診療予約システム全体の動作を図26の流れ図を用いて説明する。
【0130】
流れ図のP81にて患者,科目入力部12aから患者名が入力されると、該当患者名がオーダ情報ファイル29に記憶されていることを確認して、該当オーダ情報ファイル29に記憶されているオータ情報を読出して表示器15に表示出力する(P82)。
【0131】
次に、患者,科目入力部12aからオーダ情報ファイル29に登録されている一つの診療科目が入力され(P83)、さらに、予約情報入力部16cで該当診療科目に対する希望の予約時間が入力されると(P84)、他科目チェック部17及び他患者チェック部18が起動して、該当患者及び該当診療科目に対する予約時間の重複チェック処理が実施される(P85)。重複ありの場合は(P86)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P87)、P84へ戻り、予約時間の入力をやり直す。
【0132】
P86にて重複なしの場合は、P88へ進み、オーダ情報ファイル29内に、今回入力した診療科目に対して先に実施すべき診療科目(前診療科目)が存在するか否かを調べる。存在すれば、該当診療科目(前診療科目)が既に予約情報ファイル11に登録されているか否かを調べる(P89)。
【0133】
登録済みの場合は、今回入力した予約時間が登録されている先に実施すべき診療科目(前診療科目)の予約時間より後の時刻の場合は(P90)、これらの診療科目相互間の実施順序は正常であるので、P92へ進み、オーダ情報ファイル29内にオーダされている該当患者に対する全部の診療科目に対する予約確定処理がまだ終了していない場合は、P83へ戻り、次の診療科目の入力を待つ。
【0134】
なお、P90にて、今回入力した予約時間が登録されている先に実施すべき診療科目(前診療科目)の予約時間より先の時刻の場合は、これらの診療科目相互間の実施順序は誤りであるので、P91にて予約時間不適当の警告を出力して、P84へ戻る。
【0135】
P88でオーダ情報ファイル29内に今回入力した診療科目に対して先に実施すべき診療科目(前診療科目)が存在しない場合、及びP89にて先に実施すべき診療科目が予約情報ファイル11にまだ登録されていない場合は、直ちにP92に進む。
【0136】
P92にて、オーダ情報ファイル29内にオーダされている該当患者に対する全部の診療科目に対する予約確定処理が終了した場合は、P93へ進み、今回入力した該当患者の各診療科目,各予約時間及び患者名を予約情報ファイル11へ登録すると共に、オーダ情報ファイル29にも登録する。
【0137】
このように構成された第5実施形態の病院診療予約システムにおいては、図1に示した第1実施形態と同様に、新規に入力した診療科目に対する予約時間の重複チェック処理が自動的に実施されるので、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0138】
さらに、この第5実施形態においては、例えば看護婦9や職員3が患者及び診療科目を指定して予約操作を実施する場合に、該当患者が医師がオーダ入力装置を介してオーダしたオーダ情報ファイル29内に既に該当診療科目が登録(オーダ)されていた場合は、この診療科目に関連する他の診療科目がオーダ情報ファイル29内にオーダされ、かつその他の診療科目が先に実施すべき診療科目であるか否かを調べる。そして、該当する場合は、先に実施すべき診療科目の予約時間が既に予約情報ファイル11に登録されていた場合は、今回入力した予約時間との順序関係を調べて、両方の診療科目の実施時間の順序に矛盾がないことを確認するようにしている。
【0139】
したがって、患者に対して医師が指定(オーダ)した実施順序に対して誤った実施順序で各診療科目が予約情報ファイル11に予約登録されることが未然に防止されるので、この診療予約システムの信頼性をより一層向上できる。
【0140】
(第6実施形態)
図27は本発明の第6実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の病院診療予約システムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されている。
【0141】
オーダ入力装置31は、例えば医師の診察室内に配設され、医師が患者を指定して診療科目及び希望の予約時間を入力する装置である。予約要否情報ファイル32内には、図28(a)に示すように、この病院で実施可能な各診療科目毎に予約の要否が記憶されている。すなわち、医師がオーダする全ての診療科目に対して予約が必要であるとは限らず、予約の必要でない診療科目も存在するからである。
【0142】
オーダ情報ファイル29aは、図28(b)に示すように、医師がオーダ入力装置31を介して入力された患者名,診療科目が記憶されている。なお、各診療科目における予約の要否も記憶される。予約要否判定部33は、医師がオーダ入力装置31を介して入力した診療科目の予約要否を予約要否情報ファイル32を用いて判断する。
【0143】
また、登録部34は、重複チェック部19で重複なしと判定された患者名,診療科目及び予約時間を予約情報として予約情報ファイル11へ登録する。
【0144】
図30は、オーダ入力装置31で指定された患者及び診療科目に関係する予約情報ファイル11から読出されて表示器15に表示された予約情報を示す図である。
【0145】
次に、図27に示す病院診療予約システム全体の動作を図31の流れ図を用いて説明する。
【0146】
流れ図のP101にて医師の操作に基づいてオーダ入力装置31から患者名が入力され、さらに該当患者に対する診療科目が入力されると(P102)、これらのオーダ情報はオーダ情報ファイル29aに書込まれる。次に、予約可否判定部33が起動され、医師がオーダ入力装置31を介して入力した診療科目の予約要否を予約要否情報ファイル32を用いて判断する(P103)。予約が不要の場合は、予約処理を実施する必要がないので、この流れ図の処理を終了する(P105)。
【0147】
P104にて予約が必要の場合は、該当患者及び該当診療科目に関係する予約情報を予約情報ファイル11から読出して、例えば図30に示すように、表示機15へ表示出力する(P106)。
【0148】
次に、医師がオーダ入力装置31を介して該当患者及び該当診療科目に対する希望する予約時間が入力されると(P107)、他科目チェック部17及び他患者チエック部18を起動して、該当患者及び該当診療科目に対する予約時間の重複チェック処理を実施する(P108)。重複ありの場合は(P109)、警告発生部20が起動して重複警告をブザーで告知すると共に表示器15に表示出力して(P110)、P107へ戻り、予約時間の入力をやり直す。
【0149】
P106にて重複なしの場合は、登録部34を起動して、入力された患者名,診療科目及び予約時間からなる予約情報を予約情報ファイル11へ登録する。
【0150】
このように構成された第6実施形態の病院診療予約システムにおいては、図1に示した第1実施形態と同様に、新規に入力した診療科目に対する予約時間の重複チェック処理が自動的に実施されるので、第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【0151】
さらに、この第6実施形態の病院診療予約システムにおいては、医師が診察室に配設されたオーダ入力装置31を用いて各患者に対する診療科目をオーダ(指示)すると、このオーダ情報はオーダ情報ファイル29aに登録されると共に、診療予約システムに自動的にアクセスされる。そして、続いて医師が希望する予約時間を同じくオーダ入力装置31用いて入力すると、この予約時間の重複チェックが自動実施された後、予約情報ファイル11に自動登録される。
【0152】
このように、従来、医師がオーダを実施するためのオーダシステムと、看護婦9や職員3が予約を実施するための予約システムとを一つのシステムとして構築して、医師が操作するオーダ入力装置から予約システムをアクセス可能としている。
【0153】
したがって、医師がオーダと診療予約とをほぼ同一操作で同時に実施できる。したがって、例えば予約がとれなかった場合は、医師が自己の裁量でオーダ内容を変更して、再度予約をとることも可能である。その結果、図32に示した従来システムのように、オーダ結果に基づいて看護婦9や職員3が予約システムに対して予約作業を実施する必要がないので、システム全体の予約作業能率を大幅に向上できると共に、看護婦9や職員3の作業負担を大幅に低減できる。
【0154】
また、予約を取れなかった場合にその旨を医師に告げて指示を仰ぐ必要がないので、希望する予約時間を変更して再度予約をとる場合の作業能率が向上する。
【0155】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の病院診療予約システム及びプログラムを記憶した記録媒体においては、患者、診療科目及び予定時間からなる予約要求が入力されると、この予約要求と予約情報ファイルに既に登録されている各患者及び各診療科目における予約情報と比較対照して重複予約が発生しないように重複チェックを実施している。
【0156】
したがって、該当患者における他の診療科目との重複予約や該当診療科目における他の患者との重複予約を未然に防止でき、操作者の精神的負担を大幅に軽減でき、かつ予約システム全体の信頼性を向上できる
また、複数の診療項目を実施順序や実施間隔も含めて同時に予約できたり、医師のオーダ操作に応じて必要な診療項目の予約が自動的に実施でき、病院における予約業務の事務効率をさらに向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図3】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図4】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図5】 同病院診療予約システムにおける重複チエック処理手順を説明するための図
【図6】 同じく同病院診療予約システムにおける重複チエック処理手順を説明するための図
【図7】 本発明の第2実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図8】 同病院診療予約システムに組込まれた実施担当者ファイルの記憶内容を示す図
【図9】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図10】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図11】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図12】 本発明の第3実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図13】 同病院診療予約システムに組込まれた計画診療ファイルの記憶内容を示す図
【図14】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図15】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図16】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図17】 本発明の第4実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図18】 同病院診療予約システムに組込まれた時間規制診療ファイルの記憶内容を示す図
【図19】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図20】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図21】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図22】 本発明の第5実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図23】 同病院診療予約システムに組込まれたオータ情報ファイルの記憶内容を示す図
【図24】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図25】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図26】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図27】 本発明の第6実施形態に係わる病院診療予約システムの概略構成を示すブロック図
【図28】 同病院診療予約システムに組込まれた予約要否情報ファイル及びオータ情報ファイルの記憶内容を示す図
【図29】 同病院診療予約システムに組込まれた予約情報ファイルの記憶内容を示す図
【図30】 同病院診療予約システムの表示器に表示された予約情報を示す図
【図31】 同病院診療予約システムにおける全体の予約処理動作を示す流れ図
【図32】 大規模病院に構築された予約システム及びオーダシステムの概略構成を示す模式図
【符号の説明】
11,11a,11b,11c…予約情報ファイル、12…患者入力部、12a…患者,科目入力部、13,13a…予約情報抽出部、14…予約情報表示部、15…表示器、16,16a,16b,16c…予約情報入力部、17…他科目チェック部、18…他患者チェック部、19,19a,19b…重複チェック部、20…警告出力部、21…実施担当者ファイル、22…実施者チェック部、23…計画診療ファイル、24…予約時間算出部、25…時間チェック部、26…時間規制診療ファイル、27…時間加算部、28…実施時間監視部、29,29a…オーダ情報ファイル、30…実施順序チェック部、31…オーダ入力装置、32…予約要否情報ファイル、33…予約要否判定部、34…登録部

Claims (3)

  1. 入力装置を介して入力された患者、診療科目及び予約時間を指定した予約要求に基づいて前記患者、診療科目及び予約時間を予約情報として予約情報ファイルへ登録する病院診療予約システムにおいて、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定する他科目重複チェック手段と、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する他患者重複チェック手段と、
    互いに関連する複数の診療科目で構成される計画診療における複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔を記憶する計画診療ファイルと、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる診療科目が前記計画診療に含まれるとき、前記計画診療ファイル記憶されている当該診療科目の次に実施すべき診療科目の実施時間を規定予約時間として算出する予約時間算出手段と、
    この算出された規定予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び前記次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定する時間重複チェック手段と、
    前記各重複チェック手段にて重複すると判定されたとき前記予約要求の予約情報ファイルに対する登録を中止して重複警告を出力する警告手段と
    を備えた病院診療予約システム。
  2. 前記予約要求における患者入力に応じて、前記予約情報ファイル内に既に登録されている前記予約要求に含まれる患者の予約情報を読出して表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の病院診療予約システム。
  3. 入力装置を介して入力された患者、診療科目及び予約時間を指定した予約要求に基づいて前記患者、診療科目及び予約時間を予約情報として予約情報ファイルへ登録するための機械読取り可能なプログラムを記録した記憶媒体であって、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録された該当患者の他の診療科目に対する予約時間に重複するか否かを判定させ、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録された該当診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定させ、
    互いに関連する複数の診療科目で構成される計画診療における複数の診療科目及び診療科目相互間の実施順序及び実施時間間隔を記憶する計画診療ファイルを保持させ、
    前記予約要求の入力に応じて、この予約要求に含まれる診療科目が前記計画診療に含まれるとき、前記計画診療ファイル記憶されている当該診療科目の次に実施すべき診療科目の実施時間を規定予約時間として算出させ、
    この算出された規定予約時間が前記予約情報ファイルに既に登録されている該当患者の他の診療科目に対する予約時間及び前記次に実施すべき診療科目に対する他の患者の予約時間に重複するか否かを判定させ、
    前記各判定にて重複すると判定されたとき前記予約要求の予約情報ファイルに対する登録を中止して重複警告を出力さる
    ことを特徴とするプログラムを記憶した記録媒体。
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