JPH07182429A - 医療情報システムおよび医療情報システム機器 - Google Patents

医療情報システムおよび医療情報システム機器

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JPH07182429A
JPH07182429A JP32369293A JP32369293A JPH07182429A JP H07182429 A JPH07182429 A JP H07182429A JP 32369293 A JP32369293 A JP 32369293A JP 32369293 A JP32369293 A JP 32369293A JP H07182429 A JPH07182429 A JP H07182429A
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medical
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information system
institution
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JP32369293A
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English (en)
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Kazuo Aisaka
一夫 相坂
Takakazu Funo
孝和 布野
Akihide Hashizume
明英 橋詰
Hiroyuki Takeuchi
裕之 竹内
Kumiko Tsutsui
久美子 筒井
Yukiko Akasaka
由起子 赤坂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な診療情報をオフライン伝送するシステ
ムにより、様々な状況で診療情報の有効活用を図るシス
テムを提供する。 【構成】 診療情報は可搬型記憶媒体1に記憶され、受
診者等による搬送によりオフライン伝送される。可搬型
記憶媒体1には、所定のフォ−マットにより以下の様な
情報が記録される。すなわち、診療所見情報、検査情
報、画像情報、精度管理情報、通信情報、関係記述情
報、参照記録情報、個人識別情報、個人受診歴、個人診
療基本情報、診療保険請求情報、診療課金情報、検査リ
スト、画像検査リスト、アクセス制御情報、処方箋、処
方歴、診療機関属性、喫食情報などである。 【効果】 様々な種類の診療デ−タを統合的に扱う事に
より、診療の正確さ・迅速さを向上させる医療情報シス
テムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療情報システムに関
し、特に複数の診療機関で診療データを相互に利用する
ためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ME機器や計算機技術の進歩により、病
院等の医療機関で用いられる情報が、次第に電子化され
て運用されつつある。たとえば血液検査、尿検査等の検
査データは、検査用分析装置の自動化・計算機制御化に
よって、ほとんどの病院でディジタルデータとして記録
・管理されている。さらに最近では、光ディスク等の大
容量記憶媒体の発達により、これまで電子化が困難であ
った医療用画像データ(X線写真、CTなど)や波形デ
ータ(心電図、脳波など)が電子化されつつある。
【0003】これらのデータは電子化された結果、複製
が容易であり紛失のおそれが少ないという長所を持って
いる。この長所を利用して、同一のデータを様々な場所
で利用する方法がいくつか提案され、実用化されつつあ
る。1988年に大山等が提案したIS&C(アイザッ
ク)システムは上記提案の一例であり、医療用画像デー
タを光磁気ディスクに記録し搬送することで、データの
広範囲での利用を可能としている。同システムに関する
詳しい説明は、大山等による文献「PHD記録システム
の個人データベースを院内PACSに用いる一提言」、
第8回医療情報学連合大会予稿集3−B−8(1988
年)に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のシステムは、以下の項目に関しては考慮されていな
い。従って単独のシステムで診療に役立てるには、各項
目に記した様な制約が生じていた。
【0005】1)記憶媒体(上記従来例では光磁気ディ
スク)の搬送は特定の医療機関(たとえば病院)の内部
に制限されており、他の医療機関で得られたデータは参
照できない。
【0006】2)記憶媒体の記憶内容は画像データに限
定されている。従って、医師が様々な種類の診療データ
(たとえば画像データと検査データ)を用いて患者の病
状を総合的に判断する、という作業は、本システムのみ
では不可能である。
【0007】3)他の医療機関のデータが参照可能にな
ったとしても、複数の医療機関の検査データを直接比較
するのは困難である。この理由は、検査データは複数の
医療機関相互間で結果の再現性が保証されない場合があ
るからである。検査データは精密な生化学的反応を用い
て測定される事が多く、病院間での微妙な測定条件の違
い(例えば測定装置製作メーカの違い)により、本来同
一の値が異なって測定される場合があるからである。
【0008】4)記憶媒体内のデータに関する医師の所
見が記録されない。所見を求めるには別の通信手段(た
とえば電話)を用いねばならない。
【0009】5)4)において、所見がどのデータに関
するものなのか明確でない。
【0010】6)記憶媒体が満杯近くになった時、どの
データを消去しても構わないかを示す情報がない。従っ
てデータは蓄積される一方となり、必要な媒体の数が増
し管理が無用に煩雑になる。
【0011】7)複数の媒体を用いる場合、単一の患者
のデータが複数の媒体にまたがって記録される可能性が
あり、診療時に当該患者のデータを揃える手間が増加す
る。
【0012】8)データの取得又は使用に関する課金情
報(診療報酬情報)が考慮されておらず、これらの行為
が無制限に行なわれる可能性がある。
【0013】9)同一種類の検査(画像検査を含む)が
繰り返して行なわれた場合でも、それらのデータは独立
に記録されるのみであり、相互関係を知るにはすべての
検査を探索してみなければならない。従って当該患者の
病状変化を時系列的に把握する事が困難である。
【0014】10)データの書き込みやアクセスに制限
がない。従ってデータの改竄が行なわれたり、不当なア
クセスによるプライバシーの侵害が生じる可能性があ
る。
【0015】11)記録内容を一般の個人が読みだす手
段がなく、患者の「知る権利」が保証されない。
【0016】12)記憶内容は診断のためのデータのみ
であり、これに基づいた治療行為(たとえば投薬)を行
なうには別の手段を要する。
【0017】13)12)において治療行為が正しく行
なわれた事を示す手段がない。
【0018】14)記録媒体が複数の診療機関で使用さ
れるにもかかわらず、これらの診療機関がどのような立
場でデータを作成又は使用しているかが明らかでない。
【0019】15)記録内容は受診者に関する診療デー
タのみであり、診療に関連する生活データ(例えば食事
の内容など)は記録されない。この結果、受診者の全生
活にわたる健康管理は不可能である。
【0020】本発明の目的は、これらの制約を除去し、
使いやすい医療情報システムを提供する事にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の各特
徴を有する構成を用いる事で解決する。
【0022】第1の特徴:着脱可能な記憶媒体と、上記
記憶媒体に対し読みだし又は書き込み又は双方が可能な
端末機器とを用いて上憶媒体に医療用情報を記録するシ
ステムであって、上記端末機器は複数の診療機関に各々
1台以上設置されており、第1の診療機関に設置された
上記端末機器で上記記憶媒体に書き込みを行なった後、
上記記憶媒体を上記端末機器から脱着して第2の診療機
関に搬送し、第2の診療機関に設置された上記端末機器
で上記記憶媒体からの読みだしを行なう事により、複数
の診療機関で医療用情報を相互利用する事を特徴とする
医療情報システム。
【0023】第2の特徴:第1の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、記記憶媒体には、診療所見情報、診療
用検査情報、診療用画像情報の少なくとも1つが記憶さ
れる事を特徴とする医療情報システム。
【0024】第3の特徴:第2の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、前記記憶媒体には複数の診療用検査情
報と、上記複数の診療用検査情報の各々の精度管理が可
能な精度管理情報とを記憶する事を特徴とする医療情報
システム。
【0025】第4の特徴:第2の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、前記記憶媒体には前記第1の診療機関
から前記第2の診療機関へ宛てた通信情報を記憶する事
を特徴とする医療情報システム。
【0026】第5の特徴:第4の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、前記記憶媒体には前記通信情報の内容
と前記診療所見情報又は前記診療用検査情報又は前記診
療用画像情報との関係を示す関係記述情報を記憶する事
を特徴とする医療情報システム。
【0027】第6の特徴:第2の特徴記載の医療情報シ
ステムであって、前記記憶媒体には前記診療所見情報又
は前記診療用検査情報又は前記診療用画像情報と、上記
3種類の情報各々が前記記憶媒体に書き込まれた後、読
み出されたか否かを記録するための参照記録情報とを記
憶する事を特徴とする医療情報システム。
【0028】第7の特徴:第1の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、前記記憶媒体は診療機関の受診者個人
単位で複数用いられる事を特徴とする医療情報システ
ム。
【0029】第8の特徴:第7の特徴記載の医療情報シ
ステムにおいて、前記記憶媒体には当該記憶媒体に対応
する受診者の個人識別情報、診療保険請求情報、個人受
診歴情報、個人診療基本情報、診療課金情報のうち少な
くとも1つを記憶する事を特徴とする医療情報システ
ム。
【0030】第9の特徴:第2もしくは7の特徴記載の
医療情報システムにおいて、前記記憶媒体には当該記憶
媒体に対応する受診者が過去に受けた診療用検査リスト
又は診療用画像検査リストの少なくとも一方を記憶する
事を特徴とする医療情報システム。
【0031】第10の特徴:第1の特徴記載の医療情報
システムにおいて、前記記憶媒体には同記憶媒体からの
データの読みだし又は書き込みの少なくとも一方を記憶
媒体の全部分又は一部分に対して行なう事を禁止又は許
可するためのアクセス制御情報を記憶する事を特徴とす
る医療情報システム。
【0032】第11の特徴:第1の特徴記載の医療情報
システムで用いられる端末機器であって、前記記憶媒体
から読み出した医療用情報を放送用映像電送方式に従っ
た信号に変換して出力するための信号変換手段を設けた
事を特徴とする医療情報システム用端末機器。
【0033】第12の特徴:第7の特徴記載の医療情報
システムにおいて、前記記憶媒体は診療機関が当該受診
者に発行した処方箋を記録する事を特徴とする医療情報
システム。
【0034】第13の特徴:第12の特徴記載の医療情
報システムにおいて、前記記憶媒体は前記処方箋に従っ
た調剤または投薬が既に行なわれたか否かを示す処方歴
情報を記録する事を特徴とする医療情報システム。
【0035】第14の特徴:第1の特徴記載の医療情報
システムにおいて、前記記憶媒体には、診療機関の属性
を記述するための診療機関属性情報を記録する事を特徴
とする医療情報システム。
【0036】第15の特徴:第7の特徴記載の医療情報
システムにおいて、前記記憶媒体には、当該受診者の喫
食情報を記録する事を特徴とする医療情報システム。
【0037】
【作用】上記各特徴にしたがう医療情報システムは、以
下の様に作用する。
【0038】第1の特徴により、複数の診療機関で得ら
れたデータが相互に利用可能となり、データ有効利用に
よる診療精度の向上や、同一検査の重複を回避する事が
期待できる。
【0039】第2の特徴により、本システムのデータの
みで医師は患者の病状を総合的に判断できるので、診療
の効率が向上する。
【0040】第3の特徴により、異なった病院の検査デ
ータを相互に利用することがある程度可能となる。
【0041】第4の特徴により、複数の医療機関相互間
で、医師等の診療担当者の意見の受渡しを行う事が可能
となる。これによりたとえば、患者を他の病院に紹介す
る際の紹介状を検査データと同一の媒体で搬送する事が
可能となる。
【0042】第5の特徴により、上記紹介状と紹介状の
記載内容に関連する検査データとの相互関係が明確にな
り、医師は余分なデータ検索を行う必要がなくなる。
【0043】第6の特徴により、記憶媒体に記録された
データがその後利用されたかどうかを知ることが可能と
なる。これは当該データがその後の診療においてどの程
度重要であるかを示す指標となる。従って、記憶媒体が
満杯近くになり記憶内容の一部を消去する必要が生じた
場合に、どのデータを消去すべきかを判定できる。
【0044】第7の特徴により、同一患者のデータは可
能な限り同一の記憶媒体に記録されるので、患者のデー
タを揃える手間が不要となる。
【0045】第8の特徴により、記録媒体にデータの読
み書きが行われた場合、その事を示す課金情報が同時に
記録される。この情報をもとに診療報酬請求を行えば、
データの取得又は使用に対し適切な対価が診療機関に支
払われる。
【0046】第9の特徴により、医師はある一種の検査
(たとえば血液検査)結果の時系列的変化を容易に参照
でき、患者の病状の変化を把握しやすくなる。
【0047】第10の特徴により、データの書き込み・
読み出しが記憶媒体の使用状態に従って制限されるの
で、データの改竄やプライバシーの侵害が生じない。
【0048】第11の特徴により、一般人が家庭におい
てもテレビなどを用いて記録内容を参照できるので、患
者の「知る権利」が保証される。
【0049】第12の特徴により、治療行為の代表であ
る投薬(処方箋の発行)が本システムを用いて可能とな
り、診断と治療を一貫して管理できる。
【0050】第13の特徴により、治療が正しく行なわ
れたかを医師が把握できる。
【0051】第14の特徴により、他の診療機関とのデ
ータの交換において、相手にどのような診療設備や専門
医がいるかを配慮してデータを取捨選択することが可能
となり、診療の効率が向上する。
【0052】第15の特徴により、受診者の食事状態を
診療時に参考にする事が可能となり、受診者の平常生活
をも考慮した診療が可能となる。
【0053】
【実施例】以下本発明の実施例を、図面を用いて説明す
る。
【0054】図1は本発明による医療情報システムの利
用形態を説明した図である。本発明では記憶媒体1を搬
送者2が搬送することにより、様々な医療機関などでの
利用に供する。図中の破線3は搬送の経路の一例を示し
たものである。搬送先は、病院11、検査センタ12、
画像検査センタ13、診療所14、受診者の家庭15、
病院外の薬局16、レストラン17などが対象となる。
これらは各複数あってもよい。また病院11の内部にお
いて、診察室110、放射線科111、検査科112な
どの相互間で用いてもよい。
【0055】図2は記憶媒体1に記録されるデータの概
要を示したものである。記憶媒体1としては、たとえば
光磁気ディスクが用いられるが、他の媒体でも良い。光
磁気ディスクの記録トラック20には「課題を解決する
手段」に記載した各種のデータが記録される。すなわ
ち、診療所見情報210、診療用検査情報220、診療
用画像情報230、精度管理情報240、通信情報25
1、関係記述情報252、参照記録情報253、個人識
別情報260、個人受診歴情報262、個人診療基本情
報261、診療保険請求情報265、診療課金情報26
6、診療用検査リスト270、診療用画像検査リスト2
71、アクセス制御情報275、処方箋280、処方歴
情報285、診療機関属性情報290、喫食情報295
などが記録される。これらの情報は、情報の種類別にま
とまって記録されていても良いし、なんらかの適当な順
番(たとえばデータが得られた時間的順序)に従って取
り混ぜて記録されていても良い。なお本発明は、以上に
記した以外の情報を記憶媒体1に記録することを、なん
ら制限するものではない。
【0056】以下、図3以降の図面を用いて上記各種デ
ータについて説明する。
【0057】図3は診療所見情報210の記録方法を示
したものである。図3(a)に示す通り、診療所見情報
210は受診者氏名31、受診日付32、診療機関名3
3、医師氏名34、診療所見35からなる。これらのう
ち31〜34は文字情報であるが、診療所見35はフリ
ーハンドの手書きによる情報を記録させなければならな
い。この理由は、医師が記述する診療所見には受診者の
患部の状況を説明するためのスケッチ画が用いられる場
合が多いからである。同図の例は、医師が受診者の胃の
スケッチを用いて病変箇所を記述した例である。このス
ケッチを記録する為には、例えば30で示される様なフ
リーハンドの曲線を記録する必要がある。図3(b)は
この記録方法を説明したものである。すなわち、曲線3
0の上にいくつかの点300〜309を配置し、その位
置を適当に定めた座標軸36を用いて表現した後、点番
号37、X座標38、Y座標39を記憶する表310の
形にまとめて曲線30の記録とする。点300〜309
は、隣接する点の間では曲線30がほぼ直線とみなせる
様に十分稠密に配置する。図では説明の便宜上少数(1
0個)の点のみを示してあるが、じっさいにはもっと多
数の点を配置する。
【0058】図4は診療用検査情報220の記録方法を
示したものである。診療用検査情報220は、受診者氏
名41、検査日付42、検査機関名43、検査種別44
がこの順に記録され、次に検査項目名45と測定値46
とが組になって必要なだけ記録された後、記録の終了を
示す終了記号47で終る。図では血液検査の例を示し
た。なお検査種別によっては、検査項目が1つしかない
ものや検査項目の組合せが定まっているものもある。そ
の場合には検査項目名45の記録を省略しても良い。
【0059】図5は診療用画像情報230の記録方法を
示したものである。
【0060】診療用画像情報230は受診者氏名51、
検査日付52、検査機関名53、画像種別54がこの順
に記録され、その後に画像データ55が続く。画像デー
タ55の記録形式は様々なものが知られているが、ここ
では最も標準的な例を説明する。すなわち、画像データ
55は、水平サイズ(1水平ライン上の画素数)55
1、垂直サイズ(1垂直ライン上の画素数)552、1
画素当りの濃度階調数553がこの順に記録され、その
後に画素データ554が画素の総数(=水平サイズ×垂
直サイズ)だけ並ぶ。
【0061】図6は精度管理情報240の記録方法を示
したものである。医療用検体検査のための精度管理には
様々な方法があるが、ここでは最も基本的な方法とし
て、測定値の系統誤差と標準偏差を記録する方法を説明
する。
【0062】「発明が解決しようとする課題」の項でも
述べたが、検査データは病院間で測定値の微妙な差が生
じる事がある。これらのデータの多くは、自動化された
分析装置により多数の検体を流れ作業で測定して得られ
るものであり、測定精度は中等度のものである。従って
病院の検査部門では分析装置の測定精度を確認するため
に、定期的に以下の2種類の試験を行なっている。ま
ず、医学的に妥当な濃度(試験濃度)を有する同一の検
体に対する測定を繰り返して行なう事により、分析装置
の測定の再現性を確認する。この結果上記分析装置によ
る検査データの安定性を示す数値である標準偏差が得ら
れる。次に、高精度の分析手法(多くの場合非自動的な
手法)を用いた検査結果と上記分析装置の検査結果を比
較して、分析装置の測定精度を確認する。この結果、上
記分析装置による検査データの偏りを示す数値である系
統誤差が得られる。以上の数値は各検査項目毎に得られ
る。
【0063】本発明においては、以上の数値を他の関連
情報と組み合わせて、図6の形式で記憶媒体1に記録す
る。すなわち、診療機関名61、装置番号62、試験日
63を記録した後、検査項目64、試験濃度65、標準
偏差66、系統誤差67の4項目からなる組を必要なだ
け記録する。図の例は、血糖値(略称GLU)に対して
2通りの試験濃度で、またアルブミン(略称ALB)に
対して1通りの試験濃度で上記試験が行なわれた事を示
している。
【0064】図7は通信情報251の記録方法を示した
ものである。通信情報251は受診者氏名71、通信日
付72、医師所属機関名73、医師氏名74、通信内容
75からなる。通信内容75は、図の例ではワードプロ
セッサ等で入力した文章を記録している。これは他の方
法でも良く、例えば図3で説明した様な手書き情報を記
録しても良い。
【0065】図8は関係記述情報252の記録方法を示
したものである。関係記述情報252は通信情報251
に付随する形で記録される。関係記述情報252は情報
種別81、情報の詳細82、記憶番地83の3項目から
なり、これらが必要なだけ並べられる。記憶番地83
は、81及び82で示される情報が記憶媒体上のどの場
所に記録されているかを指し示すポインタであり。図の
例では、2000番地から記録されている検査情報22
0、および10000番地から記録されている画像情報
230が83によって指し示されており、これら2つの
情報が通信情報251に関係している事を表している。
【0066】図9は参照記録情報253の記録方法を示
したものである。参照記録情報253は情報種別91、
参照回数92、記憶番地93の3項目からなり、これら
が記憶媒体上のデータ数だけ並べられる。記憶番地93
の記録方式は図8における83と同様である。参照回数
92は、データが書き込まれた時点で0(ゼロ)に設定
される。その後当該データが参照される度に読みださ
れ、1が加算されて再書き込みされる。図の例では、2
000番地からの検査情報は過去4回参照されているの
に対し、2000番地からの検査情報は過去1回しか参
照されなかった事を示している。
【0067】図10は個人識別情報260、個人受診歴
情報262、個人診療基本情報261の記録方法を示し
たものである。これらの情報は、図示の通りまとめて記
録するのが便利であるが、個別に記録しても良い。
【0068】個人識別情報260は受診者を本人と同定
するための情報であり、受診者番号1001、性別10
02、氏名およびフリガナ1003および1004、生
年月日1005、職業1006、住所1007、電話番
号1008、本籍1009、家族構成1010からな
る。
【0069】個人診療基本情報261は受診者の医療上
での基本特性を示す情報であり、身長1011、体重1
012、血液型1013、アレルギー1014、嗜好1
015からなる。
【0070】個人受診歴情報262は受診者が過去に受
けた診療の経過を示す情報であり、受診日時1021、
診療機関1022、担当医師1023、傷病名1024
の4項目からなる情報の組を受診回数分記録する。
【0071】図11は診療保険請求情報265、診療課
金情報266の記録方法を示したものである。現在の日
本の医療体系では、医療機関の収入源である診療報酬は
各種の保険制度に基づいて保険基金により支払われる事
が多い。従って、記憶媒体1のデータを用いた診療行為
が行なわれた場合は、当該行為に対する診療報酬の請求
を診療保険請求情報265の形式で記録するのが便利で
ある。しかしながら全ての診療報酬が保険基金により支
払われるとは限らないので、診療課金情報266を併用
するのが良い。
【0072】同図(a)は診療保険請求情報265の記
録方法を示したものである。診療保険請求情報265は
保険者氏名1101、保険者番号1102、保険者証記
号・番号1103を記録した後、保険請求項目1100
を必要なだけ並べて記録する。保険請求項目1100
は、項目名1111を記録し、ひき続いて当該項目に関
する細目を必要なだけ並べる。各細目は、細目名111
2、回数(または日数、単位数)1113、請求する保
険点数1114の3項目を組にしたものである。図の例
では投薬、注射に関する診療保険請求情報を示している
が、この他の診療行為(処置、手術、麻酔、検査、画像
診断、入院など)についても、法律の定める細目に従っ
て同様の形式で記録する。
【0073】同図(b)は診療課金情報266の記録方
法を示したものである。診療課金情報266は265と
類似の記録形式を用いるが、保険点数1114に代わっ
て請求金額1115を記録するのが異なっている。
【0074】なお保険基金への診療報酬の請求において
は、上述の情報の他に請求元である医療機関に関する情
報(名称、医療機関コード、所在地など)が事務手続上
必要となる。これらの情報は、診療保険請求情報265
の一部として記録しても良いし、記憶媒体1に記録され
ている他の情報(たとえば図15に示す診療機関属性情
報290)を流用しても良い。
【0075】図12は診療用検査リスト270、診療用
画像検査リスト271の記録方法を示したものである。
診療用検査リスト270は検査種別121、検査機関1
22、検査日付123、記憶番地124の4項目からな
り、これらが過去に行われた検査の数だけ並べられる。
記憶番地124の記録方式は図8における83と同様で
ある。図の例では、本受診者に対して過去2回の検査が
行なわれ、それらのデータが1000番地及び2000
番地から記録されている事を示している。診療用画像検
査リスト271も、同様のフォーマットで記録される。
なお本検査リストに、図9に示した参照回数92を項目
として加えて、参照記録情報253の機能を併せ持たせ
ても良い。
【0076】図13はアクセス制御情報275の記録方
法を示したものである。アクセス制御情報は当該記憶媒
体にアクセス(書き込み又は読み出しいずれか)を行な
う可能性のある人物について、どのような種別の情報を
書き込み/読み出し可能であるかを表形式できろくする
ものである。具体的には図示の通り、アクセス制御情報
275はアクセス者の氏名131、アクセス者が本人で
あることを認照するための暗証番号132、アクセス者
の役職133、およびアクセス許可フラグのリスト13
0からなる。アクセス許可フラグは、各アクセス者がど
んな種別のデータを書き込み/読み出し可能であるかを
示す情報である。図では、当該データの書き込みのみを
許可する場合を「W」、読み出しのみの場合を「R」、
双方を許可する場合を「RW」、いずれをも禁止する場
合を「X」で示している。これらをアクセス者とデータ
種(図では所見情報134、検査情報135、画像情報
136、通信情報137、課金情報138など)の全て
の組合せに対して記憶する。なおアクセス制御情報27
5の記録方法は本例が唯一のものではなく、たとえば全
てのデータに対して個別に上記フラグを記憶する方法で
も良い。
【0077】図14は処方箋280、処方歴情報285
の記録方法を示したものである。処方箋280は、診療
機関名141、医師名142、患者氏名143、当該処
方箋の発行日144を記録した後、同一用法の薬品をま
とめた用法内リスト140が必要数だけ続く。140は
薬品の服用時点を指示する為の用法145、投与日数1
46を記録した後、薬品名147と当該薬品の1日投与
量148の組が当該用法に属する薬品の数だけ続く。図
の例は3つの薬品が2つの用法に分かれて投与される例
である。
【0078】処方歴情報285は過去に発行された処方
箋の一覧表であり、発行日付1401、調剤日付140
2、薬剤師名1403、記憶番地1404の4項目から
なる情報の組を処方箋発行回数分記録する。記憶番地1
404の記録方法は図8における方法と同様である。上
記4の項目のうち調剤日付1402と薬剤師名1403
は処方箋を発行した時点では未定であり、当該処方箋に
基づいて調剤が行なわれた時点で記録される。従って処
方歴情報285は調剤が行なわれたか否かを示す機能も
併せ持つ。図の例では、93年3月26日発行の処方は
未だ調剤が行なわれていない事を示す。
【0079】図15は診療機関属性情報290の記録方
法を示したものである。診療機関属性情報290は診療
機関名称151、診療機関種別152、代表者氏名15
3、所在地154、地図155からなる。地図155の
記録には、図5で説明した画像の記録方法が利用できる
が、別の方法でも良い。以上の情報の他に、当該病院で
開設されている診療科の名称、当該病院の設備、各科担
当医師の氏名などを記録しても良い。これらの情報を参
照する事により、医師は記憶媒体中のデータがどのよう
な診療機関で得られたものかを知ることが可能とる。
【0080】図16は喫食情報295の記録方法を示し
たものである。喫食情報295は喫食日付161、喫食
時刻162、品目163、カロリー164の4項目から
なる情報の組を喫食回数分だけ記録する。図示の他に各
品目の含む成分(炭水化物、脂肪、蛋白質、ビタミン、
無機質、塩分など)の量を記録しても良い。喫食情報2
95により、医師は受診者の栄養状態を知って診断の参
考とする事が可能となる。
【0081】以上の各方法により「作用」で説明した各
機能を実現する事ができる。
【0082】次に図17以降の図面を用いて、本発明に
よるシステムにおいて用いる機器について説明する。
【0083】図17は記憶媒体1を読み書きする装置に
ついて説明したものである。同装置は様々な方法で構成
できるが、ここではパーソナルコンピュータ170に光
磁気ディスクドライブ1751を接続して記憶媒体であ
る光磁気ディスク1を読み書きする構成を説明する。
【0084】パーソナルコンピュータ170は演算処理
装置171、記憶装置172、CRT出力回路173な
どを備えた汎用の小型計算機である。演算処理装置17
1と記憶装置172はバス174で接続され、相互にデ
ータを授受する。バス174には、外部とデータを授受
するためのインタフェース回路IF1〜IF4(175
〜178)が接続される。IF1は光磁気ディスクドラ
イブ1751とデータを授受するためのインタフェース
回路であり、SCSI(Small Computer SystemInterfac
e) などのインタフェース規格に従ったものが現在広く
使われている。IF2はパーソナルコンピュータ170
を操作するためのインタフェース回路であり、キーボー
ド1761、マウス1762、タブレット1763など
が接続され、CRT1731と共にユーザインタフェー
スとして用いられる。IF3は診療用計測装置とデータ
を授受するためのインタフェース回路であり、GPIB
(General Purpose Interface Bus) などのインタフェー
ス規格に従ったものが現在広く使われている。IF3を
通して、血圧計1771、体温計1772などの診療用
計測装置が接続される。IF4は外部の計算機との通信
回線1781とデータを授受するためのインタフェース
回路であり、種々の理由でパーソナルコンピュータ17
0に直接接続できない装置に対し、通信回線1781を
通したデータ授受を可能とする。なお上記の様な装置と
しては、例えば磁気共鳴断層撮影装置(MRI)の様に
装置が大規模かつ高価なので、多数の診療機関が1つの
装置を共有する場合などが考えられる。
【0085】図18は記憶媒体1を一般家庭で用いるた
めの家庭用端末機器180について説明したものであ
る。家庭用端末機器180はパーソナルコンピュータ1
70と類似の構成を持つ。すなわち演算処理装置17
1、記憶装置172、CRT出力回路173、バス17
4、インタフェース回路IF1〜IF2(175〜17
6)などからなる。更にデータを家庭用テレビ受像装置
182に表示するために、ビデオ信号変換回路181を
備えており、出力信号183は一般放送用テレビ信号
(たとえば日本での標準であるNTSC方式信号)に変
換されたものを用いる。
【0086】
【発明の効果】このように本発明に依れば、さまざまな
場所および状況での診療行為に好敵な機能を持つ医療情
報システムを構成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の可搬型記憶媒体の運用を示すブロック
図である。
【図2】実施例の可搬型記憶媒体のデータ構成を示す概
念図である。
【図3】実施例の診療所見情報210の記録方法を示す
概念図である。
【図4】実施例の診療用検査情報220の記録方法示す
概念図である。
【図5】実施例の診療用画像情報230の記録方法を示
す概念図である。
【図6】実施例の精度管理情報240の記録方法を示す
概念図である。
【図7】実施例の通信情報251の記録方法を示す概念
図である。
【図8】実施例の関係記述情報252の記録方法を示す
概念図である。
【図9】実施例の参照記録情報253の記録方法を示す
概念図である。
【図10】実施例の個人識別情報260、個人受診歴情
報261、個人診療基本情報262の記録方法を示す概
念図である。
【図11】実施例の診療保険請求情報265、診療課金
情報266の記録方法を示す概念図である。
【図12】実施例の診療用検査リスト270、診療用画
像検査リスト271の記録方法を示す概念図である。
【図13】実施例のアクセス制御情報275の記録方法
を示す概念図である。
【図14】実施例の処方箋280、処方歴情報285の
記録方法を示す概念図である。
【図15】実施例の診療機関属性情報290の記録方法
を示す概念図である。
【図16】実施例の喫食情報295の記録方法を示す概
念図である。
【図17】実施例の記憶媒体1を読み書きする装置17
00を示すブロック図である。
【図18】実施例の記憶媒体1を一般家庭で用いるため
の端末機器1800を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…記憶媒体、2…搬送者、11…病院、12…検査セ
ンタ、13…画像検査センタ、14…診療所、15…受
診者の家庭、16…病院外の薬局、17…レストラン、
110…診察室、111…放射線科、112…検査科、
20…記録トラック、210…診療所見情報、220…
診療用検査情報、230…診療用画像情報、240…精
度管理情報、251…通信情報、252…関係記述情
報、253…参照記録情報、260…個人識別情報、2
62…個人受診歴情報、261…個人診療基本情報、2
65…診療保険請求情報、266…診療課金情報、27
0…診療用検査リスト、271…診療用画像検査リス
ト、275…アクセス制御情報、280…処方箋、28
5…処方歴情報、290…診療機関属性情報、295…
喫食情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 裕之 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 筒井 久美子 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 赤坂 由起子 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着脱可能な記憶媒体と、上記記憶媒体に対
    し読みだし又は書き込み又は双方が可能な端末機器とを
    用いて上記記憶媒体に医療用情報を記録するシステムで
    あって、上記端末機器は複数の診療機関に各々1台以上
    設置されており、第1の診療機関に設置された上記端末
    機器で上記記憶媒体に書き込みを行なった後、上記記憶
    媒体を上記端末機器から脱着して第2の診療機関に搬送
    し、第2の診療機関に設置された上記端末機器で上記記
    憶媒体からの読みだしを行なう事により、複数の診療機
    関で医療用情報を相互利用する事を特徴とする医療情報
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には、診療所見情報、診療用検査情
    報、診療用画像情報の少なくとも1つが記憶される事を
    特徴とする医療情報システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には複数の診療用検査情報と、上記複
    数の診療用検査情報の各々の精度管理が可能な精度管理
    情報とが記憶される事を特徴とする医療情報システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には前記第1の診療機関から前記第2
    の診療機関へ宛てた通信情報が記憶される事を特徴とす
    る医療情報システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には前記通信情報の内容と前記診療所
    見情報又は前記診療用検査情報又は前記診療用画像情報
    との関係を示す関係記述情報が記憶される事を特徴とす
    る医療情報システム。
  6. 【請求項6】請求項2記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には前記診療所見情報又は前記診療用
    検査情報又は前記診療用画像情報と、上記3種類の情報
    各々が前記記憶媒体に書き込まれた後、読み出されたか
    否かを記録するための参照記録情報とが記憶される事を
    特徴とする医療情報システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体は診療機関の受診者個人単位で複数用
    いられる事を特徴とする医療情報システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には当該記憶媒体に対応する受診者の
    個人識別情報、診療保険請求情報、個人受診歴情報、個
    人診療基本情報、診療課金情報のうち少なくとも1つが
    記憶さえる事を特徴とする医療情報システム。
  9. 【請求項9】請求項2もしくは7記載の医療情報システ
    ムにおいて、前記記憶媒体には該記憶媒体に対応する受
    診者が過去に受けた診療用検査リスト又は診療用画像検
    査リストの少なくとも一方が記憶される事を特徴とする
    医療情報システム。
  10. 【請求項10】請求項1記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には同記憶媒体からのデータの読みだ
    し又は書き込みの少なくとも一方を記憶媒体の全部分又
    は一部分に対して行なう事を禁止又は許可するためのア
    クセス制御情報を記憶する事を特徴とする医療情報シス
    テム。
  11. 【請求項11】請求項1記載の医療情報システムで用い
    られる端末機器であって、前記記憶媒体から読み出した
    医療用情報を放送用映像電送方式に従った信号に変換し
    て出力するための信号変換手段を設けた事を特徴とする
    医療情報システム用端末機器。
  12. 【請求項12】請求項7記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体は診療機関が当該受診者に発行した処
    方箋を記録する事を特徴とする医療情報システム。
  13. 【請求項13】請求項12記載の医療情報システムにお
    いて、前記記憶媒体は前記処方箋に従った調剤または投
    薬が既に行なわれたか否かを示す処方歴情報を記録する
    事を特徴とする医療情報システム。
  14. 【請求項14】請求項1記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には、診療機関の属性を記述するため
    の診療機関属性情報を記録する事を特徴とする医療情報
    システム。
  15. 【請求項15】請求項7記載の医療情報システムにおい
    て、前記記憶媒体には、当該受診者の喫食情報を記録す
    る事を特徴とする医療情報システム。
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Cited By (4)

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