JPH09153096A - 病院間における患者の紹介状伝送装置およびシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 紹介状を瞬時に紹介先の病院へ送ることがで
きる病院間における患者の紹介状伝送装置およびシステ
ムを提供する。 【解決手段】 患者の紹介状または診療画像を書画台１
または診察用機器３から読み取って画像データに変換
し、ディスプレイ装置８により表示するとともに、入力
装置７からの指示に応じて選択された転送先の病院に対
して通信装置９により転送する。また、通信装置９によ
り受診した患者の紹介状または診療画像の画像データを
記憶装置６に記憶し、ディスプレイ装置８により表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、病院間における患
者の紹介状伝送装置およびシステムに関し、特に患者を
他の病院に紹介する際に患者の紹介状を指定された病院
に伝送する病院間における患者の紹介状伝送装置および
システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、小規模な病院や医院に訪れた患
者を大病院に紹介して、診断や治療を依頼することが行
われている。このようなことは、小規模な病院、医院で
患者の治療ができない場合や、検査設備などがないため
患者の診断が困難な場合などに行われる。従来、患者を
他の病院に紹介する場合には、紹介元の医師が紹介状を
書き、その紹介状を紹介先の病院（あるいは、その病院
の医師）宛に郵便で送るものとなっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の方
法によれば、紹介状を郵便でやりとりしていたため、紹
介先の病院に紹介状が届くまでに時間を要するものとな
り、その結果、患者に対する治療も遅れがちとなり、迅
速な処置を行うことができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、
紹介状を瞬時に紹介先の病院へ送ることができる病院間
における患者の紹介状伝送装置およびシステムを提供す
ることを目的としている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による病院間における患者の紹介状伝
送装置は、紹介状を読み取って画像データに変換する画
像入力手段と、画像データを表示する表示手段と、画像
データを転送すべき転送先の病院を選択する手段と、選
択された病院に対して前記画像データを転送する転送手
段とを備えるものである。さらに、画像入力手段は、患
者の診療画像を読取って画像データに変換し、表示手段
は、前記診療画像データを前記紹介状の画像データとと
もに表示し、転送手段は、前記紹介状の画像データとと
もに前記診療画像データを転送するものである。したが
って、画像入力手段により読み取られた患者の紹介状、
または患者の紹介状および診療画像は画像データに変換
されて、表示手段により表示されるとともに、選択され
た転送先の病院に対して転送手段により転送される。

【０００５】また、患者の紹介状の画像データを受信す
る受信手段と、前記画像データを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された画像データを表示する表示手段と
を備え、表示手段は、前記画像データ中の画像より、少
なくとも送信元を示すデータと患者名を示すデータが含
まれる部分の画像を表示するようにしたものである。さ
らに、受信手段は、紹介状の画像データとともに患者の
診療画像データを受信し、記憶手段は、前記紹介状の画
像データとともに前記診療画像データを記憶し、表示手
段は、前記診療データを前記紹介状の画像とともに表示
するようにしたものである。したがって、患者の紹介状
の画像データ、または患者の紹介状の画像データおよび
診療画像の画像データは、受信手段により受信されて、
記憶手段に記憶され、表示手段により表示される。

【０００６】また、紹介状を読み取り、画像データに変
換する画像入力手段と、前記画像データを表示する第１
の表示手段と、前記画像データを転送すべき転送先の病
院を選択する手段と、選択された病院に対して前記画像
データを転送する転送手段とを有する送信装置と、前記
画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信
された画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記
憶された前記画像データ中の画像より、少なくとも送信
元を示すデータと患者名を示すデータが含まれる部分の
画像を表示する第２の表示手段とを有する受信装置とを
備えるものである。さらに、画像入力手段は、患者の診
療画像を読取って画像データに変換し、第１の表示手段
は、前記診療画像データを前記紹介状の画像データとと
もに表示し、転送手段は、前記紹介状の画像データとと
もに前記診療画像データを転送し、受信手段は、前記紹
介状の画像データとともに前記診療画像データを受信
し、記憶手段は、前記紹介状の画像データとともに前記
診療画像データを記憶し、第２の表示手段は、前記診療
データを前記紹介状の画像とともに表示するようにした
ものである。したがって、送信装置の画像入力手段によ
り読み取られた患者の紹介状、または患者の紹介状およ
び診療画像は画像データに変換されて、表示手段により
表示されるとともに、選択された転送先の病院に対して
転送手段により転送される。また、患者の紹介状の画像
データ、または患者の紹介状の画像データおよび診療画
像の画像データは、受信装置の受信手段により受信され
て、記憶手段に記憶され、表示手段により表示される。

【０００７】

【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図１は本発明の一実施の形態である紹介
状伝送装置を用いた紹介状伝送システムの概要を示す説
明図である。同図において、１０１は患者の紹介状を画
像データにより送信する伝送装置（以下、送信装置とい
う）、１０２は画像データによる紹介状を受信して表示
出力する伝送装置（以下、受信装置という）であり、送
信装置１０１および受信装置１０２が一般回線１０３で
接続されている。送信装置１０１および受信装置１０２
は、コンピュータに書画台（画像入力装置）などの周辺
機器が接続された構成となっている。一般回線１０３と
しては、公衆電話回線などが用いられる。

【０００８】図２は伝送装置（送信装置または受信装
置）の構成を示すブロック図であり、ここでは送信装置
１０１および受信装置１０２の両装置とも同様の構成を
有している場合を例に説明する。同図において、１０は
伝送装置の各部を制御するコンピュータであり、通信装
置９を介して一般回線１０３に接続されている。またコ
ンピュータ１０は、映像切替器２を介して、書画台１お
よび診療用機器３と接続されている。

【０００９】コンピュータ１０において、５はＣＰＵ
（中央演算処理装置）、６はハードディスクなどの記憶
装置、７はタッチパネル、マウス、キーボードなどから
なり利用者による各種操作指示が入力される入力装置、
８は各種画像データを画面に表示出力するディスプレイ
装置、４は映像切替器２を介して書画台１または診療用
機器３から出力された映像信号を取り込むビデオキャプ
チャ４である。

【００１０】次に、図２を参照して、本発明の動作とし
て紹介状を送信する場合の動作について説明する。ま
ず、医師は、所定のフォーマットの紹介状（紙の書類）
に必要な事項を記入する。この記入は、鉛筆やペンを用
いて手書きで行う。紹介状には、患者の名前、生年月
日、性別、住所、病名などが記入される。なお、紹介状
では、これら情報を記入すべき位置が予め指定されてい
る。

【００１１】続いて、このようにして記入した紹介状１
ｃを書画台１の原稿台１ａに置く。原稿台１ａ上には、
紹介状１ｃを置く向きおよび位置がわかるような表示が
なされている。あるいは置く位置を限定することが可能
な部材が設けられている。例えば、紹介状１ｃを置く位
置の周囲に金具などを設けて、他の位置に置けないよう
にする。

【００１２】原稿台１ａに置かれた紹介状１ｃは、書画
台１内に固定されたカメラ１ｂで撮像される。撮像され
た被写体（紹介状）像は、映像信号に変換されて映像切
替器２に出力される。映像切替器２は、書画台１および
診療用機器３からの映像信号を入力可能であり、いずれ
か一方からの映像信号をコンピュータ１０に出力する。
出力する映像信号の切替え（書画台１からの映像信号あ
るいは診療用機器３からの映像信号）は、手動で切り替
えてもよいし、コンピュータ１０からのコマンドによっ
て切替えてもよい。

【００１３】今、映像切替器２からは、書画台１からの
映像信号が出力されるように設定されているとする。映
像信号は、コンピュータ１０内のビデオキャプチャ４に
入力される。ビデオキャプチャ４は、入力された映像信
号をＡ／Ｄ変換し、アナログ信号である映像信号を順次
デジタル化し、デジタル画像データを合成してＣＰＵ５
に送る。

【００１４】一方、ＣＰＵ５は、ディスプレイ装置８に
図３に示すような画面の表示制御を行う。図３は、ディ
スプレイ装置８に表示出力される画像を示す説明図であ
る。紹介状表示エリア３１には、ビデオキャプチャ４か
ら順次送られる紹介状の画像データに基づいた画像が表
示される。

【００１５】入力装置７として、ここではマウス（ポイ
ンティングデバイス）を用いる場合について以下説明す
る。画面状に表示される例えば矢印形状のカーソルは、
マウスを動かすことによって、画面上の任意の位置へ移
動可能である。マウスを操作することによってカーソル
を紹介状表示エリア３１上に移動させ、マウスをクリッ
クする（マウスのボタンを押す）と、ＣＰＵ５は、その
時点でビデオキャプチャ４から出力されてきた紹介状の
画像データを記憶装置６に格納する。

【００１６】これにより、紹介状表示エリア３１には、
その時点の画像データに基づく紹介状の画像が表示され
続ける。診療用機器３としては、超音波画像や放射線画
像などを取り込む機器が用いられる。診察用機器３とし
て２台以上の機器が接続されていてもよい。映像切替器
２の出力を切り替えることにより、コンピュータ１０に
入力される映像信号が、診療用機器３からの信号に切り
替わる。

【００１７】図３の画面では、取り込み変更ボタン３４
が表示されている。マウスの操作によってカーソルを
「超音波」ボタン、あるいは「放射線」ボタンの位置へ
移動させ、マウスをクリックすれば、ビデオキャプチャ
４を介して、診療用機器３からの画像が診療画像エリア
３２に表示される。診療画像エリア３２は本装置では、
６つに分かれている。これは、複数の診療画像を表示可
能とするためである。

【００１８】最初に取り込んだ画像は、左上に表示され
る。紹介状の画像の場合と同様に、カーソルを画像が表
示されているところに移動させ、マウスをクリックすれ
ば、その時点に入力されている画像データが記憶装置６
に格納される。診療用機器３から、他の画像を取り込み
たいときは、同様の操作を繰り返す。今度は、画像は診
療画像エリア３２の１つめの画像の隣に表示される。こ
のようにして、複数の診療画像を取り込み、画面上に並
べて表示させることができる。

【００１９】診療画像エリア３２では、複数の画像を表
示可能としたため、各画像の表示エリアは小さい。しか
し、診療画像エリア３２内の分割された複数の画像表示
エリアのうちの一つにカーソルを移動させ、マウスをク
リックすることにより、診療画像エリア３３に、その画
像を拡大して表示させることができる。

【００２０】ここで、送り先一覧表示エリア３５に表示
された送り先選択ボタンから、紹介状の画像を送るべき
病院名が表示されたボタンを選ぶ。カーソルを所望のボ
タンの位置まで移動させ、マウスをクリックする。これ
に応じてＣＰＵ５は、記憶装置６に格納された紹介状の
画像データと診療画像のデータを読み出し、予め設定さ
れた病院のアドレスデータおよび送り元のアドレスデー
タや送り元の医師の名前のデータなどを付して通信装置
９に送出する。通信装置９は、ＣＰＵ５からのデータを
一般回線１０３に送出する。

【００２１】次に、図２を参照して、本発明の動作とし
て紹介状を受信する場合の動作について説明する。受信
装置１０２も図２の装置と同様の構成で実現可能である
ので、ここでは図２を用いて説明する。受信装置１０２
では、送られた紹介状の画像、診療画像のデータおよび
その他のデータが通信装置９を介して入力される。

【００２２】受信装置１０２が稼動していれば、紹介状
伝送装置から伝送されたデータは、即座に受信装置１０
２に入力される。入力させたデータはＣＰＵ５を介して
記憶装置６に格納される。まず、ディスプレイ装置８に
は、図５に示すような受信簿が表示される。受信簿に
は、送られてきた紹介状の送信元や内容の一部が表示さ
れる。ここに表示されるデータは、ＣＰＵ５が記憶装置
６から格納されたデータを読み出すことによって表示さ
れる。

【００２３】受信簿の画面には、送信者名表示欄５１、
添付画像数表示欄５２、診療情報表示欄５３が設けられ
ている。送信者名表示欄５１には、送信元の病院名や医
師名が表示される。添付画像数表示欄５２には、紹介状
の画像の他に添付されてきた診療画像データの数が表示
される。診療情報表示欄５３には、紹介状の画像のう
ち、患者名、患者の生年月日、性別、住所などの情報が
含まれる部分が表示される。

【００２４】診療情報表示欄５３に表示される画像は、
送られてきた紹介状の画像の一部分である。紙の紹介状
には、患者に関するデータを記入する場所が決められて
いる。本実施形態の紹介状のフォーマットでは、上部に
患者名、患者の生年月日、性別、住所、病名を記入する
ようになっている。そして、書画台１の原稿台１ａで
は、前述のように紹介状を置く位置が決められている。

【００２５】したがって、受信側では、送られてきた紹
介状の画像データのうち、紹介状の上部に対応する画像
データに基づいて、図５の診療情報表示欄に画像を表示
すればよい。なお、紹介状が複数送られてきている場合
は、画面の上の欄から下の欄へ向かって順に表示され
る。表示しきれない場合は、切替えボタン５４にカーソ
ルを移動させ、マウスをクリックすることにより、前の
データ、後ろのデータに表示を切り替えることができ
る。

【００２６】図５の画面において、それぞれの送信元か
らの受信データが表示されている部分にカーソルを移動
させマウスをクリックすると、図４の画面が表示され
る。図４は、マウス操作によって選択された送信元がら
の紹介状および添付画像を詳細に見るための画面であ
る。この画面に表示される画像は、受信されて記憶装置
６に格納されたデータをＣＰＵ５が読み出して処理する
ことによって表示される。

【００２７】紹介状表示エリア４１には、送られてきた
紹介状の画像の全体像が表示される。診療画像表示エリ
ア４２には、紹介状に添付された画像が表示される。図
３の画面と同様に、１つの画像を選択して診療画像表示
エリア４３に拡大して表示することができる。受信一覧
ボタン４６に表示部分にカーソルを移動させマウスをク
リックすると、図５の画面に戻ることができる。送り先
一覧表示エリア４５に関しては、図３での説明と同様で
ある。主に、他の病院に再度紹介状を送りたいとき（再
紹介）に用いる。

【００２８】また、「返信」ボタンは、送信元から送ら
れた紹介状に対して返信を送るときに用いる。これは、
紹介状によって紹介された患者に対しての検査や治療な
どの処置の経過あるいは結果などを送信元に返信するた
めに用いる。手書きで書いた書面や撮影した写真などを
書画台１から読み取ったり、診療用機器３から画像を取
り込めばよい。すなわち、送信側と同様の処理で画像デ
ータをコンピュータ１０に取り込み、送信元へ転送すれ
ばよい。

【００２９】このように、患者の紹介状、または患者の
紹介状および診療画像を書画台１あるいは診察用機器３
から読み取って画像データに変換し、ディスプレイ装置
８により表示するとともに、入力装置７からの指示に応
じて選択された転送先の病院に対して通信装置９により
転送するようにしたものである。また、通信装置９によ
り受診した患者の紹介状の画像データ、または患者の紹
介状の画像データおよび診療画像の画像データを、記憶
装置６に記憶し、ディスプレイ装置８により表示するよ
うにしたものである。

【００３０】したがって、患者の紹介状あるいはその他
の診療画像を瞬時に紹介先の病院に送付することができ
る。その結果、紹介先の病院では、患者を病院で受診す
る前に紹介された患者のカルテを作成したり、患者の病
状を把握することができる。また、病院では、送付され
た画像データを記憶装置に記憶して保存することがで
き、それをデータベース化することにより、診療データ
を効率的に運用できるようになる。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像入
力手段により読み取られた患者の紹介状、または患者の
紹介状および診療画像を画像データに変換して、表示手
段により表示するとともに、選択された転送先の病院に
対して転送手段により転送するようにしたものである。
また、患者の紹介状の画像データ、または患者の紹介状
の画像データおよび診療画像の画像データを、受信手段
により受信して、記憶手段に記憶し、表示手段により表
示するようにしたものである。

【００３２】したがって、患者の紹介状あるいはその他
の診療画像を瞬時に紹介先の病院に送付することができ
る。その結果、紹介先の病院では、患者を病院で受診す
る前に紹介された患者のカルテを作成したり、患者の病
状を把握することができる。また、病院では、送付され
た画像データを記憶装置に記憶して保存することがで
き、それをデータベース化することにより、診療データ
を効率的に運用できるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施の形態による紹介状伝送装置
を用いた紹介状伝送システムを示す説明図である。

【図２】 伝送装置（送信装置あるいは受信装置）の構
成を示すブロック図である。

【図３】 伝送装置（送信装置）の画面出力例を示す説
明図である。

【図４】 伝送装置（受信装置）の画面出力例を示す説
明図である。

【図５】 伝送装置（受信装置）の他の画面出力例を示
す説明図である。

【符号の説明】

１０１…送信装置、１０２…受信装置、１０３…一般回
線、１…書画台、２…映像切替器、３…診療用機器、４
…ビデオキャプチャ、５…ＣＰＵ、６…記憶装置、７…
入力装置、８…ディスプレイ装置、９…通信装置、１０
…コンピュータ。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 患者を他の病院に紹介する際に患者の紹
   介状を指定された病院に伝送する病院間における患者の
   紹介状伝送装置において、 紹介状を読み取って画像データに変換する画像入力手段
   と、 前記画像データを表示する表示手段と、 前記画像データを転送すべき転送先の病院を選択する手
   段と、 選択された病院に対して前記画像データを転送する転送
   手段とを備えることを特徴とする病院間における患者の
   紹介状伝送装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の病院間における患者の紹
   介状伝送装置において、 画像入力手段は、患者の診療画像を読取って画像データ
   に変換し、 表示手段は、前記診療画像データを前記紹介状の画像デ
   ータとともに表示し、 転送手段は、前記紹介状の画像データとともに前記診療
   画像データを転送することを特徴とする病院間における
   患者の紹介状伝送装置。
3. 【請求項３】 患者を他の病院に紹介する際に患者の紹
   介状を指定された病院に伝送する病院間における患者の
   紹介状伝送装置において、 患者の紹介状の画像データを受信する受信手段と、 前記画像データを記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶された画像データを表示する表示手段と
   を備え、 表示手段は、前記画像データ中の画像より、少なくとも
   送信元を示すデータと患者名を示すデータが含まれる部
   分の画像を表示することを特徴とする病院間における患
   者の紹介状伝送装置。
4. 【請求項４】 請求項３記載の病院間における患者の紹
   介状伝送装置において、 受信手段は、紹介状の画像データとともに患者の診療画
   像データを受信し、 記憶手段は、前記紹介状の画像データとともに前記診療
   画像データを記憶し、 表示手段は、前記診療データを前記紹介状の画像ととも
   に表示することを特徴とする病院間における患者の紹介
   状伝送装置。
5. 【請求項５】 患者を他の病院に紹介する際に患者の紹
   介状を指定された病院に伝送する病院間における患者の
   紹介状伝送システムにおいて、 紹介状を読み取り、画像データに変換する画像入力手段
   と、 前記画像データを表示する第１の表示手段と、 前記画像データを転送すべき転送先の病院を選択する手
   段と、 選択された病院に対して前記画像データを転送する転送
   手段とを有する送信装置と、 前記画像データを受信する受信手段と、 受信手段により受信された画像データを記憶する記憶手
   段と、 記憶手段に記憶された前記画像データ中の画像より、少
   なくとも送信元を示すデータと患者名を示すデータが含
   まれる部分の画像を表示する第２の表示手段とを有する
   受信装置とを備えることを特徴とする病院間における患
   者の紹介状伝送システム。
6. 【請求項６】 請求項５記載の病院間における患者の紹
   介状伝送システムにおいて、 画像入力手段は、患者の診療画像を読取って画像データ
   に変換し、 第１の表示手段は、前記診療画像データを前記紹介状の
   画像データとともに表示し、 転送手段は、前記紹介状の画像データとともに前記診療
   画像データを転送し、 受信手段は、前記紹介状の画像データとともに前記診療
   画像データを受信し、 記憶手段は、前記紹介状の画像データとともに前記診療
   画像データを記憶し、 第２の表示手段は、前記診療データを前記紹介状の画像
   とともに表示することを特徴とする病院間における患者
   の紹介状伝送システム。