JP2010277345A - 患者受付処理方法、患者処理サーバ装置、及び患者受付処理プログラム - Google Patents

患者受付処理方法、患者処理サーバ装置、及び患者受付処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者が同時に受付処理を行う病院の患者受付業務システムの技術に関し、患者に不安感を与えず、冗長的なシステム構成にならないよう、最低限のコストでのシステム構築を可能とする。
【解決手段】 外来患者処理サーバ101において、患者受付部である受付完了通知処理部103は、患者の受付端末装置である電子カードホルダ111からの受付依頼の受信に応答して、電子カードホルダ111にに受付完了通知を返信し、その受付依頼に対応する患者を仮受付状態として仮受付リスト106に追加する仮受付処理を実行する。受付依頼処理部104は、医事業務サーバ102の受付処理が遅延なく完了しているかを判断しながら、仮受付リスト106において受付待機状態となっている患者に対応する受付依頼を医事業務サーバ102に発行してその受付依頼に対応する受付処理を完了させ、その受付処理が正常に終了した後に仮受付リスト106のその受付依頼に対応する登録を削除する受付依頼処理を実行する。
【選択図】図1

Description

開示する技術は、患者が同時に受付処理を行う病院の患者受付業務システムの技術に関する。
昨今では、多くの病院で電子カルテシステムが導入されている。電子カルテシステムとは、従来は診療の経過を記入していた紙のカルテをコンピュータとデータベースを用いて一括してカルテを編集・管理するものである。
電子カルテシステムでは、受付処理はもちろんのこと、病院内の医療にかかわるすべての業務を統括している。この場合に、外来患者がごく短時間で同時に受付処理を行う病院の受付業務において、受付以外の多くの処理をしなければならないシステム全体に負担をかけることなく受付処理を行い、外来患者へのレスポンスを適切に行うシステムの技術が必要となる。
なお、以降の説明では、主に医事に関する処理を統括するサーバを医事業務サーバ、この医事業務サーバを始めとして、受付端末や印刷機器を含んだ全てを総括するものを電子カルテシステムと呼称する。
電子カルテシステムを用いて受付を行う場合、図19に示されるように、通常は医事業務サーバに接続された複数台の受付端末が備えられていることが多い。外来患者は病院到着時に、あらかじめ病院から発行された外来受診カードを受付端末に入れることにより、受付を完了する。各受付端末では、逐次処理として受付情報を医事業務サーバに送信するので、医事業務サーバでは最大でも受付端末数分のスレッド数で逐次処理を行えばよいので、基本的にはアクセス集中による遅延問題は起こらない。
一方、電子カードホルダに外来受診カードを差し込むことで、電子カードホルダが無線システムを使って医事業務サーバに受付依頼を行う形式の電子カルテシステムも存在する。このようなシステムでは、来院した患者が電子カードホルダに任意のタイミングで外来受診カードを挿入する。このため、医事業務サーバでは、特定複数の受付端末で逐次処理ではなく、図20に示されるように、不特定多数の受付依頼を同時に処理しなければならない。特に、朝の受付開始時間になると、ごく短時間にほぼ同時にカードが挿入される。このため、医事業務サーバに多大な負荷が発生し、患者(すなわち電子カードホルダ)への受付け完了を通知するレスポンスが極端に低下することになる。この結果、外来患者に、受付ができないという不安を与える可能性がある。
かかる状況を回避する第1の従来技術として、導入規模に応じた最大処理数を確実に捌くことが可能なようにサーバを複数台設け、負荷分散装置を用いて受付情報を複数のサーバに適切に処理を振り分けることで、遅延無く処理を行う技術が知られている。
第2の従来技術として、通信プロセスの負荷状況及びシステムの負荷状況に応じて、通信プロセスを割り当てることにより、システム資源を有効利用し、端末レスポンスの遅延を解消する技術が知られている。この従来技術では、端末からの接続要求(電子カードホルダからの受付依頼)を制御プロセスが受けたとき、次のように動作する。即ち、通信プロセスが未起動であれば、新たに通信プロセスが起動されて端末が割り当てられ、通信プロセスが起動されていれば、端末接続数の最も少ない通信プロセスに端末が割り当てられる。また、制御プロセスは、通信プロセスの負荷増大を検知した場合、システム負荷状況を調べ、次のように動作する。即ち、システム負荷が低い場合は、新たな通信プロセスが起動されて端末からの接続が割り当てられ、システム負荷が高い場合は、新たな通信プロセスの起動は行われず、端末からの接続が抑制される。このように、上位のサーバに負荷がかからないような制限をかける制御が実施される。
特開平11−126185号公報
しかし、前述した、負荷分散装置と複数サーバ構成で処理を行う第1の従来技術は、以下のような課題を有する。
第1の課題は、コストの増加である。負荷分散装置は高価な上、複数台のサーバ構成にするのはコストが増大することは否めない。
第2の課題は、冗長的なシステム構成になりがちなことである。サーバの性能評価を行う負荷試験プログラムを用いて処理要件を満たせば、確実に処理を行うことはできるが、このようにして構成されるシステムは、想定される最高の構成を満たすためのものである。よって、最大負荷がかかった状態でシステム要件(同時処理数)を満たすように性能を見積もることはできるが、リアルタイムにシステム運用の状態を判断できない。この結果、想定される最大アクセスがあった場合でも、必ずしもその時点でシステムに最大負荷がかかっているとは限らないので、冗長的なシステム構成になる可能性が高い。
第3の課題は、受付処理の負荷による、他のプロセスへの悪影響が発生することである。電子カルテシステムは、受付処理だけでなく、全ての医療に関わるシステム(カルテ管理、投薬処理、会計処理、etc..)を統合するシステムである。受付処理で負荷を大きくかけすぎると他のプロセスに影響が発生する可能性がある。
次に、前述した第2の従来技術では、リアルタイムに負荷状態を判断し、最も接続数の少ない通信プロセスに処理を割り当てることで、適切な通信処理が行える。しかしこれは、一律のレスポンス速度が前提であり、各々の通信プロセスに割り当てらている接続処理のリアルタイムの変動については言及されていない。このため、必ずしも均等な処理が約束されているものではなし、最も早くレスポンスを得ることはできるが、上位システム(医事業務サーバ)の内部処理の負荷状態の変化によってタイムアウトが起こらないという保証はない。また、システム負荷が高い場合は新たな通信プロセスの起動は行わず、端末からの接続を抑制してしまうので、外来患者の受付処理においてはビジー状態を返すことになり、受付完了通知を発行することができなくなってしまうという課題を有していた。
そこで、本発明の1つの側面では、患者受付処理において、冗長的なシステム構成にならないよう、最低限のコストでのシステム構築を可能とすることを目的とする。
また、本発明の他の側面では、患者受付処理において、患者自身が遅滞なく受付完了通知を受けることができ、患者に不安感を与えず、医事業務サーバが最適に処理できる性能値に応じた可変負荷処理が行える電子カルテシステムを提供することを目的とする。
態様の一例は、患者の受付端末装置から受付依頼を受信し、該受付依頼に基づいて医事業務サーバ装置に対して受付依頼処理を実行する患者処理サーバ装置として実現され、以下の構成を有する。
患者受付部は、受付端末装置からの受付依頼の受信に応答して、その受付依頼に対応する受付端末装置に受付完了通知を返信し、その受付依頼に対応する患者を仮受付状態として仮受付リストに追加する仮受付処理を実行する。
受付依頼処理部は、医事業務サーバの受付処理が遅延なく完了しているかを判断しながら、仮受付リストにおいて受付待機状態となっている患者に対応する受付依頼を医事業務サーバに発行してその受付依頼に対応する受付処理を完了させ、その受付処理が正常に終了した後に仮受付リストのその受付依頼に対応する登録を削除する受付依頼処理を実行する。
態様の一例によれば、患者に不安を与えることなく、リアルタイムに最適に処理を行えるシステムの性能値に合わせた処理が可能である。外来患者等のの受付処理においては、患者自身は受付を行った後で受付完了が通知されるまでにタイムラグがあると不安感があるが、実際には受付処理をしてから診療科への移動や、診療科前での診察待ち時間があるので、即座に受付処理を完了する必要は無い。こうして、運用に応じた最適な可変負荷処理が行えるので、電子カルテシステムにおいて、冗長的なシステム構成にならないよう、最低限のコストでシステム構築ができる。
電子カルテシステムの第1の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第1の実施形態の説明図である。 電子カルテシステムの第2の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第3の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第4の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第5の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第6の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第6の実施形態の説明図である。 電子カルテシステムの第7の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第8の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第9の実施形態の構成図である。 電子カルテシステムの第10の実施形態の構成図である。 外来受付部1201の制御動作を示す動作フローチャートである。 受付依頼処理部307の一部の制御動作を示す動作フローチャートである。 受付依頼処理部307の一部と接続数最大値更新処理起動部406の制御動作を示す動作フローチャートである。 疑似受付患者送信部407の制御動作を示す動作フローチャートである。 接続数最大値管理エリア、現在接続数管理エリア、及び接続数最大値更新停止フラグのデータ構成例を示す図である。 各実施形態を実現するシステムのハードウェア構成例を示す図である。 従来技術の説明図(その1)である。 従来技術の説明図(その2)である。
以下、各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、電子カルテシステムの第1の実施形態の構成図である。
外来患者が個々に持つ受付端末装置である電子カードホルダ111と、医事業務サーバ102との間に外来患者処理サーバ101が設けられる。
外来患者処理サーバ101において、患者受付部の一部である受付完了通知処理部103は、電子カードホルダ111から受付依頼を受信すると、実際には医事業務サーバ102で受付は完了していないが、電子カードホルダ111には受付完了を通知する。それと共に、受付完了通知処理部103は、受付依頼があった患者を、仮受付リスト106に追加する。すでに仮受付リスト106に登録されている患者があれば、リストの末尾への追加が行われる。
こうして、仮受付リスト106に患者が登録された後、受付依頼処理部104が、医事業務サーバ102の受付処理部110に対して受付依頼を発行する。受付依頼発行処理の過程において、タイムアウト判定部105は、予め定められたタイムアウト値でタイムアウトが発生するか否かを判定する。そして、タイムアウトが発生した場合、その時点の接続が医事業務サーバ102の接続数最大値107と判断される。以降は、受付依頼処理部104は、受付依頼処理の数が接続数最大値107を超える場合は、医事業務サーバ102の受付処理部110には受付依頼をそれ以上送信せずに受付依頼処理を終了し、接続数最大値107の範囲内で医事業務サーバ102との通信処理を行う。このとき、受付依頼処理部104は、仮受付リスト106を常に監視し、電子カードホルダ111からの受付依頼が発生しなくても、仮受付リスト106にデータがある限りは、接続数最大値107の範囲内で独立して受付依頼処理を実行する。タイムアウト判定部105は、受付依頼処理部104が医事業務サーバ102の受付処理部110に接続している過程で、更にタイムアウトが発生する場合、接続数最大値107をデクリメントしていく。
タイムアウト判定部105がタイムアウトを検出した後、疑似受付患者送信部108は、医事業務サーバ102の受付処理部110に対して、疑似患者データの受付依頼の発行を開始する。疑似患者データの受付依頼発行処理の過程において、タイムアウト判定部109は、予め定められたタイムアウト値でタイムアウトが発生するか否かを判定する。そして、タイムアウト判定部109は、タイムアウトが解消した場合、接続数最大値107をインクリメントする。
このようにして、医事業務サーバ102の受付処理部110に接続可能な受付処理の最大数が調整されながら、仮受付リスト106の上部から医事業務サーバ102の受付処理部110に受付処理が依頼されることで、全ての受付が完了していく。
第1の実施形態は、電子カードホルダ111と診察カードによる受付開始処理がなされることが前提である。第1の実施形態では、この受付処理の詳細に関しては特に方式を定めるものではないが、処理の流れの一例を説明する。まず、外来患者が病院に来院した際に、病院に置かれている携帯可能な電子カードホルダ111を受取り、予め病院から発行されている自己の診察カードを電子カードホルダ111に挿し込む。この際に、電子カードホルダ111は外来患者の受診カードのIC部に登録されている患者情報を読み込み、短波無線などを利用して外来患者処理サーバ101に受付を依頼する。
医事業務サーバ102の状態の判断だけを行うならば、疑似患者受付データではなく、実データ(実際の患者の受付情報)でも判断は可能であるが、一旦タイムアウトが発生すると、医事業務サーバ102の負荷が解消されるまでには時間がかかるため、実データの送信、タイムアウト、リトライの繰返しが発生することになる。この繰返しにおいては、外来患者処理サーバ101の内部では、自己が管理する仮受付リスト106へのアクセスと更新を繰り返さなければならず、処理が冗長的になることで外来患者処理サーバ101に負荷がかかる。第1の実施形態に示されるように、状態を確認するだけの疑似患者データを使うことで、外来患者処理サーバ101内のリソースを最小限に抑えることが可能となる。
更に、第1の実施形態では、以下のように、送信データの役割を明確化できることも特徴である。

疑似患者受付データ:
タイムアウト発生=接続数最大値107の維持
タイムアウト発生せず=接続数最大値107の増加

本受付データ:
タイムアウト発生=接続数最大値107の軽減
タイムアウト発生せず=接続数最大値107の維持
未定義のコマンドによるエラーレスポンスでタイムアウトを測ることもできるが、未定義コマンドでは医事業務サーバ102の受付処理部110に到達する前にリターンが返るので、受付処理そのものの負荷状態が測れない。疑似患者受付データを用いることで、医事業務サーバ102の受付処理部110まで到達するので、受付処理における正確なタイムアウトが判定できる。更に、疑似患者受付データであれば、受付処理と同一処理ルーチンが利用できるので、外来患者処理サーバ101内に特定処理ルーチンを構築する必要もない。
第1の実施形態では、図2に示されるように、電子カルテシステムを用いた外来患者の受付処理において、外来患者が電子カードホルダに個人を特定することができる診察カードを挿し込む方式で、多数の患者が同時に受付処理をすることを前提とする。この場合に、医事業務サーバの処理能力を超える受付依頼に関しては、医事業務サーバの前段に設けた外来患者処理サーバにて、正式に受付が完了していなくても外来患者処理サーバから外来患者が持つ電子カードホルダに受付完了通知を出す。そして、医事業務サーバの負荷状態をリアルタイムに判断しながら接続数を可変で制限し、医事業務サーバが担う様々な医事業務に悪影響を与えることなく受付処理を完了させるものである。
図3は、電子カルテシステムの第2の実施形態の構成図である。
外来患者はまず、受付端末装置である電子カードホルダ310と診察カードにより受付を行う。こうして発行された受付情報は、外来患者処理サーバ301の患者受付部の一部である仮受付リスト登録部303で受信され、仮受付リスト305の末尾に登録される。これとと共に、患者受付部の一部である受付完了通知部304は、実際には医事業務サーバ302に対して受付処理は完了していないが、電子カードホルダ111に対して受付完了通知を発行する。
仮受付リスト登録確認部306は、仮受付リスト305に追加があったか否か、即ち外来患者受付があったか否かを監視する。仮受付リスト登録確認部306が仮受付リスト305に追加があったと判断すると、受付依頼処理部307が、医事業務サーバ302の受付処理部309に対して該当患者の受付を依頼する。この処理は、仮受付リスト305の登録数に応じて複数の処理(即ち複数スレッド)が同時に実行される。
医事業務サーバ状態判断部308は、医事業務サーバ302の受付処理部309が適切にレスポンスを返しているかを状態判定し、一定のタイムアウトが発生しているなら、医事業務サーバ302への接続数最大値をタイムアウトが発生しない接続数まで軽減する。また、医事業務サーバ状態判断部308は、タイムアウトの発生なく適切に処理が完了しているのであれば、接続数最大値を増加して、仮受付リスト305に登録された患者の受付を完了させる。
以上の第2の実施形態の構成により、実際には受付が完了していないにもかかわらず、患者には受付直後に遅延なく受付完了通知を出すことができるので患者への安心感を与えられる。これと共に、医事業務サーバ302への接続数を制限することにより、受付処理以外にも多くの医事業務を担う医事業務サーバ302への負荷を軽減させることが可能となる。
なお、第2の実施形態において、電子カードホルダ310からの受付依頼は、仮受付リスト305の末尾に登録されるように構成されている。これは受付された優先順を示すためであり、ナンバリング、或いは受付受信時間を用いて受付された順番が判断できるのであれば、仮受付リスト305の末尾に限らず、先頭に登録しても、ランダムに登録してもかまわないことは言うまでもない。
図4は、電子カルテシステムの第3の実施形態の構成図である。
第3の実施形態は、図3の第2の実施形態を更に詳細化したものである。図4において、図3の第2の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3の場合と同じ処理を実行する。
患者受付部の一部である外来受付処理部401を介して仮受付リスト登録部303が外来患者の受付けを行う過程から、受付依頼処理部307が医事業務サーバ302に受付依頼をするまでの流れは、図3の第2の実施形態の場合と同様である。
受付依頼処理部307は、医事業務サーバ302への接続時に、医事業務サーバ現在接続数管理部405をインクリメントする。そして、受付依頼処理部307は、医事業務サーバ302から正常にレスポンスが返される、或いは以下に示すタイムアウトが発生した場合、接続を切断して医事業務サーバ現在接続数管理部405をデクリメントし、医事業務サーバ302への接続中の数を管理する。
タイムアウト判定部402は、受付処理依頼部307が医事業務サーバ302に受付依頼をする際に、タイムアウト値定義部403に予め設定済みのタイムアウト値でタイムアウトが発生するかどうかを監視する。
タイムアウト判定部402は、タイムアウトの発生を判定した場合、医事業務サーバ302の処理能力が限界であると判断して、医事業務サーバ接続数最大値管理部404に、その時点で滞りなく処理が完了している医事業務サーバ302への接続数を設定する。
以降、受付依頼処理部307は、医事業務サーバ302に接続する際には、医事業務サーバ現在接続数管理部405と医事業務サーバ接続数最大値管理部404を参照し、医事業務サーバ302が処理可能な接続数にて受付処理を行う。
また、タイムアウト判定部402がタイムアウトを検知した場合、接続数最大値更新処理起動部406は、唯一の疑似受付患者送信部407を起動する。疑似受付患者送信部407は、医事業務サーバ302に対して、実際には存在しない患者IDで、受付依頼処理部307と同様のコマンドを発行する。
この処理にて、継続的にタイムアウトが発生する、即ち、医事業務サーバ302から継続的に患者IDエラーが返されるのであれば、疑似受付患者送信部407は繰り返し、実際には存在しない患者IDで受付処理を実行する。
タイムアウトが解消されるのであれば、タイムアウト判定部402が、医事業務サーバ接続数最大値管理部404の値をインクリメントすることで、医事業務サーバ302に接続可能な値を増加させる。
このようにして、第3の実施形態では、リアルタイムに医事業務サーバ302の処理能力を判断し、可変接続処理を行うことで、医事業務サーバ302に過度な負荷をかけることなく、適切な受付処理を完了させることが可能となる。
図5は、電子カルテシステムの第4の実施形態の構成図である。
図5において、図3の第2の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3の場合と同じ処理を実行する。
第4の実施形態では、外来患者処理サーバ301は、医事業務サーバ302から、診察予約者が確定した日、又は診察日の受付け開始時間までに診察予約者の一覧を取得する。そして、外来患者処理サーバ301は、診察日に外来患者が診察を行った際に、その患者が診察予約をしているかどうかを判断することにより、診察の予約があれば受け付け処理に移行する。一方、診察予約がなければ、外来患者処理サーバ301は、電子カードホルダ310に診察予約がないので受付けができないことを通知する。
図5において、仮受付リスト登録部303が外来患者の受付けを行う過程から、受付依頼処理部307が医事業務サーバ302に受付依頼をするまでの流れは、図3の第2の実施形態の場合と同様である。
医事業務サーバ302では、診察予約リスト部503が、予め診察予約者のリストを保存管理している。
外来患者処理サーバ301では、前述したように受付が開始されるまでに、診察予約リスト取得部504が、診察予約リストを取得して、診察予約リスト保存部505に保存する。
外来患者が受付を行った時に、外来患者処理サーバ301では、診察予約確認部502が、診察予約リスト保存部505を参照し、該当患者が診察予約しているかどうかを判断する。診察予約確認部502は、該当患者が診察予約していると判断すれば、該当患者の電子カードホルダ310に受付通知を行い、仮受付リスト登録部303での仮受付処理に移行する。一方、診察予約確認部502は、該当患者が診察予約していないと判断すれば、診察予約エラー通知部501を起動する。診察予約エラー通知部501は、該当患者の電子カードホルダ310に、予約されていないことを通知する。
なお、診察予約リスト取得部504が診察予約リストを取得するタイミングは、第4の実施形態では、診察日の受付け開始時間までとされているが、終日の診療を行う病院によっては当日の診察予約を行う場合もある。このような場合には、診察予約リスト取得部504は、医事業務サーバ302の診察予約リスト部503が変更されたときに変更内容を受取るように構成することもできる。これにより、診察の受付けが始まってからでも診察予約リスト部503の変更に対応することができる。
第4の実施形態により、明らかにエラーとなる受付情報を医事業務サーバ302に送信せず、医事業務サーバ302に無駄な負荷をかけることなく、適切な受付処理を完了させることが可能となる。
図6は、電子カルテシステムの第5の実施形態の構成図である。
図6において、図3の第2の実施形態又は図5の第4の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3又は図5の場合と同じ処理を実行する。
第5の実施形態では、外来患者処理サーバ301は、医事業務サーバ302から、診察予約者が確定した日、又は診察日の受付け開始時間までに診察予約者の一覧を取得する。そして、外来患者処理サーバ301は、診察の予約がない場合でも、診察予約が必要でない診療科への受診であれば受付処理を行い、診察予約が必要な診療科であれば電子カードホルダ310に診察予約がないので受付ができないことを通知する
基本的な動作は、図5の第4の実施形態の場合と同じであるが、外来患者処理サーバ301では、外来患者の電子カードホルダ310からの受付を受信した際に、診察予約・診察予約必要診療科確認部601が、診察予約リスト保存部505に問い合わせる。そして、診察予約・診察予約必要診療科確認部601は、受付処理中の外来患者が診察予約をしていれば、該当患者の電子カードホルダ310に受付通知を行い、仮受付リスト登録部303での仮受付処理に移行する。一方、診察予約・診察予約必要診療科確認部601は、受付処理中の外来患者が診察予約をしていなければ、該当患者が受診しようとする診療科が診察予約を必要とする診療科かどうかを判断する。そして、その診療科が診察予約診察予約が必要な診療科であれば、診察予約・診察予約必要診療科確認部601は、診察予約エラー通知部501を起動する。診察予約エラー通知部501は、該当患者の電子カードホルダ301に、予約されていないことを通知する。一方、上述の診療科が診察予約診察予約が必要ない診療科であれば、診察予約・診察予約必要診療科確認部601は、該当患者の電子カードホルダ310に受付通知を行い、仮受付リスト登録部303での仮受付処理に移行する。
第5の実施形態により、医事業務サーバ302に無駄な負荷をかけることなく、適切な受付処理を完了させることが可能なうえに、第4の実施形態の場合よりも更に自由度の高いシステムを構築することが可能となる。
図7は、電子カルテシステムの第6の実施形態の構成図である。
図7において、図3の第2の実施形態、図5の第4の実施形態、又は図6の第5の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3、図5、又は図6の場合と同じ処理を実行する。
第6の実施形態では、外来患者処理サーバ301は、医事業務サーバ302から、診察予約者が確定した日、又は診察日の受付け開始時間までに診察予約者の一覧を取得する。そして、外来患者処理サーバ301は、診察の予約がない場合でも、診察予約が必要でない診療科への受診であれば受付処理を行い、診察予約が必要な診療科であれば電子カードホルダ310に診察予約がないので受付ができないことを通知するただし、外来患者処理サーバ301は、基本的には診察予約を必要とするが、診察予約がなくとも外来を受け入れる診療科であれば、受付けを行う。
基本的な動作は、図6の第5の実施形態の場合と同じであるが、外来患者処理サーバ301では、外来患者の電子カードホルダ310からの受付を受信した際に、診察予約・診察予約必要診療科確認部701が、診察予約リスト保存部505に問い合わせる。
そして、同確認部701は、外来患者が受付を行った診療科が、診察予約の必要がない診療科か、診察予約が必要な(即ち診察予約がなければ診察しない)診療科か、診察予約があれば優先的に診療を行うが診察予約がなくても診療を受付ける診療科かを判断する。
上述の診療科が、診察予約の必要がない診療科である場合、及び診察予約が必要な診療科である場合の処理は、図6の第5の実施形態における診察予約・診察予約必要診療科確認部601による処理と同じである。
一方、上述の診療科が、診察予約があれば優先的に診療を行うが診察予約がなくても診療を受付ける診療科であれば、診察予約・診察予約必要診療科確認部701は、受付順番調整部702を起動する。受付順番調整部702は、受付順番を調整して、仮受付リスト登録部303に仮受付リスト部305へ登録を行わせる。
図8は、受付順番調整部702の処理の説明図である。受付順番調整部702は、仮受付リスト登録部303に対して、通常は受付された順番で、仮受付リスト305の末尾への患者情報の登録を行わせる。このとき、図8に示されるように、受付順番調整部702は、仮受付リスト登録部303に対して、予約患者を優先しながら並べ替えを行ってリストを作成させる。
なお図8では、説明を簡略化するために、仮受付リスト305は診療科を示すフィールドを持っていないが、例えば更に仮受付リスト305に「診療科フィールド」を設けて、全ての受付を1つの仮受付リスト305で管理するように構成することも可能である。
第6の実施形態により、複数の診療科がある大規模な病院において、診療科毎の診察方針に適したシステム構築が可能となる。
図9は、電子カルテシステムの第7の実施形態の構成図である。
図9において、図3の第2の実施形態、図5の第4の実施形態、図6の第5の実施形態、又は図7の第6の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3、図5、図6、又は図7の場合と同じ処理を実行する。
第7の実施形態では、複数の診療科がある大規模な病院のケースが対象となる。このケースにおいて、診察予約者が優先して診察される際に、外来患者処理サーバ301からの全ての仮受付リスト305が一旦医事業務サーバ302にて受付完了された後に更に外来患者が来た場合、次のような制御が行われる。即ち、外来患者処理サーバ301は、第5,第6の実施形態の場合と同様にして受付処理を完了させた後に、医事業務サーバ302から現在の受付済リスト902を取得し、診察予約の有無から受付済リストの並べ替えを行う。そして、外来患者処理サーバ301は、受付依頼処理のコマンドとは別に、医事業務サーバ302に受付済リストを送信して、医事業務サーバ302の受付済リスト902を上書きすることで、予約患者を優先するように動作する。
より具体的には、外来患者処理サーバ301において、外来患者からの受付があれば第6の実施形態の場合と同様の手順で受付処理を実行する。
その際、受付済リスト取得部901が、医事業務サーバ302に既に受付済リスト902があるかどうかを確認する。もちろん、医事業務サーバ302に確認しなくても、外来患者処理サーバ301内部で受付けを行った過程を記憶しておく方式が採用されてもよい。
医事業務サーバ302に受付済リスト902があれば、受付済リスト取得部901は医事業務サーバ302から受付済リスト902を取得する。そして、その受付済リスト902を、受付済リスト保存部903が保存する。
受付済みリスト902があったのであれば、受付済リスト更新部904が、次の動作を実行する。即ち、受付済リスト更新部904は、受付が行われた患者が診察予約をしているかどうかを判断する。そして、診察予約があれば、受付済リスト更新部904は、その患者情報を診察予約がない患者情報よりもリストの上位に並べ替えを行い、受付済みリスト902を更新する。
こうして更新が行われた受付済みリスト902を、上書き受付済リスト送信部905が医事業務サーバ302に送信する。医事業務サーバ302は、外来患者処理サーバ301から受診した新たなリストで、受付済リスト902を更新して処理を終了する。
第7の実施形態により、一旦は仮受付リスト305中の外来患者をすべて受付終了させた後に新たに外来患者の受付があった場合でも、診察予約のある患者を優先しながら処理を行うことが可能となる。
図10は、電子カルテシステムの第8の実施形態の構成図である。
図10において、図3の第2の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3の場合と同じ処理を実行する。
第8の実施形態は、前述した第1〜第7の実施形態による電子カルテシステムにおいて、電子カードホルダ310と外来患者処理サーバ301の間を流れる無線データの一部、又は全てを暗号化するものである。
電子カードホルダ310は、電子カードホルダデータ送信部1002が受付情報を外来患者処理サーバ301に無線で送信する際に、通信データ暗号化部1001が送信データを暗号化する。
外来患者処理サーバ301では、電子カードホルダデータ受信部1003が電子カードホルダ310からのデータを受信後、内部処理部1010が第1〜第7の実施形態に対応する内部処理を行う前に、通信データ復号部1004が暗号化データを復号する。
また、外来患者処理サーバ301の受付完了通知送信部1006が、電子カードホルダ310に受付完了通知を送信する際に、通信データ暗号化部1005が受付完了通知の暗号化を行う。
電子カードホルダ310では、受付完了通知受信部1007が、外来患者処理サーバ301から暗号化された受付完了通知を受信後、それを通信データ復号部1008で暗号化し、表示部1009で通知内容を表示する。
第8の実施形態において、暗号化の方式に関しては、一般的に公知である暗号化方式を用いればよい。暗号化方式の例としては、共通鍵方式のDES(Data Encryption Standard)や、公開鍵方式のRSA暗号(Rivest, Shamir, Adleman's method)が一般的である。これらを、システムが実現すべき堅牢性に合わせて採用すればよい。
電子カードホルダ310と外来患者処理サーバ301の間を流れる通信データに無線を用いる場合、無線という性質上、第三者に傍受・ハッキングされる可能性があり、更にデータには患者の個人情報が含まれるので、第8の実施形態の構成により、システムの堅牢性を保つことが可能となる。
図11は、電子カルテシステムの第9の実施形態の構成図である。
図11において、図3の第2の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3の場合と同じ処理を実行する。
第9の実施形態は、前述した第1〜第7の実施形態による電子カルテシステムにおいて、外来患者処理サーバ301と医事業務サーバ302の間を流れるデータの一部、又は全てを暗号化するものである。
外来患者処理サーバ301では、内部処理部1010が第1〜第7の実施形態に対応する内部処理を行って得られる受付情報を、受付データ送信部1103が医事業務サーバ302に無線で送信する際に、通信データ暗号化部1102が送信データを暗号化する。
医事業務サーバ302では、通信データ受信部1104が外来患者処理サーバ301からのデータを受信した後、受付処理部1106が受付処理を行う前に、通信データ復号部1005が暗号化された受信データを復号する。
医事業務サーバ302では、通信データ送信部1108が外来患者処理サーバ301に受付完了通知を送信する際に、通信データ暗号部1107が受付処理部1106からの受付完了通知データを暗号化し、通信データ送信部1108に引き渡す。
外来患者処理サーバ301では、処理結果受信部1109が暗号化された受付完了通知データを受信後、通信データ復号部1110がそのデータを復号し、内部処理部1101に引き渡す。
第8の実施形態の場合と同様に、第9の実施形態において、暗号化の方式に関しては、一般的に公知である暗号化方式を用いればよい。
外来患者処理サーバ301と医事業務サーバ302は、LAN(Local Area Network)で接続されているものであるが、LAN等のネットワークを経由するデータを暗号化することは、堅牢性の維持には重要である。また、無線LANを用いている場合は特に第三者に傍受・ハッキングされる可能性があるので、第9の実施形態の構成により、システムの堅牢性を保つことができる。
図12は、電子カルテシステムの第10の実施形態の構成図である。
図12において、図3の第2の実施形態、図4の第3の実施形態の場合と同じ番号が付された部分は図3、図4の場合と同じ処理を実行する。
第9の実施形態は、第2,第3,第4の実施形態における処理を更に具体的に開示するものである。
以降の説明は、受付イベントが発生した際の外来患者処理サーバ301の内部処理に絞って説明する。よって、複数の電子カードホルダ310から同時に発生する受付処理イベント、医事業務サーバ302内部での受付処理の詳細、及び外来患者処理サーバ301が定時処理にて受付開始までに診察予約リストを取得する流れについては、省略する。
外来患者処理サーバ301で、電子カードホルダ310からの受付依頼を受取った際に、仮受付リスト305に受付患者を登録し、電子カードホルダ310に受付完了通知を発行する処理の流れを、図13の動作フローチャートで説明する。この制御動作は、図12の患者受付部の一部である外来受付部1201に対応し、例えば後述する図18のハードウェア構成を有する外来患者処理サーバ301のCPU1801が、メモリ1802に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、電子カードホルダ310から受付データが受信されると、予め医事業務サーバ302から取得してある診察予約リストが参照され(ステップS1301)、一致する患者(又は患者ID等の識別情報)が存在するかを確認される(ステップS1302)。
一致する患者がなくステップS1302の判定がNOならば、診察予約がないことを意味するので、受付依頼を発行した電子カードホルダ310に診察予約がないことが通知される(ステップS1303)。そして、再び電子カードホルダ310からの受付依頼を待つ待機状態となる。
一致する患者がなくステップS1302の判定がYES(診察予約がある)ならば、受付データが示す患者が仮受付リスト305に登録される(ステップS1305)。
この時点では医事業務サーバ302への受付は完了していないが、受付依頼を行った電子カードホルダ310に対し受付完了通知が行われる(ステップS1304)。こうして、外来患者にはあたかも受付が完了しているように通知することで安心感を与えることが可能となる。その後、再び電子カードホルダ310からの受付依頼を待つ待機状態とする。
仮受付リスト305が管理する仮受付リストとしては、例えば図8で説明したテーブルを使えばよいし、更にシステムが必要とするフィールドを定義してもよい。
以上説明した図13の動作フローチャートの制御動作によって実現される外来受付部1201は、ソケットなどの電文受信トリガから複数のスレッドで起動され、各電子カードホルダ310に対応する複数のスレッドが同時に実行される。そして、該当患者(即ち、電子カードホルダ310)に受付完了通知を発行した後は、スレッドは破棄されて電子カードホルダ310からの受付依頼が待たれる。
次に、図12の受付依頼処理部307を実現する制御動作について、図14の動作フローチャートによって説明する。受付依頼処理部307は、上述の外来受付部1201にて作成・追加される仮受付リスト305の仮受付リストを監視し、医事業務サーバ302の負荷状態を判断しながら、医事業務サーバ302に過度の負荷をかけずに受付依頼を行う。この受付依頼処理部307の制御動作は、例えば後述する図18のハードウェア構成を有する外来患者処理サーバ301のCPU1801が、メモリ1802に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
このとき、仮受付リスト305にデータが登録されるかが監視されて、仮受付リスト305に何もデータが無い状態から仮受付が発生すれば、受付依頼処理部307が動作を開始し、仮受付リスト305からデータがなくなるまで処理を継続するものである。
最初に仮受付リスト305にデータが登録されることが監視される(ステップ1401→S1402→S1401の繰返し処理)。この処理は、一定周期で実施されてもよいし、データベース機能であるイベント発生処理を用いて、データが登録された時点でデータベースからイベントを発生させる、イベントドリブン方式で実行されてもよい。
仮受付リスト305にデータが登録されステップS1402の判定がYESとなると、接続数最大値管理エリアと現在接続数管理エリアへのアクセスが行われ、それぞれのエリアから接続数最大値と現在接続数が確認される(ステップS1403)。接続数最大値管理エリアは図12の医事業務サーバ接続数最大値管理部404に対応し、現在接続数管理エリアは図12の医事業務サーバ現在接続数管理部405に対応し、それぞれ例えば図18のメモリ1802上に確保されているエリアである。
そして、医事業務サーバ302との現在接続数が、既に接続数最大値に達しているか否かが判定される(ステップS1404)。接続数最大値の初期値としては、この値を管理する変数が許容する最大値を定義しておけばよい。変数が定義できる最大値とは、たとえば整数型であれば65535である。実際には、以降に説明する処理にて1回でもタイムアウトが発生すれば、その時の現在接続数が接続数最大値となるので、タイムアウトが発生するまでは医事業務サーバ302への接続を制限する必要は無い。
現在接続数が接続数最大値に達しておらずステップS1404の判定がNOなら、現在接続数管理エリアがインクリメントされ(ステップS1405)、以下に説明する受付待機者受付処理が起動される(ステップS1406)。
受付待機者受付処理が終了後は、ステップS1401の処理に戻る。
次に、上述の図14の動作フローチャートから起動される受付待機者受付処理について、図15の動作フローチャートを用いて説明する。この処理は、最大で、接続数最大値のスレッド数で起動される。この受付待機者受付処理は、図14の動作フローチャートと共に図12の受付依頼処理部307を実現し、また、接続数最大値更新処理起動部406を実現するものである。そして、例えば後述する図18のハードウェア構成を有する外来患者処理サーバ301のCPU1801が、メモリ1802に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
まず、医事業務サーバ302に受付依頼を実行するために、仮受付リスト305の先頭から参照して取得可能な患者情報が取得される(ステップS1501)。この際、例えば図8に示されるように、仮受付リスト305において、同時に実行される他のスレッドで医事業務サーバ302に対して受付依頼が実行されているレコードについては、「医事業務サーバ処理中」フィールドに値「True」が記憶される。逆に、受付依頼が実行されていないレコードについては、値「False」が記憶される。これによって、複数のスレッド間で、1つの患者情報に対する処理が重複しないように制御される。ステップS1501では、仮受付リスト305の先頭から検索して「医事業務サーバ処理中」フィールドに値「False」が記憶されている患者情報が取得される。このようにして、受付依頼を行うべき患者情報が仮受付リスト305から取得される。
次に、医事業務サーバ305からの応答のタイムアウト時間が特には図示しないタイマに設定される(ステップS1502)。このタイムアウト値については、予め一定の値で決めてもよいが、自由に設定値を変えることができるようにデータベースに定義しておくのが望ましい。
続いて、医事業務サーバ305に対して外来患者受付処理依頼のコマンドが発行される(ステップS1503)。このとき同時に、仮受付リスト305の該当レコードの「医事業務サーバ処理中」フィールドに値「True」が記憶される。
その後、医事業務サーバ305からの応答待ち状態となり、ステップS1502で設定したカウンタがタイムアウトしたか否かが監視される(ステップS1504)。
タイムアウトが発生せずに医事業務サーバ305から応答があってステップS1504の判定がNOとなると、その応答のリターン値が確認されることにより、医事業務サーバ302にて正常に受付が完了したか否かが判定される(ステップS1505)。
正常受付で無い場合としては、例えばコマンドエラーなどが考えられる。その場合は、システムが独自に定義するエラー処理に移行すればよい(ステップS1505の判定がNO)。
正常に受付が完了しステップS1505の判定がYESとなると、仮受付リスト305から、受付が完了した患者情報に対応する処理レコードが削除される(ステップS1506)。ここで、受付履歴を残すために、レコード自体は削除せず、受付が完了したレコードかどうかを示すフラグが設定されるように構成されてもよい。
その後、仮受付リスト305に更に受付けを行うべきレコードが存在するかどうかがチェックされる(ステップS1507)。
更に受付けを行うべきレコードが存在しステップS1507の判定がYESならば、ステップS1501の処理に戻り、新たな患者情報が取得される。
更に受付けを行うべきレコードが存在しステップS1507の判定がNOならば、現在接続数がデクリメントされて現在接続数管理エリアに書き込まれる(ステップS1508)。
その後、現在接続数が0になった(即ち全てのスレッドが完了した)か否かが判定される(ステップS1509)。
現在接続数が0ではなくステップS1509の判定がNOならば、そのまま図15の動作フローチャートの受付待機者受付処理を終了し、図14のステップS1401の処理に戻る。
現在接続数が0になってステップS1509の判定がYESならば、接続数最大値が初期化されその値が接続数最大値管理エリアに書き込まれる(ステップS1510)。
次に、接続数最大値更新処理停止フラグがONにされる(ステップS1511)。接続数最大値更新処理停止フラグの意味については後述する。
その後、図15の動作フローチャートの受付待機者受付処理を終了し、図14のステップS1401の処理に戻る。
前述のステップS1503での外来患者受付処理依頼の後の医事業務サーバ305からの応答待ち状態において、タイムアウトが発生してステップS1504の判定がYESとなると、以下の一連の処理が実行される。本実施形態では、この時点が医事業務サーバ302の処理性能の限界であると認識される。
このとき、接続数最大値が医事業務サーバ302への現在接続数から1を減算した値に設定され、その値が接続数最大値管理エリアに設定される(ステップS1512)。
次に、後述する接続数最大値更新処理が起動されているか否かが判定される(ステップS1513)。
接続数最大値更新処理が起動されておらずステップS1513の判定がNOならば、接続数最大値更新処理停止フラグがOFFにされた後(ステップS1514)、接続数最大値更新処理が起動される(ステップS1515)。接続数最大値更新処理停止フラグは、接続数最大値更新処理が起動されているか(ON)否か(OFF)を示す。このステップS1514とS1515の処理は、図12の接続数最大値更新処理起動部406を実現するものである。
その後、現在接続数がデクリメントされて(ステップS1516)、図15の動作フローチャートの受付待機者受付処理を終了し、図14のステップS1401の処理に戻る。
最後に、上述のステップS1515にて起動された接続数最大値更新処理について、図16の動作フローチャートを用いて説明する。
この接続数最大値更新処理は、図12の疑似受付患者送信部407を実現するものである。そして、例えば後述する図18のハードウェア構成を有する外来患者処理サーバ301のCPU1801が、メモリ1802に記憶された制御プログラムを実行する動作として実現される。
また、この処理は、唯一の処理として起動されるものであり、複数のスレッド処理として同時に実行されるものではない。
まず、処理が起動されると、医事業務サーバ302に送信するための疑似受付患者情報が作成される(ステップS1601)。ここで、実際の患者データではなく、疑似受付患者データを用いる理由は、既に前述した。
次に、図15の場合(ステップS1502)と同様にして、医事業務サーバ305からの応答のタイムアウト時間が特には図示しないタイマに設定される(ステップS1602)。
続いて、医事業務サーバ305に対して疑似受付患者に関する外来患者受付処理依頼のコマンドが発行される(ステップS1603)。
その後、医事業務サーバ305からの応答待ち状態となり、ステップS1602で設定したカウンタがタイムアウトしたか否かが監視される(ステップS1604)。
医事業務サーバ302が、例えば受付処理以外のプロセスを完了するなどして更に受付処理が可能となっているのであれば、タイムアウトは解消されステップS1604の判定はNOとなる。この場合には、接続数最大値がインクリメントされ、接続数最大値管理エリアに書き込まれる(ステップS1605)。なお、ステップS1603の依頼コマンドは、本来は存在しない疑似患者に関するものであるため、医事業務サーバ302からの応答はエラー応答となるが、そのエラー値は無視される。
上記ステップS1605の後又は医事業務サーバ305から応答がなくてタイムアウトが発生しステップS1604の判定がYESとなった場合には、前述の受付待機者受付処理(図15のステップS1511)にて接続数最大値更新処理停止フラグがONにされているか否かが判定される(ステップS1606)。
接続数最大値更新処理停止フラグがOFFのままでステップS1606の判定がNOならば、ステップS1603の処理に戻って、医事業務サーバ302に対して疑似受付患者に関する外来患者受付処理依頼のコマンド発行が続行され、処理能力の回復が待たれる。
医事業務サーバ302での処理能力が回復し、前述の受付待機者受付処理により医事業務サーバ302への受付依頼が可能となると、図15のステップS1511で、接続数最大値更新処理停止フラグがONに変更される。この結果、ステップS1606の判定がYESとなって、接続数最大値更新処理が終了し、医事業務サーバ302に対する疑似受付患者に関する外来患者受付処理依頼のコマンド発行が停止する。
図17は、接続数最大値管理エリア、現在接続数管理エリア、及び接続数最大値更新停止フラグのデータ構成例を示す図である。これらのエリアは、例えば図18のメモリ1802上、或いは、読み書き可能な外部記憶装置1805等に単独で定義してもよいが、3つの情報をまとめた図17及び下記に示される構造体形式にして、管理を簡略化することも可能である。

/** 医事業務サーバ接続関連管理エリア構造体(例) ***/
typedef struct {
int ConnectionPermitMax; // 接続数最大値管理エリア
int NowConnection; // 現在接続数
bool ConnectionPermitMaxUpdateFlag; // 接続数最大値更新処理停止フラグ
} ST_CONNECTION_MANAGEMENT;
図18は、上述した第1〜第10の実施形態における外来患者処理サーバ301を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図18に示されるコンピュータは、CPU1801、メモリ1802、入力装置1803、出力装置1804、外部記憶装置1805、可搬記録媒体1809が挿入される可搬記録媒体駆動装置1806、及びネットワーク接続装置1807を有し、これらがバス1808によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU1801は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ1802は、プログラムの実行、データ更新等の際に、外部記憶装置1805(或いは可搬記録媒体1809)に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CUP1801は、プログラムをメモリ1802に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置1803は、例えば、キーボード、マウス等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。入力装置1803は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU1801に通知する。
出力装置1804は、表示装置、印刷装置等及びそれらのインタフェース制御装置とからなる。出力装置1804は、CPU1801の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
外部記憶装置1805は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置1806は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の可搬記録媒体1809を収容するもので、外部記憶装置1805の補助の役割を有する。
ネットワーク接続装置1807は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。
第1〜第10の各実施形態によるシステムは、それに必要な機能を搭載したプログラムをCPU1801が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置1805や可搬記録媒体1809に記録して配布してもよく、或いはネットワーク接続装置1807によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
医事業務サーバは、外来患者受付処理以外にも様々な医療に関する処理を司っている。例えば、カルテ管理、投薬処理、検査情報管理、会計処理などの様々な処理を行うものなので、いつの時点でサーバに負荷がかかるか判断ができない。上述の各実施形態の技術を用いることで、サーバの負荷をリアルタイムに判断しながら確実に受付処理を終わらせることができ、実際には医事業務サーバ302で受付処理が完了していなくても外来患者には受付完了通知を出すことができる。このため、患者に不安を与えることなく、リアルタイムに最適に処理を行えるシステムの性能値に合わせた処理が可能である。外来患者の受付処理においては、患者自身は受付を行った後で受付完了が通知されるまでにタイムラグがあると不安感があるが、実際には受付処理をしてから診療科への移動や、診療科前での診察待ち時間があるので、即座に受付処理を完了する必要は無い。こうして、運用に応じた最適な可変負荷処理が行えるので、電子カルテシステムにおいて、冗長的なシステム構成にならないよう、最低限のコストでシステム構築ができる
101 外来患者処理サーバ
102 医事業務サーバ
103 受付完了通知処理部
104、307 受付依頼処理部
105、109 タイムアウト判定部
106、305 仮受付リスト
107 接続数最大値
108 疑似受付患者送信部
110、309、1106 受付処理部
111、310 電子カードホルダ
301 外来患者処理サーバ
302 医事業務サーバ
303 仮受付リスト登録部
304 受付完了通知部
306 仮受付リスト登録確認部
308 医事業務サーバ状態判断部
401 外来受付処理部
402 タイムアウト判定部
403 タイムアウト値定義部
404 医事業務サーバ接続数最大値管理部
405 医事業務サーバ現在接続数管理部
406 接続数最大値更新処理起動部
407 疑似受付患者送信部
501 診察予約エラー通知部
502 診察予約確認部
503 診察予約リスト部
504 診察予約リスト取得部
505 診察予約リスト保存部
601、701 診察予約・診察予約必要診療科確認部
702 受付順番調整部
901 受付済リスト取得部
902 受付済リスト
903 受付済リスト保存部
904 受付済リスト更新部
905 上書き受付済リスト送信部
1001、1005 通信データ暗号部
1002 電子カードホルダデータ送信部
1003 電子カードホルダデータ受信部
1004、1008 通信データ復号部
1006 受付完了通知送信部
1007 受付完了通知受信部
1009 表示部
1010 内部処理部
1801 CPU
1802 メモリ
1803 入力装置
1804 出力装置
1805 外部記憶装置
1806 可搬記録媒体駆動装置
1807 ネットワーク接続装置
1808 バス
1809 可搬記録媒体

Claims (7)

  1. 患者の受付端末装置から受付依頼を受信し、該受付依頼に基づいて医事業務サーバ装置において患者の受付処理を行う患者受付処理方法において、
    前記医事業務サーバ装置に接続される患者処理サーバ装置において、前記受付端末装置からの受付依頼の受信に応答して、該受付依頼に対応する受付端末装置に受付完了通知を返信し、該受付依頼に対応する患者を仮受付状態として仮受付リストに追加する仮受付処理を実行し、
    前記患者処理サーバ装置において、前記医事業務サーバの受付処理が遅延なく完了しているかを判断しながら、前記仮受付リストにおいて受付待機状態となっている患者に対応する受付依頼を前記医事業務サーバに発行して該受付依頼に対応する受付処理を完了させ、該受付処理が正常に終了した後に前記仮受付リストの該受付依頼に対応する登録を削除する受付依頼処理を実行する、
    ことを特徴とする患者受付処理方法。
  2. 前記仮受付処理及び前記受付依頼処理は、複数の受付端末装置からの複数の受付依頼の受信に応答して複数のスレッド処理として実行し、
    前記患者処理サーバ装置において、前記受付依頼処理の実行過程における前記医事業務サーバ装置からの応答状況と、単一スレッド処理として実行され実際には存在しない疑似患者に対応する受付依頼処理を前記医事業務サーバ装置に発行したときの応答状況とに基づいて、前記医事業務サーバ装置に対して実行可能な前記受付依頼処理の数である接続数最大値を増減させる制御処理を実行し、
    前記患者処理サーバ装置において、前記接続数最大値を超えないように前記受付依頼処理の実行を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の患者受付処理方法。
  3. 前記患者処理サーバ装置における前記仮受付処理の実行時に、前記受付依頼を行った患者が診察予約を行っているか否かを判断し、該判断に基づいて該受付依頼を行った患者に対する仮受付処理を実行するか否かを制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の患者受付処理方法。
  4. 前記患者処理サーバ装置における前記仮受付処理の実行時に、前記受付依頼が診察予約を必要とする診療科であるか否かを更に判断し、該判断を前記仮受付処理を実行するか否かの制御に加味する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の患者受付処理方法。
  5. 前記患者処理サーバ装置における前記仮受付処理の実行時に、前記受付依頼が原則として診察予約を必要とするが診察予約をしなくても診察可能な診療科であるか否かを更に判断し、該判断に基づいて前記受付依頼処理の実行順を制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の患者受付処理方法。
  6. 患者の受付端末装置から受付依頼を受信し、該受付依頼に基づいて医事業務サーバ装置に対して受付依頼処理を実行する患者処理サーバ装置において、
    前記受付端末装置からの受付依頼の受信に応答して、該受付依頼に対応する受付端末装置に受付完了通知を返信し、該受付依頼に対応する患者を仮受付状態として仮受付リストに追加する仮受付処理を実行する患者受付部と、
    前記医事業務サーバの受付処理が遅延なく完了しているかを判断しながら、前記仮受付リストにおいて受付待機状態となっている患者に対応する受付依頼を前記医事業務サーバに発行して該受付依頼に対応する受付処理を完了させ、該受付処理が正常に終了した後に前記仮受付リストの該受付依頼に対応する登録を削除する受付依頼処理を実行する受付依頼処理部と、
    を含むことを特徴とする患者処理サーバ装置。
  7. 患者の受付端末装置から受付依頼を受信し、該受付依頼に基づいて医事業務サーバ装置に対して受付依頼処理を実行する患者処理サーバ装置に、
    前記受付端末装置からの受付依頼の受信に応答して、該受付依頼に対応する受付端末装置に受付完了通知を返信し、該受付依頼に対応する患者を仮受付状態として仮受付リストに追加する仮受付処理と、
    前記医事業務サーバの受付処理が遅延なく完了しているかを判断しながら、前記仮受付リストにおいて受付待機状態となっている患者に対応する受付依頼を前記医事業務サーバに発行して該受付依頼に対応する受付処理を完了させ、該受付処理が正常に終了した後に前記仮受付リストの該受付依頼に対応する登録を削除する受付依頼処理と、
    を実行させるための患者受付処理プログラム。
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