JP4021895B2 - 巻取開始時の糸掛けのための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、巻取開始時に少なくとも2つのボビンスピンドルを有する巻取機に連続して到着する糸を掛け、そしてボビンスピンドルに装着可能なスリーブ上のボビンに糸を巻き付けるための装置に関する。この場合、この装置は、ボビンスピンドルの自由端に配置された掛止スリット付の掛止ブッシュ及び掛止ブッシュの中心に沿って配置された摩擦ピンを有する。このような装置の場合、連続して生成された又は連続して巻取機に送るべき糸を最初の掛止工程から見てスリーブ上のボビンに連続して巻き付けることが可能である。ボビンの自動切替えを可能にするため、巻取機は、少なくとも2つのボビンスピンドルを有する。通常、これらの両ボビンスピンドルは、ターレット盤上に配置されていて、交互に動作位置に旋回する。その一方で、最後に巻かれたボビンが、動作位置にないボビンスピンドルから取り外され、新しいスリーブが移動される。ボビンを自動的に交換するためには、糸を切断することが必要である。同時に、糸の端部が、この切断によって完全に巻かれたボビン上で特定される。他方では、糸掛けが形成される。新しいスリーブ上での巻取りが、この糸掛けによって開始する。この場合、製品の回収後又は動作の中断後に初めて糸を掛けることが重要である。このことは、手動で、すなわちサクションガンを使用して実施される。次いで、任意の多数のボビンの自動交換が、この1回限りの工程に続く。糸のこの部分は、「到着する糸」と呼ばれる。通常、この部分は、ヘッドスレッドガイドを介して動作位置にあるボビンの前方のスレッドガイド又はトラバーススレッドガイドに送られる。スレッドガイド又はトラバーススレッドガイドと動作中にあるボビンスピンドルとの間の糸は、「巻き付いている糸」と呼ばれる。「出発する糸」は、動作中にあるボビンスピンドルとほぼ完全に巻き付けたボビンとの間にある糸の部分である。
冒頭で説明した種類の装置は、本出願人の出版物「SAHM 230E 230GE 」No.70141-913/3, 第10/96 版から公知である。各ボビンスピンドルは、その自由端部に糸を掛けるための装置を有する。この装置は、主に2つの部材、すなわち掛止スリット付の掛止ブッシュと同軸状に配置された摩擦ピンとから構成される。この掛止ブッシュは、軸方向の長さが数センチメートルのブッシュ状又はスリーブ状の部材である。掛止ブッシュの外形は、ボビンスピンドルの外径に等しいか又は僅かに小さい。掛止ブッシュの内径は、若干より小さい。その結果、非常に耐久性のある本体が形成される。しかしこの本体は、通常合成樹脂の本体として形成されている。掛止スリットが、掛止ブッシュの前面で開始する。この掛止スリットは、掛止ブッシュの被覆線に対して又はボビンスピンドルの軸線に対して傾斜して配置されている。掛止スリットが傾斜して配置されている角度は、比較的大きい。すなわち、掛止スリットは、特に急勾配に配置されている。この掛止スリットは、縁が開いた状態でその前面で開始し、縁が閉じた状態で掛止ブッシュの軸線方向の特定の深さで終了する。掛止スリットが延在している軸線方向の領域の少なくとも一部が、規則的に移動され定められているスリーブによって覆われないように、この掛止ブッシュは、ボビンスピンドルに結合配置されている。前面から近い糸を掛止スリット内に導入できるようにするため、掛止スリットは、ボビンスピンドルの回転方向に合わせて配置されている。摩擦ピンが、このために空洞に形成された掛止ブッシュの内側に配置されている。この摩擦ピンの外形は、掛止ブッシュの内径よりも遥かに小さい。したがって、リング状の自由空間が、摩擦ピンと掛止ブッシュとの間に形成される。サクションガンの前端部が、手動でこの自由空間内に導入され、その結果糸が掛止され得る。摩擦ピンには、ボビンスピンドルが回転している時に糸をこの摩擦ピンに巻き付けることによって特定の摩擦を糸に及ぼすという働きがある。この摩擦は、糸を固定するために使用される。固定、すなわち糸を固定させる全摩擦は、さらに多数の影響値によって、すなわち例えば掛止スリットの底部の形成によっても決定される。糸が、この低部内で偏向する。もう1つの摩擦構成要素は、掛止スリット内に導入した直後に掛止ブッシュの外周上に形成される糸の領域によって生成される。
巻取機に連続して到着する糸を掛けるためのこの公知の装置は、サクションガンによる手動の掛止だけを可能にする。この手動の掛止は、各ボビンごとに巻取りの開始に対して繰り返す必要がある。これに対して、到着する糸が、サクションガンによって吸引される、すなわち操作可能である。サクションガンの前端部が、摩擦ピンと掛止ブッシュとの間の自由空間内に導入される。ボビンスピンドルが回転すると、糸が掛止ブッシュに前面接触する。その結果、糸が、掛止スリット内に導入され得る。この手続きの間に、糸が、サクションガンによってさらに吸引される。糸が掛止スリット内に導入された直後に、糸に対する摩擦が上昇する。摩擦が増大すると、糸が滑るのが阻止され、糸が速度の低下と共にサクションガンによって吸引される。最終的には、糸が掛止スリットに対して停止する程度に、すなわち糸が装置に固定される程度に、全摩擦が大きくなる。摩擦ピンに連続して巻き付けることによって、糸の僅かな一部が、サクションガンからまだ引き抜かれる。サクションガンの前端部を自由空間から同時に取り出すことによって、糸をはさみ等で切断することが可能である。このとき、糸が、巻取り角度及び/又はスリーブに対するトラバース装置の作用に基づいてスリーブ上に巻き付く。この場合、糸が、その直径を掛止ブッシュの外径からスリーブの外径に変化させない。引き続き、ボビンの巻き付けが、場合によっては先行する固定,予備巻き付け等の実施の下で必ず開始する。この場合、糸は、スレッドガイド又はトラバーススレッドガイドによって適切に誘導される。この公知の装置は、通常のシリンダースリーブの使用をあらゆる掛止装置なしに可能にする範囲内で有益である。掛止のためのこの装置は、各ボビンスピンドルに存在し、それ故に各々のボビンの巻き付け時に再び自由に使用できる。この公知の装置が糸の掛止を専ら手動で、すなわちサクションガンによって可能にすることが欠点である。したがって、ボビンの自動交換が不可能である。
他方で、掛止領域を備えている特殊なスリーブが、例えばドイツ連邦共和国特許発明第197 43 278号明細書又はドイツ連邦共和国特許出願公開第196 46 335号明細書から公知である。この掛止領域は、スリーブの外周の一部によって形成された切り込みから構成される。この掛止領域は、糸を固定する挟圧スリットを形成する。このような挟圧スリットをスリーブの前面に形成された切り込みによって形成することも可能である。これに関連して、通常のトラバースの外側にある糸を挟圧スリットに送るためには、多数のスレッドガイドを有する複雑に構成されたトラバース装置が使用される。このような特殊なスリーブは、ボビンの自動交換を有益に可能にする。しかしながら、これらの特殊なスリーブは、比較的高価で特殊なスリーブの使用を必要とする。3つまでのスレッドガイドに対する独立した駆動部を含めて、スレッドガイドを比較的複雑に構成する必要がある。これらのスレッドガイドは、動作状況に応じて糸を引っ掛ける必要がある。
掛止装置の別の改良が、ドイツ連邦共和国特許出願公開第196 37 298号明細書から公知である。スリーブが、ここでは各中央テーブルによって左右で保持される。その結果、通常のスリーブを使用することが可能である。これらの中央テーブルの一方が、掛止装置として特別に構成されている、すなわち掛止ノーズを有する。これらの掛止ノーズは、スリーブの外径に相当するより大きい直径上に配置されている。ここでも、糸が、トラバーススレッドガイドに関連して掛止される。両中央テーブルをボビン交換のため互いに遠ざける必要がある点が、この装置の欠点である。このことは、中央テーブルの構成及び駆動を高価にする。確かにこのような掛止装置は、糸の自動引渡しに適する。しかしこの掛止装置をボビンスピンドルに固定連結することができない、特にオープンエンドを有するボビンスピンドルに連結することができない。掛止装置が、ボビンスピンドルから一時的に取外される時にだけ、新しいスリーブを開くことが可能である。
ドイツ連邦共和国特許発明第197 43 278号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第196 46 335号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第196 37 298号明細書
本発明の課題は、糸の掛止が手動ですなわちサクションガンによって例えば動作の中断後に可能になり、引き続きボビンの自動交換が通常のスリーブの使用時に掛止領域なしに可能になるように、冒頭で述べた種類の装置を改良することにある。
冒頭で述べた種類の装置の場合、この課題は、本発明により、ガイドスリット付きのガイドブッシュが、掛止ブッシュに加えて各ボビンスピンドルに設けられていて、このガイドブッシュは、掛止ブッシュを半径方向に包囲しかつ掛止ブッシュに対して軸線方向にずらして配置されていること、及び、ボビンの自動交換時に糸を固定するための挟圧装置が、掛止ブッシュとガイドブッシュとの間に設けられていることによって解決される。
この新しい装置は、この種類の装置を改良する。この新しい装置は、この種類の装置を利用して、動作の中断後に必要になるような手動による掛止の利点を実現する。しかしながらボビンの自動交換を実現するため、ガイドスリット付きのガイドブッシュが、掛止スリット付きのガイドブッシュに敷設されている。ガイドブッシュは、掛止ブッシュよりも大きい直径を有し、−ボビンスピンドルの方向に見て−内側に向かってすなわち形成すべきボビンの方向に掛止ブッシュに連結する。このガイドブッシュは、前面を有する。この前面は、掛止ブッシュの掛止スリットを包囲して軸線方向に配置されている。したがってガイドブッシュは、いわば掛止ブッシュを小さい軸線方向の領域内に有する。好ましくは、ガイドブッシュの外径は、使用されるスリーブの内径に等しいか又はそれよりも小さい。ガイドブッシュは、ガイドスリットを有する。このガイドスリットは、掛止ブッシュの掛止スリットに敷設されている。その結果、これらの両スリットが、少なくとも軸線方向に相並んで連結可能である。装置は、ボビンスピンドルの回転時にその機能を満たすので、ガイドスリットに対する掛止スリットの敷設が、特定の角度範囲内では不要である。当然に、同じ側のガイドスリットを掛止スリットのようにガイドブッシュの被覆線に対して又はボビンスピンドルの軸線に対して傾斜させて配置する必要がある。確かに掛止ブッシュ及びガイドブッシュは、異なる直径上に配置されているものの、その直径の違いで比較的僅かに区別が付く。その一方で、糸の手動掛止に必要であるように、大きい直径の急激な変化が、掛止ブッシュと摩擦ピンとの間に依然として必要である。さらに、ボビンの自動交換時に糸を固定するための挟圧装置が、掛止ブッシュとガイドブッシュとの間に設けられている。この挟圧装置は、糸を固定するためすなわち定めるため使用される。その結果、糸は、この挟圧位置に対して相対的に停止している。この固定は、二重の見地で利用される。この固定は、一方では糸すなわち出発する糸をほぼ完全に巻き付けたボビンに対して切断することを可能にするために使用される。別の見地では、巻き付いている糸の開始が形成され、ボビンスピンドルに設置される。その結果、新しいスリーブに対する新しい巻き付けが開始される。
第1の掛止工程は、新しい装置によってサクションガンを使用して手動で以下のように実施することができる:
到着する糸が、サクションガンによって受け取られ吸引される。サクションガンの前端部が、摩擦ピンと掛止ブッシュとの間の自由空間内に差し込まれる。ボビンスピンドルが回転すると、糸に対する接触が、掛止ブッシュの前面で発生する。糸は、掛止スリット内に入る。ガイドブッシュに対するガイドスリットの相対位置に応じて、糸が、最初に掛止ブッシュの外周上に数回巻き付けられ、次いでガイドスリット内に移行する。これらの全ては、糸を常に最短距離にしようとする巻取り角度に基づくスレッドガイドによる作用なしでも実施される。糸が、この操作の間に依然としてサクションガン内に吸引される。すなわち糸が、全ての接触地点面に沿って滑る。掛止スリットが摩擦ピンの周りを回るので、同時に糸が摩擦ピンにも巻き付けられる。したがって、糸に対する全摩擦力が上昇し、最終的に挟圧作用が発生する程度に大きくなる。この全摩擦力は、摩擦ピンと糸との巻き付き,掛止スリット内及び場合によっては掛止ブッシュの外周上の摩擦並びにガイドスリット内の摩擦から生じる。糸が、挟圧作用及びガイドスリットに対する糸の相対的な固定の開始と共にボビンスピンドル又は装置によって受け取られる。その結果、次いで巻取り工程が開始する。この場合、糸が、スレッドガイド又はスレッドガイドのトラバーススレッドガイドによって受け取られ、希望の巻き付け結果に応じて、例えば最初に固定巻き付け、場合によっては予備巻き付けによって移動し、最後にボビンを形成する通常の巻取りストロークに移動する。これと平行して、糸が、切断工程によって、例えばはさみによって摩擦ピンとサクションガンの前端部との間で手動で切断される。この掛止工程の場合、糸が、スリーブの縁部及びこれによって発生する直径の急激な変化(Durchmessersprung) も越える。しかしながら、これに関連する糸の張力の急激な変化を制御可能に保持するため、この直径の急激な変化は、非常に大きく選択されていない。
第1ボビンが十分に巻き付けられた後に、ボビンが、巻き付けの終了時に自動交換される。そのため、予め装着された通常のスリーブを有する第2ボビンスピンドルが動作位置に到達する一方で、ほぼ完全に巻き付けられたボビンを有するスリーブが待機位置に回転するように、2つのボビンスピンドルを有するターレット盤が回転する。この場合、糸が、トラバーススレッドガイドの運動にしたがって新しいスリーブの外周上で滑る。巻き付いている糸が領域内に来て掛止ブッシュの外周に接触するように、トラバーススレッドガイドが最終的に通常の巻取りストロークの外側に移動する。偏向アーム又はその他の制御される装置によって作動する偏向装置が、全てのボビンからの糸の落下を阻止する。出発する糸が、全ボビン上で規則的に巻き付けられる。巻き付いている糸は、掛止ブッシュの外周に接触することによって掛止スリット内へ入口で阻止される。このことは、非常に大きい直径の急激な変化を回避するため糸を摩擦ピンに接触させないことを目的にしている。この直径の急激な変化は、糸の張力に不利に作用しうる。それ故に、巻き付いている糸は、掛止ブッシュの外周上で誘導されガイドブッシュのガイドスリット内に単独で入る。したがって、出発する糸の方向及び速度が変化する。その結果、急激な張力が上昇する。この急激な張力の上昇は、糸を掛止ブッシュとガイドブッシュとの間の挟圧装置内に瞬間的に固定する。この固定は、張力に非常に強い糸材料のときでも糸を切断する。他方では新しい糸の巻取りが、糸を挟圧装置内に固定挟圧することによって確定される。その結果、新しい巻取り工程が、新しいボビンスピンドル又はスリーブ上で自動的に開始され得る。ここでも、糸をガイドブッシュの外周上に数回巻き付け、引き続きスリーブの前縁部を越え、最後に巻取り角度の中心位置に到達するため、巻取り角度が利用され得る。横方向の糸のこの運動は、トラバーススレッドガイド,糸ガイドの運動及び/又はボビンスピンドルの軸線方向のシフトによって容易になり得るか又は支援され得る。糸の固定後の巻き付けの開始に対しては、ここでも固定巻取り,予備巻取り及び最後にボビンが形成され得る。
掛止スリット及びガイドスリットは、掛止ブッシュ又はガイドブッシュの被覆線に対して異なる角度で配置され得る。ガイドスリットは、掛止スリットよりも急勾配に配置されている。ガイドスリットに対しては、角度はガイドブッシュの被覆線に対して45°〜90°に設けられ得る。この場合、80°の範囲内の角度が好ましい。掛止スリットの角度は、被覆線に対して10°〜60°の範囲内に規定されている。掛止スリット及びガイドスリットを同じ平均角度に配置することも可能である。この場合、掛止スリットが、掛止ブッシュの被覆線に対して傾斜した角度で配置されていること、及び、ボビンの自動交換時に到着する糸と掛止ブッシュのシリンダ状の外周との接触が糸を掛止スリット内に入れるのではなくて、ガイドスリット内だけに入れることが重要である。糸がボビンの自動交換時に外周で接触する場合、糸が摩擦ピンの直径まで落下すると、それに応じて不利な結果を伴う非常に大きい張力変化を引き起こしうる。掛止ブッシュの外径がボビンスピンドルの直径に近い範囲内に延在しているので、糸の非常に大きい張力の変化が阻止される。したがって、掛止スリットは、それぞれの被覆線に対してガイドスリットよりも小さい角度で傾斜して配置され得る。
掛止スリットが、ガイドブッシュによって軸緯方向に覆われていない掛止ブッシュの領域にわたってガイドブッシュによって軸線方向に覆われている掛止ブッシュの領域まで延在する場合、糸が手動で掛けられたか又はボビンの自動交換中に自動的に掛けられたかに関係なく、例えばトラバーススレッドガイドに対する同じ出口状況を実現するため、一方では手動による糸の掛止時に掛止スリットとガイドスリットとの間を連結させることが可能である。
ガイドブッシュは、スリーブを形成するボビンスピンドルの直径に等しいか又は小さい外径を有しなければならない。したがってガイドブッシュは、ボビンスピンドルの外径とほとんど区別が付かないものの、それにもかかわらず完全に巻き付けられたボビンを有するスリーブを取り外すこと及び新しいスリーブを開けることを可能にする外径を有しなければならない。こうして、糸の上昇時にスリーブの縁部によって生じる糸の張力の変化も微小に保持される。その結果、この糸の張力の変化は、適切な制御装置、例えばバランスアーム,巻取機によって簡単に制御され得る。
挟圧装置は、ガイドスリットの領域内で軸線方向に配置されている。したがって、糸がガイドスリット内に入る時に挟圧装置が作用するように、この挟圧装置はガイドスリットに敷設されている。このことは、特にボビンの自動交換に対して成立する。手動による掛止の場合は、挟圧装置が作用するものの、この掛止はこの挟圧装置を必要としない。何故なら、糸の固定に必要な摩擦の上昇が、ここでは摩擦ピンから得られる摩擦成分によっても可能になるからである。この摩擦成分は、ボビンの自動交換時には自由に使用できない。その結果ここでは、挟圧装置による摩擦の上昇が重要である。
挟圧装置を実現するためには、いろいろな可能性がある。すなわち、挟圧装置は、弾性材料から成るリングを有する。このリングは、ガイドブッシュの内周によって切断する目的で糸を固定する挟圧スリットを形成する。このようなリングの最も簡単であるが非常に有効な実施形は、掛止ブッシュの円周上の溝に沿って嵌合された1本のOリングである。このOリングの外周が、ガイドブッシュの内周に沿って当接する。その結果ここでは、挟圧スリットが、常にガイドスリットと共に形成される。しかし、弾性材料から成るリングをこの位置に設けることやその他の挟圧装置を設けることも可能である。この挟圧装置は、直径の相違が掛止ブッシュとガイドブッシュとの間にあるような小さい空間上に格納する必要があるときにだけ適する。
さらに、ガイドスリットの底部を鋭角に形成してもよい。このような鋭角な構造は、対応する縁取り構造によって実現され得る。この位置に刃を取り付けることも可能である。特に非常に丈夫なボビン材料から成るボビンに糸状又はテープ状に巻くためには、糸の可能な限り鋭角な偏向が実現されることが重要である。
掛止ブッシュとガイドブッシュとの間の直径の差は微小でなくてはならず、掛止ブッシュと摩擦ピンとの間の直径の差は大きくなくてはならない。このことは、多数の理由から重要である。したがって、一方では手動による掛止が可能になり、摩擦ピンと掛止ブッシュとの間の必要な自由空間が提供される。その結果、糸が、掛止ブッシュの前面領域に接触できる。他方では、糸の一方の直径から他方の直径への移行時に発生する張力の変化が、僅かな直径の差によって僅かに保持される。
以下に、本発明を図中に示した好適な実施の形態に基づいてさらに詳しく説明する。
図1は、前壁2を有する巻取機1の前面図である。巻取機1の主に駆動要素及び制御要素が、この前壁2の下に隠れている。ターレット盤3が、前壁内に存在する。このターレット盤3は、水平な軸線4の周りに約180 °のステップで駆動可能である。2つのボビンスピンドル5,6が、対向する配置でターレット盤3上に設けられている。ボビンスピンドル5は、動作位置で示されている。その一方でボビンスピンドル6は、交換位置で認識可能である。ボビンスピンドル5,6は、互いに離れて時計回りに駆動可能でありかつ停止可能である。
各ボビンスピンドル5,6は、軸線方向に比較的長く形成されたシリンダ状の部分を有する。この部分は、スリーブ7を収容するために適しかつ規定されている。最終的にボビン8が、スリーブ7上に巻き付けられ又は生成される。図1がターレット盤3の再回転直後の状態を示すので、ボビン8がボビンスピンドル6のスリーブ7上に存在する。その一方でこのボビン8は、予めそこでほぼ巻き付けられている。この場合、ボビンスピンドル5が、そのスリーブ7と共に存在する。
さらに糸9が、一点鎖線で示されている。この糸9は、上からヘッドスレッドガイド10に巻き付く。このヘッドスレッドガイド10は、固定されて巻取機1の前壁2から突出して設けられている。糸9は、このヘッドスレッドガイド10に対して偏向する。糸9は、到着する糸11としてスレッドガイド13のトラバーススレッドガイド12に到達する。図1の紙面に対して垂直に生じるトラバーススレッドガイド13のストロークによって、巻取り角度が、このトラバーススレッドガイド13とヘッドスレッドガイドとの間に生じる。通常の巻取りの間に、到着する糸11がこの巻取り角度に関与する。一般に到着する糸11は、ボビン8に対するスリーブ7の表面上に巻き付かれる。しかしながら図1中では、トラバーススレッドガイド12は、到着する糸11が糸を掛止するための装置の領域内に存在する位置に対して通常の巻取り角度の外側の位置に存在する。この装置は、各ボビンスピンドル5,6の各オープンエンドに対して配置されている。ボビンスピンドル5から出発する糸14が、偏向装置15を介して交換位置にあるボビンスピンドル6のボビン8の外周に巻き付く。同時にこの偏向装置15は、出発する糸14がボビン8から落下するのを阻止する。
巻取機1に連続して到着する糸11を掛けるための装置は、ボビンスピンドル5,6ごとに突出しているオープンエンドに対して同様に配置されている。この装置の重要な構成要素は、掛止スリット17付きの掛止ブッシュ16,さらにガイドスリット19付きのガイドブッシュ18及び摩擦ピン20である。これらの要素の直径比が、図1から互いに識別可能である。摩擦ピン20は、ほぼ指の太さに形成されているにすぎない、すなわち比較的小さい直径を有する。磨耗に強い構造に対して必要であるように、掛止ブッシュ16は、遥かにより大きい内径21を有し、かつその外径22まで特定の材料厚さを有する。掛止ブッシュ16は、ガイドブッシュ18と同様に好ましくは硬い合成樹脂から形成され得る。しかし、金属から成る構造も考えられる。掛止ブッシュ16の内径21が、摩擦ピン20の外径よりも遥かに大きいことが必要である。その結果、リング状の空間23が提供される。サクションガンの前端部が、動作の中断後の糸11の手動の掛止に対して可能であるように、この空間23は大きい。
これに対してガイドブッシュ18は、僅かな間隔で掛止ブッシュ16を包囲する。ガイドブッシュ18は、内径24及び外径25を有する。ガイドブッシュ18の外径25は、ボビンスピンドル5又は6の外径よりも僅かだけ小さい。したがって、空のスリーブ7又は完全に巻き付けられたボビン8が、損傷なしに装着又は取り外しされ得る。
図2は、巻取機1の前壁2の前方の状況を投影図で示す。要素の大きさ関係及び配置が、この投影図によって互いにより良好に識別可能である。どのようにかつどの程度掛止ブッシュ16とガイドブッシュ18とが重なるか又は重なっていないかも識別可能である。ターレット盤3から最も離れて軸線方向に突出している装置の部分は、摩擦ピン20である(図4も参照)。掛止ブッシュ16が、この後に続く。この掛止ブッシュ16は、そのシリンダ状の外周26の領域内の特定の軸線方向の長さ上では軸線方向にガイドブッシュ18によって覆われない、すなわち露出して突出して延在している。掛止スリット17が、外周26のこの露出した突出部分内に配置されている。掛止ブッシュ16のシリンダ状の外周26は、被覆線27によって形成される。すなわちこの被覆線27は、ボビンスピンドル5又は6の軸線に対して平行に延在している。掛止スリット17が被覆線27に対して比較的小さい角度で傾斜して配置されていることが、図2から識別できる。この角度28は、図3中に示されている。ガイドブッシュ18も、シリンダ状の外周29を有する。この外周29は、被覆線30によって形成される。ガイドスリット19の方向と被覆線30との成す角度32は、比較的大きい。したがってガイドスリット19は、掛止スリット17よりも傾斜して延在している。ガイドスリット19は、低部32を有する。この底部32は、特に図3中に示すように鋭角に形成されている。掛止スリット17が前面33の開放縁部から出発しガイドブッシュ18によって覆われていない外周26の部分を介してこの外周26の領域まで延在していることも、図3から識別可能である。この外周26は、ガイドブッシュ18によって半径方向に覆われる。これに対して、図3に基づいてほぼ識別できるように、掛止スリット17は、ガイドスリット19内に直接突出して移行していない。掛止ブッシュ16とガイドブッシュ18との双方が回転してその機能を果たすので、ガイドスリット19に対する掛止スリット17の相対位置は、それ自体任意である。掛止ブッシュ16とガイドブッシュ18とは一緒に回転するものの、これらのブッシュは、外周にわたって180 °程度まで互いにずらせて配置してもよい。このことは、糸11の一部によって実現される。この糸11の一部は、掛止ブッシュ16の外周26に当接する。
挟圧装置34が、掛止ブッシュ16とガイドブッシュ18との間に形成されているか又は設けられている。挟圧装置34の重要な構成要素は、弾性材料から成るリング35、例えばOリングである。このOリングは、掛止ブッシュ16の外周26上の溝に沿って敷設されていて、ガイドブッシュ18の内径24に相当する内周に作用接触している。このリング35は、このリング35は、図3中では破線で示されている。リング35とガイドブッシュ18の内周との間では、挟圧スリット36がガイドスリット19の領域内に形成される。糸11,14が、この挟圧スリット36内で固定されている。挟圧スリット36を有する挟圧装置34は、糸用の固定装置及び切断装置を形成する。その結果、一方では到着する糸11が、ボビンスピンドル5のスリーブ上のボビン8の開始を形成できる。その一方で糸14の端部が、ボビンスピンドル6のスリーブ7のボビン8上に同時に巻き付けられる。
図4は、軸線方向の要素の覆い部分を示す。掛止ブッシュ16及びガイドブッシュ18が、ボビンスピンドル5又は6に不変に固定されている。これらのブッシュは、各々の新しいスリーブ7に対して同様に挿入される。したがって、通常のシリンダ状のスリーブ7が、スリーブ7として使用され得る。これらのスリーブ7は、決して切り込みやその他の特殊な掛止装置を有さない。
空のスリーブを有するボビンスピンドルが動作位置に旋回されている後で糸が切断される直前の巻取機の前面図である。 巻取機の投影図である。この場合、スレッドガイドの見易さの理由からトラバーススレッドガイドだけが示されている。 図2のボビンスピンドルの前方のオープンエンドの拡大図である。 図3の線IV−IVに沿った掛止のための装置の断面図である。
符号の説明
01 巻取機
02 前壁
03 ターレット盤
04 軸線
05 ボビンスピンドル
06 ボビンスピンドル
07 スリーブ
08 ボビン
09 糸
10 ヘッドスレッドガイド
11 到着する糸
12 トラバーススレッドガイド
13 スレッドガイド
14 出発する糸
15 偏向装置
16 掛止ブッシュ
17 掛止スリット
18 ガイドブッシュ
19 ガイドスリット
20 摩擦ピン
21 内径
22 外径
23 空間
24 内径
25 外径
26 外周
27 被覆線
28 角度
29 外周
30 被覆線
31 角度
32 低部
33 前面
34 挟圧装置
35 リング
36 溝

Claims (10)

  1. 巻取開始時に少なくとも2つのボビンスピンドル(5,6)を有する巻取機に連続して到着する糸(11)を掛け、そしてボビンスピンドル(5,6)に装着可能なスリーブ(7)上のボビン(8)に糸(11)を巻き付けるための装置にあって、この場合、この装置は、ボビンスピンドル(5,6)の自由端に配置された掛止スリット(17)付の掛止ブッシュ(16)及び掛止ブッシュ(16)の中心に沿って配置された摩擦ピン(20)を有する装置において、ガイドスリット付きのガイドブッシュが、掛止ブッシュ(16)に加えて各ボビンスピンドル(5,6)に設けられていて、このガイドブッシュ(18)は、掛止ブッシュ(16)を半径方向に包囲しかつ掛止ブッシュ(16)に対して軸線方向にずらして配置されていること、及び、ボビンの自動交換時に糸(11)を固定するための挟圧装置(34)が、掛止ブッシュ(16)とガイドブッシュ(18)との間に設けられていることを特徴とする装置。
  2. 掛止スリット(17)及びガイドスリット(19)は、掛止ブッシュ(16)又はガイドブッシュ(18)の被覆線(27,30)に対して異なる角度(28,31)で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 掛止スリット(17)は、ボビンの自動交換時に到着する糸(11)と掛止ブッシュ(16)のシリンダ状の外周(26)との接触がこの糸(11)をこの掛止スリット(17)内に入れるのではなくてガイドスリット(19)だけに入れる角度(28)でこの掛止ブッシュ(16)の被覆線(27)に対して傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 掛止スリット(17)は、それぞれの被覆線(27又は30)に対してガイドスリット(19)よりも小さい角度(28)で傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 掛止スリット(17)は、ガイドブッシュ(18)によって軸緯方向に覆われていない掛止ブッシュ(16)の領域にわたってガイドブッシュ(18)によって軸線方向に覆われている掛止ブッシュ(16)の領域まで延在していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装置。
  6. ガイドブッシュ(18)は、スリーブ(8)を収容するボビンスピンドル(5,6)の外径に等しいか又はこの外径よりも小さい外径(25)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 挟圧装置(34)は、ガイドスリット(19)の領域内に軸線方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 挟圧装置(34)は、弾性材料から成るリング(35)を有し、このリング(35)は、ガイドブッシュ(18)の内周によって切断する目的で糸(11,14)を固定する挟圧スリット(36)を形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
  9. ガイドスリット(19)の底部(32)が、鋭角に形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 掛止ブッシュ(16)とガイドブッシュ(18)との間の直径の差は微小であり、掛止ブッシュ(16)と摩擦ピン(20)との間の直径の差は大きいことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
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