JP4021144B2 - 超線形積分器を用いたfsk復調器 - Google Patents

超線形積分器を用いたfsk復調器 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
本発明は、一般的にはプロセス制御装置の技術分野に関する。特に、プロセス制御装置内でシリアル通信に有用なシステムと方法に関する。
【0002】
プロセス制御装置における送信機(transmitters)は、2線回路または制御ループを経てコントローラと通信する。送信機は、2線制御ループを経てコントローラからコマンドを受信し、感知された物理的なパラメータを代表する出力信号をコントローラへ送り返す。送信機は、マイクロプロセッサのような多数の装置、メモリ装置、アナログ−ディジタル変換器、ディジタル−アナログ変換器、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、センサー、および他の周辺装置を含む。送信機の内部にある種々の装置間の通信は、クロック線と多数のデータ線を含むデータバス上で行われる。電流消費と複雑さに関する理由で、種々の装置間の通信に必要とされる多数のデータバス線を最小にするのが重要である。
【0003】
多くのプロセス制御装置において、プロセス制御装置のセンサーは、安全性の目的のために、プロセス制御装置内にある測定回路または他の装置から電気的に分離されなければならない。分離障壁が、送信機内の残余の回路からセンサーを電気的に分離するために使用される。センサーは電力を受け、障壁(barrier) を通過して測定回路と通信する。障壁は、プロセス制御装置のループ上に時々存在する有害な電気放電が測定回路に入るのを防止し、他方では該分離障壁は、センサー、通信のための他の装置、クロック情報、および電力間の電気的接続数を削減する。分離障壁を越えてデータを伝送するのに使用される既知のシリアル通信は、不所望の高いレベルの電力消費と複雑な回路を必要とした。
【0004】
本発明の要約
符号化された信号を復号する方法と装置が開示されている。符号化された信号の第1のビットは、第1の積分信号を提供するために、超線形積分器に受信され積分される。第1の基準信号は、もし前のビットが第1の値を持つなら、前の積分信号に1より大きい値を乗算し、もし前のビットが第2の値を持つなら、前の積分信号に1より小さい値を乗算することにより、符号化された信号の前のビットと関連付けられた前の積分信号の関数として提供される。第1の積分信号は、第1の基準信号と比較され、出力信号の第1のビットは該比較に基づいて提供される。該出力信号の第1のビットは、符号化された信号の第1のビットに相当する情報を示す。
【0005】
本発明の方法と装置は、特にプロセス制御装置中の障壁を経てシリアルに通信するのに、特に適している。プロセス制御装置のための筐体は第1の区画、第2の区画、および該第1と第2の区画の間の電気的障壁を有している。第1の区画中の符号化回路は、障壁を経て通信するために、信号中のデータを符号化するための障壁に結合されている。第1の周期をもつ信号のサイクルは、第1のデータ状態を表し、一方、第2の周期をもつ信号のサイクルは、第2のデータ状態を表す。第2の区画中の復号回路は、該障壁に結合され、変化する周期をもつ信号を受信し復号する。ある好ましい実施例では、符号化された信号は、障壁による電力消費を低減し、伝送される信号の質を改善するために、50%デューティサイクルをもつ。本発明の復号回路は、周波数変調された信号、またはパルス幅変調された信号を復号するのに用いられることができる。
【0006】
図面の簡単な説明
図1は、本発明の通信技術と回路を使用するプロセス制御送信機の1タイプの簡略化されたブロック図である。
図2は、本発明による、シリアル通信のための符号化システムを説明するタイミング図である。
図3は、図2に示された方法で符号化されたシリアルデータストリームを復号するのに使用する復号化回路の回路図である。
図4は、図3の回路のための、また本発明によるシリアル通信の好ましい方法のためのタイミング図である。
図5は、図3の電流発生器のための詳細な回路図である。
図6は、さらに、本発明による、図3と5に示される回路の動作の説明図である。
図7は、シリアルデータストリームを符号化する時に使用する符号化回路の図である。
【0007】
好ましい実施形態の詳細な説明
図1は、送信機間の種々の装置あるいは送信機と結合される種々の装置間で通信するために本発明のシリアル通信技術を使用する送信機10の簡略化されたブロック図である。図示されているように、送信機10は筐体11、測定回路16およびセンサー回路18を含む。測定回路16は筐体11の隔室17の中に配置されている。センサー回路18は、筐体11の隔室19の中に配置されている。センサー回路18の部分は、また、筐体11の外部に置かれてもよい。
【0008】
測定回路16は、接続端子14を経て2線ループ12に結合し、ループ12に情報を送ったり受けたりするのに使用される。ループ12は、電力源15と抵抗13としてモデル化されている制御室に結合している。測定回路16および/またはセンサー回路18は、二つのタイプの並列ノード、すなわち典型的にはマイクロプロセッサであるマスタノード、または典型的にはメモリのような周辺装置であるスレーブノードを含むことができる。測定回路16またはセンサー回路18内に含ませることのできる周辺装置の他の例としては、ループ12を通って流れる電流から送信機用の電力を抜き出す装置、モデム、通信機関、I/O装置、信号処理装置、表示装置、アナログ−ディジタル変換器、ディジタル−アナログ変換器、温度センサー、流量センサー、pHセンサー、レベルセンサー、圧力センサー、微分圧力センサー等がある。
【0009】
上述したように、一実施形態では、測定回路16とセンサー回路18は、送信機10内の分離された隔室17と19内に配置され、またアイソレータ20と25により電気的に分離されている。該アイソレータは、センサー回路18と測定回路16からの処理とを電気的に分離するのに必要とされる、従来から既知の、トランス、光学障壁、あるいは他の分離障壁であってもよい。アイソレータはまたセンサー回路18で感知されたパラメータの測定の際に、接地ループノイズを低減することができる。伝送ライン22と24は、センサー回路18と測定回路16間でアイソレータ20を介して通信するのを容易にするために、測定回路16とセンサー回路18をアイソレータ20に結合する。示された実施形態において、ライン22と24は、情報が、測定回路16からアイソレータ20を通ってセンサー回路18にシリアルに伝送されなければならない1本のデータ線を表している。同様に、情報は、センサー回路18から、アイソレータ25を通って測定回路16にシリアルに伝送される。
【0010】
図示されているように、測定回路16は、周波数変調器または符号化回路30、復調回路31、マイクロプロセッサ32、ディジタル信号処理回路33および入力/出力(I/O)回路34を含んでいる。I/O回路34は、ループ12を経てデータと命令を受信するため、該ループを経てデータを送信するため、および該ループから送信機10への電力を調整するために、マイクロプロセッサ32とループ12とに結合されている。マイクロプロセッサ32は、信号とデータを送信機10の種々の装置から受信したり、該種々の装置へ送信したり、処理したりするために、I/O回路34に結合され、変調器30に結合され、またDSP回路33を経て復調器31に結合されている。一般的に、マイクロプロセッサ32は、送信機10の動作を制御するために使用される。変調器30は、伝送線24、アイソレータ20および伝送線22を経てセンサー回路18に伝送される信号を周波数変調する。復調器31は、伝送線27、アイソレータ25および伝送線29を経てセンサー回路18から送信されてきた変調信号を受信する。
【0011】
センサー回路18は、制御レジスタ21、変調器または符号化回路23、センサー26、信号変換回路28、および復調器100を含む。センサー26は、処理変数を感知し、信号変換回路28へ出力を提供する。回路28は、シグマ−デルタ変調器、完全A/D変換器、または他の同等の信号変換回路を含むことができる。変調器23は、変調器30のようなタイプのものでよく、伝送線27、アイソレータ25および伝送線29を経て測定回路16へ伝送される信号に関する処理変数を周波数変調する。しかし、他の変調技術が信号をアイソレータ25を経て送信するのに使用され得る。
【0012】
復調器100は、本発明に従って、変調器30から分離障壁を経て伝送される周波数変調信号を復調する。アイソレータ20を経て伝送される信号は、符号化された信号を運び、センサー回路18の動作のために使用するクロック信号を作成するのに使用される。復調された信号は、センサー18内の他の回路、例えば制御レジスタ21に提供され、センサー回路18内の種々の装置を制御するために使用される。制御レジスタ21はテスト機能、フィルタ機能、および同様の機能を制御する。他の実施形態では、測定回路16とセンサー回路18は図1に示されているもの以外のものを含むことができるが、ある実施形態では、変調器23、30および復調器31、100は、測定回路16とセンサー回路18との間情報を伝送または通過させるのに使用される。
【0013】
送信機10は、電圧源15と抵抗13で電気的にモデル化して表され、全電力を送信機10に提供するコントローラに接続されている。好ましい実施形態では、センサー回路18は、また、電力を該センサー回路18に提供するために、アイソレータ20を経て伝送される信号を整流する整流回路を含む。しかし、センサー回路18と測定回路16は、マグメータ(magmeter)のような、外部電源から電力を印加される電力線であってもよい。
【0014】
(送信機10、電源15および抵抗13で形成されている)プロセス制御ループ中の電流は、典型的には、送信機10中のセンサー26により感知されるプロセス変数、または送信機10からの制御信号を表している。電流は、ISA 4−20mA標準に従い、4mAから20mAの間の範囲にある。したがって、送信機10は、4mAより小さい所で動作しなければならない。送信機10は、また、HARTプロトコルにおけるように、4−20mAでディジタル的に通信するように構成されることができる。または、フィールドバス(Fieldbus)において、十分にディジタル通信するように構成されることができる。
【0015】
本発明は、図1に示されている、アイソレータ20および25のような分離回路(isolation circuits)を介して、シリアル通信を提供する方法と装置を含む。説明を分かりやすくするために、アイソレータ20を経て伝送された信号の符号化と復号化のみを説明する。しかし、同じ技術と特徴が、アイソレータ25を経て、信号を符号化および復号化するのに、同様に使用されることができる。本発明の好ましい実施形態によると、シリアルデータストリームは、周波数または周期変調技術を用いる変調器30により符号化される。論理“0”(第1のデータ状態)は、第1の周期 0 をもつ信号の1サイクルとして伝送され、論理“1”(第2のデータ状態)は、第1の周期とは異なる第2の周期 1 を信号の1サイクルとして伝送される。このように符号化されたシリアルデータストリームは、図2に示されている。符号化および復号化回路の複雑さを低減するために、 1 =2T 0 にするのが便利であるが、必ずしもそうする必要はない。1つの好ましい実施形態によれば、高い正確さを示す動作モードでは、 1 は約1.10μs( 1 =約900kHz)に置かれ、一方 0 は約0.55μs( 0 =約1.8MHz)に置かれる。この実施形態では、より低い電力動作モードでは、 1 は約460.5kHzに置かれ、一方 0 は約921kHzに置かれる。
【0016】
図2に示されているような符号化されたデータストリームは、本発明に従って、分離障壁20を経て伝送される。そして、実質的に復調回路100により復調される。種々のデータ状態を表すために、信号のデューティサイクルのみを変化させる(パルス幅変調)のとは反対であるところの、信号の周期を変化させることによって、分離障壁を越えるデータの通信エラーは低減される。パルス幅変調は、トランス型分離障壁の場合には、トランスのコアを飽和させることができる。もし、トランスのコアが飽和すると、トランスは熱を発生し、電力はコア中で損失される。電子装置の周囲での不必要な熱の発生は、素子の故障、素子の寿命の低減、および素子の電気的性能の劣化を導くので、望ましくない。また、浪費された電力は、特に電力がループから供給されるプロセス制御装置には、全く望ましくない。さらに、トランスの飽和されたコアは、信号を歪ませ、通信エラーに導く。
【0017】
本発明の好ましい実施形態では、符号化された信号は、信号の個々の周期とは無関係に、約50パ−セントのデューティサイクルである。このように、本発明の符号化された信号は、パルス幅変調技術におけるより、より簡単に生成することができる。さらに、50パ−セントのデューティサイクルの信号は、パルス幅変調符号化信号に比べて、より一定な電力消費を提供する。さらに、また、50パ−セントのデューティサイクルの信号の対称性は、信号と結合される共振を低減し、また隣接する要素との干渉を低減する。
【0018】
図2は、符号化された信号の8個の連続するサイクル50,52,54,56,58,60,62,および64を示している。各サイクルは、装置間で通信するために、多くの可能なデータ状態の一つを表している。各サイクルの間に、立上がりエッジ(変化点)68と、立ち下がりエッジ(変化点)70は、信号が、サイクル間の信号の周期とは無関係に、約50パ−セントのデューティサイクルを持つように、好ましくは時間区分されている。図示されているように、サイクル50,52,54,60および64は周期 0 (周波数 0 )を持つ。信号のサイクル56,58および62は、周期 1 (周波数 1 )を持つ。そのため、本発明の2データ状態表記では、図2のデータストリームは、信号列00011010を表すであろう。
【0019】
図2の周期符号化データを復調する一つの回路が、図3に示されているが、他の回路も可能である。図2の周期符号化データを符号化する回路は、図7に示されている。図3に示されているシリアルデータ復号回路100を用いることによって、図2の技術を用いて符号化され、分離トランスまたは他の障壁を越えて伝送された一個のデータストリームが復号される。また、復号回路100はパルス幅符号化データストリームを復号するのに使用されることができる。このように、図3に示された回路は、分離障壁を越えて伝送されたデータを復号するために、測定回路16および/またはセンサー回路18中で使用されるのに適合している。さらに、本発明の方法と装置は、改善されたシリアルデータ通信を、特定のデータバスまたは他のデータ線上で行うのを容易にするために使用されることができる。
【0020】
復号回路100は、電流発生器102、基準電流発生器104、エッジトリガ比較器106、および出力回路108を含んでいる。電流発生器102は、スイッチ 1 、コンデンサ 1 、電流源 c 、相互コンダクタンス増幅器110、およびトラック/ホールド(track/hold)回路118を含んでいる。相互コンダクタンス増幅器110の入力112は、電圧源 DD に結合される。コンデンサ 1 とスイッチ 1 は増幅器110の入力112と114を経て並列に結合されている。電流源 c は増幅器110の入力と電圧源 ss との間に結合されている。増幅器110の出力116は、電流 gm をトラック/ホールド回路118に、その入力として提供する。トラック/ホールド回路118は、その出力120と122に、 gm を遅延した電流 s (t)を提供する。
【0021】
スイッチ 1 は入力符号化データ信号CKを用いて制御される。CK信号デューティサイクルの高い(ハイ)電圧部分の間、スイッチ 1 は開く。スイッチ 1 、コンデンサ 1 、電流源 c 、および相互コンダクタンス増幅器110は、超線形積分回路を形成する。用語“超線形”は、時間の関数としての積分回路の出力がy=mt x (ここに、xは1以上の値、mは一定値)で表されることを意味している。スイッチ 1 を制御する入力信号CKの周期または周波数に依存して、増幅器110の出力116での出力電流 gm は、2つの周期または周波数に依存する最終値の一つ、つまり符号化された2データ状態の一つに相当する最終値をもつであろう。しかし、他の実施形態では、回路は、3以上の可能なデータ状態に相当する3以上の出力状態を提供するのに適するようにすることができる。
【0022】
トラック/ホールド回路118は、CK信号デューティサイクルの低い(ロウ)電圧部分の間電流 gm を維持する。このため、トラック/ホールド回路118の出力電流 s (t)は、CK信号の低い(ロウ)電圧部分の間、実質的に gm と同一の値に維持される。トラック/ホールド回路118は、入力電流が変化した後でさえ、出力電流を維持するタイプのスイッチドカレントミラーを用いて構成される。また、電圧型サンプルホールド(S/H)回路が用いられることができる。トラック/ホールド回路118からの出力電流 s(t)は、比較器106の入力120に供給され、また基準電流発生器104の入力122に供給される。このように、電流 s(t)は、トラック/ホールド回路118の2個の出力端から出力されるように、ミラーとなっている。電流発生器102の動作は、図5および6を参照してさらに詳細に説明される。しかし、理解を容易にするために、一つの出力電流 s(t)の発生のみが図5と6に示されている。
【0023】
基準電流源104は、電流 s (t)と比較するために、エッジトリガ比較器106に供給される基準電流 REF を発生する。電流 c が丁度よく調節されると、基準電流源104は与えられた一組の符号化入力信号周波数に対して実質的に一定の基準電流を発生し、もし s (t)がプロセスまたは温度のために少し変化するなら、自動的に基準電流を丁度よい値に調節する。基準電流源104は、電流遅延セル124、スイッチ 2 、乗算回路128、および乗算回路129を含む。電流遅延セル124は、入力電流 s (t)を受け取り、時間τの周期の間該入力電流を維持し、該時間τの経過後に実質的に同じ電流を s ( t−τ ) として提供するスイッチドカレントミラーまたは他の周知の回路を用いることができる。このように、電流遅延セル124は、入力符号化データ信号CKの前のサイクルから電流 s (t)にほぼ等しい電流を、その出力126に提供する。一般的に、τは、復調器100によって受け取られた連続するデータ状態に依存する二つの値のうちの一つを持つであろう。一つ前と現在の電流ビットの各々が論理“0”のデータ状態を表す時、τは、 0 にほぼ等しくなるであろう。一つ前と現在の電流ビットの各々が論理“1”のデータ状態を表す時、τは、 1 にほぼ等しくなるであろう。一つ前と現在の電流ビットが論理“1”のデータ状態から論理“0”の状態への遷移を表す時、またはその逆の遷移を表す時、τは、1/2×(T 0 +T 1 にほぼ等しくなるであろう。
【0024】
復調器100の出力Q(t)に依存して(もっと詳細に以下で説明されるように)、スイッチS2 は電流遅延セル124の出力126を、乗算回路128と129の一つに結合する。もし乗算回路128が選択されたなら電流 s ( t−τ )に0.75を乗算し、一方乗算回路129が選択されたなら電流 s ( t−τ )に1.5を乗算する。他の乗算要素は、もし900MHzおよび1.8MHz以外の周波数が動作の高精度モードでデータを符号化するために使用されるなら、用いられることができる。高精度と低電力周波数範囲の間で切替える時に起きる s (t)中の大きな変化量は、超線形積分器の積分レートを変化させるために電流 c を制御することにより防止または調節されることができる。一般に、 c は電流 s (t)が常にほぼ同一の値になるように制御される。
【0025】
(周期 0 に相当し、それゆえ論理“0”または第1のデータ状態に相当する)電流発生器102から提供される電流 s (t)の最小値 SMIN は、(周期 1 に相当し、それゆえ論理“1”または第2の状態に相当する)電流 s (t)の最大電流値 SMAX の約半分に好ましくはセットされる。このため、基準電流発生器104の出力130における基準電流 REF は式1で示されているように、実質的に一定になるであろう。
【0026】
REF ( 全てのtに対し)=1.5×I SMIN =0.75×I SMAX 式1
比較器106はエッジトリガされるので、出力Q(t)は、比較器が再びラッチするまで、前の符号化ビットに等しいであろう。それゆえ、電流遅延セル124はまた前の復号されたビットに相当する電流 s ( t−τ )を提供するので、スイッチS2は、正確な乗算回路が基準電流 REF を提供するために選ばれるように、制御される。復号回路100の一つの利点は、電流 c が、電流発生器104が特定の周期に関係なく適した基準電流を提供するように制御され、(そして、それゆえ、 SMIN および SMAX の値にかかわらず)データストリーム中で論理レベルを表すように選択されることができることである。基準電流 REF は、乗算器128と129を適当に選択することによって、温度やプロセスの変化によって引き起こされる s (t)のわずかな変動の間、維持される。これは、少し変形してまたは変形しないで、復号回路100が広い範囲の周期の組で符号化された信号を復号するのに使用されることができるという利点を提供する。この適応性は、回路100を変形することなく便利になるように、 c の変形と共に、周期が選択されまたは変更されるようにするのを許可する。回路を変形しないで信号周期を適応させる能力は、時間とコストを節約させる。乗算回路128と129を使用すると、入力データまたはクロック信号CKに小さな変動が起きた時に、適当な基準電流が発生するのを許可する。
【0027】
電流比較器106はその入力の一つに、電流発生器102の出力120から電流 s (t)を受ける。電流比較器106は他方の入力に、基準電流発生器104の出力130から基準電流 REF を受ける。比較器106は、電流 s (t)が基準電流 REF より大きいか小さいかによって、その出力132に、高い(ハイ)または低い(ロウ)電圧出力を提供する。このように、比較器出力132はスイッチ 1 で受信された符号化信号の特定のビットが符号“1”または“0”を含んでいたかどうかを示す。
【0028】
比較器106の出力132における出力電圧信号は、出力回路108に提供される。比較器106は好ましくは電流比較器であり、復号回路100の全てまたは一部は、電流モード回路に変えて電圧モード回路を用いて形成することができる。例えば、電流発生器102は、電圧発生回路で置き換えることができる。同様に、基準電流発生器104は、基準電圧発生回路で置き換えることができる。この場合、比較器106は、電圧比較器回路で置き換えられることができる。しかし、電流モード回路のノイズの除去と電力低減の要求のために、図3に示されているような電流モード回路が好ましい。
【0029】
出力回路108は、電流源 v 、コンデンサ v 、ANDゲート136、およびラッチ回路140を含む。電流源 v は、電圧源 DD とANDゲート136の入力134の間に結合される。ANDゲート136の入力134はまた電圧 ss を供給するために、コンデンサ v を通って電圧源 ss 結合される。比較器106の出力132は、ANDゲート136の入力135に結合される。ANDゲート136の出力信号Q(t)は、ラッチ回路140の入力138に提供される。ラッチ回路140は、142に、信号CKに符号化されたデータストリームの状態を表す出力を提供する。電流源 v とコンデンサ v は、リセット直後に、または開始時に、低い(ロウ)論理レベル電圧に、ANDゲート136の入力134を維持するように動作する。このように、出力Q(t)は、コンデンサ v が十分に充電するまで、動作開始後数サイクルの間Lレベルに保持される。これは、ノイズまたは他の電力の立上がりのために誤出力するのを防止する。また、電流源 v およびコンデンサ v で形成された遅延回路を用いる代わりに、リセット回路上の電力が、ANDゲート136の入力ノード134を駆動するのに用いられることができる。
【0030】
コンデンサ v が十分に充電された後は、出力Q(t)が比較器106の出力状態を反映する。ラッチ回路140はANDゲート出力Q(t)を入力として受け、出力を出力142に提供する。ラッチ140は、受信された連続するデータストリームCK中の符号化ビットに相当する、個々の復号ビットをラッチし、送信機中の他の回路に伝送するのに使用される。
【0031】
図4は、出力Q(t)を入力信号CKの関数として示したタイミング図である。図4は符号化されたデータ信号CKの各ビットまたはサイクルに対する、復号されたビット(信号Q(t))を図示している。出力Q(t)は、受信された符号化ビットの中点(または、立ち下がりエッジ402)での符号化信号CKの各ビットに対応する値に変化する。このように、受信された符号化値“0”から受信された符号化値“1”に遷移する間、Q(t)は、受信された符号化値“1”ビットの中点(すなわち、立ち下がりエッジ402)で、“0”から“1”へ(立ち上がりエッジ404で)遷移する。本発明の好ましい実施例では、Q(t)は受信された符号化信号の相当するビットの立ち下がりエッジで遷移するが、他の数々の変形が可能である。例えば、Q(t)は受信された次の符号化ビットの最初(立ち上がりエッジ406)で遷移するように設計することができる。
【0032】
図5は、電流発生器102を詳細に示した回路図である。図5に示されているように、電流発生器102は、超線形積分回路502と、トラック/ホールド回路118に分けられている。積分回路502は、スイッチ 1 、コンデンサ 1 、電流源 c 、および相互コンダクタンス増幅器110を含む。図5に示されているように、相互コンダクタンス増幅器110は、トランジスタ MN1 MN2 と電流源 D を含み、差分増幅器として作用する。相互コンダクタンス増幅器110は、符号化された入力信号CKのサイクルの周期長に依存する大きさを持つ出力電流 gm を提供する超線形積分回路を形成するために、スイッチ 1 、コンデンサ 1 および電流源 c と結合されている。電流源 1 は、トランジスタ MN2 がターンオンを保持するように、低い(ロウ)レベルの電流を供給する。トラック/ホールド回路118は、トランジスタ MP1 MP2 、コンデンサ 2 、およびリセットスイッチ 3 を含む。トランジスタ MP1 MP2 、コンデンサ 2 、およびスイッチ 3 は、スイチドカレントミラーを構成している。
電流源102は、一般的に、次のように機能する。信号CKの各符号化されたサイクルまたはビットの高い(ハイ)電圧部分の間、スイッチ 1 は開かれる。この時間の間、コンデンサ 1 は充電し、電圧 1 は低下する。この結果、電圧源 DD に結合されたトランジスタ MN2 の制御ノードのため、トランジスタ MN1 MN2 の制御ノード間に電圧差が発生され、電流のより大きな部分がトランジスタ MN2 を通るようにする。ターンオン電流I1 が電流ID に比べて大変小さいから、トランジスタ MN2 を流れる電流はトラック/ホールド回路118のトランジスタ MP1 に流れる電流 gm の大きさに近くなる。
【0033】
一般に、スイッチ 3 は、スイッチ 1 が開くときに閉じられ、またその逆が行われる。図示されているように、スイッチ 1 3 の両方は、PMOSタイプのスイッチである。しかし、他のタイプのスイッチも、少しの回路変更で使用できる。図示されている実施例では、入力信号CKの高い(ハイ)の電圧部分の間、スイッチ 3 は閉じ、トラック/ホールド回路118は、電流ミラーとして動作する。このように、トランジスタ MP2 を通って流れる電流 s は近似的に電流 gm に等しくなる。信号CKの各サイクルまたはビットの低い(ロウ)電圧部分の間、スイッチ 3 は開き、コンデンサ 2 の充電は、電流 gm が変化しても出力電流 s が維持されるように、トランジスタ MP2 を導通させ続ける。このように、このスイッチドカレントミラー回路は、次の半サイクルの間、相互コンダクタンスステージ110によって発生される電流を維持する。トラック/ホールド回路118のために使用されているタイプのスイッチドカレントミラーは、また電流遅延セル124として使用されることができる。
【0034】
図6は、電流発生器102からの電流 s および入力符号化信号CK間の対応を示している。図6に示されているように、(“0”ビットに相当する周期 0 を持つ)第1のサイクル602の立ち下がりエッジ605が符号化された信号CKに受信された後に、電流 s は最小の能動電流値 SMIN を取る。信号CKの(“1”ビットに相当する周期 1 を持つ)次のサイクル604の立上がりエッジ606で、 s は実質的に0に落ちる。サイクル604の立ち下がりエッジ607で、電流 s は最大値 SMAX になる。これは、入力データ信号CKの各ビットまたはサイクルの間続き、電流 sは値 SMIN かまたは SMAX のどちらかを取る。トラック/ホールド回路118は、符号化ビットのサイクルの残余の間、電流値( SMIN かまたは SMAX いずれか)を維持する。次の符号化ビットの立上がりエッジの後に、スイッチ 3 は電流 s を0にリセットするようにする。
【0035】
図7は、アイソレータ20を経て伝送するために、本発明により、周波数または周期符号化信号に対して使用される変調器30の好ましい実施例を示している。変調器30は、約50%のデューティサイクルをもつクロック信号CLOCK、周波数分割器702、およびマルチプレクサ706を含む。50%のデューティサイクルをもつクロック信号CLOCKは、例えば、論理0ビットの伝送に相当する周波数 0 を持つことができる。このクロック信号は、周波数分割器702の入力703と、マルチプレクサ706の入力708の両方に提供される。分割器702による周波数分割の後、50%のデューティサイクルをもつ信号、すなわちクロック信号CLOCKの周波数の約半分(すなわち、周波数 1 をもつ)は、マルチプレクサ706の入力704に提供される。マルチプレクサ706の制御信号入力710を用いると、マルチプレクサ706の出力712は、各サイクルの間、入力704と708の適当な一方に接続される。このように、約50%のデューティサイクルをもつ周波数符号化信号は出力712に発生されることができる。
【0036】
本発明は、従来技術を超えた、数々の利点を提供する。例えば、超線形積分回路の使用は、第1および第2のデータ状態の符号化ビット間の積分信号差分を増大させるようにする。これは、その結果、ノイズに対するより大きな耐性と、伝送エラーが起きる尤度を低減する。また、本発明の好ましい実施例は、一個の積分回路のみを必要とする。本発明の復調器の単一の積分チャネルは、従来の二個の積分チャネル復調器に比べて、複雑さとコストを低減する。さらに、伝送されるデータを符号化するための50%のデューティサイクル信号の使用は、熱の発生を低減し、飽和された障壁トランスからの歪められた信号によって生ずるデータの損失とエラーを低減する。また、非50%のデューティサイクル信号の共振から時々生ずる近接要素との干渉を低減する。さらに、50%のデューティサイクル信号は、復号回路の複雑さを低減し、符号化された信号をたやすく発生させることができるようになる。
【0037】
本発明の方法と回路は、送信および受信メッセージに対して、順番にデータ信号を符号化および復号化するために、種々のハードウェア、ソフトウェア、およびハードウェアとソフトウェアの結合を用いて実施されることができる。本発明は、特に、プロセス制御送信機、バルブ制御装置、および、本発明の低電流消費のために、プロセス制御の分野の装置に使用するのに適している。ここで使用されるプロセス制御装置という用語は、これらおよび他のプロセス制御装置を意味している。しかし、本発明は、一般に、プリント基板上の装置またはデータ線に結合される装置が互いに通信するのに必要とされる広い種々の応用分野に利用されることができる。
【0038】
本発明は、論理1と0に、符号化、復号化することに関して主に記述されているが、本発明は、また、2以上のデータ状態が符号化される多状態通信を実施するのにも使用することができる。単一の超線形積分回路および他の復号回路は、ちさな変形をすることによりまたは変形をしないで、パルス幅変調されたまたは周波数変調された信号の一方を復号するのに使用されることができる。復号回路、積分回路、電流発生器回路のような用語は、信号を復号する目的のために、符号化された信号中で遷移を検出するタイプの遷移検出回路に全て使用されることができる。
【0039】
本発明は、好ましい実施例を参照して説明されたけれど、当業者は、本発明の精神を逸脱しない範囲で変形できることを認識すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の通信技術と回路を使用するプロセス制御送信機の1タイプの簡略化されたブロック図である。
【図3】 図2に示された方法で符号化されたシリアルデータストリームを復号するのに使用する復号化回路の回路図である。
【図4】 図3の回路のための、また本発明によるシリアル通信の好ましい方法のためのタイミング図である。
【図7】 シリアルデータストリームを符号化する時に使用する符号化回路の図である。
【符号の説明】
12…2線ループ、20,25…アイソレータ、21制御レジスタ、23,30…変調器、26…センサ、28…信号変換回路、31,100…復調器、32…マイクロプロセッサ、33…デジタル信号処理回路、34…入力/出力(I/O)回路、102…電流発生器、104…基準電流発生器、106…エッジトリガ比較器、108…出力回路、110…相互コンダクタンス増幅器、118…トラック/ホールド回路、502…積分回路

Claims (22)

  1. 周波数符号化された信号を、少なくとも二データ状態に復号する復号回路において、
    該回路は、
    半周期の終りにおける積分値を提供するために、信号の半周期の間信号を積分し、時間tの関数y=mt x (xは1以上の値)の応答を行う超線形積分器と、
    基準値発生器と、
    前記積分器と基準値発生器に結合され、他の半周期の間積分値を基準値と比較し、データ状態を示す出力を提供する比較器とからなる復号回路。
  2. 前記積分器は、時間の関数として指数応答をもつ超線形積分器である請求項1の復号回路。
  3. 前記基準値発生器は積分器に結合され、かつスイッチによって選択的に制御される乗算器を含み、該乗算器は前の積分値と関連付けられた前のデータ状態の関数として、前の積分値に1以上または1以下の一方の要素を選択的に乗算することにより基準値を発生する請求項1の復号回路。
  4. 前記積分器は、前記積分値を提供する相互コンダクタンス増幅器を含む請求項3の復号回路。
  5. さらに、前記相互コンダクタンス増幅器の出力と比較器の間、および相互コンダクタンス増幅器の出力と乗算器の間に結合されたトラック/ホールド装置を含み、該トラック/ホールド装置は積分値を受取り、他の半周期の間該積分値を維持する請求項4の復号回路。
  6. さらに、前記トラック/ホールド装置と乗算器の間に結合された電流遅延セルを含み、該電流遅延セルは他の半周期の間積分値を受取りおよび蓄積し、他の半周期の間前の積分値を該乗算器に提供する請求項5の復号回路。
  7. 前記積分器、相互コンダクタンス増幅器、トラック/ホールド装置、電流遅延セル、および比較器が、MOS装置である請求項6の復号回路。
  8. 前記乗算器が前の積分値と関連付けられた前のデータ状態の関数として、前の積分値に、約1.5または約0.75の要素を選択的に乗算するように、前記スイッチが制御される請求項3の復号回路。
  9. 前記積分値は最大の積分値または最小の積分値の一方に等しく、1より大きい要素および1より小さい要素は、最小の積分値と乗算される1より大きい要素が最大の積分値と乗算される1より小さい要素にほぼ等しくなるように選択される請求項3の復号回路。
  10. 第1の筐体の中に置かれたセンサー回路、
    第2の筐体の中に置かれ、プロセス制御ループに結合され、該プロセス制御ループを越えてプロセスに関するデータを伝送する測定回路、
    および、分離障壁を含み、前記センサー回路と測定回路の間に符号化された信号を運ぶ伝送ラインであり、第1の周期をもつ1サイクルの符号化された信号が第1のデータビット状態を示し、該第1の周期と異なる第2の周期をもつ1サイクルの符号化された信号が第2のデータビット状態を示す伝送ラインからなるプロセス制御装置であって、
    前記センサー回路はさらに復号回路を含み、該復号回路は、
    第1のサイクルの間符号化された信号の第1の遷移を検知し、初期の検出信号値から第1の方向に変化する検出信号を応答的に発生し、第1のサイクルの間符号化された信号の第1の遷移に続く第1のサイクルの間符号化された信号の第2の遷移を検出し、第2の遷移の検出の際に、検出信号が終期の検出信号値に到達するようにする該遷移検出回路、
    第2の遷移の検出に続く時間に、終期の検出信号値をしきい値と比較する該遷移検出回路に結合された比較回路、
    および、もし終期の検出信号値が前記しきい値より大きいならば第1のタイプの第1データビットを提供し、もし終期の検出信号値が前記しきい値より小さいならば第2のタイプの第1データビットを提供する比較回路に結合された出力回路とを含むプロセス制御装置。
  11. 符号化された信号は、第1の周期をもつ50%デューティサイクルの信号と、第2の周期をもつ50%デューティサイクルの信号である請求項10のプロセス制御装置。
  12. 第1および第2の周期の一方が、実質的に、第1および第2の周期の他方の2倍である請求項11のプロセス制御装置。
  13. 前記遷移検出回路は入力として前記符号化された信号を受信し、符号化された信号の個々の半サイクルの間符号化された信号を積分し、符号化された信号の個々のサイクルの間符号化された信号の周期を示す積分出力信号を応答として提供する積分回路を含む請求項11のプロセス制御装置。
  14. 前記積分回路が、積分出力信号を関係式y=mt x (xは1以上の値)を用いる時間の関数として積分出力信号を提供する超線形積分回路を含む請求項13のプロセス制御装置。
  15. 前記積分回路は電流信号の形式で積分出力信号を提供し、前記しきい値はしきい電流値であり、前記比較回路は積分出力信号を前記しきい電流値と比較する電流比較回路を含む請求項13のプロセス制御装置。
  16. センサー回路、
    プロセス制御回路に結合され、プロセス制御ループにデータを送受信し、該プロセス制御ループから電力を受ける測定回路、
    該センサー回路と測定回路の間に結合され、センサー回路を測定回路から電気的に分離する障壁(barrier) を含むプロセス制御装置であって、
    該センサー回路と測定回路の一方がさらに前記障壁に結合された符号化回路を含み、該符号化回路は、データを、該障壁を経て伝送される50%デューティサイクルに符号化し、第1の周期をもつ50%デューティサイクルのサイクルは第1のデータ状態ビットの伝送を示し、第1の周期とは異なる第2の周期をもつ50%デューティサイクルのサイクルは第2のデータ状態ビットの伝送を示し、 前記センサー回路と測定回路の他方が前記障壁に結合された復号回路を含み、該復号回路が前記障壁を経て50%デューティサイクルの信号を受信し、該50%デューティサイクルの信号からデータを抽出するプロセス制御装置。
  17. 前記第1および第2の周期の一方が、実質的に、該第1および第2の周期の他方の2倍である請求項16のプロセス制御装置。
  18. 前記復号回路が、
    入力として50%デューティサイクルの信号を受信し、該50%デューティサイクルの信号の個々のサイクルの間該50%デューティサイクルの信号を積分し、該50%デューティサイクルの信号の個々のサイクルの間該50%デューティサイクルの信号の周期を示す積分出力信号を提供する積分回路と、
    基準信号を発生する基準信号発生回路と、
    入力として前記積分出力信号と基準信号を受信し、その応答として比較器出力信号を提供し、前記50%デューティサイクルの信号と関連付けられた比較器出力信号が50%デューティサイクル信号のサイクルで表されたデータ状態を示す比較器回路とを含む請求項16のプロセス制御装置。
  19. 前記積分回路は、積分出力信号を、50%デューティサイクルの信号の超線形関数として提供する超線形積分回路を含む請求項18のプロセス制御装置。
  20. 前記積分回路は、積分出力信号を、電流信号の形式で提供し、前記基準信号発生回路は基準信号を電流信号の形式で発生し、前記比較器回路は電流比較回路を含む請求項18のプロセス制御装置。
  21. 前記障壁はトランスを含む請求項16のプロセス制御装置。
  22. 符号化された信号を復号する方法において、
    該方法は、
    符号化された信号の第1のビットを受信し、
    符号化された信号の第1のビットと関連付けられた第1の積分信号を提供するために、超線形積分器で符号化された信号の第1のビットを積分し、
    もし、前のビットが第1の値をもつなら、第1の積分信号の前の値に1より大きい値を乗算することによって、またもし前のビットが第2の値をもつなら、第1の積分信号の前の値に1より小さい値を乗算することによって、符号化された信号の前のビットと関連付けられた第1の積分信号の前の値の関数として第1の基準信号を提供し、
    第1の積分信号を第1の基準信号と比較し、該比較に基づいて出力信号の第1のビットを提供し、該出力信号の第1のビットが符号化された信号の第1のビットに符号化された情報を示すことを含む方法。
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